2016年06月06日

今週の仮面ライダーゴースト「第34話 迷走!夢の世界!」

 ムゲン回であって同時にグリム回・・・なのでしょうか。
「俺は天空寺タケル。18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、生き返るために英雄の眼魂を集めている。ガンマイザーとの戦いで眼魂は砕け散り、俺は消滅した。だけど、みんなの無限に広がる思いのおかげで、俺はもう1度みんなの前に立つことができた。残された時間は、あと37日。」
 そんな具合にムゲン魂のシルエットと技だけ出てきたような状態だったのですが、冒頭はいきなり場面が飛んで・・・。

 いかにもエセ科学っぽい腕輪をつけたおっさんが寝転がり、その夢の中の話。
夢の中では虫とり少年だった日々に返っているのですが・・・画的にすごくキツいです。本人は寝ながら笑っているのですが。
よく見ると、男性の周りには他にも多数の人が寝ており、夢の世界にも花嫁姿だとか野球選手だとか、いかにもそれらしい格好の人々がみな笑っています。
 こんな奇っ怪な事をやるのは、やはりイゴール。
今度はどういった実験なのか・・・。

 無事、大天空寺に戻ったタケル。
「みんな、ありがとう。みんなのおかげで帰ってこられた。」
「今度こそ、本当にダメかと思った。でも良かった!」
「二度あることは三度ある。やはり、拙僧の言う通りでしたな!ハハハ・・・!」
「バァ〜!お前、何もしてなかっただろうがよ。」
「何ですと!」
「脇やめろ!キャハハ・・・!」
何気に仲の良い御成とユルセン。
「体がないお前は、そのまま消滅してもおかしくなかったはずだ。」
アランに指摘されると、新たに発生したムゲン眼魂を取り出してしげしげと眺めるタケル。
「その新しい眼魂のおかげなのか?」
「ねえ。今、タケルってどういう状態なの?99日の期限って、どうなったの?」
と、あれこれ疑問だらけ。
 こういう時は決まって、
「分からない・・・。おっちゃん?おっちゃん!」
仙人頼みですが、今回は珍しく素直に出てきてくれました。
「おお、奇跡の子よ!」
仙人の顔をひと目見るや、アランとマコトはビックリ。
「長官!」
「え、顔見知り?」
そう言えば、イーディスとは顔を合わせていなかったタケル。
「イーディス長官、いつこちらへ?」
しかし当の仙人は、
「イーディス長官?誰だその人?知らないよ。」
「でも、同じ顔・・・。」
「この私と同じ顔?そんなイケメンがこの世に存在するのか?ぜひとも会ってみたいな〜。」
本当に別人なのか、それともしらばっくれているだけなのか・・・。
 とはいえ、今回気になるのはそこではないし、長官のイメージからはあまりにもかけ離れるからか今回はタケルの話題。
「おっちゃん、今の俺ってどういう状態なの?」
「よっ、奇跡の子!・・・いや、わしにも分からん。」
「え?」
結局分からないという。
「よっ、奇跡の子!お前はまだゴーストだぜ。99日たったら、お前の魂は眼魂ごと消滅しちゃうんだ。」
何故仙人に分からないことがユルセンに分かるのかは謎ですが、どうやら肉体を取り戻したり、タイムリミットがなくなった訳ではない様子。
ガッカリするタケル。
「元々は、お前が生きている状態で、龍が送ったブランク眼魂にお前の魂を入れ、仮の体で眼魔と戦うはずじゃったんだ。」
「でも、その前にお前、眼魔に倒されちゃったじゃん?」
「そして、99日目を迎えた時、龍が現れ、お前の魂は龍の魂と同化してしまったんじゃ。想定外の出来事じゃった。龍とタケル、2つの魂を救うためにはグレートアイの力を使うしかなかったのじゃ。」
 素直に出てきたと思ったら、急にこれまで謎だった事を語り始めました。
「グレートアイって?」
「あのね、万物を創造することができる力の根源。」
また急にテンションが変わりました。
「その言葉、どこかで・・・。」
「その言葉って?僕の言葉?」
イーディスの言葉、とも取れる台詞回しです。
「だが、この前15個の眼魂を揃えても願いは叶わなかったぞ。」
「それを妨害したのはグレートアイを守護する存在、ガンマイザーだ。」
グレートアイこそ眼魔世界の力の根源であり、ガンマイザーはそれを守護するものであるという所まで明らかに。

 不滅の存在であったはずのガンマイザーの欠落に困惑を禁じ得ないアデル。
「あれは一体何なんだ?」
それに答えるためにに、また1つのモノリスが降りてきました。
「分かりません。」
「お前達は不滅の存在ではなかったのか!?」
「我々に障害はありません。観察、分析、適応、消去。」
その説明のためにわざわざ降りてきた他のガンマイザー。相変わらず朝から絵面がひど過ぎる・・・。
しかも、いつの間にか声までアデルになっています。
「お前達も進化をするという事か・・・。」
そう言われて安心したようですが。

 大天空寺では、仙人の説明が続きます。
「龍とわしは、ガンマイザーに対抗するために15の英雄眼魂を用意した。だが、今なおガンマイザーの力は強くなり続けている。このままでは、グレートアイと対話する事ができない。」
「それって、タケルは生き返れないって事?」
「う〜ん・・・全てはわしの誤算じゃった。」
指をくわえる仙人が画的にまた酷い。
「大丈夫だよ。英雄の力はこんなもんじゃない。父さんが俺を信じてくれたみたいに、俺も英雄たちの無限の可能性を信じる。」
タケルの信頼を受け、昔の少年漫画のように瞳が燃える英雄眼魂ら。
「残り36日。俺は眼魔を倒して、絶対に生き返ってみせる!」
決意を新たにするタケル。周りのメンバーもその思いは同じです。
「無限の可能性か・・・。奇跡の子から生まれた奇跡の眼魂か。龍よ、こやつは人間の可能性・・・未来そのものかも知れんのう。」
と、ここでユルセンが
「なあなあ。なんか上に知らないおっさん来てんぞ?」

 依頼人の登場。現れたのはスーツの男性。
「あっ・・・片桐教授。」
アカリの知った顔のようで、
「片桐ユウイチと申します。恥を忍んで相談させてもらいたい。弟のジロウが帰ってこないんだ。」
「えっ、ジロウ教授が?・・・あっ、片桐ジロウ教授は私の研究室の担当教授なの。」
「ご兄弟で大学の教授を?ああ〜、これはご立派でございますな。」
そんな立派な弟が帰ってこないという。
「どこから帰ってこないんですか?」
「夢の世界・・・だそうだ。」
「夢の世界・・・?」

 ここで冒頭の光景と繋がります。
ジロウは夢の中で虫とり少年となり、寝ている本人もニヤニヤ。
 作戦遂行中のイゴールもニヤニヤ。
「テストも順調ですね。これが成功すれば、ついに・・・!」
どうやら、プロジェクトも大詰めのようです。

 問題となっている夢の世界について調べてみると、いかにも胡散臭いサイトが。
「眼魔の仕業か・・・。」
「ああ、可能性がないわけではない。」
ディープコネクト社の時はかなり初動が遅れましたが、今回はゴルゴム認定ばりに早いです。
「弟さんの事は俺達に任せて下さい。」
依頼を快諾するタケルに、ユルセンは
「ったく、お前は他人のこと構ってる暇なんて無いだろ。」
「だって、放っておけないだろ!」
「聞こえて・・・。」
ユルセンの声は一般人には聞こえないので、タケルの独り言状態に。
「シッ!」
「俺のせいじゃねえよ。」
「ありがとう。全く、もうすぐ大切な研究発表があるというのに。夢の世界なんてバカらしい!」
独り言はスルーして礼を言うユウイチに、突如アランの懐から飛び出してそのまま飛び込んでしまうグリム眼魂。
「あはっ!夢の世界なんて素晴らしいじゃないか!すごく楽しそうだね!」
毎度のことながら豹変ぶりに驚きます。
「えっ、教授?」
「タケル。今、そいつにグリム眼魂が・・・。」
「僕グリム!よろしく!」
「どうしてグリムが・・・?」
偉人豆知識によると、
『19世紀にドイツで活躍した大学教授。兄弟で力を合わせて昔話を集め、まとめて「グリム童話」を作った。』
とか。なるほど、兄弟で大学教授という繋がりが。
「無理に連れ戻さなくてもいいんだよ。楽しいって気持ちは、とっても大切なんだよ!」
言うだけ言って飛び出しました。
「楽しい・・・か。」
「・・・とにかく、ジロウ教授のところに行きましょう。」

 その頃、イゴールはアデルと連絡を取り合っているところ。
「天空寺タケルが新たな力を手に入れた。その力は我々にとって、唯一の障害になる可能性がある。徹底的に調べろ。」
「了解です。」
その頃、ちょうどタケルらが大挙して乗り込んできたのをキャッチ。
「飛んで火に入る夏の虫・・・。」
ところが、一団の中にアカリがいるのを見ると
「また、あの女か・・・!」
ビンタされた頬がうずく様子。どこまでトラウマになってるんでしょうか。

後半は追記へ。
 実験の現場までは特に妨害なく到達。
「ジロウ!」
「何だこれは・・・?」
ニヤニヤしながら寝ているジロウを、強引に起こそうとするユウイチ。
「起きろジロウ!こんな所で寝てる場合か!」
「無理に起こしたらダメです!」
ここで、サイトにもチラリあったリストバンドを発見。
「見ろ、みんな腕にリストバンドを。」
「これを付ければ、夢の世界に行けるという事でございますな。」
「使ってないリストバンドがあったぞ!」
そのまま、皆で試してみようと言う流れになっています。なんとスムーズな展開。
「腕が鳴りますな。ジロウ教授殿を絶対助け出しますぞ!」
・・・ところが、
「うん、拙僧の分は!?」
「御成は俺達の体を見張ってて。」
まさかの御成ハブ。
「準備はいい?行こう!」
方法は簡単、リストバンドを巻いて寝転がり、あとは眠るだけ。
 ただし、他は眠るだけながら、実態を持たないタケルはその存在が夢の世界へと移ります。
「タケル殿!?あっ、ゴーストだからか。ああ・・・。」
見ている方としては、これまでの消滅を思い出す衝撃的な光景です。
「ああ、いや・・・拙僧も夢の世界へ行きたかった〜・・・。」
悔しがる御成ですが、ここでテーブルの上に見つけたのはサインペン。
「おや?こんな所にいい物が・・・。」
そして目をつけたのは寝ているアラン。御成、なんて悪い顔をしているんだ・・・。

 そんな陰謀が渦巻いていることを知らずに夢の世界に来た一同。
アイドルにサッカー選手、コック等々、夢と思われる格好で笑っている被害者ら。
「みんな笑ってる。でも・・・。」
タケルが違和感を感じていると、みんな次々と敵の術中に落ちています。
「凄い!ハハハ・・・!何なのこれ!?実験のし放題じゃない!」
「え、アカリ!?」
アカリは専用の実験室を手に入れて狂喜乱舞。
 そして特に危ないのはマコト。
「お兄ちゃん!」
「カノン!何で?」
夢の中にカノンが現れたと思うと、
「お兄ちゃん!」
「お兄ちゃん!」
セーラー服、スーツにパジャマ、CA、メイドに海賊、チャイナに看護師と、コスプレカノン劇場と化しています。
「カノン!!」
感涙しています。こんな願望があったのか・・・。
 一方のアランはたこ焼きまみれ。
「フフフ・・・もう食べられないよ。」
ある意味平常運行です。しかも夢ネタのお約束まで。
この被り物は、もしかしてWで亜樹子が夢の世界で使っていたものが数年越しの再登場・・・?
「これが、楽しいって事・・・?」
困惑と言うかドン引きに近いです。
「ハハハ、何これ!?」
「カノンがいっぱいだ!」
明らかに異常な状況に、
「何か違う気がする・・・。みんな!ここに来た目的、忘れないで!」
タケルが呼びかけると、みんな我に返って幻も消滅。微妙にガッカリしているのがまた。
「カノン・・・。」
アランは夢の中なのにお腹をすかせています。
「これって、どういう事?」
「バーチャルリアリティの一種みたいね。私達の願望を読み取って、それを目の前に映し出す仕組みみたい。」
この間の世にも奇妙な物語を思い出す話です。
 ユウイチも敵の術中から脱却。
「あなたは、サイエンスアカデミー特別賞を受賞しました。」
「いや・・・結構です!」
「ええっ!?Oh NO!」
みんな我に返った所で、
「早くジロウ教授を捜しましょう。」
と思ったら眼魔スペリオルが襲来。
「マコト兄ちゃん!アラン!」
「ああ!」
3人並んで変身・・・と行きたい所でしたが、
「あれ?」
「・・・ん?」
マコトとアランが手にしていたのは、眼魂ではなくキノコ。
ドライバーやメガウルオウダーも風船に変わっており、どうやら夢の世界に変身アイテムは持ち込めないというデス13方式。
「えっ?」
「ええっ!?」
「この世界では変身できないと言うことか。」
「・・・ここは俺に任せて、2人を安全なところへ。」
「分かった。」
仕方がないのでタケル1人で戦います。
「一発闘魂!」
「アーイ!」
「バッチリミナー♪バッチリミナー♪」
「変身!」
「闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!」
「ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!」
そのままでも名無しスペリオルぐらいは問題ないのですが、
「ベンケイ!」
「カイガン!ベンケイ!兄貴ムキムキ・仁王立ち!」
ベンケイで力押し。
 戦いの様子を監視していたイゴール。
「もっと追い詰めなければ、新しい力を使ってもらえませんか・・・。」
同時に、祈りの間ではアデルとガンマイザーも戦闘開始を察知。
「観察、分析。私が行きましょう。」

 描写さえカットでスペリオル2体を瞬殺した模様。
「みんな、怪我は?」
「ああ、大丈夫だ。」
「やはり眼魔が絡んでいたな。」
その頃、ジロウを発見したユウイチ。
「ジロウ!」
「ジロウ教授!?」
教授が虫とり少年と化していることに驚きを禁じえません。
「月村くん!」
「なんて格好だ!見苦しい!」
本当に・・・朝からおっさんの脇毛とか誰が得するんですか。
「どんな格好しようと、俺の勝手だろう。」
「何言ってるんだ!早く帰るぞ!」
「嫌だ、嫌だ!」
強引にでも連れ戻そうとするユウイチと、抵抗するジロウ。仲裁に入るタケル。
「まあまあまあ・・・ちょっと待って!喧嘩はやめて下さい!ここは危険なんです!」
「危険?こんなに楽しい場所に、危険なんかないよ!月村くん!これ見て見て!カブトムシ。」
いい歳こいてカブトムシを見せびらかすジロウにゲンナリした様子のアカリ。
「教授・・・しっかりして下さい。」
「もういい!早く帰るぞ!」
すると、再び飛び出したグリム眼魂。人生には、楽しさは必要なんだよ。」
「グリム!」
「兄さん・・・話が分かるじゃないか!」
グリムはジロウを支持。
 このやり取りを見て、ふと自分を省みるタケル。
「楽しさか・・・。俺にとって、楽しいって何だろう?」
殺されたと思えば生き返って眼魔との戦いに明け暮れ、いつしか楽しみというものを見失いつつあったようで、楽しさを振り返ると幼少期まで遡ってしまいました。
 が、この思い出したことに何かが反応したらしく、タケルの胸が発光。
それを見たアカリは怪訝な表情。
お構いなしに笑っていたジロウとグリムですが、ここで急にグリムの様子が変化。
「に、兄さん?」
「むむっ、下らん!なすべき事もなさずに楽しむなど、言語道断!」
「ユウイチ教授?」
「兄さん、さっきと言ってる事が・・・。」
「あはっ!兄さん、出てこないで!」
「恥を知れ!」
「固いんだよ、兄さんは!」
「お前は楽しい、楽しいばかり言いおって!」
どうやら、グリム兄弟がユウイチの中で喧嘩しているようです。見ている側は困惑しかできません。
 そのうち、ユウイチの体からグリム眼魂が飛び出すと、今度はタケルが中に呼ばれてしまいました。
「兄さん!もう兄さんもう!」
眼魂の中でもついにグリムゴーストが分裂。
「うわっ!?そうか・・・グリム兄弟だから2人?」
「弟よ!楽しいことより大切なことがあるはずだ!」
「何で?兄さん!楽しいって大事なんだよ!僕だってそれに救われたんだ!」
「それとこれとは話が別だ!」
眼魂の中でも激しく言い争っています。
「もう、喧嘩はやめて!」
どうにかこれを止めようとするタケルですが、
「うるさい!」
お約束、こういう時だけ息のあった兄弟に追い出されてしまいました。
「こんなの初めてだ・・・。どうしよう?」

 現実世界では、アランの顔に力作を完成させた御成。
「これで、よしこちゃん。男前になりましたぞ!」
・・・力作にも程があります。
徒に線を増やすばかりではない辺りがプロを感じますね。
「やっぱりもう少し、どこに足しましょうかね・・・?おでこがね、悩んでるんですけど。一番おいしい所・・・」
なんて追加しようとしていたところ、いつの間にか隣に来ている眼魔コマンド。
御成、絶叫。

 夢の世界ではまだ言い争いが続いています。
「とにかく私は、この世界を出るつもりはないからな!」
そう言うと、ジロウは
「あっ!」
ユウイチの注意を逸らさせると、虫取り網を被せて目隠しをすると逃走。
「ジロウ教授!」
追い駆けたい所ですが、外から御成の声が。
「タケル殿!」
「今の声は・・・!」
「どうした?」
「御成の悲鳴だ。向こうで何かあったのかも!」
「分かった。あっちは私たちに任せてくれ。」
「お願い。俺達はジロウ教授を!」
夢の世界ではどのみち変身できないため、アランとマコトが現実世界に対応することに。

 現実世界では、アカリ砲を手に必死の抵抗を試みる御成。
「何があっても、みんなの体を守りますぞ!」
やる気と使命感をもって奮戦するも、それが成り立つのはせいぜい最下級の眼魔コマンドまで。
スペリオルまで出てきては、流石に絶望的と言うものです。
 その時、目を覚ましたマコトとアラン。顔が・・・。
「褒めてやる。あとは私達に。」
かっこいい事言ってますが、顔が大変な事になっているのを当人は知るよしもありません。
「アラン!?」
流石に驚くマコトですが、
「何だ?私の顔に何かついているのか?」
後ろで御成が懇願している様子を見て、空気を読みました。
「・・・何でもない。行くぞ!」
「スタンバイ」
「イエッサー」
「アーイ!」
「変身!」
「ローディング」
「テンガン ネクロム メガウルオウド」
「ゲンカイガン!ディープスペクター!ゲットゴー!覚悟!ギザギザ・ゴースト!」
それぞれ変身して迎え撃ちますが、今度は名無しのウルティマまで参戦。
最上級の幹部か王族ぐらいしか使えないものと思っていましたが・・・。
「アーイ!」
「バッチリミロー!バッチリミロー!」
「カイガン!ノブナガ!我の生き様!桶狭間!」
ディープスペクター状態でもゴーストチェンジできるんですね。
ウルティマの中身はスペリオルを盾にするろくでなしのようで・・・。
「ディープスラッシャー」
「メガハゲシー!」
「デストロイ ダイテンガン ネクロム」
敵味方ともに必殺技の体勢に入りますが、まずは敵の攻撃を1射で打ち消し、
「オメガウルオウド」
「ギガオメガ斬り!」
そこからのダブル必殺技。ウルティマもろとも3体まとめて撃破です。

 すると、やがてタケルらはイゴールと対面。
「こんな所でお会いするとは、奇遇ですね。」
「お前の仕業だったのか?ここで何をしようとしている!?」
こう聞かれると、やはり例によって悪びれる素振りもなく
「楽しみを提供しているんですよ。」
「楽しみ?」
「死なない体で永遠に続く夢。これは、あなた達の理想でしょう?」
どうやら、眼魔世界で市民を眠らせる技術の応用のようで、
「そんなの嘘だ!俺は眼魔の世界で人が消えるのを見た!」
「ええ、嘘です。魂も体も、資源として大切に使わせてもらいます。今眠っている連中も、あと1日で出られなくなります。夢の中で死ねるなんて、なんと幸せな。」
 相当えげつない事をやっているのですが、こうも開き直れるとは。
「そんな事させない!」
「一発闘魂!」
「変身!」
「闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!」
闘魂ブーストへと変身し、新たに追加されたブック眼魔と電気眼魔に突撃。
すると、ひっそりとガンマイザーも登場。タケルを観察しています。
 多数を相手にしながら一歩も引かないゴーストですが、決め手に欠けるのは確か・・・と言うことで、ベルトをアイコンドライバーGに交換。
「グレイトフル!」
「ガッチリミナー♪コッチニキナー♪ガッチリミナー♪コッチニキナー♪」
「ゼンカイガン!ケンゴウ!ハッケン!キョショウニ!オウサマ!サムライ!ボウズニ!スナイパー!大変化!」
偉人ゴーストで敵を蹴散らしながらの変身。さらに、
「ムサシ!エジソン!」
「ラッシャイ!」
「宮本武蔵、見参!」
「アイム エジソン」
初期眼魂であるムサシとエジソンを召喚。
「アイム エジソン。エジソン?ノー エジソン。アイム エジソン」
エジソンが壊れたラジカセみたいになっていますが・・・ムサシとともにスペリオルを撃破。
「一気に行こう!」
「ゾクゾクイクゾー!ゾクゾクイクゾー!」
オメガフォーメーションで残る眼魔も撃破・・・と行きたい所でしたが、突如として力が失われ、偉人ゴーストも消失してしまいました。
ガンマイザーの影響によるものとも違って見えますが・・・?
「あっ・・・何?」
よく見ると、脚の紋章がひとつ消えています。
 その隙にエネルギーを溜めていた眼魔の合体攻撃を受け、変身解除。
「そうか・・・グリムが喧嘩してるから。」
グリム眼魂が力を失い、グレイトフルを維持できなくなった模様。しかも、弾き出されたグリム眼魂はよりによってイゴールの手に。
「アデル様は君のことを買いかぶりすぎていたようですね。」
眼魂ばかりか、アカリにユウイチまで眼魔に捕まってしまう始末。
「アカリ!ユウイチ教授!」
さらに新たなガンマイザーまで動くという絶体絶命の状況です。
 新たなガンマイザー・リキッドはファイヤーと比べるとえらく女性的なスタイルの怪人体ですね。
アデル声が馴染んできたタイミングでなんとした事でしょう。
「新しいガンマイザー!?」
リキッドは、タケルが変身していないにも関わらず容赦なく攻撃を加えてきます。
「新しい力を分析するまでもない。ここで終わりのようですね。」
「まだだ・・・!俺は信じる。俺の無限の可能性を!」
すると、どうやらここぞという時になると勝手に光って具現化するらしいムゲン眼魂。
 タケルはそれを捕まえ、変身。
「アーイ!」
「ムゲンシンカ!」
「バッチリミナー♪バッチリミナー♪」
「変身!」
「チョーカイガン!ムゲン!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!」
ついにその全容が明らかとなったムゲン魂。陣羽織のようなシルエットと、意外とヒロイックなデザインが不思議な組み合わせです。
「さあ見せてみろ。新しい力を。」
いよいよ戦闘開始・・・という所でEND。

 全体的な感想としましては、とにかく画的に濃い回でしたね・・・。
夢の世界という事で、Wに続いて凄まじいカオスぶり。いや、向こうほど世界観や設定まで変わっているわけではないのですが以上に感じる・・・とどのつまり、それだけマコトが危ない人だったって事で。
 最初の頃は肉体を失ったカノンを助けるのに必死になっていて、そこまで重篤なシスコンという雰囲気もありませんでしたし、中盤にかけては肝心のカノンがアランにべったりという事で、その危険な欲求が表に出る事はありませんでしたが・・・。
 二次元系メイド服を筆頭とする明らかにスケベっぽいコスプレは、妹を変な目で見ているのではないかという疑惑を禁じえません。職業系のコスプレは、カノンが人間としての将来を得て云々というこじ付けもできるのですが。
・・・で、そんな中でヒゲの海賊というチョイスが意味不明さを演出するというコンボでした。

 一方、ストレートに画面が面白すぎるアラン。どこまでスタッフに愛されているのか・・・。
亜樹子譲りのたこ焼きマスクも嬉しいのですが、御成の落書きのクォリティが凄いです。
 額に肉とか鼻毛とか、ゴチャゴチャと下品な感じではなく、ちゃんとした顔として成立していると同時に、目を覚ましてもちゃんとそれっぽく見えるのには心底感服しました。
しかも微妙に困り顔に見えると言うのがトドメになります。
 メイクさんの仕業なのか誰の仕業なのか分かりませんが、本当・・・奇跡的なバランスだったと思います。
この力作を仕上げた御成の制裁や如何に。

 画的と言えば忘れてはいけないのはムゲン初変身。
闘魂ブースト、グレイトフルと非常にやかましかった事を考えれば意外とおとなしい変身だと思います。
いかにも全員集合で強そうな中間フォームと、シンプルな色合いでシュッとしてる最終フォームと言うのは構成としては電王クライマックスとライナー、シルエット的には鎧武カチドキと極という印象ですね。
むしろ、マントを纏った白いシルエットに徐々にピントが合うシーンはどこか始まりの男を思い出させるシーンでした。
 その能力については、人間の喜怒哀楽といった感情に関わりを持ち、ガンマイザーをも打ち砕くパワーがあるという程度の事しか分かりませんが・・・多分なんか隠し要素みたいのがあるんでしょうね。

 画的なアレが濃くて忘れがちですが、これまでの伏線もしれっと回収されました。
随分引っ張られていただけに、拍子抜けでやや残念なのですが・・・。
 元々、タケルは眼魔と同じく眼魂という仮の体に魂を移して戦うはず・・・つまり、龍はタケルを戦いに巻き込むも、その生命を危険にさらすという事は当然ながら避けたかったのでしょうが・・・。
 西園寺の裏切りによる自身の死、早期の眼魔の襲来などで予定が狂った結果、タケルは命を落とし、99日間という有限な仮初の命でもって戦うことを余儀なくされたというのが1話までの出来事。
 そして志半ばで仮初の命が消滅した時、龍の助けによってそれをリセットしたタケル。
あの時はどう言う理屈だったのか分かりませんが、仙人曰く龍の魂がタケルのそれと一体化したから、と。
 この説明から深読みすると、
・ブランク眼魂には生きた人間の魂を移し、ゴースト体を作ることが可能
・ただし、肉体から魂を抜くと99日しか保たないためその後は消滅
・普通に死んだ人間の魂は三途の川向こうっぽい所に残る。(龍が特殊なだけ?)
・死人の魂も眼魂に入れられる。(英雄眼魂も多分そう)
・但し龍はタケルの魂を補ったため消滅するし、期間制限あり。
という所でしょうか。基本のメカニズムが何となく分かって安心です。

 するとここで気になるのは、やはり99日という魂の有効期限。
眼魔世界は誰も彼もが魂を眼魂に移すことで誰も死なない!が謳い文句なのですが、眼魔世界はどうやって有効期限を克服したのか?という点。
 ・・・ここに、市民の肉体消滅だとか、人間の肉体と魂を求めることの根拠があるんでしょうけど。
結局、人間を肥料ぐらいにしか思っていないところを見ると・・・。
そんな鬼畜世界のためにその才能を遺憾なく発揮するイゴール。天職とはこういうものかと思います。

 次回、このタイミングでグリム回。何とも忙しい展開です。
グリム兄弟って名前と童話はそこそこ有名でも、どういう人物なのかと言うとよく分からない人ですよね。本当は怖いとか何とか。
Posted by jerid_and_me at 22:23│Comments(4)TrackBack(5) 特撮ネタ | 仮面ライダーゴースト

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仮面ライダーゴースト 第34話【Kyan's BLOG V】at 2016年06月09日 19:46
この記事へのコメント
ブランク眼魂に魂を移し仮の肉体で戦うのは今までのマコト達と同じ事。マコト達は眼魔世界でそうなったのだからブランク眼魂も眼魔世界のもの。眼魂ドライバーを作ったりしたのはイーディス長官。龍にブランク眼魂を送ったのは仙人なので同一人物がほぼ確定的。イーディスをまえにしたらタケルは一体どういう反応をしていまうのか。
Posted by Miku at 2016年06月06日 22:43
そしてニコ動でディケイド屈指の名回を見ました。やはり集まるのは熟年のBLACKファンの皆さん。てつを氏の登場や当時よりキレキレの変身ポーズ、当時と変わらぬ素敵笑顔に興奮したり二人の南光太郎の写真をくださいと書いたりと皆さんの愛が伝わります。なんといっても一番興奮したシーンはやりBLACK×BLACKRXの変身。ナレーションを付け足すなら その時ふしぎなことが起こった。ディエンドの能力により変身後で現れるはずが変身前の南光太郎の姿で現れたでしょうか。そして次回は演技が残念なアマゾンに安心と信頼の我らがオンドゥル星人剣崎、と思いきやOA見るには覚悟が必要と本人から。世界を救うために人を捨てたあの勇士はどこへ。視聴者がおのれ米村ぁぁぁぁ!と書き込むのが目に浮かんできます。
Posted by Miku at 2016年06月06日 23:06
5
夢の世界と言えば、ラピスを思い出しますがあちらは寝て見るものではない『夢』の世界。
仮に身体で戦う予定だったんですね。まんまワートリのトリオン体。こっちのほうが緊急脱出のとき、非常に便利です。ベイルアウトもする必要ないですし。万物を創造する力とは・・・・ ついでにアデル、カノンが一杯、たこ焼き、関さんと大原さんの声が複数とwwwwwww グレイトフルは一人?欠けるとまずいみたいですね。ムゲン魂は今後に期待。
Posted by 蓮沼 at 2016年06月08日 21:24
>>Mikuさん
毎度コメントありがとうございまーす。
実際、眼魂の出処とか考えると十中八九、仙人=イーディスで安定なんですよね・・・。
だいたい、別に人間相手に面が割れたって問題がないような気もするのですが。どう言う考えがあっての事やら。
 ディケイドは月並みな表現ながら、やはり神回と言っていいでしょう。
小細工無用、画面だけでお腹いっぱいというシーンは中々ありません。
また、やっぱりBLACK・RX世代って現在のネット上を構成する年齢層の中で結構なウエイトがあるんだろうという事を実感させられます。
響鬼、シンケン、RXとテンションの上がる回が多かっただけに、この先の落ち込みぶりは今でもよく覚えています・・・。

>>蓮沼さん
毎度コメントありがとうございまーす。
眼魂の設定はやはりトリオン体と似ていますよね。ユーマも肉体が殆ど死んでいるものだから常にトリオン体。もっともワートリは死んだら終わりの体で戦闘を挑むのが異常というものですが、圧倒的に戦闘要員の少ないゴーストは生身で戦うことも厭わないと言うのが決定的な違いかと。
 そう言えばムゲンは純粋なタケルのゴーストのようですが、そうなると今後英雄眼魂はどう言う扱いになるんでしょうね・・・?
Posted by ジェリドと管理人 at 2016年06月08日 22:38