2017年06月26日

今週の仮面ライダーエグゼイド「第36話 完全無敵のGAMER!」

 長い2週間でした。いやゴルフバグスターは強敵でしたね。
「人類とバグスターが命懸けの戦いを繰り広げるゲーム、『仮面ライダークロニクル』。プレイヤーはゲーム病を発症し、ゲームオーバーになった者は消滅する危険なゲームが街に蔓延っていた。これは、かつてないウイルスから患者の命を守るために奔走する、ドクターたちの物語である。」
 このイントロはしばらく続くのでしょうか。
うち1人が寝返ってますけど・・・。

 幻夢コーポレーションは新たな宣伝動画を配信。
「消滅者の命を取り戻す、それは全人類の希望。激レアキャラ、クロノス攻略クエスト開幕!」
「クロノス攻略!?」
「何だこれは・・・?」
これを見ていた闇病院組も驚き。
「明日の正午より、聖都第9地区に出現する伝説の戦士クロノスを攻略すれば、その伝説の力が手に入る!人類を救うヒーローになるのは、君だ!」
プレイヤー数が伸びない事に対する運営の露骨なテコ入れ。
 CRにも危機感が。
「檀正宗の奴・・・!」
「まずいよ!クロノスを止めないと大勢の犠牲者が出るよ〜!」
慌てるポッピーですが、黎斗は
「問題ない。」
「えっ?」
「永夢、君がこのガシャットを使えばな!」
ドヤ顔で新作ガシャットを見せつけます。

 しかし、街ではこの宣伝動画が多くの人々の心を揺さぶっています。
「伝説の力が手に入る!人類を救うヒーロになるのは、君だ!」
「伝説の力が手に入れば・・・消滅した人たちを救える!」
このあいだ感染して助けられたばかりのプレイヤー。結局、親友が戻ったわけでは無い訳で・・・。
「本当に買う気!?」
「絶対楽しいって!リコもやろう?一緒に、ほら!」
「え〜?」
遊び半分でガシャットを通販しようとする女子学生。
「押せ・・・押すんだ!消えた息子を救うんだ!」
息子を失ったサラリーマン風の男性も。
「ヒーローは遅れてやってくる・・・つまり僕だ!」
ブームに乗り遅れたオタクっぽいのも。
多くの市民がAmazonっぽいサイトで購入。便利な世の中が被害を拡大させていきます。

 そして当日のクエスト開始1時間37分前、早くも現地入りしている正宗。
「『仮面ライダークロニクル』が一大ブームを巻き起こす。記念すべき日だ・・・!」
ウキウキして早く来たようです。子供か。
 するとCR側のライダーが総出で妨害に駆けつけました。
「檀正宗!自分自身を攻略させるなんて、どういうつもりだ!?」
「消滅者の命を取り戻すため、人々は追い求める。決して攻略できない我がクロノスの力をな。」
最初から無理ゲー。
「やはりプレイヤーを増やすためのハッタリだったか。」
「君の出番だ。タドルレガシー。」
飛彩も控えていました。
「タドル・・・レガシー?」
「何だそのガシャットは!?」
「タドルレガシー。勇者と魔王、両方の力を手にした主人公が城に幽閉された姫を救うゲーム。そのレベルは・・・100。」
「レベル100!?」
これまでの限界を超える数字に驚愕。が、見た目にはコードむき出しの危ないガシャットなのですが。
「ゲームマスターの私に許可なく、またそんなガシャットを生み出したのか!」
怒る黎斗ですが、それを意にも介さない正宗。
「恋人の命を取り戻したければ、君の働きを見せてみろ。」
言われるままに変身しようとしますが、何故だかガシャットが起動しません。
「なぜ動かない!?」
「まだ迷いがあるようだな。」
どうやら初めから飛彩を追い込むためにやっているようです。
「これ以上、飛彩さんを苦しめるな!」
「望んでいるのは彼自信だ。そして彼も。」
貴利矢まで登場。
「貴利矢さん・・・!」
前回終盤、何を言われたのか。
「あいつが何を言ったかは知らねえが、お前はクロノスを狙え。」
「分かってる。」
クロノス側も変身の体勢に。
「君の働きを見せてみろ。」
「ああ。ノリノリで行くぜ。」
「爆走バイク!」
「ゼロ速。」
「ガシャット!」
「術式レベル50。」
「デュアルガシャット!」
「変身。」
「ガシャット!」
「今こそ時は極まれり!」
「タドルファンタジー!」
3対3の戦い。出だしはとりあえず互角ですが、
「さあ、審判の時だ。」
ポーズの体勢に入るクロノス。これに対しエグゼイドは
「無駄だ!」
ハイパームテキガシャットを見せつけます。
「ほう・・・?」
「そっちもガシャットを開発していたのか。」
「そのガシャットは、私の才能の集大成!」
それをついに装着。
「行くぞ!」
「ハイパームテキ!」
起動しますが、何か画面にノイズが・・・と思っていると勝手に外れてしまいました。
「ガシューン」
「あっ、何で!?」
「今の永夢では使えないか!」
とゲンムが飛び出したガシャットをキャッチ。
「ガッチャーン」
「ならば・・・私が!」
「ハイパームテキ!」
「ムテキガシャット!」
「ガッチャーン!ムテキレベルアップ!」
「マイティジャンプ!マイティキック!マイティアクション!X!」
どうやらエグゼイド専用という訳でもないムテキガシャット。
黄金色の光を放ちながらクロノスに向かっていきますが、ここでポーズ。
「ポーズ!」
無敵状態ならポーズ中でも攻撃できない・・・のかと思ったら再び動き出すゲンム。そのままボタンを押し込んでポーズを解除。
「リ・スタート!」
「ポーズしたのに・・・何故動ける!?」
「ハイパームテキはあらゆる攻撃が一切効かない、主人公最強の無双ゲーム!お前のポーズはもはや無意味だ!ハハハ・・・!」
とゲス笑いで勝ち誇るゲンムでしたが・・・
「タイムアップ」
説明している間に、無情にも時間切れ。
「ほう・・・。」
「ポーズ!」
再度ポーズされ、結局止まっています。
「有効時間は10秒ほどか。」
「ガシューン」
止まったゲンムからムテキガシャットを回収。
そのままエグゼイドとスナイプにも攻撃を加え、
「リ・スタート!」
動き出したときにはクロノス勢はすっかり姿を消しています。
「あっ・・・ハイパームテキがない!私のガシャットを・・・返せ!」

 どうにもならずCRに帰還。
「ムテキガシャットを取られた!?」
「あれを奪われてしまったら、クロノスに対抗する術がない・・・。」
珍しく落ち込む黎斗に、
「てめえがご丁寧にゲーム解説したせいで、無敵時間が消えたんだろうが!」
ごもっともな大我。
「黙れー!!そもそも、あれは永夢のために開発したものだ!使えなかった君が悪い!」
と責任転嫁。
「何で永夢、使えなかったの?」
「パラドをリプログラミングしたせいで、天才ゲーマーの力を失ったからだ。」
パラドが協力していた間の方がエグゼイドとしての戦力は上だったという皮肉な話です。
「あっ・・・。そういえば最近、変身するとき永夢の性格変わらなかった!」
「天才ゲーマーMの力・・・。」

 幻夢コーポレーションでは、
「タドルレガシー、そのガシャットの起動には覚悟が必要だ。」
「覚悟・・・。」
「城に幽閉された姫を救いたいだろう?勇者と魔王の力を手にするために、心の迷いを消せ。」
「世界で一番のドクターになって。」
と繰り返すばかりの小姫を救うには覚悟が必要・・・。完全に梯子を外しにかかっています。

 そして迎えたクエスト開始10分前。
既に予定されたポイントにはプレイヤーが集まりつつあります。
「プレイヤーは攻略不可能なクエストに挑み、バッドエンドを迎える。」
「バッドエンド?」
「挑んでくる者全員、私がゲームオーバーにさせる。」
結局のところクリア不可能なイベントという現実。そもそも一般プレイヤーがクロノスに到底たどり着けないようなクソゲーだからこういう商売が可能です。
「いいわけ?貴重なプレイヤー減らしちゃって。」
「もちろん、消滅者の命はしっかり管理する。バグスターのデータとしてな。失われた命はこのゲームの新たな宝となる。」
消滅者の命はバグスターでしかないって言っちゃいましたよ。それはもう人間には戻らないという事ではないのかと。
「消滅した家族、友人、恋人を取り戻したいと願い、新たなプレイヤーの輪が広がるのだ。」
「なるほど・・・。で、自分の報酬なんだけど。」
「そうだったな、受け取れ。」
受け取ったのはプロトギリギリチャンバラのガシャット。順調にプロトガシャットを集めていきます。
「これさえあればエグゼイドを蹴散らせる。そしたら次の報酬はそのガシャットにしてくれない?」
次の狙いはムテキガシャット。
「それは君の働き次第だ。」
飛彩と違い、こちらは順調に正宗に取り入って報酬を重ねていきます。

 聖都大付属病院の屋上では、明日那の前に現れたパラド。
「話って何だ?ポッピーピポパポ。」
「話があるのは私じゃないの。」
「パラド。」
「永夢・・・。」
明日那を通じてパラドを呼び出していた永夢。
 永夢はバグヴァイザー兇鮗蠅法
「お前にクロノス攻略法を教える。お前がこの中に入るんだ。」
「どういう意味だ?」
「僕がこれを使って、クロノスのドライバーの中にお前を潜入させる。」
「なるほど、あいつのドライバーの中に潜めば・・・ポーズの影響は受けない。」
黎斗でダメなら今度はパラドで、という肚。
「あとは、お前がクロノスを攻略するんだ。」
「どういう風の吹き回しだ?人間の命を踏みにじった俺とは一緒に戦わないって言ったろ。」
「もちろん、お前を許した訳じゃない。」
「医療の世界では、ワクチンを作るためにウイルスを利用する事もある。」
「これはドクターとしての、僕の判断だ。」
これに対し、パラドは
「いいぜ、ただし条件がある。クロノスを攻略したら、俺とお前の決着をつける。」
「もちろん、そのつもりだ。」
という、どこか殺伐とした雰囲気。

 そして迎えた正午。
「あっ、いた!」
先程のオタクもクロノスと遭遇。
「今、ここにヒーローが誕生する・・・!つまり僕だ!」
「仮面ライダークロニクル!」
「エンター・ザ・ゲーム!ライディング・ジ・エンド!」
「ヒーロー見参!」
とライドプレイヤーデビュー。腹が出ている・・・。
 するとこの間のプレイヤーも登場。
「じゃあ、どっちが倒すか勝負だ!」
「お、おう。」
2人でクロノスに向かっていこうとした所に間に合った永夢。
「やめてください!」
「危険よ!下がって!」
が、一向に下がらないプレイヤー。
「クロノスを攻略するんだ!」
「あいつには絶対勝てません!これは攻略不可能なクエストなんです!」
必死に止めようとしていると、そこへレーザーターボが登場。
「プレイヤーの邪魔すんなって。」
「お前達は、僕が攻略する!」
「マキシマムマイティX!」
「マックス大変身!」
エグゼイドへと変身。

後半は追記へ。
 戦闘開始ですが、いきなりレーサーターボに押されているエグゼイド。
ギリギリチャンバラのプロトガシャットを得たせいか、ガシャコンスパローが有効に働いているようです。
「ガシャット!キメワザ!」
そのまま円形のカッターを飛ばす必殺技で変身解除に追い込まれてしまいました。
「グレート!」
「パーフェクト!」
「ガシューン」
「永夢が負けた!?」
「じゃあ、トドメだ。社長さん、約束のアレ、くれよ。」
するとプレイヤーを適当に痛めつけていたクロノスは
「いいだろう。」
と、軽くムテキガシャットを投げてよこしました。
「どうも。」
「さあ、審判の時だ。ゲームオーバーになるがいい。」
動けなくなったプレイヤーに迫るクロノス。すると、大我、ニコ、黎斗がその間に割って入ります。
「みんな・・・。」
一方、バグヴァイザー兇涼罎能佝屬来ないことに苛立つパラド。
「何してんだ!?早く俺をクロノスのドライバーの中に!」
永夢は、
「パラド・・・お前は僕に言った。」
「俺とお前が組めば・・・無敵、だぜ?」
いつぞやの永夢への誘い文句。結局あの時はフラれた訳ですが。
「今がその時だ!」
と、バグヴァイザーを自信に向け、せっかくリプログラミングして縁を切ったはずのパラドを注入。
「永夢!?」
こうして、再びパラドに感染してしまいました。
「あっ!」
「何やってんだ!?あいつ!」
久しぶりに目が赤く輝くと、
「クロノス。お前は俺が・・・攻略する!」
これまた久しぶりの『俺』モード。
「マキシマムマイティX!」
「えっ・・・?今、俺って言った!」
「マックス大変身!」
「レベルマーックス!」
「マキシマムパワー!エーックス!」
再び変身してクロノスに立ち向かう永夢。
「永夢!」
「無意味なことを・・・。」
クロノスが今まさにポーズをかけようとしたその時、突如としてレーザーターボの裏切り。
「受け取れ!永夢!」
さらに報酬として受け取ったムテキガシャットをエグゼイドに投げ渡してしまいました。
「サンキュー!」
「あっ!?」
が、反撃にあって変身解除に追い込まれてしまった貴利矢。
「ガシューン」
クロノスがそちらに向かった所、そこに割り込むエグゼイド。
「何のつもりだ?」
「レーザーはわざと悪役を演じてたんだよ。」
「・・・どういう事?」
突然のことに、一同唖然。
「あの時、俺はそれを悟った。」
貴利矢が永夢に耳打ちした言葉とは、
「自分の嘘に乗れ。」
というもの。これに対する答えが、
「こっちも乗ってやるよ!」
というパンチ。
「小賢しい真似を・・・!」
憤慨するクロノスに、久方ぶりの貴利矢節。
「ハハハ・・・はぁ・・・。あれ、のせられちゃった?」
帰ってきたと思えば、正宗までもまんまと出し抜いてしまいました。
これには、永夢以外のCRメンバーも納得するばかり。
「勝負だ、クロノス!天才ゲーマーMの力を・・・見せてやる。」
満を持して、ムテキガシャットを起動。
「ハイパームテキ!」
「ドッキーング!」
「ハイパー大変身!」
永夢がガシャットを押し込もうとしたその時、させまいとポーズをかけるクロノス。
「させるか!」
「ポーズ!」
起死回生のムテキガシャットも、作動前に封じられては打つ手がありません。
「そのガシャットは絶版だ。」
しかし、ここでガシャットが作動。
「パッカーン!ムテキ!」
「輝け!流星の如く!黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキエグゼイド!」
長い髪をなびかせながら、黄金のエグゼイド・ムテキゲーマーが完成。
「ハイパームテキエグゼイド!」
大事なことなので二回言いました。
「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
が、クロノスはこれを捌いて時間を稼ぐ作戦に出ました。
「所詮は10秒しか持たない力・・・!」
ところが、しばらく攻撃を受け続けてもエグゼイドが止まる様子がありません。
「何故だ!?10秒経過したはず・・・!」
するとここで衝撃の発表が。
「俺の無敵時間は無制限だ!」
流石の無双ゲー。そのまま強引にポーズを打ち破ってしまいました。
「リ・スタート!」
エグゼイドが未知の姿となり、クロノスが倒れている様子に狂喜乱舞するCR勢。
「あっ!あっ!あっ!オッケー永夢!やった!やった!やったぞ!」
主に貴利矢が。
「やった・・・!」
「よっしゃ永夢、行け!」
それに応えるかのように、必殺技の体勢に入るエグゼイド。
「キメワザ!」
「これでフィニッシュだ。」
「ハイパー・クリティカルスパーキング!」
まずは高く飛び上がってライダーキック、からの連打。明らかにクロノスの手前で瞬間移動するフェイントなどが混ざっています。
 しかし、クロノスはこれを意外と普通に受けきっています。
「フン、その程度の攻撃が効くと思ったか?」
さあ反撃だ、と思ったら後からやってくるダメージ。どう考えても攻撃した数より多いような。
「究極の一発!」
「完全勝利!」
ついにクロノスに土をつけたエグゼイド。
「よっしゃー!」
「クロノスを倒した!」
「この私が・・・!」
屈辱的な撤退となったクロノス。
「完全勝利!」
「さすが私だ。ハハハ・・・!」
が、プレイヤーは助けられたと言うのに未練がましい。
「これでクエスト終わりかよ・・・。」
「ガシューン」
「ガッチャーン」
変身を解くと、パラドが分離。
「俺をのせた、って訳か。」
今回の作戦にのせられたのはパラドも同じ。
「ああ。天才ゲーマーMの力を取り戻すために。
永夢も悪びれる所がありません。
「フッ、心が踊るな。永夢。お前との決着が楽しみだ。」
永夢の姿勢に、パラドもどこか満足げ。

 ひと仕事終えた永夢らは貴利矢とともにCRに帰還。
「君の噂は聞いてるよ。よろしくな、ニコちゃん。」
初対面のニコに挨拶をしようと思うと、人見知りぎみに大我の後ろに隠れるニコ。
「・・・どうも。」
「えっ・・・何?この手。えっ何?どういう関係!?」
「こいつは患者だ。」
「患者!?だっておかしいよこの手!」
やっぱり普通はそう見えるんでしょうね・・・周りが慣れただけで。
「ねえねえ、貴利矢。」
「はーい?」
「何でわざわざ悪役を演じてたの?」
ポッピーの問いに、貴利矢は何やらバッグから取り出したのはケース。その中には10本のプロトガシャットが。
「ああ・・・。これを取り返すためだ。」
「これは・・・!プロトガシャット!?」
「この中には、消滅した人たちの大切なデータが入ってるからな。つう訳で、今日から自分もCRに力貸すぜ。」
これ以上ないぐらい頼りになる味方です。まさか、プロトガシャットをごっそり盗んでくるとは。
 顔を綻ばせる永夢ですが、すぐにその表情が暗くなります。視線の先には黎斗が。
「でも・・・いいんですか?」
心配するのも当然。両者生き返ったとはいえ、一応殺し殺されの仲ですから。
「あんたにやられた借りは永夢が返してくれた。自分が遺したリプログラミングの技術を使ってな。」
「フッ、これで恨みっこなしという訳か。」
「だからって許した訳じゃないからな。ただ・・・あんたを受け入れた永夢の判断を信じてるだけだ。」
永夢が架け橋になっているとはいえ、個人的な感情としては許していないというもの。
「許しを請う気などない!」
黎斗も黎斗です。
「フン!」
結局、和解にはまだ遠いようです。
 黎斗から向き直り、持ち帰った情報を伝える貴利矢。
「みんな聞いてくれ。檀正宗が言ってたんだ。」
「失われた命は、このゲームの新たな宝となる。」
プレイヤーの命は、新たなプレイヤーを釣る餌ぐらいでしか無いというのを正式に伝えました。
「えーっ!じゃあ、あいつは人の命を守る事なんてこれっぽっちも考えてないってこと!?」
「ああ。それに今回の件でクロニクルのプレイヤーがかなり増えてる。」
「一刻も早く、ライダークロニクルを終わらせないとな。」
「はい。それに・・・飛彩さんがまだあいつの所に。」
貴利矢は戻ってきましたが、飛彩はまだ望む報酬が得られず正宗のところで燻っています。

 いよいよストレスでやばい顔になってきました。
「世界で一番のドクターになって。」
「俺は・・・。」
望んだ恋人はこの一節を繰り返すばかり・・・そこへ正宗が戻ってきました。
「タドルレガシー!覚悟を決める時だ。レベル100の力で、エグゼイドを絶版にしろ!」
「俺に・・・研修医を殺せと言うのか!?」
「私の期待に応えられなければ・・・この女のデータを抹消する!」
ついには小姫にバグヴァイザーを向ける始末。
「やめろ!」
「世界で一番のドクターのドクターになって。」
今まさに道を踏み外そうとしている飛彩に、皮肉な一節が繰り返されて・・・という所でEND。

 全体的な感想としましては、これまで無敵を誇ったクロノスに対してようやく逆転という回でしたね。
しかもかなり盛大な。
貴利矢はやはり最初から裏切るつもりで正宗に取り入っていて、ここぞという場面で妨害したばかりか報酬としてムテキガシャットまで受け取っており、果てはプロトガシャットをごっそり持ち帰ってくるという。
リプログラミング理論に続き、なんかもう本当にエグゼイドのMVPですよね・・・既に。
 普通の人型モードも加わって並び映えするようになり、しかもこちらもレベル0効果があるという優れもの。
・・・なのですが、結局は黎斗と同じくバグスターとして蘇ったにすぎないので、この後どうなるのかがやや心配・・・。

 実際、今回の作中でも描かれていた事ですが、プロトガシャットには消滅した人間のデータが入っていると言うのは間違いのない事なのでしょうけど、それを復元する方法についてはあまり言及されていないと言うのが現状。
 復活例はありますが、同じセリフを繰り返すだけの中途半端な復元だったり、人の形をしたバグスターだったりと、誰一人として真っ当な人間としては復活していません。
正宗はしきりにクロノスの力を誇示しますが・・・結局、死んだ「人間」は戻らないという話になるんじゃないかという気がします。

 今回は最強フォーム登場回ではありましたが、思った以上にクロノスをあっさり完封しましたね。
そもそも設定の時点で、単に全身当たり判定の無敵とかそう言うのじゃなくて、相手の特殊能力そのものが通じないという無敵ぶり。
しかもそれは他のライダーにも限定的に貸し与えられるという便利仕様。
 ゲーム機モチーフのゲーマドライバーの、本来ガシャットが刺さらない部分にドッキングする姿はまるでプロアクションリプレイを彷彿とさせます。まさにチート性能。
ポーズも効かない、プロトガシャットも取り返されたクロノスなんてもはや何するものぞ、というものではありますが、まだ1クール残っている辺りどういう話にしていくのか・・・気になります。

 そして続く飛彩いじめ。焦った正宗が小姫を人質に、ドクターからは最も遠い存在である人殺しをさせようとするという・・・。
これを果たしてしまえば、小姫の望んだ「世界一のドクター」には到底なれませんが、かといって小姫を諦められる訳でもない。
 また、レベル50の時点でかなり負荷があるようだったのに、レベル100ともなると流石に危ないんじゃないかという気がします。黎斗が去った後の幻夢コーポレーション製ということで、何だか質も悪そうですし。
 飛彩に関してだけ八方塞がり感がすごい・・・。


 と思えば、次回は飛彩回というよりはどちらかと言うと大我退場回・・・?
1人だけレベル50どまりだったりと、危ないとは思っていましたがこんなに早くとは。
せっかく5人に戻った次回予告も、また4人になってしまうのでしょうか。
Posted by jerid_and_me at 22:53│Comments(5)TrackBack(4) 特撮ネタ | 仮面ライダーエグゼイド

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仮面ライダーエグゼイド 第36話「完全無敵のGAMER!」【MAGI☆の日記】at 2017年06月27日 08:22
第36話「完全無敵のGAMER!」 JUGEMテーマ:エンターテイメント
仮面ライダーエグゼイド 第36話「完全無敵のGAMER!」【Happy☆Lucky】at 2017年06月27日 08:43
第36話「完全無敵のGAMER!」 あ、ノせられちゃった? 貴利矢が変わってませんでした。
仮面ライダーエグゼイド 第36話「完全無敵のGAMER!」【いま、お茶いれますね】at 2017年06月27日 20:50
仮面ライダーエグゼイド 第36話 「完全無敵のGAMER!」。乗せたり乗せられたり。 続きは読みたい方だけどうぞ。
仮面ライダーエグゼイド 第36話【Kyan's BLOG V】at 2017年06月29日 11:34
この記事へのコメント
現時点でCR側にバグスターが3人と、もはやどちらが悪の組織か分からない状況になってきましたね(笑)
こうなると、最終的に人類とバグスターの共存ENDになりそうな空気となってきましたね。
バグスター根絶ENDだと『ドライブ』のチェイスみたいな結末しかない訳で・・・。
次回は飛彩がパラドに狙いを定めるみたいです。
確かに現時点でパラドが死ねば、永夢はムテキどころか、仮面ライダーへの変身自体を封じられかねない訳ですから、狙い所としては間違ってないんですよね。
そうすると、近い内にTV本編でも劇場版の様な横並び変身が観られるかも?
Posted by taka at 2017年06月27日 00:03
それから朗報です!
放送形態はまだ未定みたいですが、『仮面ライダーW』の続編の制作が決定した様です!
児童誌の書き方からして単発ではなさそうなんで、恐らくネット配信でしょうか?
後ろ姿の翔太郎らしきシルエットが出てるんで、多分桐山さんの出演はほぼ確定でしょうね。
問題はすっかり売れっ子となったフィリップの菅田君ですが、何にしても楽しみです!
Posted by taka at 2017年06月27日 11:15
貴利矢と飛彩、どこで差がついたのか…
貴利矢もいきなり復活させられ駒にされたにも関わらず、自発的にビジネスライクな協力者として取り入る事で、一方的に支配されない立場を確保しつつ信頼勝ち取る手腕は流石
こう言う言い方はなんですが、報酬欲しさの嫌々である事を前面に出しながら従ってるせいで、完全に足元を見られてしまっている飛彩とは対照的です
挙句折角プロトドラゴナイトハンターはCR手に渡ったのに、逸った結果肝心のデータを外に出させてしまったために引き続き縛られる事になってしまったと言う皮肉

そんな中でエグゼイドを消せとまで言われた飛彩ですが、来週は結局パラドの方を狙うようで
確かにパラドを切除してしまえば、変身能力までなくなるかはともかく、少なくともパラドの残滓に過ぎない「天才ゲーマーM」は今度こそ完全に消えてしまいムテキゲーマーへの変身は不可能になるはず
いくらレベル100とは言えムテキに正面から勝てると正宗が楽観してるとも思えないので、取り乱したように見せて最初からこうさせるのが本命なのかなと思いました
先に受け入れ難い条件を提示した上で譲歩したように見せかけ本来の要求を通す、所謂ドア・イン・ザ・フェイスと言う手口なのかも

そう言えば折角合流した貴利矢さんですが、レベル2に変身して他のライダーを乗せる事はあるんだろうか…
Posted by pinsam at 2017年06月27日 14:14
>>takaさん
毎度コメントありがとうございまーす。
飛彩が抜けている事もあって、CRのバグスター密度がさらに上がっていますよね・・・もしパラドやグラファイトが合流するような事になればもう半々ぐらいになるのでは。
最終的な結末とすればバグスター根絶ENDと言うのが妥当な所でしょうが、それには消滅した人々のデータの問題が関わっていて、これは医療や生命の倫理に関わる所。
また、ゲームと人間の関わり方という意味でも根絶と言うと何か違うような気もして、落とし所が想像しづらいです。
 Wの続編は寝耳に水で、正直かなりビックリです。
アマゾンズの後番にでも滑り込んでくれれば一番いいのですが、結局東映特撮FCとかで配信出費がまた増える・・・みたいな事になりそうで不安です。
また、やはりフィリップをどうするかと言う所が問題で。こないだニコニコで終わった本編があのラストなので、フィリップ不在で続編というのはファン的にはあり得ない話ですし。
Posted by ジェリドと管理人 at 2017年06月29日 22:29
>>pinsamさん
毎度コメントありがとうございまーす。
貴利矢は本当、ビックリするぐらい上手く立ち回りましたよね・・・。
バグスターウイルスの根絶という目的があったにも関わらず、それを気取られなかったのかそれ以上の貢献で印象を上書きしたのか。
CRの中の誰より早く獄中の正宗にたどり着いていた貴利矢ですから、その人となりを見抜いて出し抜く事についても最も可能性があったのかも知れませんが。
 他方、飛彩は小姫の復活という目的のために必死さを見せておきながら、いやいややっていると言うスタンスを形だけでも崩せなかったのが敗因のようですね。
目的が譲れないことを知られているからこそ、報酬をジリジリと焦らされて嫌な仕事を続けさせられるというジリ貧ぶり。
 パラドクスを倒すのだって正宗自身で十分やれる事のはずですが、CRに戻れなくしたり、あるいは共倒れてくれても困らないぐらいに考えていそうです。
 レーザーレベル2はここぞ、って時に出て来るんじゃないかと。
一応、今だOPでも出番のある風景ですし...。
Posted by ジェリドと管理人 at 2017年06月29日 22:29