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食事と喫茶「どりあん」
2007年に撮影した店舗外観です。

3年ぶりのエスカ!
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エスカロップスペシャル 1,260円

いや〜相変わらず美味い。以前仕事で月1根室出張がありよく戴いたものですが、その輝きは失せる事がないですね。
3年前の記事にも書いていますが、エスカロップは「どりあん」のが一番好きです。
でも次回行く時は「オリエンタルライス」を食べたいな〜。

何故か根室以外ではほとんど目にする事のない「エスカロップ」。このミステリアスなメニューについて店内テーブルに読み物があったのでテキスト化してみました。素晴らしいブログも見つけたので、まとめて記事下部に掲載しますね。

食事と喫茶「どりあん」
根室市常磐町2-9
営業時間 8:00〜22:00 定休日 火曜

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さて、がんばってテキスト化した
■エスカロップの系譜
■エスカロップの起源
■エスカロップの歴史
です。ただ「エスカロップの歴史」は元NHK釧路放送局 船越智子さんが書いたものらしく、複写、無断転載禁止のため興味深い部分を要約して載せます。
素晴らしいブログへのリンクもチェックしてみて下さい。

■エスカロップの系譜
昭和32年〜昭和40年
「モンブラン」
昭和32年 別海の網元・鈴木和彦氏《モンブラン》創業。
昭和38年 古村欣也氏をシェフに迎える。同氏が持ち込んだ料理がエスカロップとしてメニューに登場。根室におけるエスカロップの起源。
昭和40年倒産閉店。

昭和38年〜
「ニューモンブラン」
昭和38年《モンブラン》より梅田勝利氏独立し《ニューモンブラン》を創業す。現在は二代目・野沢一彦氏が経営している。

昭和44年〜
「どりあん」
昭和44年《ニューモンブラン》より小滝文吾氏独立し、《どりあん》創業。現在に至る。小滝氏は《ニューモンブラン》で同店の現店主・野沢氏の一年後輩として修行していた。

昭和50年頃
「根室市内各店へ波及」
昭和50年頃から《ニューモンブラン》、《どりあん》の二店から、根室市内の飲食店にエスカロップが急速に広がり、定着していく。ただしあくまでも、根室市内に狭く、深く...。

■エスカロップの起源
昭和32年、別海町の網元・鈴木和彦氏が根室に《モンブラン》という喫茶店を開店した。今から約半世紀前の話だ。
 そして昭和38年。新しいメニューの考案に頭を悩ませていた鈴木さんは、取引先の紹介で、横浜の《イタリアンクオーター》(元町と山下町に今もあるイタリア料理の名店)で働いていた北海道茅部郡砂原町出身の古村欣也さんを《モンブラン》に迎える。
 古村さんにしてみれば故郷を出て8年、「北海道ならどこへでも」という望郷の念やまずの時期だった。新婚、30歳のときである。
 そうしたことを抜きにしても《モンブラン》は調度、食器、店構えなどのすべてが当時の東京にもないほど立派で、下見にきた古村さんをその気にさせたという。
 昭和30年代後半、新橋の《グリル明治》の小川光男シェフ(《銀座コックドール》の名シェフ・小野正吉の愛弟子)が出していた、エスカロップの原形といえる「エスカロッピーニ」。横浜の《イタリアンクオーター》以前に《グリル明治》に勤めていたころ、古村さんも小川シェフ直伝のこの人気メニューを作っていたそうで、「エスカロップ」は新橋から横浜を経て根室にやって来た伊仏合体料理?といえるのかも。
(ヌプカ2000 Vol.2より)

■エスカロップの歴史〜NHK釧路放送局 船越智子さん
(要約)
◆昭和38年、根室にやって来た古村欣也さんこそが「エスカロップ」を根室一円の大人気メニューににラインアップ させた張本人。《モンブラン》は2年後の昭和40年に閉店し、古村さんは「エスカロップ」という響きを残して根室を去った。

◆古村さんが命名した「エスカロップ」は《グリル明治》で出していた「エスカロッピニー」といわれるものだった。

◆「エスカロップ」とはフランス語で“肉や魚の薄切り”の意で、1センチ位の厚さの肉を軽くたたいて小麦粉に溶き卵とパン粉をつけ、バターで焼く調理法が普通。

◆当初の「エスカロップ」は2種類あった。
 1.普通の「エスカロップ」ケチャップライス。
 2.「ホワイトエスカロップ」バターライス。ケチャップ味よりも白いご飯、バターライスでの注文が多かったため、現在はバターライスのみになったのではないか。

◆現在のバターライスにはタケノコのみじん切りが入っているが、当時はマッシュルームとタマネギが入っていた。

◆牛肉が手に入りにくかったため、豚ロースの薄切りを使い、衣をつけた後に揚げるのではなくバターで焼いていた。

◆《グリル明治》では昭和31年頃から「エスカロッピニー」を作っていた。ナポリタン、ケチャップライス、バターライスの3種類があった。小川シェフが当時「エスカロッピニー」の主流だったナポリタンの代用として考案したケチャップライスバージョンが根室の「エスカロップ」のオリジナル。当時のケチャップライスにはレーズンが入っており、子牛の肉を使っていた。

◆《ニューモンブラン》、《どりあん》の二店を中心に「エスカロップ」は根室市民には日常的な洋食となった。実は根室以外では全く認知されていないメニューだということを根室市民は知らなかった。

※「エスカロッピーニ」「エスカロッピニー」の記述は、引用先の原文のまま掲載しています。

オッチーさんという方のブログ「bakaフォトラーottiの写真三昧」にエスカロップの父・古村欣也さんを訪ねた記録が記載されています。
是非、ご一読を!!
↓↓↓
前編 後編



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