2011年04月24日

今週の仮面ライダー000「第31話 恩返しとたくらみと紫のメダル」

 ようやくストーリーに進展が見られるようになりました。
「これまでの仮面ライダー000!映司は、アンクが右腕だけしか復活できなかった理由が、もう1人のアンクの存在にあったことを知る。そして、吸収されれば今のアンクは消滅する事も。一方、世界の終末を望むドクター真木は鴻上ファウンデーションから離れる。それは、彼にとって人類側との完全なる決別を意味していた!」
 そう言えば、真木の行動ってのは言わば人類そのものに対する裏切りのような物ですね・・・。
そんな大それた欲望だか使命感の持ち主のヤミーが既にあっさりと倒されてしまった、と言うのがマイナスにならなければ良いのですが。

 映司とアンクは珍しく街の甘味処でアイス。
アンク行儀悪い・・・。
「アンク!座る場所間違えてるって!」
わざとのような気もします。
 そこへ、待ち合わせていた伊達と後藤が到着。
「悪い悪い、呼び出しといて遅れちまって。」
「いらっしゃい!」
「あ、いえ。でも、どうしたんですか?」
「いや、後藤ちゃんがちょっと財団で気になることを聞いてきてさ。お父さん、団子4つ!」
「団子4つ、あいよ!」
団子を注文しながら真木らが切り出したのは、例の真木の裏切りの件。
「例の真木博士の事だ。研究所を出るときに持ち出した物があるらしい。会長の様子からして、相当重要な物だと思う。」
「・・・いや、参ったね。あのドクターが敵に回るとは。」
本当、伊達と真木のコンビは良い物だったのですが。
「はい、お待たせしました。」
「おっ!」
「この先どうなるか、油断できないって事ですね・・・。おいしい!アンクも食べてみ・・・」
2本目のアイスを手にドヤ顔のアンク。
中の人は寒かろう・・・。

 旧真木邸に拠点を移した真木・カザリ・真アンク。
「何それ?」
「退職金代わりに財団から頂いてきました。無断ですが。鴻上会長からヨーロッパから持ち帰ったものの1つです。」
真木が持ち出したのは、何やらこれまた古い、石でできているような円盤。
それをヤスリでこじって開けようとしています。

 その夜、自転車に乗ってとある雑居ビルに乗り付けた若い男。
ビルの中には貸金業者が。
「いやあ、夜分にすいませんね。今月分の返済金、まだ振り込まれてないんですわ。」
もう日付も変わろうと言うのに、多くの従業員が催促の電話をかけています。
なんというヤミ金融・・・。
「分かりました。利息だけでもお願いしますよ。」
「もう1円でも2円でも振りこんでもらえませんかね。」
どうやら利息も高そうです。
 そして時計が深夜0時を刻むと、突然社長が立ち上がり
「時間だ!」
と告げると、全従業員の体からクズヤミーが半分抜け出し、セルメダルを1枚ずつ放出。
ヤミ金融かと思えば、まさかのヤミー金融でした。
 そのメダルを小さな袋に回収すると、
「今夜の分、取りに来ました。あざーっす!」
先程の男が小袋を回収。
 再び自転車に乗って向かった先には、
「うっす。遅くなっちゃって申し訳ないっす!どうぞ。」
まさかのウヴァ。しかも、この手口で相当なセルメダルを貯めている様子。
ニヤニヤが抑えきれていません。

 旧真木邸では、ついに持ち出した円盤が開き、中から出てきたのはメダル。
それも紫色のコアメダルが。
「これ・・・コアメダル!?」
「そう。今まで1度も世に出たことの無い、完全な状態の10枚。そしてメダルを抜く事で、欠けた穴を埋めようとする欲望が芽生え、生命体グリードとなる。」
真木が持ち出したのは、800年前の時点でもカザリらのように実験的に誕生させられる事のなかったグリードの元。
今まさに、自らグリードを生み出そうとする真木の度胸にはカザリも引くほどです。

 Aパート。
「Count The Medals!現在、オーズの使えるメダルは?」
今回のクスクシエは、もはや国籍関係なく新学期フェア。
学ラン姿の映司がお出迎え。
「いらっしゃいませ!こちらへどうぞ。」
学ランと来ればセーラー服。
と思えば、まさかの知世子がセーラー服で登場。これは無理すんなよと言わざるを得ない・・・。
「こんにちは!・・・あら?比奈ちゃん。今日、夜からじゃなかった?」
「あ、そうなんですけど。あの、同じ学校の友達の。」
「三原鈴香です。初めまして。」
「いらっしゃい!どうぞどうぞ。」
こっそりと映司に相談を持ちかける比奈。
「映司君、ちょっと相談が・・・。」
何故かヒロインの知人に相談を持ちかけられる、これも古くからある主人公的現象ですよね。
「『シャンゼリゼ通りの新入生』です!どうぞ、ごゆっくり。」
凄いネーミングのスイーツ。こう言うのも毎回知世子が考えているんでしょうか。
 で、その鈴香の相談と言うのは
「これなんですけど・・・。」
出されたのは「三原先生へ」と書かれた封筒。
「え?毎日お金が郵便受けに?」
「去年の秋頃から、1ヶ月に1回。でも、最近は毎日・・・夜中に届けられてるみたいで。」
「毎日・・・?あ、でこの三原先生って?」
「父です。高校の教師だったんですけど・・・一昨年、亡くなって。」
「あ・・・もしかして、それを知らないで?」
「そこも、よくは・・・。あの、もしかすると母と二人暮らしなのを見兼ねて、助けてくれてるのかも。」
「鈴香ちゃん、どうしても会ってお礼を言いたいって。」
どうやら、善意のお金が届けられているようですが、その意図も相手も分からない、と。
母子家庭で父親が鬼籍に入っているため、何かあっても大丈夫そうな男の映司に話が来たと。
「そっか・・・分かった。じゃあ、俺が今晩その人を待ってみるよ。」
「ありがとうございます!お願いします。」
「良かったね。」
「ありがとう。」
またしても人助けをすることになった映司。

 真木の研究室を調べてみる伊達と後藤でしたが、
「ふう・・・あーあ。どうよ後藤ちゃん、分かりそう?ドクターが持ち出したもんの事。」
「無理っぽいですね・・・データが殆ど破壊されてて。」
研究室は荒れ放題で、端末のデータも破壊済み。
「立つ真木、後を濁さずか。いやあ、参ったね。」
が、そこに何やら動く物が。
「お、何だ?」
「新しいカンドロイドみたいですね。」
見た目としては、どうやらサイ・・・かトリケラトプスか。
「おっと!何だお前?ドクターに置いて行かれたのか?」
ともあれ機能も分からず、
「よし!片付けるか。」
ともかくも散らかった研究室を片付ける事に。

 一方の会長室では、珍しくワインなど手にしている光生。
「ドクター真木・・・決別とは悲しい選択だよ。まさか紫のグリードを目覚めさせようとはね。」
一口乗んだかと思えば、残りは捨ててしまいました。
何がしたかったんでしょうか・・・やはり甘党は下戸なんでしょうか。
 その真木らは、
「面白いこと考えるよね、アンタも。」
黙って食事中。と言っても食べているのは一応人間である真木だけですが。
咀嚼の音がやに生々しいです。

 先程の男は、またしてもセルメダルの回収。
「今夜の分、取りに来ました・・・あざーっす!」
「うっす!お待たせしちゃって、申し訳ないです!どうぞ。」
「ご苦労。」
どうやら、セルメダルの代わりに現金・・・それも1回で3万円ほども渡しているようです。
ヤミー金融の元締めとして、日本円もセルメダルもかなり潤っているようですね・・・。
「とんでもないです!あざーっす!」
「人間もクズヤミーも使いようだな。メズール、ガメル。お前たちを取り込まなくても、俺は俺で力をつける。このセルメダルで・・・。」
慎重と言えば慎重ですし、ヘタレと言えばヘタレですよね・・・代替品で満足してるわけですし。

 で、先程の男は得た金の多くを三原家のポストに投函。
そして立ち去ろうとしたところで現れる映司。
「あの・・・いきなりすいません。俺、三原先生の娘さんに頼まれて。」
「へ?」
こんな時間に学ラン姿でウロウロしてたら色々と危ないような・・・。

 後日クスクシエでは、
「お待たせしました、ごゆっくりどうぞ。」
こちらはブレザー姿で接客する比奈。
これは流石に似合いすぎる・・・!
 また、、先程の男・・・坂田を呼び出し
「あの人がそうですか?」
「うん。案外、あっさり会ってもいいって。」
相手が若い男、ってのは割と拍子抜けでしょうね。
「はいどうぞ。彼女、もうすぐで来るみたいです。」
「お礼なんていいんだけどね!本当、ただの恩返しだし。三原先生、悪い仲間から抜けさせてくれたり、独り立ちすんのに金、貸してくれたりして。だからせめて、残った家族を陰ながら・・・って、大した事じゃねえけど!」
 あ・・・何かこの人ウザイなと思ってしまいました。
「いや、大した事ありますって!」
「照れるなぁ〜!」
ああ、うんウザいです。
「アンクちゃん、健全な精神は健全な肉体から!しっかり食べてね。」
知世子にかかれば、問答無用でちゃんとした料理がアンクの目の前にも並んでしまいます。
 そこへ鈴香が。
「あら、比奈ちゃんのお友達。」
「こんにちは!」
「比奈ちゃん!」
「鈴香ちゃん!」
鈴香の姿を目にするや、挙動不審になる坂田。
「あ、いやお礼とか本当にいいから・・・。」
と早くも感謝されるつもりでいると、鈴香からは予想外の言動が。
「お願いです!もうお金はやめて下さい!」
「へ?」
「え?」
「うちのお母さん、すっかり甘えちゃって・・・。仕事休んだり、買い物で借金まで!このままじゃ駄目になって・・・。本当にすいません!今までのお金も返せませんけど、本当にもう・・・やめて下さい!」
 それだけ言って出ていってしまいました。
ガックリと崩れ落ちた坂田の懐からは1枚のセルメダル。
その音をしっかり聞き取った食事中のアンク。
「あら、もうお帰り?比奈ちゃん?」
「あ、坂田さん。それって・・・。」
映司もセルメダルに気づくものの、
「うおっ!?って言うか、待って〜!」
メダルを隠すためか鈴香を追うためか、慌てて出ていってしまう坂田と、それを追いかけて出て行く映司、比奈にアンクまで。
「ちょっと、みんな!?・・・後藤君、戻って来て〜・・・。」
アクシデントのたびに人がいなくなる本拠地。お約束です。

 逃げる坂田を追う3人。
「待って!」
「どけ!」
ロケットパンチで手荒に捕まえるアンク。
「あ痛!お前ら、何すんだよ!?」
「いや、俺は何も・・・。」
「さっき、ここつかんでグイってやったろ!?グイって!」
うるさくわめく坂田を捕まえ、
「おい!さっきのメダルどうした?」
「何これ手袋?」
「手袋じゃねえ!」
いや、注目どころはそこでは・・・。
 そこで坂田が偶然目にしたのは、
「すいません!」
「次はお願いしますよ。」
借金取りに頭を下げる鈴香の姿。
「あれ?あの2人、確か・・・。」
他でもない、自らがメダルを回収しているヤミー金融の社員。
「あーっ!え〜?何だよこれ・・・俺が金渡して借金させて、その会社から俺が金貰って、また・・・。冗談じゃねえって!」
驚くべき利益構造に気がついてしまった坂田。

 坂田は血相を変えてヤミー金融に乗り込み、
「社長さん、悪い!あの、借りた金必ず返すからさ。どうしても勘弁してやって欲しい家があんだよ。な?・・・頼むよ!」
と嘆願するも、
「頼む、って・・・仕事の邪魔をね、するな!」
当然の結果ながら、どつき返されてしまいました。
 その拍子にか、社員から次々とクズヤミーが抜け出し、事務所は大パニックに。
そこへ丁度追いついてきた映司ら。
「クズヤミー・・・ウヴァか!」
「坂田さん!?」
「比奈ちゃん!坂田さん連れて逃げて!」
坂田を比奈に任せ、メダルを受け取った映司はオーズに変身。
「変身!」
「タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ♪タトバタ・ト・バ♪」
オーズを見て事務所はさらに騒然。

 逃げる坂田を追いかける比奈。
「坂田さん、待って!」
その前に現れたウヴァ。
「面倒な奴らを引っ張り込んでくれたな。最後にもう一稼ぎしてもらおうか。」
と、坂田にセルメダルを投入し、白ヤミーが出てきたのを見計らって立ち去るウヴァ。
 なかなか死なないクズヤミーが相手とあって、難儀している映司ら。 
「こんなにクズヤミーが居たなんて!」
「クズじゃあ俺も気付けない。チマチマ稼いでたなんて、ウヴァにしちゃ考えたな。」
クズならアンクレーダーに引っかからないと言うのは便利です。
 ともかくもクズヤミーを始末して外に出ると、
「大丈夫ですか!?」
「比奈ちゃん!」
「映司君!」
「大丈夫?」
「坂田さんからヤミーが・・・。」
「え!?」
その坂田はと言うと落胆中。
「何だこれ・・・俺、何やってたんだ?」

 公園で事情を聞くと、
「じゃあ、毎晩メダルの回収をしてたんですか?」
「何か、怖そうな男から『いい仕事がある』って言われて。仕事は簡単だし、前よりもっと金届けられるし。」
「なるほど。」
「でもなぁ〜、まさか俺のせいで先生んち駄目になってたとは。」
この結果を気に病んでいた坂田ですが、
「それは・・・たまたま裏目に出ちゃっただけで。」
とフォローが入ると、すかさず調子に乗ります。
「だよな!?たまたまだよな!いや俺、今まで悪かった分いい事しようって思ってんのよ!間違ってないよな?よし!もっと稼いで、俺が借金返してやる!」
 やはりウザいです。
「フン、その欲望なら、かなりいいヤミーが生まれたんだろうなぁ。」
と、ここでアンクが痛い一言。
「は?何?欲望?」
「アンク!坂田さんはただ恩返しするために。」
「そうだよ、恩返しだよ。それのどこが欲望なんだよ?」
「分かりますよ。坂田さんが、先生の家族助けようとした気持ち。今回は、比奈ちゃんの言うとおり『たまたま』ってだけで。」
「だろ?」
「ただ、人を助けるときはその『たまたま』があるって事を・・・忘れないほうが良いですかね。」
映司もまた、人助けの責任を匂わせるような言葉を投げかけています。

 その坂田の白ヤミーは銀行を襲撃。
ケースいっぱいの札束を奪いとり、何をするかと思えば銀行の玄関先にバラ撒いています。
「あげる・・・!」
金だ金だと群がる一般市民。警備員まで・・・。
それを見て満足したかのように、蛾のようなヤミーに変化すると上空へ。
「ヤミーだ。」
「え?おい!」
早くも察知し駆け出すアンク。
 同時に伊達のゴリラカンドロイドも起動し、
「後藤ちゃん、お出ましになったみたいだぞ。」
「行きましょう。」

 上空から高笑いを上げながら金をバラ撒くヤミー。
地上では、市民らが狂喜乱舞しながら拾い集めています。
「いた!」
「何だあいつ!?」
ズバリあんたの欲望だと言わざるを得ない。
「すばしっこそうな奴だな。おい映司、これで行け。」
メダルを受け取り、変身する映司。
「変身!」
「タカ!ウナギ!タコ!」
頭が赤で首から下は水色・・・何とも気色の悪い取り合わせです。
「え!?何これ!?」
状況が飲み込めない坂田。
 しかし、周りで金に群がる一般人と、自分の欲望だというバケモノを目の当たりにし
「なあ・・・あの、金バラ撒いたのが俺の欲望だってのか?」
「いいえ!ヤミーは欲望を暴走させるんです。あれが坂田さんって訳じゃ・・・。」
しかし本質は同じなわけで、あまりフォローにもなっていないような。
 遅れて到着した伊達ら。
「おうおう、随分と景気のいいヤミーちゃんだね。」
「一応言っておきますけど、あのお金は拾わないで下さいね。」
「分かってますって。変身!」
信用のない伊達さん・・・。ともあれバースに変身。
「よし。お金はちゃんと、仕事で稼がないとな!」
「やめて下さい!危険ですから、ここから逃げてください!」
お金しか目に映らず、近くにバケモノが居ることにさえ気付かなかった市民に逃げるよう促す後藤。

 バースが加勢すると、ウヴァもまた参戦。
「ウヴァ・・・!」
「2対1は卑怯だろ!」
ウナギムチで応戦するオーズですが、全く歯が立ちません。
「セルメダルもそれなりに増やせば、コアメダルに匹敵する!」
仰る通り、傍らのバースがそれを体現しております。
 電撃も強さを増しており、
「チッ、ウヴァの奴、どれほどのセルメダルを・・・?」
アンクも驚くほどの貯まりよう。
「アンク!ウヴァに対抗できるのは?」
「火だ!」
虫には火って、そんなポケモンみたいな。
「おい!お前コンボはやめとけって!」
「背に腹は代えられないでしょ!」
「タカ!クジャク!コンドル!タ〜ジャ〜ドル〜♪」
伊達の反対も押し切り、タジャドルにチェンジ。

 真木邸では、器から半分ほども紫のメダルを抜き出した所で、残りのメダルが急に飛び出してしまいました。
「何でメダルが!?」
カザリ・・・すっかり真木にペースを握られています。

 後半は追記へ。
 2対2での戦いは、それぞれ適材適所に。
「伊達さん!ヤミーの方、よろしく!」
「ったく、しょうがねえ!了解!後藤ちゃん、メダル!」
後藤がミルク缶を開けると、中には先程の新型カンドロイドが。
 これが優れもので、尻尾と頭による正確無比なコントロールでバースバスターのマガジンにメダルを投入。、
「おおっ!?やるじゃん!よし!」
後藤さんの仕事が危ない!
 オーズVSウヴァの方は、セルメダルの作用か、ついに空中浮遊まで可能になったウヴァ。
が、空中ではタジャドルの機動性の前にサンドバッグ状態。
せっかくのメダルも放出してしまい、コアメダルまでアンクに奪われる始末。
 自身のコアこそ失わなかったものの、取り込まずに大事に持っておいたガメルコア2枚を喪失。
「ハッ!悪いな、ウヴァ。」
能力をひけらかして逆にマイナスに転ずるとは・・・ウヴァさん流石すぎる。
「ギン!ギン!ギン!ギン!ギン!ギン!ギガスキャン!」
「伊達さん、避けて!」
セルメダルのみのギガスキャンで、早くもヤミーを撃破。
「やった!すげえ!」
一転して大ピンチに陥るウヴァ。
 そこへ飛来したのは、あの紫のメダル。
オーズの周りを飛び回ったかと思いきや、突如オーズに突入。
 様子が急変し、強制的に変身が解除されメダルを排除。
「何!?」
慌てて回収するも、内一枚をウヴァに奪われる・・・略してウヴァわれるという事態に。
「ウヴァ!」
「俺もついてるな。ところでアンク、今オーズに入っていったメダルは何だ?」
「知るか!」
「まあいい。とりあえず、これだけは貰っておく。」
赤コア1枚を失い、オーズは変身を解除、意識のない映司。
目には怪しい紫の光が。
「火野!」
「映司君!」
「火野!火野、聞こえるか!?」
「何だ?さっきのメダルは・・・。」
アンクの関心ごとはやはり紫のメダル。
「呼吸も脈も正常だ。どうなってるんだ?」
「おい!おい映司!」
周りを押しのけ、映司に掴みかかるアンク。
「アンク!やめて!」
「よせ!とにかくヤバそうだ。病院連れてくぞ!よし、行こう!」
ともかくも病院に連れていく事になりましたが、何とも不穏な・・・という所でEND。

 全体的な感想としましては、ようやくメダルが動きましたね。
これまで、困ったときのタジャドル扱いだったのが使用不能になり、代わりにウヴァの隠し持っていたガメルコアによりサゴーゾが復旧。
 まあ地味に勝率のあるコンボだったと思いますが・・・そんなに強いコンボには思えない不思議。
阻止されたりカザリにはいいようにやられたりしてましたし。
現実問題としては、中間フォームであるタジャドルを一旦下げることで、次回からの紫コンボの優位性を強調すると言った所でしょうか。
イレギュラーに邪魔をされるアンクや、ただメダルを落とすばかりではないウヴァという構図ができるので、割と上手い動かし方だと思います。

 それにしても紫のメダルはここに来て大きな謎と言うかイレギュラーと言うか。
何せ、他のグリードのように実験的に目覚めさせられる事自体が無かったので、その正体ってのはおそらく歴史上誰も知らないんですよね。
あるいは、あまりに他と比べて危ないので、何らかの方法であの円盤に封印されたか。
 まさか憑依のようなスタイルを取るとは思いませんでしたよ。
他のグリードがコアメダルを核としてセルメダルを凝集させ肉体とするのに対し、こちらはコアメダルを他の生き物の肉体に埋め込んでそのまま使うと言ったところなのか。
アイスの棒に例えるなら、それこそ別のものに突き刺さって「これは食べ物である」と主張するような物でしょうか。・・・うん意味がよく分からない。
 何にせよ、今回の件による人体への影響だとか、そう言うのが後々になって出てきそうで怖いな・・・と思うところではあります。

 今回の欲望は「いい事をしたい」という欲望の類に属しそうですね。
バッタヤミーの時しかり、独善的な行いと言うか。
 親切心や恩返しをしたいというのは欲求であり、またそれが不幸にもマイナス方向に作用してしまう事もある・・・という事に留意するべきだと言う話。
他人に何かをするという事には責任が伴い、
「自分は良かれと思ってやった。こんな事になるなんて思っていなかった。これは偶然であり自分は悪くなく、むしろ善行を行った善人である」
という理屈は通用しないという、震災等で大変な時期によく放送したものだと思える内容です。
まあ撮影はずっと前にやってるんでしょうけど、すごいタイミング。
 しかも今回の坂田の場合は、最初から娘狙いだったんじゃないのか?と思えてしまうような下心の匂いと、そもそも善行のタネの入手方法があんまりにもブラックな事、余裕ができたらいっぱい渡すけども収入が減ったら相手の状況などお構いなしに減額するであろう事・・・など。
浄財という言葉はありますが、これってあんまり良いものじゃ無いかも知れません。
 あんまりにも自己満足的であり、そのウザさ、開き直りぶり。
また、そうしてバラ撒かれたお金を拾い集める一般人の姿といい、「ここは風都か?」と錯覚してしまった人は多いはず。このリアルな浅ましさ・・・。
この坂田も、1年前だったら「お前の罪を数えろ」と言われてもまあ仕方のないレベルです。

 ウヴァさんは頭を使ってきましたが、どうにもヘタレですね・・・。
確かに他色のコアを取り込む事にはリスクがあり、またコアメダルの奪い合いに参入すれば自分が奪われるリスクもある、と言うのは理解できます。
 都合、表に出ず、ひっそりと感知されない方法でセルメダルのみをコツコツ稼いで力を貯める、という方法は正しくはあるんですけども・・・どうにもヘタレ臭が。
頭いいな、とは思ったんですが。回り道が過ぎます。
 さらに私は、時間をかけて集めたセルメダルが紫コアに全部奪われて「俺のメダル!」と血涙を流すウヴァさんを想像してしまっていたので、一応オーズを圧倒できたという意味ではまだ良かったかなと。
 しかし、パワーアップを自慢していたら痛い目を見るという安心と信頼のウヴァさんクォリティは健在でした。

 一方、チーム真木の方はと言うと、さすが世界の終わりを望んでいるだけあって危険な行動にも躊躇がありません。
むしろカザリが驚きっぱなしで、完全体間近なのにヘタレ化により退場フラグがより濃厚になりました。
慎重さではウヴァのほうが上になってしまいましたし。
このまま紫の奴か、ラスボスの登場と併せて退場しそうな予感です。
 しかし、先のMOVIE大戦COREだと、グリードらはこの紫のについて知ってるはずなんですけどね・・・。
が、目覚めなかったという設定に則るならば知っていられる筈がなし。
つまり・・・どういう事だってばよ?

 次回は新フォーム登場。
毎度のことながら、ネタバレCMはいい加減にどうにかならないのかと・・・。
Posted by jerid_and_me at 09:00│Comments(3)TrackBack(7) 特撮ネタ | 仮面ライダー000

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この記事へのコメント
 震災の影響もあって、かれこれ二月ぶりのウヴァ登場でしたが
その行動の堅実さと言いますか、悪く言えばセコさを思うと
最近のご無沙汰ぶりも納得が行くような気がしました。
当の本人はいたって真面目なあたりも更にシリアスな笑いを誘ってくれますね。

 紫のグリードに関しては本当に、
冬の映画ではグリード全員知り合いのような話も無かったことになってましたね……

 ただ単にパラレル設定と言うよりは昨年の夏映画との繋がりを考慮すると
冬の映画は「Wの世界」でのオーズの物語だったのかなと思いました。
冬映画で翔太郎らと映司が再会するまでに、一年以上とTV版での映司としては長過ぎる時間がありますし……
Posted by 名無し at 2011年04月24日 15:00
今回はいよいよ昨年の映画からずっと登場を期待されていた紫メダルが動き出しましたね
いざ登場してみればまさかここまで他のメダルとは異なる存在だとは思いませんでした

他のグリードも紫メダルの存在を知らないということはやはり800年以上も前から封印されたグリードということでしょうか
映画はもうパラレルと割り切った方がいいでしょうね、
他のグリードと違い、怪人体が存在せずに人間の体内に潜り込むのはギル本来の能力なのか
それとも予想外の原理なのかは現時点では不明ですね、
気になるのは恐竜グリードになってしまうのは映司なのか、それとも怪しさ満開の真木なのかというところですが
体と意思が分離したアンクの例もありますし、これは今後が楽しみですよ、ギルの怪人体が終盤に出る可能性もありますしね

ウヴァは他のメンバーが活躍する中、コツコツセルメダルを集めていたと思うと泣けてきますね…
しかも今回こうやって登場させてもらったのは、メタな視点で見ればコンドルメダルを奪う為でしょう
オーズのメダルシステムは販促の都合で他のフォームを出せないという問題を
設定でちゃんとカバー出来るのは製作者側にとってもかなり助かるんじゃないかと思います

何にせよ次回はいよいよ紫コンボ登場、見た目はここ数年で非常に好みの最強フォームなんで
是非見た目どおりの強さを見せて欲しいですね
Posted by 夜叉 at 2011年04月24日 16:57
>>名無しさん
毎度コメントありがとうございまーす。
確かに、感知できないんじゃ出番がないのも道理という物ですよね。
真面目なわりに、いったん前に出てしまうと自慢癖が出てボロを出してしまうとか面白すぎるでしょう・・・。
 私も最近になって感じたのは、「MOVIE大戦ないし超電王の世界は別の世界」と思った方が良いんだろうか、という事ですね。
Wは割と繋がってるように描かれてますが。
少なくとも000に関してはそうなんだろう、と思えます。

>>夜叉さん
毎度コメントありがとうございまーす。
ええ、何か違うんだろうと思っていたら、ここまで違うとは思っていませんでした。まして、よもや目覚めてさえいなかったとは・・・。
 セルメダルを用意せずに目覚めさせたら人間に入ってしまったでござる、とかそう言う理屈なのでしょうか。
そのうち映司にメダルが溜まって、怪人体となって外に出てきたりして、などと今は思っています。
 恐竜グリードはそのうち普通に分離独立するんじゃないか、と思っています。いや鴻上でも面白いかも知れませんね。
ウヴァって、たまに出てきてはストーリー展開的に重要なメダルを落としたり奪ったりするような・・・という気がしないでもありません。
 新コンボ、確かに最近珍しい感じのデザインですよね。
単色で尖っていると言うのは。ツノっぽさがたまりません。
Posted by ジェリドと管理人 at 2011年04月25日 21:17