11月下旬の3連休初日。
天気予報では好転に恵まれるのは初日のみの予想。
23日には東京UHFコンテストがあるが、雨マークがついている。雨の中での移動運用は酷だ。
紅葉シーズンでもあるのでハイクも兼ねて21日に移動運用を敢行することにした。
たまには移動運用と温泉を兼ねてみようと計画する。
高尾山口駅近郊に温泉がオープンしたと聞いたが、ニュースで話題になっており、おそらく大変な混雑が予想される。
他に温泉と移動運用を兼ねられる場所がないか探してみる。
すると西多摩郡日の出町にある「つるつる温泉」が候補に上がった。
ここなら日の出山からの下山道から直接アクセス出来る。

21日は朝から好天。青空が広がる。
JR中央線三鷹駅構内で昼食用のおにぎりを購入し、0833JST発「ホリデー快速おくたま・あきがわ」に乗り込む。
車両は普通のE233系。車内は混雑してずっと立ちっぱなし。
車窓からは時々、雪を被った富士山が顔を出す。もう高山は冬景色だ。
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0940JST、御嶽駅着。7割方の乗客がどっと降りる。出口は後方に一箇所。なかなか進まない。
やっと構内から出て、ケーブル下行きバス停へ。ここも長蛇の列。ここまで長い行列は初めてだ。
御嶽駅周辺はもう紅葉真っ盛り。しかし、殆どが植林の針葉樹地帯なので紅葉している樹木は疎ら。
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 ケーブルカーを経由して御岳山駅に辿り着いたのは午前11時。
殆ど立ちっぱなしだったので、ハイクを始める前から草臥れてしまった。しばらく駅前で休憩。
御岳山駅から御岳山への登山道入り口付近には比較的落葉樹も多く、日差しもあって紅葉が映えていた。
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だがそれより先は殆ど植林の杉林で季節感がない。
途中、430ハンディーで吉川市移動のアイコムアマチュア無線クラブのCQに応える。
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 御岳山界隈はハイカーでごった返していたが、日の出山へのルートは殆ど人影はなし。
御岳から日の出山へは比較的平坦なルートだが山頂直下はきつい登りがある。
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12時35分頃、日の出山山頂到着。
三鷹駅出発から4時間ほど掛かってしまった。 
日の出山は2010年5月3日以来、2回目の訪問。
前回の移動運用ブログはこちら。 
あの時は東京コンテストだったので移動運用の先客が2局陣取っていた記憶がある。
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 この日はハイカーでいっぱいだったものの、幸いアマ無線移動局はおらず。
山頂の標識は5年前見たものから更新されていた。 
北西に大岳山が見える。
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混雑する山頂の芝にレジャーシートを敷いて、三鷹駅で買ったおにぎりを食べる。
他のハイカーはコンロとか持参してコーヒーやラーメン、鍋まで作っている。
コンロは興味深いが、無線機、アンテナで手一杯。これ以上、荷物は増やせない。
昼を過ぎてから、雲が広がってきてやや肌寒い。
13時過ぎより、ポケットダイポールアンテナを上げて50MHzからQRV。
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連休なのに思ったほど移動局がいない。やや時間帯が遅かったせいか?
片手間に430FMハンディーにも出る。
15時過ぎまでに50と430で14局と交信。
自分と同じミズホポケットダイポール+FT817での移動運用局も多かった。
前回、ここでの交信局数は67。それに比べるとかなり少ない。
もっとも2010年5月の時はコンテストが中心だったので単純な比較は出来ないし、QRVする時間帯も前回のほうが早く長かった。
もう少し粘りたかったが、今回は温泉にも行かねばならなかったので早めに撤収を始める。
15時を回ると、さすがにハイカーの数も減ってくる。
上空には鱗雲が整然と並んでいる。
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 視界も靄ってきて都心方面は霞んでいた。
それでも横浜ランドマークタワーやスカイツリーがぼんやり覗えた。東京湾も光って見える。
手前にはお馴染み西武ドームの白い屋根が確認出来る。
前回よりは視程はよい。
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標高が902mもあり、東京近郊でアクセスが楽でこれだけ高度が稼げるロケーションは日の出山が最高地点だろう。
15時20分頃、下山開始。
山頂からの下山ルートは複数あって、往路で来た御岳山に戻るルート、三室山方面ルート、三ツ沢、上養沢方面ルートがあるが降り口には道標もあるので迷うことはない。
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 「つるつる温泉」へは三ツ沢ルートで降りる。約3.7Km.時間にして1時間40分ほど。結構距離はある。
御岳から日の出山へのルートは5年前に経験済みだが、日の出山から三ツ沢は初めて。
それに三ツ沢ルートは下り斜面が急で難儀する。
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前日の雨で滑りやすく、道も荒れているところが若干あるので気を使う。
もしこちらから日の出山にアプローチする事を考えると大変だ。
ガイド地図も持参していたし、「つるつる温泉」への道標も所々にあったのだが、鬱蒼とした植林地帯で常に薄暗い道なので爽快感がない。
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 それに暮れるのが早いシーズンだったのも尚更。
その上、熊出没目撃の立て看板も見かけた。単独で歩いていると不気味な感じのするルートだ。
時々、ハイカーのグループが追い越していくが、高尾山とは違い、そんなに人口密度は高くない。
途中には馬頭観世音の祠があったりするが、特に目立つ休憩場もない。
16時を過ぎると本当に暗くなってきて、薄気味悪い。
すると、前方から上ってくる親子連れとすれ違う。こんな時間にあの急坂の日の出山まで登るつもりなのだろうか?懐中電灯も持っていなそうだ。
鬱蒼度は増して、足元もよく見えなくなってくる。
ついに懐中電灯を使用せざるを得なくなる。さらに下ると沢の音が聞こえ始めた。
と、16時25分頃、やっとのことで舗装道路の所まで降りられた。
「つるつる温泉」まであと1.5Kmの標識も。 
ここまでくれば何とかなりそう。
車両通行止めのガードがあるが歩行者は通れる。
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 すぐ先の橋の欄干に面白い動物をあしらったオブジェがあった。
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 更に舗装道路を東に進む。不安感はかなり解消されたが、ハイカーもいないのでまだ安心出来ない。
沢沿いに廃屋のようなバンガローが並ぶ。
明かりがついている部屋もあって、誰か住んでいるのだろうか。
16時40分、やっと熊野神社のある国道184号線分岐点に出て一安心。
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 左折してしばらく歩けば「つるつる温泉」だ。
もう、周りはすっかり暗闇だ。
16時45分、「つるつる温泉」着。日の出山から1時間20分。大凡標準のペースだった。
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つるつる温泉パンフ1511
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まるで「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋のような雰囲気である。
チェックインは16時50分。
下駄履きの鍵をフロントに預けて3時間820円の料金を払う。
リュック置き場もある。おおきな荷物は脱衣所のロッカーに入らない。
浴場は奇数偶数日毎に男湯と女湯が入れ替わる。この日は男湯が「美人の湯」。一瞬浴場に入るときに間違えたかと思った。
お湯は最初、熱く感じたが慣れると気持ちがよい。
露天風呂もある。あんまり浸かり過ぎるとのぼせるので注意。
30分位で湯から上がる。
Tシャツの替えを持ってこなかったので汗で濡れたままだ。このまま再び着るのは気持ちが悪い。
そこで脱衣所備え付けのドライヤーで水分を飛ばし事なきを得る。
湯から上がると脱力感でしばらくロビーで休憩。
食堂のラストオーダーが19時までなので、取り合えずここで食事を済ます事にした。山菜そばをオーダーして大広間で食べる。高尾山辺りの売店で食べる感じのオーソドックスな味。
ここも家族連れでいっぱいだ。
アルコールも注文しようかと思ったが予算オーバーになるので控える。熱いお茶はセルフサービスで自由に飲めるので有難い。
帰り際に売店に寄る。日の出町特産品などが並んでいた。日の出町のキャラクターもあってお土産購入時にそのキャラクターシールをくれた。
ひのでシール1511
ひのでシール裏1511
 19時10分頃、チェックアウト。
玄関の目の前に武蔵五日市駅行きのバス停があるので便利。19時代は1本しかないが時間を把握していれば慌てることもない。
19時23分発のバスに乗り込む。ほぼ満員。料金は片道400円。
20分ほどで駅到着。
もう、この時間帯は「ホリデー快速」もない。
19時55分発、拝島行きに乗り込み、帰路に就く。
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 初の温泉オプションつきの移動運用であった。
因みに今回の移動運用で掛かった大凡の経費は以下のとおり。
最寄り駅御嶽間JR運賃800円(片道)
御岳ケーブル下バス運賃280円(片道)
御岳ケーブルカー運賃590円(片道)
つるつる温泉入浴料820円
つるつる温泉武蔵五日市間バス料金400円(片道)
武蔵五日市最寄り駅間JR運賃640円(片道)
他、食費等約1500円
大体5000円を少し超えるくらいの費用が掛かる計算だ。

 交信データ
移動地/東京都西多摩郡日の出町日の出山山頂(標高902m)
交信日時/2015年11月21日
交信時間/1305~1521JST
周波数/50MHzCW・430MHz帯FM・SSB

天候/晴れのち曇り
無線機/FT817 スタンダードVX-3 
アンテナ/ミズホポケットダイポール 付属ヘリカル
出力/0.5~1W
交信局数/14
50MHz9局(SSB7、CW2)、430MHz5局(FM4、SSB1)
交信相手所在地/東京都3(八王子市×2、昭島市)、神奈川県2(座間市、横須賀市)、千葉県2(館山市、富津市)、埼玉県5(吉川市、さいたま市西区、日高市、戸田市、北足立郡伊奈町)、茨城県1(鹿島市)、不明1