【歴史】
 M1907は、ルイス・シュマイザーが設計し、1907年から1915年まで製造されたストライカー方式の自動拳銃である。
 ドライゼとは、ドライゼ銃を設計したニコラス・フォン・ドライゼのことだが、彼自身は設計には関わっていない。製造元のライニッシャー社の創設者がドライゼで、彼の名前をブランドに用いている。
 作動方式は、シンプル・ブローバック。銃身の上にリコイル・スプリングがあるなど、デザインはFN社のM1900に酷似している。しかし、M1900とは異なり、フレーム先端のヒンジにより、アッパー・レシーバーを跳ね上げることで分解する仕組みになっている。

DREYSE  M1907
ドライゼM1907-2
ドライゼM1907-3

ドライゼM1907

ドライゼM1907-1