2019年08月26日

最終の仮面ライダージオウ「第49話 2019:アポカリプス」

 いよいよ最終回。平成ライダーとしてもこれが最後です。
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダーツクヨミ♪ツクヨミ!」
前回、ライダーへと変身を果たしたツクヨミ。
「何!?」
これにはスウォルツもビックリ。
「ツクヨミ・・・。」
「よし。」
これで勝った、と思ったらソウゴらも含め、自分とアナザーディケイドを除く周囲一帯の時間を停止します。
「ツクヨミ・・・何をする!?」
「何のつもりだ?アルピナ。」
ツクヨミはアナザーディケイドに跪き、変身を解くと
「兄さん、仮面ライダーの力を手に入れました。この力、必ず兄さんのお役に立つはず。」
なんと、この期に及んで実兄スウォルツの下につきます。
「俺に協力するというのか?」
「私も王家の一員。我が世界を守るためなら何でもする。」
世界崩壊回避の鍵を手に入れ、妹が自分に頭を垂れるという状況に笑いが止まらないスウォルツ。
「常磐ソウゴの尽力によって、仮面ライダーとなったツクヨミ。だが、彼女は思わぬ行動に出たのだった。世界の終わりまで、これが最後の1ページです。」
裏切りから幕を開ける最終回。
 と言っても、意図はもうだいぶ読めてるんですけどね・・・。
その道のプロである士が自陣にいますし。

 その夜、不気味な赤い月の下、ツクヨミ経由でソウゴらの肚を探るスウォルツ。
「お前をライダーにして、奴らは何を企んでいたのだ?」
「門矢士の作戦なの。彼が言うには、私達の世界が消えようとしているのはライダーがいないから。」
もはや世界=ライダーという扱いになっている平成ライダー世界。

 士が言うには、
「ツクヨミがライダーになれば、彼女の世界は復活する。」
「ツクヨミの世界という新しい世界を作り、そっちに避難する。それがお前の作戦だったな。」
という、世界を破壊しつつも人々を救うというプランがあったようです。たびたびツクヨミを鍵として見ていたのはそういう理由。
「思惑通り、ツクヨミくんはライダーになった。作戦成功じゃないのかい?」
そこまでは成功ですが、
「ふむ。この世界には何十億の人がいる。どうやって別の世界に避難させる?」
ビルドの新世界創造と似通った作戦ですが、決定的に違うのは『今いる世界を作り変える』のではなく『外に新しい世界をつくり、移動する』という所。
「ここは言わばジオウの世界。こっちにジオウ、向こうにツクヨミがいて、2人が共鳴すれば橋がかけられる。」
なるほど、MOVE大戦でライダーが集まったりするのもこの理屈でしょうか。
「そのためには、2つの世界にそれぞれライダーが要る。」
ソウゴがひとり助からないと言うのは、いわばジオウの世界側の橋桁として離れることができないという事でしょうか。そしてライダーが2人いては向こうの世界も危ない。
「しかし、この作戦も絵に描いた餅になったわけだ。ツクヨミくんの裏切りで・・・。」
「ツクヨミ・・・何故。」

 そしてスウォルツの方は、
「俺を王として認めるのか?」
「兄のあなたが王位を継ぐのは自然の摂理です。」
その真意とは一体。

 とはいえ、黙って世界の終わりを待っている訳にも行きません。
「こうなったら、少しでも食い止めるしかない。」
「世界の滅びは加速していくぞ。覚悟はいいな?」
ダイニングでそんな作戦会議が行われている傍ら、順一郎も『どうしても直さなければならない時計』と夜を徹して格闘中。それぞれの戦いです。

 翌朝、相変わらずモンスターの群れに襲われる市民ら。
それどころか、中にはダグバまで現れ、山間から黒い煙を発し人里を飲み込んでいきます。
ガミオと同等の能力とすれば、これを吸うとグロンギに・・・。
 それどころか、エボル・フェーズ1も出現。
予告ではフェーズ1だから大したことないだろう・・・と思っていましたが、平然とブラックホールを発生させ街を飲み込んでいきます。やっぱり一番やばい奴でした。
 そんな中でも、タイムマジーンを駆りバケガニなどの巨大モンスターと戦いを続けるゲイツ。
「お前たちの好きに・・・させるか!」
ウォズやディケイドも怪人の群れを相手に奮戦。
「ファイナルアタックライド・ディディディディケイド!」
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「超ギンガエクスプロージョン!」
必殺技で集団単位で撃破していきますが、敵はどんどん湧いてきます。
 そこへディエンドも合流。
「嬉しいね、士。世界の終わりを一緒に楽しめるなんて、最高のお宝じゃないか。」
客演ですけどやっぱり海東が一番ヤバい奴だと思います。
「無駄口叩く暇があったら戦え!」

 そんな状況をよそに、クジゴジ堂では久しぶりに順一郎と2人で向かい合って朝食をとるソウゴ。
ソウゴはこの先へは行けないことを知ったゲイツらの気遣いでしょうか。
「みんな、戦ってるの?」
「うん。」
どうやら、ゲイツやウォズも仮面ライダーだったことも話したようです。
 だからこそ、今ソウゴが1人ここで朝食を噛み締めていることに違和感と嫌な予感を感じているらしい順一郎。
「ごちそうさま。」
「ソウゴくん、最後の晩餐のつもりで食べてくれたわけじゃないよね?第一、まだ朝ご飯だよ?」
「うん。」
そのまま席を立つソウゴに、胸騒ぎが抑えられず追いかけます。
「ソウゴくん!」
呼び止めると、作業台に向かう順一郎。何を持ってくるのかと思ったら、そこには修復された18ライダー全てのライドウォッチ。
「これって・・・!」
「君たちの大事な時計なんでしょ?おじさん時計屋だから。直せない時計、ないからさ。」
「おじさん・・・。」
「みんなに聞いといて。晩ご飯のリクエスト。」
「わかった。・・・・行ってくる!」
順一郎がかっこよすぎる・・・。
 どうしても直さなければならない時計があり、怪人が跋扈する中でも部品を調達しに出ていた。
そして夜なべして修理を完了させていた・・・その時計とは、他ならぬライドウォッチでした。
きっと嫌な予感は感じていて、だからこそ少しでも助けになりたかったのでしょう。

 街で戦いを続けるウォズら。
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
また必殺技で片付けようとしたとき、時間が止まりました。
 現れたのはツクヨミ。
「無駄なあがきはよしなさい。滅びは止められない。」
「くっ、ツクヨミくん・・・!」
さらにアナザーディケイドも登場。
「フフフ、残念だったなウォズ。」
衝撃波で3人を吹っ飛ばした上、時間を再度停止。
「最後まで見届けられないとは・・・。」
そのままトドメを刺そうとしたその時、ゲートから平成ライダーが登場しアナザーディケイドを攻撃。
「ビルド!」
タンクタンクのフルボトルバスターの銃撃が直撃し、
「ドライブ!」
タイプ・フォーミュラの高速攻撃が翻弄。
「ゴースト!」
「オメガドライブ!」
ゴーストは開幕キック。
「エグゼイド!」
「パーフェクト!」
レベル100の猛烈なパワーがアナザーディケイドを圧倒。
「何故だ?ライダーどもの歴史は消えたはずだ!」
しかし現に現れたという事は、そうではないと言うこと。
「消えないよ。」
順一郎がライダーの歴史を修復(物理)したことで、グランドジオウウォッチも復活。
もとい、仮面ライダーは永遠に不滅とかそういう理屈です多分。
「どんなに歴史が壊されても、仮面ライダーは壊れない!」
「ジオウ!」
「グランドジオウ!」
それぞれジクウドライバーに装填。
 アークルとオルタリングの起動音が鳴り、
「アドベント」
「コンプリート」
「ターンアップ」
そして音角の音が響き、
「チェンジ・ビートル!」
「ソードフォーム」
「ウェイクアップ!」
「カメンライド」
「サイクロン・ジョーカー!」
「タカ!トラ!バッタ!」
「3・2・1」
「シャバドゥビタッチヘンシン♪」
「ソイヤ!」
「ドライブ!」
「カイガン!」
「レベルアップ!」
「ベストマッチ!」
「ライダータイム!」
「変身!」
「グランドタイム!」
「クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!」
「祝え!」
「仮面ライダー!グランドジオウ!」
登場以来2回めとなるフルバージョンのグランドジオウ変身。
「最後の勝負だ・・・!」
グランドジオウ単独ではアナザーディケイドと同等程度ですが、
「ライダーの力を思い知れ!」
「オーズ!」
「スキャニングチャージ!」
「セイヤーッ!」
タジャドルコンボがタジャスピナーから射撃しつつ飛来。急旋回し背後からプロミネンスドロップを繰り出し、そのスキにグランドジオウが斬りかかるというコンビネーション攻撃。
「ウィザード!」
「シャイニングストライク!」
さらによろけた先でウィザード・インフィニティースタイルが巨大化アックスカリバーを振り下ろしてくるという。矢継ぎ早に鎧武パインアームズが無頼キックを繰り出してきます。
「パインスカッシュ!」
さらに、プリズムビッカーを構えたダブル・エクストリームと同時攻撃と、歴代ライダーの力を遺憾なく発揮。
 ところが、アナザーディケイドも簡単には倒れません。
「お前の敵は俺だけじゃない。ライダーの敵全てだ!」
オーロラの向こうから、ユートピア・ドーパント、ン・ダグバ・ゼバ、ゲムデウス、サジタリウス・ゾディアーツ、エボル・フェーズ1を呼び出しました。
どいつもこいつも強敵揃い、エボルがいかにもな余裕を見せているのが何とも・・・。
 これらの強敵を前に、流石に劣勢に追い込まれ、次々と消えていくライダーたち。
そして残ったグランドジオウに向けて、トドメのエネルギーを溜めるラスボス軍団。
この合体攻撃を受け、さすがのグランドジオウといえど変身解除に追い込まれてしまいました。
 なおも攻撃の手を緩めず、ソウゴを始末しようとするアナザーディケイド。もはや攻撃を遮るものは何もない・・・
「死ね!」
と思われたその時、ゲイツリバイブが割って入り、その攻撃を止めました。
「疾風!」
しかし受け止めきれず、自らも吹っ飛び致命傷を受けるゲイツ。
「ゲイツ・・・ゲイツ!しっかりしろ!」
「ジオウ・・・。」
ゲイツは最後の力を振り絞ってソウゴの上着を掴み、
「オーマジオウになれ・・・!時の王者に・・・。」
「でも・・・!」
「お前ならなれる。最高最善の魔王に・・・。」
「ゲイツ・・・死ぬな!」
「幸せだったぞ。この時代に来て・・・ソウゴ、お前の仲間に・・・友になれて。」
「嫌だ・・・!」
ソウゴを信頼できる友と認め、息を引き取りました。
「ゲイツ!ゲイツ・・・!」
悲しみを振り切るようにアナザーディケイドの方に目を向けると、ジクウドライバーがオーマジオウのドライバーに変化。
 そして怒りとともにドライバーを起動させると、地面が禍々しく赤熱し『ライダー』の紋が浮かび上がり、その中で変身。
「変身・・・!」
「祝福の刻!」
「最高!最善!最大!最強王!」
「オーマジオウ!」
その力は、変身の余波だけでアナザーディケイドらラスボス軍団を後ずさりさせるほど。
「我が魔王・・・。」
その姿を目にしたウォズも、思わぬ展開に動揺を隠せません。が、
「ウォズ、祝え。」
「は・・・?」
「祝えと言っている。」
自ら祝福を要求するオーマジオウ。それを受け、最後の祝福タイム。
「祝え!時空を超え、過去と未来を知ろし召す究極の時の王者。その名もオーマジオウ!歴史の最終章へたどり着いた瞬間である!」
同時に、スウォルツとしても笑いの止まらない状況。
「ハハハ・・・!俺はこの時を待っていた!このために常磐ソウゴを追い詰めてきたのだ。今こそオーマジオウの力をもらうぞ!」
オーマジオウから力を吸引するアナザーディケイド。
「素晴らしい力だ!この力さえあれば、俺は妹を凌駕できる!真の王位を継承することができる!」
と勝ち誇っていましたが、所詮は『スウォルツ如き』呼ばわりされていた程度の器。程なくしてパンクしました。横の方にいるユートピア・ドーパント同様です。
「お前如きが、俺の力を受け止めきれると思うか。俺の力は、全てのライダーの力だ!」
集まっていくライドウォッチ。それは主役ライダーだけでなく、2号、3号ライダーも含めた全てのライダーの力。
 ならば、とラスボス軍団をけしかけますが、尽く一撃で仕留められていきます。
そればかりか、空のモンスターの群れにはキバのようなコウモリを放って一気にその数を減らし、手のつけようのない力を見せつけるオーマジオウ。
「なんという力だ・・・!」
「侮ったな、ライダーの歴史を。」
「くっ・・・!だが、お前の力の一端は受け取った。俺の世界に帰り、最強の王として君臨してやる!ハハハ・・・!」
ツクヨミを配下に迎えたことでその世界は安泰。オーマジオウが自身の世界と心中しようが知ったことではない・・・とオーロラの向こうに撤退しようとした次の瞬間、ツクヨミに背後から貫かれました。
「あなたのような王は要らない!」
「貴様、最初から俺の隙を狙って・・・!」
アナザーディケイドは最後の力をツクヨミにぶつけ、吹っ飛ばされるツクヨミ。
「ツクヨミ!!」
これにより、さらに怒りが爆発し必殺技の体勢に入るオーマジオウ。
「終焉の刻!」
「逢魔時王必殺撃!」
圧倒的なエネルギーを纏ったキックは、アナザーディケイドの攻撃を簡単に飲み込んでこれを撃破。
 その間際、時間の止まった世界で対面したスウォルツとツクヨミの兄妹。
「この世界が、もう私の世界よ。兄さん・・・。」
「妹よ、お魔の意見は求めん・・・!」
最後までツクヨミのことを見ていなかったスウォルツ。
「ソウゴ・・・2つの世界を、あなたに託す。」
ツクヨミの世界とジオウの世界が融合し、同時にこの兄妹は消滅。世界を覆っていた破壊は一瞬にして消えてなくなりました。

後半は追記へ。  続きを読む

Posted by jerid_and_me at 20:46Comments(10) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年08月19日

今週の仮面ライダージオウ「第48話 2068:オーマ・タイム」

 ラスト2回。
風都タワーやユグドラシルタワー、それにスカイウォールと言った本来存在しないはずの建造物の出現と同時に現れたモンスターの群れによって、まさしく地獄絵図といった状況に。
「この世界を・・・破壊する。」
「えっ?」
士の言動に困惑する一同。しかし、
「この数ではどうしようもない。一旦退くぞ。」
そこらじゅうに溢れているので、一旦逃げた所であまり意味はないような・・・?
「ツクヨミ!」
ともかくも、言うとおりにツクヨミを回収し撤退。
その間にも市民らは怪物らに襲われ、さらに中にはゲーム病を発症し倒れる人まで。
 ここでウォズのあらすじ。
「歴代の仮面ライダーたちが戦ってきた敵が解き放たれた。一気に世界を滅ぼそうとしているスウォルツ。世界の終焉まで、あと2ページです。」
もはやあらすじも何もないといった状況。

 まだ破壊の及んでいないクジゴジ堂に戻り、作戦会議。
「元々、仮面ライダー達はそれぞれ別の時間軸の存在だ。その時空が融合していった。」
「あの壁やタワーは、別のライダーの世界から来たって事ね。」
そうすると、何故ジオウやゲイツが過去のライダーの世界へ遡れるのか不思議なところですが・・・案外、時空転移システムの肝というのはそこかも知れませんね。
「スウォルツは世界を滅ぼすため、全ライダーの世界をひとつに融合した。」
「そんな事、どうやって?」
と尋ねるソウゴですが、
「お前がその片棒を担いできたんだぞ。」
「えっ?」
「スウォルツは、少年のお前に時空を操る力を与えた。ライダーたちの世界を引き寄せたのはお前だ。」
「そんな・・・。」
ライダーたちと絆を結び、ウォッチを受け取ることでジオウの世界を中心に世界が結び付けられてしまったようです。
「そしてお前たちは全てのウォッチを集めたとき、世界は完全に融合した。」
「俺たちが戦ってきたのって・・・スウォルツを手伝っていたようなものってこと?」
衝撃を受ける一同。
「それほど、敵の陰謀の根が深かったというだけだ。」
とフォローするウォズですが、こちらはクォーツァーの端くれなら気付いていても良さそうなものを。
「それで、どうしようと言うんだ?」
「言っただろ?この世界を破壊する。」
一同の表情が緊迫しますが、士は続けて
「この世界はおしまいだ。だが、世界を捨てても人々だけは助けないとな。」
と、人命は優先することを強調。これによりソウゴは士の作戦を受け入れます。
「分かった。あんたの作戦に乗るよ。スウォルツは俺に突きつけた・・・。」
「お前に残された道は3つ。ツクヨミを取るか、己を取るか。オーマジオウの道を取るかだ。」
「俺は3つとも嫌だ。第4の道があるなら・・・賭けてみたい。」
「世界の運命を賭ける事になるぞ?」
と脅かす士ですが、ソウゴらは揺るぎません。
「よし。なら、作戦はこうだ。」

 少し飛んで、作戦開始まぎわのクジゴジ堂。
壁にかかった、それぞれ指す時間がバラバラの時計を愛おしげに見るソウゴ。他方、思いつめたような顔も見せます。
「そろそろ、俺も行くよ。」
「待て。さっきの連中には言わなかったが、俺の作戦にはひとつ落とし穴がある。お前は・・・」
作戦に向かおうとするソウゴを呼び止める士。しかし、
「俺だけ生き残れないって言うんだろ?」
士の作戦の弱点を先に気付いていました。
「いいって。ベルトを受け取った時から覚悟はできてる。いや、もしかしたら生まれた時から。」
「お前・・・。」
王に憧れた時点で、民のために真っ先に倒れることも厭わないという。
「でも、その前に・・・ちょっと寄り道してもいいかな?」
ソウゴが手にしたのは、『買い物に行ってきます』という順一郎の書き置き。

 街では、ファズフォンXで雑魚怪人らに対抗しながら避難誘導を行うツクヨミ。
「みんなこっち!」
「やれやれ・・・私の役目は君の護衛なんだが。」
「何か言った!?」
こちらはウォズが護衛に当てられているようですが、ツクヨミが前に出るため若干手持ち無沙汰だったところ、ここで変身。
「ギンガ!」
「アクション!」
「変身。」
「ファイナリータイム!」
「ギンガファイナリー!ファイナリー!」

 ゲイツも別行動ながら、街に湧く怪人らと戦闘に入っています。
「早く逃げろ!」
すると、その眼前にスウォルツが現れました。
「お前1人か?無謀だ。」
「御託はいい、決着をつけるぞ。変身!」
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
「ディケイド!」
それぞれ変身し、戦闘に突入。
ゲイツリバイブとはいえ、1対1だと厳しいでしょうか。

 その頃、街で襲われている順一郎。
「ああっ・・・やめて!これだけは・・・!」
抱えているのは、時計の部品らしい精密機器の箱。
 バイソンヤミーと屑ヤミーに追い詰められ、絶体絶命・・・という所で割って入ったジオウ。
「危ない!」
「えっ・・・ソウゴくん?」
その声を聞いて、正体がソウゴと気付きました。
「タイムブレイク!」
ジオウはヤミーを片付け、順一郎に向かうと
「バカ、おじさん!こんな時に買い物に出るなんて!」
「ソウゴくん、い、今の・・・。」
もはや隠す気のないソウゴは、変身を解除。
「おじさん・・・ごめんなさい。おじさんにはずっと話してなかったんだけど・・・。実は俺、仮面ライダーなんだ。」
改めて自分の口で明かすと、順一郎は驚きに開いた口が塞がりません。
「すごい力を手に入れて、悪い奴らと戦って、みんなを守れるんだ。」
「本物の王様みたいだな・・・。」
「だから・・・俺、行かなくちゃいけないんだ。おじさん1人を守ってられないんだ。」
すると順一郎は、
「行きなさい。僕にも、修理しなきゃいけない時計がある。それが時計屋の役目だからね。ソウゴくんは、ソウゴくんの役目を果たさなきゃ。」
「うん・・・。」
「行ってらっしゃい。」
理解はしてもらえましたが、これが帰らぬ旅立ちであることはついに伝えられなかったソウゴ。
順一郎の言葉がどれほど胸に突き刺さったことか。
「・・・行ってきます。」
あるいは、順一郎もそれを予感していたのかも知れません。
降り立ったタイムマジーンに乗り込む姿を見て、もはや笑うしかないといった顔。
 タイムマジーンに乗り込んだソウゴは、行き先を2068年に設定。
「最後のタイムトラベルだ。時空転移システム、起動!」
「タイムマジーン!」
ソウゴは単身オーマジオウの2068年へ。

 絶え間なく湧いて出る雑魚怪人とアナザーディケイドの合わせ技に、次第に苦戦を強いられていくゲイツリバイブ。
そこへ救援に現れたディケイド。
「なぜ来た?予定より早いぞ。」
「お前の芝居が下手すぎて、見ちゃおれなくてな。いいからやつを引きつけろ!」
どうやら、この苦戦は半分演技のようです。

 それとは別にツクヨミの護衛にあたるウォズ。
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「超ギンガエクスプロージョン!」
周囲の雑魚を一掃した、と思われたその時、1体の改造ロイミュードが急襲。
「ツクヨミくん!」
間に合わないと思われたその時、ツクヨミを助けたのは意外にも魔進チェイサー。
「フルブレイク・スパイダー!」
倒したと思ったら、すぐに矛盾に苦しみだして変身解除。
「何故だ・・・・何故、俺は人間を助けた?」
「やはり、君はチェイスだね。この本によれば、君も仮面ライダーだった。本来の歴史では・・・。」
「俺が・・・仮面ライダーだと・・・?」
にわかには信じられないという様子のチェイス。が、うっすらと記憶はあるのか、それを振り切るように再び魔進チェイサーへと変身します。
「ブレイクアップ」
「俺は・・・死神だ!」
ウォズに猛然と襲いかかる魔進チェイサー。

 ソウゴは2068年、自信の初変身の像の前に降り立ちました。
「50年後の世界・・・。」
すると、近くから銃声が聞こえてきます。
 そこには、やはりオーマジオウ相手に抵抗を続けるレジスタンスの姿がありました。
「みんな、踏みとどまって!」
「本隊が撤退するまで死守するんだ!」
中にはやはりツクヨミとゲイツの姿も。
 必死の抵抗ですが、オーマジオウが手をかざすだけで簡単に蹴散らされてしまうほどの相変わらずの戦力差です。
ソウゴは倒れたツクヨミに駆け寄ると、
「大丈夫?」
気遣いながらも、上着のポケットにウォッチを滑り込ませます。
「あなたは・・・?」
「一般人がこんな所で何してる!?」
「早く逃げなさい!」
ここではまだ正体を知らないソウゴを逃がそうと必死。しかし、
「君たちこそ逃げろ。ここは俺が食い止める。」
ドライバーを装着し、オーマジオウと相対します。
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「あれは・・・。」
「ジオウ・・・!」
初めて目にするその姿に驚愕するゲイツとツクヨミ。
 一方、オーマジオウの方は
「若き日の私よ。お前がこの時代に再び来るなど、私の記憶にはない。」
「歴史が変わって当然だ。あんたにとっては過去でも、俺にとっては未来なんだから。」
改めて、未来を変える決意をぶつけます。
「面白い。だが・・・無意味だ!」
「そんなの、やってみなきゃ分からない。」
ジカンギレードを撃ちながら突っ込んでいくジオウ。しかし普通に弾かれています。
「ケン!」
さらに斬りかかりますが、これも素手で簡単に対応される始末。やはり、不完全体とはいえグランドジオウでも相手にならなかったのに、普通のジオウでは相手にならなくて当然です。
「いけるか・・・?」
ここで手にしたのはトリニティウォッチ。

 VSアナザーディケイドの方は、ゲイツリバイブ・ディケイドとも必殺技で一気に雑魚もろとも片付けようとしますが、
「ファイナルアタックライド ディディディディケイド!」
「一撃タイムバースト!」
雑魚こそ片付いたものの、アナザーディケイドは謎バリヤーで防御。
「悪あがきだ。この世界は滅びる。お前たちができることは何もない!」
勝ち誇るアナザーディケイドですが、
「お前の世界が消えるのを防いでやる。ただし、お前の世界を救うのはお前じゃあない。」
「何だと?まさか・・・!」
「ツクヨミだよ。」
「彼女が世界を救う!お前ができることは何もない。」
と意趣返し。しかし時間稼ぎに来ておいて、積極的にバラしていくスタイルですね。
 自尊心を傷つけられ、怒り狂うアナザーディケイド。
怒りのままに突っ込んできますが、圧倒的なパワーと防御力で2体のライダーを全く寄せ付けません。
剛烈のパワーでも全く動じないとは・・・。
 さらに、ディケイドファイナルアタックライド同様のキックを繰り出し、ゲイツリバイブにトドメを・・・と思った所で、突如姿を消しました。
「消えた・・・?」

 同時に、魔進チェイサーと交戦していたウォズの方も
「チューン・チェイサーコブラ」
魔進チェイサーの攻撃がすり抜けるように姿を消しました。
 ところが、そうなると次に狙われるのは・・・。

 2068年では、トリニティにチェンジしたジオウ。
「トリニティタイム!」
「3つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トリニティ!」
「トリニティ!」
「よし、来てくれた。」
世界の壁すら超えるトリニティ。時間ぐらいなら問題にならないようです。
 眼前のオーマジオウを見て、すぐに状況を理解する2人。
「ゲイツくん、私達も2068年に来たらしい。」
「あれは、オーマジオウ・・・。」
「とにかく、ここでオーマジオウを足止めする!」
「フッ・・・。」
狙いバレバレですが、敢えて付き合ってくれるオーマジオウ。
 普通のジオウよりは良いのでしょうが、やはり単純な戦闘力では及ばないのでしょうか?

 アナザーディケイドの前にひとり残されたディケイド。
「決着をつけよう。ディケイド同士、互角の勝負だ。」
半分の力のはずが、強気です。
「互角だと?お前にはディケイドの力しかない。」
ここで使ったのはタイムジャッカーの力。
「俺には、一族最強の力がある。」
そのまま一方的に攻撃できるかと思えば、そのアナザーディケイドの動きも止まりました。
「忘れちゃったのかい?その力、僕にも分けてくれたじゃないか。」
現れたのはディエンド。やはり、寝返っては仇で返すのが海東という男。
「貴様・・・!」
「こっちが優勢になったな。」
「行こうか、士。」
いつものBGMとともに、2対1でアナザーディケイドに攻撃を仕掛けます。

 2068年では、オーマジオウ相手に必殺技を繰り出すジオウ。
「キング・ギリギリスラッシュ!」
が、これも届かずに弾かれてしまいました。
 ならば、と直接斬りかかったと思えば、相手の隙をついてジカンギレード+サイキョーギレードを胴体に突きつけ、そのまま再度必殺技。
「トリニティ!」
「タイムブレイク!バースト!エクスプロージョン!」
一気に吹き飛ばし、初めてオーマジオウ相手に有効打を与えました。
「私が若き頃にはそこまでの力はなかった・・・。」
「俺の力じゃない。仲間の力だ。あんたは未来の俺かもしれないけど、ひとつだけ違うところがある。俺には仲間がいる!」
ともにより良い未来を目指す2人の仲間の存在こそが歴史を分かつ鍵。
 ところが、
「なるほど・・・。お前はその仲間のために、自分を犠牲にしようという訳か。」
「どういう事だ!?」
「聞いてないぞ、我が魔王。」
その目論見を言い当てられ、困惑する2人。
 するとソウゴは変身を解き、2人を2019年へと返します。

2019年では、
「ツクヨミくん・・・どこへ行った?」
すっかり護衛対象を見失ってしまったウォズ。
 ゲイツは、いつの間にかディエンドが合流しているぐらいで大きな問題はないかと思われましたが
「ツクヨミは、俺が消してやる!」
「しまった・・・!」
ちょうどアナザーディケイドがオーロラの向こうに姿を消したことで、その狙いを察知することができたものの、良くない状況です。

 2068年、生身のまま単身オーマジオウと向き合うソウゴ。
「仲間には聞かせたくなかったか。」
「それに、戦うのは無意味だ。だって、あんたには俺を倒すつもりがない。」
「お前は私だからな。」
ソウゴも、オーマジオウの行動については理解しています。
 だからこそ、少しでも情報を引き出そうというのがむしろ本当の狙い。
「教えてよ。オーマジオウの力って何?」
「時空を破壊する力だ。スウォルツ如きに、世界を滅ぼす力などない。お前に、時空を破壊させるつもりだ。」
と、聞かれるままにスウォルツの狙いまで教えてくれました。
「でも、俺はあんたにはならない。」
「どうかな?お前は私だ。楽しみにしているぞ。お前が、どの時空をどう破壊するか・・・。」
この言葉には、自分の未来を破壊することの期待が含まれているのか、それとも。
それだけ言うと、ソウゴを2019年へと送り返してしまいました。
 ソウゴを送った後、
「無意味だが・・・助けてやるとするか。」
虚空に手をかざすオーマジオウ。
 ソウゴの到来により、どうにか永らえたゲイツらレジスタンス。
「まさか、やつに助けられるとはな。」
「若い頃のオーマジオウが、時を超えてきたって言うの?」
「そうか・・・その手があったか。俺たちも過去に飛べば・・・!」
もしかすると、ゲイツらが2018年に向かうきっかけを作ったのは、他でもないソウゴ本人?
 ここで、オーマジオウが発したエネルギーが2人のところにも到来。
同時に、異変を訴えるツクヨミ。
「熱っ!」
「どうした!?」
ツクヨミが慌ててポケットから取り出したのは、先程ソウゴが滑り込ませたウォッチ。
「えっ?これは・・・。」
ツクヨミの手の中で、ウォッチに異変が。

 チェイスから必死に逃げながら、呼びかけを続けるツクヨミ。
「やめなさい!あなたには人間の心がある!」
「心などあるか。俺はロイミュードだ!」
ところが、ツクヨミを攻撃する手がどうしても動きません。
「また・・・何故だ!?」
ここで、背後から現れてしまったアナザーディケイド。
「もういい、チェイサー。後は俺がやる。」
「スウォルツ・・・!」
「さらばだ、妹よ!」
もはや守る者もおらず、ここで作戦は失敗か・・・と思われたその時、ツクヨミを守ったのは意外にも魔進チェイサー。
 さらに、
「お前は人間だろう。それが人間の心か!?」
「何だと?」
「えっ・・・?」
「人間の心とは、もっと美しいはずだ!」
改造された機械人形であるチェイスに人の心を説かれるとは。
 そのまま、魔進チェイサーはアナザーディケイドに猛然と攻撃を加えます。
「チェイサースパイダー!」
が、オーロラを駆使した戦いで背後を突かれ、やがて戦闘不能に。
「所詮、お前も仮面ライダーの端くれか!」
変身が解け、倒れたところを受け止めるゲイツ。
「皮肉だ・・・俺も仮面ライダーらしい。」
「お前・・・友がいるぞ。お前を助けようとしている友が・・・。」
本来の歴史から外れたチェイスに、暗に剛の存在を示します。
「俺に・・・友が?」
「俺たちも、お前の友だ。」
「いいものだな、人間とは・・・。」
人間に満足し、000のコアもろとも消滅するチェイス。
「茶番は終わりだ。お前も死ね!」
今度こそツクヨミを始末される、と思われたその時、そこに駆けつけたソウゴ。
「ツクヨミ!ウォッチだ、君はもう持っている!」
「えっ?」
すると確かに、ポケットの中からウォッチが出てきました。
それは2068年のウォッチへと変化し、同時に現れたウォズがジクウドライバーを投げて寄越します。
「行け、ツクヨミくん!」
「ジクウドライバー!」
ツクヨミはジクウドライバーを装着し、ウォッチを起動。
「ツクヨミ!」
ウォッチをスロットに装填すると、月の飾りのついた文字盤が出現。そしてソウゴら同様にドライバーを回すと
「仮面ライダーツクヨミ♪ツクヨミ!」
仮面ライダーツクヨミへと変身を果たし・・・というところでEND。

 全体的な感想としましては、スウォルツの株がどんどん下がるな・・・という。
アナザーワールドも作らなくなったので、目下ただ強いだけのラスボスでしかも器が小さい。
ツクヨミ以下だと煽られると即キレる煽り耐性のなさに加え、機械のチェイスに人でなし扱いされるという始末。
 確かに序盤から出てましたし根幹には絡んでいますけども、こうポッと出感の漂うラスボスも久しぶりです。

 チェイスは前回予告の時点ではこんな終盤に、しかも魔進チェイサーの扱いで出演なんて流石に・・・と思っていましたけども、実際見てみるとジオウの展開としてもドライブのキャラとしても凄くいい決着になったなあと。
 元々、仮面ライダーあるいは同志のロイミュードであっても秩序を乱すものは倒すという高潔なライバルキャラであり、人間を積極的には襲わないという場面もあったような記憶。
 ドライブのテーマってのは『人間の心とはなにか』に尽きると思うので、人間の心に迫るセリフが出てきたのにはおおっ、と思いました。
チェイスは人間かと言えば、もともとプロト・ゼロとしてクリムに作られ、その後プロトドライブとして共にロイミュードと戦いましたが敗北、魔進チェイサーへと魔改造されるという憂き目に。
 その後、人間を守るという使命を取り戻し仮面ライダーチェイサーとして戦い、最期は剛を守るためにコアも含めて大破消失という、霧子の言葉を借りるなら最期まで人間の守り神という扱いでした。
 Vシネで一時は人間らしい感情を手に入れましたが、それが敵の罠と分かって手放し、最期は鉄面皮のまま使命に殉じたチェイス。
それは友のために命を懸ける感動的な最期ではありましたが、一方でチェイスがそういう風に作られた機械だったから、という印象もあり、どこか寂しさを感じさせるものでした。
 しかし今回、その行動理念の芯にあったのが人間の良心を信じ、守る心だったと言うのが非常にグッときました。
本編中では寧ろ人間の心というと悪意の方が主にクローズアップされていたドライブにあって、機械のチェイスが人の心の美しさを語るという、どこか皮肉なところもまたドライブらしい。

 オーマジオウVSトリニティについては盛り上がりはしたものの、その目的は時間稼ぎ(何の?)だったのでちょっぴり拍子抜け。
しかしそれがオーマジオウの気まぐれを引き起こし、ツクヨミのウォッチを完成させたんだから殊勲ものですよね。
オーマジオウ自身にはなかった力を見せつけ、仲間にさらなる力を与えて状況の決め手にしようという流れですが、これで勝機は訪れるのか。
 仮面ライダーツクヨミの表示はドライバーに収録されていたようですが、まさか本当に出てくるとは。
終盤に差し掛かっても出番がなかったので、収録のみの没ギミックとばかり思っていたのですが・・・。
なので前回のコメント欄では冗談のつもりが結果ネタバレという事になってしまい申し訳ない気持ちです。
 しかし、こうなると最終話という段になって6対1という戦隊並の戦力比となりました。
が、スウォルツを倒せば事が収まるかというとそうでもなさそうなのが厄介です。

 次回、泣いても笑っても最終回。
公式で伏線を投げてしまったことが既にバラされており正直不安なのですが・・・。
現実問題として、それまでの19平成ライダーの締めくくりと考えれば1作品1〜2話としても既に半分使いますし、さらにミライダーもいればジオウ自体の物語もやらなければならない・・・と土台やる事が多すぎるので、多少はまあ致し方なしと言うもの。
 こういう、公式の粗探しをして騒いだりいちいち悲観したりしない、『フィクションを楽しむ能力』と言うのは平成ライダーとの長い付き合いの中でそこそこ成長したなあと思います。
ブログをやって最初の頃は結構ギャーギャー言ってて、今にして思えば恥ずかしいもので。
 ソウゴは自らオーマジオウを選ぶようですが、その戦いの行方は?

 ところで、安くなってたので初めて主役ベルトであるジクウドライバーを買ったんですがもうグランドジオウウォッチがプレ値になってるんですね。この後の祭り感。
滑り込みでトリニティは確保しましたけど・・・。

 8.20追記
そういえば順一郎のくだり感動したのにフォローし忘れてた・・・。
 ソウゴがその正体を順一郎に明かすシーン、時間としては短いものでしたが2人の関係性が凝縮されていたかと思います。
これまで、高校を卒業しようと言うのに王様になるという傍から見れば無謀な夢物語としか思えない目標を持つソウゴに対し、割と接し方や距離感について悩んでいたであろう順一郎。
 ところが今回、仮面ライダーとして人々を守るというソウゴにしかできない確かな『役目』を手に入れた順一郎の目は、ピンチと驚きの中ではありましたが嬉しそうに見えました。
しかしながら、ソウゴの「いってきます」にもう帰らぬ覚悟があるのを薄々感じ取っていたようにも見え・・・。
 ソウゴが両親を失って孤独だったように、順一郎も独り身ながらソウゴを引き取ったという経緯があるため、ソウゴには無事にクジゴジ堂に帰って欲しいものです。  
Posted by jerid_and_me at 21:50Comments(11) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年08月11日

今週の仮面ライダージオウ「第47話 2019:きえるウォッチ」

 いよいよクライマックスらしい風景となってきました。
「常磐ソウゴ、お前に残された道は3つ。ツクヨミを取るか、己を取るか。オーマジオウの道を取るかだ。」
「オーマジオウの道・・・?」
「どの道を選ぼうともお前次第。だが、迷っている時間はないぞ。」
そう言った直後、周囲にはビルドの新世界創造およびジオウによる継承でなくなったはずのスカイウォールが発生。同時にスマッシュとガーディアンも発生し、突如として市民を襲撃します。
「何だ?あれ・・・。」
「使命を果たせ。生まれながらの王としてな。フフフ・・・。」
選択を突きつけるだけ突きつけて、姿を消すスウォルツ。
「この本によれば、常磐ソウゴ。彼には魔王にして時の王者・オーマジオウとなる未来が待っていた。その未来が、まさに現実として迫っていた。世界の終わりまで、あと僅か3ページです。」
 そうか・・・今回含めてもう3話しかないんですね。
寂しい。

 クジゴジ堂では、ソウゴに電話を試みるゲイツ。
そう言えばファイズフォンXと普通のスマホの2台持ちなんですね。
「どう?・・・連絡もつかないなんて。」
戻らないソウゴを探しているゲイツにツクヨミ、それにウォズ。
「我が魔王に限って大丈夫とは思うが、しかし・・・。」
そこへキッチンから出てくる順一郎。
「さあ、みんな。用意できたよ。おいで。」
こんな時に食事なんて、といった様子ですが、心配なのは順一郎が一番のはず。
それは皆わかっている、と。そう考えると断れるまい。
 ダイニングに向かうと、
「さあ、食べて食べて!一晩中ソウゴくん捜してくれたんだから、お腹空いたでしょ?」
「すいません。順一郎さんが一番心配なのに・・・。」
「心配?あっ、ないないない!なんか変な壁ができちゃったみたいだね。」
「この国が分断されたようだね。」
「うーん・・・もしかしてソウゴくん、その壁の向こうに行っちゃって帰って来れなくなってるだけじゃないかな?」
楽観視しているような内容ですが、空元気なのがどことなく感じられます。
「で、何で豆腐ばっかりなんだ?」
食卓を見ると、よく見ると冷奴にあんかけ、揚げ出し豆腐、豆腐ハンバーグにゴーヤチャンプル、麻婆豆腐と豆腐料理まみれ。カブト回ではないはずですが。
「あっ、その昔ね。宮中言葉で豆腐のことを『おかべ』って言ってたらしいんだよ。だから『お壁』なんて食べて壊しちゃえ!ってね。フフフ。」
 そんな事を言っていると、突然戻ってきたソウゴ。
「ソウゴくん!?」
ソウゴは、順一郎らには目もくれずウォッチホルダーに向かいます。
「やっぱり・・・。」
「ビルドウォッチが・・・?」
ビルドウォッチは色を失い、全体に亀裂が入っています。
「あの壁、仮面ライダービルドに関係あるんじゃないかな?2017年でビルドに会った時、見たことあるんだ。」
「この本によれば、あれはスカイウォール。ビルドの歴史に存在した壁だ。我が魔王の働きで、その歴史は存在しなくなったはずだが・・・。」
そう言えばあの時はビルドでも初期の頃だったので、龍我が素クローズだしスカイウォールも残っていたんですよね。
 ここでソウゴは、突如ツクヨミの手を引いて再び外へ。
「ちょっと来て。」
「ソウゴ!?」
「ジオウ!何があった?」
「さては、スウォルツが君に接触したね。」
さすがウォズ鋭い。
「スウォルツは最初からあなたを狙ってたの。」
「知ってる。もっと早く気づくべきだったよ・・・。彼はずっと前から俺を見てきた。」
「だったら、うかつに動くな。」
が、背負ってしまったものの大きさを考えると動かない訳には行きません。
「動かないわけにはいかない!一緒に来てくれ、ツクヨミ。いや・・・アルピナ。君の本当の名前だよね?」
「何でそれを・・・?」
「・・・ミハルが死んだ。」
ここで初めてミハルの死亡を明かします。
「ツクヨミを・・・アルピナを、明日へ・・・。」
と遺言を受け取りはしましたが
「ミハルの願い・・・叶えてあげられないかも。」
王として、世界の方を取るかもしれないという可能性を示唆し、ツクヨミを連れ出します。
 ウォッチスタンドを見つめる順一郎。
ソウゴのやっている事を知っているのか、それとも。

 その間にも、街では市民を襲うスマッシュにガーディアン。
状態としてはクローンスマッシュなので、めちゃくちゃな強さでしょうね・・・。
 これに立ち向かうゲイツ。
「早く逃げろ!」
さらに、ゲイツもガーディアンを相手にしています。
「ウォズ、なぜお前が?」
「ゲイツくんこそ、何で戦っている?」
この2人は未来の人間であり、この時間の人間を守る義理はないはず。
「暇潰しだ!ジオウが帰ってくるまでのな。」
「私も付き合おう。」
「フン。」
「投影!」
「剛烈!」
「剛烈!」
「ファイナリータイム!」
「ギンガファイナリー!ファイナリー!」
このところの展開や劇場版で、すっかりソウゴに惚れ込んでいる事がバレている2人。
ソウゴの守りたいものを守るのは、もはや当然と言ったところでしょうか。

 ツクヨミを連れたソウゴが訪れたのは士。
「来たか。」
「もう一度、あの場所に連れて行ってほしい。」
「あの場所?」
「私が元いた場所。こことは別の時間軸。」
「でも、完全に別な訳ではない・・・よね?この時間と、ツクヨミの時間軸には強い関係があるはずなんだ。」
「そうだな・・・。」
勘付いてしまったか、という顔の士。
「スウォルツが言っていた。この時間か、ツクヨミの時間。どちらか選べって。」
「見たくもない真実を知るかもしえないぞ?」
「それでも私達は見なくちゃいけない。」
「何も知らずに何かを選ぶ事なんて、できるわけないだろう。」
下手な真実なら知らないぐらいがいいとは言えない状況。
「いいだろう。ただし、2つだけ心しておけ。1つ、お前たちが何かを選べるとは限らない。2つ、バナナは遠足のおやつには入らない。」
バナナ!?バナ・・・バナナ!?って感じです。
3人はそのままオーロラの向こうへ。

 スマッシュらの相手をしていたウォズにゲイツは、ともに必殺技で一団を撃退。
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「一撃・タイムバースト!」
相当レベルの高いスマッシュでしたが、流石というもの。
 と思った矢先、2人をどんよりが襲います。
「重加速だ。まさか・・・!」
現れたのはロイミュードの軍団。ナンバープレートはありません。
「仮面ライダードライブの敵だ・・・!」
同じ頃、ウォッチスタンドのドライブウォッチも色あせ、亀裂が走りました。
 距離を詰められないうちに、対抗措置をとる2人。
「スピードタイム!」
「リバイブ疾風!」
「疾風!」
「ファイナリータイム!」
「ギンガワクセイ!ワクセイ!」
何故だか動けるようになりました。そう言えばこの間はギンガファイナリーにはそもそも重加速が通用しなかったような・・・?逆に疾風でも重加速の影響は受けたような。
 そこに現れたスウォルツ。
「いくら戦ってもキリはないぞ。」
「スウォルツ!」
「何?」
「既に世界の破滅は始まった。全ては常磐ソウゴの選択にかかっている。」
「世界の破滅だと?スウォルツはジオウに何を吹き込んだ!?」
いきなり出ていってしまったため、事情のわからないゲイツは混乱。

 2058年、スウォルツとツクヨミのいた屋敷を訪れたソウゴとツクヨミ。
そこで、当時のツクヨミと対面。
「また介入者!?」
いきなり攻撃を受けるソウゴですが、どうにか回避します。
「小さい頃からおてんばだったんだね、ツクヨミ。」
が、今はそんな話をしている場合ではなく
「アルピナ、お願い。話を聞いて。」
その姿に、状況を察した当時のツクヨミ。
「あなたは?」
「私はあなた。11年後の。でも、記憶がないの。介入なんてしない、ただ聞きたいことがあるだけ。」
ツクヨミは自分の性格を知ってか、懸命に説得します。
「この世界に何が起こるの?」
「この世界に・・・?」
どうやら、この時点でのツクヨミは何も知らなかったようです。
 すると、そこに現れたのは当時のスウォルツ。
「教えてあげようか。」
「スウォルツ!」
即座に銃を向けるツクヨミ。本当におてんばです。
「この世界はもうすぐ消えてしまうんだ。でも、僕が救う。」
「救う?どうするんだ?」
「他の世界を滅ぼすんだよ、全部ね。」
子供の頃から、何とも恐ろしいことを考えていました。

 ロイミュードと戦うゲイツとウォズ。
「見ろ!」
すると、また地響きが発生し、今度は風都タワーにユグドラシルタワーという2大タワーが出現。
同時に出現するマスカレイド・ドーパントと初級インベスの群れ。
 やはり、同時にダブルウォッチと鎧武ウォッチが劣化。
これを心配そうに見る順一郎。異常事態のバロメーターであり、それが自分やソウゴらの安全と直結することぐらいは理解していそうです。
 そして敵キャラの群れの奥から姿を現したのはパーティタイムに遅刻したロイミュードの死神、魔進チェイサー。
「仮面ライダーは俺が倒す。」
やはり、まだドライブらと敵対していた頃のようです。
「またダークライダーか?」
「仮面ライダーと一緒にするな。俺は死神、仮面ライダーなど凌駕する!」
まあ中身プロトドライブなんですけど。しかし強い。

 2058年では、
「この世には、世界がたくさんある。この世界だけ滅ぶなど理不尽だ。ならば、他の世界を全て滅ぼしてやるまで。そうすれば、生き残るのはこの世界だ。」
既に持っていた危険思想のためか、現在のスウォルツの姿が重なります。
「自分たちだけが生き残ればいいなんて、そんなこと許されるわけないでしょ!」
再びファイズフォンXを向けるツクヨミですが、
「人の道を説くか?子供に銃を向けるお前が?」
と言われれば言い返せません。同時に、スウォルツは子供の姿に戻りました。
「今のは・・・?」
「多分、あいつの力で幻覚を起こしてるんだ。」
するとソウゴは、
「もうひとつ教えてよ。他の世界を全部滅ぼすって、どうするの?」
「簡単だよ。世界をひとつに纏めちゃうんだ。他の世界にはひとりひとり仮面ライダーがいる。ライダーをひとつに纏めれば、世界はひとつに纏まる。その世界を滅ぼせばいい。」
「まさか、そのためにソウゴを・・・!」
子供の頃からこんな事を考えているなんて、スウォルツ恐るべし。
「意見はいらない。行こう、アルピナ。」
立ち去ろうとするスウォルツ。が、ソウゴはここで揺さぶりをかけます。
「もし、君より妹のほうが力が強かったら、どうする?」
「・・・アルピナが?」
動きが止まりました。
「君は、この世界を救いたいんだろ。妹が強かったら、助けになるよね?」
「違う!断じて違う!そんな事になったら、俺は妹の記憶を奪って追放してやる!」
妹の前でハッキリ言ってしまいました。
「どうして・・・。」
「力が強い者が王になる。王になるのは俺だ!」
そのまま、大人の幻覚を見せながら攻撃してくるスウォルツ。

 ゲイツリバイブとギンガファイナリーを圧倒する魔進チェイサー。
「チューン・チェイサーコブラ!」
バイラルコア武装がまた見られるとは。雑魚もろともの攻撃で2人を変身解除に追い込んでしまいました。
 チェイスも変身を解除。
・・・いや全く老けてませんねこの人。本当にロイミュードなんじゃあ?
「死神から逃げられると思うか?人間。」
「君だって人間じゃないか。」
歴史を知っているウォズがそう言うということは、歴史上チェイスは人間?
「人間?俺はロイミュード。クリム・スタインベルトに作られた機械生命体だ。」
「クリムだと?」
「ドライブの仲間か。」
ここで、ゲイツは剛の名前を出します。
「知ってるな?詩島剛。仮面ライダーマッハ。」
「そんなものは知らん。俺の世界に仮面ライダーはいない!」
殴りかかってくるチェイスの拳を受け止める、
「矛盾してるぞ。」
「矛盾だと?」
「何故俺たちを襲う?」
「お前たちが仮面ライダーだからだ!」
「いないはずの仮面ライダーが、何故敵になる!?」
仮面ライダーという概念そのものがない世界のはずなのに、仮面ライダーをという敵を認識している矛盾。
「それは・・・。」
「歴史が変わっても、本当のお前は知ってるんだ。仮面ライダーを・・・詩島剛をな!」
「詩島・・・剛。」
突如、45話で剛を庇って倒れた記憶が蘇るチェイス。
「チェイス!!」
頭を抑えて苦しみます。やはりここはメカなのか、矛盾に弱い。
「時空の乱れが進んでいると言うことか・・・。」
「行くぞ。」
苦しむチェイス、放置。

 2058年、ツクヨミに迫るスウォルツ。
「アルピナ、僕に楯突くのは許さない。」
ファイズフォンXを向けますが、
「ダメだ、ツクヨミ。」
「彼が世界を滅ぼすの。今のうちに彼を倒せば、多くの人が救われる。」
しかし、それは初期にソウゴを始末しようとしていたのと理屈は同じ。何より実の兄です。
 結局、引き金は引けず銃を下ろしてしまいました。
「やはり、お前は僕の大事な妹。だが・・・俺の行く手に立ちはだかるなら、消えてもらうまでだ。」
スウォルツの方は構わず攻撃してきます。が、ここで飛び出してきたのは士。
ツクヨミに代わって攻撃を受け、倒れます。
「門矢士!?」
「いらぬ邪魔を・・・。」
追撃しようと思ったところで、オーロラの向こうから現れスウォルツを銃撃する海東。
ほんと士がピンチになるとどこからともなく現れますね・・・。
 ツクヨミは倒れた士に向かい、
「どうして?」
「ツクヨミ・・・お前を失うわけにはいかない・・・!」
と言い残し、息を引き取りました。ミハルにしろ、ツクヨミが鍵になっているようです。

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Posted by jerid_and_me at 22:05Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ

2019年08月04日

今週の仮面ライダージオウ「第46話 2019:オペレーション・ウォズ」

 劇場版が挟まったのでちょっと時系列がよく分かっていませんが・・・。
「久しぶりだね、ツクヨミくん。」
「白ウォズ・・・!」
ゲイツがアナザーワールドに囚われ、その代わりに復活した白ウォズ。
「妹よ。俺の描く未来にお前はいない。」
いよいよツクヨミを始末しようとするアナザーディケイドですが、ここで割り込んできたのは黒いほうのウォズ。
「白ウォズ・・・!」
驚きながらも、タイヨウフォームで強力な光を発生し目眩ましをしながら撤退。
「この本によれば、アナザーディケイドとなったスウォルツ。彼が生み出したアナザーワールドに明光院ゲイツは囚われた。そして、ついにスウォルツの陰謀が判明するのですが・・・。」
 逃げたりあらすじ紹介したりと忙しいです。

 例のごとくクジゴジ堂に戻って作戦会議。
「ゲイツがアナザーワールドに・・・。」
士によってアナザーワールドの正体を見せられたソウゴには特に衝撃が大きいです。
「スウォルツが作り出した世界か・・・。ディケイドかディエンドなら行けるかもしれないが、彼らは当てにならない。」
両者それぞれ『当てにならない』の意味がだいぶ違うのが面白いです。ディケイドウォッチではダメなんでしょうか。
「それに門矢士も言ってた。アナザーワールドに囚われた人は、その世界を破壊しないと救えない。」
この世界を破壊するという言葉の意味が、そもそもソウゴらには伝わっていないはず。
「私がスウォルツの罠にはまったから・・・。」
「君のせいじゃないよ。俺の勇気が足りなかったから・・・。」
めいめい責任を感じています。こんな考えになるのも、目下打つ手がないから。
「何か、ゲイツを助けるいい手はない?」
なんて議論をしていたところに、突然料理を運んでくる順一郎。
「お待たせ〜。トリュフオイルをかければ、高級店の味。なんたって、白トリュフだからね。」
「白トリュフ・・・その手があったか!」
「あったかい手。」
何か思いついたらしく順一郎の手を取るウォズ。

 白といえば、ということでやはり白ウォズに接触を図ります。
「まさか、君が復活するとはね。」
「久しぶりじゃないか、もうひとりの私。」
あまり猶予はなく、単刀直入に切り出しますが、
「白ウォズ、手を貸してくれ。ゲイツを助けたいんだ。」
「私が素直に言うことを聞くとでも?」
やはりこうなるか、という反応。
「どうしても聞いてもらう。」
ドライバーを構えるソウゴら3人。実力行使も辞さない構えですが、
「そんな脅し、私には効かない。」
海東が持ち去ったはずの未来ノートを手にしているのと同様、ビヨンドライバーも所持しています。
「君までベルトを・・・。」
「アナザーワールドは失われた可能性の世界だからね。」
「だが・・・我が救世主を助けたいのは私も同じこと。」
アナザーディケイドが生み出すのが傀儡ではなく、別の可能性の本人であることの弊害。
簡単に裏切られるというか、基本として思い通りになりません。

 電王編に出てきたユキヒロ。恋人のサユリの墓前に参っていると、そこに現れたスウォルツ。
「俺が、お前の世界を作ろう。」
例によってアナザーワールドを生成。
「スウォルツ氏は、アナザーディケイドの力でアナザーワールドを作り出している。」
ユキヒロのアナザーワールドは、車椅子ながらもサユリがまだ生存している世界。
「サユリ・・・!生きてたんだ、サユリ!」
ノイズのかかり方など、『どこか世界で一番のドクターになって』を感じさせます。
「可能性の世界。永遠に動かない時間に包まれた安息の場所さ。」
最高の瞬間だけを繰り返すという、当人にとってはすごく優しい世界です。
「よっしゃー!」
「やったー!」
繰り返しトップでゴールテープを切る西村に、じょうたろう。相手にKO勝ちを決める小和田。
「ダークライダーたちが現れたのは、その副産物さ。この私も含めてね。」
ユキヒロのアナザーワールドを生成したことにより現れたのは幽汽。
電王からの登場であり、こちらも死者の蘇生を望んだことが似通っています。
「我が救世主ををアナザーワールドから救うには、ここにいる全員が危ない橋を渡る事になる。」
「覚悟はできてる。」
「俺だって勇気出すよ。」
「では、作戦スタートといこうじゃないか。」
早速、未来ノートを開く白ウォズ。黒ウォズ以上にイヤらしい表情は相変わらずです。

 その記述は、
『湊ミハル、仮面ライダーエターナルと戦った』
いきなり対エターナル。本来なら避けて通りたい相手のはずが・・・?
 書かれたとおり、海岸の風車を背にして現れたエターナル。すごくWな風景です。
「死神のパーティタイムだ。死ぬまで踊れ!」
例によって明日のパンツで自分を奮い立たせ、変身するミハル。日をまたいだので、ちゃんとパンツが新しくなっています。
「変・・・身!」
戦闘を開始すると、やはりエターナルの戦闘力は格別であり押されていきます。そこへ遅れて加勢するソウゴ。
「変身!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」

 これを察知したスウォルツ。
「ジオウとエターナルが戦闘に入ったか・・・。」
すると、そこを訪れるオーラ。
「オーラか。ウールはどうした?」
白々しい物言い。
「ここにいるわ。私の力、返してよね。」
ウールが身につけていた髪飾りを掲げるオーラ。裏切り者を始末した見返りに、と力の返還を求めます。
スウォルツは悪い顔・・・また何か良からぬことを考えていそう。

 エターナルに合流する幽汽。
さらに白ウォズも現れ、一芝居演じます。
「私達ダークライダーを舐めないでもらいたい。」
「君の相手は私だ。ウォズ対ウォズといこうじゃないか。」
「ギンガ!」
「アクション!」
「変身。」
「投影!」
「ファイナリータイム!」
「フューチャータイム!」
「ギンガファイナリー!ファイナリー!」
「仮面ライダーウォズ!ウォズ!」
黒ウォズがギンガ、白ウォズが普通のウォズに変身。
「ビヨンド・ザ・タイム!」
「タイムエクスプロージョン!」
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「超ギンガエクスプロージョン!」
芝居かと思ったら、キックの撃ち合いなど思いのほか派手なことになっています。
当然、黒ウォズが勝利しウォズは爆発四散。しかしこれも作戦の内。
「君は容赦なく私を倒せ。」
「君を?」
「芝居だとバレたら終わる。本当の勝負はその後だ。」
あくまでこれは作戦の導入。そこへ、拍手とともに現れたスウォルツ。
「面白い見世物を見せてもらった。お代わりといこう。」
オーロラの向こうから再び白ウォズが登場。
「さあ、さあ、さあ・・・第2ラウンドだ。」
もしや、あり得た可能性という理屈で何度でも復活できるのでしょうか。
 すると、さらにツクヨミまで登場。
「そうはさせない!」
白ウォズの時間を止めますが、どういうわけか停止に至りません。
「ああ・・・残念!力が足りないようだね。」
オーロラを操り、ウォズとツクヨミを自分が出てきたオーロラの向こうに送ってしまいました。
「アナザーワールドに送り込んでやったよ。」
「ツクヨミ!ウォズ!」
怒りに任せてスウォルツに斬りかかるジオウですが、これをエターナルに妨害され
「諦めろ、もう奴らには会えない。永遠にな。」
「永遠か・・・いい言葉だ!」
「エターナル・マキシマムドライブ!」
さらにエターナルエッジにエターナルメモリを装填した必殺技まで受け、大ダメージ。
「ジオウ!」
アクアがフォローに入り、そのまま倒れるということは避けられましたが、白ウォズも再び戦線へ。
「変身。」
「投影!」
「フューチャータイム!」
ものすごく危ない状況ですが、白ウォズの作戦とは?

 一方、ゲイツのアナザーワールドに送られたウォズとツクヨミ。
「ここは・・・?」
「アナザーワールド、ゲイツくんの世界だね。」
そこで目にしたものは、
「お前がオーマジオウになって、お前が最低最悪の未来を作ったんだろ!」
と、ソウゴと言い争うゲイツ。しかし、この世界ではこれに続いて
「だが俺は、そんな未来から逃げ、この時代に来た。帰らなきゃいけないのは分かってる・・・。でも俺は、この時代で生きていきたいんだ。お前と一緒に、新しい未来を作っていきたいんだよ!」
 と、自分の本心を打ち明けています。
しかしこの世界ではソウゴにそれが届くことはありません。
「お前がオーマジオウになって、お前が最低最悪の未来を作ったんだろ!だが俺は・・・」
と繰り返すだけ。
「これがゲイツくんの実現したかった可能性・・・。」
「ゲイツ・・・。」
そりゃあミハルの言うことにショックを受けもするでしょうね。

 エターナルVSジオウの方は、
「君はダブルに倒されたんだよね?」
「ダブル!」
「アーマータイム!」
「サイクロン・ジョーカー!ダブル!」
「さあ、お前の罪を教えろ!」
相性として、倒すことは可能でしょうがメモリの小人がやられたりと、戦力としては足りなさそう・・・。
しかしBGMはWの『ハードボイルド』であったりと、それっぽい空気は出ています。
 これに対し、エターナルはついにマントを脱いで本気モード。
「教えてやる、俺は負けてはいない。たまたま風が吹いただけだ!」
吹いたと言うことは、あの状態でゴールドエクストリームに勝利したという事でしょうか・・・恐ろしい相手です。
 さらに、26本マキシマムドライブの体勢へ。
「ゾーン!」
「ゾーン・マキシマムドライブ!」
ゾーンメモリのマキシマムドライブで他25本のメモリを集め、全身のスロットに装填。
「マキシマムドライブ!」
「地獄を楽しみな!」
「エターナル・マキシマムドライブ!」
26本分のパワーを乗せたキック、こんなもの受けきれるわけがないという話ですが
「魔王には、エターナルのマキシマムドライブを耐え抜いてもらう。」
という白ウォズの無茶苦茶なオーダーがあったため耐えます。
 その中で手にとったのは、トリニティウォッチ。
「ジオウ!」
「ゲイツ!」
これを起動すると、たとえアナザーワールドの中にあってもゲイツが変身して腕時計に変形。ひどい映像です。
「ウォズ!」
これはウォズも同様。
 この狙いは、
「エターナルメモリは世界のひとつやふたつ、永遠に破壊できる。だが、そのためにはエターナルをアナザーワールドに引き入れなければならない。」
「確かにトリニティウォッチには、ゲイツとウォズを呼び寄せる力があるけど・・。世界の壁まで超えられる?」
「正直、賭けだね。でも、私はトリニティの力はそういうものじゃないと見込んでいるんだ。」
この言葉の意味する所とは?

 実際、ゲイツとウォズではなく、ジオウの方ががエターナルもろともアナザーワールドに飛びました。
「何!?」
「トリニティタイム!」
「トリニティ!」
エターナルの攻撃を逸らすと、エターナルのキックがアナザーワールドの空間に亀裂を生じさせ、それは小和田や西村のアナザーワールドにも波及。
オーロラごと砕け、彼らは現実世界に帰還を果たしました。
ジオウが変身を解くことで、ゲイツも帰還。
「俺は・・・。」
ソウゴに目をやるゲイツ。アナザーワールドの記憶はあるのかどうか・・・。
「ツクヨミ、小和田たちを。」
「うん。みんな逃げて!大丈夫ですか?早く!」
興が冷めたとばかりに変身を解く克己。
「面白い風を吹かせるじゃないか。」
「君の力を利用させてもらった。・・・ごめん。」
敵に対して対等な立場で謝るというのも魔王感があります。しかし、
「いや。おかげで俺は、俺だけを蘇らせた世界を消すことができた。これで、仲間の元へ行ける。」
親指を立て、消えていく克己。自分を蘇らせた小和田のアナザーワールドが崩壊したことで、克己も消えるようです。
「ハハハ・・・!私の見立て通りだ。トリニティの力は、君たち3人が互いを思う力。世界の壁など超える。」
称賛する白ウォズですが、自身も消滅しようとしています。
「何故だ?君は、君自身が消える作戦を立てたのか?」
「言っただろう。私は我が救世主を助けたかっただけだ。それが、私の失われた可能性・・・だからね。」
あくまで自分の使命に準じた事のようです。
「白ウォズ、お前・・・。」
「我が救世主。スウォルツ氏の狙いは最初から・・・」
核心を語ろうとしたところで、消滅を待たずにスウォルツの攻撃を受け、消える白ウォズ。
特にいいところなしの幽汽も消滅。
「やってくれる。だが、すべてのアナザーワールドを消したと思うな。」
ダークゴースト、レイ、風魔、G4は未だ健在。
「ゲイツくん。あいつらをスウォルツから切り離す。」
「タイヨウ!」
「ギンガタイヨウ!」
「俺に命令するな!」
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
ダークライダーに向かっていくウォズとゲイツ。
「1人になったな、常磐ソウゴ。決着でもつけるか?」
「1人じゃないよ。」
「スウォルツ!」
背後から急襲するアクア。が、時間を止められ未遂に終わります。
直後にソウゴも停止。
「俺も1人じゃない。」
オーラに再び力を与え、自分を守らせたようです。

後半は追記へ  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 18:45Comments(3)

2019年08月01日

劇場版仮面ライダージオウ OverQuartzer

 公開から遅れること数日ながら観てきました。
毎度のことながらクライマックスにあたる夏映画というのは期待値が高まるものです。
が、ジオウはそれ自体がライダー集合ものであり、そういう意味では冬の平ジェネFOREVERが非常によく出来ていたのでハードルの上がるところであり、果たしてどうなるかという微妙な下馬評でしたが・・・。
 結論から言うと、非常に面白い映画だったなと。
もちろん良作かどうかと言えば良作ですが、それ以上に何というか「面白い」です。
まさかのレジェンド登場とか・・・。

これ以上喋るとネタバレになりそうなので続きは追記で。  続きを読む
Posted by jerid_and_me at 22:24Comments(5) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ