2017年07月30日

今週の仮面ライダーエグゼイド「第41話 Resetされたゲーム!」

 残念ながらあと1ヶ月ということで佳境です。
そのうえ映画も絡んでくるので、冒頭からジョニー・マキシマが顔出し。
 先日電話で話していた会食のようですが、会場がコテコテの似非日本趣味。
忍者ゲーガシャットなんか作られるのも頷けます。
「話が違いますよ?ミスター正宗。ゲーマドライバーを譲って頂ける約束だったのにね。」
「運命がリセットされたんです。」
「事情はどうあれ、我が社の容貌は一つ。御社のゲーム開発技術と、我がマキナビジョンの最先端VR技術がタッグを組み、新しいゲームを共同開発すること。」
 ここで互いの要求がズレてきていることを指摘する正宗。
「我が社の目的は『仮面ライダークロニクル』の海外展開だ。ゲームの開発じゃない。」
「残念だ。マキナビジョンと組めば、『仮面ライダークロニクル』も真のエンディングを迎えることができるのに。今回のビジネスは、白紙という事で。」
あっけなく交渉は決裂。広げた扇子にデカデカと『葱』ってどういうセンスしてるんでしょうか。扇子だけに。
「海外展開が白紙・・・!」
怒る正宗ですが、他にも海外の媒体はありそうなものですが・・・。

 リセットの衝撃は黎斗からCRの飛彩、貴利矢にも伝わり、
「ハイパームテキガシャットが・・・消えただと?」
「想定外だ!まさかライダークロニクルのゲーム時間が巻き戻るなんて・・・!」
「つまり、ハイパームテキガシャットができる前の状態に戻った・・・。」
戻ったのは『仮面ライダークロニクル』に関わる事象だけで、いわゆる時間遡行というモノではないようです。
「リセット!」
「どうりで、自分たちのドライバーとガシャットが手元に戻ってる訳だ。」
ゲームだからと言えば済んでしまう事ですが、モノが動くってのは結構な謎現象です。

 現象を理解し、ポッピーもビックリ。
「ゲームがリセットされた!?」
「だからニコちゃんのゲムデウスのゲーム病も治ったんです。」
これに関しては助かりましたが、全体の状況としてはむしろ悪くなっています。
「ハイパームテキがなくなった今、クロノスに対抗できるのはあいつしかいない。」
「ゲムデウスウイルスの力を持つ・・・グラファイト。」
パラドの案内で永夢とポッピーが向かったのは、グラファイトの潜伏場所。
 グラファイトは何だか苦しそう。
「グラファイト!」
「パラド・・・。」
「大丈夫か?」
「妙だ・・・。俺の体はゲムデウスウイルスに順応していたはずなのに・・・。」
「リセットの影響で、ゲーム時間が巻き戻ったからだよ!」
パラドが永夢とポッピーを伴って現れたことで、動揺するグラファイト。
「パラド、どういう事だ!?何故あいつらと一緒にいる!」
「グラファイト、お前に話がある。」
が、この作戦は正宗にはお見通しでした。
「『ドラゴナイトハンターZ』に頼ると思っていたよ。」
「クロノス・・・!」
「ムテキの力を持たない君たちなど・・・もはや敵ではない。」
対抗手段はありませんが、グラファイトとの交渉がまとまらない以上は戦う他ありません。
「ポッピー、グラファイトを連れて逃げて。」
「2人も逃げなきゃ!」
「いいから行け。」
「パラド!」
「ああ。」
パラドは一旦永夢の体内に収まり、永夢はマイティブラザーズXXで変身。
「マイティブラザーズXX!」
「変身!」
「ダブルガシャット!」
「ガッチャーン!レベルアップ!」
久しぶりのゆるキャラ体型ですが、クロノスが向かってくるとすぐに分離。
「ガッチャーン!ダブルアップ!」
「俺がお前で♪お前が俺で♪We are!マイティマイティブラザーズ!ダブルエーックス!」
協力プレイでクロノスに立ち向かいますが、流石に火力不足は否めません。
「無意味なことを・・・。」
徐々に追い詰められ、
「フン、君たちをポーズで始末する事は容易い。だが今、私は非常に機嫌が悪い!徹底的に苦しみながら死の恐怖を味わえ!」
八つ当たりからの舐めプ。
 これに対し、2人は現状の最大火力へとチェンジ。
「マキシマムマイティX!」
「マックス大変身!」
「ガッチャーン!レベルマーックス!」
「マキシマムパワー!X!」
「ガッチャーン!マザルアップ!」
「パーフェクトノックアウト!」
忘れがちですが、レベル99が2体がかりでも圧倒できるぐらい単純戦闘も強いのがクロノス。
「パラド!ムテキの力さえあれば・・・!」
「君たちは絶版だ。」
「キメワザ!」
「永夢の命は、俺が守る!」
「ズ・ガーン!」
「ダメだパラド、逃げろ!」
エグゼイドの前に立ちはだかり、苦し紛れに射撃を仕掛けるパラドクスですが
「クリティカル・ジャッジメント!」
ハエでも払うかのように受け流され、逆に必殺技を放たれる事に。
 するとエグゼイドが逆にその前に立ちはだかり、攻撃を受ける形に。
「うわーっ!!」
「ガシューン」
エグゼイドの方が重装甲そうですが、当然のように変身解除。
「永夢!」
「ダメだろ・・・自分の命も大切にしなきゃ。」
体を張った生命の教育。
 これを受け、パラドクスは弾幕を張ってその間に永夢を連れて撤退。

 CRで傷の手当を受ける永夢。
「よし。」
「ありがとうございます、飛彩さん。」
「しかし驚いたな。パラドを味方につけるとは。」
「おかげで、パラドのガシャットロフィーができた。」
黎斗が手にしているのはパーフェクトパズルとノックアウトファイターのトロフィー。
「あーっ!2つ一気にゲット!やったー!」
「残るグラファイトさえ倒せば・・・・ラスボスに到達だ。」
しかし永夢は、
「大我さん、その必要はありません。」

 パラドが仲間になった今、グラファイトもクロノスに敵対する同士として仲間になれるはず・・・と考えているようですが・・・。
「グラファイトにお願いがあるの。」
「お前も永夢たちの仲間になるんだ。」
「仲間・・・?」
永夢の思惑としては、
「グラファイトを仲間にできればクロノスに対抗できるし、最後のガシャットロフィーも手に入ります。」
という一石二鳥ですが、
「仲間って、冗談でしょ?あいつは大我がぶっ倒す相手なんだよ!」
因縁のある大我・・・と言うかニコはそれに反対。
「そんな事言ってられる状況かよ。ゲムデウスウイルスに感染してるグラファイトは貴重な存在だ。」
貴利矢も以前からリアリストな側面があるので永夢に賛同しますが、
「クロニクルを終わらせりゃ問題はねえだろ!」
という大我。
「グラファイトを攻略する気ですか!?」
「グラファイトは切除すべき人類の敵だ。」
飛彩も、過去の因縁あってかグラファイトを敵として見ています。
「なら決まり。ブレイブ、私達に力貸して。」
と、3人でさっさとグラファイト討伐に向かってしまいました。
「おい待てよ!」
「今の僕達にはグラファイトの力が必要なんです!」
止めようとするも聞く耳持たず。
 すると黎斗が。
「落ち着け。はぁ・・・全く、どいつもこいつも肝心なことを忘れてないか?」
呆気にとられた様子の永夢と貴利矢に、続けて
「いるじゃないか、ここに。神の才能を持つ男が!」
何か策があるらしいドヤ顔。

 グラファイトの説得を続けるポッピーとパラドですが、
「みんなで力を合わせて、クロノスに対抗しよう?」
「断る。貴様達が人間との共存を選ぶならば、好きにすればいい。だが、俺は俺の道を選ぶ。人間と手を組む気はない。」
あくまで人間と戦い抜くつもりでいるグラファイト。
「グラファイトにも笑顔になって欲しいの。」
「お前は俺の仲間だ!これからも、俺と一緒に戦ってくれよ!」
思えば、序盤からずっと共に戦っていた仲間なんですよね・・・。
 しかし、その意志は固く
「さらばだ。」
「待って!」
ついにパラドとも決別。

 CRでは、さっそく端末に向かい驚くべき速さでキーを叩く黎斗。
「永夢に何する気だ?」
「決まってるだろ。『ハイパームテキ』を再び開発する。」
無くなったのならまた作ればいい、という驚くべきポジティブさ。
「でも、またクロノスにリセットされたら同じ事を繰り返す羽目になるんじゃ・・・。」
「永夢の言うとおりだ。せっかく回収したプロトガシャットもなくなっちまって、最悪だ・・・。」
タイミング的に貴利矢の離反もギリギリ無かったことになっており、貴利矢自身は仲間になっているもののプロトガシャットは今だ正宗の手の内。
「だからこそ永夢の力が必要なんだ。リセットに対抗できる新しい力を手に入れるために!」
「新しい力・・・?」
ただムテキを再開発するだけではなく、また別の事も考えているあたり転んでもタダでは起きないと言うか・・・。

 一方の正宗サイドは、敵の奇策は全部知れている上にプロトガシャットが手元にあるので超有利。
「どんな悪あがきをしようと無意味だ。ハハハ・・・!」
そんな歪んだゲームの中、ひとり敵キャラを全うしようとするグラファイト。
 ひとり佇んでいたところに現れたのは大我と飛彩。あと遅れてニコも。
「来たか。」
「てめえ1人か?」
「この俺に仲間など不要。」
「どうやら説得に応じなかったようだな。むしろ好都合だ。」
「貴様達に問う。貴様達にとって戦いとは何だ?何のためにその命を懸ける?」
この問に対し、それぞれ
「バグスターを残らずぶっ潰して、5年前の過去に決着をつけるためだ。」
「ライダークロニクルを終わらせて、人類の未来を守るためだ。」
「過去と、未来・・・。背中合わせの志を抱き、ともに戦うとは。因果な者たちだ。」
「てめえこそ。1人で戦うことに何の意味がある?」
「貴様達が過去と未来に意味を見出すように、俺の戦いの意味は今この瞬間にある。俺は『ドラゴナイトハンターZ』の龍戦士、グラファイト。それが戦う理由だ。」
 あくまでゲームの敵キャラとして、挑まれれば戦うのが存在意義とするグラファイト。
それぞれが変身の体勢へ。
「培養。」
「インフェクション!」
「レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム?」
「ザ・バグスター!」
「ゲムデウスウイルスを持つ俺のレベルは限界を突破した。死ぬ覚悟で来い!」
今のグラファイトは既にレベル99をも超越しているようです。
「術式レベル100!」
「タドルレガシー!」
「第五拾戦術。」
「バンバンシミュレーションズ!」
「「変身!」」
が、こちらも合わせて150。決して引けは取らないはず。

後半は追記へ。
 黎斗と永夢によるムテキ+αの開発は難航。
「大丈夫かよ?少し休んだ方がいいんじゃないか?」
流石に心配がる貴利矢ですが
「私達のクリエイティブな時間を邪魔するな!永夢、ゲームのアイデアをもっと強くイメージしろ!」
どうやら基本的なプログラミングは黎斗の仕事ですが、マイティブラザーズXXの時よろしく永夢の特殊能力なしには完成しないもののようです。
「僕は大丈夫ですから。」
しかし疲労の色が濃く、
「永夢!ブェハハハ・・・!もう少しだ、もう少しで・・・!」
バグスターである黎斗でさえも、ついに過労死。文字通りのデスマーチです。
「ゲームオーバー」
「えっ、何で!?」
「開発作業に命を削りすぎたみたいだな。」
すぐに土管が生えてきて復活。
「私に構わず集中しろ!リセットの影響で私のライフは増えている。開発を続ける!」
この間だいぶ減ったので、まだ93機と言うとかなり残っています。しかし生身の永夢への気遣いゼロ。

 一方、ブレイブ・スナイプとグラファイトの戦いも夜まで続いています。
「やるなブレイブ、スナイプ!我が敵として申し分なし!」
「何なの?あいつ。めっちゃしぶとい・・・。」
2対1ながら、むしろ相手を圧倒していると言っていいほどの戦闘力。
 そのうちに、パラドとポッピーも戦いの行方を見守りに現れました。
「グラファイト・・・。」
「あいつ・・・楽しそうだな。」
人間と全力で戦うのが楽しいという、パラドとも通じるマインド。

 黎斗もアレな笑いを上げています。
「出来た?出来た!?」
「ダメだー!!」
「あぁーっ!!」
「おい、もう朝だぞ!?リセットに対抗する力なんて本当に作れるのかよ!」
「黙れー!!」
時刻は午前5時をまわり、徹夜のテンションでの激しい罵り合い。
その最中、またしても黎斗が過労死。
「ゲームオーバー」
そして即復活。
「残りライフ、82・・・。」
わずか一晩の間に既に11回も過労死しています。なんて集中力だ・・・。
「永夢ー!君の才能はこんなもんじゃないだろ!」
ベッドに横たわる永夢の脚を掴んでバタバタ。すると永夢も逆(?)切れ。
「うるさい・・・うるさい!あなたこそ黙っててください。」
と真顔でキレられてしまいました。返す言葉がなくしょげる黎斗に
「怒られちゃった。」
いじる貴利矢の声がいい。

 グラファイトとの戦いの勢いも一向に収まりません。
しかしながら、長い戦いの末にブレイブとスナイプが徐々にグラファイトを押し始めました。
・・・スナイプがちゃんと距離をとって役割分担をするようになったからかも知れませんが。
 この好機を逃すまいと同時に必殺技の体勢へ。
「今だ!」
「これでミッションコンプリートだ!」
「キメワザ!」
「ガッチャーン!キメワザ!」
「来い!」
「タドル・クリティカルストライク!」
「バンバン・クリティカルファイヤー!」
まずはスナイプが一斉射撃を仕掛け、その着弾に合わせてブレイブが上空から攻撃。
二段構えのこの攻撃に、流石に倒れるグラファイト。
「よし!」
立ち上がれないグラファイトですが、出てきたのは笑い。
「ハハハ・・・!」
「何がおかしい?」
「最高の戦いができた。悔いは・・・ない!」
決着がついた今、残るはクリアの手続きとしてのトドメのみ。
「決着はついた。」
「ああ・・・トドメだ。」
「オッケー。私の出番ね!」
ガシャコンマグナムを手に前に出るライドプレイヤー・ニコ。
 ところが、このタイミングで邪魔しに来るクロノス。
「諸君、このゲームは無効だ。」
「てめえ、邪魔すんな!」
「『仮面ライダークロニクル』は攻略させない。」
「ふざけんな!最後までゲームやらせろ!」
ニコは邪魔される前に、とガシャコンマグナムに仮面ライダークロニクルガシャットを装填。
「ガシャット!キメワザ!」
「くらえ、グラファイト!」
「ライダー・クリティカルフィニッシュ!」
これが初であろうクロニクルガシャットによるキメワザ。他はニコによる真似だけだったので。
 しかし、無情にもポーズによる妨害。
「ポーズ!」
「フン、君たち仮面ライダーは全員絶版だ。」
唯一の対抗手段であるグラファイトももはや動けない・・・かと思えば、気合で立ち上がり、クロノスの前に立ちはだかります。
「何のマネだ?君を助けてやった私に歯向かう気か?」
「正々堂々と戦い、決着はついた!なのに貴様は・・・神聖な戦いに泥を塗った!」
グラファイトにとって、クロノスのような存在はもっとも忌み嫌うもの。
「フン・・・。」
「パラド、ポッピーピポパポ。道こそ違えたが、お前達は俺の・・・生涯の仲間だ!」
誰にも聞こえようはありませんが、共に生き残ったバグスターである2人はグラファイトにとってかけがえのない仲間。
「スナイプ、ブレイブ。俺に敵キャラを全うさせてくれた貴様らに、心から感謝する。」
また、スナイプとブレイブは長年の因縁とともに、グラファイトを強敵たらしめた相手でした。
 そして4人に背を向け、クロノスに向かうと最後の大技。
「ドドドドドドドドドド・・・!」
「キメワザ!」
「クリティカルサクリファイス!」
「紅蓮爆龍剣!」
バグスターでありながら、まさかのカットイン。
満身創痍の体で放った大技は、レベル99が2人がかりでも敵わないクロノスを彼方へと吹っ飛ばしてしまいました。
 しかし、これによりグラファイトの体はもう限界。
「リ・スタート!」
ポーズが解けると、自ら大の字でニコの攻撃に当たり、人間体に。
「これでいい・・・。」
満足した笑顔で、大爆発とともに消滅。
「えっ・・・。」
「ゲームクリア!」
ニコの手元には、最後となるドラゴナイトハンターZのガシャットロフィーが落ちてきました。
「最後に笑ったね、グラファイト。」
「お前の生き様、見届けたぞ。」
グラファイトの決着がついたことで、すぐにでもゲムデウスを呼び出しにかかります。
「よし、ゲムデウスを呼び出すぞ。」
集まったガシャットロフィーを天に掲げると、上空に仮面ライダークロニクルのタイトル画面が浮かび上がり、そこに吸い込まれていくトロフィー。
 が、これを邪魔しにかかるクロノス。
「何をしようと無意味だ!同じ運命を繰り返すがいい!ハハハ・・・!」
バグヴァイザー兇鮗蠅法△泙気縫螢札奪肇椒織鵑魏,修Δ箸靴泙垢
「リセットする気か!?」
「ずるいよ!」
同時に飛来するエナジーアイテムが各々に取り付き、
「リセット!」
リセットは確かに発動しましたが、状態が巻き戻りません。
「ん・・・?何故、時間が巻き戻らない!?」
困惑しながらボタンを連打するクロノスの背後から、エグゼイド・ムテキゲーマーが奇襲。
「キメワザ!」
「ハイパー・クリティカルスパーキング!」
「ガシューン」
出会い頭の当て逃げのような必殺技に、直撃をくらってたまらず変身解除に追い込まれました。
「ハイパームテキ・・・!」
「ここまでの攻略データはセーブした。」
新しいエナジーアイテムは『セーブ』。リセット封じのための完全新作です。
「セーブ・・・?」
「フフフ・・・。ハイパームテキにセーブ機能を搭載したのさ!」
「もうお前のリセットは通用しないぜ?」
ここに漕ぎ着けるまでは文字通り命を削る難産でしたが、その効果は抜群。
 これにより、正宗の妨害も虚しく虚空からついにその姿を現すゲムデウス。
「いよいよか・・・。」
「来るぞ・・・。」
「うん・・・。」
「こんな筈では・・・!」
皆が固唾を呑んで見守る中、1人だけ
「美しい・・・。」
と感動している黎斗。自画自賛にも程がある。
「あれが・・・ラスボス。」
そんな具合に皆が上を見ている間に、しれっと現れてグラファイトの遺品のバグヴァイザーを回収するジョニー・マキシマ。
「『仮面ライダークロニクル』のエンディングが近いようだな。ミスター正宗!ハハハ・・・!」
その正宗は、社運を賭けたゲームが大規模展開を前に攻略されつつあることを歯噛みして見るばかり。
「ゲムデウス・・・!」
ゲムデウスは、生みの親である黎斗によく似たゲス笑いを上げ・・・という所でEND。

 全体的な感想としましては、本当にビックリするぐらい濃いエピソードでしたね・・・。
ハンター登場時に一時退場はあったものの、序盤、と言うか話の時系列としては5年前のゼロデイからずっと出ずっぱりだったグラファイトが強敵キャラを全うして華々しく散るという後々まで印象に残りそうな回でした。
 幹部怪人と言うのは毎年出てくるものですが、本編を通して活躍し、最終的に敵のまま有終の美を飾る事ができた怪人がどれほどいたか・・・。
ずっと共にあったパラドらの説得を断りながら、同じ因縁で対立しながらも最終的に和解した大我と飛彩の2人と決闘を繰り広げた果てに敗れるというだけでも十二分なのですが、今回はクロノスの妨害が実に効きました。
 実際の医療における大手術を彷彿とさせる長期戦で、お互いに持てる全てをぶつけ合った戦いでした。
それで既に立ち上がれないぐらいダメージを受けていましたし、ポーズの中なので他の誰にも認識できないにもかかわらず再びクロノスの前に立ちはだかり、親愛と感謝を伝える場面からはもう最高潮でした。
その後、今回は特に強キャラに描写されていたクロノスをライダー同様の演出で押し返すところはもう・・・。
 一旦退場するまではよく分からないキャラでしたが、復活してからはゲームの敵キャラとしての矜持を持ち、クロノスに対抗するため自らゲムデウスウイルスを受け入れたりと、自分が敵キャラを全うするためには手段を選ばない辺りが敵ながら立派だったかと思います。
本当、ここまでいいキャラになるとは思っていませんでした。

 グラファイトを主としたシリアス面が盤石だっただけでなく、ギャグもしっかりやっているのが今回の良いところ。
開発に心血を注ぎすぎて簡単に過労死してしまう辺りはブラックジョークめいていますが・・・。
 とりわけ黎斗と貴利矢の掛け合いが良いです。殺し殺されした間柄のはずなのに。
「出来た!?」「ダメだ!」のくだりとか、「怒られちゃった」も。
それでも、最後にはキッチリとムテキを再開発し、しかもセーブ機能まで持たせるのだから有能です。
別に善人ではないのですが、この頭脳が味方であることが何だか悔しいながらも心強い。
 前回の予告では、ゲムデウスがゲス笑いを上げていたので、もしや黎斗がこの期に及んでゲムデウスとなって裏切るのか・・・?なんて思っていたものですが。
 リセット失敗からの回避不能な奇襲キックはもう最高に「ざまあ」で、今回こそクロノスに対して最高に溜飲が下がる思いでした。
前回、突然にチート能力に開眼したと思ったらその次で即座に破られてボコボコになっていますから、何とも展開の早い。これだけ面白いと短縮が本当に惜しい・・・。

 次回、やや巻きながらもラスボス登場。
現実問題、攻略の前提条件であって唯一対抗できるクロノスを持たないCR側がどうやってゲムデウスを攻略できるのか。
Posted by jerid_and_me at 22:05│Comments(8) 特撮ネタ | 仮面ライダーエグゼイド
この記事へのコメント
グラファイト、想像を上回る華々しい最後でした。
違う道を選んだパラド達を突き放しながらも、パラド達がそうする事自体は否定せず受け入れる姿も男らしい。

ゲームの敵キャラとして倒されるだけの存在は嫌だと今の位置からの脱却を望んでいたパラドと、ゲームの敵キャラとしての役割に誇りを持ち、信念とともにそれを貫き通したグラファイト。
同じ人間に敵対する存在であり、共にバグスターの繁栄を望みながらも、現状に対する感じ方はむしろ対照的で、表面上の性格以上にこの二人は凸凹コンビだったんだなぁと今は思っています。

そう言えば公式の30秒版予告だと最後に正宗が何か輝いているんですよね。
この男、この局面でまだ何か覚醒するのか…。
復活してから大活躍してる黎斗もある意味そうですが、人格的にも能力的にも底が見えてるのに、そこからの粘りが本当に凄い。
Posted by pinsam at 2017年07月31日 19:48
誰にも聞こえない中で最高の仲間と最高の好敵手へ感謝しゲームキャラとして生涯を全うした誇り高き孤高の龍戦士。ライダー勢のキメワザと同じカットインが入ったのでVシネマエグゼイド裏技仮面ライダーTHEバクスターズの発売を願います。いよいよ公開迫る劇場版。東映サイトにも載ってる通りTVとは少し違うゲムデウス。その謎はジョニーの行動に隠されてるらしいですがゲムデウスウィルスが極限まで培養されたバグヴァイザーを回収したのでこれでYoutubeにも公開されてるサマーステーションでの舞台挨拶でのジョニーがゲムデウスになるという謎が一つ解き明かされました。なにやら映画のポッピーはTVとは違う発言も飛び出し益々wkwkが止まらない。今回10回以上過労死した神が次回また何かしでかすのか貴利矢と衝突。バイクが自転車と合体してバイクに乗る、そして切り札はドクターマリオことドクターマイティXX?アメイジングバンダイの匂いがします。
Posted by Miku at 2017年08月01日 11:19
そして映画公開日の夜に土曜あるある晩餐会仮面ライダーあるあるが放送されます。永遠の英雄本郷猛/藤岡弘、さん、そしてTV出演42年ぶりニンゲンキライだ初代アマゾン岡崎徹さん、元祖チートofチートライダー石ノ森先生をして彼を超えるヒーローは現れない我らがてつをさん、555/4号たっさんこと半田健斗さん、そして平成ジェネレーションズ組西銘駿君と飯島寛騎君が出演。こちらも見逃せない!
Posted by Miku at 2017年08月01日 11:36
永夢とパラドが手を組んでのW変身は非常に見応えありましたね。
2ヵ月前までラスボス候補だったのが信じられない様な超展開が続きます。

新作ビルドですが、チーフプロデューサーは『エグゼイド』に引き続き大森さんが、メインライターはまさかの武藤将吾さんが特撮初抜擢。
今まで『花ざかりの君たちへ〜イケメン・パラダイス』や『電車男』、映画『テルマエ・ロマエ』といったフジテレビのコメディ作品や、最近では日テレの『怪盗 山猫』など一般ドラマをメインに担当してきたベテランですね。
なんでもお子さんと一緒に平成ライダーを視聴してそのストーリー性に衝撃を受けたのだとか。
『ビルド』のストーリーですが、火星探査中に発見されたパンドラの匣を開けた事で、グレートウォールと呼ばれる巨大な壁によって、日本が「北都」、「西都」、「東都」の3つに分断される所から物語はスタート。
その内の東都で「スマッシュ」と呼ばれる未確認生命体が人々を襲い始め、ライダー史上最高のIQを持った主人公の天才物理学者がビルドライバーとフルボトルを開発。仮面ライダービルドに変身し、スマッシュとの戦いに挑むという形になるそうです。
とうとう主人公がアイテムを開発する立場になるみたいで、どんな感じなのか楽しみ!
Posted by taka at 2017年08月01日 22:25
5
久しぶりにコメントします。すっかりしていませんでしたがエグゼイドはちゃんと見てます。

グラファイト、最後の培養。ドラゴナイトハンターZの龍戦士にして敵キャラ。そして、今回の主役。敵キャラの自覚もあり、因縁あるブレイブ、スナイプを好敵手とし、夜明けまで死闘!! ゲムデウスウイルスのおかげもあり、レベル50、レベル100と渡り合う! ラスボスの力の一端でパワーアップはゴオマ究極体を思い出したり。最後はニコの止めを待つもクロノスが妨害。それに対しグラファイトは神聖な戦いに泥を塗った!と激怒。必殺技カットインもあるドドドドドドドドドドドドド紅蓮爆龍剣vsクリティカルサクリファイス!


見事勝利!! ニコの止めを受け入れ、パラドとポッピーに笑顔と生き様を見せました。
Posted by 蓮沼 at 2017年08月02日 08:33
クロノスが出てきた際は「邪魔すんな!」って思いましたね。リセットしようにもセーブにより破綻。ゲムデウス降臨を見守るしかないという屈辱wwwwww マキシマの言う通り、いい加減終わりにしろよってところ。しかし、次回も最後の悪あがき。

Vシネマ仮面ライダーグラファイトを待ちますね。止まった時の中、最高の敵、生涯の仲間と届かないながらも、彼らを『絶版』させないため彼らを守る! 結果、神様気取りの正宗に最大の泥を塗る事に成功!

ゲムデウスは金色と禍々しくも美しいなど、私はこっちのほうが好みです。
Posted by 蓮沼 at 2017年08月02日 09:03
>>Pinsamさん
毎度コメントありがとうございまーす。
序盤、いかにも中ボスめいた言動でハンター4人プレイに倒されていた頃はこんな壮絶な最期を遂げるなんて誰も考えていなかったでしょうね。
考えてみれば、バグスターはロイミュードの1割程度の数しかない種ですから、それだけ仲間意識が強いというものでしょうか。とはいえ、たとえ相手には伝えずとも、どれだけ道を違えても仲間と言うのは良いな・・・と思います。
 エグゼイドは本当、悪役の粘りが凄いですよね。もともとキャラ数を絞っているのもあるでしょうが、追い込まれて奇跡を起こすってそれは普通主役の話でしょうと。

>>Mikuさん
毎度コメントありがとうございまーす。
やっぱりあのバグヴァイザー、ゲムデウスウイルスが残っていたんでしょうか。グラファイトのウイルスが残っていて・・・という展開はノーサンキューですが。
 ブラザーズに続いてドクターもあると言うと、やっぱりマイティの元ネタは例のヒゲおじさんなんでしょうね。
マイティドクターXXは、あってブラザーズの色替えでしょうか。
キメワザのみで変身はなかったりして。
 仮面ライダーあるあるってのは仮面ライダー芸人とはまた違うのでしょうが、エグゼイドは特番を組まれることが多いような。
Posted by ジェリドと管理人 at 2017年08月02日 19:31
>>takaさん
毎度コメントありがとうございまーす。
そう言えばパラドが仮面ライダークロニクルを牛耳ってラスボスになるような展開も考えていましたっけ・・・今や遠い昔のようです。エグゼイドは本当に中身が濃い。
 そんなエグゼイドに続き、ビルドも新たに脚本家を迎えるとは。
ニチアサは色々と激動の時期を迎えているように感じられます。
エグゼイドの今のところの成功を鑑みると、今年も1年時間のとれる人なら良いなという所です。
 主人公が天才というと異色に思えますが、よくよく考えると初期昭和ライダーは揃ってIQ含めて超人でしたね。
今年は大学出れる頭もあってしかも医者と高学歴だなと思ったらまた随分飛んだものです。

>>蓮沼さん
毎度コメントありがとうございまーす。
グラファイトの何が凄いって、2対1での長期戦の後で致命傷を受けながらドドドドドドドドドドド紅蓮爆龍剣でクロノスを押し返す所ですよね。さらに驚くべきは、時間が巻き戻ってゲムデウスウイルスに順応していない状態なのに、という点。
こんな根性のある敵キャラはそういう居ないでしょう。
 そんな勝負をリセットにより台無しにしようとしたところ、通り魔のようなムテキの奇襲により為す術無く変身解除に追い込まれる流れは短いながらもスカッとします。
 TV版ゲムデウスの方が金と銀で神っぽい造形に感じますね。
ゲンムも黒と白ですし、黎斗センスがよく出ているかと。
Posted by ジェリドと管理人 at 2017年08月02日 22:11