購入したFT-817を持って昨年のこの時期に移動運用した大台ケ原日出ヶ岳山頂に行くつもりだったのでですが思いっきり寝坊したので仕方なく家から近い神野山(612m)山頂に行ってきました。
アンテナは以前に自作した6mロッド式ロータリーダイポール。塗装ローラー用伸縮ポールで山頂展望台から3m高さにアンテナを上げます。地上からだと10mH程でしょうか。朝起きた時に家でワッチした時は6エリアが聞こえていましたがアンテナ設営した時にはGWだけみたいでした。それでもいいお天気のせいか沢山の移動局がおでましだったので2.5Wでも24QSOすることができました。
電池は単三6本用電池ホルダー2つを合体しエネループプロ11本と1本をダミー電池にした13.2V仕様。しかしながら慣れない817のパワー調整の方法がわからなくてずっと2.5Wでしか運用できませんでした。終わりの方に817オーナーの方と繋がり教えてもらうことができました。パワー設定した状態が表示しない仕様なので大変使いづらいなぁ
817を買ったので新たにエネループプロを12本買い足しました。これで11本2セットと予備用2本になりました。1セットで2.5W2時間以上の運用を難なくこなしてくれています。
なぜ11本かというと6本電池ケース2個を直列に繋いでますと全スロットにニッケル水素1.2V入れると充電直後には17Vくらいになっしまいます。これはリグの許容最大電圧を超えてしまいます。そこで1本分にダミー電池を入れて電圧を少しだけ下げています。こうすることで充電直後15V前後に、定格で13.2Vを維持すればFT-817の5WやIC-703の10Wの最大出力で運用することができます。
それに定格以上に電圧を上げても出力は定格以上出るわけはなく、それなのに消費電流はあまり変わりませんから必要以上の電圧アップは丸々電池1本分のエネルギーを熱にして無駄になってしまうようです。