2010年05月30日

今週の仮面ライダーW「第37話 来訪者X/約束の橋」

 トリロジーのエピソードレッドを観てきたり、ドーパントメモリに手を出したりしたのですが、イマイチ時間が作れないので詳しくは後日。
先ずは今朝のWをば。
「これまでの仮面ライダーWは?」
「冴子君。共に恐怖の帝王を倒し、君が女王になる覚悟は出来ていますか?」
「お父様、もうあなたの時代は終わったのよ。」
井坂と冴子が、ついに琉兵衛に対して反旗を翻し、その一環としてケツァルコアトルスのメモリを手にするべく島本凪を付け狙ったのに対し、
「トライアルメモリ。それを使えば、全てを振り切る速さを手に入れられる。」
シュラウドからトライアルメモリを受け取り、ついに自らの壁を振り切ってウェザーを撃破。
爆破直前に消えるウェザー・・・何時見ても違和感。
「お前らの運命は仕組まれていたんだ・・・。あの、シュラウドと言う女に・・・!」
そして死に際に明かされる衝撃の真実、と言うのが前回。

 今回も大雨の中、事務所ではダーツが決まらないハーフボイルドな翔太郎と、
「翔太郎く〜ん、セイ・チーズ!」
それを巻き込んでバットショットで写真を撮る亜樹子。
「・・・何でお前、急に写真なんか撮ってんだよ?」
「事務所のホームページを立ち上げるのよ。勿論私の可愛いブログ付きで〜!さ、もう一枚撮るわよ。」
なんという古臭さ・・・駄目サイトの見本みたいになっています。
今日びこの手のサイトの所は即地雷認定されて、仕事など回ってこないでしょう・・・。
 翔太郎は自分も先程はとっさにポーズを取ったものの、呆れた様子で
「止せよ、そんな物!ハードボイルドな探偵稼業にはそぐわねえんだよ。」
と異議を唱えるものの、
「今はネットワークコミュニティの時代よ!情報戦で勝ち抜かなきゃ、仕事は来ないのよ!」
亜樹子の怒涛のスリッパ攻撃の前に撃沈。
「あの、仕事を・・・。」
HPがなくても勝手に現れたオッサンも所在なさげ。
「さあ、行くわよ!セイ・チーズ!」
気付かれないもので、勝手に写真に写り込んでしまいました。しかもピース。
「さて、どんなの撮れたかな?」
画像を確認してみると、背後の見知らぬオッサンに驚いて白目をむきながら
「ああ!?心霊写真!」
「何言ってんだよ?・・・うわ!本当だ・・・。」
心霊写真扱いされたオッサンが声を掛けると、
「あの・・・。」
「うわぁ!」
またしても白目を剥いて、倒れる亜樹子。
 すると、あまりに騒がしいのでアジトから出てきたフィリップ。
「もう、うるさいな!一体何の騒ぎだい?」
オッサンは、フィリップを見るなり
「君・・・どうしてこんな所に!?」
と驚いています。フィリップを知っている・・・?
「え!?」
「あ、いや・・・。」
「アンタ、フィリップの事を知ってるのか?」
「いや、知らない!人間違いだ。」
それも、そのことを隠そうとしている様子。
「って言うか、あなた誰ですか?」
「人を探して欲しいんだ。10年前に別れた私の家族・・・。」
「この冴えない依頼人が、俺たちの運命を大きく揺さぶる事になろうとは、この時はまるで気付かずにいた。」
 またしても、初っ端から結果が気になるモノローグ。
しかし冴えない依頼人、とは失礼な探偵もいたもので・・・。

 園咲家の食卓。随分と薄ら寂しい景色になってしまいました。
「お父様。いつの間にかこの食卓も、お父様と私2人きりですわね。」
「今は、感傷に浸っている時ではない。我がミュージアムの計画も、いよいよ最終段階に入った。若菜、これからはお前がそれを取り仕切るんだ。」
「でも、お父様・・・。」
「もうじき、我らの支援組織、財団Xからの使者が来る。覚悟を決めておくんだな。」
冴子が裏切った事で、その役割を引き継ぐことになった若菜は困惑するも、事態はより大きくなって待ったなしの状況。
 と言うか財団Xって適当すぎるでしょう・・・。

 一方の冴子は、社長が一転して組織に追われる身に。
追いかけてくるマスカレードに脚を撃たれ、負傷。
「私を誰だと思っているの!?」
「組織の裏切り者だ。」
「タブー!」
冴子はタブーに変身しマスカレードをどうにか蹴散らすも、ダメージが蓄積されている様子。
井坂の調整を受けられなくなった事もありそうですが。
「きっと奴が来る・・・私の命を奪いに・・・!」
組織の追っ手を恐れる冴子。奴ってのは一体?

 その頃、風都ホテルでは。
「お客様、大変お待たせいたしました。お部屋のご用意が出来ました。」
ロビーで待っていたのは、白づくめの謎の男。何だ如何にもな・・・。
 部屋に向かう途中でぶつかったのは、紫髪にゴスロリと言うこれまた如何にもな女性。しかも、
「失礼。出てますよ?虫。」
虫食ってますよ・・・ジョジョ3部の偽花京院かと。
「食べる?」
手に持っていたハートのケースの中には、ビッシリとイナゴの佃煮が。
思わずキーを落としてしまう男。
「・・・結構です。」
「美味しいのに。」
どうも、曲者キャラが一気に2人も出てきましたよ。

 フィリップにもカメラを向ける亜樹子ですが、
「フィリップ君!最高の笑顔で・・・」
「僕はいいよ。」
つれないフィリップ。
「このホームページ作りには、事務所の命運がかかってるの!だから協力してよ・・・。」
「組織にバレたらまずいんだってば。」
「ああ、そっか・・・ううん。」
向こうにはとっくにバレてるんでしょうけど。
 そこへ、またも影薄く現れたオッサン。
「あ、翔太郎君ならもうすぐ帰ってくるんで、こちらでお待ちください!」
「はい。」
「すいません、コーヒー入れてきます。」
その時、フィリップのスタッグフォンに着信が。
「助けて、フィリップ君!」
「若菜さん!?一体どうしたんです!?」
相手は若菜。しかも何か切迫した様子。
「ずっと誰かに尾けられてるの。怖い・・・。」
「今、どこにいるんですか?」
「風都大橋の上!すぐ来て!」
「もしもし?もしもし!?」
と電話が切れてしまいましたが・・・どうも罠の香り。
「若菜姫に何かあった?」
「若菜?園咲若菜の事か・・・?」
依頼人のオッサンは、フィリップだけでなく若菜にも心当たりがある様子。
ラジオリスナーってんじゃないでしょうし。
「とにかく行ってみる。」
「あ、君・・・余計なお世話かもしれないけど、やめた方がいいな。」
「何故?」
「あ、いや・・・。」
 とっさに止めに入るオッサンですが、すぐ引き下がってしまう。どうも煮え切らない人です。

 翔太郎の依頼で、オッサンとその周辺を調べていたウォッチャマン。
「翔ちゃんの第6感、ズバリ的中だよ。例の男、かなりヤバいよ。」
「そうか・・・分かった。やっぱりあの男・・・。」
様子からして、翔太郎もやはり怪しいと考えていたようです。
 ひと仕事終え、
「さてと、今日のグルメブログのネタ、何にしようか・・・。」
と歩き出した所、またしてもぶつかるイナゴ女。
「何?・・・お食べになってるの、ひょっとしてイナゴ?」
「食べる?」
「いえ、僕は・・・。」
勧められたウォッチャマンは断るも、半ば無理矢理ねじ込まれてしまいました。
「おいしい?」
「おいしいです・・・。」
続けて出されたのは、どうやらあのオッサンの写真。
「この男、知ってる?」
「いえ、知りませ〜ん。」
しらを切ると、いきなり蹴られた上に、踵のスタンガンを突きつけられ
「やめて、ビリビリ嫌い・・・。」
「喋る?」
「はい!はいはい喋ります・・・。」
早くも屈した所で『偶然』通り掛かった竜。
あんなバイクでこんな路地裏に?
「おい、何をしてる?」
「助けて!ポリスメ〜ン!」
助けを求めるも、電撃を受けて倒れるウォッチャマン。
「あなたも食べる?」
「ふざけてるのか?」
女は、竜すら圧倒する足技の使い手。
「私が食べてあげる。」
「ホッパー!」
さらにガイアメモリを所持しており、ホッパードーパントに変身。
「そういう事か。」
「アクセル!」
相手がドーパントなら、こちらもアクセルに変身。
「変・・・身!」
「アクセル!」
両者が激突する間、どうにか目を覚ましたウォッチャマンは・・・。

 フィリップは、若菜のもとに急行。これは・・・お台場のいつもの橋ですね。
「若菜さん!若菜さん!?」
姿が見つからないと思ったら、またスタッグフォンに着信が。
「フィリップ君?」
「若菜さん!大丈夫ですか!?今、どこに居るんですか!?」
「後ろよ。」
「え?・・・若菜さん。」
ついに顔を合わせたものの、まだ電話を続ける若菜。
「もしもし?」
「・・・もしもし?」
「もしもし、名探偵さん。」
「もしもし、若菜さん。」
「やっと姿を見せてくれたね。」
「はい・・・。それじゃあ、さっきの電話は。」
「嘘ついちゃった。」
「そんなぁ・・・本気で心配したのに。」
やっぱり嘘。
「ごめんね。でも、こうでもしないとフィリップ君、来てくれないと思って。」
「あ、まあ・・・。」
お約束の流れです。
「実は相談があるの。」
「相談?・・・はい。」
「姉が突然家を出てしまって。」
「お姉さんが?」
それを聞いて思い出すのは、
「いらっしゃい、来人。」
「ビギンズナイトの、幹部!?」
いつぞやタブーに襲われた時のこと。
「それで父は、私に会社の仕事を全部引き継げって言うんだけど・・・迷ってるの。だってラジオも辞めなきゃならないし・・・。ねえ、どうしたらいいと思う?」
 それを聞いたフィリップは、いきなり核心に迫る質問を。
「その仕事って、ガイアメモリの流通ですか?」
沈黙してしまう若菜。
「・・・そうなんですね?」
ついに、疑惑が確信に変わった瞬間です。

 ホッパードーパントと戦うアクセルは、やはり素のアクセルではスピードが段違い。
「すばしっこい奴!それなら・・・!」
「トライアル!」
トライアルを早速使おうとするも、使う暇もなくやられてしまいました。
まさかのパワーアップ翌週にして即敗北。
「歯ごたえのない奴!」
そのまま跳び去って行き、入れ替わりに現れるシュラウド。
「何て無様な戦い方なの?あなたにはまだ、やるべき事があるのに。」
前回は興味はないと言っていながら、利用する気はありあり。
「何?そう言えば井坂が言っていた。シュラウド、あんたが俺たちの運命を仕組んでいると。一体どういう意味だ?」
 井坂が今際の際に発した言葉について追求すると、
「あなたたちの運命、それは戦う事。この街に恐怖をもたらす本当の敵と。」
「本当の・・・敵?」
「ガイアメモリ流通組織、ミュージアムと。」
シュラウドの口からも出てきた、ミュージアムという組織。
竜も専門の刑事なんですから、その辺までは到達していないものかと思うのですが・・・。

 仕事について言い当てられてから、黙ったままの若菜。
「ずっと黙ってるんですね。」
すると、今度は若菜の携帯に着信。
「え?」
「もしもし?本当の若菜さんですか?」
「もしもし?どうかしら・・・。」
再び電話でのやり取り。
「僕は若菜さんに、本当の自分でいて欲しいと思います。」
「もしもし?本当の私よ。あなたは本当のフィリップ君?」
「ええ。」
「本当の私はね、こうしてあなたと居ると心が安らぐ・・・。」
「僕もです。」
もはや、完全に「そういう」雰囲気。
「不思議ね。何故かしら・・・?」
「何故でしょう?」
「もしもし?・・・私たち、こうしてずっと一緒にいられたら素敵でしょうね。」
「もしもし?僕もそう思います。」
「じゃあ・・・そうする?」
「え?」
若菜が申し出たのは、駆け落ちの相談。
「2人でこの街を出るの!家も仕事も全部捨てて!」
「いいですよ!本当の若菜さんがそうしたいなら、本当の僕もついて行きます。」
「ねえ、今の本気?」
「え?どうかな?」
何とも死亡フラグ感の漂うやり取りですが・・・距離はぐっと縮まりました。

 オッサンの依頼を完遂した翔太郎。
「これが、奥さんと息子さんの現在の住所です。」
「ああ、助かった。ありがとう・・・。じゃあ、私はこれで。」
そそくさと出て行こうとすると、入り口でフィリップと鉢合わせ。
「あ、フィリップ君おかえり。若菜姫どうだった?」
「ああ、大丈夫。」
「ああ・・・それじゃ。」
フィリップや若菜のことが話題に上がると、やはりよそよそしさを増すオッサンに、
「待って下さい。あなた、やはりフィリップの事を知ってるんじゃないですか?」
「どういう事だい?翔太郎。」
「この人は有名な脳科学者だ。・・・そうですね?山城博士。」
「脳科学者・・・この人が?」
このなりで科学者。それにしては薄汚いと言うか。
「しかも、あなたは10年前に死亡したことになっている。」
「え?」
「それだけじゃない。当時あなたと似たような状況で、少なくとも7人もの人間が消えている。その全員が・・・科学者だ。教えてください博士。あなたに何があったんです?」
「言えない・・・。」
秘密にしておこうとする山城ですが、そこへ現れた竜。
「だったら俺が代わりに答えよう。あなたはある組織に連れ去られ、強制的に研究をさせられていた・・・そうですね?」
 どうやら、シュラウドに事の全容を聞いたようです。
「・・・そうだ。私は家族に会いたくて逃げ出してきたんだ。でも、見つかればきっと命はないだろうね。」
「博士・・・あなたを追ってる組織って。」
「ミュージアム・・・すなわち、園咲琉兵衛。琉兵衛だけじゃない。園咲家の血族は全て、組織の中枢を担う幹部。ガイアメモリの流通を取り仕切っている。」
「じゃあ、若菜姫も・・・?」
ようやく事務所組に明かされた、園咲家とミュージアムの真実。
フィリップにとっては辛い報告です。

 ラジオ局の若菜。
「風都ウインドウェーブからお届けしています、園咲若菜のヒーリングプリンセス!また次回も、あなたを癒してあ・げ・る!」
 苦々しい顔で聴いている琉兵衛と言い・・・果たして次回はあるのか?と不安になる終わり方。
「若菜ちゃん、お疲れちゃ〜ん!」
「お疲れ様です!」
「今日も最高に良かったよ。」
「ありがとうございます!」
「あ、じゃあまた。」
「はい!」
収録を終えると、そこに電話が・・・しかし今度は冴子から。
「もしもし?」
「自分の姉を、野良犬みたいに駆り立てる気分はどう?」
「お姉様!?」
「さぞ気持ちいいんでしょうね・・・。」
「何の話!?私は・・・」
「でもね、簡単にはやられないわよ。生き延びて、必ずあなたと父に復讐してやる。」
自分で裏切っておきながら、その上さらに被害妄想が強いように感じます。
「ねえ、一体どこにいるの?お姉様?お姉様!?」
まるでかみ合わない電話が終わると、電話ボックスにスミロドンが襲撃。
「ミック!?処刑人はあの女じゃなくて、お前なの?」
「タブー!」
タブーに変身して応戦するも、ダメージの蓄積もあってか相手にならず、あっという間に変身が解除。
本人は川に転落し、メモリはその手を離れてスミロドンに回収されてしまいました。
 その様子を離れて見ていたのは、ホテルにいた白服の男。
またも驚いたのか、今度は手持ちのアタッシュケースを落としています。
この人には精密機器とか持たせちゃいけませんね・・・。

 早速、黒幕について検索をかけようとするフィリップ。
「検索する項目は、『園咲琉兵衛』。キーワードは、『ミュージアム』。」
すると、途端に本棚が歪んで崩壊し、勝手に肉体に意識が戻ってしまいました。
「おい、大丈夫か?」
「ああ・・・本棚がフリーズして弾き出された。園咲琉兵衛に関する情報は、僕には閲覧不可能だ。」
「これで決まりだな。琉兵衛の名は何度か捜査線上に浮かんではいたが、奴を追い詰める証拠は何一つ残らない。裏で政治家やマスコミを操ってる可能性もある。とんでもない怪物だ。」
 これで黒だと言うことが確定しましたが、捕まえるとなってはグレーどまり。
翔太郎は嫌悪感を隠さず、
「どんなに巨大な悪だろうと、そいつがこの街を泣かせてんなら、俺は絶対に追い詰めるぜ。」
と決意を新たにしますが、その矢先に
「大変!あの博士、消えちゃったよ!」
「何だと?」
「おい亜樹子!見張ってろって言っただろ!」
山城は、家族を探しに出てしまった様子。

 園咲家では、
「食べます?」
「うん、美味いね。」
琉兵衛にもイナゴを勧めるイナゴ女と、それを受ける琉兵衛。
そこに戻ってきたスミロドン。
「ハハハ・・・我がミュージアムが誇る2人の処刑人が揃ったね。ミックはもう、獲物を仕留めたようだ。君も急ぎたまえ。」
 早速仕事に向かうイナゴ女と、その様子を目にした若菜は
「それはお姉様のメモリ・・・?お父様がミックを差し向けて、お姉様を処刑したのですか!?」
「私も辛い・・・。だが、裏切り者は決して許さない、それがミュージアムの掟だ。覚悟は出来たかね?若菜。」
 これに恐怖した若菜は、すぐにでもフィリップに連絡を取ろうとしますが、事が事だけに躊躇。
 そのフィリップはと言うと、
「園咲家は・・・ミュージアムの中枢。若菜さん、やっぱりあなたは・・・?」
突きつけられた現実に、こちらも困惑。

後半は追記へ。
 あっけなくイナゴ女に見つかってしまった山城。
「見つけた。食べる?」
「い、いらない!あ・・・頼む!一度でいいから家族に会わせてくれ!頼む!」
イナゴを断った後、思い出したように命乞い。
「いらないんだ?おいしいのに。」
「ホッパー!」
「いただきます。」
今まさに始末されようと言う所に到着し、そのままハードボイルダーで跳ね飛ばす翔太郎。
「フィリップ!」
「ああ、分かった。」
「サイクロン!」」
「ジョーカー!」
「変身!」
ダブルに変身した所で、ようやく若菜からの着信が・・・しかし、フィリップは今まさに意識を失ったところです。もう少し早ければ・・・。
落胆する若菜。
 そんな事を知る由も無く、ダブルはホッパーと戦闘開始。
「さあ、お前の罪を数えろ!」
「おお・・・やはり彼らが仮面ライダー。」
山城、『やはり』と言うことは何か知っているようです。
 ダブルもまた、ホッパーの素早さに翻弄されています。
「やるね。」
「だったらこっちも全力で行くぜ。」
キックの体勢に入ったホッパーをエクストリームメモリで叩き落とし、そのままエクストリームに。
「エクストリーム!」
「敵の全てを閲覧した。プリズムビッカー!」
流石に全てを閲覧したとあっては、カウンター攻撃もお手の物。
「サイクロン!マキシマムドライブ!」
「ヒート!マキシマムドライブ!」
「ルナ!マキシマムドライブ!」
「ジョーカー!マキシマムドライブ!」
「ビッカー・チャージブレイク!」
一気に決めようとしますが、メモリを4本挿したりと準備している間に、隠れていた山城を人質に取られ、盾にされてしまいました。
 すると、いつものように直前で停止。
「汚えぞ!」
全てを閲覧したなら、人質の可能性ぐらい閲覧出来ていても良かったのに・・・。
「ハハハ・・・私の食事を見てなさい。」
「やめろ、化け物!」
「ひど〜い!あなたが私を造ったんでしょう?」
「何!?」
「ミュージアムでさんざん美味しい思いをしたくせに。ほら、そいつの片割れの記憶も消したじゃない!」
「え・・・?」
「裏切り者、いただきま〜す!」
始末されてしまうか、と言うところでまたも割って入るのはアクセル。
「また食事の邪魔?」
「さっきの礼をさせてもらう!」
ダブルの方はすっかり戦意が失われてしまった様子。
「あなたがフィリップの記憶を・・・?本当なのか!?」
「あ、ああ・・・すまない。」
「フィリップ・・・。」
珍しく取り乱し、山城に掴みかかるフィリップ。
「僕の記憶を消した・・・?何の記憶を!?」
「それは・・・家族の記憶を。」
「家族・・・?」
そう言えば確か、以前『家族』で検索をかけたらページが破り取られていたような・・・と言うところでEND。

 全体的な感想としましては、前回をもって井坂が退場して最終クールに入り、明らかに流れが変わってきた感があります。
財団Xとやらの出現・・・予告ではかなり不安でしたが、今回を見る限りでは案外普通に加入して、もともとあった伏線とかそう言うのを通じて話の核心に迫れていると言った具合です。
 フィリップの家族についての消えた記憶、事務所側での黒幕の判明など、クライマックスに近づいている感がします。
・・・が、反面これは遅すぎたんじゃないか?と思ってしまう所でもあります。
 琉兵衛が黒幕である事や、若菜の正体を知るフィリップだとか。
特に若菜まわりは最初期から色々とありましたからね・・・。
それでもまだ、お互いにライダーとドーパントであり、また姉弟である事は分かっていないという状況。
 時間は足りるのだろうか・・・という懸念がつきまといますね。
解明には近づかないうちから、若菜が何やら死亡フラグをドンと立ててしまいますし。
 もしかすると、結局お互いに知らないまま、と言うこともあるのでしょうか。
無い事は無いと思うのですが、それだとあまりに肩透かしが過ぎるな・・・と思う所です。
と言うよりも、それは『投げた』という解釈をされかねない所でしょう。

 今回目を引いたのは、紫髪にゴスロリという2次元限定的な出で立ちで現れたイナゴ女と、やたら物を落とす白服の男ですね。
特に前者は、見た目の奇抜さに目が行ってしまいがちですが、最も特筆すべきはあの動きでしょう・・・あの衣装であれだけの足技を繰り出すってのは当然のことながら常人のなせる事ではありません。
 と思って中の人について調べてみると、JAE所属のれっきとしたアクション女優さんだそうで。納得・・・。
けどウェザーや園咲家のように色違いのメモリを使用したりドライバーを装備しないとか、よくあるゲストドーパント扱いって事は来週で退場なのでしょうか。
少々ばかり勿体無いですね。

 白服の人は、冴子が海に落ちるシーンを目撃していたのが印象的です。
となると、この人が冴子を助けてどうこうする、と言う格好になるのでしょうか。
平成ライダーにおける水落ちは、確実に生存フラグですからね。
 冴子は、タブーメモリを失ったとなれば大して何が出来ると言う訳でも無いでしょうけど。
ナスカメモリを実は持ち出していた、とかだと面白くなりそうです。
同じように組織を抜けようと持ちかけてきた霧彦を自分で殺しておいて、何とも皮肉な話になりますが。
 自分より妹を愛した父親と、そして自分より父親に愛された妹への復讐ってのは何ともリアルと言いますか・・・あながち筋違いとも言えないのがリアリティ。
こういうドロドロ家族と言うのは嫌いではありませんが、このまま冴子に何の救いも無いのは見ていてキツそうです。

 別に今回に始まった事ではありませんが、エクストリームってあまり上手く使われてませんよね。持て余されているとでも言うのでしょうか。
 いきなりエクストリームで必殺技、と言う流れがあまりに多いです。
そして、その成功率の低さに目が行ってしまいます。
そもそも動きにくい、短剣と盾とビームではアクションで見栄えをつけにくい、ハーフチェンジといった変化の付け方ができない・・・など、かなり使いにくい要素が多いですよね、改めて考えると。
 さらに、前回登場したばかりのトライアルが早くも封じられたのはあまりに予想外。
こういう時は、エクストリームが阻止されるて代わりにトライアルが出るぐらいで例年通りなのですが。
 やっぱり、CGを多用するので予算的に苦しいのでしょうか?
今回、変身シーンがかなり飛ばされたり隠されたりしましたからね。
カットが飛んだり、あるいは転がるドラム缶で隠れるなんて事もありました。
ここに来て予算不足なんて事はないでしょうね・・・?
 話が逸脱しましたが、Wの脚本サイドはパワーアップの話自体は非常に上手く作られたと思いますが、その後の使い方って言うとちょっと詰まっている感があります。

 次回は、やはりフィリップと若菜メイン。
敵方のヒロインとのロマンスに、久しぶりのファングジョーカー。
何だかんだで結構楽しみです。
Posted by jerid_and_me at 16:17│Comments(3)TrackBack(12) 特撮ネタ | 仮面ライダーW

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◎仮面ライダーW第37話「来訪者X/約束の橋」【ぺろぺろキャンディー】at 2010年10月19日 13:21
この記事へのコメント
5
“別に今回に始まった事ではありませんが、エクストリームってあまり上手く使われてませんよね”
“Wの脚本サイドはパワーアップの話自体は非常に上手く作られたと思いますが、その後の使い方って言うとちょっと詰まっている感があります”

↑最近の『W』は、ドラマパートは良いのにアクションパートが何だか残念なのです。皮肉な事に、私が今日の放送で最も感動したアクションは、ゴスロリファッションでイナゴの佃煮を食べていた佃井皆美ちゃんでした。おや、“佃”と言う文字が既に2度出ていますね(驚)。変身前の役者さんも頑張っているとは思いますが、やはり“本当に動ける人”は凄いですね。来週で退場では勿体無いかと。
近年のライダーは“散々引っ張っておいて丸投げエンド”が多かったですが、流石に『W』でそれは無いと思…いたいです。白●Pも関わっていませんし(小声)。急浮上した<財団X>も、意外と唐突な感じは有りませんでしたし、最終クールに期待します!
話は変わりますが、私も金曜日に有休を使って『トリロジー』観て来ました。『トリロジー』1本目の上映終了後の僅か15分後に、佐藤健くんが出演した『TRICK』2本目の上映が始まるという良いタイミングだったので、昼食抜きで観てしまいました。ジェリドさんの感想をお待ちしています♪
Posted by 特命鬼謀 at 2010年05月30日 17:43
新章開始と同時に、一気に物語の核心に迫りそうな勢いに
思わず朝から興奮してしまいました

今回でようやく園咲家が黒幕だと探偵事務所一同は知ったわけですが
まぁ無理も無いかなとは思います、視聴者は神の視点から見ているわけですから
「さっさと園咲家に突っ込めよ」と思いますが、彼らには園咲家は怪しいというだけで
メモリの流通に関わっている確固たる証拠が無かったわけですしね、
実際琉兵衛が証拠をもみ消しているらしいということが分かりましたし

とは言うもの、フィリップが16話の女性が園咲冴子と知っていて
しかも園咲家がメモリの流通に関わっているのではないかと気付いていたのには驚きました

ホッパードーパントの女性は予告ではどんなキャラになるのか不安でしたが
処刑人という肩書きと、何を考えているか分からない不気味さが出ていて安心しました
とは言ってもこちらはゲストっぽい気がしますが

とりあえず今後、その財団Xの使者と思われる男性がどう物語に関わってきて、ミュージアムの目的
更にフィリップの行動が気になるところです
真相が明らかになるつつあるのは嬉しいですが、さじ加減を間違うとアギトみたいに
ラスト数話がオマケになりかねないので気をつけてほしいところです
Posted by 夜叉 at 2010年05月30日 20:20
>>特命鬼謀さん
毎度コメントありがとうございまーす。
ええ、やはり本当に動ける人っていうのは現代だとやはり希少でしょうからね。
同じく超絶中の人のカッシスワーム乃木みたいに、生身でライダーを圧倒するぐらいやってくれると面白かったかも、などと思います。
 一方で変身後のアクションが最近ちょっとイマイチと言うのは同意出来るところです。
前回のトライアルは頑張ったと思いますが、今回はどうも・・・。
 財団X、今のところ案外普通ですよね。そもそも2人しか出ていないって言う。
こういうのはコンパクトさも大事なのだと思った次第です。
 Wは確かに、「そういう人」らが関わっていないので、もしかするとラストまできっちり期待できるかも、と思います。
トリロジー、いつ時間を作れますやら・・・必ず書くつもりではありますが。

>>夜叉さん
毎度コメントありがとうございまーす。
まあ・・・そうなんですよね。よくよく考えてみると、事務所組が園咲家に行き着くための確たる証拠ってのは無いように思えますし。
2人と園咲との接点と言うと、売人であるとバレていた霧彦の存在ぐらいでしょうか。
 ホッパーの人、予告では嫌な予感ばかりでしたが、実際には案外良かったと言うか、風都の女性にしては裏表がありませんよね(笑)
 クライマックスと言うのは最初から急ぎすぎてもいけないものですね・・・確かに。
アギトみたいな急ぎすぎも却って駄目でしょうが、脚本家間の打ち合わせもしっかりしていそうですし、どうなるにせよきっちり練った結果になると思います。
Posted by ジェリドと管理人 at 2010年05月31日 23:05