2012年04月15日

ライダーRebirth

 久々に私信。
この度、久々に私的ビッグイベントが発生しまして。
ちょうど1年ほど前、ポンコツをどうにか直して乗っていたバイクがついにいよいよ駄目になり、それからずっと2輪からは遠ざかる日々が続いていたのですが、この度ついに一念発起して新しいのを購入。
 四輪車の方は中古の安いやつで押さえたので、これはある種当然予想されていた出来事なのですが、いざ決めるとなると悩みに悩み、結局半年ぐらいはグダグダと悩んでいました。
やはり必要な予算の話、何を選ぶか、そもそも普通免許しか無いので大型を取るべきか?等々、どうにも優柔不断な悩みのループに陥りがちな性格のため、よくも決められたものだと自分で少々感心しています。
 結局買ったのは、スズキのグラディウス400という奴。
NCM_0029

納車の手はずが整って、取りに行ったはいいものの天気が微妙に悪かったのが辛い・・・。
気分としてはハレの日なんですから、ここは空模様も晴れであって欲しかった所です。
このところ晴れが続いていたのに、この日に限って前線が発達云々で雨でしたからね。
そうそう日頃の行いが悪いつもりは無いのですが。
 で、決定の決め手となったのはやはりデザイン。
カッコいいのもさることながら、とりあえず美しいです。
乗ってる人間はたいそう残念ですが、バイクとしての美しさならかなり上の方かと思います。
自分の家にこれが停まっているという違和感がたまらなく甘美に思えるほどのデザイン。
 ただ、この青白という独特のカラーリングが災いする点として、ウエア選びが難しすぎる・・・というものが。
ただでさえファッションセンスが破綻している所にこの難題。軽く挫けます。
 ウエア選びもさることながら、ヘルメットが期限切れだったり、これまでちゃんとした装備を用意していなかった事もあって車体+αの出費がかなり多いことが判明。私の顔が青白くなりました。

 青白くなると言えば、納車して帰宅してさあ車庫入れという所で早くも倒しました。
ブレーキレバーとステップの先端が折損し、マフラーにも傷が・・・。
これにはガッツリ凹みました。いずれも先端のみがもげたり、ちょっとした傷だったりで走行に直接問題のある物では無いにせよ、いわゆる『新車』と言うのは初めてだったのでこれは辛い。
 とにかく慣らしを終わらせねば、と山に繰り出したればまだこんもりと残る雪。
NCM_0037

これには流石に息が白くなります。
今年は冬がたいそう寒かったので、いい時期にはまだもうちょっと遠そうですね・・・。

 ついに手に入れた新しいバイク、これで私のライダー人生がまさしくRebirthした訳で。
せっかくだからあちこち行きたいのは山々ですが、このところ社畜ぶりがエスカレートしていてまとまった休みなんて概念が無くなりつつあり、つくづく自分の不遇を呪うばかりです。
本当・・・可能な限り私にマイナス影響のない範囲で世界が滅びればいいのに。

 そう言えば、どこかで見たカラーリングだと思っていたらイクサカラーとの指摘を頂きました。
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成程、どこかに金色を取り入れたらイクサカラーかも知れません。
一瞬エターナルも考えたのですが、仮面ライダーW(ダブル) ライダーヒーローシリーズW EX 仮面ライダーエターナル
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どうもちょっと白過ぎるような。どこかに金色を取り入れてイクサテイストを狙うのもアリかも分かりません。  

Posted by jerid_and_me at 22:06Comments(2)TrackBack(0)

2010年05月06日

御柱

 さて、読者の皆様は連休いかがお過ごしでしたか?などと言うところですが。
私は既に4日までで4日間の連休が終了していたと言う有様です。
 そんな私の連休ですが、初日の1日は夜勤明けだった事と、前日の金曜周辺はどうしようもない体調不良で、夜勤の出勤前に医者にかかって注射を入れてきたほど。
そのため、結局昼まで寝た挙句、ひたすらダラダラと過ごしていました。
まあ、連休の1日ぐらいこんな物ですよね・・・。
 しかし、ふと思い立ってバイクを洗車。
サビはあるなりに光沢を取り戻した愛馬を見て、やはりこの時点でやる気になっていたのでしょう。
 2日目はWを見て、大学の同期や元バイト先の友人とカラオケに。
いつの間にか必殺技等の台詞担当にされてしまったため喉がクライマックス。
 そして3日目は、いい加減にバイクでどこか行くぞと言う事になったのですが、急に飼い犬が体調不良に。
薄情にも他の家族は出払っていたので、およそ帰ってくるまで様子を見ていたらすっかり早い夕方に。
 仕方がないからもうこれは泊まりだ、と言うふうに出かけたのが長野・諏訪。
丁度御柱祭の真っ最中でもあり、いくらか興味があったもので。
御柱と言えば最近だと東方でネタになったのをきっかけに、そっち方面での知名度が相当なものです。
 実際、痛絵馬などと呼ばれるものが多数存在しましたからね・・・。
むしろ、絵馬奉納所の1/3程度はゆうにその手の絵馬でした。
恐るべき・・・。
 事実、祭りの会場でも若い男性の単独見物らしい人は結構見受けられました。
まあ私も同じなのですが。これまた恐るべき東方と言った所でしょうか。
 終わった後から気づいたのですが、これって一種の聖地巡礼と言う奴だな、などと言う事に気づきましたがまあ良いでしょう。
バイク乗りってのは基本的に遠出の理由を探している生き物なんだそうですし。

 で、肝心の神事なんですけども最初に御柱の頭を三角錐に削る「冠落とし」は人垣の下で展開されて見えず・・・。
一番最初に開始される「本宮二」の柱で、そこそこの場所は確保出来ていたんですけどね。
IMGP0706

ご覧の通り、前列の人らの頭に先端は隠れてしまいます。
 斧に鋸、古式の鉋も使って綺麗に面をつけているようですが、見えないものですから仕方ない。
最前列近くの人は、投げられた御柱の切れ端をキャッチできたりしたようですが・・・私はそれには1列ばかり遠かったようです。
 そしてワイヤーがかけられ、徐々に釣り上げられると全容が明らかになってきます。
IMGP0716

反射で若干のこと見づらいのですが、確かに三角錐状の先端。
どこに突き刺すつもりか?と思ってしまうほど綺麗に鋭利。
表面も非常に処理が行き届いていて滑らかに見えます。
 ちなみに、樹種はモミの木だそうで。クリスマスでお馴染みのあの針葉樹です。
真っ直ぐな幹の部分だけ切り出してこれですから、原木は相当に大きかったんだろうと思いますよ。
 そして縄梯子のような足場を巻きつけ、そこに人を乗せながら角度はさらに上昇。
IMGP0716

この時点では皆さん御柱上に直立しておられますが、
HI3F0038

どんどん角度が上がるに従って
HI3F0041

完全に鈍角になる頃には
HI3F0045

腰のハーネスでぶら下がりながら3点でしがみつく、と言う格好になってきます。
こうなると直立まではあと僅か。
HI3F0046

で、こんな風にほぼ直立。
あとは周囲に張られたワイヤーで角度を微調整するばかり。
 この後、現状ではワイヤーの張力と根元の穴の引っ掛かりのみで支持されている状況なので、根元をしっかりと土で埋め固めるという神事が行われました。
名前は何と言う神事か忘れましたが・・・前夜ホテルで、現地ケーブルTVの番組で説明を見たはずなのですが。
 これが時間がかかりまして・・・。
何しろ神様をそこに誕生させよう、というような祭礼ですから、手抜きややっつけ等は一切無いのでしょう。
足元の支え木のようなものも綺麗に切りそろえられていました。
 大きな動きが無いので、相変わらず立ち尽くして見るのが結構大変なのですが、そこは向こうも気を遣って下さるもので。
獅子舞といった神楽や現地の太鼓の演奏などが催されていました。
・・・やはり人垣のため、半分ぐらいしか見えないのですが。
特に太鼓などは、小さい子も結構メンバーに入っているのに立派なもので、中々面白いものが見られたなと思いました。
 で、柱が埋まると、ようやくグランドフィナーレでくす玉が割られて垂れ幕が下がる、と。
IMGP0734

巨大な柱がまさに神様となって屹立した瞬間ですね。
長いこと待っただけあって結構な感動です。

 ここで、どれほど私が待ったのかと言いますと、およそ6時間超ですね。
勿論のこと人混みの中で、立ったままです。
我ながらよく頑張った物だと思いますね・・・当日の長野は後に真夏日であったと知るほどの暑さで、ろくな補給もなくじっと立っていたわけですから。
 途中結構危なかったんですけどね、意識とか。
朝食もろくに取って無かった上で、ほぼ無補給ですし。
私によくもまあこんな根性があったものだと・・・これなら夏コミとか余裕じゃないのかとさえ思えてきます。
・・・流石に考えすぎですか。
 予定よりも遥かに時間がかかってしまったので、時折遠方ナンバーの車を追い越しながら帰還。
コンディションがクライマックスの状態で結構急いで帰ったのに無事に帰られたのは、これも諏訪の神様御柱様の御加護だったのかもしれません。
 心配して帰ってみれば飼い犬も元気を取り戻していましたし。
きっとこれもご利益でしょう。しかし何で急に調子を崩したのか・・・やはり急に暑くなったのが問題だったのでしょうか。

 祭礼を見ている上でどうしても気になったのは、どうしてこう日本人観光客ってのは何にでもカメラを向けるばかりなのだろうか、と言う事で。
 建て御柱においては、まるで高校野球のようなラッパの演奏にあわせて氏子さんらが特定の手振りをする気遣りというものがあり、一般の観光客もグルリと周りを取り囲んでいるのだから、たまにはカメラを離して合わせて動くなりしてみればいいのに・・・などと思うのですが、もうみんなじっと見ているかカメラを向けているかというばかりで。
 祭りってのはそう言う物でも無いんじゃなかろうか・・・と思うんですよね。
そもそも、これは地元の方々にとっては神様を祀る神事であるわけで。
そこに雪崩れ込むように集まって見るだけってのは。
現地の人らだって見世物でやってる訳では無いでしょうし。
そりゃあ観光客には観光地としての財政に貢献って言う意味も有るのでしょうが。
 私なんかは、神様を祀るお祭りなんだから、自分もほんの少しでも参加してご利益にあやかりたいと思うものですけどね。
そうでなくとも、さんざ述べた通り、やたら時間のかかる神事ですから。
じっと見ているだけとか、実際には相当な苦痛ですよ。
やっぱり楽しんでこその祭りだ、などと思うのですが。苦痛の中で嫌々見られては、神様も喜ばれますまい。
 と言うわけで、カメラを持って動かない他の観光客に反逆して、ひとり見よう見まねで動いてみたりしていました。
周り中動かない中でひとりでやってるのは相当浮いてる感があって恥ずかしいものでしたが、やってるうちに楽しくなってきました。
 何せ、上の画像のように徐々にせり上がってくる御柱に自分もエネルギーを送っているような感覚で。
あの「参加してる」感は中々いいものでしたね。
何でみんなやらないんだろう、って言うぐらい。
・・・ただ、私より後ろでカメラを構えている人には相当邪魔だったと思いますが。
これはこれで良くなかったのかも分かりません・・・。
 ただ、動機として「カメラの電池が死にかかっていた」という厳然たる事実がありまして。
途中から、残る僅かなエネルギーはラストの一番良いシーンに温存して、あとは携帯で撮っておりました。
 光学ズームなんてものは無いので、結構残念な映り・・・なので並べるとすぐ分かりますね。

 随分とまあ長ったらしくなりましたが、こんな具合の連休そして御柱祭でした。
壮絶に疲れましたが、結構充実した連休になったかな、と思います。
 そして、ツーリングに出かけて記事カテゴリも「バイク」ながらバイクとの写真を一枚も撮っていないと言う事に気づき愕然。
 当日は晴天に恵まれ、諏訪湖の湖面も美しく光を放っていたのですが・・・そこで1枚でも撮っておくんでしたね。
いくら急いでいたとは言え、これは失態です。
 しかし、御柱はこの後足場等を取り外した状況でしばらく安置されるようなので、その姿も一度見に行きたいと思います。
諏訪なら距離的にもギリギリ日帰り圏ですし、近いうちにもう一度ゆっくりと見て回ってきたいところです。
特に上社は祭りの最中で、境内とかはろくに見られませんでしたし。
 下社は、春宮秋宮ともに早朝に出発して寄り道していったのでよく見られましたが。
IMGP0684

画像は春宮。秋宮もですが、とかく注連縄が巨大です。
こんな縄をどうやってなったのか・・・。
IMGP0694

こんなのもありました。
どうやら、中々お酒好きな土地柄のようで・・・。
御柱祭の会場でも無料で振舞われている所がありましたが、残念な事にバイクなので見送ることに・・・惜しい。
IMGP0702

こちらは秋宮の注連縄。
何故こんなにどアップで撮ってしまったのか・・・当時の私の心境を測りかねます。
これじゃスケール感も何も伝わりやしませんね。
 あと、宿のロビーには
IMGP0682

このように、上記の建て御柱に用いられた縄が飾ってあったりと。
飲食店などの店先にも御神木の切れ端などが飾ってあったりと、かなり街をあげてこの祭りを大事にされている様子でした。
中々、信心深い印象があって良いと思います。
私も社務所で、小さい御神木の御守を買って帰りました。
生で見てきたものだけに、これはなかなか効きそうな気配ですよ。
 本当、面白かったところを語ればきりがないので、是非とももう一度行って、今度はゆっくり回ってみたい所です・・・。

 興味の沸いたなんて言う方は、今週末にかけて下社において同様の里曳きが行われるので、ギリギリ間に合うので行かれてみては?と言うところですが突発日程ってのはやっぱりオススメできないものですね・・・。
とりあえず何はなくとも水分と熱射対策と耐える覚悟、そして楽しむ気概だけは完備で。  
Posted by jerid_and_me at 22:20Comments(0)TrackBack(0)

2009年11月27日

さよなら四国、早い

 昨日は四国は香川県、高松に宿を取ったと言うわけなんですけどね。
実は今、すでに四国を離れて岡山の宿でこれを書いております。
 出発する時は、四国一周ぐらいしてやろう、と思っていますが、何故こうなってしまうんだか・・・。
先月の北海道の時といい、どうにも旅程が短くなってしまう傾向にありますね、私は。
 どちらも季節柄、寒いなんていう事もあり、やっているうちに辛くなってしまう、と言うところがあるのかも分かりません。
本当、メンタル弱いですね私。
 それに、ソロツーリングってのはこれ以上ないぐらい孤独ですからね。
ずっと実家住まいの私にとっては、それが地味に効いているのでしょう。

 ともあれ、今日は高松のホテルを出発し、そのまま南下して高知県へ。
道すがら、朝からやっているセルフのうどん屋で朝食をとったり、香川で1番との呼び声もある「山越」のうどんも賞味。
 こちらは釜玉で、混ぜられたそれは決して綺麗な画ではないので画像は割愛。
しかし、個人的に香川で一番おいしかったうどんです。
 他の名店と違い、釜あげでありながらコシがしっかりと主張してくるんですよね。滑らかさもありますが、何と言いますか。
「粉もの」らしさがちゃんと前面に出てきている、私が期待していた讃岐うどんそのものといううどんでした。
 これは冷で食べたら絶対美味い、と思っていましたが、朝から2軒目だったので流石に2杯目は断念。残念・・・・。

 その後、どうせだったら太平洋でも拝んでやろう、と思って高知県は桂浜まで足を延ばしてきました。
IMGP0538

今日も天気はよく晴れて、海が良く映えます。
 そういえば、太平洋にこれだけ接近するのって実はかなり珍しいんですよね。
私はずっと日本海側の人間なもので。
去年の3月、ビッグサイト東館脇の東京湾以来でしょうか。
 湾でなく、外洋に直接さらされているため、意外なほど波が高いのが印象的でした。
砂浜と違って、波の勢いで潮が濁らず、透明度が高いと言うのも綺麗なものです。
 この桂浜、てっきり砂浜かと思っていたのですが、実際にはごく細かい砂利の石浜。
砂よりも抵抗が少ない上に水を吸っても堅く締まると言う事がないため、尋常ではないほどに足を取られます。
波打ち際まで近づいて、それから戻ってくるだけでかなりの体力を消費しましたよ。
 そして桂浜と言えば坂本竜馬。やはりありました、竜馬銅像。
IMGP0533

 思った以上の巨大さです。
台座を含めれば13mもあるんだとか・・・。
そして浜まで降りて竜馬と同じ方を向いて
「日本の夜明けも近いぜよ」
などとつぶやいてみるのですが、私の人生なんぞよくよく考えれば宵闇真っ只中ですよね。
あるいは明けたら雨。
 ともあれ、高知名物と言えば鰹。
高知県庁近くの「ひろめ市場」内にあるたたき専門店、明神丸にて特製かつおたたき定食1000円の昼食。
IMGP0545

わさび醤油、酢橘か何かの汁、塩という味付けのバリエーションが嬉しいところ。生ニンニクのスライスが添えられていると言うのもエキセントリックです。
 こういう物ですから、周りには平日の昼間っからビールを飲んでいる人多数。悲しいかな、私はバイクなのでそうは行かないのですが・・・。

 そして足早に高知を離れ、Uターンして再び香川県に突入。
そのまま坂出市から瀬戸大橋に乗り、日没とほぼ同時に四国を離れ本州へ。
IMGP0549

 瀬戸大橋の中ほどにある与島PAから。
奥に見える明かりが四国・・・の筈です。
思えば、短い四国滞在でした。1日半程度しか居ないんですからね・・・。
とまあ、食べたかった讃岐うどんと高知の鰹を食べたし、紅葉の遅い四国では大歩危、小歩危峡谷はなかなかの紅葉と峡谷美を通りすがりながらも感じることができました。
 ちなみにその地名、おおぼけ、こぼけと読みます。
大ボケに小ボケなんて、アホさのランクみたいですが、れっきとした地名です。高知には「ごめん」なんてのもありましたしね・・・。
いきなりバスの電光掲示板に謝られた時にはどうしようかと思いましたよ。
IMGP0569

 夜を迎える与島PA駐車場にて。
短いながらも、距離や速度についてはそれなりに無理をさせた本ツーリング。バイクの方にもお疲れ様と言いたい気分です。
・・・が、家に帰るまでがツーリング。
岡山から家までは、ゆうに400km以上の距離がありますからね・・・そういう意味では、明日以降がむしろ勝負です。

 結局、京都はまるで宿が埋まっていますし、大阪も行ってみたくはありますが、どうにもバイクだと行きづらそうなイメージ。
修学旅行で一度行きましたが、あれこれいちいちゴミゴミしてるんですよ、あそこは。
交通もそうなので、バイクだと巻き込まれて事故死なんて事になりそうで・・・。
 結局、翌日どうするかってのに悩まされ通しですね、今回は。
いや、前回もでしたが。  
Posted by jerid_and_me at 23:01Comments(0)TrackBack(0)

2009年11月26日

クライシスランド

 昨晩は神戸に宿をとり、今日はようやく四国に上陸。
やっぱりカプセルってのは寝具のチープさやスペースの狭さは割とどうにでもなるのですが、音に関する問題がやはり大きいですね。
 深夜のカプセルホテルで普通に電話するとか、あんまりにも非常識だと思うのですが・・・関西クォリティ、などとは思いたくありませんけども、ちょっと予想外でした。
 しかしまあ、温泉付きという事もあり、そこそこの睡眠時間ながらも疲れをリセットし、出発することができました。
 本州→四国ルートは、淡路海峡〜鳴門海峡ルートを選択。
距離の上では最短となりますからね。
当初は、淡路海峡に関してはフェリーを使うかと思ったのですが、30分に1本のサイクルにうまく合わないとそれなりに待たされる事になるという可能性がよぎりました。
600円程度の差をケチってそういう危険性に挑むことは無いか、と思って、結局明石海峡大橋を渡ってしまいました。
 もっとも、その乗り口までに相当の時間を使ってしまいましたが・・・選択としてはアリだったか、と思います。
この手の巨大な橋を、ましてバイクで渡るというのはこれが初めてのことで、少々ばかり興奮してしまいました。
 その巨大な建造物の下をくぐった時、「あ、これは渡りたいな」と思ったらもう乗り口に向かって曲がっていましたね。
実際に乗ってみると驚くほどの高さで、眼下には弧を描いた神戸〜明石の市街地と海。
人間むき出しのバイクと言う事もあり、まるで空でも飛んでいるような感覚です。
その上、本日も快晴。
これは最高の気分と言ってもいいものでした。
 その後、高速道路の代金をケチり、淡路島の中ではほぼ一般道を利用。
・・・なのですが、同じことを考えているトラックが居たり、どうも現地民っぽい車が遅かったりで。
お金以上に時間をロスしてしまったような気がします。
 ともあれ、鳴門海峡は鳴門大橋、もとい大鳴門橋を渡ってさあ四国上陸。
私はずっとNARUTO大橋だと思っていたのですが、実際には大NARUTO橋と呼ぶのが正しいようです。
 この橋も相当な高さで、しかも眼下には螺旋丸もとい渦潮で有名な鳴門海峡。
実際、かなり潮が巻いているのがチラ見ながらも分かりました。
「大した橋だ・・・まさかこれほどとは。まさに渦潮・・・。」
と思わずつぶやくほど。
 そして、いくら他にいいルートが無いとはいえ、高速料金ってのは痛い出費です。
カードを使うので、月末が心配です。
「通行量は犠牲になったのだ・・・。明石から続く高速、その犠牲にな。」
などとつぶやく程度には。

 そして四国に上陸すると、本当にあちこちにうどん屋があるのに驚きますよ。しかもセルフ。
特に香川県に入ってからは。
しかも、通りがかったのがランチタイムだと言う事もあって、やたらどこも人が入っています。
 店の数はかなりあるにも関わらず、この人の入り。
香川県民はうどんばっかり食べているという噂が、にわかに真実味を帯びてきます。
 私も美味い讃岐うどんを食べると言うのが大きな目的であっただけに、とりあえずは他の土地では味わえない名店と呼ばれるところのうどんを味わうことにしました。
セルフも安くて美味しいと言うんですけども、やっぱり地元じゃまず味わえないであろう名店のものを、と思いまして。
 とりあえずは、ルート上にある香川県の割と東部にある「山田家」と「わら屋」に。
どちらも、店のしつらえからして本当にうどん屋か?と思えるような所です。
 特に「山田屋」なんて、大がかりな和式建造物にしっかりとした門、しかも立派で手入れの行き届いた日本庭園まで。
門の中に立ち入ったはいいものの、著しく困惑してしまいました。
 どうにか店内に入ると、平日のしかも昼時のピークを過ぎていたこともあり、まるで待たされるようなこともなく席へ。
さらに、どういうタイミングでこうなったのか、角の庭が良く見渡せる素敵な座敷席に通されるという・・・。
 申し分ない条件でありますが、「どうしてこうなった?」という風にかなり混乱していました。
そのせいか、食べる前に写真を撮るのを忘れますし・・・。
頼んだのは「釜ぶっかけ黄卵のせ」と言うもの。
 これはどうやら、釜あげの熱い麺に濃いめのつゆと卵黄、大根おろし、生姜・・・といった数々のトッピングを混ぜると言うもので。
意外と麺が細く、思っていたほど強力なコシもありませんでしたが、味そのものは美味でしたよ。
強いコシよりも、麺のしなやかさ、滑らかさが前面に押し出されているという印象です。
 これは2軒目の「わら屋」についても同様でした。
この店も讃岐東照宮なんていう大きな神社の脇にあって、建物も藁ぶき屋根というしつらえ。
そのくせ、席数は奥のほうも含めるとやたら多いというギャップ。
まさに、讃岐うどんブーム恐るべし・・・と言うところです。
 こっちはちゃんと写真を撮りましたよ。釜あげ確か420円なり。
IMGP0522

温かいうどんの、まして釜あげと言う事もあってかコシはあまり主張してこないのですが、滑らかさと炒り子だしの強さは大したものです。
そして、麺がやたら長いです。うまいことダシの器の中に入れられないほどですよ。どうしてこうなった。
 とまあどちらにせよ、本場のさぬきうどんはこちらの予想と意外と違う、と言う事が分かりました。

 もっといろいろ食べるつもりでいたのですが、ここで問題が発生。
それは、意外とボリュームがあると言う事です。
結局、この遅い昼食が尾を引いて、夜にもう1件食べるだけで精一杯でした。
 3件目は、高松市内でホテルのすぐ横の「うどん棒」。
うまい棒みたいな名前ですが、実際ここも美味しいです。
今回の注文は少し毛色を変えて、冷たいぶっかけタイプでタコ天うどん。630円なり。
IMGP0528

安く抑えても良かったのですが、ここはひとつ四国らしく、と言う事でタコ天をトッピング。
・・・したら、注文を受けてから揚げたのを別に皿盛りで出してくれたのには驚きですよ。さすが、割高なだけの事はあります。
味も最高でしたよ。堅くなく旨味たっぷり。
 麺のほうは、冷やしであれば流石にコシが前面に出るだろう・・・と思っていましたが、こちらもコシよりも滑らかさが前面に。
どうやら、地元のセルフとかで出てくるものと、香川の名店と呼ばれるところでは実態にかなり違いがあるようですよ。
これは発見でしたね。

 とまあ、それなりに四国を満喫しつつあるのは良いんですけども。
問題は、明日の予定がまったく決まっていないと言う事です。
どうも週末から天気が崩れ気味になってくるようなので、その前に帰ってしまいたい・・・都合、遅くとも日曜には帰っておきたいのですが。
 流石にこのまま四国を離れたのでは味気ない感じもしますが・・・
したい事といえば、四国を縦断して高知にでも行って太平洋を拝んでくるというぐらいで。
 加えて、帰りは京都に寄り道をして、見ごろを迎えた紅葉を見ていきたいと思っているのですが、そういうシーズンですから宿もありゃしないという現実。
まして、明後日からは週末ですからね。
・・・いっそ、京都ならまだ近いんで1泊2日ぐらいで改めて出直すという手もありますが。
 となると、明日はとりあえず少々うどん屋に回り道をしながら四国を縦断し高知に行って、そこから折り返して瀬戸大橋か何かで本州に再上陸し、そこで宿を取る、ぐらいが現実的でしょうね。
 そうすると、宿なんかもまた1から考え直さなければ・・・そうすると明日は出発もそう早くはできないでしょうし。
まったく、難儀な性分ですよ。
宿の事なんぞ考えずに、行き当たりばったりで飛び出せるような楽天的な性分なら良かったんですけども。  
Posted by jerid_and_me at 23:33Comments(0)TrackBack(0)

2009年11月25日

一旦神戸

 昨日チラッと書いた通り、今日は四国に向けてのツーリングに出発しました。
割と突然のことではありますが、滞在が短くなり、いろいろと反省点や物足りないところ、やり残した事などは多々ありますが、どうにか北海道ツーリングを遂行したのが1月ほど前。
 その後から、冬が到来する前にもう1度ぐらいどこか遠くにツーリングに行きたい・・・とはこちらのブログにも数回書いていたことと思います。
 どこかに、という目的地の中で第一候補だったのが四国。
九州ほど遠くなく、東北のように地続きでもなければ寒くもない。
そして、私はここ数年、どうにもうどんが好きなもので。本場の讃岐うどんでも食べに行きたいな、なんて。
 我ながらくだらない動機ではありますが、くだらない理由であってもそれなりに遠い目的地を決められたならば、私としてはこの時点である程度は勝ったようなものなんですよね。
 私はどうも、どこかへ行きたいと思いながら、どこが良いかとは決まらず、行ったらどんな風だろうか、と言うことを妄想するだけで満足して、結局は機会を逃すことが多くて。
 都合、こうやって家を飛び出てしまった事に関しては「良くやった、私」などと当時の自分を賞賛することができます。

 とは言いましても、北海道の時と同様に出たら出たら色々と辛いんですけどね。
北海道の時の反省点を活かし、南に進路を取りながらも過剰なまでの防寒対策をとったのですが、富山から今晩の宿、神戸までは実に400km弱の距離があります。
 やはり、距離を乗れば乗るだけ辛くなりますからね。
北海道でも300kmオーバーの行程と言うのはどうにかやってのけたのですが、今回は渋滞とhttp://livedoor.blogcms.jp/blog/jerid_and_me/article/editいった交通の流れが危ぶまれる本州。
 琵琶湖をパスして京都府に入る頃には、「到着が日没後になるのは好ましくない」「関西の道は怖いので、少しでも安全そうな高速へ」と言う風に、京都から名神高速道路に乗りましたが、その辺りから疲労がクライマックスでした。
やっぱり、300km近くなると苦しくなるものです。
 今日は予想外なほどの好天に恵まれましたが、これで雨なんぞ降って、おまけに平年より寒くなろうものならどうなっていたか分かりませんよ。
 京都に入るまでは運転そのものが楽しく疲れを感じなかった一因として、福井県敦賀市の辺りでは、晴天の下で特有のリアス式海岸による珍しい風景を横目ながら楽しむことができましたし、琵琶湖の景観も楽しむことができました。
 私に限った事ではないと思いますが、水周りの風景って好きなんですよね。景色に関して言うなら、山よりも海派です。
 敦賀湾は、山の中を走っていたと思ったら、急に湖のような海が出現します。山の中だから湖?いや、よく見ると水平線が・・・と言った具合に。
 琵琶湖は、平地の中に巨大な水面が出現。これは海か?と思ったらどこにも水平線も見えない・・・と。
やはり、知らない道を走って変わった水面に遭遇すると心が躍ります。
 バイクって、天気とか交通状況といった条件さえ揃っていれば、知らない道を走っているだけで楽しいんですよね。
ましてそこが家から遠く離れているとなれば尚更。
不安と、未知との接触という非日常の感覚がクセになります。
 とは言っても、意外と早く着くことが出来たのが不思議です。
出発が10時前、到着が6時前。
都合、休憩を入れても8時間足らずとなり、これはGoogle先生のルート予想よりも短縮されるという結果となりました。
 あれは渋滞や信号などの影響をどの程度考慮しているのか怪しいこともあり、正直な所これよりも早くなることはないと思っていたのですが・・・意外です。
 流れが鈍かった区間も多々ありましたが、それでも早く到着したのは、それ以上にペースの速い区間があったのでしょうか。
 個人的に驚きだったのは、日本で第二の都市圏である関西においては、高速道路と言えども渋滞すると言うのが個人的に衝撃でした。
田舎の高速なんて、それこそ土日の1000円均一でもなければ採算が取れないのが見た目に明らかな程度には空いていると言うのが普通なのに。
 都会じゃあ、たとえ通行料を払っても渋滞に巻き込まれる時は渋滞に巻き込まれるんですね・・・ちょっとしたカルチャーショックでした。

 本日の宿は神戸市内にある温泉付きのカプセルホテル。
三宮にある「神戸クアハウス」って言う。
施設がいくらかボロかったり、カプセルと言う最低限にして低廉な宿泊設備でありながら、温泉付きでそこいらのビジホよりはよほど安いので、これはこれでアリかな・・・と。
 もっとも、この後まともに寝ていられなかったと言う事になれば、それも返上する事になりそうですが。
こうしてPCを持ち込んで、ネットに繫いで宿の予約をしたり明日の行程について調べることが出来たりと。
それだけでも大分御の字なんですけども・・・。
大したプランもなしに飛び出した都合、出先で携帯のみとなると苦しいものがありますからね。

 さて明日は四国に渡って、まずは香川に向かいましょうか。
酒酔いの状況で旅日記なんぞ書こうと思うと、どうしても変なテンションな上に、妙に長くなってしまいますね・・・。
どうにもお目汚し、失礼しました。  
Posted by jerid_and_me at 22:53Comments(2)TrackBack(0)

2009年11月10日

山へ

 本日もまた絶賛暇を持て余し中だったのと、明日辺りから再び天気が崩れて寒くなる、という情報を入手したため、じゃあ今日はどこかに行っておいたほうが良いな、と思いまして。
 特に何の目的もなく、岐阜県は白川郷までバイクを走らせてきました。
と言っても家から片道2時間ぐらい、距離にして片道100kmぐらいなので、実際にはかなりの近場だったりするのですが、今まで一度も行ったことが無いというのは若干不思議な事です。
 まあ、古い建物とか町並みとかと言うのもあまり私の興味を引くものではありませんし、あの辺りのダムは立ち入り禁止の所も多く、それと「ひぐらし」も実際には殆ど見ていないと言うのもありますからね。
 とりあえずは適度なカーブと車通りの無さでバイクが快適に流せそうな道(国道156号)があることと、少し標高を稼げば紅葉も身頃なのではないか、という目論見ぐらいはありました。
 先ず前者から言うと、さすがは山間の3桁国道だけあってそれなりのカーブと流れの速さで、中々に面白い道でした。
舗装が悪いのとトンネルが多いこと、あとは数年前の集中豪雨による被害の補修がまだ行われていて、工事をしている所が結構あったのを除けば当たりの道でした。
 紅葉に関しましては、どうも紅葉の身頃って言うのは樹木の種類によってかなり開きがあるようですね・・・生物として別の種なんだから当たり前と言えば当たり前なのかも分かりませんが。
 真っ赤になるような椛や楓といった類はあまり見られませんでしたね。
葉が黄色くなるようなのはまだ結構残っていて、これはかなり綺麗でしたが。
しかしまあ日本の山と言うと、杉が植林されているところが多く、杉は一年中緑でしかも多くの場合は不自然に固まっているので、景観としては中々に邪魔なものです。
 紅葉狩りを楽しもうと思ったら、先ずするべきことは杉の植わっていない斜面を探す事、にあるのかも知れませんね。
写真を撮るのを忘れましたが、頭上を黄色い葉に囲まれて走るような区間もありましたし。ツーリングとしては中々満足のいくものでした。

 結局、やはり道程を楽しむものであって、目的地の白川郷に着いたと言っても一通り歩いてぐるりと回ってちょっと休憩したら「じゃあ帰るか」と言う程度のものでしたね。
 合掌造りは確かに建物としては面白いとは思いますが、いちいち中に入るのにも入場料を取られたりとか、あとは平日にも関わらず外人を含めて観光客が多数居るなどで、山間の隠れ里というよりはごく普通の観光地となっていたのがどこか興ざめなものでした。
 とは言ったものの、高いところから見ると中々に印象が変わるものだな、と言った具合で本日の一枚。
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上から見ると、意外と数があることに驚きます。
 夕方からは雨という予報があったのでさっさと帰ってしまいましたが、もうちょっと見て回ったり寄り道が出来たら良かったのに、などと思うところです。  
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2009年10月30日

走る砂浜

 どうも月変わりと同時に寒波が来て寒くなるのはもとより、天気も荒れ気味になってくるという事だったので、じゃあ今のうちに走ってこようと思って2日連続で日帰りツーリングを敢行しておりました。
 昨日は少々ばかり山の方へと向かってみたのですが、もっと高度を稼がないと紅葉の身頃には達しないようで・・・若干ちょっとガッカリな結果となりました。
 紅葉が駄目ならば、じゃあ今日は海の方へと向かってみよう・・・と言う事で。
近場ながら、石川県にある千里浜というところの「なぎさドライブウェイ」なる砂浜へと2時間弱かけて行ってきました。
 季節外れの砂浜でありますが、この砂浜がただの砂浜ではなく、車が走れる砂浜という世にも珍しい場所です。
何でも世界的に珍しくて、砂浜で車が走れる所は世界でも3箇所ぐらいだとか。
砂漠とかだと、どうにか走れる所もあると聞きますが。
 普通の砂浜では、余程タイヤの大きいクロカン4WD車でもなければ忽ちタイヤがスリップして砂に埋まっていってしまい、自走不能に陥ってしまう所ですが、この砂浜は砂の粒子が他所と比べると明らかに細かく、それが波打ち際で海水を吸って固く締まることで普通の車が走れる、という場所。
 4輪車だけならばいざ知らず、オフロードタイプでもない普通のバイクでも走れるって言うのが中々に凄い所です。
と言っても、砂浜だけあって路面は自然のままに荒れているので、スピードを出したりすると相当怖いのですが・・・。
 また、波打ち際に近寄りすぎて、水浸しになっているエリアまで入ってしまうと、そこは砂が水を吸って半分泥みたいになっているので埋まる危険性があり、かと言って波打ち際から離れた乾いた砂のエリアに入ってしまえば、そこも砂が締まっていないのでそれはそれで埋まる危険性がある・・・と。
 加減を掴むまでは中々おっかなびっくりで、加減速も出来ずにトロトロと走っておりましたが、慣れてくるとその特殊なシチュエーションが実に楽しかったですね。
 波打ち際を走るなんて、何か仮面ライダーのOPみたいだなぁ、と言う感じで。
私のバイクはオフロードタイプじゃないので、普通の砂浜なんぞ乗り込んだら一発でチェックメイトですからね。
近場とはいえ初めての場所だったので、中々新鮮な体験ができました。

 何にせよ、バイクに乗っていると快晴ってのが心底ありがたいですね。
今日なんぞは、北海道の教訓を活かして厚着をしていったら、途中暑くてやっていられない程でした。
 とは言っても、帰りは日が落ちてしまえば普通に寒かったんですけどね・・・。
真冬様のグローブまで必要とするほどではなかったのですが。
 こんな気候が続くんなら、もう1度長距離ツーリングでも出来たんでしょうけど、来週から崩れるってんじゃあ何ともし難いですね。
山越えを避けて南の方へ向かえば大丈夫だろう、とは思いますが、北の方に向かったり、山越えを挟むと難しそうです。
 何にせよ、いつまでもウダウダしてないで行くなら行くでさっさと行ったほうが良さそうです。
しかし、この所はあっちこっちに行ってばかりで、経済状況が中々クライマックスだったりします・・・。
 やっぱり、ガス代はともかくとして、行く先々で何か食べたり買ったりしていますからね。
地味に財政を圧迫しています。

 追記:そういや写真を載っけるのを忘れてました。
まあ、一応。
見ての通り快晴でした。
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2009年10月15日

帰着

 どうにかこうにか、本日の夕方に富山の自宅へと帰還する事ができました。
往路のような思いはしたくない、という誘惑に負けて高速道路を使ってしまい、いくらか高速に乗るのを我慢したものの4000円近くもかかってしまいました。
 やはり、ETCがないと高速ってのは相変わらず高いですね・・・。
それ以上に、新潟から富山って隣の県のクセに遠すぎるだろう、などとツッコミを入れたい気分になります。
 北海道で、日高自動車道などの無料区間は利用したものの、お金を払って高速道路に乗るのはバイクではこれが初めてだったりします。
まだ、普段使いの軽四でも乗ったことがないのに・・・そしてバイクで120キロ近く出したのも初めてで、やってみたはいいものの明らかにヤバい音がするのですぐに速度を落としました。
やはり、まともに出来るのは100キロ巡航までですね。
 しかし、たとえ高速を使っても、やはり何と言いますか。
地元の道ってのは何かかったるく思えてしまうんですよ、北海道と比べると。
 山や森を見ればいつもの見慣れた木ばかりで、高い山にやたら近く囲まれるというのもお馴染み。
帰ってきたという感情の中には安堵と達成感、また物足りなさや後悔など色々な意味合いがありましたね。
 また、家に近づくにつれて気持ちが逸って、家に帰り着いた時はどうにも感動してしまいましたよ。
飼い犬が年寄りながらも元気そうに喜んで寄ってきた時なんかもう。

 それはそれとして、またもフェリーの中で暇潰しに書いていたのでそれを転載。

 今日もまた、フェリーの中では娯楽も何もあったものではないため、暇に任せてキーを叩いています。
こういう時って、ろくでもない文章が出来上がっているんでしょうね・・・。
 今日は札幌を出発し、いよいよ小樽から新潟へと向かうフェリーへと乗り込みました。
シーズン外れな上に、往路と違って連休初日でもないため、乗客の数はおよそ半減しているような感じです。
 にもかかわらず、バイクの台数そのものは往路と変わらないってのは不思議ですね。
流石に、往路で一緒に乗せていたバイクを見かけることはありませんでしたが。
 私以外は皆さん関東地方のナンバーで、確実に北海道ツーリングだったと思われますが、果たして私より先に帰ってしまったのか、それとも今も北海道を走り回っているのか。
後者だとしたら若干羨ましいですね。
私など、やはり色々とキツい所があって早々のリタイヤだと言うのに。

 このキツいところと言いますのは、前にちらっと触れた「メンタル面の変化」に関わるところでして。
初日、無計画かつ無謀に新潟へと向けて出発し、予想をはるかに上回る所要時間と、悪天候や夜間の運転などによる疲労から、すっかり精神面が弱ってしまいまして。
 言ってみれば、ツーリングに対する恐怖を植え付けられた、とでも言いましょうか。
初っ端の往路にあって、ひとり困難な道のりに向けて家から離れていく、と言うことに恐怖を覚えてしまったんですよね。
 私はもともと1人暮らしなんぞした事はなく、ずっと実家で生活していたため、よくよく考えてみれば、このように長期間に渡って家から離れると言うのは修学旅行ぐらいのでした。
 さらに、今回はそれに加えて慣れない交通機関、そして何よりも1人での旅行と言うことがポイントです。
いやはや、ライダーと言うのは何とも孤独なもので・・・乗り物に乗るのも基本として1人ならば、さらにヘルメットによって外界とシャットアウトされてしまいます。
 話しかける相手もいなければ、話しかけてくる相手もいません。
基本的には、ただ風切り音とエンジン音だけが聞こえる世界です。
私の場合などは、疲労が進んでくると、あたかもカラオケ屋で歌うかのように歌を歌いだす事もあるのが、この孤独な密室感の根拠であると思えます。
・・・私だけですかね、歌とか歌いだしてしまうのって。
ふと頭に出て来たアニソンなんかを、時には無限ループでずっと歌ってしまうのですが。
大体は疲れた時に出てくる症状です。これは今後の参考になりそうですね。

 話が横道に逸れましたが、ソロツーリングってのは孤独を満喫する最大級の手段であると同時に、孤独感との熾烈な戦いを展開することになると思うんですよ。
 都合、1人飯だの1人カラオケだの、その辺はよくやる事なので私自信は一人上手だと思っていたのですが、実際に長期にわたって1人でいると、中々どうして耐えられなくなってくるんですよね。
 実際に走っているうちなどは、走っているのはそれだけで楽しいのでいくらでも忘れられるのですが、宿に入ったり、あるいはこうしてフェリーに乗っていると大きな波が来るものです。
 特に、初日はツーリングの意外な苦労に打ちひしがれると同時に、どうもその時に胃腸の調子を悪くしてしまっていたようで。
フェリーの中では何ともつかない腹部の不快感に苛まれ、ろくに寝ることもできないという事態にまで発展しまして。
 ここでかなり精神的に弱ってしまったような感があります。
そうなると、普段はひどく疎ましく思っていた家が恋しい・・・いわゆるホームシックと言うやつですね。
情けない事ながら、そういった状況にいくらか陥ってしまったようです。
 いや本当、今までに無いぐらい「家族って大事だなぁ」とか思えたんですよね。
これはちょっとした成長なんじゃないかと思います。反抗期の終了的な。
また、会話の重要性ってのをひどく痛感しましたね。
そういった孤独な状況下にあって、赤の他人と会話に持ち込めるスキルがないって言うのは何にも勝るピンチだということを理解しました。
 都合、ホテルの人とかタクシーの運転手や、各観光地の周りの人だとか。
以前ならまず話かけようとは思わない状況で話しかけるようになりましたからね。
その辺りに関しましては、私自信の成長と言いますか。
そう言ったものに対する足がかりを得たんじゃないか、と思います。
そういう意味でも、実りのある旅行だったんではないか、と思いたいですね。
色々と反省点のある旅行ではありましたけども・・・。

 やっぱり、ツーリングっていうのは経験値と言うのが重要なんだと思います。
所要時間や疲労度、あるいは気候などの多くの条件を想定したルート計画はもちろんのこと、多少の事ではうろたえないタフさなど、いずれも経験がなければ身に付かないものでしょうからね。
 あとは細かいところながら、荷物の積載のやり方や、装備の整え方などもです。
本当、私は直前になってバイクの横につけるようなサイドバッグはおろか、荷物固定用のネット、それから手袋や雨具に至るまでを急遽購入していますからね。
 経験が無いなら無いで、この辺りはしっかりと時間をかけておくべきでした。
シーズンを大きく外してしまったという気恥ずかしさから、直前まで他人に相談できなかったというのも痛いです。
 いつぞやの同人イベント初参加の時もですが、私は「するほうが良いか、悪いか」ではなく、「するほうが良いが、勇気が足りない」と言う所で長々と悩んでしまうんですよね。
それで、結局は準備に時間を割けない・・・と。
 決断力や段取り能力と言うのは社会人にはもちろん、生活していく上で大事なスキル。
その不足が、またも顕現する結果となりました。
こんな事では、いずれまた逆襲したいとは思っているものの、決断と段取りができなくて、いつまでたっても逆襲できないと言うのが関の山です。
ここで、人生レベルの課題が見つかってしまったような格好になりますね・・・。

 ともあれ、いい旅行になったんだと思いますよ。
バイトも終わらせて、そうした期間への区切りとしては。
出かけなかったんじゃ見れないようなものを沢山見られましたし、経験できました。
 さて問題は、これからをどう過ごすかですよね。
年内いっぱいは会社に出ることもなく、かといってバイトも目下何もなし。
考えとしては、TOEICといった試験を受けることを目指し、研究室にでも出て行って勉強するのが良いか、などと思っています。
 1人でいるのは案外辛い、と言うことを今回思い知る結果となりましたので、やはりどこか仲間のいるところに顔を出すのが良いんじゃないかな、と今では思いますからね。
 ただ、もう1度か2度でも旅行に出るというのも良いんじゃないかとおもいます。
アレな結果でしたが、それでも経験値にはなったと感じていますし。
いよいよ寒くなったら車中泊旅行なんてもの良いですね。
バイクと比べて燃費はかなり劣悪ですが、宿泊費用がおよそタダと言うのは良いと思います。
 ただし、私の車では、それをやろうと思えば助手席を取っ払って板を敷いて、スペースを確保してもまだ寝るにはいくらか窮屈になってしまうのが何とも・・・。
 また、今回のツーリングのようにビジネスホテルに泊まればシャワーや窮屈ながらも入浴もでき、さらにタオル等も利用できますし、電力や冷蔵庫、湯沸かしもある程度は利用可能。さらに極め付けはホテルによってはネットが使える、という強力な利点があります。
その辺りを解決するための出費によって、結局はむしろ費用がかさむんじゃないか、と思えますね・・・。

 まあ、何にせよ細かいことは帰ってから考えましょう。
家に帰るまでが遠足、家に無事に帰るまでがツーリング。
この日記を読んでいると言うことは、私はもうこの世にいないだろう・・・なんていうサスペンスな展開になるのも嫌ですし。
 旅行のことにしろ何にせよ、こんなに家族を含む他人に話をしたくなったのも初めてなんじゃないか、という気がしますよ。


 とまあ、このようなことを考えておりました。
どうも北海道という土地には人間の精神を綺麗にする作用がありそうなのですが、家に帰ってみると意外なのか予想通りなのか分かりませんが、割とすぐに元通りです。
 結局、上記のような胃腸の不調や、剃刀で誤って切り傷を作ったり、ドアにつま先をぶつけてひどく痛んだ事以外には大きなトラブルもなく帰ってこられました。
 とりあえず、初の泊まりツーリングの割りには、日程を大きく縮めたこと以外に大きな問題が出なかっただけでも良いだろう、と思います。
出先でスピード違反に引っかかるだとか、所持品の紛失または盗難、あるいは交通事故や重病の類にも見舞われなかったわけで。
 それでいて、楽しいところが多々あったので初めてとしては上出来でしょう(必死で出費合計から考えを逸らしながら)。
本当、今月のカードの明細が怖いですよ。

 他にもまだオマケ的なことを書きたいような所はあるのですが、正直なところ体力がクライマックスなため今日はここまでと言う事で・・・。  
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2009年10月13日

3日目:苫小牧→札幌

 さて、事実上の北海道最終日となる3日目のツーレポ。
こうやって考えるとすごく短いんですけども、私にとってはえらく長い時間に感じられたんですよね・・・今日が火曜日なんて、正直言って信じられないぐらい。
 やっぱ、泊まりツーリングなんて初めてですからね。
尋常ならざる濃密さ、と言うのはあると思います。

 本日のルートは、前夜の宿のある苫小牧から、支笏湖をまわって早めの札幌入りをするというルート。
せいぜい100キロ超ぐらいで、かなり短い行程となっています。
もっとも、昨日の1日で360キロなんていう行程がイカれていると言う他ないのですが・・・。
 先ずは苫小牧で、チェックアウト前にホテルを一旦抜け出して、苫小牧の海岸にある卸売市場内の食堂「マルトマ食堂」にてホッキ貝を食べて来ました。
 と言いましても、あまりに種類が多く、決めかねた私は食堂の人の意見も伺って、生のホッキ貝に関しましては生ホッキ丼を、火を通したものに関してはホッキ汁を注文しました。
 やはり、火が通っているか否かで好みや味、食感が大きく分かれると言う事だったので。
DSCN0645

それが出て来た料理なのですが、まず驚くべきは左のホッキ汁の巨大さ。
 ホッキのぶつ切りに加え、粗く切られたネギとたっぷりの生しいたけの入った味噌汁です。
容器の淵の形状にも起因するところでしょうが、メインの丼と比べても同等またはそれ以上の大きさがあります。
 この予想外のボリュームのおかげで、満腹のさらに上と言うぐらいに朝から食べてしまいました。
DSCN0646

見ての通り、具となるホッキのぶつ切りも巨大ですし。
 今まで食べたことのなかった生ホッキの方は、思った以上に柔らかく、甘味があって美味しいものでした。
これも初めての味でした。

 豪勢な朝食の後に苫小牧を出発し、国道276号、453号を北上し、まずは支笏湖へ。
明け方にひどく雨が降っていたようですが、朝には止み、しかし山へと向かう途中で再び雨に。
本当、驚きの天気の変わりやすさでしたよ、今日は。
 そのおかげで、支笏湖に到着してビジターセンターなどをブラブラしていると何時の間にか快晴に逆戻りしたのですが。
 流石は北海道の大型湖だけあって、晴れると素晴らしい景色でした。
DSCN0649

雨が降っているうちは、このように見通しの悪く陰気な光景でしたが、
DSCN0658

ひとたび雨が止んでしまえばこの通り。
この美しさは、やはり寒い中、山間を抜けた甲斐があったと思わせるのに十分なものでした。
 水の透明度も、全国的にも有数と言う事で
DSCN0661

素晴らしい透明度でした。
海と違って流れ込む川があまり無いとか、そういう理由で湖が濁らないのでしょうか?
DSCN0666

 相変わらず、出発してしばらくしてから振り返ると
「自分が本当にこんな所を走って来たのか・・・?」
と思えるほどの美しさです。
さすが北海道。

 その後、同じく支笏湖湖畔にある「いとう温泉」に浸かってから札幌へ。
今日は時間が余るのが確実でしたからね。
何せ、昨日の行程の3分の1程度です。
 ここは湖のすぐ岸に露天風呂があり、今日はもう平日と言うこともあってか、殆ど貸し切り状態。
こちらは駐車場からの眺めですが、
DSCN0670

これと原泉かけ流しの温泉をひとり占めなんて言うのは、まさしく贅沢の極みでした。

 その後、淡々と札幌へ。
夕方に到着してからは、ここはやはり徒歩にて街に出て・・・「とらのあな 札幌店」「メロンブックス 札幌店」へ。
・・・ツーリングに出ておいてこういう店に寄るのは流石にアンバランスに思えますが、まあ私ですし仕方ないでしょう。
 ここで、意外と疲れていると言うことが明らかになりました。
自分の足で立ち、目で商品を物色していると、疲れというのは分かりやすくなります。
 そこで荷物を増やした後、北海道において全国に名だたるガッカリ名所(?)である札幌時計台を見に行ってきました。
コピー 〜 DSCN0682

確かに綺麗なのですが、見てしまえば「・・・それで?」という感じになってしまいます。
 オーソドックスな所もあえて見に行こうと思い、見に行っては見たものの。
これといって特別な感動はありませんね・・・アナログの機関が、この大きな時計を動かすという事には興味が湧きましたが。

 その後、他人の勧めもあってススキノに飲みに出たのですが、思った以上に疲れていたらしく、あっという間に出来上がってしまいました。
 1人OKの店でしたが、1人でサービス精神旺盛な店に入ってしまうと、料理が明らかにボリューム過剰気味になってしまうのも辛い所でした。
 せっかく北海道に来たのだから、そこの美味しいものをたくさんの種類食べたかったのですが・・・1人だとなかなか難しいですね。

 そんなこんなで、今に至ります。
明日はいよいよ帰りのフェリーに乗り込み、一晩かけて新潟へと帰りつく予定です。
 こうなると名残惜しいものがありますね・・・次はいつ来られるかも分からないところがありますし。
かといって、明日からはまた寒気が入って冷え込むと言うことなので、長居するというのも難しいのが現実。
 走ること自体は十分に楽しめた、という思いもありますので、今回はこれで潔く引き上げるとしましょうか。  
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2009年10月12日

2日目:帯広→苫小牧

 さてさて、ツーリングレポート2日目。
2日目の今日は、帯広を出発して襟裳岬を経由して苫小牧へ、というルートです。
 実際にはこのルート、かなり距離が長くて無謀だったのですが・・・1日目の帯広の宿のネット回線はGoogleマップのルート検索と相性が悪く、ついに具体的な距離を算出し損ねたため、独断で決行してしまったものなのですが・・・。
 加えて、帯広から出発して国道236号などで十勝平野を南下して抜ける過程で壮絶に道を見失い、実に1時間半程度の損失を出してしまったのが痛いですね。
 この損失がなければ、日暮れ直後ぐらいには苫小牧に到着できていたでしょうに・・・。
もっとも、襟裳岬あたりで時間の足りなさに気づき、ペースを上げるとともにいくつかの寄り道をカットしていたため、道に迷わなかったとしても予定通りには行かなかっただろうと思われますが。

 しかし、十勝平野のような酪農や寒冷地における農業を主体とした広大な平野と言うのは当然ながら初めて訪れるエリアだったために、迷子になったこともあながち無駄ではなかったと思います。
 稲作地帯と違い、多少の傾斜は問題とならないため、広い範囲にわたって仕切りのない絨毯のような農地。
その中では、農家の人がマクロスに出てくるデストロイドを思わせる巨大な農機で薬を撒いたりしていました。
 本当、十勝平野においては「でっかいどう北海道」をリアルに体験できたという思いです。
写真には撮り損ねましたが竿にかかった巨大な植物があり、何の畑かと不思議に思っていたら、後に道の駅で見た資料では長芋の畑だったようで。
 山芋の代用品として安く用いられてきた長芋が、こんな面妖な方法で栽培されていたとは・・・これは得難い体験でした。
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 道はこんなにも真っ直ぐで、大して車もいない道をトコトコと走る・・・北海道ツーリングの醍醐味ここに見たり、という感じでしたが、いかんせんスケールが大き過ぎました。
 うっかり帯広市内で前日ほとんど使い切っていたガソリンを給油するのを忘れ、ガス欠の恐怖を感じている状態ですと、方向感覚よりもそちらの方に神経が回ってしまい、すっかり道に迷ってしまいました。
 ガソリンがなくなると思って焦り、焦れば迷い。
完全に悪循環に陥ってしまい、最終的に給油したのは帯広の西、芽室地方。
 驚いたことに、向かう襟裳とは方向にして270度がとこ離れたところでした。
どうにも交差点から交差点の感覚が長いため、一度間違えたらなかなかリカバリーが効かない、と言うのも問題でした。

 その後、何の気なしに旧幸福駅に寄り、今日の日付の切符を購入。
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ここはカップルなんぞが多く、若干失敗したか、という思いですが・・・。ま、それも思い出と言う事で。
 気を取り直して、さらに南下。
「道の駅コスモール大樹」はす向かいの、ツーリングマップルに載っていた「龍月」という定食屋さんで牛トロ丼の昼食。
 前日は帯広で豚丼を食べましたが、北海道ってのは丼ものが好きなんでしょうか・・・?
しかし、牛トロ丼というのも初めてでしたが、これが中々美味しかったですね。
DSCN0603

 ユッケなどとは違い、油や味を加えない牛肉の細かいたたきをご飯に乗せるというもの。
わさび醤油を用いる事もあり、てっきりネギトロ丼よろしく酢飯の上に乗せているものかと思ったのですが、温かい白飯の上に乗っかっていました。
 快晴で暖かかったにせよ、走っていれば寒かったので、こういう誤算はどこか嬉しいものがありましたね。
しかも、消化の悪い牛肉の脂がそのご飯の熱気によってやわらかく溶けるという効果も。
 上に乗っている、半熟目玉焼きの効果もあり、随分と体力が回復したかという気がします。
 さらに、近くにあった「半田ファーム」という牧場にてオリジナルチーズを購入。これも情報源はツーリングマップル。
 そこには牛はもちろん、
DSCN0604

ロバや
DSCN0606

可愛らしい犬までも。DSCN0608

何と言う犬種でしたかね、失念してしまいましたが・・・。
 この犬、どこにも繫がれていないのにも関わらず、外に出る事もなければ、さらにえらく人に慣れていて、本来では服従した相手にのみ見せるお腹を撫でさせてくれるというサービス精神。
 よく手入れされていて、最高の撫で心地でした。
別に、もう1頭巨大な犬がいたのですが、そちらは先客がいたため撮影できず。
 こちらも人に慣れていて、触ってもまるで嫌がらないというサービス精神。
この2頭にえらく癒されて、さて先を急ぐかと思ってバイクのエンジンをかけたら、ことさら大人しい大きなほうの犬が急に騒ぎ出したんですよね。
 ああ、やはり犬は犬なんだな、と感心するのとともに、むしろえらく可愛く見えました。
この牧場、何か動物に触れたいという人にはなかなかオススメですね。

 さて、十勝平野を抜けていざ襟裳岬へ。
DSCN0615

十勝方面から向かう途中の道は、まさしく私の思う「北海道の道!」
そのものが凝縮されておりまして、いたく感動しました。
 遠くの山、広い牧草地、時折現れる湿地や沼、そして緩やかなカーブを描いて長く続いていく道・・・これぞ北海道、という道でした。
 私が襟裳岬へと向かう途中、すれちがった殆どのライダーがピースサインを向けてくれて、私も初めてそれに応えることができましたが、なるほど彼らもその素晴らしい道を走って来たのだな、と思うと大いに納得のいくところでした。
 こりゃあ気分も良くなると言うものです。
本当、北海道に来て良かったと心底思いましたよ。
今日は天気も良く、時期を考えれば絶好のツーリング日和でしたし。
 しばらく走って振り返ると、
DSCN0627

こんなところを走って来たのか・・・などと自分でも驚くところでした。
信じられないぐらいいい道でしたね。
 当の襟裳岬に着いたのが、日も傾きつつある午後4時前。
DSCN0628

景色は素晴らしかったのですが、すごい風。
加えてあちこち展望ポイントを歩き回るため、ひどく疲れました。

 しかし、そこから苫小牧までが思ったよりも遠くて・・・。
結局、苫小牧に到着したのはすっかり夜になった午後7時半ごろ。
本日の走行距離はおよそ360キロに上りました。
 300キロ以上は無茶だと思っていた矢先にこの有様。
流石に、今回はボロボロに疲れましたね・・・。
今日はホテルに温泉がなく、近くにそういった施設もないのが辛いです。
 本来ならば途中で日帰り温泉施設に寄っていくつもりだったのですが、帯広→苫小牧ルートで襟裳岬まで回ったことも、最初っから道に迷う事も想定外のイレギュラーでしたから。
 そんなぐらいに今日も大変な1日となりましたが、晴天+道南という条件もあり、日勝峠越えほど寒いと言う事もなく、何より走っているのがそれだけで楽しいというような道が多く、楽しい1日だったと思っています。
 けどバイクは疲れるというのは恐らく本当ですね。
正直、こっちに来てからまた痩せました。

 それにしても、北海道の道路っていうのは流れが異常に早いですね・・・。
峠道なんかでも70、80キロは当たり前。
 旋回能力の高いバイクだからこそ初めての道でもついて行けましたが、四輪車であれば今頃私は病院なのではないでしょうか。
これも、さすがは北海道・・・という感じです。
地元で同じ距離を走るのに比べて、格段に所要時間が短いですからね。

 さて、明日には札幌周辺に向かい、明後日には小樽からフェリーで帰ろうかと思っています。
短い日程となりましたが、やはり初心者に長期は主にメンタル的にキツいものがありますね。
 私のメンタル面の変化につきましては、それもまた後ほど少々詳細に書きたいと思っています。
とりあえず・・・帰る家と言うのは意外と大事だな、と言う事です。  
Posted by jerid_and_me at 23:20Comments(0)TrackBack(0)