2019年05月27日

今週の仮面ライダージオウ「第37話 2006:ネクスト・レベル・カブト」

 響鬼、キバときてカブト編。
この辺り、ちょうど自分が触れはじめた平成1期後期なので当時の激動を感じます。
 カブトと言えば東京タワー。あの頃はまだスカイツリーの話はあったものの建設中とかでしたっけ。
その東京タワーをバックに、突如飛来する隕石。
「また隕石だ。」
慣れた様子のウール。まあギンガも隕石でしたしね・・・。
その手に握られているのはアナザーカブトのウォッチ。ワームサナギ体の手の衣装が入っています。

 隕石の落下地点と思しき荒れ地では、多数のサナギ体ワームが発生し、闊歩しています。
「来ないで!」
「来るな!」
逃げ遅れた一般人に迫ると、その姿に擬態。となると、この人達はこの後・・・。
 さらに、ワームのうち一体はとっくに死亡したはずの影山の姿に擬態。
ウールの語りが被ります。
「新しい地獄が始まる。」

 翌朝、ニュースでこれを知るソウゴら。
「こちらは、昨晩隕石が落下した現場です。ご覧の通り、被害は甚大なものとなっております。」
「ここのところ、よく隕石が落ちるわね。」
朝食時の雑談で済まされる程度の話でもないような。
「この前現れた、仮面ライダーギンガと関係あるの?」
あれも隕石だったので、発端と考えたくもなるところです。
「関係がないとは言い切れない。我が魔王。だが・・・」
中継を見ていると、レポーターが突如擬態を解いてワームとなり、他のスタッフを襲撃。
「今回の隕石が運んできたのはこいつらのようだ。」
「これって・・・。」
「ワーム、人間に擬態する地球外生命体だ。この本によれば、かつて仮面ライダーカブトが戦っていたという。」
レジェンドのことも記述がある逢魔降臨暦。
「仮面ライダーカブト・・・。」
「カブトウォッチを手に入れる手がかりになるかもしれんな。」
「そういう事だ。」
割と呑気な未来人3人。2068年はすごい荒れ地ばかりだったので、かえって見慣れた景色なのかも知れません。
「それより放っておけないだろ?これ。ほら行くよゲイツ!」
と表に出ると、また別の隕石が飛来・落下しています。これもう首都機能壊滅するんじゃあ・・・。
「また隕石が・・・。」
「あれもワームを運んでるのか?」
「二手に分かれよう。先に落ちたのは俺とツクヨミが。今のはゲイツと・・・」
「またウォズと組めというのか!?」
「じゃあ、よろしく!行こうツクヨミ。」
またウォズと組まされてしまうゲイツ。が、そのウォズの姿が見当たりません。
「仕方ない・・・。おいウォズ?ウォズ?ウォズ!」
ウォズはひとり渋谷に向かっています。
「常盤ソウゴが集めなければならないウォッチはあと3つ。今回、その鍵を握るのは・・・仮面ライダーガタック、加賀美新。」
10年以上経過していながら、殆ど変わらない面影。
 ここでまさかのNEXT LEVEL・・・かと思ったらキャンセルして普通にOPに入りました。
流石にOP乗っ取りはなかったか。

 現場に向かう途中、ツクヨミは
「ねえ、気になってる事があるんだけど。」
「何?」
「今までは、アナザーライダーが誕生するとオリジナルのライダーは存在しなくなってたわよね?」
「でも、ブレイドの剣崎一真もアギトの津上翔一も、ライダーの力を失っていなかった。」
「あっ、今までのアナザーライダーとは違うってウォズが言ってたよ。」
「それだけかな?」
「・・・どういう事?」
「分からない。でも、何か見落としてる気がする。」
確かに前半はレジェンドは出るけど変身はできないような話が多く、それはもったいないという意見が多かったのか後半は現代でアナザーライダーが発生、変身もするような話になるという大人の事情ぐらいに思っていたので、作中で触れられるとは意外。
「俺は楽しいよ。仮面ライダーにどんどん会えるし、今度もまた会える気がする。」
視聴者としてはだいたいソウゴと同じ思いなのですが、もしかして重大な伏線になっている・・・?

 結局、仲良く現場に向かったゲイツとウォズ。
まず行く手のビルは激しく破損しており、落下地点は工事現場だったようですが多数の負傷者が出ているようです。
「ひどいな・・・。」
そしてクレーターの中を覗き込んでみると、破片に紛れてサナギ体ワームの姿が見えます。
「やはり、隕石はワームを運んできていたようだね。」
毎度ながら、これだけのハードランディングで無事に出てくるあたり頑丈ですよね。
「やるしかないな。行くぞ、ウォズ。」
変身しようとするゲイツですが、
「君に命令される謂れはない。」
「何だと?」
「号令は私がかけよう。行くよゲイツくん・・・」
しょうもない主導権争い。すごく平成1期感。
なんてやっているうちにワームが登って、流れで同時に変身。
「変身!」
「コンプリート ファイズ!」
「キカイ!」
謎のチョイス。

 他方、先に落ちた隕石のほうに向かったソウゴとツクヨミ。こちらのほうが被害は大きいように見えますが、ワームの姿はなし。
「あれ?ワームがいない。」
そこにいた一般人に話しかけるソウゴですが、
「あの、さっきここに怪物が出ませんでした?」
よく見ると先程ワームに変貌したTVリポーターです。
「ソウゴ、ダメ!そいつがワームよ!」
「えっ・・・えっ!?」
リポーターもスタッフの男もワームに変貌。さらに、周りの野次馬っぽいのも全員ワームでした。
 変身する間もなく囲まれ襲われる、と思われたそのとき、ワームを襲う何者かの銃撃。
攻撃の主はガタック・マスクドフォーム。
「仮面ライダー!?」
「よし、なんか行ける気がする!」
「ジオウ供」
「変身!」
「ジオウ供」
ガタックとともにサナギ体ワームの群れを圧倒。

 ゲイツとウォズの方も、難なく第一陣を撃破。
「フッ、こいつら大した強さじゃないな。」
「甘く見ないほうがいい。まず、彼らは・・・」
言っているそばから、残ったサナギ体のうち1体の表皮が赤熱・蒸気を吐き出すという脱皮の兆候を見せ、そのまま脱皮。しかもいきなりグリラスワームです。
「成虫に進化する。」
「姿を変えた所で・・・。」
舐めてかかっているゲイツですが、直後グリラスワームがクロックアップ。
「そして、クロックアップする。高速で動けるんだ。」
「それを早く言え!」
それが分かっているので、予め黙って距離をとっていたウォズ。ずるい。
 とはいえ、超スピードなら対抗手段が無いわけではありません。
「速さなら大好物だ。」
「疾風!」
「シノビ!」
「フューチャータイム!」
「フューチャーリングシノビ!シノビ!」
「リバイブ疾風!」
「疾風!」
目にも留まらぬぶつかり合いの末、虚空に緑の爆発。
直後、流れで地上のサナギ体も撃破し、周辺のワームは一掃したようです。

 ジオウとガタックの方も、脱皮すらさせずにあらかた片付けたようです。
が、クロックアップした何者かが割り込んできました。
「何だ!?」
「影山か!」
現れたのはパンチホッパー。ならば、とキャストオフの体勢に入るガタック。
「キャストオフ!」
「キャスト・オフ」
「チェンジ・スタッグビートル!」
マスクドフォームへとチェンジ。よく横に居たジオウ兇無事だったものです。
「えっ?」
「姿が変わった。」
いや、ジオウも大概変わりまくりだと思うのですが。
「クロックアップ!」
「えっ、消えた?」
両者クロックアップを発動し、目にも留まらぬスピードで交戦。ジオウ兇呂燭盛欧討襪个り。
 戦いの最中、ビルの外壁が崩落し、紛れ込んだ一般親子の上に降り注ごうとしています。
が、ツクヨミはこれを目の当たりにし
「危ない!」
瓦礫の時間を停止させ、親子を逃しました。
 安心したのも束の間、謎のビジョンがツクヨミの脳内に流れ込みます。
幼少のツクヨミ、そして帽子の男。
「えっ・・・?」

 これを密かに見下ろしていたスウォルツ。
「力は強くなっているようだな。完全に覚醒するのも時間の問題か?」
「その覚醒ってやつをすると、どうなる?」
ここに再登場した士。アナザージオウ回の因縁もあってか、今度はスウォルツの所に直接来ました。
「門矢士・・・。」
「その女と、お前が関係がある。って所までは調べがついている。」
「なら、自分で調べればよかろう。調べられるものならな。」
真相に到達されないとう自信があるようです。
「フッ・・・なら、そうさせてもらおうか。」
士も士で、引き下がるつもりはないようです。

 ガタックに加勢しようとするジオウ兇任垢、スピードが違いすぎてただダメージを受けるばかり。しかし、その中で攻略法を掴みつつあります。
「分かった。あれはゲイツリバイブと一緒、すごいスピードで移動してる。それなら!」
ジオウ兇瞭整婬擦任△詭ね荵襪鮖箸ぁ▲僖鵐船曠奪僉爾瞭阿を先読み。
ガタックと戦いながら、時折ジオウ兇諒にも攻撃を加えてきます。ソウゴが注目したのはその回数。
「1、2、3・・・。」
「見えた!」
そして未来視の通り、攻撃を受けるジオウ供
「1、2・・・3!」
見事にカウンターを合わせました。
「よーし。」
「終わりだ、影山!」
ガタックカリバーの斬撃を飛ばしてトドメ・・・かと思ったら、何者かが割って入ります。
 炎の中から姿を表したのはアナザーカブト。キックで攻撃を弾いたようです。
「弟に手を出すな。」
「お前は・・・!」
「カブト!」
「アナザーカブト・・・!」
どうやらその正体は矢車。
「加賀美、お前はいいよなぁ・・・。」
毒づきながら、パンチホッパーを抱えてクロックアップで撤退。
 変身を解いたところで、加賀美とは初対面のソウゴ。
「あんたは・・・。」

 そのままクジゴジ堂に迎え、話を聞きます。
「加賀美新・・・仮面ライダーガタックか。」
「あのカブトもどきの正体は、おそらく矢車想。俺と同じく、もともとZECTのメンバーだった男だ。」
「ZECT?」
「・・・ワームの侵略から人類を守るための組織だよ。」
「すっげえ!えっ、そんなのあったんだ。聞いたことないけど。」
そういえばZECTの存在って公にされていたんだったかいなかったんだったか。終盤ネイティブ騒ぎで明らかになったような気もしますし、どうも記憶が定かでないです。
「さっきのライダーは、パンチホッパー・影山瞬。矢車と影山はコンビなんだ。地獄兄弟と言ってね。」
「あっ、兄弟なんだ。」
「兄弟じゃない。」
「えっ?」
「わけがわからないな。」
まあ、あの辺の経緯は説明するのが非常に面倒ですよね・・・。何で急に弟なんて言い出したのか今でもわかりませんし。
「で、君の目的は?」
「俺は影山を追っている。やつはワームの擬態だ。」
「なぜ、そう言い切れる?」
「・・・影山は、すでに死んでいる。」
視聴者としては知っての通り、終盤でネイティブ化ネックレスをそれとも知らず集めた結果、ネイティブと化し矢車に倒されています。
「死んだ人にまで擬態するなんて・・・。」
「そうして矢車を騙している。俺は影山を倒す。君たちも、やつの情報を掴んだら連絡してほしい。」
「うん、わかった。」
ともかくも協力の約束をし、立ち去る加賀美ですが去り際に気になることを。
「・・・渋谷は、いつあんなに復興したんだ?」
「復興?」
「1999年、隕石が落ちて渋谷は壊滅しただろ?」
「えっ・・・そうなの?俺、生まれてないから・・・。」
日曜の朝っぱらから大友を狙ってメンタル攻撃するソウゴ。ノストラダムスなんて知らない世代かあ・・・。
「そうか・・・。」
不思議な顔をして出ていく加賀美ですが、ウォズの険しい顔は何か心当たりがあるのでしょうか?

 一方、ひとり物思いに耽っていたツクヨミ。そこを訪れるゲイツ。
「ツクヨミ。また、あの力使ったんだってな。」
「うん。前より強くなってるみたい。それより、この力を使った瞬間、記憶が・・・。」
「思い出したのか?」
「お父さんとお母さんがいた。それに、誰か男の人が・・・。」
帽子の男とは、ソウゴに王になるという夢を仕込んだ張本人であり、そしてその正体はスウォルツでした。
同一人物だとすると、ツクヨミは家族ぐるみでスウォルツとの関係が?
 さらに、そこへ士も現れました。
「その秘密、その目で確かめてみるつもりはあるか?」
「門矢士・・・。」
さりげなくツクヨミと士の間に入るゲイツ。なかなかよく気が付きます。
「どうやら、だいぶ時空が歪み出している。」
「時空が歪んでる・・・?どういう事だ?」
「俺もその答えを探してる。」
この世界が混じり合う感じ、ディケイドの終盤めいた空気を感じますが・・・?
「時空の歪みと、私が関係しているってこと?」
「さあな。どうする?乗るか?」
思わせぶりな口調で誘う士。ツクヨミは、
「お願い。知りたいの、自分のこと。」
そのまま、士についてオーロラの彼方に消えてしまいました。
「ツクヨミ!」

 ゲイツと連絡を取り合うソウゴ。
「うん、分かった・・・。ゲイツにも2人の情報を話したけど・・・。」
「どうした?」
「ツクヨミが門矢士と何かを探りに行ったって。」
「余計なことを・・・。」
「えっ?」
気になる反応。やはりウォズは何か知っているのでは?
「いや・・・とにかく、私達も地獄兄弟を捜しに。」
「捜してるのは俺か?」
背後からの声。まさか影山の方から来るとは。
「あんたは・・・影山瞬!」
写真と見比べてそう言いますが、いや写真とだいぶ違うような?
「なぜ君の方から現れる?」
「手伝ってほしいんだ。俺はどうしても兄貴を助けたい。」
「兄貴とは、矢車想の事か?」
「加賀美さんが言ってたよ。あんたワームなんじゃないの?」
矢車を助けたいからと接触してきた影山に、疑いの目を向ける2人。
「そうだ。でも人間としての記憶はそのままだ。だから・・・兄貴があんな怪物になっちまったことが辛い。俺たちは地獄を見すぎた。これ以上、地獄は見たくない。」
 切実な物言い。が、矢車なら多分そういう事は言わないだろうなという気はします。
これを受け入れるソウゴ。
「わかった。」
「待て、我が魔王。ワームの言うことを聞くのか?罠に決まってる。」
「ウォズ、少しは人を信じなくちゃ。矢車を助けたいのは俺達だって同じだろ?」
人・・・っていうかワームなんですけどね。
この、記憶や人格を引き継ぐという性質には当時も苦しめられていました。

 クジゴジ堂では、ひとり年代物のラジオの修理を終わらせた順一郎。
「修理完了!さあ・・・治ったかな?」
ボリュームを捻って電源を入れると、ラジオの音声が流れています。
 ちょうどニュース速報が出ており、
「ここで、ニュースをお伝えします。地球に巨大な隕石接近しており・・・」
「ハハッ、どんどん修理が上手くなってる。
「落下予測地点は首都・東京が中心となっており、隕石はこれまでのものに比べて最大級の大きさです。」
「最近、隕石多いからね。・・・ええーっ!?」
最近は多い、で流しかけていましたが、最大級と聞いてぶったまげです。

 結局、影山の案内のままにいつもの工場にやってきたソウゴ。
「ここに矢車想がいるの?」
「ああ、この奥だ。」
言われるままに、影山に背を向けて奥に向かうと案の定・・・と思ったら、
「影山!」
ソウゴの首に手を伸ばしていた影山を、タックルで突き飛ばす加賀美。
「加賀美!?」
「後をつけさせてもらった。君は人がよすぎる!君を嵌めるための罠だったんだよ、これは!」
加賀美も似たような事が多々あったような気がしますが・・・。
「ハハハ・・・!確かに罠だ。でも、狙いはそいつじゃない。加賀美、お前だ。」
「何?」
言い切るが早いか、乱入してきたのはアナザーカブト。
「お人好しは誰だよ。他人を助けてる場合じゃない。」
ともかくも変身する加賀美。
「変身!」
「キャストオフ!」
「キャスト・オフ」
「チェンジ・スタッグビートル!」
即ライダーフォームに変身し、アナザーカブトと激突。影山も変身。
「変身。」
「チェンジ・パンチホッパー!」
こちらは生身のソウゴに向かいますが、まるで動じません。
直後、強い重力によって地面に押さえつけられるパンチホッパー。
「何!?」
「相棒!」
「こうなる気はしてたんだよね。」
「銀河の中心には1万個のブラックホールがあるという。その重力を味わうがいい。」
すでにギンガファイナリーとなり控えていたウォズ。
「やれやれ、さすがは我が魔王。敵の罠まで利用するとは。」
「俺は、ただ矢車想のところに連れてきてもらいたかっただけだよ。あとは2人を倒すだけだ。」
ソウゴがその残忍さを垣間見せます。
 ジオウ兇吠竸箸掘加賀美に加勢しようという所ですが謎の地響きに動きが止まります。
「何?」
表に出てみると、先程ニュースになっていた巨大隕石が目視できる所まで来ています。
「えっ?でっか!」
「これまでとは桁違いだ。我が魔王はあの隕石を。ここは私に任せろ。」
「分かった。」
フォーゼウォッチに持ち替え、改めて変身。
「ジオウ!」
「フォーゼ!」
「変身!」
「アーマータイム!」
「3・2・1 フォーゼ!」
「宇宙行くー!」
シャトルに変形し、隕石の迎撃に向かいます。

後半は追記へ
アナザーカブトとパンチホッパーの2体を相手に苦戦を強いられるガタック。
戦いの中で矢車の説得を試みますが、
「矢車、よせ!こいつは影山じゃない!ワームの擬態だ!」
「それがどうした?どうせ俺なんか・・・ワームしか相手にしてくれない!」
もとより話の通じる相手ではありません。切実・・・。
「弟は俺が守る!」
危ない所でしたが、戻ってきたウォズがアナザーカブトの相手を引き受け、どうにか難を逃れます。
 ギンガファイナリーはギンが譲りのパワーと防御力を持つようですが、クロックアップに対しては直接の対抗手段を持ちません。
「なるほど、これがカブトの力か。だが・・・。」
攻撃を受けながらも、ギンガウォッチのダイヤルを操作。
「ワクセイ!」
「アクション!」
「投影!」
「ファイナリータイム!」
「水金地火木土天海!宇宙にゃこんなにあるんかい!ワクワク!ワクセイ!ギンガワクセイ!」
ワクセイへとチェンジ。いつになくやかましい変身音です。
 そのまま必殺技の体勢へ。
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「水金地火木土天海・エクスプロージョン!」
太陽系の惑星が発生したかと思えば、それは多数の弾丸へと分裂し、地表へと降り注ぎます。
この面で制圧する圧倒的な火力の前にはクロックアップも無意味であり、たまらず爆発するアナザーカブト。
「カブトの力は宇宙の力。宇宙の力で私に敵うと思うな。」
勝ち誇るウォズですが、炎の中にまだ姿が見えます。
「何!?」
炎の中から現れたのはキックホッパー。
「どうせ俺には宇宙の力なんてない。地獄の力だけだ!」
今度はこちらが必殺技の体勢へ。
「ライダージャンプ!」
「ライダーキック!」
流石に正面からウォズを倒すほどではありませんでしたが、姿を消す隙を作るのには十分でした。
 ちょうど合流したゲイツ。
「矢車想はどこ行った?」
「逃げたようだ。」
「何だと?影山瞬と加賀美新は?」
加賀美を追って表に出てみると、そこには2人の姿はなく、『地獄』という書き置きと弟味噌のカップ麺のみ。よく見ると『極弟味噌』と進化しています。この意味不明さは最高にカブト。

 士についてオーロラをくぐったツクヨミ。
降り立った先は瓦礫に埋め尽くされた世界。元々いた2068年とよく似ていますが、
「ここは2058年の世界。お前がまだ幼い頃だ。」
なんとツクヨミがまだ幼い頃。直接確かめるとはそういう事ですか。
雷鳴の中、瓦礫の道を進みます。

 現代では、どんどん接近してくる巨大隕石に恐怖の悲鳴を上げる市民ら。
「ジオウ、もうお前に頼むしかない・・・。」
ソウゴに未来を託すゲイツですが、足元のいつもの川から物音がすると思えば
「今、誰か俺を笑ったか?」
何故か川の中を逃げている矢車。
「矢車・・・。」
謎のシーン過ぎる・・・。

 宇宙空間に出たジオウ。隕石に正対し、
「よーし、なんか行ける気が・・・しない。」
隕石のあまりの大きさに一時は戦意喪失。しかし
「でっけえー!でも、やるしかない!」
「フィニッシュタイム!」
「フォーゼ!」
「リミットタイムブレイク!」
「宇宙ロケットきりもみキック!」
自分を奮い立たせて必殺技を放つと、見事に隕石を粉砕。潜んでいた多数のワームも宇宙空間に放逐され、被害を未然に防ぐことに成功しました。
「やったー!」
・・・と思ったら、眼前には更に巨大な赤い隕石が。どうやら、先の隕石の影になっていたようです。
「えっ、何?ウソだろ・・・。」
これは流石に絶望しかない、という所でEND。

 全体的な感想としましては、地獄兄弟に加賀美というまさしく脇を固めるレジェンド勢が集まりながら主役不在。とはいえカブトの空気を醸し出すには天道総司の存在に依存するところが大きいはず・・・と思っていたのですが、思いの外カブトです。
 本当、地獄兄弟が出てくると第3クールぐらいの空気がもろに出ますよね。
よくわからない卑屈な態度で、場所を選ばず因縁をつけてくる。
ウォズとの戦いから抜け出し、ドブ川を彷徨いながら橋の上のゲイツを見つけて因縁をつけるシーンなどは地獄兄弟の真髄と思います。
 その直前の弟味噌と『地獄』の書き置きには、何とも言えないカブトの空気感がよく出ていたと思いますし。今回は、というより今回も空気感の再現が絶妙です。
本編において地獄兄弟は賑やかしの側面が強かったのですが、今回は矢車がアナザーカブトとなることで割と話の中心にいるかと思います。
 白夜に向けての出港間際、自ら影山を手に掛けた矢車は今に至るまでずっと地獄にいたのか。
そう考えるとなかなかに重たい話だと思いますが、それを感じさせないカブトの空気感。

 ただ加賀美が割りを食っている感のある回でした。
もともと総司に振り回されるという役回りだっただけに、当人不在だとどうしてもキャラた立ちづらいと言うか。
ソウゴのことをお人好し呼ばわりするシーンはいろいろあって大人になったのかな、と思う所ですがそれも相手の思う壷と言うのが残念。
 次回、活躍はあるのでしょうか・・・?

 前回のギンガ到来からたびたびフィーチャーされる、時空の歪みという言葉。
今回、加賀美の指摘から歪みが顕在化している感があります。
 カブトでは1999年に渋谷隕石が落下、一帯が封鎖された荒れ地となっていましたが、20年という月日が長いのか短いのかは判断が難しいところです。
それとも、加賀美らカブト勢はソウゴらとは違う時間軸を生きているとか?
 何となく、ディケイド終盤でそれぞれの世界が混じり、破壊されつつあった事を思い出します。
士の再登場の影響もあるんでしょうけど。

 カブトの話と並行して進むツクヨミの真実。
家族とともに写り込んでいた帽子の男、今となってはあれはスウォルツに間違いないはずですが、その間に両親らしい男女がいたのを見ると・・・親子という訳ではないようです。
 次回はそこにも迫ることと思いますが、スウォルツの言う「確かめられるものなら」というのが気にかかりますね。

 次回、まさかのカブト?
変身しているのは一体・・・?
Posted by jerid_and_me at 22:13│Comments(6)
この記事へのコメント
OPが乗っ取られるかという形から入ったカブト編。やはり影山は矢車に天へ送ってもらったようで今回はワームの擬態とアナザーカブトという形での登場。天の地を行く者と地を行く者、何かと料理が得意で初期の必殺がキックとパンチ、後期は同じキックとこれまでのアナザー変身者のように本物と同じ部分もあれば対照的な部分もあるというピッタリな人選。やはり地獄兄弟はシュールに笑わせてくれますね、いつ撮ったんだという写真に兄弟ラーメンと何故か川を彷徨いながらあの台詞。徳山さんを始めPや米村に監督が揃って「矢車はどうしてああなったんだ?」という始末、意味不明さがあってこそのカブトかもしれません。加賀美は年月が経っても加賀美です。矢車を止めるでは無く影山を倒すというのはやはりワーム関連でいっぱい見てきましたからですね。脳裏には弟に剣と爺やが思い浮かんでるでしょうね。記憶も継いでるとはいえ相手はワーム、偽物相手に本物と同じように接するのは虚しいから・・・
Posted by Miku at 2019年05月27日 22:48
カブトといえばやはりクロックアップ。ペガサスフォームに加速原理は違えど倍率が1000倍以内なら追いつけるアクセルフォームといろんな対象法がありますが未来予知に原理が同じリバイブ疾風、避けても避けても次々降ってくる超範囲攻撃に時止めと全員が対抗出来るジオウ勢のヤバさが際立ちます。そしてツクヨミは士と共に自分の記憶を辿る事に。運転手士にコック士、それにオーマと面識があるような海東とディケイド勢のこの世界の役割はいったい何なのか。帽子の男はスォルツに見えますがツクヨミと初めて会ったのは2009年だと言ってましたしまだわからないですね、ウォズも何か知ってそうですし。自力で調べられるものならやってみろですが相手はそれが出来てしまう相手だという事をお忘れでしょうか。前回のギンガライドウォッチといい前半は大物感出してましたがどこか抜けている。
Posted by Miku at 2019年05月27日 23:18
未来視で予測して攻撃を置いておく、1話天道のような攻略法でクロックアップを破ったソウゴ。クロックアップは時間流の加速だから〜、というのも『ソウゴが見た時点で未来は決まり、パンチホッパーはジオウIIの剣戟を食らう」以外無くなっていたと考えれば辻褄合いそう。

>「これまでとは桁違いだ。我が魔王はあの隕石を。ここは私に任せろ。」
………逆じゃない? 先週宇宙の力ゲットしたウォズが対応しに行くべきじゃない? さては逃げたなオメー。 それはともかく、我が魔王はあの隕石を ってのが面白すぎる。ジオウ変身するときウォズがペコリと礼してるのもイイ。


壊滅しているはずなのに痕跡もない渋谷、巨大隕石と超巨大隕石………劇場版カブトや!
1999年に落ちたのが、ラストに壊した隕石で、ハイパークロックアップした誰かが2019年の超巨大隕石にぶつけて被害を弱めようと送り込んできたと考えれば妥当かなと妄想。
2068年オーマジオウの世界があれほど荒廃しているのも、劇場版カブトのように隕石の衝突で海が干上がってしまったのだとすれば………繋がった!気がする。
次回、第一話の「来い、カブトゼクター!」のリベンジとなるのか。別にどっちでもいいけど、天道っぽい逆光で顔の見えない人の元にカブトゼクター飛んで行ってもそれはそれで。
Posted by 浅漬け at 2019年05月28日 05:05
>>Mikuさん
毎度コメントありがとうございまーす。
本当、当時のことを思い返しても矢車がシャドウを追われた後、どうしてああなったのか皆目見当もつかないんですよね。
しかも何故か影山を弟と呼んで迎え入れ、以降何をやっても面白いキャラという立場を確立させてしまいました。しかも戦うとカッコいいんだから凄い。
その空気が今もって健在なのもまた凄いのですが、影山と死に別れて10年以上孤独な地獄を過ごして今に至ると考えると笑えないものがあります。
 ツクヨミとスウォルツの初対面は2009年というのは、今となっては「記憶を失った後」で会うのは初めてと言う風に聞こえます。そうなると、記憶を消した原因にもガッツリ絡んでいそうな。
しかし大物ぶっておきながら殆ど主役サイドを出し抜けていないように見えるのは気の所為・・・?

>>浅漬けさん
毎度コメントありがとうございまーす。
同じ原理で高速化するゲイツリバイブには勝てなかったジオウ兇任垢、多少のダメージを覚悟することで捉えたという所でしょうか。ソウゴの成長を感じます。
 やっぱり隕石対応は普通に考えたらウォズが行く所ですよね・・・?ブラックホールの重力を操れるなら浮くことも、隕石を逸らすことも返すこともできるでしょうに。
もっとも加減を誤るとエボルトみたいに地球でも月でも飲み込みそうですが。
 荒廃した未来へのルートについて、カブトとの繋がりの可能性というのは面白い着眼点と思います。しかし荒廃といえばダイマジーンは一体どこへ行ったのか。
Posted by ジェリドと管理人 at 2019年05月29日 22:44
なかなかいいカブトの空気を醸し出していてよかったです。

相変わらず地獄兄弟の立ち位置がめんどくさくて懐かしいです。当時の脚本家ですらなんでこんなキャラになったのかわからないとか言う始末でした。せっかく加賀美も出てきたのにあんまり目立ってないのはまぁ仕方ないのでしょうか。だってあの作品出てくるキャラがみんな濃いですから。
ここにきてアナザーライダーの変化を指摘してきました。まぁ自分もソウゴと同じくレジェンドライダーと会えるのがいいからいつの間にかスルーしていましたがどうもカラクリがある模様。加賀美が指摘したように渋谷の隕石落下の事件がなくなっているように、歴史そのものがジオウの世界とぶつかっているようです。この矛盾はアナザービルドの時からもありましたが、レジェンドライダーとアナザーライダーが一緒になることで浮き彫りになったようです。なんかとても危ない予感がします。
次回はカブト登場。やっぱり彼が変身したんでしょうか。
ありがとうございました。
Posted by ponta at 2019年05月31日 22:17
>>pontaさん
毎度コメントありがとうございまーす。
本当、空気感がすごいですよね。他はみんな年相応に老けているのに、まるで変わらない矢車のほうがよほどワームっぽく感じます。
しかし誰も分からないとなると本当どういう経緯と判断で地獄兄弟が生まれたのか気になるところです。
 レジェンドライダーの登場については視聴者的にも嬉しいし、そういう需要もあって実現したというメタ的な都合を想像していました。
それがディケイドが動くような事態になるとは一体・・?
Posted by ジェリドと管理人 at 2019年06月02日 00:22