2年前の2016年5月23日。

KYOSUKE HIMURO LASTGIGS  DAY3に参戦のため、東京ドームにいました。




氷室さんにとって、このライブ。

耳の不調でライブ活動無期限停止を決めた最後の予定だった横浜スタジアム。

骨折と雷で思うようなパフォーマンスが出来なかった、1年半前のリベンジのラストチャンスという意味がありました。

WOWOWで放映されたドキュメントで、前日のライブ後のミーティングでの氷室さんの言葉を。

「ここまでずっと、本当にベストを詰めて詰めて詰めてやってきてるじゃん。
あとは明日、また同じようにやるしかないんだよ。全力で。
出たものが答えということだよね」

全てを出し切って後悔の無いライブにしようという、氷室さんの想いが伝わってくる言葉でした。

そして、5月23日。

氷室さんは、控え室で自身が緊張していることを体温の上昇で感じ取っていました。

いつもとは違う。

特別な夜が始まる。

奇跡の夜が、いよいよ始まろうとしていました。




オーディエンスの大歓声の中、東京ドームに氷室さんのシルエットが浮かび上がる。

「今夜は最後の夜だぜ。
騒ごうぜ All rjght!」

奇跡の夜は『Dreamin'』から始まり、『B・BLUE』で終わりを告げました。

特にB・BLUEは、BOOWYLASTGIGSでは氷室さん自身が一曲目に選んだ曲。

バンド、ソロのラスギグが『永遠という名の円環』で繋がったような印象を受けたのです。

ライブ中、ファンへの氷室さんの言葉がありました。

「たくさんの連中にエネルギーを送ってもらえるような人生を35年間。本当に。
本当に感謝します。THANK YOU」

そう言って、笑顔で深々と頭を下げた氷室さんの姿。

今も忘れられません。

ライブ終了後、惜しみない拍手を送るオーディエンス。



氷室さんのリベンジが叶ったことを、オーディエンスが証明していました。

氷室さんは、今だライブ活動無期限停止中です。

還暦に合わせて、アルバムを作ることをこの日に宣言してくれました。

今は、ただその時を待つばかりです。