2019年08月19日

今週の仮面ライダージオウ「第48話 2068:オーマ・タイム」

 ラスト2回。
風都タワーやユグドラシルタワー、それにスカイウォールと言った本来存在しないはずの建造物の出現と同時に現れたモンスターの群れによって、まさしく地獄絵図といった状況に。
「この世界を・・・破壊する。」
「えっ?」
士の言動に困惑する一同。しかし、
「この数ではどうしようもない。一旦退くぞ。」
そこらじゅうに溢れているので、一旦逃げた所であまり意味はないような・・・?
「ツクヨミ!」
ともかくも、言うとおりにツクヨミを回収し撤退。
その間にも市民らは怪物らに襲われ、さらに中にはゲーム病を発症し倒れる人まで。
 ここでウォズのあらすじ。
「歴代の仮面ライダーたちが戦ってきた敵が解き放たれた。一気に世界を滅ぼそうとしているスウォルツ。世界の終焉まで、あと2ページです。」
もはやあらすじも何もないといった状況。

 まだ破壊の及んでいないクジゴジ堂に戻り、作戦会議。
「元々、仮面ライダー達はそれぞれ別の時間軸の存在だ。その時空が融合していった。」
「あの壁やタワーは、別のライダーの世界から来たって事ね。」
そうすると、何故ジオウやゲイツが過去のライダーの世界へ遡れるのか不思議なところですが・・・案外、時空転移システムの肝というのはそこかも知れませんね。
「スウォルツは世界を滅ぼすため、全ライダーの世界をひとつに融合した。」
「そんな事、どうやって?」
と尋ねるソウゴですが、
「お前がその片棒を担いできたんだぞ。」
「えっ?」
「スウォルツは、少年のお前に時空を操る力を与えた。ライダーたちの世界を引き寄せたのはお前だ。」
「そんな・・・。」
ライダーたちと絆を結び、ウォッチを受け取ることでジオウの世界を中心に世界が結び付けられてしまったようです。
「そしてお前たちは全てのウォッチを集めたとき、世界は完全に融合した。」
「俺たちが戦ってきたのって・・・スウォルツを手伝っていたようなものってこと?」
衝撃を受ける一同。
「それほど、敵の陰謀の根が深かったというだけだ。」
とフォローするウォズですが、こちらはクォーツァーの端くれなら気付いていても良さそうなものを。
「それで、どうしようと言うんだ?」
「言っただろ?この世界を破壊する。」
一同の表情が緊迫しますが、士は続けて
「この世界はおしまいだ。だが、世界を捨てても人々だけは助けないとな。」
と、人命は優先することを強調。これによりソウゴは士の作戦を受け入れます。
「分かった。あんたの作戦に乗るよ。スウォルツは俺に突きつけた・・・。」
「お前に残された道は3つ。ツクヨミを取るか、己を取るか。オーマジオウの道を取るかだ。」
「俺は3つとも嫌だ。第4の道があるなら・・・賭けてみたい。」
「世界の運命を賭ける事になるぞ?」
と脅かす士ですが、ソウゴらは揺るぎません。
「よし。なら、作戦はこうだ。」

 少し飛んで、作戦開始まぎわのクジゴジ堂。
壁にかかった、それぞれ指す時間がバラバラの時計を愛おしげに見るソウゴ。他方、思いつめたような顔も見せます。
「そろそろ、俺も行くよ。」
「待て。さっきの連中には言わなかったが、俺の作戦にはひとつ落とし穴がある。お前は・・・」
作戦に向かおうとするソウゴを呼び止める士。しかし、
「俺だけ生き残れないって言うんだろ?」
士の作戦の弱点を先に気付いていました。
「いいって。ベルトを受け取った時から覚悟はできてる。いや、もしかしたら生まれた時から。」
「お前・・・。」
王に憧れた時点で、民のために真っ先に倒れることも厭わないという。
「でも、その前に・・・ちょっと寄り道してもいいかな?」
ソウゴが手にしたのは、『買い物に行ってきます』という順一郎の書き置き。

 街では、ファズフォンXで雑魚怪人らに対抗しながら避難誘導を行うツクヨミ。
「みんなこっち!」
「やれやれ・・・私の役目は君の護衛なんだが。」
「何か言った!?」
こちらはウォズが護衛に当てられているようですが、ツクヨミが前に出るため若干手持ち無沙汰だったところ、ここで変身。
「ギンガ!」
「アクション!」
「変身。」
「ファイナリータイム!」
「ギンガファイナリー!ファイナリー!」

 ゲイツも別行動ながら、街に湧く怪人らと戦闘に入っています。
「早く逃げろ!」
すると、その眼前にスウォルツが現れました。
「お前1人か?無謀だ。」
「御託はいい、決着をつけるぞ。変身!」
「リ・バ・イ・ブ!剛烈!」
「ディケイド!」
それぞれ変身し、戦闘に突入。
ゲイツリバイブとはいえ、1対1だと厳しいでしょうか。

 その頃、街で襲われている順一郎。
「ああっ・・・やめて!これだけは・・・!」
抱えているのは、時計の部品らしい精密機器の箱。
 バイソンヤミーと屑ヤミーに追い詰められ、絶体絶命・・・という所で割って入ったジオウ。
「危ない!」
「えっ・・・ソウゴくん?」
その声を聞いて、正体がソウゴと気付きました。
「タイムブレイク!」
ジオウはヤミーを片付け、順一郎に向かうと
「バカ、おじさん!こんな時に買い物に出るなんて!」
「ソウゴくん、い、今の・・・。」
もはや隠す気のないソウゴは、変身を解除。
「おじさん・・・ごめんなさい。おじさんにはずっと話してなかったんだけど・・・。実は俺、仮面ライダーなんだ。」
改めて自分の口で明かすと、順一郎は驚きに開いた口が塞がりません。
「すごい力を手に入れて、悪い奴らと戦って、みんなを守れるんだ。」
「本物の王様みたいだな・・・。」
「だから・・・俺、行かなくちゃいけないんだ。おじさん1人を守ってられないんだ。」
すると順一郎は、
「行きなさい。僕にも、修理しなきゃいけない時計がある。それが時計屋の役目だからね。ソウゴくんは、ソウゴくんの役目を果たさなきゃ。」
「うん・・・。」
「行ってらっしゃい。」
理解はしてもらえましたが、これが帰らぬ旅立ちであることはついに伝えられなかったソウゴ。
順一郎の言葉がどれほど胸に突き刺さったことか。
「・・・行ってきます。」
あるいは、順一郎もそれを予感していたのかも知れません。
降り立ったタイムマジーンに乗り込む姿を見て、もはや笑うしかないといった顔。
 タイムマジーンに乗り込んだソウゴは、行き先を2068年に設定。
「最後のタイムトラベルだ。時空転移システム、起動!」
「タイムマジーン!」
ソウゴは単身オーマジオウの2068年へ。

 絶え間なく湧いて出る雑魚怪人とアナザーディケイドの合わせ技に、次第に苦戦を強いられていくゲイツリバイブ。
そこへ救援に現れたディケイド。
「なぜ来た?予定より早いぞ。」
「お前の芝居が下手すぎて、見ちゃおれなくてな。いいからやつを引きつけろ!」
どうやら、この苦戦は半分演技のようです。

 それとは別にツクヨミの護衛にあたるウォズ。
「ファイナリー・ビヨンド・ザ・タイム!」
「超ギンガエクスプロージョン!」
周囲の雑魚を一掃した、と思われたその時、1体の改造ロイミュードが急襲。
「ツクヨミくん!」
間に合わないと思われたその時、ツクヨミを助けたのは意外にも魔進チェイサー。
「フルブレイク・スパイダー!」
倒したと思ったら、すぐに矛盾に苦しみだして変身解除。
「何故だ・・・・何故、俺は人間を助けた?」
「やはり、君はチェイスだね。この本によれば、君も仮面ライダーだった。本来の歴史では・・・。」
「俺が・・・仮面ライダーだと・・・?」
にわかには信じられないという様子のチェイス。が、うっすらと記憶はあるのか、それを振り切るように再び魔進チェイサーへと変身します。
「ブレイクアップ」
「俺は・・・死神だ!」
ウォズに猛然と襲いかかる魔進チェイサー。

 ソウゴは2068年、自信の初変身の像の前に降り立ちました。
「50年後の世界・・・。」
すると、近くから銃声が聞こえてきます。
 そこには、やはりオーマジオウ相手に抵抗を続けるレジスタンスの姿がありました。
「みんな、踏みとどまって!」
「本隊が撤退するまで死守するんだ!」
中にはやはりツクヨミとゲイツの姿も。
 必死の抵抗ですが、オーマジオウが手をかざすだけで簡単に蹴散らされてしまうほどの相変わらずの戦力差です。
ソウゴは倒れたツクヨミに駆け寄ると、
「大丈夫?」
気遣いながらも、上着のポケットにウォッチを滑り込ませます。
「あなたは・・・?」
「一般人がこんな所で何してる!?」
「早く逃げなさい!」
ここではまだ正体を知らないソウゴを逃がそうと必死。しかし、
「君たちこそ逃げろ。ここは俺が食い止める。」
ドライバーを装着し、オーマジオウと相対します。
「ジオウ!」
「変身!」
「ライダータイム!」
「仮面ライダー!ジオウ・・・」
「あれは・・・。」
「ジオウ・・・!」
初めて目にするその姿に驚愕するゲイツとツクヨミ。
 一方、オーマジオウの方は
「若き日の私よ。お前がこの時代に再び来るなど、私の記憶にはない。」
「歴史が変わって当然だ。あんたにとっては過去でも、俺にとっては未来なんだから。」
改めて、未来を変える決意をぶつけます。
「面白い。だが・・・無意味だ!」
「そんなの、やってみなきゃ分からない。」
ジカンギレードを撃ちながら突っ込んでいくジオウ。しかし普通に弾かれています。
「ケン!」
さらに斬りかかりますが、これも素手で簡単に対応される始末。やはり、不完全体とはいえグランドジオウでも相手にならなかったのに、普通のジオウでは相手にならなくて当然です。
「いけるか・・・?」
ここで手にしたのはトリニティウォッチ。

 VSアナザーディケイドの方は、ゲイツリバイブ・ディケイドとも必殺技で一気に雑魚もろとも片付けようとしますが、
「ファイナルアタックライド ディディディディケイド!」
「一撃タイムバースト!」
雑魚こそ片付いたものの、アナザーディケイドは謎バリヤーで防御。
「悪あがきだ。この世界は滅びる。お前たちができることは何もない!」
勝ち誇るアナザーディケイドですが、
「お前の世界が消えるのを防いでやる。ただし、お前の世界を救うのはお前じゃあない。」
「何だと?まさか・・・!」
「ツクヨミだよ。」
「彼女が世界を救う!お前ができることは何もない。」
と意趣返し。しかし時間稼ぎに来ておいて、積極的にバラしていくスタイルですね。
 自尊心を傷つけられ、怒り狂うアナザーディケイド。
怒りのままに突っ込んできますが、圧倒的なパワーと防御力で2体のライダーを全く寄せ付けません。
剛烈のパワーでも全く動じないとは・・・。
 さらに、ディケイドファイナルアタックライド同様のキックを繰り出し、ゲイツリバイブにトドメを・・・と思った所で、突如姿を消しました。
「消えた・・・?」

 同時に、魔進チェイサーと交戦していたウォズの方も
「チューン・チェイサーコブラ」
魔進チェイサーの攻撃がすり抜けるように姿を消しました。
 ところが、そうなると次に狙われるのは・・・。

 2068年では、トリニティにチェンジしたジオウ。
「トリニティタイム!」
「3つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トリニティ!」
「トリニティ!」
「よし、来てくれた。」
世界の壁すら超えるトリニティ。時間ぐらいなら問題にならないようです。
 眼前のオーマジオウを見て、すぐに状況を理解する2人。
「ゲイツくん、私達も2068年に来たらしい。」
「あれは、オーマジオウ・・・。」
「とにかく、ここでオーマジオウを足止めする!」
「フッ・・・。」
狙いバレバレですが、敢えて付き合ってくれるオーマジオウ。
 普通のジオウよりは良いのでしょうが、やはり単純な戦闘力では及ばないのでしょうか?

 アナザーディケイドの前にひとり残されたディケイド。
「決着をつけよう。ディケイド同士、互角の勝負だ。」
半分の力のはずが、強気です。
「互角だと?お前にはディケイドの力しかない。」
ここで使ったのはタイムジャッカーの力。
「俺には、一族最強の力がある。」
そのまま一方的に攻撃できるかと思えば、そのアナザーディケイドの動きも止まりました。
「忘れちゃったのかい?その力、僕にも分けてくれたじゃないか。」
現れたのはディエンド。やはり、寝返っては仇で返すのが海東という男。
「貴様・・・!」
「こっちが優勢になったな。」
「行こうか、士。」
いつものBGMとともに、2対1でアナザーディケイドに攻撃を仕掛けます。

 2068年では、オーマジオウ相手に必殺技を繰り出すジオウ。
「キング・ギリギリスラッシュ!」
が、これも届かずに弾かれてしまいました。
 ならば、と直接斬りかかったと思えば、相手の隙をついてジカンギレード+サイキョーギレードを胴体に突きつけ、そのまま再度必殺技。
「トリニティ!」
「タイムブレイク!バースト!エクスプロージョン!」
一気に吹き飛ばし、初めてオーマジオウ相手に有効打を与えました。
「私が若き頃にはそこまでの力はなかった・・・。」
「俺の力じゃない。仲間の力だ。あんたは未来の俺かもしれないけど、ひとつだけ違うところがある。俺には仲間がいる!」
ともにより良い未来を目指す2人の仲間の存在こそが歴史を分かつ鍵。
 ところが、
「なるほど・・・。お前はその仲間のために、自分を犠牲にしようという訳か。」
「どういう事だ!?」
「聞いてないぞ、我が魔王。」
その目論見を言い当てられ、困惑する2人。
 するとソウゴは変身を解き、2人を2019年へと返します。

2019年では、
「ツクヨミくん・・・どこへ行った?」
すっかり護衛対象を見失ってしまったウォズ。
 ゲイツは、いつの間にかディエンドが合流しているぐらいで大きな問題はないかと思われましたが
「ツクヨミは、俺が消してやる!」
「しまった・・・!」
ちょうどアナザーディケイドがオーロラの向こうに姿を消したことで、その狙いを察知することができたものの、良くない状況です。

 2068年、生身のまま単身オーマジオウと向き合うソウゴ。
「仲間には聞かせたくなかったか。」
「それに、戦うのは無意味だ。だって、あんたには俺を倒すつもりがない。」
「お前は私だからな。」
ソウゴも、オーマジオウの行動については理解しています。
 だからこそ、少しでも情報を引き出そうというのがむしろ本当の狙い。
「教えてよ。オーマジオウの力って何?」
「時空を破壊する力だ。スウォルツ如きに、世界を滅ぼす力などない。お前に、時空を破壊させるつもりだ。」
と、聞かれるままにスウォルツの狙いまで教えてくれました。
「でも、俺はあんたにはならない。」
「どうかな?お前は私だ。楽しみにしているぞ。お前が、どの時空をどう破壊するか・・・。」
この言葉には、自分の未来を破壊することの期待が含まれているのか、それとも。
それだけ言うと、ソウゴを2019年へと送り返してしまいました。
 ソウゴを送った後、
「無意味だが・・・助けてやるとするか。」
虚空に手をかざすオーマジオウ。
 ソウゴの到来により、どうにか永らえたゲイツらレジスタンス。
「まさか、やつに助けられるとはな。」
「若い頃のオーマジオウが、時を超えてきたって言うの?」
「そうか・・・その手があったか。俺たちも過去に飛べば・・・!」
もしかすると、ゲイツらが2018年に向かうきっかけを作ったのは、他でもないソウゴ本人?
 ここで、オーマジオウが発したエネルギーが2人のところにも到来。
同時に、異変を訴えるツクヨミ。
「熱っ!」
「どうした!?」
ツクヨミが慌ててポケットから取り出したのは、先程ソウゴが滑り込ませたウォッチ。
「えっ?これは・・・。」
ツクヨミの手の中で、ウォッチに異変が。

 チェイスから必死に逃げながら、呼びかけを続けるツクヨミ。
「やめなさい!あなたには人間の心がある!」
「心などあるか。俺はロイミュードだ!」
ところが、ツクヨミを攻撃する手がどうしても動きません。
「また・・・何故だ!?」
ここで、背後から現れてしまったアナザーディケイド。
「もういい、チェイサー。後は俺がやる。」
「スウォルツ・・・!」
「さらばだ、妹よ!」
もはや守る者もおらず、ここで作戦は失敗か・・・と思われたその時、ツクヨミを守ったのは意外にも魔進チェイサー。
 さらに、
「お前は人間だろう。それが人間の心か!?」
「何だと?」
「えっ・・・?」
「人間の心とは、もっと美しいはずだ!」
改造された機械人形であるチェイスに人の心を説かれるとは。
 そのまま、魔進チェイサーはアナザーディケイドに猛然と攻撃を加えます。
「チェイサースパイダー!」
が、オーロラを駆使した戦いで背後を突かれ、やがて戦闘不能に。
「所詮、お前も仮面ライダーの端くれか!」
変身が解け、倒れたところを受け止めるゲイツ。
「皮肉だ・・・俺も仮面ライダーらしい。」
「お前・・・友がいるぞ。お前を助けようとしている友が・・・。」
本来の歴史から外れたチェイスに、暗に剛の存在を示します。
「俺に・・・友が?」
「俺たちも、お前の友だ。」
「いいものだな、人間とは・・・。」
人間に満足し、000のコアもろとも消滅するチェイス。
「茶番は終わりだ。お前も死ね!」
今度こそツクヨミを始末される、と思われたその時、そこに駆けつけたソウゴ。
「ツクヨミ!ウォッチだ、君はもう持っている!」
「えっ?」
すると確かに、ポケットの中からウォッチが出てきました。
それは2068年のウォッチへと変化し、同時に現れたウォズがジクウドライバーを投げて寄越します。
「行け、ツクヨミくん!」
「ジクウドライバー!」
ツクヨミはジクウドライバーを装着し、ウォッチを起動。
「ツクヨミ!」
ウォッチをスロットに装填すると、月の飾りのついた文字盤が出現。そしてソウゴら同様にドライバーを回すと
「仮面ライダーツクヨミ♪ツクヨミ!」
仮面ライダーツクヨミへと変身を果たし・・・というところでEND。

 全体的な感想としましては、スウォルツの株がどんどん下がるな・・・という。
アナザーワールドも作らなくなったので、目下ただ強いだけのラスボスでしかも器が小さい。
ツクヨミ以下だと煽られると即キレる煽り耐性のなさに加え、機械のチェイスに人でなし扱いされるという始末。
 確かに序盤から出てましたし根幹には絡んでいますけども、こうポッと出感の漂うラスボスも久しぶりです。

 チェイスは前回予告の時点ではこんな終盤に、しかも魔進チェイサーの扱いで出演なんて流石に・・・と思っていましたけども、実際見てみるとジオウの展開としてもドライブのキャラとしても凄くいい決着になったなあと。
 元々、仮面ライダーあるいは同志のロイミュードであっても秩序を乱すものは倒すという高潔なライバルキャラであり、人間を積極的には襲わないという場面もあったような記憶。
 ドライブのテーマってのは『人間の心とはなにか』に尽きると思うので、人間の心に迫るセリフが出てきたのにはおおっ、と思いました。
チェイスは人間かと言えば、もともとプロト・ゼロとしてクリムに作られ、その後プロトドライブとして共にロイミュードと戦いましたが敗北、魔進チェイサーへと魔改造されるという憂き目に。
 その後、人間を守るという使命を取り戻し仮面ライダーチェイサーとして戦い、最期は剛を守るためにコアも含めて大破消失という、霧子の言葉を借りるなら最期まで人間の守り神という扱いでした。
 Vシネで一時は人間らしい感情を手に入れましたが、それが敵の罠と分かって手放し、最期は鉄面皮のまま使命に殉じたチェイス。
それは友のために命を懸ける感動的な最期ではありましたが、一方でチェイスがそういう風に作られた機械だったから、という印象もあり、どこか寂しさを感じさせるものでした。
 しかし今回、その行動理念の芯にあったのが人間の良心を信じ、守る心だったと言うのが非常にグッときました。
本編中では寧ろ人間の心というと悪意の方が主にクローズアップされていたドライブにあって、機械のチェイスが人の心の美しさを語るという、どこか皮肉なところもまたドライブらしい。

 オーマジオウVSトリニティについては盛り上がりはしたものの、その目的は時間稼ぎ(何の?)だったのでちょっぴり拍子抜け。
しかしそれがオーマジオウの気まぐれを引き起こし、ツクヨミのウォッチを完成させたんだから殊勲ものですよね。
オーマジオウ自身にはなかった力を見せつけ、仲間にさらなる力を与えて状況の決め手にしようという流れですが、これで勝機は訪れるのか。
 仮面ライダーツクヨミの表示はドライバーに収録されていたようですが、まさか本当に出てくるとは。
終盤に差し掛かっても出番がなかったので、収録のみの没ギミックとばかり思っていたのですが・・・。
なので前回のコメント欄では冗談のつもりが結果ネタバレという事になってしまい申し訳ない気持ちです。
 しかし、こうなると最終話という段になって6対1という戦隊並の戦力比となりました。
が、スウォルツを倒せば事が収まるかというとそうでもなさそうなのが厄介です。

 次回、泣いても笑っても最終回。
公式で伏線を投げてしまったことが既にバラされており正直不安なのですが・・・。
現実問題として、それまでの19平成ライダーの締めくくりと考えれば1作品1〜2話としても既に半分使いますし、さらにミライダーもいればジオウ自体の物語もやらなければならない・・・と土台やる事が多すぎるので、多少はまあ致し方なしと言うもの。
 こういう、公式の粗探しをして騒いだりいちいち悲観したりしない、『フィクションを楽しむ能力』と言うのは平成ライダーとの長い付き合いの中でそこそこ成長したなあと思います。
ブログをやって最初の頃は結構ギャーギャー言ってて、今にして思えば恥ずかしいもので。
 ソウゴは自らオーマジオウを選ぶようですが、その戦いの行方は?

 ところで、安くなってたので初めて主役ベルトであるジクウドライバーを買ったんですがもうグランドジオウウォッチがプレ値になってるんですね。この後の祭り感。
滑り込みでトリニティは確保しましたけど・・・。

 8.20追記
そういえば順一郎のくだり感動したのにフォローし忘れてた・・・。
 ソウゴがその正体を順一郎に明かすシーン、時間としては短いものでしたが2人の関係性が凝縮されていたかと思います。
これまで、高校を卒業しようと言うのに王様になるという傍から見れば無謀な夢物語としか思えない目標を持つソウゴに対し、割と接し方や距離感について悩んでいたであろう順一郎。
 ところが今回、仮面ライダーとして人々を守るというソウゴにしかできない確かな『役目』を手に入れた順一郎の目は、ピンチと驚きの中ではありましたが嬉しそうに見えました。
しかしながら、ソウゴの「いってきます」にもう帰らぬ覚悟があるのを薄々感じ取っていたようにも見え・・・。
 ソウゴが両親を失って孤独だったように、順一郎も独り身ながらソウゴを引き取ったという経緯があるため、ソウゴには無事にクジゴジ堂に帰って欲しいものです。

Posted by jerid_and_me at 21:50│Comments(11) 特撮ネタ | 仮面ライダージオウ
この記事へのコメント
最初こそ強キャラ感を出しギンガと応戦出来るくらい強いのですがツクヨミへの嫉妬心だったり士にオーロラ取られたり挙句の果てにスウォルツ如き時空破壊は無理と言われちゃう。それも最初からソウゴを利用してなので自覚ありという。ただディケイドの半分だけでグランド以上の実力なので株は下がっても格は保ったまま。オーマはどうやってレジェンドウォッチを集められたのか、きっと一周目にもスウォルツがいてアナザー作ってたんでしょうね。何者かが時間を書き換えたという発言でスウォルツは知っていて飛流は知らない事から一週目はアナザージオウは生まれず接触もないからほんとに知らなくて、クォーツァーもスウォルツも倒したと。
Posted by Miku at 2019年08月19日 23:14
ゲイツとツクヨミが今のオーマジオウが倒せないなら過去のジオウを倒すというタイムトラベル物なら鉄板ですがそもそもの理由が2018年9月ソウゴがジオウになり19年8月に作戦でオーマと対話する為に68年に来た事で自分達もという事だったと。しかし自分達が過去へ行ったところでタイムパラドックスの関係上ジオウを倒す事は出来ない事を今まで心の何処かで思ってたかも知れませんね。次回いよいよ最終回、平成2期の最終回予告BGMは通常回と変わらない(ウィザード、鎧武、ドライブ、ビルド)物やOPのオーケストラアレンジだったりしましたがゲイツが死にそうになってたりオーマジオウになったりとバッドエンド感が凄い出てます。オーマジオウへの変身、ディケイドとはいえ所詮アナザーでスウォルツ如きと言われちゃったのでもしかしたらラスボス瞬殺の可能性も。
Posted by Miku at 2019年08月19日 23:37
今日メモリアルライドウォッチの予約を受け自分もドライバーとジオウ供▲螢丱ぅ屐▲肇螢縫謄をAmazonで安く、プレバンでオーマウォッチを買いました。グランドと何故が素ゲイツがプレ値化、ゲイツはメモリアルの方で手に入るので大丈夫ですが去年もクローズビルド缶を受け買い揃えようとしましたがフルフルラビタンがプレ値価しており断念。エグゼイドは全部プレ値価という異常事態に比べたらマシなんでしょうが何が定価以下で買えて何がプレ値価になるのか読めないものですね。ドライブのバンノが10月予約開始して2月発送だった事からもしかしたらオーマドライバーも来るかも知れませんが未来の自分の財布に賭けてみます。
Posted by Miku at 2019年08月19日 23:48
門矢士とスウォルツ

2人のディケイドによって

このジオウの世界の法則や世界構造が

大体明かされましたが

ジオウの世界と言うのはディケイド以外の、

クウガからキバの平成一期、

Wからビルドまでの平成二期までの18の世界が、

タイムジャッカーもといスウォルツ氏と、


常磐SOUGO、ジョウゲン、カゲンたち、

クォーツァーによって、

融合させられた、融合しつつあった世界で

特にある程度察する事が出来る、伏線と言えるのが

アギト編からの2019年製の、

アナザーライダーとオリジナルライダーの共存、

アナザーが既に存在しているのに、

如何してオリジナルライダーが、

変身者のレジェンド達が変身能力と

夫々の歴史の記憶を維持していていたのか?

カブト編での加賀美とソウゴ達との

渋谷隕石の件の食い違いがあったのかも。

それはカブト編から起き始めていた時空の歪み、

これがオリジナル世界、原点世界と

ジオウの世界が融合しつつありそして、

18もの世界との融合でジオウの世界の容量キャパシティがオーバーフロー、

負担がかかっている事を示す現象だったと言えますね。



Posted by クロネコ at 2019年08月21日 03:04
>>Mikuさん
毎度コメントありがとうございまーす。
結局、本編中でクォーツァーについては全く触れられないので、スウォルツとともにお互いどういう関係だったのか一向に分からないのが謎ですね。
映画で見たときは、クォーツァーの下請けみたいな印象だったのですがその目的が自分以外の世界の破壊であれば普通に考えて歴史の管理者とは仲良くできなさそうで。そんなスウォルツですが、私も割と瞬殺だと思っています。
 ゲイツらのタイムトラベルの発端がジオウにあるのだとすれば、自分たちを助けたジオウを2018年で即座に倒そうとするって結構ヒドいですよね・・・。
私も迷ってたけど折角だからメモリアルウォッチ予約しちゃおうかな・・・ゲイツ品薄ですし。
初期のセット販売品に含まれるものだと思ってたら単品売りもあったんですね。ライドウォッチは種類がやたら多くて、余るのと品薄なのの差が激しいという印象です。

>>クロネコさん
毎度コメントありがとうございまーす。
確かに、言われてみればそれまでアナザーライダーないしウォッチの継承によって消えていたライダーが、中盤以降特にアナザーとオリジナルが共存するようになったのって歪みそのものですよね。
かといって普通に過去で継承しても、やがてライダーがいなくなって崩壊が始まるという。前半は邪魔されないようにこっそりやっていたとかでしょうか。
 他のライダーが後半に回っていたら、もっと別な形で歪みが現れていたかも知れませんね。カブトは分かりやすかったですけど。
Posted by ジェリドと管理人 at 2019年08月21日 21:37
返信ありがとうございます

序盤から中盤の始まりの辺りの、

アナザーライダーの事件は、

Wからエグゼイドまでの言わば平成二期世界と、

ビルドの世界、

555の世界、

にウールやオーラを赴かせて、

又はスウォルツ氏自身が赴いて

アナザーライダーを誕生させる過程で

そのオリジナルライダーと相対する、

言わば対の存在である怪人や勢力や、

そしてその世界特有の現象や事像を、

アナザーウォッチに纏めて収集、回収して

ジオウの世界に中途半端に組み込む=融合させる

そして最後のトリガーとして、

ソウゴ達ジオウ組がレジェンドウォッチを入手する事で、

アナザーライダーは撃破されてしまうが、

真の目的である世界融合が中途半端な形から完全な物へとなり、

ジオウの世界に完全融合が完了して、

そのライダー世界はジオウの世界の過去となる。

これが最初の計画過程で、

1週目の言わばジオウの世界の正史、史実での

オーマの日=ソウゴの誕生日までにするつもりだったのかもしれません。

ですが鎧武編での神紘汰さんとか士、

そして白ウォズやミライダーと言った

予想外のイレギュラーで期日が過ぎてしまい

狂いが生じて中盤から最終章までの出来事が起きたのかもしれません。

Posted by クロネコ at 2019年08月21日 22:59
ついに全てを決める時が来た。

全てを守るためにソウゴが選んだ選択。それは決して明るいものではないのでしょう。オーマジオウにはもうばれていましたが。19のライダーの歴史を継承した結果世界は滅亡の危機に立たされ、仲間に出会えなかったソウゴの選択がオーマジオウになったわけですが、今のソウゴには仲間がいます。それがよかったのか悪かったのか今となってはわかりません。結局誰かが犠牲になることは変わりませんから。はたして仮面ライダーツクヨミの役割とは。ちなみにスウォルツに関してはもう言うことはありません(笑)
そしてソウゴを見送った順一郎。本当に彼はソウゴの帰る場所であり続けました。二人のやり取りはごくわずかでしたが、多くのものが凝縮されていたと実感します。あれがソウゴとの今生の別れとなってしまうのでしょうか。
次回、平成最後の仮面ライダーの最終回にして、魔王降臨。歴史の締めくくりとともにソウゴ達の雄姿を見届けましょう。
ありがとうございました。
Posted by ponta at 2019年08月22日 18:36
>>クロネコさん
毎度コメントありがとうございまーす。
そう言えば。ディケイドももともとは世界の融合(地球同士がぶつかるイメージ)で世界が滅んでいくのが問題だったんでしたっけ。
そうなると、もともとそこにあった世界に別の世界の要素が流れ込んだり重複したりすると滅んでしまう。いわんや19もの世界となればという話でしょうか。
 その辺りを考えると、士やゲイツの本格介入、ミライダーなどの加入が世界の破壊をより一層進めていたというのはありそうですね。

>>pontaさん
毎度コメントありがとうございまーす。
「オーマジオウにはならない」というのがソウゴの一貫した目的でありましたが、結局のところ最後の最後にソウゴが選んだのは自分がいなくなることで最悪の未来を回避するというものになってしまったのはなんとも皮肉と言うか・・・。
結局、初期のゲイツやツクヨミがソウゴを消しに来たのと同じ選択です。
一方スウォルツはもう最後の必殺技くらい要員以外の何物でもないだろうなと。
 実際のところ、次回にはもう最終回なのですが一体どのような決着となるのか。
冬映画にも出るのは確定でしょうし。
Posted by ジェリドと管理人 at 2019年08月23日 19:25
返信ありがとうございます

更に考案しますと、

現在ではパラレルとされている、

平成ジェネレーションズFOREVERも

本編の2週目に出来事、事件として

又は似たような出来事と事件があったと考えるなら、

第16話の後で

平成一期の、平成最初の

クウガの世界と、

平成二期最初のWの歴史の


平成の始まりを司る一期、二期最初の

2つのライダー世界が、

この時点で組み込まれる=完全融合が完了し。

後は21話通りの順に融合していった
(龍騎の世界はスピンオフのRIDER_TIME_龍騎を得てからだと思われます)、

ですがスウォルツ氏にとって、

鎧武=神紘汰さん、ディケイド=門矢士、

白ウォズ、ミライダー、ゲイツリバイブ、

と続いた予想外のイレギュラーに更に追加で起きたのが、

異世界に記憶を奪って追放した筈の

妹のアルピナ(ツクヨミ)が生存していた事、

シノビ、クイズ、キカイに続く新たなミライダーの 

仮面ライダーギンガの出現、


と言った事でしょうかね?

ですがこうした数々の予想外の展開や、

イレギュラーが発生しても冷静に冷徹に、

柔軟に対応して逆に自身の野望と計画に、

組み込み利用する狡猾性が

スウォルツ氏の厄介な所、手強い所かもしれません。 
Posted by クロネコ at 2019年08月24日 01:20
>>クロネコさん
毎度コメントありがとうございまーす。
そういえば平ジェネFOREVERって、めちゃくちゃ面白い映画ではありましたが時系列とかそう言うのはよく分からない映画でもあった記憶が。
言われてみれば平成ライダーの初めと、平成ライダーの転機である2期のダブルの継承を行ったと言うのはなにかそういう意味があったのかも知れませんね。
 スウォルツはそういうイレギュラーがあっても、それらを時に都合のいいように利用してあと一手のところまで来ていますから、なにげに頭が良いのが厄介。
Posted by ジェリドと管理人 at 2019年08月24日 22:44
返信ありがとうございます。

考案の〆として、

第16話、ここまでの段階でドライブ以外の保母全ての、

平成二期ライダーの世界、歴史の融合が完了、

そして平成一期の平成最初にして

平成ライダーの始まりのクウガ、そして555、

と18の世界の内10の世界がジオウの世界に組み込まれた。

その折に白ウォズやミライダーと言った、

イレギュラーによるけゲイツリバイブ√と言う、

未知の√等が、

出現したがスウォルツ氏にとっては要因範囲内であり、

その最中で後の仕込みの保険の1つとして、

アナザージオウを生み出した。
(この過程でリュウガ編、RIDER_TIME_龍騎の事件、出来事で龍騎の世界が融合完了、組み込まれる)

そして順調にブレイド、アギト、響鬼、キバ、カブト、

とジオウ組がレジェンドウォッチを入手していき、

残るライダー世界の融合が行われていく最中で

スウォルツ氏にとって嬉しい誤算だったのが、

妹アルピナの生存とギンガの出現で、

スウォルツ氏はこの新たな予想外のイレギュラーと、

前々から目を付けていた

士=ディケイドの力も入れて、

自身の計画と野望に取り入れる事を画策した。

その内のギンガの力はウォズに奪われましたが、

本命はディケイドの力とアルピナの力なので、

電王編でのグランドジオウ誕生=保母全てのライダー世界の融合が完了したのを気に、

それと共振して兇悗

強化したアナザージオウ狂て行動を開始、

アナザージオウ兇魃れ蓑にして、 

ディケイド&アルピナの力強奪へと動き出し、

結果ディケイドは半分だけだったとは言え

大方の目的は完遂ができ。そして自身の

真なる目的へと行動を開始した言う事でしょうかね。

 



Posted by クロネコ at 2019年08月25日 19:18