訃報が相次ぎますね。
 去る10月5日、スウェーデンのヘニング・マンケルが亡くなりました。
 『殺人者の顔』などのヴァランター警部シリーズで有名になり、同シリーズの『目くらましの道』でCWAのゴールデン・ダガー賞を受賞。このシリーズはテレビドラマ化され「刑事ヴァランダー」の邦題で日本でも評判になりました。奥さんはあのイングマール・ベルイマンの娘さんなんですね。1948年2月生まれ、というと赤川次郎さんと一緒。ぼくも同学なのでびっくりしました。
 同じ1948年(8月)生まれの伊井圭さんが昨年末、お亡くなりになっていたそうです。石川啄木を探偵役に据えた「高塔奇譚」で第3回創元推理短編賞を受賞。同作を初めとする連作『啄木鳥(きつつき)探偵処』を上梓しています。たしか鮎川賞の前身、鮎川哲也と十三の謎十三番目の椅子の最終候補にもなったはずです。そういえば、その時の受賞者、今邑彩さんもお亡くなりになっています。
 どちらも67歳。ご冥福をお祈りいたします。