2008年09月29日

最終のコードギアス 反逆のルルーシュR2「FINAL TURN Re;」

 いよいよ最終回を迎えたコードギアス。
その結末には結構驚くところもあり、また「やはりそういう事か」というところもあり。何か色々と入り混じった感じです。

 その終わりに関しては、一言で言うなら「主役死亡エンド」。
今までギアスの使用を含めて色々と悪事を重ねてきたので、まあルルーシュにとってのハッピーエンドは無いだろう、と思っていましたが。
 また、その終わり方の下地として、ナナリーもまたルルーシュと同じようなことを思いついていたんですよね。
シュナイゼルの側につき、自らもダモクレスの鍵を握ることで、人々の憎しみをダモクレスただ1点に集めようとした、と言うもの。
 とは言っても、それは前回言われたとおりに圧倒的な武力で人々を押さえつけ、「今日」の維持を図ろうというもの。
ルルーシュにしてみれば当然のように打ち倒すべきものなのですが・・・ここで問題なのは、ナナリーもまた「今日」さえあれば良いと思っていたことですね。
「お兄様と一緒に暮らせればそれだけで良かったのに。」
と、こういう言い方をされると切実ですよね。
シュナイゼルはいちいち複雑で良く分からないことを言うのでよく伝わりませんでしたが。
その前の、
「誰がそんな事を頼みましたか!?」
はちょっとイラっと来ましたけどね。
そりゃあ確かにそうですが、今までのルルーシュの苦労とかを考えると・・・。

 しかしながら、そんなナナリーにギアスをかけて目的を成就させたのは評価に値します。ここで翻したら1期から何の進歩もないって事になりますからね。
 ナナリーの判断能力を認めるとギアスをかけてダモクレスの鍵を奪い、ギアスとダモクレス、両方の力でもって独裁者の座に。
ブリタニアの皇帝、黒の騎士団CEO、超合衆国最高評議会議長を掛け持ちするという、文句の付け所のないぐらいの独裁者。
 が、一般大衆にギアスをかけることはせず、市民からの反感も尋常ならざる勢い。
それを反逆者皆殺しという形で弾圧しているんですから、これ以上ないぐらいの独裁です。
 そこに現れたのは、中身は目の前で独裁者ルルーシュをやっている筈のゼロ。
しかし、いったん動いてしまえば誰が正体か、なんてのはすぐに分かる事でしたが。
 ゼロの中身は死んだはずのスザクで、その目的がルルーシュの殺害。
これが「ゼロ・レクイエム」の正体だった、というのが結末。
 ルルーシュもまた人々の憎しみを自身に集め、それを倒させることで世界に明日をもたらそうと言うもの。
それもただ倒されるのではなく、消えたはずのゼロという記号によって。
 ルルーシュが仮面を脱ぐまでに作った伝説やギアスの効力により、世界から戦争を無くして、話し合いによる平和な世界が訪れる、と。

 自分に憎しみを集めて、それが倒される事で戦争を無くすってのはガンダム00とダブるところが若干ありますが・・・その後の世界の絶対の担い手が残される、ってのは独創的と言うか。
 ルルーシュが死ななければならないと言うのも重いですが、死んだはずのスザクがこれからずっと仮面をつけて「生きろ」ギアスの残る限り、天寿を全うするまで生きていかなければならないと言うのも重たいですよね。

 その一方で、黒の騎士団やブリタニア、中華連邦の主要登場人物は殆どが生き残って、やれ結婚しただのバーを開いただのとハッピーエンドを迎えているってのが主役2人の犠牲と言うか、背負ったものの重たさを強調しているような感じで。
中々にいい終わり方だったと思います。
 ルルーシュの走馬灯が思いのほか血生臭くて、やっぱりユフィの事が頭にこびりついているところとか。
なるほど、これはやっぱり死ぬしかなかっただろう、と思わせるところでした。
 加えて、最後にナナリーに
「お兄様、愛しています。」
と言われた、という救いがあるのも個人的にはプラス。
ルルーシュはこれまでの行いの償いと世界を作り変えるために死ぬけれども、ルルーシュ本人にとってもそれはまったくのバッドエンドでもない、ってのが。
 こういう、全体的に見ればその人にとってバッドエンドのようでいて、本人的にはハッピーエンドっぽい終わり方は結構好きです。
「仮面ライダー剣」のように、犠牲になったのに本人が心からそれを望んだ、みたいな。

 今回、戦闘に関しては結構良い出来だったと思います。
スザクのアルビオンとカレンの紅蓮との戦いで、互いの先進機能がどんどん破壊されるか切れるかして、最終的にはローラーダッシュとハーケン、あとは殴り合いのみの戦闘になったあたり。
 1期のころのKMF戦の原点を思い起こさせる戦闘でしたし、そこまでしないと決着がつかないってのが伝わります。
 また、やっぱりメカがちゃんと壊れるってのは良いですね。
この辺は玩具展開とそこまで密接でないがゆえに出来る事でしょうか。
あるいは最初からメカがそこまで重要でないから壊せるのか・・・。
 同じ壊れる、で言うと今回のジェレミアはえらい事になっていました。
てっきりアプサラス構造だと思っていたサザーランド・ジークが吹っ飛んだかと思いきや、オレンジカラーのサザーランドが出てきて、さらに自爆して中から忠義の改造人間ジェレミアが出てきてチェックメイトとか。
この辺のテンポの良さと無駄にカッコいいのが良かった。
 そのジェレミアとアーニャは、なんか本当にオレンジ畑を耕していますし・・・。
本当、公式ネタ要員ですね。
 しかしながら、ギアスキャンセラーがまともに人の役に立ったのってこれが初めてなんじゃあ?

 1期からのコードギアス全体について振り返ってみると・・・と言っても、私の場合は2期が始まってから1期を復習したので、1期は予備知識程度の存在であってその娯楽性とかは何一つ得られなかったわけですが。
 そんなわけで主に2期に限定して言うと、ルルーシュが極悪非道を貫いたり、スザクが途中で過程よりも結果を重視するようになったりと。
その辺のダブル主人公の変化や動きといったものは、このラストにつながると考えれば意外なほど整合性が取れるんですよね。
 実際に見ているときは「また超展開か」なんて呆れ気味に思っていたものですが、私の中ではエンディングでかなり評価を持ち直したアニメだと思います。
 1期をリアルタイムで見れず、2期から何食わぬ顔で始まった事もあり、どこか卑屈な見方をしていたり、復習した1期もやっぱりリアルタイムで無いのでどうにも思い入れが薄かったりと。
そこから引きずっていたマイナスがやはり結構な影響を持ち続けたのは痛いところです。
 加えて致命的だと思ったのは、ネタ的なところでのジェレミアを除いて好きなキャラってのがそういえば存在しないんですよね・・・。
キャラの考えが不安定だったりとか、それとも見せ方の問題なのか分かりませんが、
「こいつのために見よう」って思えるようなキャラが居なかったのは大きなマイナスだと思います。
 さらに悪い事に、正直言って半年間ずっとガンダム00が気になって仕方がなかった、と言う事がかなり大きいですね・・・。
特に予告が入るようになってからはもう浮き足立ってしまって。
 ギアス自体のほうも超展開といった感じが続き、もともと強い思い入れという下地がなかったために途中かなり冷めてしまったのも痛い。
何と言うか、見ていてノリにノッているという人はとことん楽しくて大好きなアニメになったんでしょうけども、私はイマイチ乗れなかったんだなぁ、と思います。
 やっぱり、2クールごとに分けて間に別のアニメを挟んでまた2クールやる、っていう手法は色々とマイナスが多いんじゃないか、という気がしてなりません。
 ガンダム的には、キット展開にこれまでにないゆとりが持てたりといったプラス要素はあったでしょうけど、間に挟まったギアスに対するマイナス要素があまりに多かったと思いますね。

 で、来週からはそのガンダム00が再開。
これまでの予告とうってかわってテンション低いですね・・・。
 ルルーシュは自分に憎しみを集め、もろとも世界を壊した後に作り変えるという構想があったのに対し、ソレスタルビーイングに出来る事は壊す事だけなんですよね。
それで、誤った形に再生したためにそれをまた壊さなければならない・・・という繰り返し。
 この、どうしようもない絶望的な雰囲気が00らしくて好きな感じです。
で、スメラギさんはビリーとどうなったんでしょうか?これは。
仮面のせいで怖い表情のように見えるグラハムが実は口元に笑みを浮かべていたりと、色々と気になるところ満載ですね。  

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2008年09月22日

今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2「TURN24 ダモクレスの空」

 1期含めて1年にわたるコードギアスも、泣いても笑ってもあと2回、という今回。
相変わらずの総力戦ですが、シュナイゼル陣営はフレイアを連発してルルーシュ陣営を圧倒。
 そのフレイアの鍵を握るのがナナリーという訳ですが、およそ恐怖や躊躇、後悔といったものが感じられないのが不自然・・・。
ナナリーを1人きりでだだっ広い部屋に待機させ、戦場とは一切切り離された状況で指示だけ出せば、確かに自分のしでかした事の重みはかなり薄まって感じられるのでしょうけど。
 そういえば、そもそもフレイアのリミッターが解除されたって事すら教えていないんでした。
加えて、戦後処理と称して用が済んだら黒の騎士団もまとめて始末しようとしたり、大した外道ぶりです。
 ここから類推すると、フレイアの発射スイッチを押したのはナナリーだってことを公にしていずれ放り出すとか、そういうつもりだったのでしょうか。
 しかし、ナナリーが鍵を落とすってのは予想外だったでしょうね。
結局見つからなくて撃てませんでした、って感じになったらそれはそれでギャグです。
 シュナイゼルの言い分と言うのは、要は勝ちに執着せず、負けさえしなければ良いというもの。
別に損得無しの変化無しでも一向に構わない、と言うのが基本のようで。
 これまで、勝ちに執着するルルーシュは、勝てば大きいがリスクを伴うという選択肢を基本としていたため、シュナイゼルの無欲の前に敗れてしまう、というパターンだったと言う事になりますね。
 しかし、今回はそこを読まれたがゆえの敗北となってしまいましたが。
そうは言っても、それは気づくのが遅かったような・・・相手が常に「ギリギリ負けない程度」という選択肢を取ってくるというのに気づいていれば、チェスでもやりようはあったのではないか、と思いますし。
 で、シュナイゼルの求めていたものは、ルルーシュの「未来」、皇帝シャルルの「昨日」と対比するところの「今日」。
シュナイゼルの本質から、大きく良くなる事も悪くなる事もないが、変化の無い「今日」の繰り返し、と言う事で。
 日々の安定した平和、と言う意味では結構良いものに感じられるのですが・・・。
ルルーシュの言い分としては、人は常に幸福を求めるから、波があったり時間がかかっても最終的には明日は今日より良くなる、と。
 ルルーシュの言動がいかにも主人公してるのは良いのですが、シュナイゼルがギアスにかけられたりと、結局いかにもなヘタレ三下悪役に成り下がってしまったと言うのが割りと残念です。

 結局、ナナリーも何を考えているのか分からない感じですし。
ルルーシュを止めるが目的だったようですが、そうして放った何発ものフレイアで何人死んだか分かりません。
大体、それだとルルーシュを殺すって事でしょうか。
これまで育ててきてもらった相手なのに・・・。
 そして唐突に精神の病を乗り越えて開眼。
・・・目が大きすぎるのか、違和感バリバリに感じたのはきっと私だけではないでしょう。

 そしてまさかの対フレイア兵器の完成。
フレイアが炸裂するまでの間に時々刻々と変化する環境データを打ち込み、かつ弾頭に命中させなければならないという扱いの難しい兵器。
 しかし、そこをルルーシュとスザクのコンビネーションで成功させてしまうんですから。
そこは割と燃えるところなのでしょうが・・・私の目にはキャラ補正と奇跡度の強さが強く写って、イマイチ盛り上がれませんでした。
 そもそも、そんなスピードで対フレイア兵器が完成してしまったというのもアレですし。
普通に考えて、物語に終末っぽささえかもし出せる兵器なのにも関わらず、こうも簡単に破られてしまうとは。
 物語上、フレイアの存在意義は思った以上に薄かった、と思わざるを得ません。
ニーナがこれまでずっとあんなに狂っていたのがいきなり普通になって。
あの狂いぶりは無意味だったのか、ってのもどうかと。

 あと戦闘という意味でのラスボス的存在が、割とこれまでずっと空気でパッとしなかったジノだって言うのも何か残念・・・トリスタンも急に魔改造されて、妙にパワーアップってのも何だかなぁ、って感じです。
 あまりのハイスペックゆえ、これまで誰も扱える人間の居なかった神虎を、体調異常をきたす事もなく普通に圧倒したランスロット・アルビオンと互角異常に戦うトリスタン改。
 パワーバランスを考えると、結構滅茶苦茶になっているような気もします。
蜃気楼の絶対守護何とやらも、軽く破られましたし・・・。
 いきなり情報断絶していたはずのカレンとコンビネーションが取れているってのも微妙です。取ってつけた感が凄い。

 ううむ・・・終盤にもかかわらず、何だかイマイチなところが目に付いてしまいます。
死んだと思われていたキャラがことごとく生きていたりとか、あれだけ酷いザマを晒して死亡フラグまで立てた扇が生きていたりとか。
何か腑に落ちない点が多いです。
 やっぱりギアスは伏線とか云々と言うより、キャラクターと娯楽性のアニメなのだと思いますね。そこがちょっと合わなかったのかも分かりません。
 しかし、次回の最終回は結構気になっていたり。
予告に、ともすれば総集編っぽい雰囲気がしたところを見るに、とりあえずはこれまでの事を踏まえた終わり方になりそうですし。
 ゼロレクイエムの正体とか、最終的に向き合ったナナリーをどうするか、など。
やはり気になるところです。  
Posted by jerid_and_me at 22:26Comments(1)TrackBack(17)

2008年09月15日

今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2「TURN23 シュナイゼルの仮面」

 今日も色々あって今日中には感想をUPできないかも・・・。
今週は、いよいよシュナイゼル陣営とルルーシュ陣営の激突。
 やはりナナリーの登場による衝撃とその余韻がメイン、と言った具合でしたね。
あとは意外なほどに黒かったシュナイゼル、と言った感じで。
 まずナナリー関係については、「やはりそういうことか」的に生きていたナナリー生存の秘密は、あらかじめシュナイゼルが囮の脱出艇を発進させたためにナナリーらの乗った脱出艇は無事だった、と言うもの。
とはいっても、結構広い範囲が消滅したフレイアの炸裂にあたって、その程度で果たして無事でいられたものか・・・と言うのが不思議です。
 サヨコさんは普通に大怪我してましたし・・・まあサヨコさんが庇ったという見方も出来なくは無いですけどね。
消失はせずとも暴風の被害に遭っているのに、方やナナリーは無傷というのはやはり不自然なような。
・・・今やこのアニメに、そのような理屈を求めるだけ無駄な事なのかも分かりませんが。
 その生き残ったナナリーは、やさしい世界をつくるとか何とか言っていたはずですが、さらなる外道兵器へと進化したフレイアのスイッチを「ギアスよりマシ」という微妙な理屈で握ることに。
 黒の騎士団と同じく、「ギアスは良くない!」という直感的な思いだけでこうも掌を返すとは。
自民党が駄目だから、何も分からないけどとりあえず民主党っていう大衆ばりに思考が単純と言うか、むしろ考え無しです。
その結果はフレイア乱発。
 自ら罪を負うとか言っていますが、結局はシュナイゼルの口車に乗せられて、ルルーシュに心的ダメージを与えるためだけに祭り上げられた存在ですからね・・・その行動に対する重みがまるで感じられません。
 その罪を負って行動することが、果たしてやさしい世界とやらにつながるのか、と言うとシュナイゼルの思惑はそれとはまるで逆ですし。

 このシュナイゼルの思惑とは、天空要塞(笑)ダモクレスでもって、戦争を行うすべての国にフレイア弾頭を発射し、戦争を無くすというもの。
 もちろん、そこには多数の人命が犠牲になるものの、シュナイゼルにしてみればそれは大した問題では無し。
 人間の欲望や闘争本能は既にあるもので、否定し得る物ではないと大雑把過ぎる割り切り方をして、武力の脅威とシステムでもってそれを押さえ込んで平和っぽい状況を作り出すのがシュナイゼルの目的のようで。
 そうした状況を作り出すために手っ取り早いのが、争いの目をまとめて消し去ること。
それで残った人間が平和っぽくなっていればそれでいい、という、人間とは一個人であることをまるで無視していますね。
それでルルーシュをして、「シュナイゼルは人間を記号としか見ていない」と言わしめた、という。
 このシュナイゼルの真意を知ったものの反応は、コーネリアはこれを断固拒否。
結果、シュナイゼルに殺害されてしまいましたが・・・あまりにもあっさりと殺されてしまいましたね。
 1期からずっと因縁のあったキャラなのに、ユフィの汚名を晴らして以降は空気っぽくなって、しまいには何の意味もなく殺害。
 一方、ディートハルトはシュナイゼルにえらくのめり込む格好に。
ゼロに神を期待して裏切られただけに、自ら神になろうと言うシュナイゼルに惹かれたようです。

 そのシュナイゼルにまんまと利用される形となった黒の騎士団。
スザク辺りを除けば単騎の戦力に関しては圧倒的に上のため、フレイアなしにしても大いに健闘。
 これに対してルルーシュはサクラダイトを利用して富士山を噴火させて、見方を巻き添えに黒の騎士団の戦力を大幅に削る格好に。
しかし、富士山が実際に噴火したらあんなものでは済まないらしいのですが・・・これもまた期待するだけ無駄というもので。
 その黒の騎士団側のメンバーの扱いたるや相当なもので、星刻の病状がやはり芳しくない事とか、千葉は藤堂にホの字ながら相変わらず言えていないらしい事や、ヴィレッタが妊娠した事とかが軽く流されています。
 もうちょっとピックアップできる所もあったでしょうに・・・ジャンプの打ち切り漫画ばりの駆け足ぶりです。
序盤から中盤の学園祭とか何かに時間をかけすぎだったんだと思いますよ、明らかに。
 それで盛大に死亡フラグを立てて、訳の分からない責任感に駆られてルルーシュを倒そうとした挙句、ひどい小物っ面を浮かべて死んだかと思った扇が生きていたり・・・これはちょっとガッカリです。
 で、唐突にくっ付くカレンとジノ。
カレンにどこか共感するという理由だけで、手近な黒の騎士団に合流。
何だか予定調和的で盛り上がりません。

 シュナイゼルの陰謀も大したものですが、ルルーシュもゼロレクイエムとやらのために、振り返る事はできないからと多くの人命を散らしているという現実。
 このままだと、どこかで予想されていたとおり、全人類レベルでほぼ全滅エンドというのも無い話ではない、と思えてきますね。
 スザクもすっかりその目的に取り憑かれていますし・・・。
このアニメ、誰一人として正しい、あるいは共感できる考え方のキャラクターが居ないんですよね。
見ていて「あぁ・・・そう」としか思えないキャラばかり。
 展開も、終盤にもかかわらず毎度毎度の超展開ですっかり麻痺していますし。
果たして、後2話で何をどうしようと言うのでしょうか。
 これまで、1期から通して積み上げられたものを派手にぶち壊してその破片で視聴者を驚かせて楽しんでいるような印象を受けます。
この手の、終盤になるにつれて期待度が落ちていくってのは何だか平成ライダー的ですね・・・カブト辺りの。

 ここで追い討ちをかけるようにガンダム00予告の新Ver.ですからね。
何たるタイミング・・・大したアニメだ。
 あれだけ微妙なデザインに見えた00ガンダム以外のガンダムも、動くとやはり結構カッコ良く見えるものです。
ティエレンにまだ出番があるらしいってのも一安心。
 そしてグラハムとコーラについてはまだその存在が秘匿されますか・・・。
やはり、この2人は初登場時のインパクト命でしょうからね。
ここは本編を楽しみにするのが正しい在り方でしょう。  
Posted by jerid_and_me at 23:28Comments(6)TrackBack(23)

2008年09月08日

今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2「TURN22 皇帝ルルーシュ」

 前回、ルルーシュが父シャルルをマリアンヌとともに葬り、その亡き後の皇帝の座に収まったというお話。
 もはやギアスを隠す事をせず、堂々と国づくりのために使用しています。
だだっ広い部屋にとりあえず人数を集めて「俺の奴隷になれ!」とか。
便利な命令ですね・・・。
第一皇子オデュッセウスが普通に軍人に紛れていたりと、中々大した事をやるものです。
 その上、教団なき今では唯一ギアスキャンセラーを持ったジェレミアもいつの間にか黒の騎士団を抜け、ルルーシュの下に。
となると、ギアスそのものはシュナイゼル陣営には存在しても、ギアスに対する根本的な抑止力を持っているのはルルーシュ陣営のみ、って事で。
そういう意味ではかなり有利な立場にあるのかも。
 ・・・と思ったら、案の定フレイア弾頭を根こそぎ保有しているのはシュナイゼル陣営。
いきなり民間人もろとも首都を消滅させるとか、やる事がえげつない。
 ギアスといったオカルト的なものを用いる帝国正規陣営と、フレイアの脅威で迫るシュナイゼルの反乱軍、という構図は予想されていた通りになりましたね。
ただし、3つ巴になると思いきや皇帝が早々と退場してルルーシュがそこに収まると言うのは意外でしたが。
 ルルーシュは何か民主主義の鬼みたいな人間になってしまって、貴族主義は廃止するわ財閥は解体するわで大反対を受けるものの、それを弾圧。
 とにかく、正しい結果のために手段を選ばない。
まるで破壊者のようになってしまったルルーシュに、以前ならばスザクはえらい拒否反応を示すでしょうが、
「イエス・ユアマジェスティ」
とか言ってます。何事かと。
 そんなルルーシュの目的は「世界征服」とか。
なるほど確かに笑えます。ナナリーらの死から自暴自棄になって血を流して行うのがまず世界征服とか。
 さらにその先には、「ゼロ・レクイエム」なんて。
相変わらずひどいネーミングセンスです。中二病全開ですね。

 それにしても、ここのところどうにもロボットアニメしていませんね。
KMFの戦闘がない回ってのもザラですし、あっても今回のように新型KMFがその性能を見せ付けるだけ、とか。
 ナイトオブラウンズの即死ぶりも酷いものがありましたし・・・。
ナイトオブフォーとか新しいのが出てきたと思ったらすぐに死にましたからね。
ビスマルク以外のラウンズの機体が画面に影も形も出てこない、すなわちデザインすらしない時点でもうこれはロボットアニメとは違う何かだと思います。
 ビスマルクにしたって、ようやく開眼したギアスが「未来を読むギアス」でありながら、結局それもろくに役に立たずに一刀両断にされるとか。
このところ、ギアスの希少性とかそういうのがまるで無くなっています。
まさにギアスのバーゲンセール。
 それ以前に、ビスマルクが自分のギアスの能力を敵に教えるのはもはや正気の沙汰とは思えません。この迂闊さで帝国最強とか・・・無理がありますよ。
 そもそもランスロット・アルビオンの無茶苦茶な強さもどうかと思うところで。
羽が出てきてそれが飛んだりとか。
何かフリーダムっぽいのが気になってしまいます。
 と言うか、KMFの性能としては星刻の駆る神虎の時点で人間に扱えるものではないって言われていたのに、それすら上回っているらしい尋常ならざる機動性ってのはどうなんでしょうね。
スザクが普通じゃない、って言う事で片付いてしまうのでしょうか。
 その上、他は皆殺しでジノのトリスタンだけは戦闘不能に陥らせるだけにとどまるとか。これだけの事をやっておいて、今更友達云々ってのもどうかと言う所ですし、偶然だとしたらあんまりにもご都合主義が過ぎますよ。
 そのジノは、この佳境になって自分の所在について悩んでいますし。
この期に及んでこんな要素を追加してくるとは・・・。

 黒の騎士団および超合衆国まわりでは、玉城がひたすらアホでしたね・・・まるで成長していない。
皇帝となったルルーシュがいい奴だとか言っていたと思ったら、また手のひらを返したり。
 そこで、ブリタニアの超合衆国への参加を表明するルルーシュですが、世界が中華連邦尾を欠いた上でブリタニアと超合衆国の2色に分かれている現状では、ブリタニアの投票権だけで超合衆国を動かす事ができる、すなわち民主的な世界征服が実現されてしまうと言う事に。
 そこで投票権を人口の20%にするといった対策が練られているところにスザクのアルビオンを突入させ、実質的に武力による脅迫を図ることに。
「さあ、民主主義を始めようか。」
とか、やはり大した外道です。
 他には、星刻は以外にちゃんと総司令できていましたね。
天子様が危ない、とカレンに言われても、長期的に考えてブリタニアに負けるわけにはいかないとグッとこらえる事が出来ましたし。
ナナリーに何かあったら何でも放り出すルルーシュと比べると結構まともに見えます。
・・・まあ、ロリコンですけど。

 しかし今回、何をおいても「何だそりゃ」と思ったのはナナリーの生存ですね。
さも死んだように見せておいて、しかも公式に死んでたって事なのに普通に生きてるとは。
 もっとも、シュナイゼルの用意した複製だったり影武者だったり何らかのトリックだったりという可能性もあるわけですが、だとしたらそれはそれで、このアニメは完全に視聴者の予想を裏切ったり斜めに進むことばかり考えていて、ストーリーやドラマ性は完全にどこかに置いてきてしまっているんだな、と思わざるを得ません。
 正直、その場その場のインパクトばかり追求していて、しかも最早それに慣れつつあり、このクライマックスにありながらどうも面白みを見出せないという状況に陥りつつあります。
 都合、「この先どうなるか」という期待よりも、「どう収拾をつけるつもりだろうか」という不安と言うか不信と言うか、そういうのがどうにも強まってしまっています。

 そこで追い討ちをかけるようにガンダム00の予告ですからね。
早くも意識が00に移りつつあると言う人は私以外にも多々いらっしゃるんじゃないでしょうか。
 1期での介入の結果、ソレスタルビーイングは壊滅した挙句、世界は誤った方向で戦争を根絶してしまい、今度はその圧倒的な体制に立ち向かうとか。
結局それを倒してどうするかとか、そもそも倒せるのか、とか。
この、どうにもならない絶望感が00らしくて何か好きです。

 それにしてもギアス、ここに来て服装のセンスが凄いですね・・・。
一堂に集められた雑魚の服装とギミックをはじめとして、ルルーシュの服装も凄いことになってますし、それ以上にスザクの服装はかなりの変態臭がします。  
Posted by jerid_and_me at 21:50Comments(2)TrackBack(19)

2008年09月01日

今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2「TURN21 ラグナレクの接続」

 いよいよ佳境となったという感じです。
皇帝のしようとしていたこと、そしてアーニャの中に生きていたマリアンヌの思惑も明らかとなりました。
 やはり、マリアンヌもギアス持ち。
心を渡るギアスだったとかで・・・自身が死ぬときに始めて発現し、そこにたまたま見習いに来ていたアーニャに乗り移る、という格好になったようで。
 しかし、こうもギアスのバーゲンセール状態で、その上こうした特殊な条件や能力を持つものが存在するとは・・・まるでスタンドバトルか何かですね。
 そのマリアンヌの思惑とは、まったく皇帝のそれと同じもの。
結果的に、ルルーシュらを助け、救おうという考えはあったようですが・・・。
どうにも、結局は敵側の人間でした。
 その皇帝の思惑、ラグナレクの剣とは「神殺し」を行うもの、と言う事ですが、今回における「神」とは、人間の嘘偽り、仮面といったもの・・・のように聞こえましたが、それで合っているものでしょうか。
神=集合無意識、という言い方もあるようですが。
 人間とは、すべての人間の意志が集まったという集合無意識とか言うのが仮面をつけた状態、だそうで。
その集合無意識に対し、ラグナレクの剣でもって仮面を壊す・・・と言った感じでしょうか。
 それによって人々はすべて分かり合い、ひとつになるとか何とか。
・・・これって、エヴァにおける心の壁、ATフィールドを取り払って人間を個人でなく1つにしてしまうとか、そんな感じだったはずの人類補完計画にえらく似ている、と言った印象を受けるのは私だけでしょうか。
 やっぱり、この辺のところはごく普通の小難しい「今時のアニメ」だなぁ、と思ってしまいました。
 バラバラになった人間が1つになって死んだ人間とも1つになれる、ってスザクを釣ろうとしたりとか。
何か、思いのほかマリアンヌが電波だだ漏れの小物っぽい人だった事も地味にガッカリです。

 皇帝の原動力となったのは、自らがルルーシュらと同じように皇子として皇位継承権の争いの中にあったときの事。
暗殺など、相手を害するための嘘や裏切りに満ち溢れた世界に嫌気が差して、V.V.とともに嘘を排除するためにこの計画を発案したのだとか。
 V.V.とともに、嘘についてやたら過敏だったのはそういう事だったんでしょうね。
それゆえV.V.をも殺したと。
 また、これに関してはV.V.がマリアンヌ殺害の黒幕だったという事も明らかに。
テロリストを犯人に、ナナリーを目撃者に仕立て上げるなどの偽装を行い、皇帝に何食わぬ顔で接する事がそもそもの嘘であり、そのときからV.V.放逐のフラグは立っていた様子。
 それにしても、皇帝とマリアンヌが理解しあうと契約が無かった事になる、ってのがよく分かりません。
王の力はお前を孤独にする・・・ってアレでも無いんでしょうし。

 とにかく、皇帝は嘘を根底から否定しようとしたわけですが、一方のルルーシュはそれを真っ向から否定。
嘘や仮面と言ったものが無ければ、個人や集団は存在しえず、また嘘は争いのためだけではなく何かを願うためのものでもあり、それがない世界は思い出と等しく変化が無い・・・とも。
 止まった世界よりも、明日が欲しいってのは典型的な主人公的理屈ですよね。
超展開のようで、案外とまあ定石を押さえてきているといった印象を受けます。
 そして、このアニメがどこぞで「壮大な親子喧嘩」と称されているのが今回よく分かるお話でした。
自分の若い頃の境遇と重ねて、どこか押し付けがましい気遣いをする親に、それを全力で突っぱねる息子、といった感じで。
 挙句、方向性の違いから両親を真っ向否定し、消してしまうんですから驚きです。
まるで躊躇とか言うのをしていませんからね。
 ただ、「命令」のギアスを持つルルーシュが、「願い」でもってもう1つのギアスを開眼させるという流れは結構好きな流れでした。

 で、皇帝を倒してからがまたえらい事になっていましたね。
自分が皇帝の座に収まって、武器を持った衛兵はスザク(生身)が蹴散らして、その場に居たオデュッセウス第一皇子らにギアスをかけて承認させるという。
 後者はともかく、前者はかなりえらい事です。
何せ生身ですから。そして何故か2人とも学生服。
そもそも、ユフィの仇だとかまだ言っていたのがどうして1ヶ月の間に和解したのかも気になるところです。
 そして、皇帝が今度こそ消えた都合、ラスボスはシュナイゼルに。
結局、黒の騎士団や日本を足がかりにするという事は全く無くなり、ブリタニアを拠点とすることに。
 シュナイゼルの目的は、有り体に言えば「世界征服」。
ルルーシュがそれに対する形になるとすると、ルルーシュの目的もそういう事になるのでしょうか・・・親子喧嘩の次は、天下統一を目標とする兄弟喧嘩、という事ですね。
 ルルーシュ陣営にはスザクやラウンズをはじめとするブリタニアの戦力がそっくり加わることとなり、シュナイゼル陣営には反乱軍に加えて黒の騎士団、という格好でしょうか。
 もともとの勢力図を思い返してみると、かなり入れ替わってごちゃごちゃになっています。
この乱戦の状況から、果たしてどう展開させていくつもりでしょうか。

 また、以前から言われていた「ナナリーは実は生きている説」はごくごくサラっと肯定されてしまいました。
「ナナリーが見つかったからもしかしたらと思って」
とか。ちょっと展開がご都合主義なような。
 このままだと、嘘を許さない扇に追放されたルルーシュですが、星刻やカグヤの存在とかもあって再び迎え入れられるような気もします。
 ギアスと言うチート能力を知っても、なお自分の策でもってルルーシュに立ち向かおうとするらしいシュナイゼル。
果たして、どう話をまとめるつもりなのか・・・正直、今回が最終回でもあまり不思議で無い内容でしたし。
 と言うか、今までの話って何だったんだろう?
とかってのは言わない方が良いのでしょうか。  
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2008年08月25日

今週のコードギアス 反逆のルルーシュ「TURN20 皇帝失格」

 色々と最終章突入、って感じですね。
今回も色々なことが発覚しました。
 まず、シュナイゼルの目的はクーデター。
これは、やはりと言うべきでしょうか。
やっぱり新OPでの印象などから、皇帝配下から脱して第三勢力の形を取るだろうとは予想のできる所でしたし。
 その動機として、皇帝はギアスといったオカルト的なものに多く手を出しており、それらの積み重なった不信、さらに今回皇帝が戦争や政治を「俗事」呼ばわりした事と、単身神根島にいることがシュナイゼルをクーデターへと動かした、といった具合で。
 シュナイゼルってのはかなり上の兄で、そういう父親である皇帝の夢想家っぽいところを反面教師にした、とかそんな感じに現実路線を行くリアリストなんでしょうね。鋭敏なところも凡庸な第一皇子とはまるで似ても似つきません。
それでいて地道で策士。
 普通の戦争ならかなり強いんでしょうけど・・・コードギアスはもはやファンタジーっぽくなってしまいましたからね。
こういう人は最終的には勝たれないと思います。

 前回、狂ったように笑っていたスザクはいよいよ壊れてしまいました。
もはや正しい結果にとらわれることをしない結果論者となってしまったようで・・・。
 フレイアの予想外の威力に戦慄するニーナに、フレイア弾頭は大成功、結果は我がブリタニアに勝利をもたらず、なんて言ってる時点で相当壊れてます。
 そして、フレイアを発射したという汚名か功績だか良く分からないものはギアスによる寝返りの後に散ったギルフォードに着せられる、という流れになっていたのですが、スザクはそれを「自分の功績」だと主張。
味方の大量殺戮を自分のナイトオブワンになるために必要な功績だと言い張るとは・・・。
 その上、シュナイゼルのクーデターへの決起に際し、自分から自らによる皇帝の暗殺を進言。
かつて父親を殺害して戦争を終わらせた時から続いていた人殺しの業を受け入れる、と言う事ですが・・・今までの奇麗事にこだわっていた理想論者からすれば、これは成長なのか堕落なのか判断に困りますね。
 もっとも、最近は割りと奇麗事でもなくなって、自分を正当化しようとしている節があったように思えますが。
 ギアスに手を染めた皇帝に向かって、
「すべてを知るあなたにはユフィの事も救えたはずだ。なのに何故見捨てた?」
ってのは、幼少時のルルーシュの言葉とまるで同じですね・・・。
 結果論的なところといい、最後の最後でルルーシュと同類に成り下がってしまうという結果になってしまいました。

 黒の騎士団内部は混乱しまくり。
一応はトップの座に収まっている扇ですが、明らかに浮き足立っています。
ゼロの代わりにシュナイゼルとの会談に出席すると言う神楽耶ですが、正直ゼロ抜きじゃあまたいいようにあしらわれて結局不利な条件で終わるだけでしょうし。
 ディートハルトは何やら扇にボコボコにされたようですし・・・何かマズい事しましたっけ。
その扇は、ゼロが自分たちを使い捨てにしようとした事ばかりにこだわって、おまけに「自分たちは駒じゃなく、生きているんだ」なんていう言葉に酔っています。
こりゃあ、もう壮大な泥舟ですね・・・。
 ロロは、自分が道具でも何でも良かった、といって最後までルルーシュに協力して死んでいったのに、それが許せないからと必要なゼロを放り出してしまうとは。
 スザクが過程を捨てたのと同時に、扇がそれを拾っておかしくなってしまったかのうような状況です。
ゼロが居なきゃ勝てないでしょうに。
交渉ごとも含めて。

 皇帝は神根島にて、1期ラストに出てきた遺跡に突入。
世界各地にある、同じようなギアス紋様の遺跡を同調させ、アーカーシャの剣を起動させたとか何とか・・・。
 遺跡の奥は、例のあの変な空中神殿のようなところ。
前回は失敗したものの、やはりあそこで何かしようという事のようで。
ラグナレクだとか、既存の神の時代は終わるとかどうとか言ってますが・・・相変わらず良く分かりません。
 戦争や政治を「俗事」と言えるほどのもので、果たしてそれは人類にとってプラスとなるものなのか、マイナスとなるものなのか。
 正直、マイナスでないと黒幕でも何でもなくなってしまい、この佳境において話がまるで平坦になってしまうのですが・・・。

 さらにマリアンヌは実は人格がアーニャの中に生きていた?と言う衝撃の事実。
・・・衝撃って言うほどでもないですね。
アーニャが何らかの形でマリアンヌである、と言うのはあちこちで予想されてましたし。
 それにしてもマリアンヌ、何か黒いです。
ルルーシュのことを、さも当たり前のように心配していなかったりと・・・。
第一、人格だけでも生きているのなら、何らかの形でルルーシュに伝えていれば、ルルーシュもこんな茨の道を歩く事は無かったでしょうに。
 そこに、もしかすると皇帝とかその辺のギアスが干渉しているのかも分かりませんが。何だかあまりいい印象を受けません。
 その上ギアス持ちで、C.C.の深層心理っぽいところに入り込んで、以前のとおりの毒々C.C.を引っ張り出してしまいました。
ここまでできると、もしかして黒幕なんじゃないかという気もしてきますね。
 それにしても、ナイトオブワン・ビスマルクも封印されているもののギアス持ちとは。まるでギアスのバーゲンセールですね・・・。

 ルルーシュの方は、自らもアーカーシャの剣とやらに侵入し、その後遺跡を爆破。
これで皇帝もルルーシュともどもあの空間に永遠に閉じ込められる、って事ですが・・・確実にそうはならないんでしょうね。
 何だかここのところ、超展開が超展開として成立できていないような気がします。
ある程度、基本的なところではある程度の予想通りになって、そのほかの部分でも「どうせどうにかなっちゃうんでしょ?」という印象を受けてしまう。
どうも、ここ最近は盛り上がりに欠けますね・・・個人的に。
 とりあえず、吹っ切れたスザクが思いのほか面白くて、今後が気になるキャラとなっています。
これで最終的にルルーシュと手を取り合って、おまけにナナリーも実は生きててハッピーエンドとかいう事になったら、半年間がぶち壊しでしょうけどね・・・。

 イマイチ盛り上がれなかったか、と言うところで追い討ちをかけるようにガンダム002期の予告。
やたら暗いスメラギさんに、見るからに薬漬けのルイス、半壊したエクシア。
 薬漬けのルイスが特に印象に残るところですね・・・目の下のクマとかもひどくて、1期の柔らかい印象がどこかに消えてなくなっています。
 1期の後、危ない薬を使ってエースパイロットの座までのし上がったと言う事でしょうか。すっかり地味になりながらも、宇宙で働くと言う夢を実現したっぽいサジが見たら果たしてどう思うか・・・。
 半壊したエクシアがまだ戦っていると言う事は、それでどうにか生きながらえてきた刹那がロールアウトした00で初出撃、と言うところが再開第1話ということになるのでしょうか。
 1期のラストで普通に稼動していたのですが・・・時間の前後あり?
しかしEDは石川さんと言う事で。
いきなり、かなりやる気の音楽ラインナップですね。  
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2008年08月18日

今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2「TURN13 裏切り」

 ついにやってしまった、フレイア炸裂という前回の続き。
ナナリーら以外にも、1次被害=爆発だけで1000万人の死傷者、2次被害=暴風で2500万人の死傷者が発生するという、予想通りの凶悪な兵器でした。
 ニーナはそうした結果は予見していなかったようで・・・死傷者の数に驚くと言うよりは、自分の兵器でブリタニア人にその力が向けられたことが恐ろしいのか、それとも・・・。
効果範囲内は何もかも消滅する、ってのは自分でデータ出してましたし。
 それでも被害については分かっていなかったとか。
ロイド伯爵の言うには、科学者は科学を捨てて心を守るか、心を捨てて科学に殉じるかの選択をしなければならないそうで。
前回の撃たない覚悟という言動といい、この人は案外分かってる人なのかもしれません。ただ、いくらか壊れてるってのは本人も分かってるようですが。
 このままだと、今後ニーナはフレイアを使いたがらないでしょうが・・・そこはシュナイゼルが掌握してしまいそうな予感。
 スザクは、自分のしでかした事を理解し驚愕した後、壊れたように大笑い・・・と言うか壊れましたよね、アレは。
 ルルーシュにかけられた「生きろ」というギアスのためにナナリーを含め大勢の民間人等を殺害。
それはルルーシュを恨むべき所でしょうが、ナナリーは自分はもとよりルルーシュにとって大切な存在である、という。
 何とも錯綜した状況です。
この、どうしようも出来なさは・・・壊れてしまってもまあ仕方の無いところかも分かりません。
 ギアスの存在がシュナイゼルに知られていると言う事は、スザクにどのような罪や汚名が被さるかは分かりませんが・・・本人が何を考えてどう動くか、ってのは問題でしょうね。

 一方、黒の騎士団は大変な事に。
まず、ナナリーを失ったルルーシュは激しく錯乱し、藤堂に不信感を抱かせ、さらにロロに対しては、偽者呼ばわりし、これまで利用するだけ利用して何度も殺そうとしたがたまたま死んでいないだけ、ナナリーの代わりにはならないといった、これまで隠してきた事を暴露。
気持ちは分からなくもないですが、これはひどい。
 さらに、シュナイゼルが自ら乗り込んできたものの、藤堂がゼロに不信感を抱いていることや連絡がつかない事から会談はゼロ不在で行われ、見事なまでにシュナイゼルのペースに。
 ルルーシュがこれまで伏せていたブリタニアの元皇子であるということや、ギアスについての事。
ギアスについては、これが伝わっていなかったがために教団での事が虐殺と取られ不審の種になったと言うのに・・・先手を切られ、極悪人に仕立て上げられてしまいました。
 これにより、誰がいつギアスをかけられ思い通りに動かされたかも分からず、ゼロが起こした奇跡と言う実績も無かった事に。
 しかしながら、だからと言って超合衆国の議会とか、その場にいない他の幹部クラスにまったく話を通さずに私刑を実行してしまうとは・・・。
会合の場に居れば、こうはならなかっただろうっていう心当たりは多少なりありますし。
 星刻とか、あるいは神楽耶とかその辺の、戦闘だけしてる風じゃない人とか、ラクシャータも視点が割りと中立で技術にしか目がないので、冷静に判断してくれそうです。
 しかし会合に集まったのは、あくまで戦場のみでのプロフェッショナルである藤堂に、あくまで被写体としてゼロを追っていたのかもしれないディートハルト、そして単純馬鹿のくせにムードメーカーの玉城がテーブルにつかされたことで、簡単に流れを作られてしまいましたね。
 ルルーシュがスザクに対して罪を背負い込もうとしたところを録音されていたりと、まったくもって間の悪いとしか言えません。
 そして扇の言動が何というか・・・理解できません。
自分も、仮にもブリタニアの軍人を匿っておいて、特区日本に参加しようとまで言っていたことを隠していたくせに、ゼロの隠し事に関しては何故そうまでも悪と断言できるのか・・・。
 ゼロを返すから日本を寄越せ、と言うのもどうも分かりません。
自分たちは日本を取り返しても、ゼロなしに超合衆国が他のブリタニアによる侵略を受けた国を解放できるのかと言うと無理じゃないかと思いますし。
 そもそも扇とか抜きにしても、ゼロの居ない黒の騎士団なんて烏合の衆と言うかただのテロ集団と言うか。
そのときこそブリタニアからチェックメイトを突きつけられると言う事が分かっていないのでしょうか。前に何かあったときは、必要な知能とか言ってたのに。
 どうも今回、黒の騎士団が若干、馬鹿の集まりに見えてしまいました。
最後の方は完全に無効のペースに乗せられて、証拠を見せられるまでもなく、フレイア弾頭についてゼロは知らされていた、と思い込んでますし。
実際には戦略兵器だか、そんな事を言っただけのような。
 カレンはまだルルーシュを信用しているところがあるので、これでカレンまで抜けたら黒の騎士団はいよいよ烏合の衆でしょうね。

 そして今回、ロロが死亡。
命まで投げ出そうとするルルーシュを逃がすため、ギアスを酷使。
発動中は心臓が止まるというその副作用のために、逃げ切るとほぼ同時に絶命してしまいました。
 どんどん時間を止めて、死相を出しながら、ルルーシュにも聞こえないのにその気持ちを伝える辺りの流れは泣かせます。
最後までルルーシュに嫌われていた事を認めず、嘘としようとした所とか。
嘘は最後に本当になったようではありますが。
 結局それでひとり生き残り、皇帝と刺し違えるつもりの様子。
マリアンヌ殺害の真相は・・・どうするんでしょうか。
そもそも現実問題、1人でどうするつもりなのか。
 その皇帝は、神根島のラグナレクとかいうシステムを使って何かするようですし。


 次回は、今回出てきたのの他のキャラクターの動きが気になりますね。
神楽耶とか、ジェレミアとかその辺。
シュナイゼルの思惑もやはり気になるところです。  
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2008年08月10日

今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2「TURN12 第二次東京決戦」

 今週は日曜でありながら、オリンピックファンガイア出没によりキバが休みなので早いうちにギアス感想を上げてしまいましょう。
朝のライダーが無くて夕方のアニメだけあると、まるで土曜日みたいな錯覚を受けますね・・・。

 で、今回は前回の時点でしていた嫌な予感が的中と言ったところでしょうか。
それも、思わぬ形で。
 まさかのナナリー死亡。
まずナナリー救出に向かわされたロロはやはり、
「ナナリーは必ず僕が見つけ出して殺してやるから。兄さんの家族は僕だけでいい・・・。」
 などと、アナザーアギト木野さんのようなことを口走っています
大方の予想通り、ロロはナナリーを邪魔者として殺す気満々。
 ルルーシュはこの事を知らず、ロロもルルーシュが自分を使い捨ての駒としか思っていないことは知らない。
これは、次回のルルーシュ発狂時に大きな軋轢を生じ、別離なんかも引き起こしそうな予感です。

 しかしロロは結局行動に移すことなく、どういうわけかサザーランドを奪って離脱。
ここがちょっと分からなかったりするのですが・・・何で脱出の前に仕掛けなかったのか?って言う。
 まあ外に出てから殺さないと、足が付いてしまうというのはありますが、結局のところ結果は同じ。
ナナリーはまさかのフレイヤによって消滅、というえらくあっけない最期を迎えましたし。
 あまりの唐突さにちょっと唖然としてしまいました。
まさかのフレイヤが放たれて、しかもカレンがそれを回避したためそれが総督府を直撃。
ナナリーがあっという間に消えてしまうとは。
 すぐ近くにスーパー忍者の咲世子さんも居ますし、もしかすると助かっている可能性は無くも無いでしょうが・・・死んだとすれば、もはやルルーシュにとってのハッピーエンドは訪れない、って事になりますね。
そう言う都合、実は生きてたってことになりそうですけども、それはそれで何だかなぁ・・・という気もします。
 何と言うか、超展開とそのひっくり返しのカウンター超展開だけで話を盛り上げて続けているような気がして。

 また、フレイヤの炸裂によって咲世子さん、朝比奈、ギルフォード、ナナリーの付き人っぽい人たちが死亡。
大規模な爆発の割には、思いのほかピンポイントの犠牲者しか出ていません。
 てっきりもっと核らしいものかと思ったら、キノコ雲が立ち上がったりグロい描写が入ると言う事もなく、ニーナの言うとおりに効果範囲内の一切が消滅する、と言う感じの兵器でしたね。
空気も無くなるようで、色々吸い込まれていましたし。
 流石に、日本に原爆が炸裂した日とほぼ時期を同じくしてモロ原爆という描写は出来なかったのでしょうか。

 それにしても、スザクにかけられた「生きろ」ギアスがここで作用してくるとは・・・。
わざわざジェレミアを向かわせておきながら、スザクを始末する上で大いに邪魔になるであろうそのギアスをキャンセルさせなかったのはマヌケとしか言いようが・・・それほどスザクに対して怒り狂っていたのかも分かりませんが、失策ですね。
 確かに引き金を引いたのはスザクですが、元をたどればそうなるようなギアスをかけたのはルルーシュ。加えて、その排除できる危険因子を放置しておいたのもルルーシュ。
 しかし、私個人としましては、かつてユーフェミアなどは己の信念でもってギアスに抵抗していたのに、スザクはパッと態度を変えてフレイヤを向けると、何の迷いもなくカレンに向けて発射。
 この時点で、「ああ、スザクの信念ってのはそんな安いもんだったんだな。」と思えてしまい、何だかルルーシュにもスザクにも感情移入が出来ず、どうにも宙ぶらりんの辛い状況です。
 尤も、スザクはカレンにリフレインを射とうとしていましたし。
逆にあの事件があったからこそ、スザクの信念なんてのは完全に歪んでしまって有って無いようなものになってしまったのかも分かりませんが。
 そのスザクは、これによって今度こそ本当に「総督殺し」に加えて戦略兵器を使用したことの汚名を被せられる事になるわけですね。
こりゃあ今度こそ処刑でしょうか・・・。

 それよりもギルフォードがフレイヤに巻き込まれて死亡したのが気の毒ですね・・・。
それも、ギアスにかけられてルルーシュが主君コーネリアだと思い込んだまま、それを身を挺して助けて死んだってのが実に気の毒。
 最後までコーネリアと再会する事のないまま死んでしまうとは。
死ぬ瞬間に、コーネリアが何かに気付いてフレイヤ爆心地のほうを見るのが泣かせます。
ただ見たことの無い兵器が炸裂したのに驚いただけかも分かりませんが・・・。

 戦闘関係ではかなり動きがありましたね。
特に紅蓮聖天八極式。すごいネーミングです。
そして羽つきとか・・・いかにも最近のアニメの主役級ロボットです。
 その見た目に違わぬ高機動性で、なんか真ゲッターばりの動きで雑魚をボコボコと落としていきますし。
ランスロットの攻撃もそうですが、そういう主役級メカが何かやって、背後の多数の雑魚メカが遠くでどんどん爆発するのってあんまり好きな演出でも無かったり・・・古典的な演出ではありますけどね。
何だか無駄にスケールだけ大きい戦闘のようで。
 私個人のイメージでは、ギアスにおける戦闘ってのはもっと泥臭いゲリラ的なもので、そういうスケールの大きい物ではないのですが。
局面が変わった、という事でしょうけど。
 紅蓮はそれだけではなく、ロケットパンチに気円斬まで。
もう何でもありですね、輻射波動。
恐ろしい汎用性です。
 それによりランスロットをえらく追い詰めていましたが、個人的にはそれよりもジェレミアの駆るサザーランド・ジークのほうが気になりました。
あのちぐはぐ具合・・・まさしくアプサラスですね。
旧式量産機の頭が上に乗っかってる辺りも。
 中のジェレミアは、かつて汚名だった「オレンジ」を「それは忠義の名前」と言い張ったり。実に面白い男です。

 ラウンズ関係では、やはりナイトオブテン・ルキアーノは分かりやすい殺され役でしたね。
ゼロを追い詰めたかと思ったら、見事に紅蓮聖天八極式の噛ませ犬にされてしまいました。
光に包まれて消えていく辺り、いかにもな噛ませです。
 また、ジノは冒頭のカレンとの会話から、もしかして死亡フラグが立ったかと思いましたが、そんな事は無かったようで普通に健在。
CV☆さんがそうそう簡単にくたばるって事はありませんか・・・。
 アーニャは、こちらもゼロを追い詰めたところでまた記憶の揺らぎに見舞われたようですが・・・この辺の伏線はいつになったら明らかになるのでしょうか。
ちょっと時間が押してきているような気がします。

 今回、東京にゼロ、シュナイゼル、皇帝の3人のキーパーソンが揃いつつある様子。
尤も、シュナイゼルは皇帝が来ないと予想していますが・・・何か悪い事を考えている気がします。たとえば下克上とか。
 次回は、サブタイトルからして「裏切り」と、大きな動きがありそうです。
黒の騎士団では、朝比奈が木下から受け取り、藤堂に託した「証言」とやらが波紋を呼びそうですし、加えてナナリーを失う事でブリタニアの破壊の動機を失ったルルーシュ。ロロはそこでルルーシュの真意を知って離れそうですし、未だ記憶を無くしたままのC.C.に、ヴィレッタのことで浮き足立つ扇。
 これは、遅かれ早かれ騎士団は空中分解しそうな勢いですね・・・。

 無声の次回予告が妙な雰囲気をかもし出した後に視聴者プレゼントとか。
余韻が消えてなくなった・・・。
とは言っても、後に00の2期の予告が入る時点で結果は同じかも分かりませんが。  
Posted by jerid_and_me at 20:33Comments(0)TrackBack(19)

2008年08月04日

今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2「TURN17 土の味」

 恥を承知で、単身スザク説得に乗り込むというお話。
とりあえず、個人的にはスザクの非道さ外道さがえらくパワーアップして感じられました。
 今更ですけども、スザクは自分の正義にのみ忠実って言うとそれとなくカッコよく聞こえますが、結局のところ自己満足の自己中心的と言うか・・・。
 結局、生徒会メンバーだとか一般人を守るのはその人たちが気の毒とかそういった気持ちに関するものでなく、単にそれをしないことは自分の正義に反するからそうしているだけ、って風に見えてきました。
 今回ルルーシュにとった行動は、果たして友達のするものかって言うと断じてNOとしか思えませんし・・・。
そもそも呼び出しておいて
「今更君の約束が信じられるわけないだろう。」
は無いですよね・・・電話の時点でNOと言えばいい。
自分が嘘をつきたくないって言う事ですが、それも結局自分の都合と言うか。
 そりゃあ、この辺の流れにはルルーシュの自業自得も多々あるってのが前提ですが。
それにしては底意地が悪すぎると感じざるを得ません。
 ルルーシュのほうはナナリーのために嘘でもって全部の罪を償おうとしているのと対照的に、奇麗事ばかりなんですねスザクは。
「ユフィを生き返らせてみろ!」
には流石にちょっと引きました。
 で、色々あった後にまた勘違いを含んだ別離。
そしてスザクは自分の償いのためにフレイヤ搭載のランスロットに乗るしかない、とか言ってますし・・・。
 核によって虐殺される命<自分の罪を償う事
なんでしょうか・・・いくら何でも全体的にちょっと思想が危なすぎる気がします。
・・・今更も今更ですが。

 しかしながら、私は割りと・・・と言うかかなりスザクが嫌いな性質なのでこういうスザク槍玉状態となっていますが、冷静に考えるとルルーシュの言い分も大概ですよね。
 なるほど確かに、いまや日本全体どころか世界の半分を左右する戦いと自分の妹を天秤にかけるどころか、それよりも妹の方が大事だってんですから、そのやり方に反発するスザクでさえも怒り狂うのは納得の行く話です。
 1期ラストでの失敗から、ルルーシュの目標を達成するためにはナナリーを助け出すのと同時に日本を攻め落とす、この両方をやらないと結局助からないということを理解している辺りは進歩なんでしょうけど。
 しかし結局、色々あったけれど友達だから、っていう友情に訴えたのも実に甘い話ですよ。激甘です。
「過去はやりなおせない。やり直すことは出来ないんだ!」
ってのは正論では有りますけども、人に謝ってそれからモノを頼む時の言動でもないですよね・・・。
 もっとも、結局は上述のようにスザクは情でなく自分の正義でしか動かないので、それもあえなく失敗に終わっていましたが。
 そしたら結局シュナイゼルの策謀にかかってスザクが自分をハメたと思い込み、悪さ3割り増しでナナリー奪還作戦開始。
自分でそっちがベストコンディションって言い切ってますからね・・・やっぱり本質的には悪い、って事のようで。
 しかしながら・・・ロロをナナリー救出に回したのは危険すぎる気がします。
嫉妬狂いでシャーリーを殺したのもロロですし、ナナリーが戻ってきたら自分はお払い箱ってことに気付いているようですから、あまりに危険としか言いようがありません。
 それも見抜いた上で、捨て駒にでもしたのかも分かりませんが。

 その作戦の過程で、相変わらずジェレミアをオレンジ呼ばわりしていたギルフォードまでもオレンジ化。
 コーネリアの消息に釣られてホイホイと呼び出されたところでギアスをかけられ、ルルーシュをコーネリアと思い込むように。
 もしやギルフォードは、これからずっとルルーシュを思い込んで恋焦がれるという、えらく倒錯的な事態に陥るのか・・・?と思いましたが、オレンジが味方に居る都合、効果が持続する事のデメリットは考えなくとも良いんですね。
 しかし我に返ったら返ったで、もうブリタニアには戻れないでしょうし・・・それとあわせて今後のコーネリアの処遇も気にかかるところです。

 そしてシュナイゼルの思惑は毎度ながら読めませんね。
ルルーシュ及びギアスの正体その他を知ったことで、カードは全て揃ったと言う事ですが・・・。
そのカードをもって、一体何をやらかそうと言うのか。
 善人、良識人ぶっていますが、実はなにか凄く危ない事を考えていそうな匂いがプンプンします。
 また、皇帝もどこからか、またギアス関係の仕掛けを施しているようですし。
こちらの動きも気にかかるところです。

 そういやすっかり忘れてた、ナイトオブラウンズの初出2人。
ナイトオブテン、ルキアーノは何だか00のハレルヤを思い起こさせる快楽殺人者のようで。これは早々と退場する気がします。
 ナイトオブワン、ビスマルクは最強って事ですが、他と比べて2倍ほどもデカいナイトメアに、妙にでかいエクスカリバーとか言う中二病の匂いのする剣を携えての登場。
 扱える人間がいないほど高性能でありながら、性能を引き出せると星刻の駆る神虎相手に優勢と言う事で、とりあえず最強は伊達ではない様子。
 しかし星刻は吐血したりする病気はなくなったようですが、ポジションがちょっと上の噛ませ犬って感じになってしまいました。
やはり戦闘に関しては、どこかジャンプ臭くて二流な感じです。

 次回、何となく玉城が危なそうです。
ここまで来ると死なないだろうと思っていましたが・・・。
 そして最後に笑うのは、おそらくルルーシュでは無いでしょうね。

 さらに気になるガンダム002期の予告。
結構、雰囲気の変わってる人とかも居ますね。
ソーマなんかえらく大人びたような。
姫は・・・懸念されていたほど老けてないようで。
 主題歌はラルクかと思いきやUVERworld。
彼らは土6でこれまで結構良い仕事をしているので、かなり楽しみだったりします。  
Posted by jerid_and_me at 21:09Comments(2)TrackBack(15)

2008年08月02日

1期完了

 今日は土曜だって事で、平日以上に外に出る気が薄れてしまって困ります。
こういう日は冷房のかかった部屋に篭ってアニメでも見るのが一番健全な過ごし方かも分かりませんね。
・・・アニメの本放送が受信できる環境ならなお良いのですが。
 仕方ないのでやはりネットで配信されてる奴です。
とりあえずコードギアスは1期をようやく最後まで見ることができました。
 総集編を先に見ているのでアレですが、やはりあの終わり方は正直ないですよね・・・。
あの終わり方で最後のEDが1期OPってのは相当にいい度胸してると思いますよ。そういう芸当はある程度区切りのちゃんとした終わり方をした時に許されるものだと思いますので。
 しかもラストの24話、25話ってのは、それまでの話からかなり遅れて放送されたんですよね、アレは。
それだけ待たされて、終わり方があのぶつ切りで、それからさらに半年ばかり待たされてようやく続き、ってんじゃリアルタイムで観てた人は相当辛い思いをしたんじゃないでしょうか。
 どういう都合でそんな事態になったのか、と思って軽くググって見ると、どうやら製作がかなり遅れていたんだとか。
総集編が種デスのように2回も入ったのは製作の遅れからでしたか。
そこで弱り目に祟り目、上がったはいいものの枠がないものでそれだけ遅れたんだとか。ひどい話もあったものです。

 1期の終盤と言うと、やはり虐殺皇女ユーフェミアのところがラストよりも印象深いですね。本当、見ていてこっちが鬱になりそうなぐらい重たいです。
 ギアスの力は使用者を孤独にするとか、皇族におけるルルーシュの立ち位置とか、ルルーシュが2期にかけて背負うべきものとか。
そういう1期の集大成ってのはラストではなくあのシーンだな、と思わざるを得ません。
ギアスにかかってる間は記憶が失われるってのがまた残酷でしたね。その設定もえらく活きていたと思います。
 2期の今までを通しても、気合でギアスに抗うってのもこれが最初で最後のような感じですからね・・・途中の論理の混濁も見ていて痛ましい。
 それだけでも鬱が入るのに、その後ユーフェミアがすっかり悪役にされてしまい、ルルーシュもユフィを許されない敵として演説するってのが。
スザクも、行政特区日本が大成功だったと嘘を言っているのが、スザクの癖にえらく泣かせます。
 それが終わって、いよいよ大詰めってところでオレンジが
「おはようございました。」
とかワケの分からない事ばかり口走るのが面白くってかないませんでした。
いちいち言語系統がやられてて、頭がどうにかなっているとしか思えない状態。
事実、情念のみで動いているとか言われてましたし。
 それとC.C.が心中したように見せかけて2期に続いて、その上2期では妙にまともになって復活ですし。
終盤の流れはどうも蛇足・・・ってほどでも無いのですが、もうちょっと切り方は何とかなったんじゃなかろうか、と思います。
心中に見せかけて両方とも生きてた、ってのは流石にどうかと。
 あとやっぱ、2期はじめに黒の騎士団が捕まってたのってどう考えてもルルーシュの責任ですよね・・・ナナリーが大事な目的とは言え、そのために過程をないがしろにしてしまった結果がアレです。それで自分もスザクにやられましたし。

 何はともあれ、2期もこれから佳境に入る所なので、今のうちに1期をひととおり見ることができたのは実のある事・・・だといいんですけどね。
今後も何が複線となっている事やら。
 にしても最近変に難しいところとかがあるので、1期の復習ぐらいで何とかなるものかどうか。  
Posted by jerid_and_me at 22:21Comments(2)TrackBack(0)