2006年05月
2006年05月15日
そんな言葉、面と向かって言えない
「日記遊戯 其の七」
「東京タワー」に思いっきり感化されながら。
男の中には「マザコン性」が
必ず存在しているのだと思う。
照れや気恥ずかしさなどがジャマをして
おもてに現れないだけで、
男が持つ、母親への想いは、とても特別なのだ。
時に、母親という存在は、少年に百万里の旅さえさせた。
10か月という月日をひとつの個体として過ごすのだから、
その想いは果てしなく重い。
一方、父親は、あくまで子どもの発生において
一時的な媒介でしかなくて、
そして、男は、大人になっても、
そんな刹那的な存在にしかなれない。
女性は自らも母となり、
命の連鎖を未来へ受け継ぐことができるのに。
この差は、海よりも深く、宇宙よりも大きいのだ。
男は、母親というものに、
感謝や自己愛や憧れや未練や劣等感や独占欲などをもってして
並々ならぬ想いを形成していく。
だけど、きっと「ありがとう」なんて、
数えるほどしか言えないのだ。
そういうものだ。
「東京タワー」に思いっきり感化されながら。
男の中には「マザコン性」が
必ず存在しているのだと思う。
照れや気恥ずかしさなどがジャマをして
おもてに現れないだけで、
男が持つ、母親への想いは、とても特別なのだ。
時に、母親という存在は、少年に百万里の旅さえさせた。
10か月という月日をひとつの個体として過ごすのだから、
その想いは果てしなく重い。
一方、父親は、あくまで子どもの発生において
一時的な媒介でしかなくて、
そして、男は、大人になっても、
そんな刹那的な存在にしかなれない。
女性は自らも母となり、
命の連鎖を未来へ受け継ぐことができるのに。
この差は、海よりも深く、宇宙よりも大きいのだ。
男は、母親というものに、
感謝や自己愛や憧れや未練や劣等感や独占欲などをもってして
並々ならぬ想いを形成していく。
だけど、きっと「ありがとう」なんて、
数えるほどしか言えないのだ。
そういうものだ。