2018年09月24日

今週の仮面ライダージオウ「第4話 ノーコンティニュー2016」

 エグゼイド編の後半となる第4話。
「この本によれば普通の高校生、常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は、クリアできないゲームをやった人々が意識不明になるという怪事件を追う中で仮面ライダーエグゼイドが事件の鍵を握っていることに気づく。そして常磐ソウゴはついに宝生永夢に出会い、エグゼイドの力を・・・。」
またちょっとだけ言い過ぎると、ニヤリと笑ってそこで止めました。

 レベル2でありながら、それぞれビルドアーマーとドライブアーマーのジオウとゲイツを圧倒するエグゼイド。
と思ったら、そこで三者が一様に停止。
 現れたのはタイムジャッカーのオーラ。
「タイムジャッカー・・・!」
「えっ?」
「煩わせないでよ。もう一回やり直すしかないじゃない。」
オーラは変身が解けた男性からアナザーエグゼイドのウォッチを抜き出すと再起動。
「エグゼイド!」
「それじゃあね。」
ウォッチを男性の体に戻すと、時間の停止を解除。男性は再びアナザーエグゼイドへと変貌し、同時に永夢の変身が解けてしまいました。
 アナザーエグゼイドはゲームエリアから姿を消し、これにより3人もゲームエリアから追い出される事に。
「大丈夫?」
ツクヨミも出てきて、ジオウ組3人が永夢の前に揃いましたが
「君たちは・・・誰?」
アナザーライダーが健在なことで、永夢はライダーなど知らないという事になったようです。
よく見ると聴診器もゲームスコープではなく、ごく普通のものになっています。

 この永夢は先程の殺気はなく、それどころかやはり何も覚えていないようです。
「エグゼイド・・・?何それ。」
「やっぱり、覚えてないんだ。自分がライダーだってこと。」
「アナザーライダーが復活すると歴史が書き換わるのかも・・・。」
ビルドの時同様、アナザーライダーが出現した時点でそれより未来のライダーはライダーではなくなり、アナザーライダーを倒すことで一時的にその影響を取り除けるようです。
「それより、君たちはどうして僕を追ってきたの?」
「もちろん、意識不明になっている被害者を助けるため。」
「そうか・・・。」
「あんたもだよね?俺たちに協力してくれないかな?」
「見ただろう?あのアナザーライダー。奴を倒せば全てが解決するんだ。」
ライダーではなく、いち関係者として協力を求めるソウゴらですが
「君たちはこの件から手を引いてくれ。」
即座に関与をやめるよう要求されてしまいました。
「えっ?」
「僕のやるべき事は、君たちとは根本的に違うから。」
あくまで医者であって怪物退治は仕事ではないというのか、それとも。

 クジゴジ堂に戻った3人。
「何なの?あの人。協力どころか私達の邪魔をするなんて・・・。」
「とにかく、あいつに頼ってても埒が明かない。2016年に行って俺がアナザーエグゼイドを倒す。」
単身2016年に向かおうとするゲイツ。ソウゴもついて行こうとしますが、
「ああ・・・?ちょっと待って!」
「ジオウ。お前はこれ以上首を突っ込むな。」
思い切り突き放されています。
 ツクヨミがフォローするには、
「ごめんね。ゲイツも、今のソウゴを憎んでる訳じゃないの。ただ・・・この間、ソウゴがゲイツに言ったでしょ?」
「目の前の困ってる人や友達を放っておける訳ないだろ?そういう気持ち、ゲイツにはないの?」
という言葉が悪い方向に作用しているようです。
「私にもゲイツにも、助けたかった仲間や人々がいた。でも、助けられなかった。みんな、オーマジオウを倒して未来を変えようとしたけど、志を果たせず倒れたの。」
「未来の俺が・・・。」
「そう。死んでいった仲間を思えば、今目の前にいるソウゴはゲイツにとって倒すべき敵でしかない。」
だからこそ一緒に戦う、それもオーマジオウへと近づくような事はさせられないという。
「そっか・・・。じゃあツクヨミも、今の俺を倒すべき敵として見てるの?」
そう聞かれると、ツクヨミは自分でも戸惑っているといった様子で
「分からない・・・。でも、少なくとも今のソウゴが魔王にならないように導きたい。そう思ってる。」
自分たちだけでなく、ソウゴの未来も変えたいという思いを伝えました。
「・・・そっか。」
それを聞いたソウゴは、どこかしみじみと満足げな顔。

 赤いタイムマジーンで2016年に飛んだゲイツ。そこは・・・
「マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション!X!」
「マイティ・クリティカルフィニッシュ!」
エグゼイド・レベル2がまさにバグスターと戦っているところ。つまりアナザーライダーが出るより前という事ですね。
「仮面ライダーエグゼイド・・・。」
さらに、戦っているのはアランブラであり、同時に必殺技を繰り出すブレイブの姿も。
「タドル・クリティカルフィニッシュ!」
「ゲームクリア!」
この2人が同時必殺技でアランブラを倒した回、というと第2話の時間でしょうか。
 すると、オペを終えたブレイブとエグゼイドがタイムマジーンの接近に気付き、
「あっ・・・。」
「何だこりゃ?」
その前に降り立って、歴史に本格的に介入していくこととなりました。

 病院内で事情を説明すると、
「えっ!?未来人?」
「お前らから見たらな。歴史を変えようとする連中がいる。そのせいで、お前らの持つライダーの力が消えることになる。」
「それを忠告しに来てくれたってこと?」
「お前に異変があるまで待たせてもらうぞ。それがアナザーライダーの現れるサインだ。」
すると飛彩は、
「くだらない。未来だの歴史だの、バカな話で俺の時間を無駄にさせるな。」
2018年では割と協力的だったのですが、今は冷たいです。まあ、この頃はまだ永夢ともあまり良い関係ではありませんでしたからね・・・。
「冷たい奴だな。」
「あなたも似たようなもんですけど。」
えっ、という様子のゲイツ。自分の言いたいことだけ言ってるのはゲイツも同じでした。

 なんてことをやっている間に、アナザーエグゼイド誕生の時を迎えます。
ストレッチャーで運ばれていく少年と、それに付きそう父親。
「ケイスケ、大丈夫か!?」
「苦しいよ・・・助けて、お父さん・・・。」
ここで時間が止まり、オーラが登場。
「えっ・・・?何が起こってるんだ!?」
「私はタイムジャッカーのオーラ。あなたに、ちょっとだけ悪い知らせと、めちゃくちゃいい知らせがあるの。」
前回はここまででしたが、今回はその続きが。
「この子の心臓は、もう長くは持たない。」
「えっ・・・?」
「見たらわかるでしょ。」
いや医者でもなかなか分からないと思いますが・・・。
「ケイスケが・・・?」
「これが、ちょっとだけ悪い知らせ。ただ。私と契約すればこの子供の命は助けることができる。これが、めちゃくちゃいい知らせ。どうする?」
またしても、命の懸かった有無を言わさぬ場面で契約を持ちかけるのがタイムジャッカーのやり口のようです。
 当然、これを飲む父親。
「いい子。」
「エグゼイド!」
ブランクからアナザーエグゼイドのライドウォッチを精製すると、これを父親に装填しアナザーエグゼイドへと変貌させてしまったというのが発端でした。
「今日から、あなたが仮面ライダーエグゼイドね。」

 これにより、即座に永夢に異変が生じます。
「何だ?」
ゲイツもこれを見逃しません。
「始まったか!」
が、永夢を見張るために小児科にいたのが運の尽きと言うか、妙な服やライドウォッチのせいで子供らにまとわり付かれています。

 早くも、例のゲームをプレイする若者に目をつけたアナザーエグゼイド。
ゲイツはバイクで急行し、一気に片をつけようとします。
「食らえ!」
「タイムバースト!」
バイクを回転させたりとたびたび体当たりを仕掛け、アナザーエグゼイドを撃破。
が、倒したと思ったそばから復活。ビルドの時とは違い、また来るというよりは回復という感じです。
「何だと!?」
現代ならともかく、発生した時間のごく近くにまで遡っても倒せないとは一体・・・?

 ゲイツは、この事をすぐにツクヨミに連絡。
「どういう事?アナザーエグゼイドが生まれた2016年に行けば倒せるんじゃないの?」
「どうすれば奴を倒せるか、ツクヨミも分かる範囲で調べてくれ!」
もはや情報頼みですが、今は被害が拡大しないよう戦い続ける他ありません。
 ここでソウゴの頭に思い出されるのは、
「永夢のやるべき事って何だろう?」
という点。

 2018年、その永夢はアナザーエグゼイドのゲームエリアに呼ばれ
「もうやめてください、飯田さん。目を覚ましてください!今、ケイスケくんが必要なのは、あなたがそばにいる事なんです。」
トゥルー・エンディングを思い起こさせる台詞。
この言葉に、アナザーエグゼイドは変身を解きますが
「じゃあ何か?ケイスケが死ぬのを、指をくわえて見ていろって言うのか!?」
永夢の胸ぐらを掴み、突き飛ばす父・飯島。
「医者が救ってくれないなら、俺が救うしかない。邪魔をするな。」
再び凶行に走ろうとする飯島ですが、これに異議を唱えるソウゴ。
「邪魔なんてしてないと思う!」
「君は・・・。なぜ?」
「もう一度調べさせてもらった。そして分かったんだ。今回の事件の被害者には、ゲーム以外にもう1つ共通点があった。小柄な若者に限られている事・・・それはつまり、臓器のサイズが同じ人だけが選ばれてるってことを意味する。」
 さらに、飛彩に病状についても確認したところ、
「突発性拡張型心筋症。もう一年早くうちに転院してくれば、俺が鏡式バチスタ手術変法で治せただろう。しかしここまで病状が進行しては、臓器移植すら困難な状況だ。」
時を経てなお天才外科医ぶりに磨きのかかった飛彩をして、半ばさじを投げさせるという難病。
「父親は、あの子の心臓のサイズに合ったドナーを集めるために、アナザーライダーの力を使ってこのゲームを生んだ。そして永夢は、あの子に生きる力を取り戻してもらうため、父親を連れ戻そうとしてるんじゃないか?」
 という名推理。
「よく分かったね。」
「似た人を知ってるから。」
と、ツクヨミに目をやるソウゴ。
「倒さなきゃいけない相手なのに、その相手のことを救おうとしてる人をね。」
「少なくとも、今のソウゴが魔王にならないように導きたい。」
最悪の事態を避けるために導くと言うのは救済も同じ。
「それに、助けたい人を助けるため必死になってるのはここにいるみんなの共通点だから。だから、あんたの気持ちもわかる。けど、他の人を犠牲にするのは違う!」
 真っ向から正論をぶつけるソウゴ。しかし、
「うるさい!うるさいうるさい!こんな事してる間に、ケイスケは死に近づいてる!あの子には時間がないんだ。」
「エグゼイド!」
「飯田さん!」
説得もむなしく、飯田は再びアナザーエグゼイドに変貌し、ゲームエリアへ。
 失意の永夢に、ソウゴは
「永夢が全部を背負う必要はないよ。患者を救うのは医者に任せた!アナザーライダーは・・・あの子の父親は俺に任せてくれ。俺、王様になりたいからさ。民を救うのって王様の役目だろ?」
 いきなり妙な夢が飛び出し、何を言っているんだという目をした永夢ですが
「そっか・・・。」
この言葉に納得したのか、ポケットからエグゼイドのライドウォッチを取り出すと
「ライドウォッチ・・・!」
「何で持っていたのか分かんないんだ。でも、持ち主が現れた時、返そうと思っていた。多分、それが君だ。」
どうやってブランクのウォッチを手にしていたのか、経緯は謎ですがその持ち主がソウゴであると確信。
「飯田さんを頼む。」
「なんか・・・行ける気がする!」
自信を得て、いざタイムマジーンで2016年へ。
「タイムマジーン!」
「行くぞ!」
と思ったら、思わぬ相手・・・ゴーストのキャプテンゴーストに妨害を受けます。
 こちらもロボットに変形。操っているのはウール。
「うわっ!邪魔する気か?だったらこっちもだ!」
タイムマジーン内で変身。
「ジクウドライバー!」
「変身!」
「ジオウ!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
中のジオウが変身することで、タイムマジーンは巡航モードからロボットモードへと変形。
 ロボット同士の戦いは途中までは互角だったものの、中身が変身しているせいなのか最終的にジオウのタイムマジーンがオーラを圧倒。動きを止めたところで、気を取り直してゲートへと突入します。
「なかなかやるね・・・さすがジオウだ。」
負けたのに口が減りません。

後半は追記へ。  続きを読む

Posted by jerid_and_me at 21:35Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月17日

今週の仮面ライダージオウ「第3話 ドクターゲーマー2018」

前回はエグゼイド編という事で、その力を受け継いだソウゴという話でした。
あらすじ紹介はやはりウォズ。逢魔降臨暦を開き、
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は、2017年の時空にてアナザービルドを倒すことに成功。そしてビルドの力を奪い、仮面ライダービルドがいない歴史に変えたのだ。魔王へ続く偉大なる道を歩みだした常磐ソウゴに、天才ゲーマーMが・・・おっと失礼。ここから先は、まだ皆さんには未来の出来事でしたね。」
 この喋り、なんか既視感があると思ったらエルシャダイのPVですね。何年か前にちょっと流行ったやつ。

 その日も一番最後に起きてきたソウゴ。
朝食の席には、早くもゲイツとツクヨミが。
「おはよう。」
「おはよう・・・。」
人並みのあいさつをするツクヨミとガン無視のゲイツ。ここにもスタンスの違いが出ています。
 とりあえず自分の分のトーストを焼き、バターを塗ろう・・・とした所でバターナイフが手近にないことに気付きます。あたりを見回すと、目的のそれはゲイツの前に。
「バターナイフ、取ってくれるかな?」
するとゲイツはソウゴのトーストを射抜き、さらにそばの柱に突き刺さる勢いで投げて
「どうぞ。」
「・・・恐縮です。」
流石と言うか、戦闘力が高いです。
それもまともなナイフではなくバターナイフなのに、引っ張ってもなかなか抜けないほどの刺さりよう。
やっと抜けたところで転げかかっているところに順一郎が出てきて
「おお、ソウゴくん踊ってるね。でも、バターは座って塗ろうね。」
「はい・・・。」
この余裕と言うか大物感と言うか。
「コーヒー入ってるからね。今日の豆はブラジルサントス。」
「へえ・・・。」
と言いながら早速コーヒーを口にすると、
「ちょっと冷めてる。」
「ゆっくり寝てるからだよ!時間は待ってくれないよ。」
ソウゴ、時間にルーズなのか朝が弱いのか。性格を占う大事なポイントです。
「あっ、それはそうと今日からゲイツくんとツクヨミちゃんも学校行くそうだから。」
「学校?えっ!?ふたりとも歳いくつ?」
「私もゲイツも18歳。」
「同い年だったんだ・・・。」
しっかりしているのでそうは見えませんでしたが、ツクヨミもゲイツも18で、奇しくもこの時間のソウゴと同い年でした。
「じゃーん!はい、これみんなのお弁当。今日も一日がんばって!」
「張り切りすぎ。えっ?おお・・・。」
居候も含め3人分の朝食とお弁当を用意する面倒見のよさ。黙って受け取る2人もかなり気合が入った顔です。

 最初の作戦に失敗したタイムジャッカーのウールはと言うと、特に意味もなく街の人々の時間を止めて移動中。そこで、タイムジャッカーのもう1人と遭遇。
「ダメだったみたいじゃない?ウールが擁立しようとした仮面ライダービルド。」
「・・・ちょっと邪魔が入ってね。」
早速失敗を指摘され、ばつが悪そうなウール。
「邪魔って・・・誰に?」
「ジオウだ。」
「わざわざ来たの?ホント面倒くさいジジイ。」
「そっちじゃない。2018年の若いジオウ。まだ化け物じみた強さじゃないけど、気をつけるんだね。オーラも新しい時の王者の候補を探してるんだろ?」
「ご心配なく。私は私で、とっておきを仕込み済みだから。」
その辺で泊まっている子供の風車を取り、吹いて回してみせる2人めのタイムジャッカー・オーラ。

 風車だからといってダブル編ではなく、次なる舞台は2016年。回っているのはストレッチャーの車輪。
救急車に運び込まれていくのは少年。これを見た近所の少年らは
「あれ、ケイスケじゃね?」
「えっ、何かあったのかな?」
運ばれていくケイスケ少年に付きそうのはその父親。
「ケイスケ、大丈夫か?」
「苦しいよ・・・。助けて、お父さん・・・。」
その時、父親以外の時間が停止。そこで現れるのがタイムジャッカー。
「えっ・・・?誰だあんた?何が起こってるんだ!?」
「私はタイムジャッカーのオーラ。あなたに、ちょっとだけ悪い知らせと、めちゃくちゃいい知らせがあるの。」
その内容は今は明かされはしませんが、おそらくケイスケ少年が本来の歴史では・・・という話と、アナザーライダーになって歴史を覆せばそれが変わるという話でしょうね。
 父親はアナザーエグゼイドへと変貌。
「エグゼイド!」

 いつものように投稿するソウゴ・・・ですが、その背後にはツクヨミとゲイツも。
「まさか、俺と同じ学校に編入するとは思わなかったよ。」
同じ制服ではありますが、それぞれ謎アーマーと謎マントは相変わらず着用中。これは目立つ・・・。
「本当に通学する訳ないだろう。めでたい奴だ。」
「違うの?」
「私達が未来から来たって言っても、ここでは説得力に欠けるでしょ?高校生って事にしといた方が活動しやすいと思ってね。」
「活動・・・?」
「忘れるな。俺はお前を消しに来たんだ。今はお前がオーマジオウとなる確信を掴むまで、見張ってるに過ぎない。」
「そのために制服まで用意して・・・大変だね。」
なんか哀れみの目を向けられて
「今すぐ倒してやってもいいんだぞ。」
言ってることは物騒ですが、ほっぺを握る様子が何とも微笑ましい。
「はいはい、そこまで。とりあえず、ソウゴはいつも通りに生活してくれればいいから。」
ツクヨミはゲイツと比べるとだいぶ態度が柔らかいのですが、行動指針は同じなんですよね・・・。

 いざ授業が始まってみると、ソウゴの授業を隠れて(隠れているつもりで)監視している2人。
「いつも通りって言ったって・・・。」
すごく面白い事になっています。意味があるのか分からないオペラグラスで見張るツクヨミに、そのマントに隠れるゲイツ。
 職員室に顔を出しても、
「日直ノート持ってきました。」
「おう。」
職員室の窓に貼り付いています。誰も気が付かないもんでしょうか・・・?
 更にトイレに入ると、個室で待ち伏せしていたり。監視と言うかストーカーすぎる・・・。
そっと扉を閉じ、別のトイレに向かうソウゴ。しかも追ってくる。
 極めつけは、屋上でお弁当でもと思ったら、さらに上で先に始めつつ監視している2人。ツクヨミはやたらエンジョイしていますし。
こうなると、流石にソウゴも
「あっ、あれは!」
虚空を指さして注意を逸らすと、屋上から離脱。
「いない!?」
「しまった・・・!」
このポンコツぶりが好きです。

 そうしてソウゴが向かったのは、体育用具の倉庫。
「弁当ぐらい落ち着いて食べさせてよ、全く・・・。」
流石にここなら無人だろう、と思っていたらまさかの先客が。
「うわぁ!?」
「うおっ!?・・・って常磐か。驚かせんなよ。」
そこにいたのはクラスメイトの小和田。
「あれ?小和田、今日授業いた?もしかしてサボり?」
「これ、やってんだよ。まだ誰もクリアした事のない無理ゲー。」
「へえ〜。」
「もう少しでクリアできるんだけど、ここで終われっかよ。」
手にしているのは見覚えのあるゲーム機・・・と言うか、思いっきり幻夢コーポレーションのロゴが入っていますし、ゲーム画面はマイティアクションXの色違い。
「ふーん、小和田ゲーム得意なんだ。王室のコンピューターセキュリティは君に頼んだ!」
「王室って・・・。常磐、お前まだそんな事言ってんの?」
「うん。」
3年生ともなると、クラスメイトもすっかり慣れたという反応です。
 ここで、外から教師の声が。
「おーい、誰かいるのか?」
「やっべ!4限サボってたのバレる!」
うろたえる小和田ですが、ソウゴは
「よし、ここでじっとしてなさい。」
ひとり表に出ると
「常磐か!お前だけか?」
「そうです。ぼっち弁当しようとしてました。」
「用事もないのに、倉庫の中入っちゃダメだって言ってるだろ。あとで職員室来い。」
「はい。」
呼び出しを食らう羽目になりましたが、倉庫に戻ると
「災いは去った!」
「悪いな、嘘までつかせて。」
「嘘は言ってない。あとは存分にゲームに励みなさい。」
ぼっち弁当は事実。プレイを眺めながら食事にしようかと思ったその瞬間、小和田のゲーム画面に異変が。
 強い光が放たれると、そこへ突如アナザーエグゼイドが出現。
小和田を捕まえ、頭に手をかざすと小和田はすぐに意識を失ってしまいました。
「小和田?小和田に何をした!?こいつ・・・この間のアナザービルドの仲間か?」
アナザーライダーとわかると、ソウゴはすぐに変身の体勢へ。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
体育倉庫狭しと戦闘開始・・・と思ったら、次の瞬間には姿を消しているアナザーエグゼイド。
「いない・・・?おい、おい小和田!大丈夫か?小和田!」
倒れた小和田は一向に目を覚まさず、そこへ追いついてきたゲイツら。(弁当片手に)
「ここにいたか。」
「小和田!」
「どうしたの?」
「アナザーライダーだ・・・!」

 ともかくも、倒れた小和田を病院へ連れて行きますが
「また同じ症状か・・・。」
「また、ってどういう事ですか?」
「最近、彼のように突然意識不明になってしまう症状の患者が多いんだ。原因も分からなくて、処置ができずに困ってるんだよ。」
小和田のような症状の患者がここのところ多いという。ビルドに続き、こちらもかなり被害がえげつないですね・・・。
「あれは病気なんかじゃない。小和田も、他の患者さんたちもあのアナザーライダーにやられたんだ。早く捜さないと、次の被害者が出る。」
「捜さないと、って・・・どうやって?」
「手当たり次第。走り回ってでもやるしかない!」
早速、対策に乗り出そうとするソウゴ。
 しかしゲイツは、
「待て。お前はこれ以上、この事件に関わるな。」
と何故かソウゴを止めます。
 と言うのも、
「アナザーライダーを追えば、お前がジオウの力を使い、また過去のライダーの力を奪う可能性が出てくる。」
「奪うって、そんなつもりは・・・!」
「お前がビルドの力を得てビルドが消え、オーマジオウへの道を歩み始めた。それが事実だ。とにかく関わるな。」
このままアナザーエグゼイドの事件に関わり続ければ、またそれを倒してエグゼイドの力を奪う=オーマジオウにまた一歩近づくと考えての事。
 ところが、これで引くソウゴでもないようで。
「そういう訳には行かないよ!眼の前の困ってる人や友達を放っておける訳ないだろ?そういう気持ち、ゲイツにないの?」
そう言われてゲイツが思い出すのは、オーマジオウとの戦いの中で倒れた仲間たちの事。
「あるさ・・・感情を枯らすほどにな!」
いくら今の時間のソウゴとは因果関係とは薄いとはいえ、その点については冷静になれません。
 ゲイツに胸ぐらを捕まれ、小和田のゲーム機を落としたソウゴ。
これを拾うとき、異変の始まりはこのゲームにあったことを思い出しました。
「もしかして、このゲームが関係してるのかも。」
そこに気づいたは良いのですが
「とはいえ、どうなってるんだろう?」
ゲーム機からアナザーエグゼイドが突如出現した、とは言ってもゲーム機自体は普通に出回っているそれのようです。
 すると、ツクヨミが手持ちのタブレット端末で何やら怪しい都市伝説サイトを見つけました。
「見つけた!」
「えっ?」
「クリアできないゲーム。挑戦したプレイヤーは謎の呪いにかかり、まだ誰もクリアした者はいない。ネット上で、都市伝説みたいな噂になってるみたい。」
仮面ライダークロニクルの事でしょうか。
「やっぱり、このゲームがアナザーライダーにつながってるのか。よし、俺もやってみる!」
とプレイを開始したソウゴですが、その後はもう死にまくり。
「ゲームオーバー」
「オーバー」
「オーバー・・・」
聞き覚えのある音とともにゲームオーバーを連発。調査になっていません。
「またダメだ・・・全然うまくいかない。」
「もしかしてソウゴって・・・ゲーム苦手?」
「そうだけど、ツクヨミは?」
「手を使うゲームなんてやったことない。」
「未来すげえ・・・。」
どうやら、未来ではVRとかそんな感じで、今のようなコントローラーを使うゲームなんて流行らないんでしょうか。
 ここでゲイツからぽろりと嫌味が出ますが、かえってそれがヒントに。
「フン。だいたい、クリアできないゲームの謎を素人だけで暴こうとする方が無謀だろうが。」
「そっか!俺みたいな素人じゃなくて、ゲーマーを探せばいいんだ!ありがとう、ゲイツ。」
「助言したっ・・・!助言した訳じゃない!」
なんという分かりやすいツンデレ。
 すると、またしてもツクヨミがゲーマーの情報を探し当てました。
「見つけた。どんな無理ゲーでもクリアできそうな天才ゲーマー。」
「早っ!」
使っている端末の性能なのか、情報調査について非常に頼りになります。

 早速、近くのゲーセンを当たるソウゴ。
ツクヨミの調査によると、
「ゲームの天才、ハンドルネーム『M』本名不明。数々の大会で優勝。ただし、コンタクトは取れない・・・。」
やはり永夢の噂でしたが、既に表舞台から去って医者になっているのでは見つけようもありません。
「って、そんなの簡単に見つかる訳ないじゃないか!」
絶望していると、直後にすぐ近くで男性の悲鳴が。
 向かってみると、今まさにアナザーエグゼイドがプレイヤーを意識不明にする所でした。
「アナザーライダー!?」
しかし、やはりアナザーエグゼイドはすぐに姿を消してしまい、解決の糸口とはなりません。
 このタイミングで現れるウォズですが、
「やあ、わが魔王。」
「大丈夫ですか?しっかり!大丈夫ですか?」
緊急時につきガン無視。
「元気そうで何よりだ。」
「また出た。今、君に構ってる場合じゃないんだ。病院、救急車・・・。」
「病院か。この本によれば、聖都大学付属病院に連れて行く事になっている。」
「聖都大学付属病院・・・?」
多くの視聴者には聞き覚えのあるその名前。

 ともかくも救急車を呼んだようですが、搬送された先はウォズの情報通り聖都大学付属病院。
「また被害者が・・・。」
「うん。でも、何でこの病院なんだろう?」
すると、近くを通る看護師の噂話が聞こえてきました。
「聞いた?あの新米先生、今日も無断欠勤なんだって。」
「まさか、ゲームのやり過ぎとかじゃないでしょうね?ものすごいゲーム好きって噂じゃない、永夢先生。」
「M・・・?」
「ゲーム好き!?」
意外なところで話が繋がり、即座に食いつきます。
「すみません!あの・・・今、Mって言いましたよね?」
「ああ、永夢先生のこと?」
「もしかして・・・天才ゲーマーM?」
すると今度は聞き覚えのある声が。
「小児科医に何の用だ?」
振り向くと、数多くの医師や看護師を引き連れた飛彩の姿が。白い巨塔のような光景です。
「キャーッ!鏡先生!」
「天才外科医、鏡飛彩先生。カッコいいでしょ!?」
「カッコいいでしょ!?ねえ、カッコいいでしょ!?」
「見てる!目合った目合った!ああ〜!」
周りの看護師のほうが大興奮。
 彼女らを振り切り、前に出たツクヨミは
「あの・・・!私達、クリアできないゲームってのを追ってるんです。」
「何・・・?」
この言葉に、飛彩も反応。

 その後、飛彩に事情を聞くことに成功。
「うちの病院にも、原因が分からず意識不明となった患者が何人も入院している。小児科医もその原因を追っていた。」
その少し前に、
「クリアできないゲーム・・・?」
「はい。意識不明の患者たちはみんな、そのクリアできないゲームをプレイしていたんです。」
「ゲームと症状に因果関係があるという事か?」
「分かりません・・・。でも、プレイしてみる価値はあると思います。」
というやり取りがあったようです。
「その永夢とか言う医者が、この事件の鍵を握っているという事だな?」
ふと気づくと、事件に積極的に絡んでくるゲイツに対し、ツクヨミはニヤニヤしながら
「ゲイツ・・・いつの間にか前のめりになってるね。」
「違う!これはだな・・・!」
慌ててそっけないふりをしますが、やはり人の良さが隠せません。
「そう言えばさっきの看護師さん、永夢先生が無断欠勤って言ってたよね?」

 飛彩によれば、やはり永夢もまた行方不明。
アナザーライダーの出現によるものか、それとも。
 永夢のデスクには、謎のメッセージを記した付箋が。
「小児科医が行方不明になる前に残したメモだ。このゲームの手がかりかもしれん。使えるか?」
と、ソウゴではなくゲイツに手渡す飛彩。
「なぜ俺に?」
「なぜかは分からないが、お前たちには協力をしなければいけない気がする。」
2号ライダー同士の奇縁か、それともライダーは助け合いなのか。ともかくも、
「ありがとう!」
貴重な手がかりを入手しました。

 その付箋に書かれていたのは、
『unten unten oben oben rechts links rechts links zuletzt,alle tasten g0leichzeitig druck』
という英語とは違う言語。
「ウンテン、ウンテン、オベン、オベン・・・?レ・・・レッチュ?これ何語?」
「さあ・・・?」
皆目見当もつかないというソウゴとツクヨミに、ゲイツは
「ドイツ語だ。」
「ドイツ語?なんで?」
「日本の医療の共通言語だった時代の名残だ。」
「へえ〜・・・。」
「貸せ。」
またも前のめりになり、内容を見るとそれを流暢に読み
「どういう意味?」
「下下上上右左右左。」
どこかで見たようなコマンド。
「これって・・・キーの操作だ!」
早速ゲームを起動し、実践。
「下下。」
「下下・・・。」
「上上。」
「上上・・・。」
「右左右左。」
「右左右左・・・。」
「最後に、全てのキーを同時に押せ。」
すると、小和田のときと同様に画面がバグり、ゲームの進行が停止。
「スクロールが止まった。」
「いや、捕まえたんだ!」
さらに画面が発光。
「うわっ!何か・・・行けそうな気がする!」
すると、実際にゲームエリアへと行ってしまいました。
「うおーっ!」
「何!?」
座っていたベンチまで消え、尻もちをつくソウゴとゲイツですが、すぐに臨戦態勢に入るゲイツはやはり戦い慣れしていますね。
「ここは・・・?」
「もしかして、ゲームの中?すっげえ!」
「ゲームでもコンピューターでも、バックドアというものは存在する。永夢という奴はこれを探し続けていたんだろう。」
「はあ・・・。」
いちいち格好のつくゲイツ。レジスタンスでも精鋭だったのでしょうか。
 なんてやっていると、
「お出ましのようだ。」
アナザーエグゼイドが登場。やはり本拠はゲームの中のようです。
「招かざる客が来やがったって感じだな。」
やる気満々の2人ですが、
「わかってる?あいつをここで倒したところで、多分完全には消滅しない。」
「うん。でも倒さない事には、何も始まらない!」
2016年、発生直後に遡らないことには倒せない事は百も承知。事実、この行動が勝利に繋がったのがビルド編でした。
「ジクウドライバー!」
「ゲイツ!」
「ジオウ!」
「変身!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
協力して謎を追い、ダブル変身ってもうかなり仲間ですよね・・・。

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Posted by jerid_and_me at 22:34Comments(11) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月09日

今週の仮面ライダージオウ「第2話 ベストマッチ2017」

 まだまだ謎だらけという1話でしたが、今回も顔見せをしつつビルド編後半。
あらすじ紹介は逢魔降臨暦を手にしたウォズ。
「この本によれば、2018年9月、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には、魔王にして時の王者オーマジオウとなる未来が待っていた。それを未来から阻止しに来るゲイツとツクヨミ。しかし、常磐ソウゴは仮面ライダージオウの力を得る事を選び、アナザービルドを倒す。そしてジオウは仮面ライダービルドの力を奪い、魔王への第一歩を踏み出すのだった。」
・・・あれ、先週Cパート見逃した?となる内容でしたが、
「おっと、先まで読みすぎました。」
あらすじ紹介でネタバレするスタイル初めて見た。

 さて前回の続き。
ゴーストアーマーを装着したゲイツがジオウを襲撃。
「行くぞ、オーマジオウ!」
オレ、ムサシ、ニュートン、エジソン魂とともに一方的に攻撃。もはや数の暴力です。
「なんかヤバい気がする・・・!」
このままだと勝てない、という気配がムンムンと。
「この時代のお前に恨みはない。でも未来のためだ。」
「フィニッシュタイム!」
「ゴースト!」
「・・・消えてもらう。」
「オメガ・タイムバースト!」
いよいよジオウを始末しようとするゲイツ。英雄ゴーストの力を集めたキックを繰り出しますが、割って入ってキックを受け止めるのは黒いタイムマジーン。
「ツクヨミ!?」
「ジオウ、あなたは逃げなさい!」
ジオウを止めたいのはツクヨミも同じはずですが、ゲイツを止めてしまいました。
「分かった、でも・・・。」
どう逃げたものか、と狼狽えていた時、腕のホルダーに『バイク』のウォッチがあるのを発見。
「バイク・・・?なんか行けそうな気がする!」
ライドウォッチを起動して放り投げると、巨大化してバイクへと変形。これに跨って逃走するジオウ。免許持ってるんでしょうか・・・?
「させるか!待て!」
ゲイツも同様にバイクを起動し、ツクヨミのタイムマジーンをかわしジオウを追走します。
 やがて追いつかれ、妨害を受け急停止・・・かと思ったらそのまま後輪をスライドさせて180度方向転換して一気に距離を離すという高等テクニックを見せました。
そしてコーナーの先でバイクから飛び降り、バイクをウォッチに収納して身を隠すことでやり過ごすという・・・なかなか頭が切れますよ。
「どこだ・・・?」
まさか道から外れているとは思いもせず、まんまとジオウを見逃してしまいました。
 そこへ降り立つツクヨミ。
「どういうつもりだ!何で俺を止めた!?」
ゲイツのこの追及に対し、
「自分でも、よく分からない・・・。」
体が勝手に動いたというツクヨミ。ゲイツも深く糾弾はせず、
「次は止めるなよ。」
あまり強い口調でもありません。未来はともかく、いまなんの罪もない相手を殺すことにはまだ抵抗があるのでしょうか。

 アナザービルドを生み出した謎の少年も、ジオウの出現を確認。
「ジオウが生まれてしまったか。まあ、いいや。ここまでは想定の範囲内だ。」
大物ぶったセリフですが、これは後々想定を上回られるフラグですよね・・・。
 アナザービルドから戻った青年を起こし・・・まだ何か利用価値があるのでしょうか。

 どうにかゲイツから逃げおおせたソウゴ。
「はあ・・・えらい目に遭った。うわっ!?」
行く手にはまたウォズが。
「再びお目にかかれて光栄だよ。わが魔王。」
跪いてみせますが、ソウゴにしてみたら知らない不審者。
「って言うかお兄さん、誰?ツクヨミとゲイツの仲間?」
「私の名はウォズ。ツクヨミくんやゲイツくんと違い、私は君の協力者だ。この本によれば君はこの先、時の王者に即位するため覇道を歩む。しかしタイムジャッカーという者たちが君の即位を邪魔し、新たな王を擁立しようとしている。」

 そのタイムジャッカーである謎の少年・ウールは再びアナザービルドのライドウォッチを起動し、先程の青年を再びアナザービルドへと変身させています。 
倒したところで何度でも変身させられると言うのは厄介な・・・。

 つまるところ、未来の方針を巡っては三つ巴の争いとなっています。
「みんなで歴史を変えようとしてるの?」
「そう。正しい歴史を守ろうとしているのは私だけなんだ。君が無事、魔王への道を辿れるよう私が尽力する。」
そう宣言し、上着のフードをかぶると近くの寺から鐘の音が。それに一瞬気を取られた間に、ウォズはまた姿を消しています。
「あれ?またどっか行った。」
なんとも胡散臭い事ですが、果たして敵か味方か。

 ソウゴを捜すゲイツとツクヨミは、再び現れたアナザービルドがスポーツマンを襲う現場に遭遇。
「うわーっ!助けて!」
眼の前で、今度は野球選手がボトルに吸い込まれてしまいました。
「さっきの奴・・・何で!?倒したはずなのに。」
ボトルを回収するとバイザーと口が開く辺り、テンション上がってる戦兎みたいで雰囲気出てるなあ・・・。
「アナザーライダーか。タイムジャッカーがこの時代にも出没するとはな。放っておけ。俺たちは俺たちのすべき事をする。」
関わるまいとするゲイツですが、
「でも・・・!」
無辜の市民が襲われるのを見ると、やはり素通りはできませんでした。
「仕方ない。」
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
ゲイツは変身し、アナザービルドと戦闘開始。

 クジゴジ堂に戻ったソウゴの前に、またウォズが。
「うわっ!?またいた。」
「言い忘れてたけど、さっき君が倒したアナザービルドだけどね・・・。」
「アナザービルド?」
「失礼。仮面ライダービルドと言うべきかな。」
「仮面ライダービルド?」
聞いた名前。しかし、
「こいつは仮面ライダービルド。」
「桐生戦兎。」
こっちの方はもっとシュッとしていたはず・・・。
「いや、あれはビルドに似てたけどビルドじゃないよ。」
「タイムジャッカーが歴史を変えた。今はあれがビルドなんだ。」
「じゃあ、戦兎はどうなってるの?」
「さあね。ちなみに、魔王の君でもビルドを倒す事はできない。今、まさにゲイツくんが戦闘中だけどね。」
「何だって・・・?」
魔王をしても勝てない、と言いながら慌てる様子のないウォズ。つまり逢魔降臨暦にはビルドに対する勝利の法則が既に決まっているという事でしょうね。

 アナザービルドと戦うゲイツ。ジオウよりも戦闘経験は格段にあるはずが押されています。
「ゲイツ!どうなってるの?さっきよりも力が上がってる・・・。」
先程吸収した野球選手の能力でボールを投げつけるアナザービルド。万事休すという所でしたが、ここで割り込んだジオウ。
「ジカンギレード!」
「ケン!」
ボールを切り払い、一部を打ち返すというこれまたテクニカル。
「大丈夫か?」
さっきまで、自分を倒しに来ていたゲイツをわざわざ助けに来るという行動に、ゲイツもツクヨミも困惑しています。
「これが・・・あのオーマジオウ?私達の知ってるオーマジオウ?」
ジオウは早々と必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
するとなんとした事か、『キック』の字がアナザービルドを取り囲み、
「タイムブレイク!」
『キック』は最終的にジオウの右足裏に収まり、顔の『ライダー』と合わせてライダーキック。この発想はなかった。キック自体の動きは割とシンプルです。
 アナザービルドを再び撃破しましたが・・・すぐにまた出てきました。
ウールが何かしたにしてもこれは早すぎる。
「何!?」
「えっ?ダメか・・・。」
ウォズの言う通り、戦力云々よりも『倒せない』ようです。
 するとジオウは、踵を返し
「もしかして、本物のビルドなら・・・!ごめん、俺ちょっと行くとこあるから!」
「どこに行くの!?」
ゲイツとツクヨミにその場を任せ、離脱。

 そしてソウゴが向かったのは、2018年のナシタ。
問題の冷蔵庫を開け、地下に向かおうとするも普通の冷蔵庫になっています。
「あれ・・・?」
困惑していると、そこに戻ってきた戦兎と龍我。
「「ツナ義ーズ最高!!」」
「くぅ〜痺れましたな万丈氏!武道館初ライブ!はぁ・・・もう涙が9.8ニュートンで落ちまくりましたよ。」
「言ってる意味が分かりませんね、巧氏。」
ところが2人ともすっかりツナ義ーズファンに成り果て・・・って武道館?巧?
「とにかく、これはツナ義ーズの伝説の始まりでしかないから!夜は〜?
「「焼き肉っしょー!!」」
「クゥ〜ッ!」
武道館でこのコール&レスポンスやってるんでしょうか。世界改変されるたびに売れていくツナ義ーズ凄いな・・・と。
「戦兎?」
「誰・・・?」
「見たことねえ客だな。ここはツナ義ーズファンカフェだぜ。」
「俺、常磐ソウゴ。あの・・・ほら、おこがましい未来人の。ビルドとクローズに力を貸してほしいんだ!」
協力を訴えますが、2人はきょとんとした顔。
「ビルド・・・?」
「クローズ?」
「忘れちゃったの?」
そんな、戦いの果てに2人だけは覚えているラストとなったはずなのに・・・。

 ゲイツの方は、アナザービルド相手にまたも必殺技。
「フィニッシュタイム!」
するとその瞬間、胸を打ち抜かれるアナザービルドの映像が出現し、
「タイムバースト!」
顔の『らいだー』、足の『きっく』がその映像に向かって伸び、アナザービルドもその映像に強制的に寄せられる形で撃破されました。
ジオウに対し、こちらはかなりスタイリッシュで凝った感じの演出です。

 時を同じくして、戦兎(巧)と龍我のポケットの中にあったライドウォッチが反応。
「ウォッチ!何で持ってるの?」
さらに次の瞬間、さっきまで肩を組んでいたのが慌てて離れる2人。
「うわーっ!」
「気持ち悪い!」
「あっ!何だよこれ!?」
どうやら、我々の知っているベストマッチな奴らに戻ったようです。
「お前、確か未来から来た・・・。」
「うん、ソウゴ!思い出した?」
同時に、2人の手にしていたライドウォッチがそれぞれ本来の形を取り戻しました。
「クローズ!」
「ビルド!」
「何だよ、これ・・・?」
困惑する龍我をよそに、これを覚えている戦兎。
「覚えてるぞ・・・。」
それは、ビルドアーマーを装着するジオウの姿。しかしBe the oneで見たそれでもない。
 戦兎はおもむろにソウゴの手を取り、
「何?」
「こいつをお前に返す。過去の俺によろしくな。」
ビルドウォッチを譲渡。
「お前のも。」
「はあ?意味分かんねえよ。」
クローズウォッチも。

 そうして両名のライドウォッチを手にしたソウゴは、戦いに戻ろうとしますが、ここで引っかかるのが
「過去の俺によろしく・・・。そうか!」
アナザービルドとの戦いの方は、やはり何度倒しても再登場しており、ゲイツもかなり疲労困憊。
「きりがない。もしや・・・?」
こちらも何かに気付きつつあるようです。
 そこへ戻ってきたソウゴ。
「ジオウ!どこ行ってたの?」
「仮面ライダービルドの所。」
「ビルドだと?」
ウォズの言葉によれば、目の前にいるアナザービルドこそがビルド。
 ソウゴはゲイツにクローズライドウォッチを渡すと、そこには2017年と記されています。
「きっと俺たちは過去に行って戦ってるんだ。ビルドと一緒に。」
「2017年に行けば、アナザービルドを倒せるかもしれないという事か。」
2人はアナザービルドを一旦放って、大急ぎでタイムマジーンに搭乗。
「タイムマジーン!」
「時空転移システム・・・。」
「起動!」
「起動!」
向かう先は2017年。

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Posted by jerid_and_me at 22:10Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年09月03日

今週の仮面ライダージオウ「第1話 キングダム2068」

 いよいよ始まった平成ライダー第20作・・・いや、平成って括りでもなくなるんでしょうか?
開始一番、目に飛び込んできたのは歴代平成ライダーの像、そしてその真ん中にそびえ立つ『常磐ソウゴ初変身の像』。
その前に立つのはジオウの究極系・・・なのでしょうか?のオーマジオウ。
 そこへ、ゲリラ風の人々が武器を手に突っ込んできました。
「突撃!」
が、銃撃が効かないどころか届いてもいない有様。
代わりにオーマジオウの方は腕をかざした程度で周囲に爆発的なエネルギーを放出し、虫のように吹っ飛ばされる人々。
 爆発の炎に照らされる平成ライダー達の像。
ライダーは人を守るものののはずが、これらの像の前でライダーが人を一方的に蹂躙しているという異常な光景です。
 すると、今度は四方からミサイルが飛来するも、これも簡単に止めてしまいました。
それどころか1つ目の巨大ロボの大群までも押し寄せてきますが、これもちぎっては投げ、ちぎっては投げといった具合。とにかく圧倒的です。
 とうとう、ごく近い周囲の時間まで停止させてしまいました。
「お前たちに私を倒すのは不可能だ。何故か分かるか?」
さらに止まった人々やロボを黒い塵のように消滅させると・・・。
「ツクヨミ!」
ゲリラの男性の一人が、ツクヨミと呼ばれる少女を塹壕に突き落とした・・・と言う所で動画が終わりました。どうやらこれは記録。

 この映像を見せているのが、動画の中で間一髪助かったツクヨミ。
「これが50年後のあなた。最低、最悪の魔王。」
「俺が・・・この魔王に?」
動画を見せられているのが主人公、常磐ソウゴ。いきなり結果から見せていくスタイル。
 流石に受け入れがたく、
「ちょっと外の空気を・・・。」
表に出ると、何やら肩に滴る粘液に見上げてみると、そこにいたのは恐竜。滴っていたのは恐竜のヨダレでした。
 いきなり恐竜に追われて大ピンチ・・・という流れでOPへ。
「時代を駆け抜けた平成仮面ライダーたち。今、その力が未来へと受け継がれる。祝え!新たなる王の誕生を!」
OPはスタイリッシュ路線ながら、ISSA氏とAAAという平成ライダーそのものの布陣。
ラストで『仮面ライダー』のロゴが流れていくのが良いですね。響鬼で仮面ライダーというタイトルを捨てていたらできなかった演出です。

 話は少し前に遡り、
「2018年9月、この時から異変は既に始まっていたんだ。」
舞台は光ヶ森高校。今回は高校生主人公と、年齢が一気に下がりました。
 下校中のところ、走り込み中のクラスメイトらしい柔道部から話しかけられるソウゴ。
「おう常磐。聞いたぜ、進路指導の話。お前、ホントに王様になるなんて言ったんだって?」
「うん。」
「『俺、王様になる!』なんて今時、子供でも言わねえぞ。」
「真面目に考えて、王様しかないと思ってるんだけど・・・。」
真面目に考えて王様・・・今度の主人公はもしかしてかなりアレな人なんでしょうか。
「目ぇ覚ましてやる。」
いきなりぶん投げられるソウゴ。リュックを背負っていなければ危なかった。
「痛てて・・・。でも今の技エクセレント!王室のSPは君に頼んだ!」
全く響いていないのに呆れ果て、
「行くぞ。」
と後輩を連れて走り込みを続行。
 ソウゴも家に向かおうと自転車に向かうと、サドルの上にはいつの間にかブランクのライドウォッチが。
「何だ?これ・・・。」
当然、この段階では全く身に覚えがありません。すると持ち去るではなく、近くの目に付きやすいところにそっと置いて再び自転車を押し始めました
落とし物を勝手に拾わないというのは立派・・・なのでしょうか。
 すると、背後には謎の赤いロボがこっそり追ってきているという奇妙すぎる状況。
胸の『ろぼ』が余計に。

 ソウゴが帰り着いたのは、ひっそりと建っている時計店『クジゴジ堂』。
時計修理致します、の看板がなければレトロな民家そのものといった佇まいです。
 玄関を潜ると、以外にも修理の応対をしている店主・順一郎。
「部品換えれば済むと思いますので・・・。じゃあ、明後日また取りに来てください。」
「じゃあ、お願いします。」
「お預かりしまーす。」
やり取りが終わったのを見計らい、
「おじさん、ただいま。」
「あっ、おかえりソウゴくん。」
「今の、お客さん?」
「うん、昔使ってたラジオを直してほしいって。」
「ふーん・・・。」
「まあ、うちね。時計屋なんだけどね・・・。」
「相変わらず大変だね。」
苦笑する順一郎。
人の良さゆえか器用さゆえなのか、専門外の仕事も請け負うことがあるようです。
 すると、待ち構えていたかのように手にとったのは大学受験に向けた予備校の講習案内。
「ソウゴくん、受験どうするんだっけ?」
さりげないふりをして聞いてみますが、
「えっ?やらないよ。王様になるって言ってるでしょ。」
真顔でこんな返しをされると保護者としてはリアクションに困るでしょう。
「だよね〜、王様だよね〜。やっぱりソウゴくんは発想が違うなあ!」
そっと特別講習の申込書をゴミ箱へ。どうしたものか、といった顔です。

 順一郎の心配を他所に、自転車で出かけるソウゴ。
すると、そこへ近づく謎の男。行く手に立ちふさがると、
「おめでとう。」
「はっ?」」
「この本によれば、今日は君にとって特別な一日となる。」
という男が手にしているのは『逢魔降臨歴』というハードカバー本。逢魔・・・オーマジオウの事でしょうか。
 呆けているソウゴに、続けて
「ただし、赤いロボットには気を付けたほうがいい。」
「はあ・・・。」
適当に聞いていると、自転車のベルが勝手に鳴動。それに視線を落とした一瞬の間に男は目の前から姿を消していました。
「えっ?」
辺りを見回していると、噂をすれば早速赤いロボが出現。
「タイムマジーン!」
「うわっ!えっ・・・何?ロボ・・・?」
赤いタイムマジーンはいきなりソウゴを狙い、明らかに殺意が感じられます。
「やっと見つけたぞ。オーマジオウ!」
彼もまた、ソウゴがオーマジオウになると知る未来人。明光院ゲイツ。
「何なんだよ、一体!?」
慌てて自転車で逃げるソウゴを、ビークルモードに変形させたタイムマジーンで追跡。ごくごく普通の下町を変形ロボが駆け抜けていくという異常な光景・・・。
 ソウゴは機転を利かせ、タイムマジーンでは狭くて入れないアーケード下に逃げ込むことで勝ち誇りますが、
「イエス!見たか!」
「逃げ切ったつもりか。」
アーケードの天井ごと踏み抜くという荒業に出ました。もう完全に殺す気です。
 自転車も乗り捨ててアーケードの出口に向かったところで、回り込まれて一巻の終わりかと思われましたが
「タイムマジーン!」
もう1体、黒いタイムマジーンが現れ、赤いタイムマジーンを跳ね飛ばしました。
「乗って!」
ハッチを開け、中からは少女がソウゴの搭乗を促します。
「誰?」
「自己紹介は後。掴まって!時空転移システム、起動!」
そのまま虚空にゲートを開き、逃走。

 ゲイツの追ってこないところまで移動した後、
「いろいろ聞く前に、とりあえずこれを見て。」
「俺が・・・この魔王?」
「ちょっと外の空気を・・・。」
そうして見せられた動画が冒頭、という流れのようです。
 で恐竜に襲われて続き。
「なんで恐竜!?うわっ!」
またしても絶体絶命、と言う所でタイムマジーンに助けられました。
「気づいてなかったの?緊急事態だから、白亜紀まで大ジャンプしたんだけど・・・。」
一瞬で白亜紀まで戻れるという、もはや完全にドラえもんの世界。
そのままソウゴを回収し、再び時間旅行。

 今度は江戸の町並み。
「マジかよ・・・。」
時代劇の世界にタイムスリップし、驚愕。訪れたのは1671年。
「本当にタイムマシンだったんだ・・・。」
実感できるレベルの過去に飛んだことで、ようやく状況を理解したようです。
「君、何なの?」
「私はツクヨミ。2068年からやって来たの。」
やっと自己紹介かと思ったら、これまた信じがたい数字。
「時の王者・オーマジオウが君臨し、人々を苦しめ、希望のない世界を創り出している。私達はそのオーマジオウと戦う道を選んだ。でも・・・。」
 ツクヨミもまた、オーマジオウに対するレジスタンスの一員。
しかしオーマジオウの力は絶大であり、人々は消耗していくばかり。そんな中、
「ゲイツ!どうするつもり?」
「もう他に手はない。時間を超えて・・・歴史を変える。」
ゲイツは、ソウゴをジオウになる前に始末することで歴史を変えようとしているようです。
「私はゲイツを追って、あなたがオーマジオウの力を手に入れないよう時間を超えて来たってわけ。」
ゲイツはいわば対オーマジオウ過激派ですが、それよりは穏健派であるツクヨミはそれとは別の形で阻止するため、同じく2018年に現れたと。
 ここでソウゴは、
「あのさ!念のため聞くけど、人違いじゃないよね?」
と確認。何せ、ソウゴ自身には当然ながら全く見に覚えがないため。
「常磐ソウゴ。2000年4月28日生まれ。18歳。現在、大叔父の常磐順一郎氏の営む時計店に在住。光ヶ森高校の3年生。得意科目は歴史全般、物理・化学は絶望的。よく調べられてるでしょ?」
 と、人違いでない証拠を突きつけました。
「・・・調べられてるって言うか、ところどころディスられてる気がする。」
ツクヨミの手にしているタブレットは、江戸時代の貨幣の画像が表示されていると思ったらそれを実体化させられるという超性能。本当にドラえもんの道具のようです。
その不可思議ぶりに茶屋の娘もビックリ。
 さらに、ソウゴが手にしているライドウォッチについても言及。
「あなたが持ってるそのウォッチだけど・・・。」
「ウォッチ?・・・うわっ!何で?」
突然光を放つなど、謎の動きを見せます。
「これは、あなたにとてつもない力を与える。そしてあなたは、世界を破滅させる時の王者、オーマジオウとなる。」
なかなか信じられないと言った様子のソウゴに念を押すツクヨミ。
 しかし、
「信じるよ。」
「えっ?」
「俺、ずっと王様になりたかったからさ。そんな力が手に入るなら、願ってもないんだけど。魔王になっちゃったらマズいかな?」
どうやら、ソウゴのこの奇天烈な将来の夢までは調べられなかったようです。
 反面、ライドウォッチの方はソウゴに呼応せず。
「ウォッチが反応しない・・・。」
ツクヨミの予想によれば、ここでウォッチに何か動きがあったようですが実際にはまだブランクのまま。
 すると、通りで人々の騒ぐ声が。
「ケンカだケンカだ!」
「何だ何だ!?」
そこでは、街の若い衆と職人らしき男たちのケンカが始まろうとしている所。
「おい!江戸の職人なめんな、この野郎!」
「うっせえ、この唐変木!」
火事と喧嘩は江戸の華とはよく言ったもので、周囲にはすぐに野次馬の人垣ができています。
「やっぱりケンカかも。」
すると、これを好機と見たツクヨミは
「ごめん、ちょっと試させてね。」
「は?」
「やいやい、いい加減にしねえか!」
鼻を摘んで男声を真似し、注目が集まった所でソウゴを群衆の中へと押し出しました。
「何だてめえは!?」
「いや、ケンカは良くないです。平和一番・・・。」
どうにか平穏に場を収めようとするも、
「ちょっと待って!ねえ、待って!みんな落ち着こう?ね!」
あわれ男衆に担がれて、橋の上からお堀に突き落とされてしまいました。
「ざまあ見ろ!」
「頭冷やしやがれ!」
この頼りない様子に、
「やっぱ違ったかなあ・・・?オーマジオウの言動とは差がありすぎる。大丈夫?」
今更人違いを疑うツクヨミですが、当のソウゴは
「あれ?ケンカ終わったじゃん!良かったぁ・・・。」
肩を組んで引き上げていく男衆を見て安堵。この様子に、周りの野次馬まで笑顔に。
「自分が落ちたのに、まだケンカの心配してるよこの人!」
いい空気ですが、それをぶち壊す来訪者。
「うわっ、化け物!」
男衆の行く手から現れたのは、赤いライダー・ゲイツ。
「今度は何!?」
「あれはゲイツが変身した姿。」
「は?」
「あなたの手にジオウの力が渡る前にあなたを消すつもり!逃げるよ!」
「え?え!?」
「逃がすか!」
「タイムマジーン!」
両者タイムマジーンに乗り込み、時間のトンネルの中で猛チェイス。
 激突を繰り返し、やがてトンネルから強制的に放出されると、ソウゴが投げ出されたのはスカイウォールのある世界。
・・・あれ、新世界になったらスカイウォールは存在しないんじゃあ?
「うわっ!痛てて・・・。」
さらに具合の悪いことに、そこへスマッシュが襲来。
「今度は何だ!?」
「伏せろ!」
「ボルテックフィニッシュ!」
ちょうどビルドとクローズが駆けつけ、すんでの所でスマッシュを撃破してくれました。
「大丈夫か?」
「おい、生きてっか〜?」
「えっ、すっげえ!何?やっぱり君らも未来の人たち?」
「こいつは仮面ライダービルド。」
「桐生戦兎。で、こいつは俺の助手の・・・」
「助手じゃねえよ!仮面ライダークローズ、万丈龍我だ。」
非常に見慣れた顔。素クローズは久々ですがやっぱカッコいいですね。
「仮面・・・ライダー?って言うかここ、いつの時代?」
「時代って・・・2017年11月30日だ。」
時系列的には、第1クールの終わりにさしかかり、スタークの正体が発覚する頃です。
「2017年!?」
生々しくも2年戻ったことに驚くソウゴ。それとも、見覚えのないスカイウォールに対する反応か。

 ナシタに引き上げ、龍我が飲んでいる牛乳パックの消費期限を見て、改めて2017年であることを実感するソウゴ。
「本当に2017年だ・・・!」
ソウゴは自分が未来から来た事等、すべてを話したらしく
「うおっ!どうなってんの?その冷蔵庫。」
戦兎はライドウォッチを地下で調査してみたようですが、
「で、調べてみたけど・・・確かに彼の持ってるこのデバイス、今の技術じゃ作れない。本当に未来人なんだな。」
「いやいやいや・・・俺なんかたった1年だから。未来人なんて名乗るのおこがましいよ。」
「謙遜してる意味が分かんねえよ・・・。」
「だって、もっとすごい未来人がいてさ。なんか俺が50年後に時間の王様?なんとか王になるとか何とか・・・。」
なんて話している間に、背後で次々撃たれて倒れる戦兎と龍我。
 現れたのはツクヨミ。
「ごめんね、必要以上に過去への干渉はさせられないの。」
どうやら、タイムパラドックスを避けるために銃で撃って眠らせたようです。この銃がファイズ仕様なのがイカス。

 同じ頃、2017年のとある屋外でバスケットボールの練習に励む青年が。
転がり出たボールを追って道に出ると、やはり車と鉢合わせ。
「うわーっ!」
これは死んだな、と思った直後、謎の少年・ウールが車を停止させました。車をと言うよりは、車の時間を止めた感じ。
「決めたよ、君に。」
「何だ・・・?何が起こってるんだ?」
「本来の歴史では、君はここで、この車に撥ねられちゃうんだ。ただし、僕と契約すれば・・・。」
「助かるのか!?」
「そういう事。どうする?」
ライドウォッチを手に、凄んでみせるウール。流石に命がかかっているとあれば、青年も二つ返事でこれを受けます。
「・・・わかった、契約する。」
するとライドウォッチにナマモノっぽいビルドの顔が浮かび上がり、
「物分りのいい子だね。」
ウールは止めた車を跳ね飛ばすと、
「今日から君が仮面ライダービルドだ。」
「ビルド!」
ライドウォッチを起動し埋め込むと、青年はビルド風怪人・アナザービルドへと変身を果たしました。

 アナザービルドへと変身した青年は、街でスポーツマンを襲撃。
「おい、何やってる!何だこいつは・・・?」
勇敢にも殴りかかってきた男を軽く転がすと、カラのボトルに2人を吸収してしまいました。
「テニス、空手・・・ベストマッチじゃない。」
そもそも浄化できないだろうと。

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