2019年02月25日

今週の仮面ライダージオウ「第24話 ベスト・フレンド2121」

 キカイ編後半。いつものように黒ウォズのあらすじ・・・と思ったらこちらも居眠りしています。
「・・・この本によれば、普通の高校生・常盤ソウゴ。彼には魔王にしてときの王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼らの前に現れたアナザーキカイ。それは、私はおろか白ウォズこともうひとりの私も、タイムジャッカーも知らない未知なるアナザーライダーだった。そして我が魔王は、夢の中で出会った仮面ライダーキカイに解決の糸口を・・・。」
 ゲイツの指示もあって試験勉強ほったらかしで寝ているソウゴ。
その夢の中では、2121年の未来のライダー・キカイが送電衛星の異常により、ヒューマノイズに成り下がっていました。
「レント・・・?」
「お前・・・機械か?それとも・・・人間か!?」
キカイは容赦ない攻撃でソウゴを追い詰めます。夢の中だけど痛いんでしょうか?

 白ウォズに招かれ、夕食をともにするゲイツとツクヨミ。
「さあ、ディナータイムだ。皆、楽しく食べてくれ。」
やに豪華なことと、テーブルに燭台が乗っているなどで最後の晩餐感があります。
 料理を前にしても神妙な様子の2人に、
「ハハハ・・・食事中は静かにする主義かな?私としたことが、気が回らなかったよ。」
と席を外す白ウォズ。
 するとツクヨミは、
「あのアナザーライダー・・・倒せる?」
「ジオウの夢が手がかりになるはずだ。」
「彼に頼ってどうするの!?私達がキカイのウォッチを手に入れる。そうすれば、白ウォズの言った通り・・・」
すっかりソウゴから白ウォズの側へと離れたツクヨミ。不安定と言うか、余裕のなさが見えます。
 これに対し、ゲイツは
「ツクヨミ。本当にやつと手を組むつもりか?」
と疑問を投げかけますが、
「今のジオウにはゲイツも敵わない。それは明らかでしょ?手段を選んでる場合じゃないと思う。」
こちらも辛辣。縮こまるゲイツ。

 一方、アナザーキカイの触媒とされたウールはひとり雪の舞う街をさまよい、
「何で、何で僕が・・・?」
「キカイ!」
アナザーキカイへと変貌。ひどい上司もいたものです。

 ゲイツとツクヨミを残して外出した白ウォズ。
するとそこにいたのはオーラ。
「オーラ君、だったね。私を呼び出して、何の用かな?」
「あんた、何企んでるの?また未来からライダーを呼び寄せたわよね?」
「ハハハ・・・そう見えたのかい?誤解されるのなら心外だね。言っておこう。仮面ライダーキカイとやらを私は呼んでいない。魔王の夢の中には出てくるらしいけど。」
 当てが外れたと分かると、さっさと立ち去ろうとするオーラですが、これを呼び止める白ウォズ。
「私はツンケンした娘も嫌いじゃない。君は言いたいことをはっきり言う子だと思ってたけどね。」
するとオーラは、
「ウールを・・・。」
どうやら要件はアナザーキカイにされたウールのこと。上司であるすウォルツでなく、敵であるしろウォズに持ちかけると言うことは?

 一方、夢の中で目を覚ましたソウゴ。
夢の中で目を覚ますという日本語はおかしいのですが・・・。
「お兄ちゃん、大丈夫?お兄ちゃん!しっかりして、お兄ちゃん!」
いつの間にかキカイによる攻撃は終わっており、眼前にはレントが連れていた子どもたちが。
「君は・・・。」
「俺はマルコ。」
「そうだ・・・レントが暴走しちゃったんだ!レントは!?」
「どっかに行っちゃった・・・。捜しに行かなくちゃ。」
ソウゴが襲われるという事態を目の当たりにしながら、レントを探しに行こうというマルコらを止めるソウゴ。
「ダメだ!今のレントに近づいちゃいけない。多分、敵が衛星からレントの頭脳を書き換えるか何かしたんだ。レントが機械だから・・・!」
憤るソウゴですが、
「機械じゃないよ。」
「え?」
「レントは機械じゃない。友達だ!」
まだレントを友達と言うマルコら。さらに、
「元々、レントはヒューマノイズだった。俺たちは人間、レントは機械。狙われる側と狙う側でさ。でも・・・友達になった。」
詳しい経緯は不明ながら、相容れぬ立場のレントとマルコらは確かに友達になっていました。
「友達・・・。」
ソウゴの脳裏に浮かぶのは、ツクヨミやゲイツのこと。
ところが、最近の状況を考えると表情が陰り、同時に同じ思いをさせたくないと思ったようです。
「・・・レントを捜そう!」
シリアスな場面なのに『崖っぷち』鉢巻の台無し感ときたら。
 そこで、ゲイツがソウゴを呼ぶ声に起こされます。
「ジオウ・・・ジオウ・・・。ジオウ!」
「ああ、もう。ゲイツ・・・。参るな、もう。これからってとこだったのに。」
ソウゴの夢が鍵というのはゲイツもよく分かっているはず。にもかかわらず呼び起こしたのは、
「珍客だ。」
「えっ?」
店に向かってみると、そこには白ウォズとツクヨミに加え、オーラまで来ています。
「ちょっと待ってね。すぐにコーヒー入れるから。えー、ひいふうみい・・・って言うかコーヒー以外の人もいるかな?そこのお嬢さん、紅茶の方がいい?」
「・・・何でもいいわ。」
「何でもいいが一番困るんだよなあ・・・。」
なんて言いつつ、台所へ引っ込んでいきました。
「みんな、何なの?」
「他でもない。オーラくんが泣いて頼むもんでね。」
「誰が泣いたのよ?」
「戯言はいいから要点を話せ。」
ゲイツ的にも結構イライラくる組み合わせのようです。
 すると黙ってしまったオーラに代わり、
「ハハハ・・・!言いづらいなら私が代弁しよう。彼女はウールくんを助けたいと思っているようだ。」
「スウォルツは、ウールをウォッチをとるための触媒にするだけじゃ済まさない。きっと、ウールを自分の傀儡にしようとする。だから・・・・」
「敵を助けるために、俺達に力を貸せと言うのか?」
普通に考えれば、ゲイツの言う通り断固NOなのですが、
「でも、何か・・・行ける気がする!」
これに勝算を見出したのはソウゴ。
「ソウゴ?」
「俺はアナザーライダーを倒したいだけだ。ここにいる皆が力を合わせれば・・・!」
目的のためなら、それまでの対立関係には囚われないという器の大きさが出ています。

 その後、順一郎が全員のお茶を用意して戻ってきた頃には解散済み。
「あれ、みんな帰っちゃったの?」
「順一郎さん、あの・・・。」
ソウゴが再び夢の世界に行っているうちに、何やら込み入った話をするツクヨミ。

 夢の中のソウゴは、レイトに代わってマルコらを率いて集結ポイントへと向かっていました。
「生き残っている人間の皆さん、力を合わせましょう。集合ポイントはVX095。VX095。」
「ここか・・・。」
ソウゴらは、自動車のスクラップ置き場に紛れるように存在していた小屋を発見。
「誰かいますか?」
すると、中から数人の男らが迎えます。
「生き残った人間の皆さんですか?」
「うん。レント来てない?」
「それとも・・・機械の皆さんですか?」
男たちの目が赤く輝きます。どうやら罠だったようで。
「ヒューマノイズ・・・!罠だ!逃げろ!」
夢の中ながら、マルコたちを守るためにどうにかジオウ兇吠嵜するソウゴ。
「ジオウ供」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ライダー!ジオウ!ジオウ!ジオウ供」
ヒューマノイズを片付けると、今度はキカイが襲来。しかも真っ先にマルコを狙います。
「レント、やめろ!」
「ライダーフィニッシュタイム!」
「トゥワイズタイムブレイク!」
すっかり正気を失ったキカイに、必殺のパンチをぶつけるジオウ供
これを受け、キカイは機能を停止。

 その頃、現実では。
「ツクヨミちゃん、帰ってきてくれれ本当うれしいよ!もう、どっか行っちゃったかと思って心配してたんだ。」
「何も言わず、すいません。」
「うん。」
「実は、私もゲイツもここを出ていかなきゃいけなくなって・・・。」
「ああ、そうなんだ。フフッ・・・。」
一瞬の間のあとに
「えっ・・・出ていくの!?」
と驚愕。
「今まで、ありがとうございました。」
立ち上がり、深く頭を下げるツクヨミに、順一郎は
「あっ、いやいや・・・。ああ、いやいや・・・。こっちがお礼を言いたいぐらいだよ。」
「お礼?」
驚愕、落胆、色々な思いが湧き上がっていますが、順一郎が言うには
「ソウゴくん。君たちが来てくれてから、すごく楽しそうだったから。」
「ソウゴが?」
「子供の頃からね、王様になりたいなんて言う子だったから。ちょっと変わってるって言うか、お友達もそんなに多くなかった。って言うか、全然いなかった。」
さらりとバラしましたが、今でこそ変わり者で済んでいますが幼少期はそれこそ大変だったようです。
「そうだったんですか・・・。」
「なんたってさ、こんなロボットが友達だったぐらいだから。」
持ってきたのは、前回冒頭で出てきたあのロボットの玩具。
「そんなソウゴくんが、同世代の仲間とこれだけ仲良く過ごせたんだ。絶対うれしかったと思うよ。」
それを我が事のように喜んでいた順一郎。それが突然出ていくとなれば辛いでしょう。
「『WILL BE THE KING』・・・。」
ロボット背面の落書きが気にかかるツクヨミ。

 夢の世界では、はぐれたマルコたちを探すソウゴ。スクラップ置き場の片隅でようやく発見。
「みんな、大丈夫?」
「やっぱり、レントはただの機械だったのかな?」
機械だけど友達と信じていたレントに真っ先に狙われ、消沈するマルコに、ソウゴは
「俺もさ、ずっと一緒にいた仲間と今、対立してるんだよね。だけど、まだ仲間になれるって信じてる。マルコも、みんなもレントを信じなきゃダメだ。」
 まだツクヨミとゲイツとの復縁を信じるとともに、レントのことも信じているようです。
これを聞いたマルコは頷き、
「『WILL BE THE BFF』だね。」
「BFF?えっ、何それ?」
「レントが言ってたおまじない。『BEST FRIEND FOREVERになろう』って意味。」
「・・・そうか!おまじないだ!」
この言葉が何かのヒントになったようで、その勢いで目を覚ましたソウゴ。
「ソウゴ?」
「ツクヨミ!機械にはパスワードってあるよね?」
「そうね・・・起動する時とか、シャットダウンする時とか。」
「アナザーキカイだって機械だ。必ずパスワードがある。『WILL BE THE BFF』。これが、それだと思う。」
意気揚々と出ていくソウゴですが、ツクヨミには引っかかるところがあったようです。
「WILL BE THE・・・?」
主語の欠けたこの幼稚な英語、これはソウゴのロボットの裏に描かれたものと同じ。
奇妙な偶然か、それとも。

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Posted by jerid_and_me at 21:38Comments(6) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年02月17日

今週の仮面ライダージオウ「第23話 キカイだー!2121」

 龍騎編を挟んで、再び未来のライダー回。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼は、仮面ライダー龍騎・城戸真司のもうひとつの姿・アナザーリュウガを倒す。そして、未来を予見できる仮面ライダージオウ兇悗反焚修鮨襪欧襦L杵澄白ウォズこともうひとりの私も黙ってはいない。彼が目指すのは、ゲイツくんのゲイツリバイブへの進化である。」
 ジオウがパワーアップしたなら、白ウォズもまた事を急ぐというもの。

 クジゴジ堂では、何やら片付けをしている順一郎。
「おっ!こんな所にあったんだ。」
そこへちょうど降りてきたゲイツ。
「何だ?」
「いやあ・・・ずいぶん前からね、直そう直そうと思ってたんだ。いや懐かしいな〜。」
順一郎が手にしているのは古いロボットの玩具。
その背中には、ソウゴが書いたらしい『WILL BE THE KING』という文字が。
小さいうちから英語とは。
 そのソウゴの姿が見当たりません。
「ところで、あいつらどこ行った?」
「あっ、ツクヨミちゃん見てないけど、ソウゴくんは今日は追試。」
「追試?」
「うん。卒業できるかどうかの崖っぷち。でもね、追試、自信ありそうだったね。『俺には追試の未来が見えた』って。」
「追試の未来!?」
そう言えば、学校に行っている描写自体が殆どありませんでしたね・・・。

 で、そのソウゴは今まさに追試を受けようという所。
他は誰もいなくてソウゴ1人ってよっぽどですよ。なのに余裕の表情。
「俺には追試の未来が見えて・・・。」
しかし、問題用紙をめくって青ざめます。そりゃあ、どのみち解けないんだから多少未来を見通す能力が手に入ったって・・・と言うものです。
「見えてなかった・・・問題も答えも!」
「まあでも、追試の追試をやってもらえることになったんだから、良かったじゃない。地道に頑張って。崖っぷちなんだから。」
「あっ・・・うん!」
どこから用意したのか、『崖っぷち!』の鉢巻を撒いています。
 ところが、いざ問題集を開くと、すぐに眠気に襲われてしまいました。
割と基本的な三角関数のはずですが・・・まあなくてもいいって偉い人も言ってましたからね。

 ソウゴはそのまま夢の中へ。
目を覚ましたのは、どこか懐かしい雰囲気のあるお寺の門前でしょうか。
そこに、これまた懐かしい駄菓子屋を発見。
「おっ?え〜っ!俺、これ子供の頃に見たことある気がする。」
ソウゴは、その中からねじれたゼリーを手に取り
「すいません。これ、ください。」
と店主を呼びますが、すると予想外の質問が出ます。
「はいよ。あんた、機械かい?それとも、人間かい?」
「えっ?人間だと思うけど・・・。」
「人間は、破壊する!」
人間と応えると、店主の瞳が赤く輝いて、見た目年齢からは想像もつかない動きでソウゴを攻撃してきました。
 大慌てで逃げるソウゴ。すると、今度はまた別の老人と鉢合わせ。
「おじさん、ここ危ない!逃げて!」
が、この老人も
「君は機械か?」
「えっ?嫌な予感・・・。」
「それとも、人間か?」
同じように襲ってきました。挟み撃ちにあい、絶体絶命・・・と言う所で、背後に現れた1人の男。
「待ちな。」
「人間か?」
「いや、キカイさ。」
腰のホルダーからスパナのようなアイテムを取ると、腰にドライバーが発生。
「変身!」
そのスパナとドライバーを組み合わせ、ドライバーに装着することで変身シークエンスが開始し、仮面ライダーキカイが完成します。
「デカイ!ハカイ!ゴーカイ!仮面ライダーキカイ!」
全身のパーツをドライバーで締めるような演出。
「鋼のボディに熱いハート!仮面ライダーキカイ!」
そのまま、老人2人と戦闘開始。その見た目からは想像もつかない動きでも、これを苦もなく捌いて一気にトドメ。
「キカイデハカイダー!」
必殺の回し蹴りで、2体は機能を停止。
「何だよこれ・・・?」
怒涛の展開にやや引いているソウゴ。すると今度は謎の地響きが。

 と思ったら、現実の方でスマホに着信があり、バイブが動いているだけでした。
これに目を覚ますソウゴ。
「何だ今の。夢か・・・。」
スマホを取ると、
「はい。」
「いつまで寝ている!アナザーライダーが現れた。すぐに来い!」
結局、勉强を放り出してアナザーライダー退治に向かいます。

 現場では、既にゲイツが戦闘中。
見た感じ、枯れ木の化物のようで何のアナザーライダーなのか見た目に見当がつきません。
 到着し、ジオウ兇吠竸箸靴茲Δ箸垢襯愁Ε瓦任垢、腰の交差した枝、それに必殺の回し蹴りにデジャヴを感じて動きが止まってしまいました。
「何ボーッと突っ立ってる!」
「ごめん!」
「ジオウ供」
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ライダー!ジオウ!ジオウ!ジオウ供」
ジオウ兇眄鑪鵑鵬辰錣蠅泙垢、アナザーライダーは氷の結晶を纏いながらライダーキックを繰り出してきた・・・ものの、未来視によってか簡単に迎撃。
「ライダー斬り!」
これにより、早くも撃破に成功。
 変身を解く2人ですが、
「どういう事だ?アナザーライダーを倒したのに、誰もいない。契約者はどこだ?」
「うーん・・・まあ、倒せたんだからいいんじゃない?良し!じゃあ俺、勉强あるから帰るね。」
「そうだったな。」
アナザーライダーが爆発した後には、木片が燃えているばかりで契約者の姿はなし。
が、その中でツノにあたる部分だけが焼け残り、クワガタムシのように脚を生やして密かに逃走。
 これがその辺の樹木に寄生して、先程のアナザーライダーが再度完成しました。
もはやウォッチも契約者もない、そもそもアナザーライダーかも分かりません。

 これを見下ろしていたウールとオーラ。
「あんな得体の知れないの出すなんて。ウール、あんた何企んでるの?」
「知らないよ。あいつは僕が擁立したアナザーライダーじゃない。」
「じゃあ・・・スウォルツ?」
「いや、俺でもない。」
まさかの3人誰も心当たりのないパターン。
「どういう事?僕たち以外に誰がアナザーライダーを生み出すって言うの?」
まあティードとかもいたので、他にいても不思議ではないんでしょうけど。

 クジゴジ堂に戻り、再び問題集と向き合うソウゴ。
「さあ、勉强勉强!」
が、やっぱり三角関数の数式を見ていると即座に眠りに落ちてしまいました。
正直これじゃ落第しても仕方がないと思う・・・。

 夢の中で、ソウゴは再びキカイの世界へ。
「あれっ?さっきの・・・。」
「よう!また会えたな、常磐ソウゴ。」
「えっ・・・俺のこと知ってるの?」
レントはこれに答えず、自己紹介。
「俺の名前は真紀那レント。仮面ライダーキカイだ。」
「よろしく!」
ここまで来ると、ソウゴもこれは夢だと理解していて
「・・・これって、俺の夢だよね?」
「夢っちゃ・・・夢だな。」
その登場人物であるレントもそれを分かっているという不思議な世界観。
 そこへやってきた子どもたち。これはまた昭和感のある。
「レント!」
「レント!」
「またヒューマノイズが出たの?」
「ああ、もう心配すんな。みんなは大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫。レントこそ、エネルギー使ったんじゃない?」
「レント、充電やってよ!」
「充電!充電!充電!」
謎の充電コールが巻き起こります。すると、
「仕方ないなあ。」
キメ顔で、開けた場所に向かうレント。よく分からないけどついて行くソウゴ。
 そこでポーズを取ると、はるか上空の人工衛星からレーザーが放たれ、それを受けて充電。
・・・って、何か地球が見た目明らかにおかしくなっている・・・?
ともあれ、この光の柱が見た目に派手なので子どもたちにウケているようです。
「太陽光発電衛星からレーザー光で充電している。」
「君、本当に機械だったんだ!」
「今は2121年。ソウゴは夢で未来を見てるからな。」
「へぇ〜・・・じゃあ、100年近い未来に来ちゃったってこと?俺。」
えらく親切に教えてくれるレントですが、ビジュアル的にはまったく未来感がありません。
「その割には何かこう・・・懐かしい雰囲気だね。」
見渡す限りの田園風景からは未来らしさは全く感じられません。
「って言うか、さっき襲ってきたあれ何?」
「ヒューマノイズ。人間の形をした機械生命体だ。」
さらにレントの説明は続き、
「世界は既に機械に支配されている。ここは人間保護区。絶滅寸前の人間が暮らしやすいよう作られた安息地だったんだが、ヒューマノイズはそれすら許さない。」
 まるで進撃の巨人のように高い壁に囲まれた中で辛うじて生きていた人類ですが、今やその壁すらも破壊してヒューマノイズが侵略してきている様子。
「それで君が、この子たちを守って旅してるんだね。」
「人間が集まって反撃しようとしてる場所がある。おれはこいつらをそこへ連れて行く。」
 少年が持っていた古びたラジオからは、
「こちらはラジオホープ30.9。皆様にお知らせします。ヒューマノイズが保護区に侵入しています。しかし諦めてはいけません。生き残っている人間の皆さん、力を合わせましょう。集合ポイントはVX095。繰り返します。集合ポイントは・・・」
 集結を呼びかける放送が流れていますが、保護区の規模を考えると無駄な抵抗のような・・・。
「この道をまっすぐ行けば、そう遠くはないはずだ。」
「偉いな・・・君だって機械なのに。」
「それは・・・。」
そう言えば、機械のレントが人間の子どもたちに味方している理由は謎のままです。
 するとその時、子どもたちの悲鳴が。
現れたのは、農家の若者たちの姿をしたヒューマノイズ。
「機械か、人間か?機械か、人間か?」
すぐさま応戦するレント。
「変身!」
「デカイ!ハカイ!ゴーカイ!仮面ライダーキカイ!」
見た目には人間と変わらないヒューマノイズが駆動音と火花を飛ばしながら戦っている光景はなかなか常軌を逸している感があります。
「アルティメタルフィニッシュ!」
腕から氷の結晶を放ちながらの強力なパンチでまずは1体を撃破。
「あれって・・・?」
現代で戦った謎のアナザーライダーとダブる動きです。
「フルメタル・ジ・エンド!」
更にキックでどんどん破壊していきます。が、
「ボーッとするな!」
横で見ていたソウゴが攻撃にあい、ちょうど椅子から落ちて目を覚ましました。
「痛・・・また夢か。」
すると、慌てて表に出ていきます。
「ソウゴくん、どこ行くの?」

 再度現れたアナザーライダーと戦闘に入っているゲイツ。
戦闘力自体はそれほどでもないので、一気に片付けます。
「ファイズ!」
「アーマータイム!」
「Complete ファイズ!」
上空でファイズアーマーを装着し、そのまま降下しつつ必殺技。
「フィニッシュタイム!」
「エクシードタイムバースト!」
構えはグランインパクトなのですが、何故かポインターが出ています。
 ともあれ、撃破には成功するもあのツノの部分はまたも分離して次なる宿主を探しに行きました。
「やはり契約者はいないか・・・。何がどうなってる?」
そこへやってきたソウゴ。
「ゲイツ!」
「あのアナザーライダーがまた現れた。」
「アナザーキカイが?」
「アナザーキカイだと?」
「うん。多分、あれは未来のライダー。仮面ライダーキカイのアナザーライダーだと思う。」
「未来のライダー?」
「うん。2121年のね・・・。」
「何故それを知ってる?」
「夢で見たんだ。だから、それを伝えようと思って。」
突拍子もない話ですが、ちゃんと聞いてやるゲイツ。さらに、
「また寝てたのか・・・。いいか?お前のやるべき事はまずは勉强だ!落第した魔王なんて洒落にもならんぞ!」
まるで母親のような物言いです。
「そうだね、うん。じゃあ俺、勉強してくる!」
慌てて戻っていくソウゴと、入れ替わりに白ウォズを伴って現れたツクヨミ。
「ただの夢とは思えない。」
「ツクヨミ・・・どうして白ウォズと共にいる?」
「私が聞きたいわ。あなたは何でソウゴと一緒にいられるの?」
ツクヨミはすっかりソウゴは魔王確定として見ているようです。
「2121年のライダーか。そんな未来、私だって知らない。魔王の見た夢は、おそらく・・・予知夢だ。」
白ウォズもこれを単なる夢とは捉えていません。
「ソウゴの力は私達の想像を凌駕しつつある。私達が取るべき選択は、ソウゴを・・・オーマジオウを倒すこと。」
もはや非情になりきれていないのはゲイツだけといった様子です。

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Posted by jerid_and_me at 21:44Comments(3) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年02月11日

今週の仮面ライダージオウ「第22話 ジオウサイキョウー!2019」

 龍騎/リュウガ編後半にしてパワーアップ回。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。彼の前に立ちはだかるのは、絶対に倒すことのできない敵・アナザーリュウガ。苦戦するジオウの前に現れたのは、鏡の中常磐ソウゴだった。しかし、オーマジオウの力により我が魔王の逆襲が始まる・・・。」
 このところずっと白ウォズのターンでしたが、今回が逆襲の起点になる・・・ということですがウォズはテンション上がりすぎて先まで読みすぎた事に気付いていないのでしょうか。

 ジオウを追い詰める裏ジオウ。
「使わないのか?ウォズに貰ったろ?最強の力を。」
そうしてあの新しいウォッチを手にすると、
「ほらね?そういうとこ、お前が聖人君子じゃない証だ!最高最善の王になるなんて、お前には無理なんだよ。ハハハ・・・!アナザーリュウガを倒すには、オーマジオウになるしか手はない。お前がどうするか、見せてもらう。」
 とっさにオーマジオウの力を使おうとしたジオウを嘲り、
「フィニッシュタイム!」
「タイムブレイク!」
逆位置のキックを浴びせる裏ジオウ。

 ソウゴがミラーワールドに連れ去られた中、残ったツクヨミとゲイツは
「大丈夫?」
「俺はずっとジオウを倒すことを考えていた。しかし、その先の未来のことを想像していなかった・・・。」
「確かに・・・私もそうだった。」
その先の未来のことをまるで考えていなかった2人。自分の事ながらショックを受けているようです。
「俺は、敵を倒すためなら無辜の人間を犠牲にするのも有りだと思った・・・一瞬な。」
「所詮、鏡の中存在。」
「そういう事か・・・。」
「ああ。城戸真司本人を消せば消えるはずだ。」
この時、他に方法がないなら・・・と納得してしまったようです。
「そんな事を考える人間には、平穏な未来を思い描く資格などない。」
「ソウゴは、そんな風に考えないわね・・・。」
未来に自分の臣民となる人間を犠牲にするなどもっての外、と考える事でしょう。
 ここでツクヨミは、
「ねえ、今だからこそ聞かせて。ゲイツは、あのソウゴが本当に私達の知るオーマジオウになると思う?」
改めて、ソウゴの扱いについて問い質します。

 すると、舞台は突然どこかの会社の化粧室へ。
「なんか最近、毛穴が開いてる気がするのよね〜。」
「いい化粧水、教えてあげる!」
「本当!?」
すると、その横にいた別の女子社員が
「食習慣変えたほうがいいんだって。昔、OREジャーナルで読んだ。ブロッコリーとかアブラナ科の野菜が・・・」
「何?OREジャーナルって!」
「古い〜!行こう!」
愛読者だったようですが、今となっては時代遅れ。
 消沈していると、鏡から例の高音が響き、鏡の中の顔が歪な笑みを浮かべます。
それはすぐに裏真司に変化すると、アナザーリュウガとなって出てきました。
「リュウガ!」
響く悲鳴・・・新たな犠牲者が。

 クジゴジ堂に戻ったツクヨミとゲイツ。
「ソウゴは?」
「まだ帰ってこないんだよ〜。今日忙しいからさ、お使い頼もうと思ってたんだけど。」
珍しくも、忙しく仕事をしている順一郎。もっとも、時計の仕事とは限らない訳ですが。
「・・・あっ、どっちか行ってくれる?」
なんてやっていると、例の高音とともにソウゴがショーケースのガラス面から転がり出てきました。
あれ、ミラーワールドって出入り口が一致してないといけなかったような・・・?
「うわっ!痛たた・・・」
「お・・・おかえり、ソウゴくん。って、どこから出てきたの!?」
突然のことに目が丸くなる順一郎。これはまずい所を見られたのでは?
「鏡の世界・・・かな。」
ソウゴも正直にバラしてしまいます。
「ああ、そうなんだ?やっぱソウゴくん違うね!」
左右を見ると、複雑な表情のツクヨミとゲイツ。
「あっ、あんまり驚いてない・・・。若い子たちにはそうなんだね。ちょっとね、おじさんちょっと疲れたみたいだから。ちょっと、気分転換に自分で行ってくる。」
ちょっと言い過ぎ。何にせよ、うまく勝手に納得してくれそうです。
 順一郎が出ていったところで、
「鏡の中に別の世界が?」
「うん。」
「既に失われた異世界の仮面ライダー・・・それがやつの正体だ。」
白ウォズからの情報もあり、アナザーリュウガの全容を掴みつつあります。
「それじゃあ、絶対に倒せない・・・。」
「ああ。リュウガウォッチを手に入れることはできない。」
「そもそも、あいつはどんな攻撃をしても鏡みたいに跳ね返すしね。ゲイツがやろうとしてた方法って何なの?」
ゲイツの策とは、
「俺のタイムバーストはわずかだがタイムラグが生じる。それを利用すれば、やつが攻撃を跳ね返す前に倒すことができるはずだ。」
ちょっと未来を狙って攻撃するような技なので、跳ね返される前に押し切れるという判断。
しかし、
「そういう事か・・・。」
「でも、結局は跳ね返ってゲイツが同じ攻撃を受けるんでしょ?」
ゲイツの答えは沈黙。
「死んじゃうかもしれないんだよ!?」
「他に方法がないなら、俺がやるしかない。」
そう言い切ると、出ていってしまいました。
「ゲイツ!」
追いかけようとするツクヨミですが、これを止めるソウゴ。
「ツクヨミ!何で、ゲイツは命を賭けてまでアナザーリュウガを倒そうとするんだろう?」
確かに、言われてみれば尋常ではない頑なさです。
 これに対するツクヨミの答えは、
「自分を許せないからだと思う。」
「ゲイツが?何で?」
「白ウォズが、アナザーリュウガを倒すために城戸真司を犠牲にしようとした。ゲイツは、一瞬でもそれに同調してしまったから・・・。」
「考えただけで自分が許せないだなんて・・・。」
真司の犠牲を許してしまった自分が許せないから、そのぐらいなら自分が、となっているようです。
「多分、ソウゴの影響。」
「俺の?」
「うん。以前のゲイツだったら、敵を倒すための犠牲は仕方がないと思ったでしょうね。でもソウゴは、いつだってみんなを救おうとするでしょ?たとえ、自分が犠牲になったとしても・・・。そんなソウゴに、知らず知らずにゲイツも感化されたんだと思う。」
 裏ソウゴの件もあり、逆に表情が曇るソウゴ。
「俺は・・・。」
「私もよ。あなたが最低最悪の魔王になるなんて思えない。私はオーマの日なんて心配してない。ソウゴがオーマジオウになる日なんて、来るわけないから。」
いつになくソウゴに信頼を寄せているツクヨミ。が、その言葉が今のソウゴには重たい。
 言っているそばからガラスの中に裏ソウゴが現れました。
「偽善者め。いつもみんなを救おうとしている・・・。お前が?」
「俺はいつもそう思ってるさ。すべての民を救いたいって。」
「お前は、ゲイツにアナザーライダーを倒す方法を話させ、そしてそれを実行させようと仕向けた!」
「違う!俺はゲイツを救いたいと思ってる。」
「お前はそのためにオーマジオウになるウォッチを使おうとしたよな?ゲイツをダシにしてオーマジオウになろうとしたんだ。」
ああ言えばこう言う。裏ソウゴ、めちゃくちゃ口が強いです。
「違う・・・!」
「お前の言葉と心は裏腹だ。口では綺麗事を言っても、心は真っ黒なんだよ!」
「違う・・・違う!違う!」
「違わない!お前はやはり、最低最悪の魔王になる男だ。」
追い込まれ、新しいウォッチ2つに分かれる幻まで見えるように。
「認めろ、お前は俺だ!」
壁一面の時計から、あらゆる角度でソウゴを睨みつける裏ソウゴ・・・なんとも恐ろしい画です。

 アナザーリュウガと戦いを繰り広げるゲイツ。
が、やはり1対1では劣勢。パワー負けする上に射撃は反射されるわであっという間に追い詰められてしまいました。
 そこに現れる白ウォズ。
「こいつも厄介だが、君も厄介だね。我が救世主。またしても私に頼っておきながら、自分一人でそいつを倒そうとするとはね・・・。」
どうやら、ウォズノートに
『ゲイツ、城戸真司とは無関係な場所でアナザーリュウガに遭遇した』
という未来を書き込ませてこの状況に至ったようです。
「白ウォズ・・・!」
「変身。」
「投影!」
「フューチャータイム!」
「スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!」
今度は白ウォズが変身しアナザーリュウガに向かいます。ウォズでも1対1では厳しいのか、早々とシノビにチェンジ。
「シノビ!」
「アクション!」
「投影!」
「フューチャータイム!」
「誰じゃ?俺じゃ!忍者!フューチャーリングシノビ!シノビ!」
ジャンプして手裏剣の連打を浴びせますが、当然ながらこれも反射されます。
「実に厄介だ・・・。」
この戦いを、ツクヨミのタカウォッチロイドが発見。
「サーチホーク!」
「探しタカ!タカ!」
ツクヨミはそれをソウゴに連絡。
「ソウゴ?すぐ来て!ゲイツがアナザーリュウガとの戦闘に入った。」
ところがソウゴは、
「いや、俺は城戸真司に会いに行くよ。」
「城戸真司!?どうして?」
「彼は無関係な被害者じゃないんだ。仮面ライダー龍騎なんだから。」
そう、鏡写しの存在だからこそ、真司にもアプローチできる部分はあるはず。

 真司の、病室の窓や鏡を紙で隠した病室。そこを訪れたソウゴ。
「俺は何もしていない。いや・・・そうとは言えないか。」
鏡を覆う神を剥がしてみると、そこに真司の姿は写りません。と言うのも当然ながら、
「鏡の向こうの俺が、怪物になって暴れ回ってる・・・。」
「うん。そして、彼が襲っているのはOREジャーナルのかつての読者たち。でも、何で読者を襲うの?」
気になるのはそこですが、真司には思い当たる所が。
「恨んでるからだろうな。あいつらがずっと支持してくれてれば、OREジャーナルは潰れなくて済んだって・・・。」
「それって、ただの逆恨みなんじゃ・・・。」
当然それは逆恨みと言うものですが、
「そうだ。俺にはそんなバカな恨みなんかないよ。・・・表向きはね。」
内心としては、そういった黒い思いが無いわけではありません。
「でも、心のどこかではやっぱり、そんな情けない考えを持ってしまう自分もいる。多分・・・鏡の向こうの俺が本当の俺なんだ。そんなの認めたくない。でも、ちゃんと認めなきゃ事件は終わらないし、俺も・・・一歩も先へ進めないんだろうな。そうしないと俺は、鏡にも映らない。空っぽのまんまだ。」
 真司は、それが必要な事と分かりながら、まざまざと見せつけられる自分の悪意と向き合うことができない様子。
自分の黒い面を形にしたような裏ソウゴと向き合うソウゴにも重なる状況です。

 ウォズは、
「どんな攻撃も跳ね返すなら・・・!この手はどうだい?」
「ビヨンド・ザ・タイム!」
「分け身の術!」
「忍法・時間縛りの術!」
ウォズが何体にも分身し、全方向から攻撃を放つという作戦に出ました。
これならば、と思われましたが、反射は正確に本体を捉えて反射しました。これはひどい。
 これを見せられて、いよいよ覚悟を決めてしまうゲイツ。
「こうなったら、あの手を使うしかない!」
「まさか、我が救世主・・・!」
「ゲイツ、駄目!」
ゲイツの奥の手、光るそばが炸裂(違)

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Posted by jerid_and_me at 23:03Comments(7) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年02月04日

今週の仮面ライダージオウ「第21話 ミラーワールド2019」

 白ウォズ主導のゲイツリバイブへの道を突き進むか、と思ったところでまさかの龍騎回。
「この本によれば、普通の高校生・常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。別の未来から来たもうひとりの私こと白ウォズは仮面ライダーゲイツを救世主に仕立てるため、未来のライダー・仮面ライダークイズの力を奪った。そして、黒ウォズことこの私の反撃が始まる。」
その鍵となるのが、前回順一郎に修理を依頼したあのライドウォッチという訳ですね。

 開幕、時間を止められているリフォーム業者。運んでいる巨大な鏡が意味深です。
時間が止まるということは、やはり近くにタイムジャッカー。
「由々しき流れになっている。あの新しく現れたウォズが時間の主導権を握り始めた。このままではジオウとゲイツが、オーマの日に王位を争う事になる。」
スウォルツが深刻そうに話している傍ら、ウールは石を巨大な鏡に投げつけて割り、その後時間を戻して復元するのを繰り返しています。
「聞いてるのか?」
イラッとするスウォルツですが、
「僕がすごい王様候補を手に入れてあげるよ。」
ウールが鏡を破壊すること数回、聞き覚えのある甲高い音が響きます。
 直後、時間が止まっているはずなのに鏡の中を動く人影。
「これは・・・!」
「数千回に1回、鏡が割れる瞬間にだけ繋がる、失われた鏡の中世界があるって、あの門矢士が言ってたんだ。」
士がまた余計なことを。と言うか、めちゃくちゃ確率低いのに延々鏡を割り続けるって素直か!と。
 何にせよ、TV版ラストから続いている世界観のようで、ミラーワールドとの関係は閉じられているようですが、無くなったわけではないのでアクセスする裏技はある・・・という事のようです。
「そして、そこには君がいるってね。」
狙いはミラーワールドではなく、そこにいた1人の男。
 ここでブランクのアナザーライダーのウォッチを起動すると、アナザーリュウガのウォッチが生成。
「リュウガ!」
「僕と契約するんだ。そうすれば、こっちの世界と繋げてあげるよ。」
ミラーワールドのリュウガ・・・すなわち『向こうの城戸真司』に契約を持ちかけるウール。
 向こうの真司は鏡から手を伸ばし、ウォッチを受け取って契約は成立。
「リュウガ!」
合せ鏡の向こうでは、見覚えのある回廊を歩んでくるアナザーリュウガの姿が・・・。

 OPの向こうでは、いきなりアナザーリュウガと戦っているジオウとゲイツ。
右手がドラグクローになっていて、音が当時物なのが懐かしいです。
「ジュウ!」
「フィニッシュタイム!」
「ダブル!スレスレシューティング!」
ちょうどトリガー・エアロバスターのような必殺技を繰り出し、有効打とはなっているようです。
が、直後アナザーリュウガの前に出現した鏡から同じ攻撃が跳ね返され、ジオウとゲイツにもダメージ。
「なら、こいつで・・・!」
「ドライブ!」
「アーマータイム!」
「ドライブ!ドライブ!」
レジェンドが出れないせいか絶妙に扱いの悪いドライブアーマーにチェンジ。
「フィニッシュタイム!」
「ドライブ!ヒッサツタイムバースト!」
肩のタイヤからマックスフレア、ミッドナイトシャドー、ファンキースパイクのタイヤを飛ばして攻撃。
これも効いてはいるのですが、やはり同様に攻撃が跳ね返ってきました。
更に追加でタイヤを飛ばしても同様。先読みしてタイヤを防げば、今度はアナザーリュウガ本体が攻めてくるというスキのなさ。
 適当に痛めつけると、その場を離れるアナザーリュウガ。
「待て!」
追いかける2人ですが、曲がり角を過ぎると既に姿を消しています。
「どこ行った?」
そこに停まっている車のガラス・・・怪しい。

 さらに、こうした展開はこれが初めてではないようで
「また、同じアナザーライダーに逃げられたの?今週で5件目じゃない。」
「どこから現れて、どこに消えるのか全然わかんないんだよね。」
現場にはやはり鏡が。ところが2人は龍騎ライダーの事は分かりません。
「逃げ道なんかないのにまた見失った・・・。あっ、大丈夫ですか!?」
被害者がいたこともあって、周囲の捜索などはしていなかったようです。
「神出鬼没か・・・。」
「それも厄介だが、問題はやつの能力だ。こちらの攻撃が、そのままの威力で跳ね返ってくる。やつを倒すには、同時に自分も倒される覚悟がいるのかもしれんな。」
「それって無理ゲーってやつじゃん。何でこう、倒しづらいアナザーライダーが毎度毎度出てくるのかな・・・。」
そりゃあいつもお互い邪魔しているからと言うもので。
そもそも、相手がアナザーライダーでは捨て身の覚悟で倒したところで復活するのが関の山です。
「タイムジャッカーもオーマの日が狙いなんだと思う。」
ここでソウゴは、
「あのさ。そもそも、オーマの日って何なの?」
今更な説明をぶつけます。
「・・・俺たちの知ってる歴史では、お前がオーマジオウの力を手に入れて、世界を滅ぼす。それがオーマの日だ。」
かなり乱暴な説明という気はしないでもありませんが、今は他に説明ができません。
「でも白ウォズは、その日にゲイツが俺のことを倒すって言ってなかった?それでゲイツが救世主になるって。」
「白ウォズは、私達とは違う未来から来た。オーマの日次第で、どっちかの未来に向かうことになる・・・。」
「だがタイムジャッカーは、それともまた違う未来を描こうとしている。だから俺にもお前にも倒せないアナザーライダーを生み出しているんだ。」
「みんな、オーマの日を目標に動いているってこと。その日に、世界の未来が決まる・・・。」
その日にソウゴはオーマジオウになって、ゲイツはゲイツリバイブになって、タイムジャッカーがその隙を狙っているという。何とも忙しい一日ですね。
 ソウゴはこの説明を聞いて、
「2人はどんな未来にしたいの?」
「えっ?私は・・・。」
「ゲイツは?白ウォズの言う通りにする?」
「やつの言うことなど信用できるか。」
「でも、白ウォズもゲイツも俺が魔王になるのを阻止しに来たんでしょ?それって、どんな未来?」
答えに詰まってしまうツクヨミとゲイツ。
単なる質問なのか、それとも煽って揺さぶっているのか分かりませんが、かなり鋭い問いかけです。
「・・・とにかく、今は例のアナザーライダーを倒さないと。」
話をはぐらかすように、情報の整理を始めるツクヨミ。
「被害者の共通点を探していたんだけど・・・。」

 そうして行き当たったのが、
「OREジャーナル?」
「被害者のSNSを遡ると、全員『OREジャーナル』っていうニュースサイトをフォローしてた形跡があるの。」
「何それ、昔のサイト?聞いたことない。」
「今は閉鎖されてるみたい。」
今では誰でも発信者になれるし、パソコンに向かう必要すらなしにスマホで何でも調べられる時代になりましたからね・・・ガラケー時代のニュースサイトと言うとやはり時代遅れなものでしょう。
「あのアナザーライダーが関係してるって事か。」
「可能性はあると思う。」
「手分けして、関係者探してみようよ。」
ソウゴは、もともとあった編集部へ向かうも、そこはずいぶん前から空き物件といった佇まい。
ツクヨミは同業すなわちマスメディアを当たります。
ゲイツは地道に聞き込み。
「すみません!」
「そうか・・・。わかった、ありがとう。」
来た当初よりはまともな受け答えができるようになっているように見えます。

 調べ回っているうちに行き着いたのは、昭和の雰囲気が漂う釣り堀。
そこにいた1人の中年男性に声をかけます。
「すみません。OREジャーナル編集長の大久保さんですか?」
「えっ?ああ・・・。まあ、元編集長だけどな。」
まさかの編集長。流石に老けた感はありますが、雰囲気はそのまんま・・・と言うか当時よりオシャレになった感あります。
「なんで閉鎖しちゃったんですか?」
「OREジャーナルは読者からの情報を調査するのが売りだったんだよ。でも最近の読者っていうのは、何でもかんでも自分で発信しちゃうじゃない。まあ、時代と俺たちのスタイルが合わなくなったんだよな。」
 読者からの情報、すなわちネタをもらって活動するのがOREジャーナルですが、今日びそういう面白そうなネタは他人に渡さず自分であれこれやって発信する時代。必然と言えるでしょう。
「『俺たち』って事は、もちろん他の人もいたんですよね?」
すると編集長はニヤリと笑い、
「いたよ、熱い連中だったよ。特にあいつはな・・・。」
「あいつ?」
「城戸真司っていう記者がいてな。」
真司の話をする編集長の嬉しそうな顔ときたら。これだけで結構満足です今回。

 そうして、3人は真司の住まうボロアパートの一室の前へ。
「城戸さん!・・・留守みたい。」
ドアチャイムを鳴らし、呼んでみるも応答なし。
 ツクヨミがふと玄関脇の窓から覗き込んでみると、中から新聞紙で目隠しがされています。
「待って・・・何か変!」
不審に思ってゲイツが強引にドアを開くと、ドアチェーンがかかってはいたものの中を窺うことが可能に。すると、見えたのはストーブの炎と倒れた男性。
「まずい!」
ゲイツはドアチェーンを千切り、部屋の中へと突入。そこで見たものは、
「これは・・・!」
窓のみならず、鏡やテレビなど、あらゆる鏡面に新聞紙が貼り付けられた異常な光景。そして何より、
「気をつけろ!一酸化炭素中毒の恐れがある。」
「窓を開けて!」
口元を抑えながら、ストーブを消し、新聞紙を剥がして窓を開けます。
「城戸さん!城戸さん!!」
ゲイツの懸命な呼びかけ。何度も言っている事ですが、本当に人が良い。
 窓から差し込んできた光に、気がついた真司は
「うっ、やめろ・・・剥がすな・・・。やつが来る・・・!」
「城戸さん?城戸さん!」
とだけ言って意識を失ってしまいました。やつ、とはやはり・・・?

 クジゴジ堂に戻ったソウゴ。
どうやら、1人で病院まで付き添ったようです。
「城戸真司は?」
「命に別状はないって。」
「良かった・・・。」
「でも、何だって部屋をあんな風に・・・?」
ソウゴが病院にいる間、事件について調べていたツクヨミ。
「もう一度、事件をさらってみた。」
入手した情報は、冒頭でアナザーリュウガと戦っていた場所の監視カメラの映像。これって不正アクセスじゃあ・・・?
「あのアナザーライダーが現れた現場の映像。」
そこに映っていたのは、突如として鏡から出現し、被害者を襲うアナザーライダーの姿。
「鏡から出入りしてたのか!」
「いや、鏡だけじゃない。姿が映るものなら何でも出入りできるみたいだ。」
曲がり角でソウゴらを撒いたのは、やはりそこに停めてあった車の表面からミラーワールドに帰ったため。
「これじゃあ、どこから来るか予測できっこないわね。」
結局、これまで5度も逃げられていますが、場当たり的にやるしかない・・・と思われた所ですが
「そうだ、あの城戸真司って記者・・・何か手がかり掴んでないかな?ほら、鏡のことにも気付いてたんだし。」
というソウゴの提案。ところが、
「彼にも予測つかなかったから鏡を塞いだんだろう。」
「そっか・・・。」
あくまで襲われないための手段であり、別に打つ手があるわけでもありませんでした。
「そもそも、どんな攻撃でも跳ね返すアナザーライダーなんて、どうやって倒したらいいの?」
よしんば見つけたとしても、どう倒すかが問題。
「ひとつ方法がないでもないが・・・。」
「あるの!?」
「やつが俺の攻撃を跳ね返す前に倒すんだ。もちろん、そのあと攻撃が跳ね返ってくるから俺も倒れるけどな。」
という捨て身の方法しかありません。
「なんだ、やっぱり無理ゲーじゃん。それに攻撃を跳ね返す前に倒すって、どうするのさ?」
ゲイツには何か考えがあるように見えますが・・・?

 翌朝、珍しくも順一郎が朝食を準備する前から降りてきたソウゴ。
「おっ、ソウゴくん。今朝早いね。」
「うん・・・何だか眠れなくて。」
他人のことをそれだけ考えられるっていうのは、やはり根が善なんだなと思います。
「あれ、今日ゲイツとツクヨミは?」
「ああ、ソウゴくんと同じように寝付けなかったって、早くに出ていったよ。何かあったの?」
「ゲイツたちが・・・。」
こちらの2人も大概。
 すると話は変わって、
「あっ、ソウゴくん。今日もあのお友達に会う?」
「お友達?」
「あの、こんな・・・。」
うざったいロン毛をボディランゲージで表現すると、普通に伝わりました。
「いろんなもの修理してきたけど、あんな変なもの初めてでさ。クリーニングしかできなかったんだ、これ。」
流石に直らなかったらしいライドウォッチ。そもそも壊れているのかどうか。
「これ、何なのか聞いといてくれない?お代いらないからさ。」
「これは・・・!」
いつものライドウォッチとも違うジオウウォッチ。

 ともかくも調査に出るソウゴ。
「被害者はOREジャーナルの関係者。鏡から出入りするアナザーライダー。攻撃を跳ね返す前に倒す・・・。」
と、課題は尽きません。
 そこへ偶然を装って現れるウォズ。
「やあ、我が魔王。実にいい日だ。」
何とも白々しい登場。
「ごめん黒ウォズ、今考えごとしてるから。」
「つれないなあ。仮面ライダー龍騎と会った気分はどうだい?と聞こうと思ったのに。」
「仮面ライダー龍騎・・・?もしかして、城戸真司が?」
被害者がライダーと知って驚くソウゴ。
「知らないで会っていたのか。まあ、彼も記憶がないから致し方ないかな。」
「あのアナザーライダーは、仮面ライダー龍騎の・・・。」
当然、今の流れではそう理解しますが、
「違う。事はそう簡単じゃない。この本によると、あのアナザーライダーは失われた鏡の中の存在。まさに倒すことのできない敵と言える。しかし・・・」
 ウォズがドヤ顔で説明している間に先を急いでいるソウゴ。
「我が魔王!話を聞かないのかい?」
「このウォッチを使えって言うんだろ?」
その手には、ウォズが順一郎にあずけていったウォッチが。
「よく分かったね。さりげなく渡したつもりだったのに。」
「さりげなく、ね・・・。」
実際、一般人にアイテム渡すんですからかなり強引な手法です。
「とにかく、それを使えば問題は全て解決する。」
この言葉に、ウォズの狙いを理解しました。
「つまり、これは俺がオーマジオウになるための・・・。」
「そうだ。本来であれば、君がオーマの日と呼ばれる日に使うものだ。オーマジオウになれば倒せない敵はない。だったら、今使うべきじゃないか?」
 白ウォズがゲイツ側の時計を早めたのも同様、こちらのウォズもオーマジオウの側の時計を早めにかかりました。
ソウゴ自身も、オーマジオウの圧倒的な強さと、状況がまずい方に向かっているのは理解しており、あえてウォッチを突き返す事はしません。
「もうひとりの私と、ゲイツくんの企みに打ち勝とうじゃないか。我が魔王!君と私の逆襲の始まりだ!」

 そのゲイツの方は、
「ゲイツ、あのアナザーライダーを倒す方法って・・・?」
「俺にしかできない方法だ。俺も死ぬかもしれんが。」
どうやらかなり危ない方法のようです。しかし、ゲイツにできてジオウにできないとは?
「そんなのダメだよ!ソウゴも言ってたでしょ?」
「・・・ああ。」
口では了承していますが、実際それしかないと決めていそうです。
 ここで、白ウォズを呼ぶゲイツ。
「ひとつ聞かせろ、白ウォズ。」
「嬉しいね。私のことを待っていてくれたのかな?」
「俺が、お前の望み通りオーマの日にジオウを倒すとする。そこには、どんな未来が待ってる?お前の求める世界は何だ?」
ゲイツ自身、目指す未来のビジョンはありませんが、ならば白ウォズはどうかという問い。白ウォズの答えは、
「何も変わらない。この時代と同じ世界さ。まるで時間が止まったかのような平穏。それ以外に求めることはあるかい?」
オーマジオウの未来こそが不連続であり、今と変わらぬ平穏と言いますが・・・どうにもうさんくさく聞こえるのは視聴者補正でしょうか。
「時間が止まったかのような平穏か・・・。」
ゲイツが思い出すのは、オーマジオウとの戦いの中で仲間と死に別れた瞬間。
ゲイツにしてみれば、このときから時間が止まっているのかも知れません。
合わせて画面に映し出される、子供の弄ぶシャボン玉の意味する所とは。
「それで、何か頼みがあるのかい?」
「あのアナザーライダーを倒したい。お前のノートの力で。」
白ウォズに要求しますが、
「いや、このノートはいらないよ?」
と、今回はこれを拒否。何か策があるようです。

 病室で目を覚ました真司。
「あっ・・・!」
無事に目を覚ました事に安堵するのも束の間、窓や鏡などの鏡面がむき出しになっていることに気付き狼狽します。
慌てて、上着だけを羽織った病衣のまま病室を飛び出します。
 すると、階段で白ウォズに遭遇。
「君が城戸真司・・・だね?」
「えっ?」
いきなり、触れもせずに階段から突き落としました。
 訳も分からず逃げる真司ですが、行く手の椅子を動かされて転倒。万事休す・・・と言う所に追ってきたゲイツ。
「待て!どういう事だ?白ウォズ。」
「君が言ったんだよ?アナザーライダーを倒したいと。」
「こいつが契約者なのか?」
狙われているはずの真司が?と猜疑心を隠せないゲイツですが、白ウォズが補足します。
「いや、違う。あのアナザーライダーを倒すことはできない。だが、この男を倒せばアナザーライダーは消える。それでいいんじゃないか?」
ゲイツもそれで黙ってしまいました。このやり方を認めるのか・・・?
「ウォズ!」
「アクション!」
「変身。」
「投影!」
「フューチャータイム!」
「スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!」
生身の真司を襲うウォズ。
「何だよ?うわっ!痛・・・!」
襲われる時の声が完全に当時のそれで懐かしさを禁じえません。
 ゲイツも変身。
「ゲイツ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー・ゲイツ!」
ウォズに加勢するのかと思えば、その前に割って入りました。
「何のつもりだい?我が救世主。」
「訳も分からず、罪もない人間を倒させるか。」
やはり、ウォズのやり方はその良識が許しません。
「甘いな。」
が、ウォズも容赦しません。どうにか真司を逃がそうとするゲイツ。
「行け!」
「あっ・・・はい!」
この小市民感、本当に真司。
「あまり、私を失望させないでくれないか?」
やはり、戦力ではゲイツを凌駕しています。

 逃げる真司でしたが、鏡の中にはもうひとりの自分が。
「お前は今、お前を襲ったやつを倒したいと思っている。お前の願いを俺が叶えてやる。俺は・・・お前だからな。」
これに対し、表の真司は・・・?

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Posted by jerid_and_me at 22:32Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ