頑張れば多分こういうことが出来ます。
【たがやす】
大昔から現代まで 受け継がれてきた伝統文化「農業」に由来する
場に出ているすべての草タイプ(着地しているものに限る)に作用する地面タイプの補助技。
大地を豊かにし、そこに根張る植物の攻撃系能力を1段階ずつ上昇させる。
【繁茂-はんも】
草木が枝や根をよく張って、勢いよく一面に生い茂ることを意味する。
今回はこの要素を持った(?)ポケモンを採用した……つもりである。
【構築】
いきもの | 特性 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
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あめふらし | なみのり | みずのはどう | れいとうビーム | ほろびのうた | 拘り眼鏡 |
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すいすい | ねっとう | エナジーボール | ねこだまし | あまごい | バコウのみ |
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ちょすい | タネばくだん | 不意打ち | たがやす | ニードルガード | 気合いの襷 |
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すいすい | なみのり | げんしのちから | ミラータイプ | まもる | 命の珠 |
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フラワーベール | ムーンフォース | めいそう | あまごい | みがわり | 食べ残し |
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プレッシャー→硬い爪 | 岩雪崩 | フリーフォール | おいかぜ | ワイドガード | プテラナイト |
【構築経緯】
Skypeにて
『ルンパッパになったオムスターを耕す話しましたっけ?』 → 『!?』
☆「たがやす」を組み込むことを前提にして。
・草タイプを多めに採用すると
→ルンパッパを高速猫枠に、たがやす枠兼水耐性を確保するためのノクタスが自然に入る耕す雨の形へ。
→贅沢を言えばもう1匹くらい耕せる機会があると嬉しいが雨パはファイアローが苦手(大抵等倍以上)。
→ファイアローやリザードンに強く、任意で草にタイプ変更できるすいすいATのオムスターを採用。
・ノクタスはフラワーベールの効果で威嚇が効かない先制技持ちサポーター。
たがやす不意打ちは鉢巻ファイアローのブレイブバードより若干弱いものの削りやトドメとしては十分な火力。
・ダクホ/トリルに薄いため ダクホ耐性付加(味方草限定)出来るフラージェス、フリフォが使えるプテラ
→フリーフォールはたがやすターンを作れる。味方との連携も考えて撃つ。
・S操作枠を手に入れたのでニョロトノを最遅予定から控えめSちょい振り個体にチェンジ
→こごえるかぜ予定をれいとうビームに変更、威力重視で草、ドラゴン、飛行を狙う(基本は水技を撃ちます)
【やること】
雨の中 土を耕し 波にのる
貝に草木が 生い茂るまで (五七五・七七)
【いきもの】
ひかえめ HBCS調整 あめふらし
耕すパでニョロトノを使うなら耐久と素早さを両立したものが望ましい。
今回は眼鏡を持たせてパワーを高めつつの耐久に厚くした個体。。
安定して火力のある全体攻撃をぶつけるためになみのり、ファイアローを対角から駆除出来る水の波動、他の飛行タイプやドラゴンに刺する冷凍ビーム、詰めや対害悪で真価を発揮する滅びの歌で決定。
味方を眼鏡なみのりで巻き込むと体力がごっそり削れるぞ!(豆知識)
ひかえめ HBバコウ調整 すいすい
フラワーベールの効果で状態異常や能力ダウン無効になる為、ダークホールやこごえるかぜ、バークアウトに対して強く動ける雨下高速特殊アタッカー猫騙し枠。
雨+たがやすにより美味しく強化された熱湯は高威力かつ3割火傷が狙える高性能技になる。
対水の駒として、たがやす対象として、オムスターのミラータイプの対象としてとにかく大切に扱いたい(なみのりに巻き込みながら)。
雨乞いにするかまもるにするかで悩んだ末に手動雨の方が対応できる幅が広がると感じたため雨乞いに。
いじっぱり AS振り切り ちょすい
耕す要員。特性はちょすいなので波乗りで巻き込むことで回復出来る。
フラワーベールの効果で威嚇に耐性を持てる優秀な物理アタッカー兼タガヤシスト。
草タイプの性質としてキノコの胞子や怒りの粉の影響を受けずに粉持ちの前でもふいうちが振れて便利。
序盤の始動・終盤の詰め(たがやす)、どちらもこなせる農家の要(カカシ)なので大切に動かす。
ニードルガードは接触技に対するスリップダメージが美味しいので失敗しない場面を見極めて使ってダメージを稼ぎ、耕す不意打ちで〆られるとカッコいい。
フェイントに対してニードルガードは勿論、ふいうちも優先度の差で撃ち負けてしまうため、撃つ対象はよく考えたい。
穏やか HBベース S調整(ざわ配分) フラワーベール
植物ニンフィア。場に出るだけで味方の草花に恩恵を与え能力ダウンや状態異常を防ぐことが出来るが、一番防ぎたいところの威張る(混乱)までは防ぐことが出来ないのは気をつけたいポイント。
技はメインの攻撃技としてムーンフォースが確定。雨パでの使用なので回復技として こうごうせいは切り、雨が止んだ後/天候上書きに対抗できるように雨乞いを、トリルに対する切り返しが難しいのでターン稼ぎ:火力耐久底上げ→詰めていける みがわり+瞑想を選択。
瞑想+身代わりは、鋼技のないヒードランに対して強く、2積みもすれば身代わりが大地の力を2回(通常天候火炎放射を1回)耐える。
物理アタッカーを早々に洗い流せればこちらのものだが再生回復技がないので過信は出来ない。
味方のなみのりで削れるのが一番痛い。
アイコンのジェスは青ですが実際使用していたのは黄色ジェス。
ひかえめ CSベース すいすい
大昔海に棲んでいた古代生物。今回の主役(エース)。
雨とシナジーがあるポケモンの中でも、こちらの素早さを無視してくるファイアローへの耐性とトップクラスの火力を両立しているスゴイやつ。
命中安定・高威力全体攻撃枠。げんしのちからは晴れ下でもメガリザードンYを確実に葬ることが出来る。
なみのりはメインで撃つ技だが無効出来るのはノクタスのみ。他はゴリゴリと削れ(一部即死)るのがネック。
外しも勝負の醍醐味とするならば、追加効果が光る濁流の採用もアリ(普通は採用される)だが…。
耕す雨の一員ということで、本来 冷凍ビームや殻を破るの枠である技枠に「ミラータイプ」を入れている。
これは対象の現在のタイプを写し取り自分に貼り付け同化する技。敵にも味方にも使用可能。
攻撃面ではルンパッパのタイプをコピーし、たがやすの恩恵を受けて攻撃するといった使い方が、
防御面ではゴーストをコピー:かげふみからの脱出、バレルナットコピー:メイン技を半減以下に抑える、など
使い道に困るようであればあったで便利な技。農業シナジーを買って採用している。
水草タイプと化したオムスター:繁茂ナイトの耕す雨下珠なみのりは
ニンフィアのフェアリースキン眼鏡ハイパーボイスや A+5テラキオンの岩雪崩以上の火力指数を持ち、
H252カポエラー以下の耐久ならダブルダメージでも余裕の確定1発にすることが可能。
そこにノクタスやプテラがふいうち、いわなだれで援護、追撃するのだから 不足分もちゃんと補える計算。
補足だが殻を破るを使った後の雨下珠なみのりはA+6テラキオンの岩雪崩を軽く超える超火力の大波である。
殻破が強く見えるがオムスター単体を強化するのか、他もまとめて強化するかなので別種。
ようき 第四回噴火杯3位構築のプテラ参考 プレッシャー/かたいツメ
アロー耐性、フリーフォールによる時間稼ぎ、おいかぜでのS操作、波乗りや敵の全体攻撃などを防ぐためのワイドガード等、欲しい要素で完成されている。メガシンカ時に耐久がかなり上がっているのも魅力の一つ。
耕す・雨の一同が苦手なファイアローは勿論、雨の宿敵リザードンにだって強い。
雨下ではルンパッパより遅く、オムスターよりも素早い。フリーフォール時の攻撃標準を定めるときに思い出す必要がある。
【その他】
・S順
雨ルンパ228>メガプテラ217>雨スター214>プテラ195>ルンパッパ114>フラージェス113>ノクタス107=オムスター107>ニョロトノ92
・たがやす使用機会
①ルンパノクタスが並んだときに使う←当然
②ノクタス終盤の見せ場→詰め筋←強い(暇つぶしにもなる)
③オムスター覚醒時(滅多にない)←大問題
【レーティング】
ダルネールロット使用後の1480スタート→無敗(むはい/muhai)で1644に来てそれっきり、休憩中。
公開までのフレ戦込み無敗。1700台には行ける。。。?
→ 公開後に無事絶滅しました。
【雑感】
・ミラータイプの使いどころが難しい。たがやすは腐らないので
そこそこ普通の(?)耕す雨として扱うことが出来る。
・味方に支障のない安定した全体攻撃技が欲しい。なみのりが味方をごっそり削ってヤバい。
かといって濁流は外すリスクがあってイマイチ信用できない。(味方ごと倒せる>外して泣く)
・冷凍ビームが欲しい場面は、大抵 なみのりとミラータイプ(草1/4化で詰め)で案外どうにでもなっていた。
原始の力は1割ALLUPおみくじ+対晴れ下リザアロー・草(他、水無効相手等)への打点なので変えづらく感じる。
雨を永久にキープする自身があるなら熱湯の方が安定して強いと思われるがまず不可能。
・ たがやす / 奇襲ギミック / 両成敗波乗り(夏要素) と、楽しい要素がつまった構築。
夏は家にこもって電気の無駄遣いばかりするのではなく、
外に出て、悪天候の中の波乗りを楽しみ、秋の実りのためにも畑を耕すべきなのかもしれない。
(ポケモンGOが配信されたら雨の日でも外を歩く人が増えるのか、僕は少し気になります。)
それでは。
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