2018年10月29日

今週の仮面ライダージオウ「第9話 ゲンムマスター2016」

 いよいよ000編・・・と言うか000&ゲンム編とでも言うべきでしょうか。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。仮面ライダーウィザードの力を奪い、着々と魔王への道を歩む彼の前に、その道を妨げる新たな王が現れる・・・と、ここから先はまだ皆さんには未来の話でしたね。」
 いつもの紹介でさわりの部分を話すと、舞台はダーツ場。
特に何の危険もない風景ですが、毎度のごとく時間が止まると現れるタイムジャッカーら。
「ウール。せっかく私が助けてあげたのに失敗するなんて。」
「僕のせいじゃないよ。選んだウィザードが、たまたま情けない奴だっただけ。」
早瀬のせい。確かに、想い人への未練で動いているだけで王の器ではなかったでしょう。
 すると、さらにスウォルツまで現れ
「なぜ、オーマジオウが時の王者として君臨したか?奴は己の欲望のままに、自らが王であることを疑わなかった。何が言いたいかわかるか?」
とヒントを与えました。
「まどろっこしいな、スウォルツ。」
「今まで、王として擁立しようとした人間の欲望が足りなかったって事?」
ずいぶんと今更な話ではあります。リアルに王様志望のソウゴとでは対立候補として明らかに釣り合いが取れていませんでした。
「だったら、僕がとっておきの奴を仕込んである。」
ウールは空中に止まったダーツを的に投げると、ど真ん中に的中。
「見ててよ。」
確かに、ウールが自信満々となるには十分な器でしょうね。

 舞台は立派な城。
門の上には『DAN』の看板が・・・?
「力を手に入れ、準備は整った。」
このいやらしい声、忘れようがありません。
「歴史が変わって、今日から君が仮面ライダーオーズだ。」
「世界は私のものになる。」
いやらしい舌なめずりまで追加。公式の悪ノリが過ぎる・・・。

 クジゴジ堂では、ソウゴが趣味?の歴史の勉強中。
手にしているのは織田信長の肖像ですが、
「誰それ?なんか偉そう。」
2068年の歴史の教科書には織田信長は載っていないのでしょうか。ツクヨミは信長も知らないようです。
「織田信長。」
「知らない。」
仕方がないので簡潔に説明すると、
「えっ・・・信長、知らないの?うーん、何て言うか・・・。戦国時代の王様みたいな人、って言うのかな。日本をひとつにまとめようとして頑張った人。」
 いざ知らない人に説明しようとなるとこういう物ですよね。肖像については、
「まあ、でもこの肖像画が信長本人かは分からないんだけどね。」
という歴史あるある。しかし、彼らは確かめようと思ったら割と簡単に確かめられるんですけども。
 するとそこにゲイツが乱入。
「こいつは魔王と呼ばれた。たくさんの人間を無慈悲に殺し、最期は部下に裏切られて死んだ。」
ツクヨミは全く知らなかったのにゲイツは知っている。ゲイツは毎度博識ですね。
「・・・そういう言い方ないんじゃない?」
「お前も欲望のままに民を支配し、いずれは同じ末路をたどる。」
「俺は、そうはならない。最高最善の魔王になるって決めたからね。」
確かに、ソウゴなら悪い歴史に学べるんじゃないかという気がします。
 そこへ慌ててやってきた順一郎。
「大変だよ!ニュースニュース!ああー・・・テレビ!ちょっとこれ、見て見て!」
「何何?」
ただならぬ様子でテレビをつけると、
「前代未聞の事態です。有数の企業である檀ファウンデーションが、日本からの独立宣言を発表しました。これが記者会見の模様です。」
まさかの独立宣言。しかもそれは記者会見と言うよりは、城の天守閣からの一方的な演説です。
「私が檀ファウンデーション社長、檀黎斗。檀黎斗改め、檀黎斗王だーっ!!皆の者、よく聞くがいい!」
「檀黎斗王!?すごい、王様だ!この人も王様になろうとしてる。」
「お前の仲間が現れたな。」
喜ぶソウゴに呆れるゲイツ。まさか1つのシリーズで王様志望が2人も出てくるなんて・・・。
「我が社はこの国からの独立を宣言する!異論は認めない。我が社の敷地は我が国土。日本のいかなる法律も通用しない!」
すると、集まった群衆から声が上がります。
「そんな馬鹿なことが許されると思っているのか!」
「そうだそうだ!」
「ほう・・・貴様、王に逆らうつもりか?」
すると、手にしたのはセルメダル。ナルシズム全開で口づけし、男に投げつけると男は屑ヤミーへと変貌してしまいました。
そのまま見境なく人を襲うという、まさにゾンビクロニクル。
「見ろ!彼は私の忠実な下僕となった。私に歯向かうものは皆こうなるのだ!ハハハ・・・・!ヴァーッハッハッハ・・・!」
馴染み深い下品な笑い声を上げる黎斗。完全に独裁です。
「現場は混乱しております!なお、檀黎斗は国会議員も誘拐して人質にしている模様です!」
初っ端から外交問題まで。拉致された国会議員の胸には赤い羽根が・・・?
 この衝撃の映像に、TVの前のソウゴらは方向性はどうあれ皆驚いています。
「いるんだね、ソウゴくん以外にも王様になりたいって人。」
「すっごく興味深いよ。ちょっと行ってくる!」
さっそく接触しに向かうソウゴですが、
「あ、ちょっとソウゴくん!出かけるんだったら、夕飯で使う鶏肉買ってきて。今日、唐揚げだから。」
「うん、分かった!」
明らかに危ない相手に向かうのに、特に止めもしない順一郎。ついでにお使いまで頼むとは。
「で、あの、いや・・・。」
何か伝え忘れがあったようですが。
 一方、別な着眼点でゲイツとツクヨミにも向かう理由ができました。
「これって・・・。」
「間違いない、タイムジャッカー絡みだ。俺たちも行くぞ。」
「あっ、ゲイツくんたちも行く?だったらソウゴくんにね、胸肉じゃなくてモモ肉買ってきてって伝え・・・あの、分かってんのかな・・・?」
ソウゴのことより鶏肉が心配な順一郎でした。
 みんな出ていったあと、テーブルの上の信長に気付き
「おっ、織田信長。『鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス』か。フフフ・・・。」
なんだか意味深。

 檀黎斗城(仮称)に向かってみるも、固く閉ざされた大門の前には人だかりができており、とても入れそうにありません。
「正面からじゃ無理か。」
するとソウゴは裏手に回り、急峻な堀を駆け上がって城を目指します。
 塀の中では、屑ヤミーに襲われる社員らしき男女。
何かしら些細なことで黎斗の逆鱗に触れたであろう事は想像に難くありません。
そこへ鉢合わせたソウゴ。
「えっ?怪物が人を襲ってる!あの人達って、あの王様の民って事じゃないの?」
引いていると、ゲイツとツクヨミも合流。
「つまり、あいつは魔王って事だ。」
「そんな事言ってないで、早く助けないと!」
すると2人は同時に変身の体勢に入り、それぞれ最新のアーマーまで装着。
「ジオウ!」
「フォーゼ!」
「ゲイツ!」
「ウィザード!」
「「変身!!」」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「アーマータイム!」
「3・2・1!フォーゼ!」
「プリーズ ウィザード!」
「ケン!」
「Oh No!」
さらにそれぞれジカンギレードにジカンザックスまで持ち出す始末。
ザコ相手にそれはオーバーキルでは?と思う所ですが、こと耐久力に関してはそうも言っていられないのが屑ヤミー。原典に忠実です。
 有効打を与えたつもりがゾンビのように起き上がる様子に、二人して困惑。
「何?」
「えっ・・・不死身?」
ならば、と最終的に必殺技まで叩き込むことに。
「ジュウ!」
「フィニッシュタイム!フォーゼ!」
「フィニッシュタイム!ウィザード!」
「スレスレシューティング!」
「ザックリカッティング!」
これにより、ようやく屑ヤミー2体を撃破。
中から人が元通りに出てきたり、セルメダルが散らばるあたり原典とはやや違うようですが。
「やった!」
「やっぱり強いね、ゲイツ。君を俺の王室直属の騎士団長に任命する!」
「ふざけるな!」
前回のギスギスぶりから見ると、だいぶ距離が縮まったように見えます。
 すると、騒ぎを聞きつけた黎斗が城から出てきました。
「うーん、騒がしいな。私の王道に立ち塞がる者がいるとは・・・。」
「こいつが魔王か。」
「魔王だと?私に向かって魔王と宣うか。この愚か者めが!」
安定のキレっぷりに、ツクヨミは早くもその異常性を感じ取っています。
「何か、こいつヤバい。」
的確すぎて。しかしソウゴはフランクに、
「あんたが王様?」
「おう、そうだ。私は檀黎斗。だがオーズの力を手に入れ、その名前は過去となった。今の私は・・・檀黎斗王だ!ハハハーッ!」
「檀?」
「黎斗?」
「王!」
三段リアクションがコミカル。その3人の前で、
「私が王だぁぁーっ!!」
「オーズ!」
アナザーオーズへと変身。鋲が打たれたレザーのような質感は、まさしくグリードを継ぎ接ぎにしたようなデザインです。
「アナザーライダー!」
有無を言わさず戦闘開始。
「奇遇だね。俺も王様になりたいんだ。」
「フン、王だと?ヴェハハハッ!笑止笑止。笑止だ!戯れ言を!王は私で十分だ!」
勝ち誇るアナザーオーズに、突如謎のガジェットが飛来し攻撃を開始。
「タカウォッチロイド!」
「ファイヤーホーク!」
「タカ!タカ!」
ライドウォッチに、ディスクアニマルとカンドロイドをかけ合わせたかのような見た目ですが・・・?一体誰の持ち物だったのか。
アナザーオーズにゲンムライドウォッチを落とさせると、そのまま飛び去ってしまいました。
「ううっ・・・鳥ごときが!王を愚弄するつもりか!?待て!」
これを追いかけて行ってしまうアナザーオーズ。自分も1/3は鳥なんですけどね。
その背中には2010とも2016とも読める年号が。
「2016・・・?」
「待って!」
「ちょっとソウゴ!?」
「夕飯の鶏肉買って先に帰ってて!王様、待って!」
ソウゴはお使いを2人に押し付けると、そのままアナザーオーズを追いかけて行ってしまいました。
 ソウゴは気づかなかったようですが、ゲイツはゲンムライドウォッチを回収。
「見ろ。2016年、これが奴の生まれた年だ。この年に行って、このライドウォッチの力で奴を・・・。」
トントン拍子にウォッチが手に入ったがゆえの早合点。
「ソウゴは置いていくの?」
「あの魔王を片付けてしまえばいいだけの事だ。行くぞ。」
そのまま別行動へ。

 アナザーオーズを見失ったソウゴは、ウォズに遭遇。
と言ってもずっと近くに隠れていたんでしょうけど。
「ウォズ!」
「王を僭称する者に興味がおありか?」
僭称・・・身分を越えて勝手に称号をとなえること
「ゲイツが、あいつの事を魔王って呼んだんだ。だから、もっと観察してみようと思ってさ。」
この様子に、ウォズもいくらか安心したようです。
「さすがは我が魔王。やっと自覚が出てきたかな。」

 一方、ゲイツとツクヨミはタイムマジーンに乗り込んで黎斗の経歴を調査。
「檀ファウンデーション。檀黎斗が自分の父親の死をきっかけに、2016年に設立。莫大な財力を元手に様々な企業を買収。総合企業として、わずが2年で急成長を遂げる。」
 檀正宗がしれっと絶版になっている・・・。
いずれにせよ、奇しくもエグゼイドと同じ年に社長業を引き継いだようです。
「随分、周到に用意したようだな。それだけ王になりたかったって訳か。」
今回のアナザーライダーの他と違うところは、他が歴史改変の起点からずっと同じことを続けているのに対し、こちらはずっと拡大を続けて今まさに王として名乗りを遂げたという所でしょうか。
 さらに、ゲンムウォッチを見ていたツクヨミは
「ねえ、このウォッチ・・・仮面ライダーエグゼイドに似てない?ソウゴがエグゼイドの力を手に入れて、アナザーエグゼイドを倒したのも確か2016年。何か関係が?」
と気付きますが、
「とにかく、こいつには2016年って書かれてる。それは疑いようのない事実だ。」
アナザーライダーから出たライドウォッチ、というところが決定的すぎて、別の可能性に気づけないゲイツ。
「行くぞ。時空転移システム、起動!」

 向かった2016年では、ちょうど社長室らしき場所で1人の男を始末するアナザーオーズの姿が。もしかして、これが檀正宗?
「ハハハ・・・!思い知ったか。今日から、この会社は私のものだ!」
歴史が変わっても父親を引きずり下ろして社長の座に収まる黎斗。本当、歴史が変わっても本質は変わりません。
「王になるための、輝かしい日々が始まる!」
手にしているのは城の図面。2年の間に、会社の拡張やら城の建設やら、計画的に進めていたんですね。
 そこへ乗り込んだゲイツとツクヨミ。
「何だお前らは?」
「俺は、王様って奴が許せないんだよ。」
「ゲイツ!」
「ああ・・・。私が王となる道を邪魔すると言うなら、容赦はしない!」
殺る気満々のアナザーオーズに相対し、変身するゲイツ。
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
戦闘開始。
「そうか、お前らが奴が言っていた邪魔者か!」
邪魔が入ることはやはりタイムジャッカーから聞いていたようで、
「歴史が変わって、今日から君が仮面ライダーオーズだ。」
「力がみなぎる・・・力がみなぎる!素晴らしい力だ・・・。私は神をも超える王となるのだ!」
「君なら邪魔者も目じゃなさそうだ。」
溢れんばかりの欲望に、ウールもとっておき呼ばわりするはずです。
 ゲイツとアナザーオーズは、1対1かと思えばどこからか屑ヤミーが湧いて出てゲイツの動きを封じます。
「我が家来よ。檀黎斗王の名において命じる。奴を葬れ!」
よく見ると、社長室にキヨちゃん人形がいる・・・。

 2018年では、もともと奇抜な衣装だったのに、それをさらにグレードアップしようとする黎斗。
「光栄に思え。新たな衣装を作らせてやる。テーマは、そうだな・・・ゾンビだ!」
こんな所でもゾンビ推し。不老不死はともかく王様がゾンビは嫌だなあ。
「どうした?手が止まっているぞ!」
仕立て人の手が止まっているのを咎めると、
「できません。あなたのおかげで、みんなが困ってるんです。」
毅然とその行いを非難するその顔、これは。
「ほう、王に意見しようと言うのか?名を聞こう。」
身長差アゴクイも払い除け、
「服飾部門で働いている、泉比奈です。あなたのやっている事は間違っています!今すぐ、こんな事やめてください。」
この毅然たる諫言を受け、黎斗は舌なめずり。
「気に入った。貴様を我が妃にしてやる。」
「絶対イヤです!」
マッハでNO。すると今度はビンタ。
「ならば、今ここで・・・死ぬがいい!」
勢いよく腕を振り下ろしたその時、乱入し握手の形でそれを捕まえるソウゴ。
「見つけた!」
「貴様はさっきの・・・!」
「会いたかった!」
「何?」

 2016年のゲイツVSアナザーオーズ。
「そこだ。行け!私のモルモット。どうした?もっとやれ!」
自分では戦わずに、屑ヤミーをけしかけるばかり。
 一旦これを引き離すと、ゲンムウォッチを起動。
「ゲンム!」
「アーマータイム!」
「レベルアップ!ゲンム!」
ほぼほぼエグゼイドのマイナーチェンジで色違い。あと顔の文字違いか。
「小賢しい!」
3対1ながら五角以上の戦いを見せ、その中でツクヨミが改めてアナザーオーズの年号に目をやると、『0』の右側が傷になっており、どうやらこのために2010と2016を読み違えたようです。
「2010年。これってやっぱり・・・。」
そうとも知らず、ゲイツは必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
「私の邪魔をするな!」
「クリティカル・タイムバースト!」
ゴーストで初お披露目した際のシャカリキスポーツを思い出す、高速の円弧回転の必殺技。
「GREAT!」
「PERFECT!」

 2018年では、
「気安く王の手に触れるな!」
ソウゴの手を振り払った黎斗に異変。
「何?何が起こったの?」
ほぼ同時に着信が。どうやらソウゴもファイズフォンXを持たされたようです。
「もしもし?」
「ソウゴ?今、2016年でアナザーオーズを倒したの。そっちはどうなってる?」
しかし電話しているそばから、アナザーオーズの気配が戻ります。
「2018年は・・・倒せてないみたいだよ。」

 2016年でもアナザーオーズは復活。
「ヴェーハッハッハァ!王は滅びぬのだ!」
「どういう事だ?」
「やっぱり、あいつが生まれたのはこの時代じゃない。」
そもそもアナザーライダーとアーマーで見た目の共通点が全くありませんでしたからね・・・。

 ワンクッション置かれたせいか、2018年の黎斗の態度は軟化。
「貴様、私に会いたいと言ったな。」
「うん。」
「何故だ?」
「あ〜・・・えっと。俺、王様になりたいから。王様を見て、勉強したい。させてください!」
王様の先輩に学ぶ、というスタイル。
「勉強?」
「うん。」
しかし黎斗は、王であるがゆえにこれを拒否。
「残念だが、私が居る限り王になるのは無理だ。だが、私を見て諦めも付くはず。家来として使ってやる。」
とはいえ面と向かって頼まれると、気を良くしてソウゴを徴用。
「やった!家来になります。」
比奈は信じられない、と言った様子で、
「あなた、あいつがどんな奴かわかってるの?」
「俺もそれが知りたくてさ。」
どうやら、何か考えがあるようです。
「その女を監禁しろ。我が妃となるのだからな。ハハハハハ・・・!」
屑ヤミーに、比奈を捕らえさせました。ソウゴもそれを看過。
比奈は怪力設定もなくなってしまったんでしょうか・・・?
 ソウゴは思い出したように電話口に戻ると、
「ツクヨミ、すぐこっちに戻ってきて。」
「分かった。ゲイツ、一旦戻ろう!ソウゴが何か掴んだみたい。」
「あいつが?」
「タイムマジーン!」
やや苦々しい様子ながら、タイムマジーンを呼び2018年に戻ります。

 ソウゴがうまく檀黎斗城に潜り込んだところで、また現れるウォズ。
「我が魔王。」
「ああ、ウォズ。」
「あのアナザーオーズは、仮面ライダーオーズの力なしでは倒せない。オーズの力を探さないのかい?」
魔王に近づくのはいいとして、継承に至る気配がないのが気になるようです。
「まあ、ウォズも見てて。これは俺が魔王になるために大事な気がするからさ。」
ソウゴ自身は自信満々。その根拠とは?

後半は追記へ。  続きを読む

Posted by jerid_and_me at 22:20Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月22日

今週の仮面ライダージオウ「第8話 ビューティ&ビースト2012」

ウィザード編後半。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は仮面ライダーウィザードの力を奪おうとする中で、かすかに芽生えていたゲイツとの絆に亀裂を作った。そんな2人のどちらかが、また別の魔法使いと相まみえるのだが・・・。」
 なんとも微妙な表現です。

 アナザーウィザードの魔法によって昏睡状態に陥ったツクヨミをクジゴジ堂まで連れ帰ったソウゴとゲイツ。2人の間の空気がいつになく重たいです。
「分かったか。お前が余計な真似をするからこういう事になるんだ。」
あくまでソウゴの甘さが原因というゲイツに、
「もう、あの人のことを無理やり問いただす必要はないよ。アナザーウィザードの力を手にした日なら分かったから。」
あくまで自分のやり方は間違っていないというソウゴ。手にしたヒントもゲイツには教えません。
 他方、ゲイツの方はビースト攻介に遭遇しているのですが、
「誰だ!?」
「俺はライドウォッチを持ったやつを搜す。」
こちらもヒントは漏らさず、単身捜索にあたります。
「ゲイツ!ちょっと待って!」
「まだ俺に指図するのか?」
ソウゴが気にしているのは早瀬の動機。
「何で、あの早瀬さんは突然同僚の手品師を襲ったりしたんだと思う?」
「ツクヨミまであんな目に遭って、今更そんな個人的な問題などどうでもいいだろう!2012年にいたアナザーウィザードを叩けばすべて終わるんだ。」
あくまで事件解決を急ぐゲイツと、早瀬が気になるソウゴ。
「そうかな・・・。それじゃあ、根本的な解決にはならない気がする!」
「・・・付き合ってられんな!」
結局、物別れに終わってしまいました。
「ツクヨミ・・・お前は俺1人で何とかする。」
一層頑なになるばかり。その背後に、ウィザードとビーストのライドウォッチを持った攻介が・・・。

 アナザーウィザードに襲われた長山の病室を見舞うソウゴ。
「何があったんですか?」
「分かりません・・・。僕らが結婚するから、あのマジックハウスを閉じると説明したんです。そしたら突然・・・。」
「何のために、俺がここまでやってきたと思ってるんだ!」
祝福してもらえると思ったら早瀬が突然キレて化け物に変貌したので、それは衝撃だった事でしょう。
「早瀬さんがあんな化け物だったなんて・・・。」
「社長には言ったんですか?」
「言うわけないでしょ。彼女に心配かける訳には行かないんです。」
とは言ったものの、たとえ黙っていたところで魔の手が及ぶのはもはや時間の問題でしょう。
 そうして病室を後にすると、給湯室の暗がりの中にウォズが。もはや特に驚く様子もありません。
「我が魔王。ゲイツくんとは別に行動しているようで安心したよ。」
ゲイツを遠ざけたいことを隠しもしません。
「ウォズって、ゲイツの事を以前から知ってるの?」
「ああ・・・。まあまあ長い付き合いだよ。」
関与を認めるも、具体的な中身はあえて語りません。
恐らく、そこにソウゴに従うようになった理由がありそうですし。
「それにしても、こんな病院に来て何の意味があるんだい?君は、ウィザードウォッチを手に入れることに専念してほしいな。」
あからさまにソウゴを誘導しますが
「ウォズってさ、俺の協力者って言ってたよね?」
「ああ、そうだよ。」
「じゃあ俺の好きにさせてよ。」
それだけ言って立ち去ってしまいました。
だんだん、ウォズの扱い方が分かってきたようです。

 早瀬は、力に溺れつつはあったものの今ではホームレス同然の生活をしながら人目を忍んで逃げ延びています。
そこへ突然オーラが来るものだからびっくり。
「うわっ!あぁーっ!!」
「何してるの?」
「あんたか・・・。あいつらは?」
「言ったでしょ?あの2人の事より、あなたはあなたのすべき事を果たしなさい。」
スウォルツによる仲間割れ作戦を知っているのか、やはりライダー2人は放置させようとします。
「俺のすべき事って・・・?」
「復習。裏切られた辛さを知る王は、復讐をもって時代を統治する。」
ようやく、擁立の基準が少しばかり明らかになりましたが復讐本位ってかなりヤバい社会なんじゃあ。

 こちらは攻介を搜すゲイツ。
神社の境内に、怪しいテントに見覚えのあるザックを発見、そこを探ろうとしますが逆に背後から声をかけられました。
「捜してんのは俺か?」
いつの間にか、ゲイツを逆に備考していたらしい攻介。野生の勘と言うものか。
「お前がライドウォッチの持ち主か?」
「ふーん、ライドウォッチって言うんだな。」
「そいつを俺に渡せ!」
強引に奪い取ろうとするゲイツですが、攻介の身軽さに捕まえることができません。
「俺にはこいつの記憶が全くない。一体こいつが何なのか、何のために俺が持っているのか・・・。それを思い出すまで、こいつは渡せない。分かったら帰れ、ツンツン!」
ツンツン呼ばわり。確かに色々とツンツンしていますが。

 結局、オーラに唆されるままにいつもの地下道で香織を襲う早瀬。
「何故です!?何故こんな仕打ちを!!」
香織にしてみればこっちの台詞ですが、勢いのままアナザーウィザードに変身。
「ウィザード!」
「許さん・・・!許さん・・・許さんぞ!!」
すんでのところでジオウが割って入ります。
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「やめるんだ!」
「また貴様か!」
「リキッド」
液状化し、戦闘を続けるのかと思えばそのまま撤退。
どうやら徹底的にライダーを避けるつもりのようです。
 ソウゴは香織の眼の前で変身を解き、
「あなたは、あの時の・・・!」
「大丈夫?」
「・・・はい。早瀬さんが、あんな怪物に・・・?何で私を?」
心底恐怖しています。無理からぬ事ですが。
「多分、彼はまたあなたを襲います。」
「え・・・?」
「もう、彼の魔法は人のための魔法じゃない。」

 クジゴジ堂では、やはり目を覚まさないツクヨミ。
収穫が得られず、ゲイツには焦りが。
 そこを、ちょうど戻ってきたソウゴと鉢合わせますが、ソウゴの方もふっと目を伏せたりと相変わらず険悪な空気です。
「ゲイツ、戻ってたんだ。ツクヨミは?」
黙って首を横に振ります。作中時間はどれほどなのか・・・。
「ウィザードウォッチを持ってるやつを見つけた。」
「えっ・・・?」
「だが、そいつは何故ウォッチを持っているのか分かってない。」
ツクヨミの状況もあり、素直にこの情報を共有する辺り、やはり根の良さが感じられます。
「やっぱり、そうなんだ。ライドウォッチの持ち主は、みんな記憶がなくなってる。戦兎も、永夢もそうだった。」
あとは巧もですね。
「一体なぜだ?」
2人で考えても一向にわからない事。するとソウゴが悪い顔をして、
「ウォズ、いるんでしょ?」
壁の鳩時計の時報とともに二階から現れるウォズ。
「やれやれ・・・。私も便利に使われるようになってしまったなあ。」
「お前・・・ウォズの協力を受けるつもりか?」
嫌な顔をするゲイツですが、
「ここに来る前、2人に何があったかは知らない。でも、個人的な問題なんかどうでもいい!・・・って言ったのはゲイツでしょ?」
これは上手い揚げ足取り。黙るしかないゲイツ。
「ライドウォッチの持ち主に記憶が無いのは、なんで?どうして一瞬彼らの記憶がよみがえるの?」
「私が教えると思うかい?」
「うん。だってウォズは俺の協力者のはずだし。ライドウォッチを手に入れたいのはゲイツもウォズも一緒でしょ?」
またしても、協力者という言葉を上手く使い、
「ハハハ・・・!仕方ない。我が魔王の仰せの通りにしよう。」
ウォズから情報を引き出すことに成功。
「タイムジャッカーがアナザーライダーを生み出すことで歴史が変わり、オリジナルのライダーたちはライダーではなくなる。」
「だから記憶がないのか。」
「彼らの記憶を蘇らせる方法はただ1つ。アナザーライダーを存在させなくすることだ。そうすれば少しの間、歴史が元に戻る。一瞬だけどね。」
確かに、特にビルドの時などは顕著でした。これを聞いて、何か思いついたらしいソウゴ。
「そういう事か・・・!2人とも聞いて!俺に考えがある。」
と、ソウゴ、ゲイツ、ウォズの3人が丸テーブルを囲むという不思議な光景。

 表札付きのテントの前でイカゲソを炙る攻介。すごく懐かしい風景です。
そこを再び訪れたゲイツ。
「おお、ツンツン!わかったか?何で俺がこいつを持ってんのか。」
「いや、まだだ。だが直にわかるはずだ。」
どうやら、ゲイツはここで待つという作戦のようです。

 一方、長山が入院している病院では、その日も香織がベッド際に付き添っています。
「306号室の長山さん。」
「知ってる知ってる!昨日、大やけどで運ばれた人でしょ?」
なんて看護士がナースステーションでうわさ話をしていると、
「スリープ」
魔法で眠らされ、病室に迫る早瀬。
 引き戸が開き、香織が振り返るもそこに早瀬の姿はなく、
「早瀬さん・・・?」
次の瞬間、反対側の窓の向こうに姿を現す早瀬。高さ的に2階かそれ以上なのに。
「何で!何で俺の気持ちを・・・!」
そのままアナザーウィザードへと変身し、窓を破って病室内へ。ホラー展開すぎる・・・。
「ウィザード!」
すると、寝ていた長山がベッドから跳ね起きた・・・と思いきや、ベッドの上にいたのはソウゴ。
どうやら、早瀬が香織を狙ってくるのを見越しての待ち伏せ作戦だったようです。
 そのままジオウへと変身。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」

 攻介の傍らで待ちの状態にあるゲイツ。
攻介は焼けたゲソにマヨネーズをたっぷりとかける、相変わらずのマヨラーぶり。
「ほら、できたぞ!食うか?」
「いらん。」
「うーわ、出た。」
そっけないゲイツと絡み屋の攻介、見ていてなかなか面白い組み合わせかもしれません。

 ジオウVSアナザーウィザードの方は、一般人を巻き込むというピンチ。
「まずい・・・!」
「グラビティ」
一般人を浮かせてぶつけてくるという戦法に、まともに戦えずにいるうちにやはり逃げるアナザーウィザード。
「大丈夫?逃げて!」
これに対し、ジオウはビルドアーマーを装着。
「ビルド!」
「アーマータイム!」
「ベストマッチ!ビルド!」
そのまま必殺技でアナザーウィザードを一旦撃破。
「ボルテックタイムブレイク!」
数式はまともに出ないしグラフも単調ですが、逃げる敵を追撃すると言う意味ではグラフ拘束が非常に有効です。

 アナザーウィザードが戦闘不能に陥ったことにより、一時的に歴史は修復。
思い出されるウィザードとビーストの、ファントムとの戦いの日々。
このショックでひっくり返る攻介ですが、
「記憶が戻ったか!?」
駆け寄るゲイツをいきなり投げ飛ばし、変身の体勢に入ります。
「ドライバーオン」
「変ー身!」
「セット・オープン!」
「L!I!O!N!ライオーン!」
久々とは思えぬキレのある変身ポーズでビーストへと変身。
「いいだろう。そっちがそのつもりなら・・・。強引にでもウィザードウォッチを奪ってみせる。」
「ジクウドライバー!」
「ゲイツ!」
「できるかな?」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
これに応じてゲイツも変身し、世代を超えた2号ライダー対決へ。
 が、これはゲイツがビーストを圧倒したところで
「ストーップ!オッケーオッケー。」
自ら変身を解除。
「急に悪かったな。本当にウォッチとやらをお前に渡すべきか、ちょっと試させてもらっただけだ。」
「何だと?」
「俺は、仮面ライダービースト。仁藤攻介だ。」
ようやく自己紹介。遅い・・・。
「この2つは、過去にお前に渡されたんだったな。ほれ、お前に返すぜ。ほいっ!」
と言ってウィザードウォッチを渡しますが、ビーストウォッチは持ったまま。
「おい、もう1つは・・・」
「ああ、みなまで言うな!俺たち魔法使いの力は、お前に託したぞ。頑張れよツンツン!じゃあな〜。」
とテントに潜り込む攻介。大人の事情・・・でしょうか?
 ともかくも、タイムマジーンを呼び寄せ過去へ。
「時空転移システム、起動!」
向かう先は2012年。

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Posted by jerid_and_me at 22:49Comments(9) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月16日

今週の仮面ライダージオウ「第7話 マジック・ショータイム2018」

 今回からはウィザード編。何やら3人の関係にも暗雲ですが・・・?
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。ただ、ある者たちがその正当な歴史を変えようとしている。」
 画面も相まって、タイムジャッカーの事か?と思ったのですが
「私と同じ時代から来たゲイツ、ツクヨミ。彼らが我が魔王の仲間と慣れば歴史が歪みかねない。そんな彼らの前に現れるのは、1人の魔法使い・・・と、ここから先はまだ皆さんには未来の話でしたね。」

 舞台はいきなり2012年から。
マジックショーのステージ・・・なのですが、客はカップル一組だけでしかもステージの上など見ずにイチャイチャしています。季節としてはクリスマス頃。
 劇場は小ぢんまりとしたもので、ステージ上のマジシャンの他には証明、音響を兼ねるスタッフが一名のみ。上演側と客が2対2です。
「今日もお客さん2人か・・・。」
上役らしい女性がため息。どうやらいつもこんな調子のようです。
「ああ、お嬢さん・・・。お疲れ様です。」
「ここも、もうダメね。」
「いえ、そんな事・・・。」
「私、銀行行きますんで。あとお願いします。」
「あっ、お気をつけて行ってきてください。」
スタッフの男が見送りに出ようとしたとき、照明のスタンドに躓いて、このままでは倒れてきた照明に潰される・・・という所で例によって時間が止まりました。
 どうやら、タイムジャッカーはこの男性スタッフに目をつけたようです。
「えっ・・・?」
「ずいぶん寂れてるね。」
「誰だ?どこから入った?」
「僕はタイムジャッカーのウールって言うんだ。残念だけど、ここはあと暫くすると閉鎖となる。」
「何だって!?」
「ただ、僕と契約すれば君に歴史を変える力を与えられるんだ。どうする?」
珍しく、命に関わらない契約。いつもと比べて条件が軽いような気がしますが、
「契約する!」
この得体の知れない話を、即断する男性。どうも何か事情があるようです。
「ウィザード!」
「今日から君が、仮面ライダーウィザードだ。」
男性はアナザーウィザードに変貌。
あれ、ライダーの歴史が失われるシーンが無い?あれ結構楽しみだったんですが・・・。

 2018年のクジゴジ堂。
「ただいま!」
「おかえり。」
ソウゴらが帰ってくると、ちょうど修理を頼んだ客が帰っていくところ。
「じゃあ、これで。」
「でき次第、ご連絡入れますから!」
と言っても預かったのは、
「おじさん。何これ?」
「おお・・・ソウゴくんはビデオデッキなんて知らないか。」
すっかりテープを巻き込んでしまったビデオデッキ。
そうか今どきの子ってもうDVDやHDDでVHSなんて知らないんですね・・・。
「またお客さんから、修理してくれって。うち時計屋なんだけどね。」
「時計のことで来るお客さんって、いるんですか?」
「そういや、ここに来てから一度も見たことがないな。」
歯に衣着せぬ未来人と、
「ああ・・・三月に一回だね。」
思ったより寂しい現実。
「少なっ!」
「近所のご婦人たちが、クジゴジ堂さんなら何だって直してくれるって宣伝しちゃってくれてるからね。来るわ来るわ、時計以外の依頼。」
「テレビ、エアコン、冷蔵庫。おじさんに直せないものはないよね。」
実は天才メカニック。寂れた時計屋に収まっているのが不思議なぐらいの人材ですが、諦めた夢と言うのもその辺りでしょうか。
「いやいやいや・・・この間なんかさ、割れた花瓶を傷もなく元通りに直してほしいなんて依頼があったんだけど、流石にそれは断った。あたしゃね、ウィザード早瀬じゃあないっつうの。」
突然出てきた固有名詞。
「ウィザード早瀬?」
「あれっ、知らない?今話題のマジシャン。マジックショーが受けてるんだって。」
これに食いつくソウゴ。
「マジックショー・・・面白そう!みんなで行こうよ!」
「おお行っといで。隣町の小屋でやってるよ?」
「確かに面白そうだけど・・・。」
「いいか?俺たちはこの時代に遊びに来たわけじゃない。そもそもお前は友達でも仲間でもなく、俺達の標的だ。忘れるな。」
あまり乗り気でない未来人2人。
特にゲイツ。前回のことで少しは打ち解けたかと思ったのですが・・・。まあ、2号の態度が急に硬化したり軟化したりするのも平成ライダーあるある。
「大丈夫!忘れてないよ。でも俺が行けば、2人とも見張りに来るしかないじゃん。ってわけで決定!ほい!」
「おいお前!危ねえ・・・。」
ライドウォッチをスタンドから外し、ゲイツの分も投げてよこすソウゴ。この状況を楽しんでいます。
 一方、順一郎はビデオデッキの外装を外してみると中はあちこちにテープが絡まっています。
「あ〜あ・・・。」
こちらのこじれ方は、楽しみようがなさそう。

 劇場に向かった3人。
「当日券もございますよ!こちらでお買い求めください。」
えらく人気で、ひっきりなしに客がやって来ます。
 ソウゴが3人分のドリンクを買っていると、こんな混雑の中でも現れるウォズ。
「やあ、我が魔王。」
「ウォズ、元気?」
「お陰様で。」
世間話をする程度には慣れたようです。
「君はずいぶんご機嫌のようだね。」
「うん。マジックショーなんて見るの初めて。」
これを聞いたウォズはわざとらしくため息をつくと、
「君のプライベートまで首を突っ込む気はないが、近頃ゲイツくんやツクヨミくんと距離が近すぎるな。」
子供の交友関係が気に入らない親みたいな言動。
「そうかな?でも、向こうはちゃんと俺のこと警戒してるよ。大丈夫!ちゃんといい魔王になるから。心配しないで。」
「実に心配だ・・・。」
やはりウォズとしては、オーマジオウになってほしいようです。

 ドリンクを持って席に着くソウゴ。満員御礼です。
「はい、これ。」
素直に受け取るツクヨミと、なかなか受け取らないので半ば無理矢理に押し付けられるゲイツ。
 ちょうどショーが開演。
「お待たせいたしました!ようこそ『MAGIC HOUSEキノシタ』へ。皆様にご紹介いたしましょう。驚異のマジシャン・・・ウィザード早瀬!」
あれ、このMCの人、冒頭でマジックやってた人じゃあ・・・?
「彼の技はトリックじゃない。超能力でもない。彼が使うのは・・・魔法だ!」
ウィザード早瀬は、現れるなり掌から突然炎を発生させたかと思えば、それを空中に飛び回らせるという技を披露。
 これにより、傍らの花瓶に挿されていた花を燃やし、炎が本物であることを証明。
さらに、花瓶も熱で粉々に割れてしまいました。
「ここからがハイライトだ!」
割れた花瓶に手をかざすと、花瓶が元通りに復元。
そればかりか、焼け落ちたはずの花まで元の瑞々しい姿に戻り、これを客に振りまくと、歓声がいっそう高まります。
「わあ、すっげえ!でもさ、あれってマジックじゃなくない?」
「私も思った。トリックとか手品というよりは・・・。」
「まるで本物の魔法だな。」
未来人をしても見抜けないトリック。いよいよ魔法です。
「かつて仮面ライダーウィザードという魔法を使うライダーがいたという・・・。タイムジャッカーがあの早瀬という男に仮面ライダーウィザードの力を与えていれば、魔法を使えても何ら不思議なことじゃない。」
「調べる価値はありそうね。」
ゴルゴムの仕業か、とまでは行きませんが中々のショートカットです。

 舞台裏。現れたのは、冒頭の経営者筋らしい女性・香織。
「お疲れ様です。ああ、今日も満員でよかった・・・。早瀬さん、父も喜んでると思います。」
「いえいえ・・・!自分は、この小屋を潰したくないだけですから。」
「それなんだけど・・・。」
何故か態度を濁す香織。
「俺は、お嬢さんが・・・え、笑顔でいてくれたらそれで・・・いいんです。」
どんどん声のトーンが落ちていきますが、どうやら片思い。
「えっ、何?」
「ああ、いえ・・・何でもないです。失礼します。」
「あっ、早瀬さん!」
慌てて劇場を飛び出してしまう早瀬。
 そこを待ち伏せていたソウゴら。
「すいません。あの、さっきショーを見せてもらったんですけどあれってどうやってるんですか?」
「言ってたろ。あれは手品でもトリックでもない。魔法だよ。」
詳しく語る気はないという早瀬。
「いや、そういう事じゃなくて・・・。」
「待て!」
乱暴にも、その場に早瀬を突き倒してしまうゲイツ。
「バカが!聞いた所で正直に言うわずがないだろう。」
「何するんだ!」
「ゲイツ!」
まだアナザーライダーの姿も見せないうちに変身の体勢に入るゲイツですが、身の危険を感じてか早瀬はアナザーウィザードに変身。
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「こうするんだ!」
姿を表したところで、そのまま攻撃を続けます。
「やっぱり、アナザーライダー!?」
怪しい、と思って調べに行ったらやっぱり。今回かなり近道してます。
わかりやすい手口で時間の問題とも思いますが。

 アナザーライダーの姿を見せずに能力だけ使うタイプのためか、ゲイツにやられるがままのアナザーウィザードでしたが、ついに魔法を使って迎撃。
「俺が一体、何をしたって言うんだ!
「グラビティ!」
あれ、自分で言ってる?プリーズとも言いませんし。
「フン!お前が何をしたかなど関係ない。」
このまま押し切ろうとしたところで、周囲のドラム缶などが一斉に浮き上がってゲイツを襲います。
 そのスキに逃げようとしますが
「逃がすか!」
「ジカンザックス!」
「You Me!」
「ディフェンド!」
距離を取られたところを弓で射ろうとしたところ、ディフェンドでこれを防がれてしまいました。
が、これもやがて破られるあたりは本編を再現しています。
「ふざけやがって!」
「Oh No!」
ここでソウゴも変身の体勢へ。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
ゲイツに加勢するのかと思えば、アナザーウィザードから引き剥がし
「やめてよ、ゲイツ!」
「えっ?」
「ジオウ、貴様・・・!」
なんてやっている間に、
「リキッド!」
液状化して逃走するアナザーウィザード。これではジオウがみすみす逃したようなものです。
「何のつもりだ?」
「あの人、何も悪いことはしてないよね?彼と戦うのは、なんか違う気がする。」
言っていることは間違いでもない気はしますが、
「ハッ・・・ぬるいな!アナザーライダーの存在そのものが危険なんだ。あの力をいつ手に入れたのか、まずはそれを知る必要がある。奴に白状させる。」
アナザーライダー自体が危険で歴史を歪める存在と言うのも確かに。ゲイツはそのまま単身アナザーウィザードを追いかけて行ってしまいました。
 ツクヨミは、
「ソウゴの言うこともわかるけど、ゲイツの言ってることもわかるでしょ?」
と、お互いの歩み寄りのなさを批判。やはりわざわざ邪魔をして逃してしまうのは失態でしょう。
「じゃあ、俺は彼のことをゲイツとは違う方法で調べるよ。ツクヨミ、協力してくれる?」
中立の立場であるツクヨミを取り込むソウゴ。やり方が巧いと言うか。

 闇雲にアナザーウィザードを追うゲイツ。
ビルの非常階段を駆け上がり、高所からその姿を探しますが、
「どこだ・・・?どこ行った?」
代わりに現れたのはスウォルツ。
「会えて嬉しいよ。仮面ライダーゲイツ。」
「タイムジャッカーか・・・!」
スウォルツの前では、ゲイツも身動きが取れません。
「俺はスウォルツ。お前たちに動かれるといろいろと厄介だ。大人しくしてもらう。」
身動きの取れないゲイツを、ビルの屋上から虚空に押し出すという阻止不能な攻撃。
「意見は求めん。」
そのまま時間を動かされ、地上に向けて真っ逆さま・・・と思ったら何やら布が伸びてきてゲイツの足を捕まえ、非常階段の踊り場に不時着させました。
 意外にも、これをやったのはウォズ。
「ウォズ・・・!」
「ほう・・・いつの間にか『彼』と手を組んでいたか。これは誤算だった・・・また次の機会にしよう。」
この状況に、大人しく引き下がるスウォルツ。
 助けられたゲイツは、
「何のつもりだ?ウォズ。」
「昔のよしみで助けただけだよ。これを機に、私達も仲直りをしないかい?我が魔王に君みたいな仲間がいてくれると、とても助かるんだ。」
これは本心か、いやゲイツをソウゴから遠ざけるための方便でしょうね。
「黙れ!それ以上、おれを愚弄するなら、ここでお前を倒すぞ!」
凄んで見せるゲイツですが、
「へえ。私がゲイツくんに負けたこと、あったかな?」
この煽りスキル。
「俺達の元いた世界ではな。だが、ここではお前の思い通りにはさせない!」
煽りスキルは伊達ではなく、ゲイツの攻撃を巧みにかわし、謎の身のこなしで手すりの上に直立したり、そこから屋上まで飛んだり。よくわからない動きをしています。
「俺をジオウの仲間にするなどもっての外だ。」
「それは残念だ・・・。」
ニヤリと笑うウォズ。結局、ゲイツを煽ってソウゴとの軋轢を招くことに成功。
ソウゴの誘導に関してはあまり芳しい成績でない印象ですが、ゲイツは操りやすいんでしょうね・・・。

 ウィザード早瀬は、這々の体で自宅アパートに帰り着き、ドアの鍵とカーテンを閉め、という小心ぶり。なるほどソウゴの言う通り、何も悪いことをしていないし、できそうに思えない一般市民です。
 すると部屋の中にはいつの間にかオーラが。ちょっとしたホラーです。
「ええっ!?誰だ!どこから入った!?」
「私はタイムジャッカーのオーラ。」
「あの時の少年の仲間か?いいところに来てくれた。俺の正体がバレた!俺と同じような2人が、俺を襲いに来たんだ。」
「ジオウとゲイツね。」
「なあ、どうすればいい?しばらく身を隠すべきか?」
藁にもすがると言った様子の早瀬。本当にビビリです。
「あいつらは、うまくかわしておけば何とかなるから。」
「・・・本当か?」
「それより、あなたはこの先私達の擁立する新たな王になってもらうの。それには、もっと深ーい傷を負ってもらわないとね。」
不穏な言葉に、早瀬の動きが止まる・・・のですが、ここで呼び鈴が。
「あいつらか・・・?」
身構えていると、
「早瀬さん・・・早瀬さん?」
現れたのはあの元マジシャンの長山。
「長山か・・・。」
安心した所で出ていくオーラ。
「あっ、早瀬さん。ちょっとお話よろしいですか?」
「ああ・・・外で話そう。」
憔悴した早瀬は、長山の改まった様子には特に気が付かず・・・。

 その頃、劇場に戻って早瀬の事を聞いて回るソウゴら。
話を聞いているのは支配人らしい女性・香織。
「早瀬さんの事?」
「はい。ずっとここでショーをしてるんですか?」
「いえ、うちに来た頃は裏方だったんです。手品ができるなんて、聞いたこともなかったな。」
やはり周りから見ても突然だったようです。
「いつからマジックをするようになったのか、覚えてます?」
「ああ、確か・・・6年前の12月25日ですね。」
話の都合とも言いますが、それだけ印象に残る出来事だったのでしょう。丁度クリスマスでしたし。
「6年前・・・って、2012年?」
「うん。確かですか?」
「はい。プロポーズされた日なので、よく覚えてます。」
「プロポーズ!?」
覚えているのには、予想外の理由がありました。

 早瀬と長山の方は、
「詳しいことは言えないけど、俺、暫くの間舞台に立てなくなった。」
しばらく身を隠すことを告げる早瀬。すると、
「そうだったんですか・・・。そういうタイミングだったのかも知れませんね。」
「タイミング?」
妙なことを言う長山。
「実は、あの小屋を閉めようかと思うんですが・・・。」
「何バカなこと言ってんだよ。お嬢さんが、そんな事許すわけないだろう!」
長山の弱気な発言に、小屋を盛り上げてきた早瀬は怒りますが、
「いえ、お嬢さんも承諾しています。」
「はあ?いや・・・いやいや・・・いや、意味が分からん。」
先程のこともあってか、予想外の事態に殊更にうろたえます。
 これに追い打ちをかけるように、
「俺、お嬢さんと結婚するんです。」
衝撃の告白。

 そう、香織のプロポーズの話というのは
「6年前に父が亡くなって、この小屋の経営が傾きました。彼は、いっそ小屋を畳んで新しいことを一緒にやろうって言ってくれたんです。そんな時、早瀬さんが・・・。」
ここで早瀬はアナザーウィザードの力を手に入れ、
「お嬢さん!お父さんが作り上げたこの小屋を閉じるわけには行きません!」
「でも、これ以上資金繰りの当てなんて・・・!」
「ダメです!・・・来てください。ちょっとこっち来てください!」
香織を強引に劇場に連れ込み、鼻息荒くステージに上がると
「何するの?」
「見てください。行きます・・・!」
ここで初めて、魔法を使ってみせました。
「どこかであの不思議な手品を学んで、自ら舞台に立ってくれるようになったんです。」
まさか本物の魔法とは思っていなかったようですが。
「お嬢さん、どうですか?」
「わあ、素敵!」
その後、衣装を揃えるなどしてショーを作り上げ、今に至るようです。
「それ以来、客足は戻りました。私達、本当に感謝してるんです。」
と、『いい人』として感謝している様子。

 長山も、
「早瀬さんを、いつまでもあんな小屋に閉じ込めておくわけには行きませんからね。早瀬さんには、もっとでかい舞台がありますよ。彼女も、ようやく別の道に進む決心がついたみたいです。それで、6年越しに俺のプロポーズを受けてくれて・・・。」
 当人らとしては『いい人』の早瀬を自由にしてやったという認識。
しかし密かに香織に想いを寄せていた早瀬本人にしてみれば、
「ふざけるな・・・!」
「え?」
「何のために・・・何のために俺がここまでやってきたと思ってんだ!!」
6年にも渡る空回り。怒りのままにアナザーウィザードへと変身。
「うわーっ!」
眼の前で異形へと変貌した早瀬から、悲鳴を上げて逃げる長山。
この様子を物陰から見て、ニヤリと笑うオーラ。もとより事態を知っていたんでしょうね。

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Posted by jerid_and_me at 23:23Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月08日

今週の仮面ライダージオウ「第6話 555・913・2003」

 555・フォーゼのクロスオーバー編後半。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は女子生徒失踪事件を追って天ノ川学園に至り、仮面ライダーフォーゼの力を奪った。しかし、さらにもう1人の仮面ライダーの影が・・・。」
 2011年に飛び、フォーゼアーマーの力でアナザーフォーゼを破ったかと思えば、殻が破れたように中から出てきたのはアナザーファイズ。
どこかオルフェノクめいた見た目で、ヒレがあるところからサメモチーフの面影が見られます。
 と思ったら、よく観察する間もなくアナザーフォーゼへと再生。
「フォーゼ!」
「ガトリング・オン」
これまた尋常ではない火力でジオウ・ゲイツを圧倒。
「ゴースト!」
「アーマータイム!」
「カイガン!ゴースト!」
ゲイツはゴーストアーマーにチェンジし、小回りでアナザーフォーゼを追い立てますが、そのまま逃走。
「えっ、元に戻った!?」
倒せる条件を揃えた上で倒したはずが、再生されたことへの警戒が勝ったか、この場では追撃をかけず。

 カリンが隠れていた施設では、草加の前に現れた巧。
「乾・・・何のつもりだ?」
「見ればわかるだろ。お前を止めに来た!」
激しく争う555組2人。
 これに乗じて逃げ出すカリンと、これを追うツクヨミ。
「ちょっと待って!カリン・・・?
が、外まで追いかけて見るとカリンはすでに姿を消しています。
 草加と匠も外へ出てきました。巧はどうしても草加を止めようとしていますが、そもそも草加の狙いとは。
「見失ったか。」
「草加!」
「乾!これはお前には関係のない話だ!」
草加はあくまで巧を突っぱねます。

 ソウゴとゲイツが戻ってきたのはその日の夜になってから。
ホルダーにライドウォッチを戻していると、
「誰だ?」
何故か既に上がり込んでいる巧。2人にしたら完全に『こっちの台詞』なのですが・・・。
「常磐ソウゴですけど・・・。」
「明光院ゲイツだ。」
「そうか。まあ座れ。」
「えっ?」
「どちら様?」
とソウゴに尋ねられて、ようやく素性を明かす巧。懐から名刺を出すと、
「乾巧だ。流しでクリーニングをやってる。世界中の洗濯物を真っ白にするのが俺の夢だな。」
よく見ると名刺ではなく『西洋選択舗 菊池』のポイントカードに、『乾』とペン書き。
どうやらライダーではなくなったものの、あの3人で夢を共有し、何より今まで生きているようで嬉しいことです。
 ソウゴ、頷きつつも『変な夢だな』なんて考えていそうな顔ですが、自分もよっぽどですよ?
ここでコーヒーを持ってきたツクヨミ。
「山吹カリンがアナザーライダーとは別の男性に襲われてね。その時、助けてくれたの。」
「そいつは、なぜ山吹カリンを狙ってる?アナザーライダー・・・あっ、いや怪物の仲間か?」
「さあな。」
すると、カッコつけてコーヒーに口をつける巧ですが
「熱っつ!」
お約束の猫舌。これも相変わらずです。
「2人はどうだったの?」
「奴は、2つのライダーの力を持ってる可能性が高い。」
「それって、この事件は2011年に始まったんじゃなくて、もっと前から始まってたって事?」
「最初から調べ直しだ。」
予想外の事態で、調査は振り出しに。
 ここで、ライドウォッチをしげしげと眺める巧。この反応は・・・?
「よし、俺が天ノ川学園に行く。」
ソウゴが天高側を引き受けると、巧も
「俺も行こう。」
と同行することに。高校で巧は不審者扱いもやむなしでは?

 ともあれ、翌朝は天高の校門前でカリンを待ち伏せするソウゴと巧。
「俺、常磐ソウゴ。今日から俺と、この・・・。」
既に忘れていることにまた機嫌を悪くする巧。
「乾巧だ。」
「そう。俺たちで君を守るから。」
突然、知らない男たちがやってきたため、当然その反応は冷ややか。
「何であなたたちが?私と何も関係ないのに。」
「俺、王様になりたいからさ。王様って、別け隔てなく民を守るのが使命でしょ?」
初対面の人には絶対に言ってはいけない台詞ですね・・・。
 当然、
「意味わかんない。」
と避けられてしまいました。
が、構わずついていくソウゴ。校門で止められそうなものですが。

 一方、ゲイツとツクヨミはクジゴジ堂で資料を集めながら調査を進めます。
「これが2010年の失踪者。」
「やはり、事件は2011年より前から始まっていたな。」
さかのぼって調べてみると、同様の被害者はそれ以前から発生していたようです。
 より古いものでは、
「これが2006年。」
この写真を見て、ゲイツがある1点に気付きます。
「待て。」
「山吹カリン・・・今と全然変わらない。」
そこには、2011年と2006年の写真に写り込んだ、制服こそ違うもののまったく雰囲気の変わらないカリンの姿。
「どういう事だ?何年たっても同じ姿をしてるとは・・・。タイムジャッカーか?」
あるいはまさかフォーゼ、555ときて剣の要素まで入ってきましたか?

 天高でも、何やら異常に気づいたらしいソウゴ。
「何かおかしい。」
「どうした?」
「あっ、いや・・・。俺たちが彼女を見張ってから、もう4時間くらい。それなのに彼女、まだ一度もお手洗いには行っていない・・・。」
というデリカシーの欠片もない発言。
「いい加減にして!」
これは流石に怒られます。
「ごめんなさい。」
「放っておいてくんない?」
「・・・ごめん。」
「おいおい、ちょっと待て!」
追いかけようとすると、ちょうど大杉と鉢合わせ。
「うおっ!?」
「すいません。」
「あれ?君は・・・。」
制服を着てライダー部の部室に招かれたはずの男が、私服で謎の男と屋上にいる、と言うのは不審すぎる状況ですが
「いろいろ訳あって、18歳てんびん座生まれの女子高生が大変なんです。」
「あっさり言うか?普通・・・。」
ストレートに事情を明かされた大杉は、
「いろいろ訳あるんじゃあ大変だな。先生が助けになるぞ!」
サスペンダーをバシィーッと弾き、協力を買って出ます。
「あっ、えっと・・・今この高校で該当者は彼女1人だけで。」
とカリンを追いかけている理由を明かすソウゴですが、大杉は
「1人?2人だろ。」
「昨日調べたら、1人だけでしたけど・・・。」
「俺の受け持ってる3年のクラスに、今日誕生日の子がいたぞ。その子も今日からてんびん座生まれの18歳・・・だろ?」
まさか、調べている間に該当者が発生するとは。
もし、犯人がこの事を既に織り込み済みだとしたら・・・。

 一方、クジゴジ堂の2人は
「ちょっと見て!」
「山吹カリンは、既に死んでいる・・・!?」
決定的な新聞記事に行き当たりました・
「2003年、10月25日。交通事故により死亡。翌日未明に遺体が行方不明となる。同日、同級生2名が失踪。」
「・・・どういう事だ!?」
狙われているのは、既に死亡した人間。混乱する他ありません。
 そこへ戻ってきた順一郎。
「ただいま〜。」
慌てて資料を隠し、
「おかえりなさい。」
「ハハハ・・・。あっ、ゲイツくん、ツクヨミちゃん。これ見て。古いでしょ?」
手にしているのは、前回電話で話していたらしい古いオーディオ。
「はい。そんな昔のものまで直せちゃうんですね。」
50年後の未来人にしてみれば、この時代のアンティークなんてオーパーツみたいなものでしょうね。
「直すって言ってもね、パーツを交換するしかないんだけどさ。」
「それじゃいけないんですか?」
「うん。パーツを今の高性能のものにすれば、長持ちするし音もきれいになる。でも・・・それって本来のこいつなのかな、って。」
何かピンと来るところがあり、今度はゲイツが尋ねます。
「どういう意味だ?」
「ああ、このオーディオ、外見は昔のままでも中身も音も新しいものに変わって、無理に生かされるって事だ。となると、こいつは一体いつの時代のものなんだろう?って自問自答しちゃってさ。・・・まあ、技術屋の戯れ言ですけどね。」
 愛着やロマンに関する微妙な話。なのですが、これが2人にとって最後のヒントとなりました。
「無理に生かされる・・・そうか。山吹カリンが変わらないのは、無理に生かされているからだ。」
カリンが生ける死人であるという結論に到達。
「屋上から落ちて無事なはずがない。あれは、アナザーライダーが彼女を受け止めたんだ。彼女も、俺たちを守ろうとしたんじゃなくてアナザーライダーを庇ったんだ。」
 屋上から転落したところにアナザーフォーゼがいたのは、犯人だったからではなく自身が生きながらえさせているカリンを助けるため。
また、カリンもアナザーフォーゼが倒されぬよう庇ったのが前回の真相。
「逃げて・・・逃げて!」
「アナザーライダーは女子生徒たちを狙い、何らかの力で山吹カリンを生かし続けたんだ。2003年から、15年にも渡ってな。」
この事を、すぐにソウゴに連絡するツクヨミ。
「アナザーライダーの目的がわかった。」
そして新たに浮上した被害者候補・・・これは嫌な予感が。

 その後、マンションの一室ではまさに誕生日パーティが開かれています。
「ハッピーバースデー!」
薄暗い空模様に見覚えのあるマンション・・・誕生日・・・流星・・・星が降る・・・繋がった!
 不吉なフラグがバリバリ立っている事などつゆ知らず、パーティに興じる女子生徒ら。
「おめでとう!」
「ありがとう!ありがとう、嬉しい!」
そんな中に鳴る呼び鈴。
「うん?誰だろう・・・。」
玄関を開けてみるも、そこに人影はなし。
中へ戻ろうとすると、いつの間にか背後にライドウォッチを受け取った男が。
 そのままアナザーフォーゼへと変貌し、女子生徒を追い立てます。
ここで割って入ったのは、当のカリン。
「やめて、佐久間くん!あなたは逃げて。」
「カリン・・・!」
「こんな事しても何もならない。もう私のために犠牲を出さないで!」
歪に生かされているカリン自身、この状況を続けたくはないようです。
 葛藤に苦しむアナザーフォーゼ。
すると、この隙にカリンを捕える草加。
「あっ・・・!」
「その通りだ、佐久間。お前の妄執は俺が断ち切ってやる。」
「やめろ!」
草加に襲いかかるアナザーフォーゼ。
草加はやはりカイザへの変身能力を失っているらしく、生身で挑むも簡単に転がされてしまいました。
 さらに、本編での最期を思わせる構図で首を捕まれ、今にも(首が折れる音)がしそうな絶体絶命の状況。
と思ったら頭突きで助かったと思えば、また掴まれています。
 このままでは、と言うところで突っ込んできて、アナザーフォーゼを引き剥がしたのは巧。
が、こちらもファイズへの変身はできず、すぐにやられてしまいました。
「何なんだ?このバケモンは。」
「乾、なぜ・・・!」
この問いに対し、巧は
「俺はお前が嫌いだ、草加。だがな、お前は俺の仲間なんだよ!悔しい事にな。」
今どんな関係なのかは分かりませんが、当時は言えなかった言葉です。
 さらに、ソウゴら3人も到着。
「邪魔をするな!全てはカリンのため・・・!」
ターゲットを追うアナザーフォーゼ。
 巧は、ポケットからファイズのライドウォッチを取り出し、ソウゴに渡します。
「ソウゴ。」
「何?」
「以前からずっと持ってた。これはお前のもんだろ?」
「ライドウォッチ!」
クジゴジ堂でライドウォッチを見ていたのは、やはり見覚えがあったからのようです。
 これを受け取ったソウゴは、おもむろにゲイツに渡して
「ゲイツ。」
「・・・何?」
「頼んだ。アナザーライダーを止めてくれ。」
と、過去の対応を依頼。
「俺が?」
「うん。」
疑問には思いながらも、当初から自身の言っていたこと。素直に引き受けます。

 2003年では、佐久間と並んで歩くカリンの姿が。
「佐久間くん。今夜、流星群見に行く?」
「うん、もちろんだよ。」
「じゃあ、いつもの場所で。」
「オッケー!」
「バイバイ。」
リア充爆発しろと言いたいところですが、この後に待ち受けている運命を考えると・・・。
 夕方になると、生憎の雨。
いつもの場所で佐久間を待つカリンですが、流石にこの雨では天体観測は中止というものか現れません。
2003年ならまだ携帯電話を持っていない学生がいても不思議ではないでしょう。まして養護施設に入っていたならば。
 諦めて帰ろうとしたその時、車のクラクションとともに悲鳴が響き・・・というのが事の発端。

 霊安室でカリンと再会した佐久間。
「僕が約束に行かなかったから・・・!ああーっ!!」
絶叫する佐久間。そのとき周囲の時間が止まり、現れたのはオーラ。
「あなたに、ちょびっとだけ悪い知らせとめちゃくちゃいい知らせがあるの。この後、あなたは一生自分を責め続ける。でも私と契約すれば、この子を救うことができる。」
いつもの手口で契約を持ちかけます。
「何でもする!頼むから、頼むからカリンを・・・!」
「いい子ね。」
「ファイズ!」
アナザーファイズのウォッチを埋め込み、アナザーファイズとなる・・・これが最初の契約だったようで。
 このとき、555本編はと言うと巨大オルフェノクに真理が踏み潰されかかり、初めてクリムゾンスマッシュを発動するところ。流石にライブラリー映像です。
「早く!巧!」
ポインターを発射しようというところで突如変身が解除。
現れた巧は今の半田さんですが、服装とか髪型もあってほぼ違和感がない・・・。
「おめでとう。歴史が変わって、今日からあなたが仮面ライダーファイズよ。」
「カリン・・・!」

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Posted by jerid_and_me at 22:05Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年10月01日

今週の仮面ライダージオウ「第5話 スイッチオン!2015」

 エグゼイド編から飛んでフォーゼ編。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は、クリアできないゲームのプレイヤーが意識不明になるという怪事件を解決したことで、仮面ライダーエグゼイドの力を奪った。そして次に常磐ソウゴを待ち受けるのは、2人のレジェンドライダー。キーワードは・・・流れ星。」
 フォーゼ編かと思ったら、どうやら555編も同時にやるようです。

 都心の雑踏が突如として停止。
こういう時は決まってタイムジャッカーが出てきます。
「ジオウに一杯食わされたって?余裕綽々だったのに、オーラも結構かわいいとこあるね。ハハハ・・・!」
「あんたは、そういうところがかわいくない!」
ウールは、オーラに皮肉を言うためにわざわざ時間を止めたのでしょうか。
 なんてやっていると、今度はこの2人も動きが止まりました。
「これは・・・スウォルツ?」
オーラの言う通り、タイムジャッカーの3人目・スウォルツが登場。
先の2人以上に奇抜な格好していますね・・・。
「さすがはオーラだ、察しが良い。ウール、ショコラはいるかい?」
そのへんの一般人からチョコバーを奪い、わざとらしくウールの頭を撫でてみせるスウォルツ。
「ガキ扱いすんなよ、スウォルツ・・・!」
どうやら、この2人を下に見ているようです。
「楽しそうで何よりだ。しかし、流れは少しずつオーマジオウへと向かっている。流れを断ち切れ。新たな時の王者を擁立するのが我らの目的だ。忘れるな。」
言うことを言って、チョコバーを渡すと去っていくスウォルツ。
嫌な上司という所でしょうか。

 とある日の下校中、
「次の試験、赤点だったらどうしよっかな・・・。」
「俺が教えてやるよ!お前を留年しないようにしてやる。」
「ホント?マジ超助かる!やっぱ持つべきは仲間だよな。」
「そう、仲間だろ?」
なんていう何気ない会話を耳にしたソウゴの表情に微妙な変化が。
「仲間か・・・。」
「少なくとも、今のソウゴが魔王にならないように導きたい。そう思ってる。」
もともと自分を消しに来た未来人2人ですが、今は仲間とは行かないまでもそう悪くない関係になっています。口元にやや笑み。

 ソウゴがクジゴジ堂に変えると、まさに順一郎が専門外の仕事を受けるところでした、。
「ですから、うちは時計屋でして。オーディオの修理はやってないんですよ、はい。・・・ええ、もちろんオーディオにも時計ついてますけども。でもそれはオーディオがメインであって、時計はオマケみたいな部分・・・あっ、やります。やらせていただきます。取りに行きます。失礼します。」
 つくづく押しに弱いと言うか何と言うか・・・。
「お客さん?」
「ああ・・・古くなったオーディオを直して欲しいって。うち、時計屋なんだけどね。」
「うーん・・・おじさんってさ、何でいつもやりたくない修理引き受けちゃうの?」
「いや、決してやりたくないわけじゃないぞ?まあ、本音を言えば時計の修理のほうが好きなんだけどね。」
 ぼやきながら奥へ引っ込んだ順一郎と、入れ替わりに出てきたゲイツとツクヨミ。
「あっ、2人ともここにいたんだ。今日は俺の見張り、よかったの?」
「ちょっとね・・・。」
ツクヨミの歯切れの悪さを読み取り、
「もしかして、アナザーライダー?」
と言い当てるも、ゲイツはそっけない。
「お前は来るな。」
「来るなって言っても行くよ。ちょっと待ってて。」
・・・と思ったら、ちゃんと待ってるゲイツ。何だかんだ無碍にできてなくて、ツクヨミは笑顔。

 調査に出た3人。
「女子生徒連続失踪事件?」
「うん。警察はまだ気づいてないんだけど、ここ数年にわたって起きてる。失踪した女子高生に不思議な共通点があってね。てんびん座生まれの18歳であること。」
「そうか・・・アナザービルドもアナザーエグゼイドも、ターゲットに共通点があったよね?確かにそんな共通点、アナザーライダーの仕業って考えるのが自然かも。」
「うん。」
ビルドはスポーツ選手、エグゼイドはゲーマーでしたが、今回は以前になく細かいです。何例あったか分かりませんが、確かに異常。
 そうして3人が向かったのは、
「天ノ川学園・・・?」
まさかの天高。
「家出した女子生徒を捜索している情報を入手してね。彼女もまたてんびん座の18歳だった。」
街頭で受け取った尋ね人のビラが起点のようですが、この配っている男性の髪型って・・・。
「これまでの失踪事件は、何年か置きだが1つの学校で立て続けに起きてる。ここでもまた、同じことが起きる可能性がある。」
という、タイミングが良いのか悪いのか、天高では初めての被害だったようです。
「そうか!この学校でてんびん座生まれの18歳の子を見張ってれば、アナザーライダーを捕らえられるかもしれない!」
「そういう事。と言うことで・・・はい、これ。」
「えっ、制服?」
ツクヨミが用意したのは、天高の制服。やはり基本は潜入調査。

 いざ調査にあたってみると、これが難航。
ゲイツはまたしても謎ベスト?にライドウォッチむき出しで、しかも威圧的な態度なもので
「そこのお前ら。少し聞きたいことがあるんだが。おい、聞かせろ!」
思い切り逃げられています。
 ツクヨミとソウゴも、地道に聞き込みを行います。
「ねえ、2人って18歳?」
「違う。」
「ありがとう。」
「ねえねえ、皆。18歳、てんびん座の女の子知らない?」
「知らない。」
が、なかなか結果に結びつきません。
チア部とアメフト部、当時と衣装が変わらないのが懐かしい。
「考えてみれば、誕生日なんてよっぽど仲いい友達ぐらいしか知らないよね、普通。」
聞き込みに限界を感じたところで
「ゲイツ、どこ行くの?」
「学校のサーバーをハッキングして生徒のデータを洗う。」
さらっと言ってのけるゲイツ。確かに、個人情報だから今日びそのぐらいは必要でしょうか。
 と思ったら、ソウゴはより良案があると言う。
「そんな事より、もっと簡単にできるよ。」
「何?」
いきなり階段に飛び出し、派手に転落。これには2人ともビックリ。
「何のつもりだ?」
「保健室・・・痛てて。」
保健室にかかるつもりでわざと飛んだのか、それとも保健室に向かおうと思って急いだ結果なのか。
前者だとしたら相当ヤバい奴ですよね・・・?
 そんな中、門から覗く不審者の姿。
アナザーライダーか、それともただの変質者か。

 保健室に養護教諭を呼びに向かうツクヨミとゲイツ。
「先生!友達が階段から落ちちゃったんです!」
「大変!すぐ行きます!」
「お願いします。」
2人を追いて、ソウゴのところに向かう養護教諭。これで保健室は無人です。
「あいつめ。これを狙ったって訳か。」
保健室なら、当然生徒の個人情報にアクセスできるはず、というもの。
 そんな項目があるか?と言うのは置いておいて、『てんびん座』『18歳』というキーワードではヒットはただ1人。
「いた。3年A組、山吹カリン・・・。」
ご丁寧に顔写真や住所まで。これは大きな収穫です。
 このチャンスを作ったソウゴはと言うと、ちょうど養護教諭に診てもらったようで
「折れてないから大丈夫。仲間が心配してたよ。」
「・・・すみません。」
「気を付けてね。」
と、その場で解放されましたが
「向こうからしたら、仲間じゃないんだけどね・・・。」
ソウゴは仲間と思っているようですが、未来人2人はそうでもないと。そこが悩みどころのようです。
 すると、目の前に通りかかった女子生徒は何だか具合が悪そう。
今にも倒れかかっていたので、慌てて支えるソウゴ。
「大丈夫!?」
しかし、状況に気づくと慌てて逃げてしまいました。
この顔は、先程検索に引っかかった山吹カリン?
「えっ?ちょっと待ってよ!」
「おっ?ごめん。」
「ごめんなさい!」
他の生徒にぶつかりながらも、これを追います。が、途中でまたウォズに遭遇。
「うおっ!?また出た・・・。」
「いい加減、慣れて欲しいなあ。我が魔王。」
「ウォズがここにいるって事は・・・やっぱり、アナザーライダーが女子生徒失踪事件に関連してるって事だよね?」
流石に、ウォズの現れる所アナザーライダーありというパターン化ができてきています。
 ところが今回は、
「確かに、この件にはタイムジャッカーが噛んでいる。でも、情報が錯綜していて私にもよく読み解けないんだ。」
「なんだ・・・。」
珍しくも役に立たないパターン。いつもならバチッとヒントをくれるのですが。
「ひとつ教えられるのが、この件は『流れ星』から始まった。」
「流れ星・・・?って、それってどういう・・・」
今回は、ただ1つのキーワードのみで姿を消してしまいました。
「またいなくなった・・・。」

 その後、先程のカリンはソウゴを振り切って屋上にいましたが、そこに迫る魔の手。
突如として彼女の首を絞る不審者の顔は・・・まさかの草加。
ほんと雰囲気変わらないなあ・・・。
 丁度その頃、合流したソウゴと未来人2人。
「どうだった?」
「見つかった。」
この直後に、カリンが屋上から転落。
 慌てて現場に向かうと、そこにはカリンとアナザーフォーゼが。
本家よろしく頭をキュッと鳴らし、3人に向き直ります。
「アナザーライダー・・・!」
「さっきの?お前が彼女を・・・!」
屋上から落ちたカリン、屋上にいた草加・・・もしかして草加がアナザーフォーゼに?
 宇宙キター、のポーズで威嚇するアナザーフォーゼ。さながらレッサーパンダのようです。
「下がってろ。行くぞ!」
ツクヨミを下がらせると、ソウゴとゲイツは変身の体勢へ。
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
「「変身!!」」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
アナザーフォーゼは見た目通りのパワーはもとより、本家同様のモジュールをも駆使。
「チェーンアレイ・オン」
「ケン!」
「Oh No!」
それぞれ武器で防御しようとしますが、そのパワーは圧倒的です。
 ジオウが転がされ、ビルドのライドウォッチを落とすとこれに目をつけたゲイツ。
「貸せ!」
同意を得る間もなくこれを起動。
「ビルド!」
「アーマータイム!」
「ベストマッチ!ビルド!」
だいたいジオウのそれと変わりませんが、顔は『びるど』。
 ゲイツとアナザーフォーゼが戦っている間に、ツクヨミはカリンを救助。
「大丈夫?」
ゲイツはそのままアナザーフォーゼ相手に押し込み、必殺技の体勢へ。
「フィニッシュタイム!」
「ビルド!」
「ボルテックタイムバースト!」
するとジオウの時はひどい有様だったのですが、今回は数式が完全再現されています。グラフもちゃんと曲線。
 倒せないまでも、ひとまずは退けたかと思われたその時、自らアナザーフォーゼへと向かうカリン。
「君は離れてて!」
制止も聞かず、離れようとしません。
このとき、アナザーフォーゼ体表の年号が読み取れました。
「2011・・・。」
その後、アナザーフォーゼはカリンを引き剥がし、
「ランチャー・オン」
忌々しげな様子で、ランチャーの爆炎にまぎれて姿を消しました。
「逃げられたか・・・。」
ともかくも戦いが終わったことで、ようやく転落したのがカリンだと気づくツクヨミ。
「あなた、山吹カリンさん・・・?」
「誰?何で私のことを・・・?」
「あなたは、あいつに狙われてる。」
「でも心配しないで。俺たちが守るから!」
しかし、すごく嫌そうな顔・・・ついには逃げ出してしまいました。
「えっ?ちょっと待って!」
「おい・・・。」
変身を解いてカリンを追いかけようとすると、待ち構えたように出てきたのはいかにもな男子生徒。
・・・って、この2人もしかしてMOVIE対戦アルティメイタムの?時系列的にはほぼ一致しますが。
「うおーっ!今のって仮面ライダーだよな!?」
「マジで・・・マジでー!?」
すると一方的に、弦太朗の友達のサインを繰り出し、
「おおー・・・何?」
ソウゴは困惑する他ありません。
「俺たち、仮面ライダー部なんだけど!」
いきなり出てきた懐かしい単語。
「仮面ライダー部?」
「この学校に前からある部活です!」
「本物の仮面ライダー、初めて見たぜ!」
「そうだ!俺たちの部室に来いよ!よっしゃ!来い!ほら!何ボサッとしてんだ!早く来い!先行っちまうぞオイ!」
ものすごいテンションの高さで、強引にソウゴらを部室に案内してしまいました。
この過程で、バカ正直にもソウゴにビルドウォッチを返すゲイツ。つくづく人が良いと言うか。

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Posted by jerid_and_me at 22:35Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ