12月に入りました。
師走になると、気持ちだけが焦って。
ろくに何も出来ずに終わってしまうというパターンが毎年続いている気がします。
まだ二日目ですが、コロナ禍の今年は特にそうなりそうな予感が。
まずは、落ち着こうです。
今朝起きて、カーテンを開けると。
黄金色に空を染めながら、朝の太陽が上がってきました。

眺めていたら、ふとコーヒーのCMにも使われた詩人谷川俊太郎のこの詩を思い出しました。
朝のリレー
谷川 俊太郎
カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
人生を豊かにするには、想像力を養うこと。
ものづくりは、その助けになるものでなければならないと、デザイン科の先生から習った記憶があります。
谷川さんの詩には、そんな役目を全うしている気がします。
この朝のリレーは、視点を広げてものを見る目を養ってくれているからです。
頑張った今日を、地球の誰かが受け止めてリレーしてくれている。
そう思っただけでも、一日の価値が変わる気がします。
人生をシンプルに考えれば考えるほど、これから何をしたら良いかが自ずと見えてくる気がします。
想像しながら、創造する。
究極、人生ですることはこれに尽きるのではないでしょうか。
世界を回り回ってあなたが受け取ったバトン、渡すまで、今日も頑張りましょう。
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