2008年12月15日

今週の機動戦士ガンダム00 SS「第11話 ダブルオーの声」

 オーライザーが完成、同時にイノベイターは超外道兵器メメントモリを使用したというのが前回。
今回第一の収穫は、セルゲイが生存していた事が初っ端から明らかになった事ですね。
直前でレーザーの軌道が逸れたのか、それとも照射が停止されたのか。
 何にせよ、あんなあっけない死に様でなくて良かった・・・と思うのですが、後々もっとひどい死に方をしそうなのがこのアニメだから困ります。
 メメントモリの威力は、一国の首都圏全域を壊滅させるほどの威力。
見たところ、一通り焦土と化していましたからね。一方的な虐殺もここまで来たかという感じです。
 手の届かない天の上から圧倒的な力でもって一方的に攻撃する、と言うのはどこかソレスタルビーイング的なものを感じますが・・・語感的にも。
もっとも、一方的の度合いがまるで違いますけどね。
 また、その様子を見てサーシェスは意外に絶賛。
「凄すぎて戦争にならない」って事も分かってるみたいですけど。
 ネーナも「もう、たまんない」とか言ってるのは・・・4年が経過してもまるで成長が無かったという事でしょうか。
兄のことはまだ根に持っているようですが。

 ソレスタルビーイング事情としては、まずティエリアがイノベイターの存在をついに暴露。
今更ながら、みんなが全く知らなかったことにビックリです。
 さらに、イノベイターがイオリアの計画を続行していること(本人談)も。
しかし結論は
「破壊する。アロウズを倒し、イノベイターを駆逐する。俺が、俺の意思で。」
という刹那の意見にみんな同調。
 自分自身の意思で、ってのは何となく今後の鍵となってきそうな気がします。
さらにティエリアは自身もまたイノベイターであることを明かそうとしましたが、そこで止められてしまいました。
 せっかく暴露したものの、中途半端に胸につかえが残る結果に。
安心かと思ったらまた心配になってきましたよ、ティエリア。
「仲間よ」って言われて、そこは笑うのかと思ったら表情がむしろ曇りましたからね。凄く不安です。

 心配と言えば、地味に心配なのがラッセ。
どうやら彼の体には異常があり、このままクルーを続けていては命にかかわるとか。
そういえばラッセは大使との戦闘においてGNアームズを操縦して撃墜され、死んだと思ったら2期で何食わぬ顔で出てきたんですよね。
 もしかすると、あの時に擬似GN粒子に毒されてしまっているのかも分かりません。
再生治療への弊害だけでなく、放射線のようにジワジワと身体を蝕んでいくのでしょうか・・・そう考えると恐ろしいことをしてますよね、連邦。

 そして、アニューはやはりイノベイターだったようで。
本人には自覚が無いようにも見えますが。
 リヴァイブの放つ脳量子波を受け取り、それに反応することで巧妙にカモフラージュされたアジトの所在が漏れることに。
 しかし、ソレスタルビーイングは脳量子波についてのノウハウがあまりにも足りていませんね・・・マリーの参入もありましたし、イノベイターがそれを使うこともティエリアは知っていたはずですが・・・あそこで話を打ち切られたのが痛い。
 また、今回大いに驚いた事の1つに、ソレスタルビーイングは他にも多数の構成員が居た、という事が挙げられますね。
正直、あれほどの規模があったとは。ボコボコ死にましたけど・・・。
どこぞの青空の会みたいに、3人とかしか居ないというものでもなかったようで。
 よくよく考えると、トレミーなど、あれだけのものを建造するのにあの程度の人数とハロだけだと無理があるんですけどね。

 戦闘では、アリオスは早くもGNアーチャーとドッキングしているものの、役割は輸送艦の防衛。
キュリオスのフライトユニットの時といい、どうも扱いが良くないですね・・・。
 アロウズは、圧倒的な兵力とマネキンのきわめて的確な戦術による波状攻撃でソレスタルビーイングを翻弄。
普段の戦力だけでも厳しいのに、黒い新型・ガラッゾはセラヴィーのツインバスターキャノンの軌道をすっかり変えてしまうほどのGNフィールドを展開する上に、パワーでもセラヴィーと互角以上。
 トランザムを使えば勝てるレベルかもしれませんが、他にも多数敵が居る状況では得策でもないでしょうね。
 熱源を遮断するマントで奇襲をかけ、白兵戦用のダブルオーの動きを煙幕と放電で封じ、セラヴィーには近接戦および防御担当のガラッゾをぶつける・・・驚くほど完璧な作戦です。
 そうして波状攻撃で各戦力を釘付けにしたところへ、ガデッサのGNメガランチャーでトレミーを狙い打つという、初っ端からいきなり王手を取りに来るような戦術ですよ。

 ガデッサの攻撃によりコンテナが被弾。
そこで負傷したおやっさんですが、オーライザーの調整は完了し、おやっさんの自らの身を省みない必死の説得により、やはりサジが乗ることに。
普通にビームライフルを避けるほどに動きましたよね・・・ハロの助けも大きいのでしょうが。
 この絶望的な戦況において、オーライザーが合体して真の力を発揮ってのは最高に盛り上がるシチュエーションなのですが、決めポーズをつけるならもう少しかっこいいポーズにして欲しかった・・・。
 ドッキングの流れは非常に良かったんですけどね。
すれ違いざまの逆噴射からドッキングして、額に文字が浮かび上がるところとか。
 ダブルオーはオーライザーとドッキングすることで、トランザムの使用はもとより通常運用時の機動性もまたはるかに向上したようで。
何の訓練も受けていないサジは、加速時のGでえらい事になるんじゃないかとハラハラしながら見ておりました。
トランザムしたら死ぬんじゃないかと。
 ジェジャン中佐に続いて、ジニン中尉も早々と死にましたね・・・。
いきなりロッカールームで奥さんの写真なんて、分かりやすい死亡フラグを立てるから・・・。

 で、そのトランザム。
実際の戦場において使用してみると、まさしく「その時、不思議なことが起こった」って感じでしたね。
 何故かスーパー全裸タイム。
しかも、えらく際どい。
00はどこぞの種なんかと違って、こういう方面では安心して見られるものだと思っていたのに・・・若干のガッカリです。
 肝心の効力と言うのは、その戦場に渦巻く声が聞こえるというもの。
これまでも膨大なGN粒子の放出によって脳量子波持ちに影響を与えていましたが、今回はその粒子放出の中心にいたために、脳量子波を扱えないはずの2人のパイロットはその影響をこうして受けることになったのでしょうか。
 そして、その中でいずれ来ると思われていたサジとルイスの出会いが、予想外の形で果たされることに。
「どうしてここにいるんだ!?」
「どうしてここにいるの!?」
お互いに戦場に居ながら、相手が戦場にいるというのは完全に「まさか」の出来事。
おまけに敵同士とは・・・。

 今、もっとも大きな関心ごとは、やはりツイン・ドライヴの真の能力ですね。
前回、突如としてハレルヤが復活したり、そんな能力は無かったはずのマリーが遠く離れたセルゲイの危機を感じ取ったりといった異変を生じさせていましたが、トランザムが終了するとハレルヤは引っ込み、マリーも落ち着きを取り戻すと言う格好に。
 さらに今回は脳量子波を使えないはずの刹那やサジですら、大量のGN粒子を触媒としているとしか思えない交信を果たしますし。
 もしかすると、イオリアの言う「来るべき対話」とは脳量子波を用いるものなのだろうか、と思えます。
となると、その手段を持っているのはトレミー側であり、異端なんて事はあり得ないわけで・・・。
 1期ラストでソレスタルビーイングに「倒される」という役割が与えられていたように、イノベイターはソレスタルビーイングによる対話の実現のために倒される、という噛ませ犬的な役割がまた与えられているのかも知れません。
 何と言いますか、ニュータイプ以来の「人類の革新」って感じがしますよね。
大いに盛り上がってきました。

 今週の我らがコーラは、発煙筒を投げただけで撃墜も被弾もなし・・・次週に持ち越しでしょうか。
前にもこんな事がありましたよね・・・あれは1期でヴァーチェを鹵獲しようとした時でしたか。毎度美味しい役が回ってくるんですよ。
 しかし、マネキンも結局戦闘メインになってしまいましたね。
コーラとの接点が・・・。

 そういやブシドーとビリーも出番なしですね・・・1期の時同様、新型が完成するまでは我慢でしょうか。

Posted by jerid_and_me at 00:04│Comments(4)TrackBack(14)アニメ系 | ガンダム00

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この記事へのコメント
脳量子波で人類の意識を統一してウンタラカンタラってどこぞの補完計画っぽくもありますね。
セルゲイ生き延びたもののフラグ立ってた二名が退場と。
今回CBは大分全力減っちゃいましたね。
メカニックとか今後どうすんでしょう。
アニュー使えるのか不明ですし。
イノベイターとチャイナ側もネーナは不満たらたらですし。

背を向けあっての全裸シーンは思いのほか笑えましたね。801臭さ以上にギャグっぽかったです。
Posted by あ at 2008年12月16日 09:49
>>あさん
毎度コメントありがとうございまーす。
確かに若干エヴァっぽいかも・・・しかし言われるまでソレっぽいとも思いませんでしたし、嫌悪感を催さないあたり良く出来たアニメだと思います。
 ソレスタルビーイングには確かに大打撃だったと思います。
このところ、トレミーも毎回のように被弾・破損してますし・・・。
またも1期終盤のようにジリジリと追い詰められてしまうのでしょうか。
アニューも、イノベイターの自覚が無いとしたらそれはそれで死亡フラグなような。
 あの全裸シーンは確かに801とかエロというよりはギャグめいた物がありましたね。姿勢は座ったままってのがまた。
伝統的な富野アニメ的なシーンなのでしょうけど、今時のアニメの絵でやると違和感が出てしまうのだなぁ、と思いました。
Posted by ジェリドと管理人 at 2008年12月16日 20:50
こんばんは。今回も諦めてはいましたが、元ユニオンコンビ不在。
今頃とんでもない新型作ってるんでしょうね。
この段階で00オーライザーがトランザム発動したら、
もうこれからは、ひたすら強い新型と戦っていくしかないと
思うんですよ。ということは、やっぱり最強のモビルスーツは
グラハムの最新型かと。

元々ネーナをはじめ、トリニティって残酷性が強調されて
育成されてるんじゃないかと思いました。兄貴たちも残忍だし。
それにしても私もあの「富野コピー」にはがっかりです。
00にはオリジナルリアルを極めて欲しかったなー。

ちょうど去年の今頃も、グラハムいなくて退屈してたんですよ。笑
信念明けてすぐ、グラハムとビリーが刹那にあったんですよね。
時間の経過は早いですなあ。
Posted by 空想野郎 at 2008年12月16日 21:22
>>空想野郎さん
毎度コメントありがとうございまーす。
グラハムって、出番のある時とまるで無い時の差が激しいと言うか、両極端なんですよね。
1期も話が軌道に乗ってからは、出ない時は中々出ないけど、出たらもうグラハム節全開っていう。
 正直、現状でかませ犬にならなそうなライバルってのはグラハム、サーシェスぐらいしか居ないという印象を受けます。
となると相当凄いのに乗ってくるでしょうね。
 しかし、そういう強敵のいずれもがダブルオーライザーでないと到底相手にならないだろう、としか思えない現状ってのはかなりマズいですよね。
他のガンダムに見せ場がない・・・。
 00は1期の時点では既存のガンダムから脱却しようという気概が見られたのですが、2期になって若干それが失速したかのように思えます。
ただ、00がこのままの勢いで終わるとも思っていないので、今後に期待ですね。
Posted by ジェリドと管理人 at 2008年12月17日 19:21