毎秒地獄です

Flashアニメ専門・スタジオボイラー青木隆志の華麗にて波乱なる日々のドラマ

YouTube&HTML5アニメ制作・3分33万円
https://www.studio-boiler.com/

2011年11月

絶対・とにかく・できなかったら諦めるは禁句

僕がまさにそうだったけど、「絶対」Flashアニメでご飯を食べていくと誓いコンビニバイトすらやらずに引きこもり、「とにかく」やるしかないと言ってはみたものの駄作を連発し、1年以内に「できなかったらもう諦めて」実家に帰るつもりでいた。

が、今のところ、なんとか夢は実現できてる。(「蛙男商会」のように自主制作でFlashアニメで食べていくことは失敗しているが)
それは、途中で挫折して派遣の仕事をしたり、広告代理店の人と腹をわって話すようにしたり、制作会社参りをしていろんな人と話すようになって、クリエータから半分プロデューサー的な仕事も噛むようになって、随分視野が広がり、それを制作物に反映できたおかげだ。ピカソの絵は素晴らしいかもしれないが、ピカソの画才だけでそれがお金に換わったりするわけではない。そういう視野が今日の僕を作ってくれた。

なので、自身で体感した七転八倒の人生感から、「絶対」とか「とにかく」とかいうセリフは、人生のしなやかさを奪うので、もう言わないようにしている。そうやって視野を狭めても面白い作品は作れない。そんでもって「諦めた」ところで、実家の北九州でご飯が食べられるような仕事があるはずもない。
ブラック企業に勤めた方がよっぽど本が出せる世の中だ。

実は、猪突猛進に人生を生きるのは考える必要がないので、人生を捨てて1つのことに打ち込むのって、ある意味とても楽な人生だ。悪いけど、世の中人間関係やら、お金のことやら、結婚のことやら、煩わしいことがたくさんある。
でも、「楽な人生を選んで夢が達成できるか」と言われたら、それも然り。

ま、人間言うほど賢くもないので、「絶対」「とにかく」「できなかったら諦める」人生を1度やってみて、できなかったとき、初めて真理を悟るのかも。

ま、そういうことなんで、好きにやってみたら。
気が済んだらまた話をしに来なさい。

テクノロジーが雇用を殺してはいけない

シリコンバレーの我々は雇用を殺し, 富める者を肥大させているのか?

googleサイトはホームページ制作の敷居を下げた。同時にhtmlの知識やwebデザインの知識がなくとも、顧客と折衝して、ある程度文章がかければwebデザイナーになれる。それは、雇用を産むチャンスだ。
だが、それも1つの独占企業が一握りのハイパーメディアクリエータに高価なソフトを提供することしかしないのなら、雇用も増えずそしてその独占性をいつか弾劾される日が来る。マイクロソフトのwinXPの以後の凋落を見ればわかりやすい。常に「公」を意識して金儲けしなければ、最大多数の貧乏人に弾劾され、簒奪され、結局損になる。

全然の後否定形じゃなくても正解

『全然〜ない。』教科書とかだと、全然の後は否定形にしなくてはいけないことになっているが、
僕が思うに、全く以って然り(完全にその通りである)が、短くなって「全然」という言葉が生まれたと思う。
だったら、全然を肯定で使っても全然アリではなかろうか。

adobe flashを抱き合わせ販売で公取に訴えたい

実は数年前から悩んでいる。が、adobeのflashはアニメ機能はFlash4で完全に完成され、それからずっとピンボケのアップグレードが繰り返されてきた。せいぜいmovieシンボルのフィルタと画像のアンチエイリアス補正機能くらい。それもFlash8で完成した。
であれば、Flash8basicで出したような格安のFlashが出れば、在宅で仕事をしている母子家庭や障害者向けの雇用の受け皿として、Flashアニメは十分な仕事になった可能性があった。実際、携帯向けのデコメなどはいいアルバイトになっていたし、これからもスマホ向けに十分な可能性がある。でも、モバイル向けはフルバージョン88000円でしか作れなかったため、1点あたり500円〜1000円のデータを作るのに、そんな金出せるシングルマザーはいない。今現在、PCの値段は3万円台でも十分制作に耐えうるマシンが出ているというのに!
しかも、88000円は大半がFlashアニメータにとって使わないアクションスクリプトに関する機能の価格だ。さらにFlashを使わなくてもswf書き出しができるflexなどのソリューションが出てき始めてしまい、実は完全にアニメ機能とスクリプト機能が抱き合わせであることが判明している。(独占禁止法第十九条違反)
場合によって、ある程度の立場のある人と共に公正取引委員会に書面を出すことはできるけど、一番恐ろしいのは、それでadobeが日本の販売代理店を潰して、adobe製品をアメリカからのDL販売のみにされてしまうこと。(実際、いくつかの国ではその形でやっているケースもあるし、アドビの経営状態考えると、存外選びかねない・・・。)さすがに、海を越えてアメリカの商務省?(どこに訴えでたらいいかわからんけど)に、行く体力は無い。さらに、adobeが腹をすえてflashからタイムラインを廃止したりするような選択をすれば元も子もない。

こうしてみても、大企業が1業種を寡占する状態が、どれほど世の中にとって悪影響を及ぼすかわかる。

3Dっぽく

ときおり、「3Dっぽくして」ということを言われる。たしかにswift3Dとかあるけど、ファイルサイズとか絵の再現性を考えると3Dはあんまりやりたくないのが本音。
でも、3D映画というのが出始めて、3Dの感覚に新しい認識が加わってきている。
それは「カキワリ」だ。3Dの映画みたことある人はわかると思うけど、3Dの映画って「かきわりの背景が何重にもあって奥行きを感じる」こと。これをFlashアニメでも生かして欲しいってことだろう。
そこで見つけたジュースのDAKARAのサイト、まさに3Dっぽいけど全部平面画像。
DAKARA
何気に最近、こういう”奥行き感”を市場が求めてきていると感じる。
でも、アイデアひとつでどうとでもなるので、是非ともウチでも真似していきたい。

androidでframe分割のスクロールができない

htmlでframe分割されたページをAndroid標準のブラウザでスクロールすることができない。
実はスタジオボイラーもフレーム分割やってたので、これを気に「毎秒地獄です」は、単独表示させるようにしました。
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