2018年12月27日

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER

 今回は休日に割と早起きして、初日の初回で観に行ってきました。
今回に関してはそれが大正解だったようですね・・・なんか炎上したみたいで。
実際、そのシーンでは劇場内にどよめきが起こりました。
ギャグシーンで一斉に笑いが出ると言うのは割とありますが、どよめきが出るというのは初めてと思います。
実際、それだけのインパクトのある内容だったかと。

 それ以外にも、とにかく胸熱というシーンが多いです。
この手の集合映画について、仮面ライダーをメタな視点で見るのは結構多いんですけど今回はそれがすごく上手くできていたなと。
春映画と冬映画のいいとこどりのような、そういう雰囲気があります。

細かいことは追記へ。  続きを読む

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2018年12月23日

今週の仮面ライダージオウ「第16話 フォーエバー・キング2018」

 映画は初回で観たんですけども感想がまだまとまらない。いい映画だったと思います。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。世界の破壊者・門矢士によって未来へと送り込まれた彼は、オーマジオウが自分自身である事実を突きつけられ、未来を変えるためにベルトを捨てるのだった。・・・と、この本には書いてあるのですが。」
 内容が流動的であることはすでに知っての通り。

 オーマジオウに、時空ドライバーを捨てるという選択を持ちかけられたソウゴ。
「このベルトを・・・捨てる?」
「そのベルトを捨てれば、仮面ライダーの力がなくなる。すなわち、魔王にならない。世界の破滅を防ぐことができるぞ。」
「それは・・・。」
迷っているジオウに、オーマジオウの容赦ないトドメ。
ノーモーションでのハメ技ってだけで大物感がすごい。
「ソウゴ!」
変身が解けて倒れたソウゴに、追い打ちをかけるように2018年の映像を見せます。
「間もなく我が忠実な下僕が、お前の仲間を打ち倒す。お前のいるべき時代に帰るがいい。」
時間移動のゲートをもいとも簡単に発生させるオーマジオウ。やはりいろいろと規格外。
むしろ、これと近いことができるディケイドが何者だって話にもなるのですが。
「行こう、ソウゴ。」
ソウゴを引っ張って、素直にゲートをくぐるツクヨミ。
「若き私よ。お前がどのような未来を選ぶか楽しみだ。」

 2018年に戻ったソウゴとツクヨミ。
「大丈夫?ソウゴ。」
「ああ・・・。」
「早くゲイツを助けに行かないと。」
すぐに救援に向かおうとするツクヨミですが、ソウゴはそびえ立つダイマジーンを見て
「ねえ。あれは、あとどれぐらいで動き出すの?世界の破滅まで、あとどれぐらい?」
「あれが現れてから、数ヶ月もかからなかったはず・・・。」
「そうか・・・。」
活動開始の時期については不明なままですが、そう長い猶予ではないようです。

 工場の中では、ファイズアーマーを装着しながらもカッシーン相手に苦戦しているゲイツ。
「だったら・・・こいつで!」
「エグゼイド!」
「アーマータイム!」
「レベルアップ!エグゼイド!」
しかし、カッシーンの方もエグゼイドと同様またはそれ以上のジャンプ力と機動性を兼ね備えており、結局のところ有効打とはならず。
 カッシーンは手持ちの槍だけではなく、背中から伸びるカニのような副腕が非常に厄介。
移動の補助に攻撃に、と反撃の隙を与えません。
いよいよ追い詰められたゲイツ。
「オーマジオウの名において、貴様をここで葬る。」
「ここまでか・・・!」
副腕からのビームでゲイツにトドメを刺そうとしたカッシーンですが、これを妨害したのはツクヨミ。
「ゲイツ!」
「来るな、ジオウ!貴様の助けなどいらないと言ったはずだ!」
「あいつを差し向けたのは俺だ。」
「我が魔王。」
「俺はオーマジオウなんだ。だから俺は決めた。」
ソウゴは震える手でジクウドライバーを指し、
「ゲイツ、俺のベルト壊してくれ。」
「ソウゴ!」
「何だと!?」
「俺は・・・王様になるの、やめるよ。」
「ソウゴ・・・。」
本来王になるのを止めるべき2人のほうが困惑していますが、
「いいからやってくれ、ゲイツ!」
意を決して、ドライバーを掲げると
「馬鹿な真似はおやめください!」
カッシーンが止めに入るより先にジカンザックスを取るゲイツ。
「フィニッシュタイム!ウィザード!」
「ギワギワシュート!」
同時にソウゴもドライバーを放り投げ、カッシーンの指先を掠めた冷気の矢がドライバーを直撃、氷漬けに。
次いで炎の矢がこれを粉砕・・・ソウゴはジオウとなる手段を失いました。
 これにより機能停止し、崩れ落ちるカッシーン。
2068年でも、オーマジオウとその御殿が消滅。
「初めから、こうすればよかったんだ・・・。」
安堵とその他の後ろ髪引かれるような感情の入り混じった表情。

 表に出て、ダイマジーンの様子を確認すると
「見て!」
活動を停止し、地下へと潜っていくダイマジーン。
「これで、世界の破滅は免れたって事だよね?」
「ああ・・・最低最悪の魔王は生まれない。本当に、お前が魔王になることを諦めるならな。」
「俺は世界を救いたいと思ったから王様になりたかった。」
「お前には、王となり世界を破滅から救う使命がある。」
この夢によって王を志したソウゴでしたが、
「俺が世界を破壊する張本人だとしたら、王様になる意味なんてない。」
あくまで王は衆生救済のための手段のため、このまま王になるのは本末転倒という判断です。
「ソウゴはそれでいいの?」
「ゲイツ、感謝してほしいな。君がどうしても俺を倒せないから、仕方なく自分で決めたんだからさ。」
冗談めかして言うソウゴ。
「何だと・・・?」
「2人とも、元の時代に帰れるね。もう会うことはないと思うけど、元気でね。」
ソウゴが魔王になる可能性を失ったということは、ゲイツとツクヨミが2018年に来る理由もなくなったという事。
「ああ。もう二度と・・・会うことはない。行くぞ。」
こうなっては仕方がない、という顔で背を向けるツクヨミ。あっけない別れですが仕方がない。
「これでいいんだ。」
「我が魔王・・・。」
「ごめん。俺はもう、君の魔王でも何でもない。じゃあ。」
ウォズとも離れ、元通りの生活へ。

 この情報はすぐにタイムジャッカーにも伝わります。
「オーマジオウが消えた。あんたがあの子を未来に送り込んだの、正解だったみたいね。」
「何だ・・・もっと骨のある奴だと思ったのに。」
そういう士ですが、どこまでが本心なのやら。
「俺の計画をどうしてくれる。」
と本音がポロリ。
「計画ってどういう事?」
「どうだっていい。お前らはどうする?」
みなまで言うな、といったジェスチャーで答えをはぐらかします。いつだって裏切り秒読み状態ですね・・・。
「私達が新しい時の王者を擁立する。誰にも邪魔されずにね。」
そう言えば、ゲイツらが帰ってしまうと誰もタイムジャッカーを邪魔する者がいなくなってしまう?

 スウォルツは、
「我らの思うように事を進めるには、邪魔者は徹底的に叩き潰さねば。」
「徹底的にって?」
「常磐ソウゴの息の根を止めろ。」
ソウゴの抹殺を指示。ウォズもいるし、いつまたその気になるかは分からないという判断のようです。
 すると、スウォルツはカッシーンを再起動。
オーマジオウの手先のはずが、ハッキングしているのか、それとも・・・?
「わかったよ。」

 ひとりクジゴジ堂に戻ったソウゴ。
「ただいま。」
「ああ、おかえり。あっソウゴくん、お友達どうしたかな?時計の修理が終わったんだけど。」
「あっ・・・ウォズなら、もうきっとここには来ないよ。」
「どうして?せっかく直したのに。」
あんなゴミ同然だった時計をピカピカに直してしまった順一郎。凄腕すぎる・・・。
「ゲイツもツクヨミももう帰ってこない。」
「ソウゴくん・・・何かあったの?」
「王様になるの、やめたんだ。」
王の道を断念したことを打ち明け、
「あんなになりたがってたのに?」
「受験でも挑戦しようかな。おじさん、どう思う?」
「あ・・・そうだな。」
順一郎は少し考えた後、ソウゴのこの選択を肯定も否定もせず、自分の夢の話の続きを語り始めました。
「前にさ、おじさんにも夢が叶うチャンスがあったけど見送ったって話、したことあったよね?」
「うん、覚えてる。」
「あれ・・・嘘なんだ。」
「嘘?」
「嘘だけど・・・半分本当。おじさんが掴みかけた夢っていうのは、海外の有名な時計屋さんで働くこと。その夢は諦めたけど、今はこうして時計の修理をしてる。だから幸せなんだ。」
海外での活躍は叶わなかった、と言うよりは時計を生業にするという夢が叶っているという事でしょうか。
「時間って、みんな同じ速度で進んでるように見えるけど、違うんだよ。時間の進み方は人それぞれ。今は諦めたとしても、時間は夢に向かって進み続ける。」
「夢に向かって、進み続ける・・・。」
自分の夢というものについて、改めて考えさせられるソウゴ。

 お使いの最中も、頭の中は自分の取るべき道について。
「どうしたらいいんだろう・・・?」
そこへ襲来するカッシーン。前回とはうってかわり、黙ってソウゴを攻撃すると、ここに現れるウール。
「驚いた?」
「タイムジャッカー・・・!」
「ちょっと貸してもらったんだよ。君を始末するためにね。」
「やめてくれ!俺は王様になるのやめたんだから!」
と思ったら、どこから用意したのか
「仕方ないな、我が魔王。変わりのベルトがこちらに。」
手際が良すぎる・・・。
「俺は・・・俺はもう魔王になるつもりなんてない!」
しかしウールはソウゴが落とした生パプリカを齧りながら、カッシーンの攻撃を止めません。
 こんな事になっているとも知らず、2台のタイムマジーンで2068年に帰ろうとするゲイツとツクヨミ。
「元の世界に戻るぞ。」
「ねえ見て。ソウゴがさっきの奴に襲われてる。」
「何?」
出発間際に気がついた2人。

 ずっと痛めつけられているのに、普通にウォズが近づける不思議。
「このままでは死んでしまう。ベルトを取るんだ。」
「嫌だ!」
「我が魔王!」
無謀にもカッシーンに向かっていくソウゴ。もはや自棄になったか?
 ウールは、変身を迫るウォズに
「君さ、僕たちの味方じゃなかったっけ?邪魔しないで、そこで見ててよ。」
いつの間にかドライバーをかすめ取っています。抜け目のない。
「私はこの本に従って行動するだけ。君こそ邪魔しないでもらえないか。」
その逢魔降臨暦も今や当てにならないものの筈ですが・・・。
「そう。でも、もう終わりだね。」
ソウゴにトドメを刺そうとするカッシーンと、なおも退こうとしないソウゴ。
「避けろ!」
駆けつけたゲイツが叫ぶも逃げないため、とっさに近くにあった標識を投げて直撃は免れました。
 よく見ると、ソウゴの背後には転んで泣いている子供が。
「あの子を守るために・・・。」
「俺は・・・俺の民を傷つける奴は絶対に許さない。みんなの幸せのためにできることがあるなら、命を懸けたって惜しくない!」
どうやら、心根はまだ王様への道を捨てきれていないようです。これにはウォズもややニヤリ。
 対照的に、複雑な表情を浮かべながらひとまずは変身するゲイツ。
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「戦う力もないのに何してる!」
ツクヨミは少年の保護に回ります。
「大丈夫?」
「ゲイツ・・・未来に帰ったんじゃなかったの?」
「それはこいつをぶっ潰してからだ!」
魔王でなくなったからこそ、いち人間として放っておかれないという事でしょうか。
 不正利用とはいえ、カッシーンだけでも強敵なのにオーラが士とともに現れました。
「全部終わったかと思ったが、ずいぶん賑やかだな。おい、俺はどっちの味方すればいい?」
「好きなほうに着けば?」
オーラは天の邪鬼な士の性格がだいぶわかってきたようです。
「変身。」
「カメンライド・ディケイド!」
まずは普通にディケイドに変身し、カッシーンに加勢。
「こっちの味方をした方が面白そうだ。」
「門矢士・・・!」
「アーマータイム!」
「プリーズ ウィザード!」
ウィザードアーマーを装着しますが、ディケイドもウィザードにカメンライド。
「カメンライド・ウィザード!」
「ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」
フレイムかと思ったら水も操る何でもあり感。
さらに、カッシーンが戦っている間に必殺技。
「ファイナルアタックライド ウィウィウィウィザード!」
「これで終わりだ。」
キックではなく、コネクト+ビッグの合わせ技。
予測不可能の大パワー攻撃はひとたまりもなく、変身解除に追い込まれてしまいました。
「ゲイツ!」
「とんだ飛び入りだったけど、さっさと片付けてよ。」
カッシーンはソウゴにターゲットを戻し、ゲイツ同様にピットの中に落としてしまいました。絶体絶命。

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Posted by jerid_and_me at 19:57Comments(5)

2018年12月16日

今週の仮面ライダージオウ「第15話 バック・トゥ・2068」

ディケイドの力を継承したかと思ったら、話が一気に50年後まで飛びます。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。そんな彼を阻止すべく、未来からやってきたゲイツとツクヨミ。だが、常磐ソウゴは『最高最善の魔王になる』と宣言し、各ライダーの力を集め続けていた。しかし、その自信も打ち砕かれる時が来る。オーマジオウとなった自分自身を前にした時に・・・おっと、先まで読みすぎました。」
安定のネタバレ。しかし悪い顔してますね・・・。

 ある朝、ソウゴが普通に起きてきたかと思うと、
「おはよう。」
先に朝食をとっていたゲイツがおもむろに立ち上がり
「今日ここで終わりにする。」
またソウゴを倒そうとします。ただしフランスパンで。
「物騒だなあ・・・。この前は俺のこと助けようとしてくれたろ?」
「俺はお前によってもたらされる最低最悪の未来を防ぎにここに来た。だが状況は変わった。門矢士とか言う訳の分からんやつも現れた。」
「お前、王様になりたいんだってな?だが無理だ。この世界は俺に破壊されてしまうからな。」
とにかく滅茶苦茶なやつなので、方向性が分からないにせよ危機感を覚えるのは道理。
「奴にお前が倒される前に、俺がお前を・・・」
「どうするの?」
と言われて、視線を落として言葉に詰まってしまうゲイツ。やはり出来ようもありません。
 するとおもむろにソウゴと真正面で向き合い
「今からでも遅くはない。ベルトを捨てろ!そうすれば、お前がオーマジオウになることはなくなる。」
物理的にライダーとの縁を切らせようとします。が、当のソウゴは
「それはできない相談だよ。俺は最高最善の魔王になるって決めたんだからさ。」
「お前・・・!」
そこで順一郎がキッチンから出てきて、話は中断。
「おはよう、ソウゴくん。」
「おじさん、おはよう。」
「はい、これね。」
「ああ、ありがとう。」
すると、ここまで黙って見ていたツクヨミが
「ねえ、ソウゴはどうして王様になるって決めたの?」
という問いを投げかけますが、
「いや、別に・・・生まれた時から王様になる気がしてた。」
前にも聞いたような答え。しかしこれには続きがあるようで、
「あっ、王様の話?」
「うん。」
「だったら話してあげればいいじゃん。あの、夢の話。」
「もう、それいいよ・・・。」
何やら新しい話が出てきそうですが、ここで現れたウォズ。
「夢か、実に面白そうだ。」
「あれ?ソウゴくんのお友達じゃない?」
「また時計を直して頂けませんか?」
また古い時計を持ってきましたが、これ絶対ゴミ捨て場からどこかから拾ってきたヤツでしょう。
「ああ・・・!お友達、前にも言ったと思うけど、うち時計屋だから。時計の修理はやってないのよ・・・って時計!?」
もはやこのやり取りが定番と化しつつある・・・家主を懐柔してソウゴに近づきやすくしているのでしょうか。
「喜んでやらせてもらうよ!じゃあ、ご飯の前にやっちゃおうか。朝飯前だ、ハハハ・・・ってこれ、ひどいなこれ。これ、ちょっと時間かかるわ、うん。でもうちでよかった。必ず直すよ。」
 やたら古臭い上に完膚なきまでに壊れているように見えますが、結局朝食も取らずに作業場へ向かいました。どれだけ時計好きなんだろう・・・。
うまく入り込んだウォズに、ソウゴは
「ウォズ。俺、君に聞きたい事がある。この前、タイムジャッカーの味方をするって言ってたよね?」
わざわざゲイツとツクヨミがいる前で聞くソウゴ。こちらも悪い。
「そう取ってもらっても問題ない。」
「貴様・・・!」
「一体何のつもり?」
「君の目的を教えてくれないかな?」
とウォズの腹を探ろうとしますが、
「そんな事より・・・大変なことが起こっているよ。」
どうやら、ただ与太話をしに来た訳ではないようです。

 慌てて高台へと向かうソウゴら。
「見ろ。」
ソウゴらが見たのは、突如として街に出現した巨大ロボット。
タイムマジーンよりも明らかに巨大で、デザインも違いますが・・・?
「あれは・・・!?」
「ダイマジーン!オーマジオウは、あれを使って世界を焼き尽くした。」
初めて出てきた情報ですが、ソウゴはこれに覚えがあるようです。
「同じだ・・・夢で見たのと。」
夢の中でも、破壊活動を行うダイマジーンを見ていたという。

 当然これはソウゴらだけに見えている訳ではなく、一般人にも見えており、かつ破壊活動を行っていることから大々的にニュースにもなっています。
「ダイマジーンが世界中に・・・。」
世界の主たる都市に現れて破壊活動・・・まだ2クール目だというのにクライマックス感がすごい。
「本当にオーマジオウがこれを使って世界を焼き尽くしたの?」
「ああ。我が魔王は7体のダイマジーンを使って、世界を自らの手中に収めた。」
いくら大きいとは言え、たったの7体という数字がその破壊力を想像させます。
「夢で見た、と言ったな。どういう事だ?」
「・・・子供の頃、不思議な夢を見たんだ。あいつが世界を破壊してた。みんながどんどん死んでいく・・・。俺はただ、それを見ているだけしかできなかった。」
恐怖と絶望に耳をふさいでうずくまる夢のソウゴに、謎の男が接触。
「そこに不思議な男が現れた。」
「少年よ、お前は生まれながらの王。お前には、王となり世界を破滅から救う使命がある。」
後のソウゴであるオーマジオウが世界を焼き尽くすというのに、ソウゴに王になれと迫る謎の夢。
「繰り返し、何度も何度も同じ夢を見た。だから俺は、いつか王様になるんだって・・・。」
なんて話していると、目の前に突然謎のゲートが出現。
「ゲイツ!」
そこから現れたのは、ライダーとも怪人ともつかない謎の異形。
「こいつは・・・!」
「タイムジャッカー?」
「違う。オーマジオウの手下・・・!」
「我はオーマジオウ様の忠実な下僕、カッシーン。我が魔王の命により、ゲイツ・ツクヨミを抹殺する。」
ネーミングセンスが戦隊やプリキュア寄り。まあマジーンの時点で大概ですが。
そして魔王の知恵の実を狙ってそうな声してます。
さらに変身する時間さえ与えず攻撃を開始。機械らしい外道ぶり。
「やめろ!」
止めようとするソウゴですが、
「お下がりください、我が魔王。あなたの命令にございます。」
「俺の・・・命令?」
ツクヨミのスライディングでどうにかゲイツもピンチを脱し、一旦は逃走。
「ツクヨミ!ゲイツ!」
さらにウォズも現れ、
「時は来た。時計はもう元には戻せない。もう後戻りはできないよ?我が魔王。」
この状況を大いに喜んでいます。

 ではタイムジャッカー連中にとってこの状況はどうかと言うと、
「ねえ、どう思う?オーマジオウの奴、本気で世界を壊しちゃうつもりなのかな?」
「確かに、本来の歴史より早いな。我らの介入に気づき、オーマの日を早めるつもりか?」
「2018年のジオウはまだ若い。でもあいつが王になったら、もう手がつけらんないよ!?」
「そのために、ウォズが連れてきた男がいる。」
と、ウォズとその連れ頼りなんですが・・・大丈夫なんでしょうかこの人達。

 その士は、例の眺めのいい部屋からダイマジーンの写真を撮っています。
「あれが全部魔王の仕業か。全く・・・やばい奴だな。」
士をしてやばいと言わしめるとは相当です。
これまでさんざん戦隊ロボやビッグマシンと戦ったり、FFRで巨大ディケイドになったりした士が言うんですから。
「本当にあれが動き出したら世界はぶっ壊れるのか?」
「いとも簡単に・・・あっけなくね。」
「俺が常磐ソウゴを倒せばどうなる?」
「もちろん、最悪の事態は免れる。」
「そうか・・・。じゃあ、答えは簡単だ。」
ネオディケイドライバーを手にする士。が、こういう時は大抵違うこと考えてるんですよね。

 廃工場に隠れたゲイツとツクヨミ。
「とりあえず、撒いたみたいね。」
「覚悟を決めなきゃいけないのは俺の方か・・・。」
「え?」
「俺は戦士だ。この時代に来るまでは、どんな手を使ってでも最悪の未来を防ごうとしていた。」
「今は違うの?」
「やつが最低最悪の魔王になるはずがない。そう考えだした自分がいた。だからあんなに甘い態度をとってしまう。」
というのは、冒頭の
「ベルトを捨てろ!そうすれば、お前がオーマジオウになることはなくなる。」
といった行動にも現れています。
「俺は1人の戦士に戻る。」
覚悟を決めたところに、タカウォッチロイドが飛来。
「サーチホーク!」
「探しタカ!タカ!」
「よかった、無事だったみたいだね。」
普通に寄ってくるソウゴですが、
「来るな!」
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「俺はお前を倒すためにこの時代にやって来た・・・!」
「ゲイツ・・・。」
ソウゴの変身を待たずにジカンザックスで斬りかかるゲイツ。いよいよ本気でしょうか。
「やめてゲイツ!」
「俺はもう迷わない。」
戦闘開始、かと思ったら勝手に吹っ飛ぶゲイツ。カッシーンが追いついたようです。
「我が魔王よ、ご無事か?」
「お前・・・!」
「敵はすぐに排除致します。」
カッシーンはどうもゲイツ以上に強いようで、放っておけばゲイツが危なそうです。
「やめろ!ゲイツは敵じゃない!」
「聞くことはできません。これは全てあなたのため。」
「このわからず屋!」
止めても聞かないカッシーンに、ソウゴも変身して止めにかかります。
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
と思ったら、今度が士が割り込んできました。
「あんた・・・俺の飯を食った人か?」
どうやら結構根に持っているようです。士はこれには答えず
「俺がお前の相手をしてやる。」
「変身!」
「カメンライド・ディケイド!」
ライドブッカーからカードがドローされる音、ドライバーへの挿入前にカードを反転させる仕草と音、そして変身途中はちょっとハゲたおっさんっぽい所など、非常に懐かしい変身シーン。
 そのままライドブッカーを手にジオウと戦闘開始。
流石に場数が違うと言うものか、ディケイドの方が圧倒的に強いです。
「やめてくれ!ゲイツを助けないと!」
そのゲイツも、カッシーンとの戦闘力の差に追い詰められていっており、2人して大ピンチ。
「そうは行かないな。」
「どうして邪魔をするんだ!」
「何故だろうな?今、俺はその理由を探している。」
本人も理由を探しているという。サイコパス感のある言いようです。
 そのままビルドへとカメンライド。
「カメンライド・ビルド!」
「鋼のムーンサルト!ラビットタンク!」
「イエーイ!」
前回のゴーストもそうでしたが、最近のライダーへのカメンライドはベルト音声再現なので非常にやかましいですね。
 ならば、とディケイドウォッチを起動するジオウ。
「ビルド・・・それなら!」
「ディディディディケイド!」
「カメンライド!ワーオ!」
「ディケイド!」
「俺が渡したウォッチか。」
「こいつで・・・!」
「ビルド!」
「ファイナルフォームタイム!ビビビビルド!」
より上位のスパークリングでもって挑みます。これは流石に力の差が分かりやすいですね。
「ビビビビルド!」
「ファイナルアタックタイムブレイク!」
キック対決でも、スパークリングの方が強力。スパークリングのキック久々に見たな・・・。
「なるほど。だったら・・・こっちの姿の方がいいかな。」
ビルド同士では相性が悪い、ということで素のディケイドに再カメンライド。
「カメンライド・ディケイド!」
「こいつ・・・強い!」
カメンライドという小細工抜きでも強いということを見せつけます。
 すると、ジオウのピンチにゲイツを放って援護に回るカッシーン。
「我が魔王よ!」
「何だ、そいつもお前の仲間か?」
「違う!」
「何が違うんだ?」
「力を貸せ、門矢士。ここでジオウを終わりにする。」
と、今度はディケイドに共闘を持ちかけるゲイツ。
「ゲイツ!そいつはタイムジャッカーの仲間よ!」
「ジオウを倒すためなら敵の力だって借りてやる。行くぞ!」
もはやなりふり構っていられない、という様子。
「やめてくれ!俺はゲイツを助けたいだけだ!」
「お前に助けられる筋合いはない!」
「やめろ!」
みんな立場もバラバラだし思惑も噛み合っていないしで、史上稀に見るレベルのゴチャゴチャとした戦闘です。
「動揺してるみたいだな。」
「動揺・・・?」
「分からないのか?お前の仲間はゲイツって奴じゃない。魔王、お前の手下だ。」
「あんな奴・・・俺の手下なんかじゃない!」
やはり動揺が隠せていません。そこへ畳み掛けるようにウォズまで登場。
「我が魔王、そろそろ認めてくれないかな?自分が進む覇道を邪魔する者は誰ひとり許さない!それが私の知っている君だ。」
「違う!俺がゲイツたちを抹殺したり、世界を無茶苦茶にしようなんて思うはずがない!」
「そうか。じゃあ見てくるか?未来の自分をな。」
オーロラを発生させると、銃撃でジオウをそこへ押し込んでしまうディケイド。
「ソウゴ!?」
ツクヨミもこれについて行ってしまいました。
 ゲイツはカッシーンに手こずったために置いていかれましたが、ディケイドの手引きで逃げ延びました。
残ったウォズは、
「素晴らしい!我が魔王が、我が魔王に出会う。歴史にどんな影響を与えるのか・・・。」
と、これを喜んでいます。もう逢魔降臨暦の中身とかどうでもいいんでしょうか?

 ソウゴが降り立ったのは2068年、自身の初変身の像の前。
「ここは・・・?俺?『常磐ソウゴ初変身の像』・・・?じゃあ、ここは!?」
「そう、ここは2068年。あなたの時代から50年後。あなたが魔王として君臨する世界よ。」
「そんな・・・。」
信じられない、と言った様子で背を向けるソウゴ。
「どこに行くの?」
「見たいんだ。この時代がどうなってるか。」
その頃、ソウゴの来訪を知ったオーマジオウ・・・もとい2068年のソウゴは
「私に会いたいと言うのか・・・若き日の私よ。」
同一人物だと言うことは、この時の記憶が残っていそうなものですが。
と言うかオーマジオウ御殿小さいな・・・。

 2018年では、ゲイツに状況を説明する士。
「ジオウが2068年に?」
「無実の罪と思いながら死んでいくのは不憫だからなあ。現実を教えてやろうと思ったまでだ。」
どう考えても裏のある言動。それが具体的に何かは分かりませんが。
「君の配慮に感謝するよ。いつまでたっても魔王たる自覚がなくてね。」
「貴様の目的は何だ?ウォズ。」
「私は私の望むままに行動しているだけだよ。」
こちらもその魂胆を明かしません。
「そうか。なら俺もそうさせてもらう。」
その場を離れるゲイツ。何をしようと言うのか。

 2068年を歩いて回るソウゴ。
目にしたのは、荒れ地の中でかろうじて生きている難民たちの姿。
「この人達、みんなオーマジオウのせいで・・・。」
「生きてるだけ・・・幸せかもね。」
こんな、辛うじてただ生きているだけの状態でもそう言わしめるのは
「世界の人口はソウゴがいた時代に比べたら半分。」
「そんな・・・。」
オーマの日、と呼ばれていた大規模破壊により、それだけの惨劇が起こったという事から。
 すると、突如としてドラグレッダーが飛来。
「ソウゴ、危ない!」
かわす間もなく、ソウゴとツクヨミをオーマジオウ御殿(仮)の前へと運んでしまいました。
 が、ソウゴはその正体など知るよしもなく、
「誰か・・・いる。」
「夢の話をしよう。」
「夢・・・?」
「私が、若き日に見た夢の話だ。異形の機械が、世界を破壊する。皆が死んでいく。私は、立ち尽くすだけ・・・。そこに1人の男が現れる。その者が、幼き私に言った。『お前は生まれながらの王。お前には、王となり世界を破滅から救う使命がある。』」
「俺の見た夢と同じ。じゃあ、この人は・・・!」
間を隔てていた御簾が上がり・・・。

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2018年12月10日

今週の仮面ライダージオウ「第14話 GO!GO!ゴースト2015」

 ソウゴが魂を抜かれてしまうというまさかの事態に陥ってしまったゴースト編その後半。
逢魔降臨暦が書き換わったことで、ウォズのあらすじ紹介もなくなるかと思ったら平常運行。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。だが、彼の前に現れた謎の仮面ライダー、そしてアナザーゴーストの力により魂と体が分離してしまう。全ては、私のある目的のために・・・。失礼、そんなことは書いていませんでした。」
謎の遊び心を見せます。どうやら、逢魔降臨暦とは無関係にウォズ自身の思惑があるように聞こえます。

 魂が抜けたことで肉体は生命活動を停止し、病院に担ぎ込まれたソウゴ。
「ジオウはどうだ?」
「ううん・・・。意識が戻らない。体に異常はないそうなんだけど・・・。」
前回ラストでは確か呼吸が止まっていたようですが、蘇生処置を受けたのかとりあず生きているようです。
 その背後ですごく元気なソウゴゴースト。
「そりゃ、この通りピンピンしてるもんね!」
しかし2人にはまったく見えも感じもしません。
「今のうちに、アナザーゴーストが生まれた2015年で奴を倒すしかない。そうすれば恐らく・・・。行ってくる。」
鎧武回冒頭のソウゴのように、自分ひとりで解決しようとするゲイツ。まあ、まさか本人の魂が分離してるなんて考えもしませんからね・・・。
「ちょっと待って!」
「うおっ!?」
ふいに自分の体をすり抜けられてビックリするソウゴ。
「ゲイツ・・・。」
すると、入れ替わりにやってきたタケル。
「どうしたの?ゲイツがすごい顔して出ていったけど。」
流石に時間を遡ってアナザーライダーを倒しに行くと説明することはせず、
「タケル、ソウゴを見てて。」
ただソウゴを任せて追いかけるツクヨミ。
「分かった、しっかり見てる。」
ソウゴゴーストを見つめるタケル。
「俺?ハハッ、違う違う。あっちの俺。」
「あっ、アハハ・・・。」
ツクヨミが指したのは意識の戻らないボディの方。タケルってこういう真面目天然なところありますよね・・・。
 ツクヨミの合流を待たず、単身タイムマジーンを発進させてしまうゲイツ。
というか普通に駐車場に置いてましたね・・・。

 病室では、タケルに訴えるソウゴ。
「タケル、みんなに説明してよ。俺がここにいるって。」
「信じるとは思えない。それより、いい方法を準備してもらってるからさ。」
「えっ?」
いい方法・・・まさかあの発明品が?
 そもそもの疑問、
「何でみんなには見えないのにタケルには見えるの?」
「あっ・・・いつの間にか持ってた。これを手にした時から、幽霊が見えるようになったんだ。」
いつの間にか手にしていたというゴーストのライドウォッチ。この作用だったようで・・・ゴーストハンターとしての能力じゃなかったのか。
「ゴーストウォッチ・・・そうか、ゲイツが持ってたのは元々はタケルのものって事か。」
経緯は不明ながらタケルに渡っていたブランクウォッチが完成し、オーマジオウに至るまでソウゴが持っていたものをゲイツが盗んだと。
「どういう事?」
「ううん、こっちの話。それよりタケル、俺に協力してくれないかな?」
「協力?」
「うん、過去に行ってほしいんだ。」
「えっ、過去!?」
せっかくツクヨミが秘密にしたのに、どうやらまた何か考えているようです。

 2015年のアナザーゴースト誕生直後、すぐにクレーンの作業者を手に掛けます。
「許さん!」
こちらは自分が殺された相手なので、言いがかりでもないのがまた。
が、すぐに他の作業者も巻き添えとばかりに襲われます。
 そこへ降り立ったゲイツ。
「タイムマジーン!」
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
変身して戦闘開始。ゴーストウォッチは既に手中にあります、が・・・。

 すぐにこの情報を掴んだオーラ。
「ゲイツが過去のゴーストのところに向かった。私達も行くわよ。」
「過去の世界か・・・。」
「黙ってついてくればいいの。連れてってあげるから。」
士は引っ張っていこうとするオーラの腕を掴み、
「わざわざ時間旅行をしないと過去の世界に行けないのか?」
「それ以外にどんな方法があるのよ?」
すると士は、黙って黒いオーロラを出現させ、その向こうへと消えていきました。
今や時間さえ跳躍できるようで・・・恐ろしい相手です。

 ゲイツはゴーストアーマーを装着。
「ゴースト!」
「アーマータイム!」
「カイガン!ゴースト!」
「Oh No!」
このまま順調にアナザーゴーストを倒せるかと言うとそうではなく・・・。
 突然、横から火炎を放射されたと思うと、そこには龍騎にカメンライドしたディケイドが。
「こいつを守れって言われてるんだ。悪いな。」
「この前の仮面ライダーか!」
「お前とやるならこいつの方が良さそうだ。」
と、新規カードであるゴーストにカメンライド。
「カメンライド・ゴースト!」
「レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!」
「ゴー♪ゴー♪ゴー♪ゴー♪」
ベルト以外は音声も含め完璧な変身です。
「ゴーストが3人、なかなか粋な計らいだろ?」
なお、全員偽物です。
「ガンガンセイバー!」
ディケイドゴーストはガンガンセイバーまで装備し、アナザーゴーストとともにゲイツを追い詰めます。
ゴーストのフワフワした動きまで再現しており、ゲイツ以上にゴーストの力を使いこなしている様子。
 さらに、ディケイドゴーストとゲイツのみならずアナザーゴーストまで偉人ゴーストを召喚し、画面が非常にやかましい事になっています。
やがて全員相打ちで消滅。えっ、消滅?
「魔王とやらを助けたいというお前の気持ちはそんなもんか!」
「俺が奴を助けたいだと?ふざけるな!」
またしても素直になれないゲイツは動揺のためかディケイドゴーストに押し負けます。
「これで終わりだ。」
「ファイナルアタックライド ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!」
アナザーゴーストと完璧な連携のダブルライダーキックの前に、とうとう変身解除まで追い込まれてしまいました。
 そのままゴーストのライドウォッチを奪い、
「タイムジャッカーから聞いた。こいつがないとアナザーライダーを倒せないんだってな?」
「やめろ!」
抵抗虚しく、ライドウォッチを初期化されてしまい万事休す。
「フン、代わりにこいつをやるよ。じゃあな。」
どういうつもりなのか、代わりにとディケイドライドウォッチを譲渡。これ以上無いぐらい雑で乱暴な継承ですね・・・。
「待て・・・!」
追いかける事も叶わず、アナザーゴーストへの対抗策が失われてしまいました。

 どうやら、ゴーストになったことでソウゴ自身ではタイムマジーンの操縦ができなくなっているようです。おっかなびっくり、代わりに操縦するタケル。
「目的地は、ミカちゃんのお兄さんが死んだ日だよね?」
「そう。2015年にセットして。」
「おおっ?」
「時空転移システム、起動!」
「ミカちゃんのために、絶対お兄さんを助ける。」
「うん。」
ライダーシステムに触れることもなかったタケルにとっては驚きの連続ですが、ともかくも2015年へ。
 降り立ったのはちょうどミカがお弁当を届けるところ。
「タイムマジーン!」
「お兄ちゃん!お弁当忘れて、おっちょこちょいなんだから。」
「あそこだ!」
その瞬間を待つタケルとソウゴ。
「ありがとう。」
「お仕事、気をつけてね。じゃあ。」
「もうすぐ事故が起こるはずだ。だからその前に・・・。」
「うん。」
タケルが2人のほうに向かった直後、頭上で鉄骨が落下を始めたため、
「危ない!」
タケルは謎パワーで鉄骨を跳ね除けてしまいました。
やっぱりゴーストウォッチの力じゃなくて、ゴーストハンターとして龍に迫る実力をつけてますって・・・霊体はともかく、トン単位の重量であろう鉄骨を動かすって。
「大丈夫ですか!?」
「大丈夫?」
「もしかして、あなたが?」
しかもミカも意外と驚いていない。
 ともかくも、ミカの兄が死なずに済んだことで消滅するソウゴゴースト。

 2018年のソウゴが目を覚ますと、眼前にはウォズ。
「性懲りもない。」
「ウォズ・・・。」
「いたずらに時間を変えてはいけないと言ったはずだよ、我が魔王。」
以前までと比べ、軽蔑と言ったマイナス感情が滲み出ているような。

 しかし2015年の方はこれで終わりではなく、
「ありがとうございました。」
タケルが普通にミカらと別れた直後、現れたウール。
「僕の邪魔をしないでほしいんだけどな?あいつには王になってもらわなきゃ困るんだよね。」
「ゴースト!」
どうしてもアナザーゴーストにしたい様子。計画変更するという頭はないのでしょうか・・・?
 腹いせとばかりにウォッチから眼魔コマンドを出現させ、タケルにけしかけます。
しかもこの眼魔コマンド、どういう訳か一般人にも見えています。
ゴーストではないはずのタケルにも触れる・・・と思ったら、
「タケル!どうして変身しない!?」
現れたのは2015年のマコト。変わらないな・・・相変わらず細い。
「えっ?」
「ゴーストドライバー!」
腰にドライバーが出現。今回の介入によって、アナザーゴーストは誕生していないんでした。
「そうだった、俺は仮面ライダーだ。マコト兄ちゃん、行こう!」
「ああ。」
「アーイ!」
「バッチリミナー♪バッチリミナー♪」
「バッチリミロー!バッチリミロー!」
「「変身!!」」
「カイガン!オレ!」
「カイガン!スペクター!」
「レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!」
「レディゴー!覚悟!ドキドキ・ゴースト!」
「ゴー♪ゴー♪ゴー♪ゴー♪」
「命、燃やすぜ!」
「俺の生き様、見せてやる!」
眼魔コマンド相手に大立ち回りを見せるゴーストにスペクター。
 しれっとミカの兄も拳銃で応戦しています。
「止まれ!」
しかも聞いている。これは本当に眼魔なのかどうか。
が、流石に倒すまでには至らず、反撃を受けて倒れてしまいました。これはまさか。
 そこに割って入るスペクター。
「ダイカイガン!スペクター!オメガドライブ!」
回し蹴りで眼魔コマンドの群れを撃破。
 ゴーストの方も、
「ダイカイガン!」
「ガンガンミナー♪ガンガンミナー♪」
「オメガブレイク!」
見る機会のなかったガンガンセイバーでの必殺技。
「お兄ちゃん!」
ゴーストがウールに向かい、ミカが兄に駆け寄るところで時間が停止。
「何をしている。さっさとウォッチを入れろ。」
「うるさいな、分かってるって。」
現れたのはスウォルツ。兄は息がありましたが、何の説明もなくアナザーゴーストにしてしまいました。
「ゴースト!」
再び時間が動き出すと、
「あれ・・・お兄ちゃん?お兄ちゃん!」
結局兄は失踪し、タケルとマコトもライダーではなくなってしまいました。

 アナザーゴーストの出現により、現在のソウゴはまたしても肉体と魂が分離。
「これって・・・どういう事?」
「過去でもう一度アナザーゴーストが生まれたようだね。」
「何でそんなこと知ってる?」
「私があちら側に付いたからさ。我が魔王。」
「どうして・・・!」
裏切りを隠しもしません。やはり駒でしかないのでしょうか。

 2015年では、
「タケル、これは一体どういう事だ?」
何故かタケルに説明を求めるマコト。が、このタケルはこの時代の人間ではなく・・・。
「あっ・・・ちょっと複雑なんだけど。」
なんてやっているところに駆けてきたミカ。
「あの、お兄ちゃん知りませんか!?」
「お兄ちゃん?」
「お兄ちゃんがいないんです。」
そこへ、また現れたソウゴゴースト。
「どう?うまくいった?」
「ああ、多分。」
「そう。」
どうやら、ソウゴにはなにか別の狙いがあったようです。
「マコト兄ちゃん、その子を頼むよ。あっ・・・それと、こっちのタケルによろしく。」
「こっちのタケル・・・?」
バレないように引き上げるタケル。

 2018年のクジゴジ堂では、
「ジオウの様子はどうだ?」
「まあ、元気って言えば元気なんだけど・・・。」
当然、周りには聞こえないのですが。
「相変わらずみたい。」
「えっ何?旅行中のソウゴくんの様子、ツクヨミちゃんだけが知ってるの?」
「まあ・・・。」
「ソウゴくんも隅に置けないね!ハハハ・・・!」
流石に意識不明とは言えず、こわばった笑い。
「ご飯食べよう。ソウゴくんいなくて寂しいけどね。おじさんがいるから。」
と思ったら、ここでタケルがやってきました。
「こんにちは!」
「こんにちは。ん?まだ店開いてないんだけどね。」
「ソウゴくん、いますか?」
ナリタを連れて乗り込んできたタケル。
「あっ、ソウゴくんのお友達?ごめんね。今ね、ソウゴくん旅行中なの。せっかく来たんだし、ご飯食べていきなよ。ね?ふたり分追加だ!」
タケルはソウゴゴーストに向かい、
「お待たせ!」
「準備できた?」
「バッチリだよ!」
ツクヨミらにしてみれば、突然乗り込んできて壁と話すヤバい人です。
「誰と話してるの・・・?」
「あっ・・・ナリタ、頼む。」
持ってきたのは、懐かしい例のアレ。
「アカリの特製不知火、いくよ。」
光の粒子がソウゴゴーストにまとわりつき、実体化。
突然の事に、我が目を疑うゲイツとツクヨミ。
「やっと見えるようになった!」
「お待たせ。あっ、ソウゴくんおかえり。」
「あっ、ただいま。」
「短い旅だったね〜、ぶらり途中下車?ハハハ・・・。ご飯食べるでしょ?お腹空いてるよね?パスタあったっけなあ。」
「僕おなか空いてないんだけどなあ・・・?」
「だよね!?アハハ、一緒一緒。」
謎の食いつきを見せるタケル。この歴史ではゴーストになった記憶はないはずが・・・?
「どういう事?」
「お前ら、説明しろ!」
急に現れてワイワイやってる2人に説明を求めます。
「ああ・・・ソウゴは体と魂が切り離された状態だった。俺の幼馴染が作った装置で見えてるだけ。」
「あっそうだ、ありがとうゲイツ。俺のために戦いに行ってくれて。」
「バカなことを言うな!別にお前のために戦ったわけじゃない。」
なんとも分かりやすいツンデレです。つくづく人がいい。
「フフッ・・・まあ、そういう事にしておくよ。2015年に行って、アナザーゴーストと決着をつけよう。」
「でも、アナザーゴーストを倒したらミカさんのお兄さんが・・・。」
そう言えば、これも倒せない理由でした。ゲイツが振るわなかったのもこのせいでしょうか。
「大丈夫。そのために、タケルに過去に行ってもらったからね。」
「うん。ミカちゃんのお兄さんは死んでいない。」
そういえば、タケルの謎パワーで事故死を回避し、生きたままアナザーゴーストにされたんでした。
タイムジャッカーにしてみれば元通りになったのでしょうが、こちらにしては大きな歴史の切り替わりです。
「お前らは・・・あの男を死なせないために過去に行ったのか?」
「うん。あとは君に任せたよ、ソウゴ。」
改めてゴーストのライドウォッチを託すタケル。改めて継承がなされました。

 再度、2015年に向かいますが、今度はタイムジャッカーの妨害を受けます。
キャッスルドランにイグアナゴーストライカー、売り場の守護神らの襲撃。
「いつも好き勝手に時間旅行してくれちゃってさ!」
「逃さないんだから。」
先を急ぎたい所ですが、そうも言っていられません。
「仕方ない。」
「ジクウドライバー!」
「行くよ!」
「ジオウ!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
タイムマジーン内で変形すると、それぞれロボへと変形。2対2の壮絶なロボット戦です。クリスマス近いですからね。
「ウォッチを替えよう!」
「エグゼイド!」
「レベルアップ!エグゼイド!」
頭をエグゼイドに替えると、アーマー装着時の如く両腕にガシャコンブレイカーのようなハンマーが出現。素早い動きとパンチ力でウールのイグアナゴーストライカーロボを追い詰めます。
「何だこいつ?」
一方、ゲイツはゲンムに。
「ゲンム!」
「レベルアップ!ゲンム!」
こちらは固定武装こそないものの、コンティニュー土管を使った移動で翻弄。
「どこ!?」
時間差コンティニューキックを再現。
「次はこいつだ。」
「クローズ!」
ゲイツはクローズのウォッチを初めて起動。
「ウェイクアップ・バーニング!クローズ!」
ジオウの方はビルド。
「ベストマッチ!ビルド!」
そのまま、ベストマッチな奴らのダブルキックで売り場の守護神らを撃破。
 前もこんな事ありましたが、これ乗ってるウールにオーラも無事では済まないんじゃあ・・・?

後半は追記へ。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:10Comments(9) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2018年12月03日

今週の仮面ライダージオウ「第13話 ゴーストハンター2018」

 ゴースト編突入なのですが、どっちかって言うとディケイド編という気がしなくもありません。」
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。明光院ゲイツを救うために3日前の世界に戻り、アナザー鎧武を倒した。まさか、わが魔王の行動によって未来が変わり、この本まで書き換わってしまうとは。だから私は、タイムジャッカーに味方することに・・・。」
 ウォズ、予告やめるってよ。
もはや絶対的ではなくなった逢魔降臨暦を捨て、タイムジャッカーに味方するらしいという事だけは分かりますが。

 予告なしで始まった今回は、いきなり寝巻きのまま階段から転げ落ちるソウゴから。
そして、駆け下りてくるゲイツ。そのまま飛び蹴り。
「何するんだ・・・!」
「言ったはずだ、俺がここに留まったのはお前を倒すためだとな!」
というわけで寝起きを狙ったようです。
 ダイニングの椅子を手にして押し合いをした結果、危うくツクヨミにとばっちりが行く所だったりと朝から大騒ぎ。
「覚悟しろ。」
ついにドライバーまで取り出したところでツクヨミがそれを奪い、
「やめなさい!家が壊れる!」
と一喝。
 そこへ朝食を手に出てきた家主の順一郎。
「おお〜、みんな朝から元気がいいねえ。お腹空いたでしょ?」
「まずは食事だ。」
食べるものはちゃんと食べるゲイツに何か親しみを感じます。
ツクヨミが返したドライバーを取り上げながら、視聴者が気になっていた疑問をさらっとぶつけるソウゴ。
「そういえばさ、前から聞いてみたかったんだけど。ゲイツ、最初からゴーストとドライブのウォッチ持ってたよね。どうやって手に入れたの?」
「お前には関係のない話だ。」
そっけないゲイツですが、ツクヨミがバラします。
「オーマジオウから盗んだのよ。」
「えっ・・・えっ?じゃあ、もともと俺のものって事じゃん!」
どうやら、ゲイツが継承したわけではなく、もともとソウゴがこの時間のどこかで継承したもの、という話のようです。そうなると、別途継承する流れになるのでしょうか。
「今は俺のものだ。」
「うわっ、盗んだんだ・・・。」
若い衆が盗みの話をしているので、おだやかでないと言った様子の順一郎。
「ちょっとちょっと、何何?盗んだの盗まないのって。ええ?物騒な理由だなあ。どんな理由があっても、人のものを盗んじゃいけないの。ね?まあ、女の子の心を盗むなんてのは色っぽくていいけどね。アハハ・・・!」
 おっさんらしいオチもついて、和やかな空気に。

 舞台は変わって、夜。
大雨の中を走る一台の車の前に立ち塞がるアナザーゴースト。
車と衝突しますが、むしろ車のほうが壊れています。
 運転手の男が慌てて飛び出し、
「うわーっ!怪物だ!」
そこを通りかかったのはタケルとナリタ。ごく自然に出てくるレジェンド・・・と言うかナリタの髪がずいぶん派手になっています。
 ライダーではなくとも不可思議現象を追っているのか、現場へ急行しようとしますがそこに立ちふさがったのはアギト・・・・よく見るとベルトがピンクなのでこれは。

 怪しげなバーでたむろするタイムジャッカー。
見た目未成年な2人は普通にジュースのようですが。
 突如、堂々とそこを訪れたウォズ。
「何しに来たの?」
「単刀直入に言いましょう。私はあなた方に協力させて頂くことにした。」
「そうやって私達のことハメるつもり?」
ウールとオーラはウォズを警戒しますが、
「常磐ソウゴを見限ったと言うのか?」
話を聞こうというスタンスのスウォルツ。さすが余裕が違う。
「誤った道を進もうとする魔王を正すのも臣下の務め。」
心がソウゴから離れたわけではないという言いようですが、逆にオーマジオウしか観ていないとも取れる言動。スウォルツは取引を持ちかけます。
「お前が俺たちに何を与えられるかが問題だ。」
「我が魔王の最大の障害となる人物を。その男は、全てを破壊し歴史を変える者・・・。」
紛れもなく通りすがりのあいつですが、破綻しかけた逢魔降臨暦をさらに破壊される未来しか見えないのですが。

 該当の謎ゴリラにゲイツの勢いがデジャヴするソウゴ。
このゴリラ、ちょっと前にも見たような・・・何の時でしたっけ。鎧武だったか。
 その公園内で、一般の子供連れにも構わずBMX自転車を乗り回す若者が・・・と思ったらまた出てきたアナザーゴースト。
若者を転倒させると、
「誰も・・・傷つけさせない。」
何だかオーズのバッタヤミーを思い出す物言いです。
 すると、男から魂を抜き出して胸の眼に吸収してしまいました。
中々えげつない事をやりますね・・・。
「アナザーライダー!」
今回は内容が多いためか、エンカウント率が非常に高い。
「やめろ!」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
若者の仲間が逃げていくところで、また現れたタケルとナリタ。
「化け物だ!」
ジオウはジカンギレードを手にアナザーゴーストに立ち向かいますが、
「ジカンギレード!」
「ケン!」
ふわふわ浮いたり姿を消したりと、ゴーストらしい動きで翻弄されます。
「何だこいつ・・・?幽霊みたいだ。」
現場に駆けつけたタケルらもこれを目撃。
「いた!」
が、ほぼ同時にアナザーゴーストは姿を消し、そのまま現れず。
 ソウゴが変身を解き、倒れた若者に向かうと
「ナリタ!捕まえるぞ。」
「ああ。」
「大丈夫ですか?・・・大丈夫ですか?」
若者に呼びかけるソウゴに縄をかけて捕獲。

 タイムジャッカーがたむろするバーに普通に現れたアナザーゴースト。
当然、一般客は驚きますがそこで時間を止めます。
「ご苦労さま。」
「次は・・・どいつだ?」
「ウール。」
「どこでどんな事故が起こるか、僕たちには分かるもんね。」
ウールが未来のタブレット端末を利用して調べているのは、犠牲者が出るような悲惨な事件のニュース。
「おっ、これなんて良さそうだ。ついてきなよ。」
アナザーゴーストを連れて現場へと向かいます。
 残ったオーラは、
「ねえ、あんたが言ってた破壊者は?どこ行ったのよ。」
「どうも彼は気まぐれでね。わが魔王も動き出したようだし・・・呼んできてくれないか?」
さっそくオーラを使い走りにするウォズ。

 大天空寺へと連行されたソウゴ。
「やりましたね、タケルさん!」
中から出てきた渋谷。こちらは殆ど変わりなしです。
「ねえ、これほどいてほしいんだけど・・・。」
「何言ってんだよ、白状しちゃえよ。本当は事件に関わってんだろ?」
「えっ・・・?」
完全に冤罪なのですが。
すると、そこへ急いでやってきた女性。
「この人が怪人の仲間なんですか?」
「ちょっと待ってよ!よく状況がわからない。誰か説明してくれないかな?」
「本当に何もわからないんですか?」
「うん・・・。」
仕方がないので、説明を始めるタケル。
「俺たち不可思議現象研究所は、3年前から一般の人が君と一緒にいた怪人に襲われてる事件を追っているんだ。」
どうやら普通に不可思議現象研究所をやって、しかも割と活動が成り立っているようです。
「こちらが、今回の依頼人のミカさんです。」
「どうやら、ミカちゃんの消えたお兄さんとあの怪人に関わりがあるみたいで・・・。」
「私、お兄ちゃんを捜してるんです。」
「どういう事?」
「3年前、警察官のお兄ちゃんにお弁当を届けに行った時の事でした・・・。」
兄の勤務する交番に向かったミカ。背後には工事現場が。
「お兄ちゃん!お弁当忘れて・・・おっちょこちょいなんだから。はい。」
「ありがとう。」
「お仕事、気をつけてね。じゃあ。」
お弁当を渡して、引き返すと頭上のクレーンでは鉄骨がワイヤーから外れ、ミカに降り注ごうという所でした。
「危ない!」
兄はミカを突き飛ばし、身代わりになる形で鉄骨の下敷きに。
「気がついたら、鉄骨の下敷きになったはずのお兄ちゃんは消えていました。代わりに、あの怪人が・・・。」
アナザーライダーの仕組みを知っている側からすると、兄は死の間際にタイムジャッカーに接触してアナザーライダーになった、と考えるのが普通。
「タイムジャッカーの仕業か・・・。」
タケルの説明は続き、
「この前、もう少しであの怪人を捕まえられそうになった。だけど、仮面ライダーって奴に邪魔された。」
これはディケイドアギトなので、おおかた士が『通りすがりの仮面ライダーだ』とでも名乗ったんでしょうね。
「それが君だろ?君は怪人の仲間じゃないのか?」
「仲間!?違うって!」
「ウソを言っては困ります!知っていることを教えてくれませんか?」
そう言われてもな、という様子のソウゴ。すると携帯に着信が。
「多分ツクヨミ。出て、お願い。」
「もしもし?」
「アナザーライダーが現れたみたい。ゲイツが向かってる。」
「あの怪人が現れた!俺に手伝わせて。きっと力になれるからさ。」
するとタケルとソウゴはしばし見合って、
「わかった、信用する。」
「タケルさん!?ちょっと待ってください!」
「この人が悪いことするように思えないんだ。」
自分の指示で捕まえさせたのに・・・まあ、あれはほとんど顔見てなかったからってことで。
「ありがとう、俺は常磐ソウゴ。王様になりたい男だ。」
「もっと信用できなくなった!俺たちだけで行こう。」
「わかった。」
余計な一言のせいで、結局大天空寺に捕まったままに。
「ええーっ!?そんな!」

 謎の眺めのいい部屋でのんびりお茶する士。これを呼びに来たオーラですが
「あんた、人の話聞いてんの?」
「ああ、だいたいわかった。」
相変わらずの尊大な感じで、オーラの印象は最悪。
「(何?この感じ悪い男・・・。)」
あのカメラ、まだ持ってたんですね。

 そんな事態になっているとは知らず、事件の現場となる工場へと向かったゲイツ。
「サーチホーク!」
「捜しタカ!タカ!」
タカウォッチロイドも大概便利ですよね・・・。
「大丈夫か!?」
しかし既に入り口の警備員が倒されており、かなり危ない状況に見えます。
 工場内では、防護服を着た作業者がいかにも危なそうな薬品を取り扱っています。しかも床に落としたりとか危なっかしすぎる。
「気をつけろよ!」
「すいません!」
するとどこからともなくアナザーゴーストが現れ、ミスをした作業者を捕まえると
「人を傷つけるやつは・・・許さない!」
思い切りぶん投げましたけど・・・これ余計に危ないんじゃあ?
 さらにそこへゲイツが到着し、すぐに変身。
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「Oh No!」
時間ザックスを手に斬りかかり、薬品の箱が積まれた施設内狭しと大暴れ。
 少し遅れてタケルらも到着。その中にミカの姿を見たアナザーゴーストは、
「あっ、ミカ・・・!」
と明らかに反応が違います。そのままフラフラと近づいていったところをゲイツに捕まえられ、戦闘を再開。
今度は配管を切断したりと、こいつらの方がよほど危ないじゃないかと言うのはあえてツッコミどころとして残されているのか。
 ともあれ、既に手にしていたゴーストウォッチをジカンザックスに装填。
「フィニッシュタイム!」
「ゴースト!」
「ザックリカッティング!」
同じライダーの力のため、アナザーゴーストを撃破しましたが・・・姿を表したのはボロボロになったミカの兄。
「お兄ちゃん!?お兄ちゃん!大丈夫!?」
駆け寄ったミカらですが、その肉体はとっくに生命活動を終えていたようで
「死んでる!」
「そんな・・・!」
後から来たタケルらには、まるでゲイツが殺したかのように見えます。
「何をした・・・!?」
そこへ現れたウール。
「倒したらダメだよ。こいつ、これが動いてないと死んじゃうんだ。」
倒れたミカの兄からアナザーゴーストのウォッチを取り出して言うには
「危ない!」
兄が、ミカを助けに向かった時点でウールが時を止め、契約を持ちかけたようです。
「どうなってんだ・・・?」
「僕と契約しないか?協力してくれたら、君の妹は死なずに済む。そして君は王になるんだ。」
と甘言を投げかけますが、そこに邪悪な意図を感じたのか
「断る。悪い奴らに力を貸すつもりはない。ミカは自分で助ける。」
と固辞。
「ふーん、好きにすれば?」
時間を再始動すると、ミカに代わって鉄骨の下敷きに。この時点で致命傷となったようですが、
まさしく息を引き取った所に、ゴーストウォッチを埋め込んだようです。
兄の代わりにアナザーゴーストがいた、と言う話の顛末がこれ。

 これを明かし、あざ笑うウール。
「こいつは、君を守るために死んだんだよ。ハハハ・・・!あれ以来、こいつはこれから不慮の事故を起こす人間を襲っては排除してる。よっぽど君を助けたかったんだろうね。」
あざ笑いながら、アナザーゴーストのウォッチを再起動して埋め込むむと、すぐに活動を再開。
「ゴースト!」
時間が止まっている面々は、これを追うこともできません。
「待て!」
すぐに追うゲイツと、
「ミカちゃん、俺に任せて。ナリタ!ミカちゃんを頼む!」
「あっ、うん!」
ミカをナリタに任せ、アナザーゴーストとゲイツを追うタケル。

 アナザーゴーストを追っていると、また現れたアギト。
「何者だ!?」
「通りすがりの仮面ライダーだ。」
「何!?」
うん間違いなくディケイド。
グランドフォームでフレイムセイバーを持っているのかはまあ・・・ツッコミしてはいけない部分でしょう。
 無駄のない動きでゲイツを追い詰めるディケイドアギト。
ゲイツはドライブアーマーを装着し、スピードで逆転を図ります。
「ドライブ!」
「アーマータイム!」
「ドライブ!ドライブ!」
が、これも完全に見切られました。
「中々できるな。だが、俺には及ばない。」
「ファイナルアタックライド!アアアアギト!」
そのまま、アギトの紋章キックでゲイツを変身解除に追い込んでしまいました。
 が、この場では別に命の取り合いとかはなくて
「また会おう。」
普通に去っていくディケイドアギト。
「待て・・・!」
「無茶はするな!」
フラフラになりながら追いかけようとするゲイツと、それを止めるタケル。
が、ゲイツはタケルとは初対面なので
「お前は誰だ?」
俺の中の俺・・・ではなく
「俺は天空寺タケル。君はソウゴの友達だよね?」
「奴を知ってるのか?」
「彼には悪いことしちゃったな・・・。」

 そのソウゴの待つ大天空寺に戻ったタケルら。ゲイツにツクヨミも一緒です。
「どうぞ。」
先程までとはうってかわって、今度はお茶でもてなされる立場に。
「ミカちゃんは?」
「ショックが大きくて、離れでシブヤが休ませてる。」
「無理もない。あの怪人がお兄さんで、しかも・・・。」
「死んだ人間までアナザーライダーにするなんて。本当に仮面ライダーが味方してたの?」
「ありえない!新しい王を作り出すのがタイムジャッカーの目的なんだから。仮面ライダーに協力するなんて・・・。」
ツクヨミは否定しますが、実際に目の当たりにしたゲイツは
「間違いない。あのライダーはオーマジオウの銅像の中にいた・・・仮面ライダーアギト。」
カメンライドという能力など知らない一同は混乱するばかり。
「ああ、もう!何が何だか分かんない・・・!」
この混乱した状況の中で
「奴らを追うぞ。それまでは一時休戦だ。」
一旦は協力関係に戻ると言うゲイツ。
「えっ?君たち、ケンカ中なの?」
「えっ?いやいや、全然そんな事ないよ。」
ソウゴとしては仲間割れとも思っていないようです。
 さらに、
「ねえツクヨミ、これから起こる不慮の事故ってわかる?その事故を起こす人を、アナザーゴーストが狙うはずだ。」
というタイムジャッカーの手口に見事たどり着きました。
「未来の出来事を教えるのはルール違反なんだけどな・・・。」
端末を操り、過去のニュースを検索すると
「これなんか、それっぽいかも。」
『屋台で爆発事故 ガソリンに引火』という聞き覚えのある見出し。

 その屋台が出ているいつもの広場に現れたアナザーゴースト。市民の憩いの場が一気に地獄絵図に。
そこへ現れたウール。
「もう、ずいぶん魂を集めたね。それを開放してごらん?もっと力が手に入るよ。」
「開放・・・?」
すると、胸の眼から多数の魂が飛び出し、それがアナザーゴーストへと吸収されていきました。
 いかにも力の漲ったアナザーゴーストは、広場にいた市民を無差別に襲いはじめ、もはや不慮の事故を防ぐという目的もどこへやら。
少し遅れてソウゴらも到着。
「タケル、ツクヨミ。みんなを避難させてくれ。」
「わかった!」
「ジクウドライバー!」
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
「「変身!!」」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
「大丈夫ですか!?」
「早く!急いで逃げて!」
市民らを逃しながらアナザーゴーストと戦闘開始。
「あんた、力でおかしくなってるんだ!目ぇ覚ませよ!」」
説得を試みるも、魔王呼ばわりされてかえって火に油です。
「騙されるな!そいつは最強最悪の魔王になる男だ。たくさんの命を奪う・・・つまり君の敵だ!」
ゲイツとの2人がかりながら、相手もパワーアップしており状況は思わしくありません。
 ならば、と両者アーマーを装着。
「ウィザード!」
「鎧武!」
「ソイヤ!鎧武!」
「プリーズ ウィザード!」
戦国MOVIE大合戦コンビ。これはまずいと思ったか、
「僕が手伝ってあげようか?」
ウールが加勢しようとしたところ、黙ってコダマスイカアームズをけしかけるジオウ。
「コダマシンガン!」
「何だこいつ!?」
あまり殺傷能力はなさそうですが、生身のウール相手ならこれで十分。
 邪魔者がいぬ間に、このまま一気にかたを付けようとした所で
「ジオウ!奴はゴーストだ、これを使え。」
「ああ・・・うん、わかった!」
ゴーストライドウォッチを譲渡・・・正しくは返却でしょうか。
「ゴースト!」
「アーマータイム!」
「カイガン!ゴースト!」
ちゃんと鎧武アーマーが畳まれて脱げてのアーマーチェンジ。やはり文字以外はゲイツと共通です。
「トドメだ。」
「フィニッシュタイム!」
「ゴースト!」
「ウィザード!」
「オメガストライク!」
ここでまた揺さぶりをかけるウール。
「いいのかな?そいつを倒したら死んじゃうんだよ?」
そう言われると動きが止まります。するとこの隙にディケイドアギトがまた現れました。
フレイムセイバーの柄が展開し・・・。
 アーマーを装備していても歯が立たないジオウとゲイツ。
ついにはゲイツが変身解除。
「仮面ライダーアギト・・・!」
ディケイドアギトは、さらにライドブッカーから響鬼のカメンライドカードを引き、
「驚くのはまだ早い。」
「カメンライド・響鬼!」
炎を纏い、響鬼へとカメンライド。
「そんな・・・!」
「別のライダーになった!?」
その異質な能力に驚愕。
「お前が魔王って奴か?ちょっと遊ぼうか。」
ディケイド響鬼はアナザーゴーストと連携し、ジオウを追い詰めます。そのまま必殺技へ
「ファイナルアタックライド ヒヒヒ響鬼!」
ドライバーから音撃鼓を射出し、ジオウに取り付くと巨大化して動きを封じ、そのまま悠然と向かって音撃棒・烈火を連打。
「受けてみろ。」
これには流石に変身解除。幽霊が清められてしまった・・・。
「ソウゴ!」
「フン・・・魔王とはそんなもんか。」
流石の魔王も破壊者相手では分が悪いというものか。
「さあ、チャンスだよゴースト!」
ウールはアナザーゴーストをけしかけ、ソウゴの魂を吸収して始末しようとします。
が、直後隣に降り立ったタケル。印を結ぶと、ソウゴの肉体から分離した魂がアナザーゴーストに吸われるより先に弾き飛ばしてしまいました。
どうやら、ライダーではないにせよ、この3年でゴーストハンターとしての力は高まっているようです。
「何だお前?そいつもやっちゃえ!」
タケルをも始末させようとしますが、これを止めるディケイド。
「やめとけ。帰るぞ、タイムジャッカー。」
「ウールって言うんだけど。」
渋々ながら引き下がるウールとアナザーゴースト。ひとまずは命拾い・・・なのでしょうか。
 ところがツクヨミが慌てて駆け寄ってみると、まったく反応のないソウゴに対し呼吸を確認。
すると・・・
「ソウゴ!ソウゴ?・・・ゲイツ、ソウゴが息してない。」
「何!?」
「ソウゴ?ソウゴ!」
「おい!」
ゲイツ、ついさっきまでソウゴを倒そうとしていた奴とは思えません。本当に人が良いです。

 少し離れたところで、半透明となっていたソウゴ。
「えっ?」
「ここにいた。」
「俺、どうしちゃったんだろう!?」
「怪人のせいで魂が抜けちゃったみたい。」
「えっ!?」
「周りには見えない・・・。幽霊みたいなもんだね。」
「ウソでしょ?俺が、幽霊・・・。」
どうにか魂まで消えずには済んだものの、タケルのように幽霊となってしまいました。
不知火の開発を急がなければ。

 先程同様、謎のオサレルームでコーヒーを楽しむ士。またしても訪れるウール。
「なぜトドメを刺さなかったの?」
「奴らの事はだいたいわかった。今はそれでいい。」
この態度の何が気に入ったのか、あるいはその力量を評価してか
「ふうん、気に入ったわ。あんたが王になるつもりなら手伝うけど。」
「王か・・・興味ないな。俺は通りすがりの仮面ライダー、世界の破壊者だ。」
手にしているのは、他と明らかに違うディケイドのライドウォッチ。ウォッチを手にしながら、なぜ変身能力が残っているのか・・・?という所でEND。

 全体的な感想としましては、とにかく豪華キャストと言うか、濃い回でしたね。
話の内容もさることながら、多数のオリキャスとその『今』に感動と言うか。
 まずタケルですが、見た目雰囲気は殆ど変わっていないのに声が滅茶苦茶カッコよくなっていて驚きました。
ゴースト当時は若いと言うかどこか頼りなげに感じる事があったように思うのですが、一体何があった?というぐらい通りのいい鋭い声になったと感じました。
 ゴーストの歴史が消えたとすれば、眼魔世界も眼魂もなくなってタケルも龍も命を落とさないのでしょうから、純粋に寺の跡取り、そしてゴーストハンターとして修行を積んだのでしょうか。
龍の驚きの能力の数々を見ると、ある種ライダーより凄いことになってるんじゃないかという気もします。

 一方の士のほうは、ずいぶん渋くなりましたね・・・声といい。
アフレコが上手くなったのはもちろん、凄くドスの効いた低い声になったな・・・と言う所で、今回のような悪役声が実に板についています。10年という時の重みを感じさせられました。
 で、その悪そうになった士はタイムジャッカーの手先としてソウゴらを苦しめる・・・のはそう長くないでしょうね、多分。
だってあまり素直な素振りを見せなかったり、あえてトドメを刺さなかったり、どう考えたって最初から裏切るつもりの奴ですよ。
じゃあ何のためにソウゴらに敵対して近づいたのかが謎ですが・・・と言うかこの10年、ライダーとしてのディケイドは何をしていたのか。
仮面ライダー大戦など、ときどき姿を見せてはいましたが、結局の所まだ旅をしているのでしょうか。
 そもそも、いかに相手がオーマジオウとはいえ同様に他のライダーの力を使うディケイドが敗北する未来もあまり見えないんですよね。
という訳で1話の銅像の中にディケイドはいるか?と1話冒頭を見返してみたのですがちょうど角度的に見えず・・・。

 オリキャスだけで濃いのですが、ちゃんとアナザーライダーを出してゲスト絡みの話をやるんだから今回は本当に濃密でした。
アナザーゴーストはまさか死人とは。もともと眼魔に倒されたタケルを眼魂の技術で永らえさせるというのが発端だったので成り立ちは似通っているのですが、他人の罪を未然に防ぎつつ始末という独善性。
 力に溺れて一般人を襲ったりと、アナザーライダーの中でもかなり問題のある部類と思います。
そもそも既に絶命しているのに何故わざわざ擁立したのか。
契約を断られて頭にきたから、当人を悪い存在にしてしまったとかその程度の動機に見えます。
 これから重大な過ちを起こすから前もって消すというのは、人の可能性を説いたゴーストの真逆を行く存在ですし、加勢する敵キャラとして、同じく人類の進化の守り手であるアギトと言うのは何とも皮肉が効いていたなと。
重大事件の数々がどこか見覚えのあるものだったりと、今回は全体的に切れ味強めでした。

 次回はマコトも登場して、まさかのゴースト組変身?
そう言えば、ここしばらくはアナザーライダーを倒して一時的に記憶や力を取り戻させる展開はありませんでしたね。皆「なんとなく」でウォッチ返してくれましたし。
 で、次回早くもディケイドアーマーってことはもう士が裏切るの確定じゃないですか。
さすが早い。  
Posted by jerid_and_me at 21:24Comments(13)