2009年01月19日

今週の機動戦士ガンダム00 SS「第15話 反抗の凱歌」

 今回は前回同様、刹那がまだ単独行動をしているため刹那によくスポットの当たるエピソードでしたね。
前回、サーシェスの駆るアルケーを追い詰めるもマリナの歌で妨害され、今回は同じシーンのはずなのにその歌は別のパートでしたからね。
どんだけプッシュしてるのかと。
 内容が「お金があっても〜」とかで金持ちを否定する歌であるあたり、まさしく貧乏姫の歌です。この作詞は狙っているとしか思えません。
 しかも、ちょうど身を寄せたのがおなじみ中東のカタロン基地で、そこに居候のマリナに介抱されるとか。
どうも、ここ最近のマリナを話の中心部に持ってこようとする流れは無理やりな感があるんですよね・・・。
 さらに、今回こうして話に絡んできたのはいいとして、今後どう絡んでいくかっていうビジョンがまるで見えてきません。
また何か無理やりな不思議現象とかで絡んでくるんでしょうか・・・?
 刹那に関しては、カタロンの基地で眠っている間に見た、幼い頃に両親を殺す時の自分に会った夢に初代ロックオンが出てきて
「過去によって変えられるのは今の気持ちだけだ。他は何も変わらねえ。他人の気持ちや、ましてや命は。刹那、お前は変われ。変わらなかった俺の代わりに。」
 と言うのが印象に残りましたね。
そう言えばロックオンは私怨から離れることができず、マイスターの中で唯一、1期のラストで死亡しています。
 その初代ロックオンが言うので説得力がありますが、そこで刹那が変わるきっかけってのは確かに必要だとは思いますが・・・そこでマリナって言うと「何だかなぁ」という気分になりますよね。
 他に誰かいるかと言われると、それは居ないと答えざるを得ないのですが。
何かしっくり来ないところがあります。
今からお互いを知る、なんて言ってるのがその原因かも分かりませんが。
 それにしても、刹那が無理に基地を出て行く際に
「今度会ったとき、子供たちの歌を聞かせてくれ。」
ってのは、分かりやすい死亡フラグですよね・・・。

 そのほかソレスタルビーイング事情としては、カタロンと通じていると言う事がとっくにバレてたロックオンに、もはや完全にトレミーのオカンと化したティエリア。
 今回のティエリアには割りと素で驚きました。
「刹那は必ず戻ってくる。」
って仲間の事を信頼しきっていたり、寝る間も惜しんでガンダムを修理したミレイナと沙慈に毛布をかけてやったりと。
 1期だったら「仕事して当たり前」ぐらいに思うところでしょうが、まさかこれほどに感謝や労いといった感情を持つようになろうとは・・・結構感動しました。
前回の人間宣言は伊達ではありませんね。

 アロウズでは、コーラが久しぶりに出てきたと思ったらアンドレイに恋愛のレクチャーをしようとしてスルーされたり、出撃の際はMSですらなく指揮官機のお守り扱いされたりと、短いながらも実にコーラらしい出番で満足。
 しかし、強運を当てにされるって、マネキン大佐ともども死亡フラグのような・・・。
今後も似たようなことが続くとしたら危ないですね。
 それにしても報われませんね、アンドレイは。
言ってる事は至極まともなんですけど、ルイスに聞く耳が無さ過ぎる・・・あれだけの事態に直面すればそれも仕方の無い事でしょうが。
やっぱりルイスを庇って死にそうです、アンドレイ。
 また、今回はアロウズを支える技術のビリー、戦略のマネキンの両名が再会・・・のはずが、妙に余所余所しいです。
まあ階級の差もありますし、公私の区別は出来てそうなものですからそう言う事なのかも知れませんし。
まさか00で、かつて会ったことがあるという事が忘れられていると言う事もないでしょう・・・と言うかそう思いたいです。

 セルゲイに会いに来たハーキュリーという男は連邦正規軍のクーデターの首謀者。
セルゲイが加担するとそれは死亡フラグ・・・かと思っていたら、向こうは黙認の要求と、関わるなと言う警告をしに来ただけのようで一安心。
 それにしても、このクーデター派にどうも好感が持てない・・・。
おそらくそれはカタロンと同じく、アロウズに対して反体制派のような行動を取ってみたところで、アロウズが潰えたその先に何をどうしようとしているのか見えてこない、っていう所にあると思うんですよね。
そりゃあアロウズに良くないところがあるってのは分かるのですが、じゃあそっちは何をもって正義とするのか?ってのが不明瞭。
 どうも善悪の見せ方と言うか、その辺が最近スッキリしません。
狙ってやってるんでしょうか。
 しかし現実的には世界の行く末なんて考えないんでしょうね、こういう時って。

 今回の戦闘は、対アロウズ戦に関しては回をまたぐ事なくあっさり終わってしまったので盛り上がりに欠けるものでしたね・・・。
ついにマリーがGNアーチャーで出るか、と思ったらとんだ寸止めです。
キットもとうに出ていて色々バレてるのに、あんまり出し惜しむのもどうかと。
 しかしトランザムでビームの間合いが伸びるってのはどう言う・・・?
センサーに関しては変わるところでなく、ビームの威力そのものぐらいしか変わらないんじゃないでしょうか。
 が、大気中でビームが拡散するという話を考えると、出力が大きい=間合いが長いって事にもなりそうです。減衰しない有効射程、と言う意味では延びるでしょうし。
 デュナメスがちゃんと狙撃手の役割を果たし、ちゃんと戦果を上げられたってのはまあ、良かったかと。
 が、エンプラスにセラヴィーが捕まえられて、それを助けに来たアリオスまでもが簡単に掴まってしまった辺りは流石にお粗末・・・。
本当、アレルヤの株がだだ下がりです。
 その後、せっかく捕まえたガンダム2体をほったらかして戻るイノベイターに戦隊モノの敵役にも似た愛嬌を感じますね。

 刹那はトレミーに戻るつもりが、トレミーも情報を得ていない軌道エレベーターでのクーデター現場に急行。
すると、そこにはやはりブシドーinマスラオが・・・。
しっかし、遠くから見ると益々ゴキブリですね。何故か尻尾まで。
「とくと見るがいい、我が盟友が作りしマスラオの奥義を!」
相変わらずのブシドー節。
奥義て。本当に何かエセ日本かぶれですよね。
 しかし、擬似太陽炉がいくら進歩したからと言ってトランザムとは。
本家太陽炉と違って、粒子を使い果たしても再生産されない擬似太陽炉では、確かに戦力は上がるでしょうけどもヘタをすれば戦闘の続行どころか帰還まで困難になるでしょうに。
 まさしく片道切符の鉄砲玉、特攻仕様の機体です。
グラハムの黒い棺桶と呼ぶに相応しいものですね。
 さらに凄いのは、イノベイターですら知らなかったトランザムの理論を、実用される前から見抜いていたエイフマン教授と、実現させたビリー。
彼ら、ある意味人間の域を脱してるんじゃ・・・?
 それにしても・・・毎度Cパートも持って行きようは凄まじいものがあります。

 また、今回初めて最終EDが流れましたね。
ボロボロで廃棄されたガンダムに、漂うソレスタルビーイング制服。
 最終的に、何らかの形でガンダムもソレスタルビーイングもどこかへと消えてなくなるって事でしょうか。
何と言うか、ソレスタルビーイングにとってバッドエンドになりそうですね・・・いずれ滅ぼされる存在だとは思っていましたが。
「ガンダムが必要とされなくなる」のか、「ガンダムでもどうにもならなかった」のか。
気になる・・・。

 次回は軌道エレベータ直下での決戦の模様。
これには、特番で発表された「軌道エレベーター倒壊?」という情報がいよいよ真実味を帯びてきます。
 文明崩壊ENDとかありそうですね・・・。

Posted by jerid_and_me at 01:28│Comments(6)TrackBack(12) アニメ系 | ガンダム00

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エンドロールの、朽ち果てたガンダム各機の姿に目を奪われました。戦争根絶という役目を終えた姿というよりも、戦争根絶をできず自滅の道を歩んだ人類の墓標のようです。
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動き出す世界----------。CBだけでなく、ついにアロウズの内部まで、動きが出てきましたね。色々あちこちで動きがありますけど、こうなると、どこの動きが、どこに作用して、どんな利益を生み出すか。そういうのを考えると面白くなってきた感じです♪しっかし横のつながり...
機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン第15話「反抗の凱歌」【◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆】at 2009年01月22日 12:06
この記事へのコメント
OOは未見の状態ですがなかなか面白うそうですね。見てみようと思いました。

喪板が落ちた時のための避難所を作りました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/2501/1232324076/
Posted by U昌 at 2009年01月20日 07:59
こんにちは♪最近通勤電車で「ちょりーっす!!00」を聞いて
口もとがわななくのを必死で止めています。笑

さて、相変わらずアロウズ側の方のドラマのがずっと深い
00ですね。刹那と貧乏女は何をしたいのかサッパリですし、
ただ人生に迷ってる無学な若者が傷をなめ合ってるとしか感じられません。

しかもこんなに早くマスラオが00と戦うとは意外でした。
「黒い棺桶」…まさにその通りだと思います。
それにしたって恐るべしは教授とビリーの子弟コンビ。
FSSで、バランシェが人間でありながら、唯一神であるアマテラス
と並んで歴史に名前を残したのににてますね。

カタロンは相変わらずなにしたいのか全然不透明。
イノベーターはもう使い捨てキャラと分かってしまったし、
アニューとライルのスパイ同士のフラグがちょろっと気になるくらいかな。
新しいエンディングは結構良かったと思います♪
いよいよ「悲劇への序章」…CBの破滅が楽しみです…。
Posted by 空想野郎 at 2009年01月20日 11:33
きのうは出撃に廃棄したかった。
だけど、特攻仕様も直下しなかった。
Posted by BlogPetのバウンド・ドッグ at 2009年01月20日 18:06
トレミーにとどめを刺さずに撤退するアロウズは、何かホント適役らしい感じでしたね。
緊急自体なんでしょうが、何体か残ってもよかったのに。
ブシドーもブシドーで、視線を釘付けにするとか、相変わらずグラハムらしいセリフを吐いてくれます。
奥義とか言いつつ、あっさり見せちゃうし。
軌道エレベーター崩壊して文明衰退ってのは、確かにあり得そうですね。
貧乏姫が子供達と歌うたって終わりとか。
Posted by あ at 2009年01月20日 21:18
>>U昌さん
コメントありがとうございまーす&毎度アンテナ等にはお世話になっております。
正直、今のブログスレの混沌はどうしたものか・・・。


>>空想野郎さん
毎度コメントありがとうございまーす。
ドラマCDですか?そう言えばまだ聞いていない・・・えらく評判なんで、何とかせねばと思っているのですが。
 それにしても刹那と貧乏元姫の嫌われようは半端ないですね・・・。
アロウズのほうがドラマがある、というのも同意する所ですし。
ソレスタルビーイングの意義が「紛争根絶」でなくなって、何がしたいのかイマイチ不明瞭なのも問題です。
 マスラオの実戦投入が思いのほか早かったと言うのは同意するところです。もう最終クールなので、出し惜しみをしていられないと言う事かもしれませんが。そしてFSSはよく知らないなんて言えない・・・興味はあるんですけどね。
 イノベイターが小物集団と言うのも確かに。ディヴァインも味方を死んだ馬鹿にするってのは小物臭いです・・・。
ラストが心配になってきました。
Posted by ジェリドと管理人 at 2009年01月20日 23:03
>>あさん
毎度コメントありがとうございまーす。
最近、こういう風にどうも戦闘が形式的な所があるな・・・という感があります。
うかつに手出しのできないところに兵力を集めても・・・。
 ブシドーは相変わらずブシドーらしくて大満足。
キャラがブレずにいつでも全開ってのがとても良いです。
 文明崩壊ENDは、何か投げた感じになりそうで。
ちょっと心配です。
Posted by ジェリドと管理人 at 2009年01月20日 23:08