2017年03月13日

今週の仮面ライダーエグゼイド「第22話 仕組まれたhistory!」

 レベル50も出揃い、黎斗のターン到来か?という前回でしたが・・・。
「黎斗がゼロデイの首謀者だったなんて〜!」
「一般人が仮面ライダーに変身し、現実の世界でモンスターと戦う。命懸けのサバイバルゲームさ!」
「『仮面ライダークロニクル』なんて完成させたら、大勢の人たちの命が危ない・・・。絶対に阻止しないと。」
6年前のゼロデイから、全て仮面ライダークロニクルに至る黎斗の計画の内だったことを明かした事の波紋は大きいです。

 一方、飛彩が手がかりを求めて向かったのは監察医務院。
「(不死身のゲンムを止めるにはどうすれば・・・?)」
「お待たせしました。これが貴利矢の私物です。」
と箱を抱えて持ってきたのは、かつてモータスに感染して助けられた西脇。
「ご協力ありがとうございます。」
中には、書籍やノートPC、それにトレードマークの丸いサングラスも。
 すると西脇は、
「貴利矢に何かあったんですか?いや、ずっと連絡取れなくて。心配してて・・・。」
仮面ライダーとして敗北し消滅した、と言うのはあの場にいた人間以外にはやはり知らされていないようです。
「・・・私達もです。それで、何か手がかりがないかと思いまして。」
「終わったら・・・声かけて下さい。」
「はい。」
飛彩の様子に何かを察したのか、席を外す西脇。
 真っ先にPCを立ち上げると、いきなり重要そうなファイルを発見。
リプログラミングと銘打たれていますが、そこには
『ヒトのDNA配列に組み込まれたバグスターウイルス因子を消去し、ヒトの正常なDNA配列に再構成すること。』
という記述が。真相を知って即消されたような印象でしたが、こんな構想を持っていたとは。
「これは・・・!」
その内容に、飛彩に衝撃が走ります。

 こちらも対抗策を受取に行くらしい大我とニコ。
「作のおじさん、どんなガシャット作ったのかな?超楽しみ〜!」
「ああ。ゲンムの野郎はこの俺がぶっ潰す。」
やる気満々。

 当の黎斗は、暗いアジトでひとりほくそ笑みます。
「『仮面ライダークロニクル』の完成までに必要なバグスターはあと3体・・・。」
なんて言っているところで突然背後のシャッターが開き、入ってくるスーツ姿の男たち。腕には衛生省の腕章が。
「檀黎斗さんですね?」
「衛生省・・・?」
「バグスターウイルスを散布した容疑があなたにかかっています。この場所は調べさせて頂きます。」
「ちょっと待ってくれ!やめてくれ!」
「下がっていて下さい!」
捜査するだけで即身柄を押さえるという風にならないのが不思議ですが・・・どのみち、容疑が固まればそうなるんでしょうけど。
「詳しく話を聞かせてもらいたいので、ご同行願えますか?」
任意同行を求められると、
「終わりか・・・。」
流石の黎斗も観念した様子。するとその時、突如として黎斗自身がゲーム病を発症。
「うっ!ああっ・・・!」

 その後、CRにも緊急通報が。
「行きましょう!」
「うん!」
貴利矢の遺品を探っていた飛彩は、
「監察医、お前は大した男だな・・・。」
と感嘆しているところに通報。
 大我も幻夢コーポレーションに向かう最中ですが通報が入ります。
「えっ、こんな時に!?」
「お前は先に幻夢コーポレーションに行ってろ。」
「了解!」

 現れたバグスターは自転車乗り。確実にシャカリキスポーツのバグスターです。
「ヒャッハー!」
「待て!」
「チャリンコGO!イエーイ!」
衛生省の職員らを蹴散らしながら爆走。
 そこへ到着した永夢ら。
「もう発症してる!」
「あいつは『シャカリキスポーツ』のチャーリー!」
安直過ぎるネーミング。
「変身!」
「マイティブラザーズXX!」
「みんな逃げろ!」
「ガッチャーン」
「だーい・・・変身!」
「ガッチャーン!ダブルアップ!」
「マイティ・マイティ・ブラザーズ!ダブルエーックス!」
「超協力プレイでクリアしてやるぜ!」
2対1ですが、チャーリーの圧倒的な機動力にまったく追いつけていません。すると、
「何だ、ゲンムは居ねえのか。」
「気を抜いてる場合か?上だ。」
「パラドクス・・・。」
他のライダーも勢揃いしています。
「てめえの望みも『仮面ライダークロニクル』か?」
「まあな。ウォーミングアップだ。」
「パーフェクトパズル!」
「変身。」
「デュアルアップ!」
「PERFECT PUZZLE!」
とりあえずと言わんばかりの変身。
「術式レベル2。」
「タドルクエスト!」
「変身。」
「ガシャット!」
「ガッチャーン!レベルアップ!」
「第伍拾戦術。」
「バンバンシミュレーションズ!」
「変身。」
「デュアルガシャット!」
もうこのところレベル1をとんと見ていない・・・。
レベル50同士の戦いにレベル2が関与しているというよく分からない状況です。
 一方、チャーリーを追うマイティブラザーズはいいように転がされています。
すると、Mの方にひとつ策があるようで、
「おいおい・・・あいつを引きつけろ。俺が一気に決める。な?」
「はい!」
永夢の方もその策を理解しているようで、まずはエナジーアイテムをゲット。
「挑発!」
すると、チャーリーの眼前にいきなり『とまれ』の信号が現れ、その後永夢の方に誘導。挑発って言うと昔のスパロボを思い出しますね・・・。
 さらにシャカリキスポーツを起動。
「シャカリキスポーツ!」
久々登場の自転車に跨がり、まさかの自転車バトル。
「こっちですよ!」
と、永夢の方がチャーリーを先導した所で
「マッスル化!」
「ジャ・ジャ・ジャ・キーン!」
「打つぞ〜!よいしょ!」
進路上で待ち構えていたMの方が野球の要領でバッサリ。
 このダメージにより、一旦患者の体内に潜伏するチャーリー。
「シーユー!」
すると黎斗の姿が出てくるものだから、みんなビックリ。
「お前は・・・!」
「ガッチャーン」
「ガシューン」
「黎斗・・・。」
「えっ!?」
戦っていたブレイブらも驚き。
「ゲンム!」
「何!?」
「ったく、白けるぜ。」
戦いにならないと判断したパラドクスは早々に退散。
 倒れた黎斗を囲む一同。
「何故、お前がゲーム病に・・・?」
「分からない・・・私がウイルスに感染するなんて。」
レベルエックス解禁とか言って当人の免疫がどうにかなったか、なんて思っていると、さっきまで蹴散らされていた衛生省の面々が出てきて
「その男の身柄は我々衛生省が預かる。」
と、身柄の引き渡しを要求してきました。さっきまでいいようにやられてたクセに・・・。
「衛生省?聞いてないんだけど!」
「立て!」
「助けてくれ!まだ死にたくない!」
「ほら立て!大人しくしろ!」
無様な姿を晒して連行されようとする黎斗。すると永夢はそこに割って入り、
「すいません。この人はゲーム病を患ってますので、CRに搬送します。」
治療が先という言い分ですが
「何だと?」
「その男はバイオテロの容疑者だぞ。」
「患者を救うのがドクターですから。」
と、官僚相手にも物怖じしない永夢。
 さらに飛彩も、
「もし、また患者が発症してバグスターになれば、あなた方だけでなく一般市民に危険が及びます。どう責任をとるつもりですか?」
と脅迫めいた言動。
「飛彩さん・・・?」
「この件は上に報告する。最悪の場合、君たちに然るべき行政処分が下る事になるぞ。」
売り言葉に買い言葉と言った捨て台詞を残して引き上げていく官僚ら。
「ありがとう、ありがとう・・・!」
永夢にすがりついて感謝する黎斗ですが・・・この時点で『どうせ掌返すんだろう』感がすごい。
「お前ら、まさか本気でそいつを治す気じゃないよな?」
「罪を償わせるためにも治療の必要がある。そうだろう?」
「はい。」
飛彩もその辺りの感覚は永夢と一致しているようですが、
「お医者さんごっこも大概にしとけよ。おいゲンム、CRで首洗って待ってろ。新しい力を手に入れたら、お前をぶっ潰しに行ってやる。」
大我はもうちょっと殺る気です。それでもその場でやらないだけ優しいのですが。
「意外。飛彩が永夢を庇うなんて。」
「ありがとうございました。」
「亡くなった者たちの無念を晴らしたいとお前は言った。その思いは俺も同じだからな。」
そのためには、ここで黎斗を病死させる訳には行かない・・・と言うことですが。

 CRに搬送された後もひたすら苦しそうな黎斗。
「散々、悪さしてきたツケが回ってきたね。どんなに才能があっても、病には勝てないって思い知った?」
「ああ・・・。」
「あなたのせいで、一体どれだけの人間が・・・!」
バグスターに責められるゲーム病患者というなかなかレアな絵面。
「明日那さん!」
珍しく、厳しい口調で明日那を制する永夢。
「何で、人の命を脅かすような事を・・・?何があなたをそんな風にさせたんですか?」
すると観念したのか、弱々しい様子で真相を語り始めました。
「もはや私の計画も崩れた。正直に話そう。全てのきっかけは君なんだ・・・永夢。」
「えっ?」
やはり永夢が始まりの男だったという事ですが・・・?

後半は追記へ。
 発端は永夢にあったという黎斗。
「どう言う意味?」
「16年前、私は父が経営する幻夢コーポレーションでゲームの開発に関わっていた。まだ中学だった私は、大ヒットゲームのアイデアを量産し、自分の才能に惚れていた。」
 散乱しているデザイン稿を見るに、基本フォームとなるゲームはこの時既に案があったようですね。
「そんな時、一通の手紙が届いた。」
「黎斗くん、ファンレターだよ。」
「ありがとうございます!」
で、このとき届いたファンレターと言うのが・・・
「差出人は宝生永夢。手紙には、商品化してほしい新しいゲームのアイデアが描いてあった。」
拙い絵ではありますが、子供してはボリュームのある内容。読んでいるうちに、黎斗の顔がみるみる曇っていき、ついには破り捨ててしまいました。
「その時、私は自分の才能がこの世で一番とは限らない事を知った。」
「そんな手紙を?」
「そう言えば、子供のころ書いた記憶が・・・。」
「その、たった一通の手紙が私と君の運命を大きく変えた。」
と、何やら大きな話のようですが・・・。

 その頃、幻夢コーポレーションに向かった大我と先に現地入りしていたニコに、小星の新作ガシャットがお披露目。
「おお〜・・・。」
「これが新しいガシャットか。」
見た目は、デュアルガシャットの上に更に何か追加されているような感じで、初期のガシャットから見るとビックリするぐらい大きいです。
「で、何のジャンルのゲームなの?」
「もう、完璧なアイデアが思いついたんです!ジャジャ〜ン・・・『ボーズ・オブ・テラ』!」
まさかの御成ゲー。ゾンビを上手に成仏させろ!というキャッチコピーの地雷臭がすごい。
 一同ズコー。大我とニコだけでなく、応接スペースにいた関係者全員がズコーしています。
「お前に頼んだのが間違いだったな・・・。」
しかも当人は自信満々と言うのがまた。
「えっ、ダメですか?いや・・・なら、他にもこの『お経でポクポク』っていう・・・ジャーン!」
「うん、お坊さんから一旦離れようか。ねっ?」
何故ここまで御成ゲーに傾くのか・・・教会とかじゃなく?
 すると、珍しく飛彩までも幻夢コーポレーションに現れました。
「やはりここだったか、無免許医。」
「何しに来た?」
「そのガシャットは俺が使う。」
と、いきなり略奪宣言。大我出資なのに・・・。
「あ?」
「はあ?渡す訳ないじゃん。」
「中のデータなら俺が持ってる。監察医が遺した形見がな。」
先程のPCを持ってきています。どうやら用件とは、貴利矢の遺したリプログラミングをガシャットに組み込ませるためのようです。

 CRの方では黎斗の話が続き、
「バグスターウイルスを利用すれば、かつてないゲームを開発できるかもしれないと考えた私は、実験のためサンプルゲームを君に送った。」
この時に送ったのが『マイティアクションC 体験版』というディスク。どうやら、マイティアクションはシリーズ物のようですね。
「覚えてる!手紙のお礼にって開発中のゲームが届いて、当時喜んだ記憶が。」
「君はそのゲームをプレイして、バグスターウイルスに感染したんだ。」
爆弾発言。てっきり財前の件で感染したのかと思ったら、始まりからして黎斗の仕業でした。
「黎斗が、永夢をゲーム病に・・・?」
「ああ・・・。」
一通り打ち明けたところで、再び症状が悪化してベッドから転落。
 聞いてしまった永夢は、怒りのせいか瞳が赤く輝いて・・・。

 幻夢コーポレーションでは、貴利矢の遺したデータを小星のPCに移し、それをガシャットに入れるという流れ。
「何のデータなわけ?」
「リプログラミング。専門的な医療技術だ。」
「リ、リプログラ・・・え、何?」
「分かりやすく言えば、DNAのエピジェネティック装飾の消去。及び再構成。」
「え?えっ・・・分かった?」
「いえ、全く。」
門外漢のニコと小星はサッパリと言った様子。
 が、大我には理解できているようで
「つまり、バグスターの能力を書き換えるシステムって訳か。」
「これなら不死身のゲンムを攻略できる。理論上はな。」
その時、突如バグスターの群れが幻夢コーポレーションを襲撃。
「大変だ!バグスターだ、逃げろ!」
「バ・・・バグスター!?」
2度に及ぶ感染で、小星もすっかりトラウマになっています。
「こんな時に・・・!」
すると、大我は飛彩にデュアルガシャットを譲渡。
「ブレイブ、これを使え。」
「何故、自分で使わない?」
「代わりに、新しいガシャットは俺が使う。」
なんて言うと取り合いになりますが、
「これは俺が!」
「犠牲者が出てもいいのか?お医者さん。」
そう言われると、表の世界の医者である飛彩は手を離さざるを得ません。
 しかしながら、そう言う大我も
「本当、素直じゃないね。自分一人でリスクを背負っちゃってさ。フフフ・・・。」
ニコにすっかり見透かされ、照れ隠し。
「わっ、痛!何すんのよ!」
データの移動はまだ半分ちょっとという所ですが・・・。

 黎斗の語りはなおも続き、
「私は・・・時が来るのを待ち続けた。そして6年前、君の体内のバグスターが成長している事を確信し、財前美智彦に君の手術を依頼した。成長したバグスターウイルスを採取するために、君と財前を利用したんだ。」
 つまり6年前の件は、感染のきっかけではなく初めてウイルスが永夢から出たことによる感染爆発に他ならなかったと。財前らを瞬間的に消滅せしめるほどの感染力・・・なるほど十二分にウイルスは成長していたようです。
「じゃあ、全てのバグスターウイルスは・・・。」
「ああ・・・永夢から採取したウイルスが元になっている。」
そうなるとポッピーも永夢の妹か娘みたいなものなんでしょうか。
「許されない事をしたのは分かっている!けど・・・!このまま見殺しにされてもおかしくない・・・でも・・・永夢・・・。」
と泣いて命乞いをする黎斗に、永夢は赤い目を鎮めて
「もう・・・いいですから。これ以上ストレスを溜めると危険です。」
「こんな私を・・・こんな私を本当に救ってくれるのか?」
「あなたがした事は許されることじゃない。でも・・・患者を恨むことはできません。ドクターとして。」
と、肩を貸して黎斗をベッドに戻してやるほど。聖人すぎる・・・。
「やはり、君は水晶のような人だ。君の中に私の心を写し、優しく輝きを放っている。」
一安心かと思ったら、ここで再び急変し発症。
「その代わり、罪を償ってください!」
「マイティブラザーズXX!」
「変身!」
「ダブルガシャット!」
「ガッチャーン!レベルアップ!」
「マイティ!ブラザーズ!X!」
「カムバーック・・・!」
ベッド上に戻ってきたチャーリー。自転車はどうした。
「ガッチャーン」
「だーい・・・変身!」
「ガッチャーン!ダブルアップ!」
「ステージセレクト!」
分裂と同時に場所を移動。
「超協力プレイでクリアしてやるぜ!」

 エグゼイドがチャーリーと戦闘を繰り広げる一方、突然のバグスター襲来に大混乱の幻夢コーポレーション。
よく見ると、デンジャラスゾンビの雑魚バグスターのようですが・・・?
 これに対し、ひとり変身する飛彩。
「タドルファンタジー!」
「術式レベル50。」
「デュアルガシャット!」
「変身。」
「ガッチャーン!デュアルアップ!」
「タドルファンタジー!」
範囲攻撃など、スケールの大きな技が多いので一般社員が入り混じっている状況だと戦いにくそうですが・・・。
 一方、ガシャットの完成を待つ大我らはイライラ。
「ああ〜、もう!まだ終わんないの!?」
進捗状況はやっと90%を超えたところ。ここからが長い。
 雑魚を排除しようとするブレイブの前には、まさかのゲンムまで登場。
「くっ・・・ゲンム!何故ここにいる!?」
本人はまだチャーリーに取り込まれているはず・・・ですがドライバーもちゃんとあります。
これは一体?
 その頃、ようやくデータの転送が完了。
「遅い〜・・・出来た!」
即座にそれを引っこ抜き、表に急ぐ大我。
 大勢を相手に流石のブレイブもピンチ、と言う所に到着したスナイプ。
「ブレイブ!あとは大我に任せな。」
「出来たか!」
「とっておきのキメワザを御見舞してやる。」
「ガシャット!」
「ガッチャーン」
「ガッチャーン!」
ところが、エラーのアラーム音が鳴るだけで何も出てきません。
「えっ、どうしたの?大我。」
「ガシューン」
「なぜ起動しない?」
ガシャットを一旦抜いてフーってやって挿し直すブレイブ。この動作、今の子には通じるまい・・・。
「ガシャット!」
ところが、起動するどころかダメージを受けて倒れる大我。
「下がってろ!」
結局、1人で対応するブレイブ。

 エグゼイドの方は、自転車に乗らないチャーリーなど何するものぞとばかりに早くも必殺技の体勢に。
「一気に行くぞ!」
「ああ。」
「ガッチャーン」
「キメワザ!ガッチャーン!」
「マイティ・ダブルクリティカルストライク!」
同時キックの連打でチャーリーを撃破。
「やった!」
「アメージング・・・。」
「ゲームクリア!」
ボロボロで放り出された黎斗ですが、どこに隠し持っていたのか、バグヴァイザーでチャーリーのウイルスはしっかり回収。
 そして、倒れながらも不気味な笑みを浮かべます。
「フフフ・・・!本当に助かったよ、宝生永夢。君ほど騙しやすい人間はいない。」
「どう言う意味ですか?」
「私がゲーム病にかかったのは・・・全て計画の内。フフ・・・私のアジトが衛生省に嗅ぎつけられてしまったからね。時間稼ぎに利用させてもらった。」
化けの皮を自ら剥がすとばかりに上を脱ぎ捨て半裸に鳴る黎斗。
 衛生省に突入されたことは計算外でしたが、そのあと永夢が自分を庇って治療まですることは計算づくという黎斗。永夢の人のよさを最大限に悪用しています。
「まさか・・・CRに身を隠すために!?」
「さっきの涙は・・・。」
「全部ウソだったのか!?」
分裂したエグゼイドもそれぞれ憤慨。
「16年前から、君は透き通るように純粋だった。その水晶の輝きが、私の才能を刺激してくれた!君は最高のモルモットだ!!」
はっきりと言い切る黎斗は、さらに
「君の人生は全て!私のこの手の上で転がされているんだよ!!ハハハ・・・!」
下衆な笑いを高らかに上げます。
 そしてバグルドライバーを装着。
「ガッチョーン!」
「デンジャラスゾンビ!」
「変身・・・!」
「ガシャット!バグルアップ!」
「デンジャラスゾンビ!」
「ゲンムエックスの力を思い知れ!」
禍々しいエフェクトが追加されており、以前までのゲンムとは違うことは見る目に明らか。
「ふざけんな!ゲンム!」
怒りとともに攻めかかるエグゼイドですが、それぞれがレベル10の力を有しているはずなのに完全に劣勢。
 そのまま必殺技で畳み掛けるゲンム。
「クリティカル・デッド!」
これまではゾンビめいた影が殺到するばかりでしたが、今回はゲンムそのものが増殖して迫ってきます。
「おい・・・離せ!」
「ゲンムがいっぱい・・・!?」
「ゾンビと言えば増殖能力がつきものだろう・・・?」
殺到すると、いつものように爆発・・・すると思ったらエグゼイドと一体化し、エグゼイドは変身を解除。
「ガシューン」
そればかりか、ドライバーが完全に腐蝕しています。
「永夢!大丈夫?永夢!」
「フフフ・・・!ドライバーを腐敗させた。君はもう変身できない。」
「そんな・・・!」
「君の水晶を砕くのは、他でもない・・・私だ!」
対ゲーム病のドクターとしての引導を渡した上で、
「助けてくれたお礼に、命は取らないでやるよ。」
という生殺し。なんというクズさ。
「大丈夫?」
失意の永夢の背後にはパラドが。
「フッ・・・お前たちのゲームもいよいよファイナルステージか。」
大詰めと見ているようですが・・・?

 幻夢コーポレーションの方は、多勢に無勢。ついに活動限界を迎えるブレイブ。
「ガシューン」
「やっば!」
すると、そこに現れたのはいつの間にかスーツに着替え、オールバックにイメチェンした黎斗。
「どういう事だ!?」
「あの野郎・・・!」
ゾンビバグスターを従え、無人の幻夢コーポレーションに凱旋すると再び社長のデスクに腰掛けると
「ただいま。ようやく私の計画が実を結ぶ・・・。『仮面ライダークロニクル』の完成は近い。」
一切の人間を廃し、バグスターとゾンビだけの根城を築き上げた黎斗。

 止められなかった飛彩・大我らは、
「あ〜あ・・・いかにもラスボス登場って感じ。」
「とんだブラック企業の完成だな。」
皮肉めいていますが、毒々しいオーラで物理的にブラックだな・・・という所でEND。

 全体的な感想としましては、とにかく黎斗の中の人が楽しそうですよね。
考えうる限りの下衆演技を楽しく実演している感じで。
命乞いする小物っぽさ、みっともなく泣いて改心したフリをする様子や、治療が済んでからのゲス乱舞といい。
まだ折り返し地点にもなっていないのに、こんなキャラが毎朝のように出てくるって異常事態ですよね・・・。
 そういった見た目のゲスさもさることながら、実はゼロデイどころか永夢が人類最初の感染者とした張本人でもあったと言うのが何とも。
しかもその動機が、自分以上の才能を秘めているのを感じて、嫌がらせと実益を兼ねた方法としてやってると言うのがまた根がゲスというのを強調しています。
結果は知っての通り、ゼロデイによる大量消滅から今まで続く感染被害。
 前年のゴーストは誰も悪意もない中で事態がどんどん最悪へと転がっていったという感じでしたが、エグゼイドは明確な1人の悪意によって事態が引き起こされているのですから対照的ですよ。

 対して、この期に及んで貴利矢の存在が非常にクローズアップされています。
序盤で退場した登場人物が、後になってこうも注目されるって言うのは中々なかったような。
 父親を陥れてゼロデイを引き起こしたばかりではなく、永夢を人為的に感染させ、コンピュータウイルスを人に害を及ぼす感染症に変化させたという所まで知ったのだとしたら、なるほど最期にあれほど鬼気迫る表情を見せたのも道理というものです。最期の最期に永夢を鼓舞したのも。
 そして発覚からの短い時間でリプログラミングを完成させるという有能ぶり。
ふざけた面を見せることが多い貴利矢でしたが、そこまで有能だったとは・・・。しかも目的はバグスターウイルスの根絶なのですから、真っ先に消されるのも道理というもの。

 今回はライダー皆が良いところなくやられた感じでしたが、次回への前フリとしては上出来。
貴利矢が遺したプログラムを注ぎ込んだガシャットと、形見のドライバーでエグゼイドがさらなる変身を遂げ、ブレイブ・スナイプとともにゲンムエックスをついに打ち破ると言うのであれば、グラファイト討伐以来となる「4人」のドクターの力すべてが結集する回となりますね。
これは楽しみすぎる・・・。
 しかしながら、ライダーとしては破格のボリュームのスーツですね・・・。
ライダーと言うより、戦隊ロボのスーパー合体ぐらいのボリュームを感じます。いくら高岩さんと言えどこれでは動けないでしょうに。

 あと今回、単なる話の都合かも知れませんが、衛生省が若干きな臭く感じられたような。
バグスターながらも同じ官僚であろう明日那にも知らされずに黎斗のアジトへのガサ入れが行われたり、早々と黎斗を連行しようとしたりと、いわゆる幕引きを急ごうとしているように見えました。
 これも都合の問題かもしれませんが、日向からのコンタクトもとんと有りませんし、実は一連の流れの首謀者は黎斗だけではなかった・・・とかありそうで。考え過ぎでしょうか。
 永夢も、ここまで聖人めいた状態になっておいて、実はドクターの人格のほうがバグスターでした、とかやったら流石にシャレになりません。かなり攻めた脚本になっている感があるだけに心配です。
Posted by jerid_and_me at 22:33│Comments(2)TrackBack(5)特撮ネタ | 仮面ライダーエグゼイド

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仮面ライダーエグゼイド 第22話 感想【特プロSANの大爆発ブログ】at 2017年03月16日 21:36
この記事へのコメント
今回登場したリプログラミングという単語は遺伝子医療で実在する医学用語、という事ですが、この前の2000年問題といい、『エグゼイド』のこういう硬派な部分はかなり好みです。
それだけに設定も世界観もかなりぶっ飛んでる『キュウレンジャー』とのコラボがどうなるか見当も付かないんですが・・・(笑)
因みに今回のキュウレンジャーには『鎧武』の貴虎が出演。
久保田さん、悪役が似合い過ぎw
Posted by taka at 2017年03月15日 22:47
>>takaさん
毎度コメントありがとうございまーす。
東映公式に詳しく書いてありましたが、医療監修をつけている辺り本気で医療ライダーやってるってことで。こういう地味な所で骨太な作りが良いですよね。
貴利矢の退場にしても、当時はもったいない事のように思えましたがここ最近の流れを見ていると全てが繋がっているのに驚かされます。
 キュウレンジャーは世界観も人数もかなり飛んでいる印象。
貴虎はまたも兄貴役の出演ですが、鎧武からすでに何年かたっているのに謎の色香があるのが凄い・・・。
Posted by ジェリドと管理人 at 2017年03月17日 22:30