2012年04月22日

今週の仮面ライダーフォーゼ『第32話 超・宇・宙・剣』

 まさかの主人公死亡ですが、番組タイトルも元通り。
「これが、前回の仮面ライダーフォーゼ!」
「この昴星は、余の王国だ。」
アリエスの正体は、皮肉にも流星と交換で昴星に行っていた山田。
「二郎を救える・・・こいつなら!」
二郎の事となると目の色が変わる流星。
「何でも受け止めるぜ、流星!お前のダチに関わることなら!」
「だったら受け止めて死んでくれ、如月!」
そのまま弦太朗を殺害してしまうメテオ。これは衝撃的。
「二郎を救うためには、どうしてもアリエスの力が必要なんだ。」
「初めて、お前と分かり合えた気がするよ、流星・・・。」
まさかの弦太朗絶命という衝撃の引きでした。

 そして今回、倒れた弦太朗に駆け寄る賢吾。
「如月、如月!し、死んでる・・・!」
もしかして実は生きてる、とか考えましたが、本当に死んでいる様子。
「嘘・・・?やだよ・・・!」
「朔田、貴様!今までアリエスに近づくために、俺たちをずっと騙してきたんだな!?」
今までに無いぐらい怒りを顕にする賢吾。
「親友を救うには、それしか無かった・・・。」
「自分の友達を救うために、他人の友達を奪っていい訳がない!俺は絶対、お前を許さないぞ!!」
全くの正論です。
「よくも・・・よくも弦太朗を!」
さらに大文字も激昂し、パワーダイザーのまま襲いかかるもののアリエスの能力に眠らされ、ダイザーから転がり出てしまいました。
他のライダー部員や白川も同様に術中に。
 高笑いするアリエスに、何者かの攻撃が。
もう戦力は残っていないはず・・・と思ったら、出てきたのは自動操縦のメテオスター。
さらに端末にも着信が。フラフラになりながら開いてみると、通信はタチバナから。
「歌星賢吾君、今だ。如月君を連れて逃げろ!」
「タチバナさん・・・?」
「あなたは?」
「早くしたまえ!」
「ビークルモード」
無人のダイザーをビークルモードに変形させ、弦太朗を連れて逃走。
結果として、他のメンバーは放置になってしまいましたが・・・。
「死体を抱えて逃げるとは、下々の考える事は分からん。ハハハ・・・!」
「裏切り者にはもう、メテオの資格は無い!」
「俺は裏切り者だ。だが・・・二郎が助かるなら、それでいい。」
流星も徹底して二郎二郎。こっちもこっちでブレていません。

 残されたライダー部員は昴星の制服に。
(※卒業生も含んでいます)
「昴星での新しい配役は掴めたかい?」
「正気なの?この脚本。」
「もちろんさ。学園の平和を乱す反乱軍と生徒会との戦い。」
何その世紀末高校・・・今日びジャンプ漫画でも見れないシチュエーションですよ。
「こんな残酷な事を、本当にやらせるつもりなのか!?」
「良いだろう?君たちは刑を執行する側なんだからさ。」
「流星君の彼女さん!」
処刑されるのは、弦太朗に協力した白川ら。
 すると、ここでJK
「あの、俺もあんま褒められた人間じゃないっすけど・・・。」
脚本を破り捨て、
「これよりクズなシナリオ、見たことがない。ゴミ以下。」
と言い放ちました。何これカッコいい・・・。
「・・・じゃあ、君達の方を処刑される役に変更しよう。」
ダスタードに囲まれるライダー部。抵抗する大文字ですが、すぐに返り討ちに。
「隼!隼、大丈夫!?」
「自主的に練習しておいてくれ。自分たちの最期を。」
流星を連れ、二郎の待つ病院に向かう山田。
「さて、約束を果たそうかな。朔田君。」
「待て・・・何故だ、流星!何で弦太朗を・・・!」
「そうよ!あんな悪魔に魂を売るなんて!」
「・・・悪魔にしか、出来ない事もある。」
「メテオも仮面ライダーだと思ってた!でも、違った・・・。そんなの、仮面ライダーじゃない!」
一番距離の近かった友子からもこの言われよう。これは効きます。

 ラビットハッチでは、懸命に弦太朗の蘇生を試みる賢吾。
「駄目だ、心臓が動かない・・・!」
スコーピオンの毒の時は、メディカルスイッチとスイッチ連動グローブの併用で治療を行いましたが、流石に心臓が止まっていては効果が現れないようです。
「信じられないよ!こんな殺しても死ななそうな如月が・・・!」
全くの同意です。
 ここで、再び端末に通信が。相手はやはりタチバナ。
「私はタチバナ。朔田流星のクライアントだ。」
「俺は朔田やあんたを絶対に許さない!あんたらのせいで、如月は死んだ!!」
タチバナにも怒りを顕にする賢吾ですが、
「まだだ。如月弦太朗は、ここで終わるような男ではない!」
随分と弦太朗を買っています。
「え?」
「彼に、最後の宇宙の力を与えられるのは、君しかいない!」
「何言ってる・・・?」
「君は自分の手で、奇跡の扉を開いた事があるじゃないか!」
「まさか、あんたが俺にあのゲートスイッチを・・・?」
どうやら、賢吾をラビットハッチに導いたのもタチバナ。
メテオの関係者かと思えば、ライダー部創設にも大いに関与しています。

 病室では、二郎を蘇生させるアリエス。
「二郎!」
「僕は約束を守った。これで協力関係は終了だね。」
あ、これ流星と戦うんだな・・・と匂わせるセリフ。それにしても律儀です。
 確かに目を覚ました二郎。
「二郎、俺が分かるか?」
「流星・・・?」
「さあ、これを早く切るんだ!」
スイッチを切らせる事に成功し、一安心といった流星。
「良かった・・・。これで、あとは人間の医学で治せる筈だ!」

 病院を後にする山田。
そこを理事長室まで強制ワープさせてしまいました。
「お前が、何時まで経っても我望様に謁見しないのでな。」
「せいぜいお叱りを受けろ。」
いい気味だ、といった様子の速水校長。なんという小物・・・。
 しかし、
「アリエス、君の脚本は・・・個性的だね。面白いよ。」
意外に高評価。
「リップサービスでも嬉しいです。」
「いやいや、実に独創的で自由な活動だ。君が満足するまでやるといい。」
と思えば、好きなようにやって・・・後はフォーゼに倒されればいい、と言うふうにしか聞こえません。

 めでたく二郎を回復させた流星でしたが、その顔は浮きません。
「お前・・・何故、そんな切ない顔をしているんだ?」
「俺は裏切り者だ。でも、もう良いんだ。お前さえ助かれば・・・。」
「お前みたいな強い人間になりたくて、スイッチに手を出したのに・・・結局、俺の弱さでお前を苦しめたんだ。俺のためにお前は、自分を失った。」
 すると、計器がアラームを発し、二郎の容態が急変。
「お、おい二郎?どうしたんだ?おい!?二郎!!」
その後、医者の話では
「意識は回復しました。だが、肉体が回復しない。まるで二郎君は、回復するのを拒んでいるかのようです。」
なんという皮肉。
「(二郎、お前は俺を責めているのか?お前が回復してくれなかったら、俺は何故如月を失ってまで・・・。)」
ここで思い出されるのは現太郎の言葉。
「何でも受け止めるぜ、流星!」
「(そうだ・・・あいつは俺を受け止めてくれた。)俺が裏切ったのは自分だ。如月と友達になりたい・・・その自分の本心を裏切ったんだ。如月!!」
 ようやく、取り返しのつかない事をしたと本格的に気づいた流星。

 ラビットハッチでは、タチバナの指示のまま外に出る賢吾。
「復活の答えは、君が今いるラビットハッチの外壁部分にある。」
外壁には、確かに何やら文章が彫られています。
「歌星録郎・・・父さんのメッセージだ。」
砂をどけ、メッセージを読んでみると
「宇宙を掴む若者達へ。宇宙は1人では挑めない。互いを信じて、手を繋げ。最後に不可能を超えるのは、人間同士の・・・絆。」
ここでも思い出されるのは弦太朗。
「俺は天の川高校の全員と友達になる男だ!」
やはり普通には蘇生不可能と言う事で、本当に死んでいる様子。

 いつもの廃工場に続き、いつもの採石場で処刑シーンのセッティングを行う山田。
「さあ、処刑シーンと行こう!トチるなよ、生徒会。」
「こんな最期やだ!」
JK、さっきの威勢はどこへやら。
「嫌だ・・・出来ないよ・・・。」
「そんなセリフを書いた覚えはない。使えない役者は眠れ!」
アリエスに変身し、自ら始末しようとする山田。
「やめて、山田君!」
すると、そこへ現れたのは流星。生身ですごいキック・・・。
「流星!?」
「流星君!?」
「今更、何しに来たのよ!?」
「俺は全てを失った。仮面ライダーの資格も、二郎も、如月も。俺はせめて、如月の守りたかった物だけでも守る。償いなどではなく、俺自身へのけじめとして。」
 今やただの回るベルトと化したメテオドライバーを置き、生身でダスタードに突っ込む流星。
「皆、逃げろ!」
「助かった・・・。」
「ありがとう!」
どうにか逃げるライダー部ら。
 大勢を相手に善戦する流星。
「アリエス!他人の運命を操るのもここまでだ!お前の運命は・・・俺が決める!」
まさかの生身メテオ。しかし・・・。
「余の芝居では、アドリブは極刑だ!」
流石に、ホロスコープスの相手にはなりませんでした。

 ラビットハッチでは、ついにコズミックスイッチによる蘇生を試みる賢吾。
「如月、今からコズミックスイッチで君に、最後の宇宙の力を注ぎ込む!」
「そっとしといてやれよ、歌星・・・。」
大杉なぜそこで諦める・・・。
「何言ってるんですか、先生!こいつは如月弦太朗ですよ!?なあ、そんなもんじゃないだろう?君の非常識は!」
しかし、コズミックスイッチはまたしてもドライバーを拒絶しています。

 その頃、現太郎は何やら光の中に・・・三途だこれ!
「親父と・・・おふくろ?」
『向こう側』に踏み出そうとする弦太朗の背後に現れた賢吾。
「行くな、如月!」
「賢吾・・・?」
「今こそコズミックステイツになって、復活するんだ!」
「でも、何か足らないんだろ?」
弦太朗はもはや諦めの色があるようですが、
「足りなかったのは、俺達の気持ちだ!」
「気持ち?」
「フォーゼの君と、それを支える俺たち仮面ライダー部。その俺達の絆が、最後の扉を開く。」
「俺達の絆・・・。」
「そうだ。絆を心に思って変身するんだよ。如月、君のやってきた事は正しかったんだ!」
ここで弦太朗のポーズを真似してみせる賢吾。そして手を取ると、他のライダー部員もその手をとり、弦太朗を生に引っ張り上げようとします。
「変身だ、如月!如月!!」
ついにドライバーに挿さるコズミックスイッチ。
「コズミック」
そしてドライバーのスイッチをON。
「3・2・1」
「「変身!」」
弦太朗の精神体にスイッチが集まり、コズミックステイツへと変身すると同時に目を覚ます弦太朗。
起き上がった拍子に大杉と激突。
「あ、あ!あ痛!!奇跡、起きた・・・。」
大杉は犠牲になったのだ・・・。
「賢吾・・・感じたよ。お前と皆の、手のぬくもりを・・・。」
「そうか・・・!」
「腹の底で分かった気がしたよ。この宇宙に友達になれない奴なんか居ねえな!って!」
この意味不明の言動、まさしく弦太朗です。
「訳分からん事言うな!それより、行くんだろ?バカな君の事だ!どうせ皆だけでなく、朔田も助けに行くと言うに決まってる!」
「おう!ダチは全部救う。」
「それでいい、助けに行こう。新しい力で!」
ここに来て弦太朗と賢吾の関係がさらに強化。

 現場では、ボコボコにやられる流星。
が、何度でも立ち上がります。粘るなぁ・・・。
「流星さん!もういい!」
そこへ戻ってきてしまうライダー部。(しかも着替えて)
「バカ・・・早く逃げるんだ!」
「でも!」
「流星君!」
「逃げろ・・・!」
流星もついに限界。倒れようとした所で支えたのは弦太朗。
「何だと!?行け!」
ダスタードを仕掛けるアリエスですが、これも生身で撃退。
「如月・・・生きていたのか!?お前に取り返しの付かない事を・・・何て詫びればいいんだ。」
「何だそりゃ?別に詫びる事なんか1つも無えだろ!お前も俺もダチを助けるために全力で戦った、そんでお前が勝った!ただそれだけじゃねえか!友情の真剣勝負が出来んのは、いい奴の証だ!」
 弦太朗節が絶好調。納得できるのが不思議です。
「如月・・・!」
「お前は俺のダチだ、流星!もう1点の曇りも無え。皆も分かってくれたよな?本当のこいつを。」
「もう、バカとかそう言うレベルじゃないわ。」
「全くだ・・・。」
「だから、流星さんも許せる!」
「殺された本人が許しちゃうんじゃねえ・・・。」
「そうだよ、これが弦ちゃんだよ!」
ライダー部もこれには納得。
「知らないぞ・・・俺のような厄介者を。」
「上等だ!ダチは困らされるぐらいが丁度いいんだ!・・・ん!」
ここでついに手を差し出し、友達のサインを交わす2人。

後半は追記へ。ああ後半はまるっとアリエス処刑タイムか・・・。
 これからゲストゾディアーツのごとく始末されるなんて考えてもいないアリエス。
「三文芝居はそのぐらいにしろ。」
「お前のクズシナリオよりは100倍マシだ!今、目を覚まさせてやるぜ、山田!」
「このアリエスの力を忘れたか?」
「残念だが、君の力はもう如月には効かん!」
「今から俺の体は、超強くなる!」
とコズミックスイッチを装填。なんて分かりやすい啖呵。
「コズミック」
「3・2・1」
「変身!」
先ずは一旦ベースステイツに変身。
「っしゃあ!」
「コズミック・オン」
ついにコズミックスイッチをONにすると、賢吾のカバンの中やら、フードロイド内蔵のものまで全てのスイッチが弦太朗に集まり、コズミックステイツへとチェンジ。
「宇宙・・・キター!!!」
銀河系クラスの宇宙キター。
「仮面ライダーフォーゼ!タイマン張らしてもらうぜ!」
「そんなハッタリが通じる相手か?」
先制攻撃を仕掛けるアリエスでしたが、その攻撃をまったく寄せ付けません。
「フォーゼ・コズミックステイツには40のスイッチ、全てのパワーが備わっているんだ。そんな攻撃では傷1つ付かん!」
さしずめ、常時シールドと言った所でしょうか。
「ロケット」
胸部のパネルをタッチすると、ロケットスイッチが具現。それを展開したバリズンソードに挿入。
「ロケット」
「ロケット・オン」
追加でエレキのパネルをタッチすると、
「エレキ・オン」
「行くぜ!」
ロケット推進を行いながら電撃剣で攻撃。恐ろしく派手です。
「凄い!出てる武器に他のスイッチのパワーを足せるんだ!」
ユウキ・・・怪我人をそんなにバシバシと叩いては。
「ランチャー・オン」
「フリーズ・オン」
さらに、バリズンソードを介さない普通のモジュールについても適用可能。
HEAT弾頭ならぬフリーズ弾頭でアリエスを爆撃すると、完全に凍結。
「ファイヤー」
その間にファイヤースイッチを具現化し、バリズンソードに挿入。
「ファイヤー」
「ファイヤー・オン」
動けない所をファイヤー剣で滅多打ち。なんという容赦のなさ。
 すると、超新星の体勢に入るアリエス。
「幹部のあの力だ!」
「心配ない。」
巨大化は死亡フラグ、と言う所ですが、その間もなくバリズンソードを再び畳むとコズミックスイッチを装填。
「リミットブレイク」
「皆の絆で、宇宙を掴む!」
一気に突っ込んだと思えば、背後にワープホールを出現させ、そのまま宇宙へ。
「ワープドライブしたのか!?」
まさかのワープ。バリズンソードを展開し、一旦コズミックスイッチを抜いて再装填。
「抜いて、挿す!必殺!」
「リミットブレイク」
「ライダー超銀河フィニッシュ!!」
圧倒的なエネルギーでアリエスを粉砕。山田はどうなったのか・・・?

 いつの間にか理事長に回収されているアリエススイッチ。
「コズミックステイツか。」
「私に近い力を備えてきました。」
「やるね、フォーゼも。そして謎の支援者の存在か。メテオも繰り出したのもそいつか・・・誰だ?」
どうやら理事長の心当たりには無いようですが・・・?

 その後、再びラビットハッチに迎え入れられた流星。
「二郎は持ち直したよ。如月の言った通り、話しかけてみた。」
しかも白川同伴で。リア充爆発しろ。
「な?効いたろ?俺にも賢吾の声が聞こえたんだ。」
「山田はあれ以来、眠りっぱなしか・・・。」
「皮肉ね。あんなに人間を眠らせ続けてきた子が。」
どうにか地球に帰還したものの、目覚めることのなくなった山田。地味に深刻じゃないですか・・・。
「タチバナさんから新しいメッセージが届いた。反ゾディアーツ同盟の秘密保持のため、今後も敵に対してはメテオの正体を隠したいそうだ。」
 まあ当然といえば当然。
「ふうん・・・じゃあ、私達8人だけの秘密だね!」
「そうね。」
「これからもよろしくな、流星!」
「おかえりなさい・・・秘密の仮面ライダー2号さん。」
やはり流星とくっつくのは友子か・・・白川哀れ。
「ああ。皆・・・ありがとう。」
大文字の(例のポーズ)。すると、そこへ大杉が。
「何?何?何?何?何・・・?今、秘密とか言わなかったか?」
「Oops!」
「うわ、一番口が軽そうな人がキター!」
「教えろ!教えるんだ!ドリルキーック!!」
うわ大杉つよい、と言う所でEND。

 全体的な感想としましては、前半の印象以上に色々と盛り込んでいた割にまとまっていました。
それにしても驚いたのは、『流星が本気の本気で弦太朗を殺害していたという事実』ですね。
 流星も拳法の達人ですから、一旦仮死状態に追い込んだだけで時間が経てば自然に目を覚ます、あるいは一定の手順を取れば蘇生する、とかだと思っていたのですが、殺った張本人が「取り返しの付かない事を」と打ちひしがれる展開になろうとは、そこまで予見していませんでした。
 フォーゼが弦太朗で、コズミックスイッチが完成していなければ成し得なかった復活劇でした。
弦太朗が友達にこだわる理由が薄く感じるという基板面での不安はありますが、理屈としては割りと整合性や必然性のあるストーリーで、パワーアップ回としてはかなり高評価できます。
 蘇生の方法が、手段としてのコズミックスイッチはあれど、基本的には完全に力押しと言うのが凄い。
あれは単純に呼びかけの効果と、弦太朗(の霊的なモノ)の意識の問題だったのでは?と思わされます。
 いずれにせよ、絆をきっかけにして復活すると言うのは世相を反映したヒーローだな、と言う感じで良いと思います。

 ストーリーの流れとしては、流星は何らブレる事無くひたすら二郎の復活を求めて、その結果としてライダー部と暗に対立し、弦太朗を殺害。タチバナに対する裏切りとなり正体が露見。
そして弦太朗はいつも通りに流星を赦し、そう言うと流石に他のメンバーも文句は言わず、二郎も助かって流星=メテオが受け入れられる、と。
 キャラの方向性を全く変える事なく、これだけの事を無理なく一気にやってのけたのは流石と言うよりありませんね・・・流星=メテオとライダー部の和解は劇的なものであるべきだ、と思っていた私にとっても大満足の結果です。
 加えて、賢吾とタチバナの接触から話を広げていくという所までやるとは。
ラビットハッチの存在を当然のように知っていたり、今まで誰も気づいていなかったメッセージの存在を示したり、大体にして賢吾をラビットハッチに贈ったのがそもそもタチバナだったりと。
どう考えても父親です、本当にありがとうございました。
 特にメッセージについては、あれはこれまでの見地に則るならば
「死に際の父親が遺したもの」な訳ですから、それを知っているのは本人以外にありえない筈。
・・・しかし、考えれば考えるほど賢吾父が超人じみていた事を実感させられます。
 半壊した基地にひとり残されたと思えば、スイッチとドライバーの研究を続け、さらに自身を改造し、M-BUSを建造し、打ち上げ・・・本当に人間ですかこの人。
組織的作業でも難しいレベルの案件ばかりです。
コズミックエナジー万能説で片付きそうな気もしないではありませんが。

 ストーリ的な所はもとより、今回は生身のアクションが凄いと言う他ありませんでした。
いや、弦太朗の人にせよ流星の人にせよ、まさかあそこまで動けるとは・・・それを見越してのキャスティングでしょうか。
 特に流星の人はすごい演技派ですよね。
ダメージ受けてフラフラになってるところの演技とか、前にもありましたがヤバさ加減が尋常ではありません。
今回の白目をむいて倒れる所とか、心底並大抵ではないと思いましたよ。
いったい何が彼をそこまでさせるのか・・・。

 戦闘と言えばコズミックステイツ初登場。
攻撃の派手さで言うなら、最終フォームの中でもかなり派手な部類に入ります。
武器も巨大でかなり動きづらそうな分、エフェクト増し増しで迫力がえらいことに。
 スペックは低いとよく話題になりますが、スイッチの能力重ねがけ、謎バリヤー、そして強制ワープと、かなりチートじみています。時間を我が物とするハイパーカブトに次ぐチートぶり。
そりゃあ弦太朗1人の蘇生ぐらい造作も無い事ですよね・・・。
 見た目に関してはもはやどうコメントしていいのか分かりません。
フォーゼは見る側のデザインセンスをかなり破壊してきましたから・・・もう何が何だか。
ベース以上に「変形して空を飛びそう」な見た目なのだけは分かります。可変MS的な。

 さて次回は、流星とも和解したところで修学旅行編。
毎度おなじみ京都太秦ロケです。修学旅行で京都ってのは自然ですよ。
映画で出てきたっきり全く音沙汰のなかったレオがついに登場。またしても過去に迫ったりと、今後どう展開するのやら。
Posted by jerid_and_me at 14:33│Comments(11)TrackBack(10) 特撮ネタ | 仮面ライダーフォーゼ

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※メテオにフォーゼ倒される。コウタロウ死亡※アリエスの力で意識不明だった山田を起こし変身解除させて命助かる。※リュウセイは、アリエスを倒しに行く。※そこに復活したコウタ...
◎仮面ライダーフォーゼ第32話「超・宇・宙...【ぺろぺろキャンディー】at 2012年11月10日 17:14
この記事へのコメント
(0M0)「セイゼイオシカリヲウケロ」
「君の脚本は面白いねぇ」
(0M0)「」

殺されても死なないような主人公も復活して(死んでるのに死んでるって(ry)、無事コズミックキター!
ここ最近の32話の中ではダントツに面白かったです。

東映公式にて、コズミックの能力解説。「同じ部位のスイッチのみ、併用が可能。劇中でランチャー×フリーズを使ったけど、逆にすると別の効果となる。」何コレチートすぎる。
ひょっとして3つ以上併用できたりするんだろうか?10×10×・・・今更数え切れるか!

ダディ、京都とかで討ち死にしそうで恐ろしい。

大杉ドリルキックは案外5tくらいありそう。
Posted by エービィ at 2012年04月22日 23:22
そういや映画見てきました。
ちょっと設定とかが気になった部分はありましたが、まぁまぁ面白かったです。
にしても大樹は誰と闘っていたのか・・・
(^U^)<申し訳ございません、このような弟で。
Posted by エービィ at 2012年04月22日 23:25
コンボ出来なくなる剣王然り、カメンライド出来ない遺影然り、CJ固定のWX然り、亜種になれないオーズのプトティラ然り
「パワーアップすると出来ることが少なくなる」というパターンの多い平成ライダーで、パワーアップで能力増し増しというのは逆に新しいですね
WXやプトティラの時のようにスロットフル活用してウリであるモジュールチェンジ能力が死んでしまうということにもなっておらず、何気にコズミックステイツの完成度は高い気がします。
Posted by たむ at 2012年04月23日 22:32
>>エービィさん
毎度コメントありがとうございまーす。
ダデ・・・校長の扱いの軽さがいよいよ大変な事に。
2年早かったら弦太朗がNEVER化していたかも・・・。
 私も、フォーゼに半年超付き合ってきた甲斐があったと思える1回だったと感じています。盛り上がりに乏しかったフォーゼですが、やる時はキッチリやるものですね。
コズミックの能力はチート過ぎる・・・よくありがちな特殊能力系最終フォームではなく、純戦闘的な能力はかなり高いように感じます。
大杉ドリルキック:大杉の捻れた根性がもたらす超パワー。相手は死ぬ。
 映画は観に行く気はあるのですがタイミングが掴めずにいます。
混んでるのは嫌ですが、どうせ暇がまとまっているであろう連休中にでも行きますかね。
Posted by ジェリドと管理人 at 2012年04月23日 22:56
>>たむさん
初めまして、コメントありがとうございまーす。
確かに、最終フォームは地力としては最強のフォームであっても、その能力は柔軟さを失ってしまう、と言うのが多いですね。眼から鱗です。
そこへ来て、バリエーションが強化されるというのはまったく異色。
珍しく、ちゃんと正常進化という感じがします。
Posted by ジェリドと管理人 at 2012年04月24日 23:08
こんにちは。今週は、熱いドラマがあって面白かったと思いました。流星がメテオだったことと弦太朗を殺したことで、賢吾達から非難轟々でしたね。更には次郎は目覚めたが、肉体が回復を拒んでいるかのようだったと知った時に、流星は自己嫌悪に陥りましたね。そして、その時に本当に流星が裏切っていたのは、弦太朗と友達になりたいという自分自身だったのですね・・・。そして、流星はせめて弦太朗の守りたかったものだけでも、守るために戦うことを決意しましたね!本当に、流星の中の人の演技とアクションがうますぎだと思いました(中でも泣き叫ぶシーンなど・・・。)。賢吾は、タチバナの助言から、賢吾のお父さんの「最後に不可能を超えるのは、人間同士の絆」というメッセージから、コズミックステイツを起動させるのに、足りなかったのは「仮面ライダー部と弦太朗との絆」だったのですね!そして弦太朗は、完全復活し流星とも本当の友達になれたのですね!数多くあるパワーアップ回の中でも、Wに匹敵するほどの完成度とドラマ性の高さだったと思いました。長くなってすいませんでした。
Posted by ハイカラさんいらっしゃーい at 2012年04月25日 16:27
>>ハイカラさんいらっしゃーいさん
毎度コメントありがとうございまーす。
この間の対キャンサーの時を代表的な例として、流星と弦太朗の距離が明らかに縮まっていましたからね。この流れの中で今回の話を持ってくるか、と言うのはやってくれたなと思います。
その事に流星が誰に指摘されるでもなく、自分自身で気付くという流れも個人的に良いなと思いました。
両親のもとに向かおうとする弦太朗を止める賢吾らライダー部、と言う構図は鉄板の展開だけにズルいですね・・・そして流星ともダチに、と言うのは本当に盛り上げすぎだと思います。
仰る通り、CJX登場の回にも匹敵する感動でした。
Posted by ジェリドと管理人 at 2012年04月25日 21:44
3
牡羊座の私にはアリエスの不遇が少し不憫でした。

フォーゼで少し気になっている事があるんです。

乙女座のホロスコープスのヴァルゴについてです。

コズミックステイツに変身する回で、理事長と乙女座が

理事長
「コズミックステイツか」

ヴァルゴ
「『私に近い力』を備えてきました」

と言ってました。


理事長の目的は十二使徒を覚醒させる事です。
ですが理事長はその肝心な十二使徒をダークネビュラへと送っています。

これまで十二使徒達は3人も倒されてますが、3人の『スイッチ』は回収され、理事長にとってはスイッチさえ回収されていれば計画に支障は無いように見受けられます。

つまり、理事長は十二使徒のスイッチを揃え、それを使って何かを成そうと暗躍してる事になり、十二使徒自体は差ほど重要では無い事になります。

当初私は、黄道十二星座のスイッチを仮面ライダーWの映画に登場したNEVERの光線兵器『エクスビッカー』の様な何らかの装置へとセットし、その装置の力でスイッチの力を引き出して十二の力を融合させると考えてました。

けどヴァルゴがコズミックステイツと近い力を持つのなら話しは変わります。

コズミックステイツは全てのアストロスイッチをその身に内包し、その力を自在に融合させる能力を持っています。

だとすれば、理事長は11のスイッチをヴァルゴに取り込ませ、その12の力を1つに融合させて制御させる事で何かを成そうとしてると考える事が出来ます。

そうすると、ヴァルゴだけ十二使徒の中で特別扱いな事にも納得がいきます。
Posted by 乙女座は謎キャラ at 2012年05月04日 14:50
>>乙女座は謎キャラさん
初めまして、コメントありがとうございまーす。
まあ私とて蟹座ですから・・・どうにも残念ですね。
ヴァルゴは特別と言うのはやはり私も感じているところ。
理事長のホロスコープス本体に対する扱いについても同様で、人間が大事であればアリエスなど強引にでも連れ帰って匿うところを、好き放題やらせて自滅させています。
 12個のホロスコープススイッチを集めて云々、と言う所までは私と同じ考えをされているようですが、ヴァルゴが器になると言うのは予想外。
そうなると、最終的にはヴァルゴが12使徒のスイッチのエナジー全てを吸収してラスボスになるという流れでしょうか。
あれ、理事長は一体・・・。
何にせよ、今だ1人だけスイッチャーの判明していないヴァルゴ。正体も含め気になる所です。
Posted by ジェリドと管理人 at 2012年05月04日 21:51
今晩は。最強フォームのお披露目編 中身もぎっしりで面白かったです。相変わらずの動き辛そうなデザインですが エフェクトも派手で見応え有りました。
前フリのわりに 2話で退場のアリエスですが その下衆っぷりと殺られっぷりとで しっかりとコズミックステイツの引き立て役を果たしてくれたと思います。中々 登場しないホロスコープスも 映画の為の出し惜しみだと思っていましたが、コズミックステイツが、これだけ強ければ 並みのゾテアーツでは相手に成らないでしょうから、その為だったのですね。ストーリーも加速していく事を期待しています。
弦太朗 ヒーローなのに諦めよすぎ。
Posted by V20 at 2012年05月07日 02:07
>>V20さん
毎度コメントありがとうございまーす。
本当、中身がギッシリと詰まっていて見応え抜群でしたね。
動きにくそうと言うか、武器の重量感が半端じゃありません。
アリエスはその狂気など、もとより長生きできない感じのキャラでしたが、一気に燃え尽きてフォーゼのいい引き立て役になっていました。
 仰る通り、終盤になって最終フォームと普通に渡り合う雑魚怪人なんてのが出てくると「何だかなあ・・・」となりますね。
ホロスコープスの温存も正解だったかと。
Posted by ジェリドと管理人 at 2012年05月07日 21:52