毎秒地獄です

Flashアニメ専門・スタジオボイラー青木隆志の華麗にて波乱なる日々のドラマ

2015年08月

ハードウェアの知識・ハードディスク編

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ハードウェアの知識・CPU編
ハードウェアの知識・メモリ編
の続き

ハードディスク・・・というかメインの保存媒体の話だけど、Ctrl+Sして保存する先のこと。
今は金属の磁気ディスクのハードディスクと、USBフラッシュメモリの大型版のSSDがある。

●SSDのメリット
・読み込み・書き込み共にハードディスクより早く、Ctrl+S後の待ち時間が減る
・mp4などのエンコードが早くなる
・衝撃でデータが消えるなどといったリスクが減る
・windowsの起動が早くなる
・ソフトの起動が早くなる

●SSDのデメリット
・総じて高い
・1ドライブあたりの容量が少ない製品が多い
・数10GBのデータの書き込みを頻繁に繰り返すと、書き込み速度が遅くなる

●HDDのメリット
・容量が大きい
・比較的安い

●HDDのデメリット
・windowsの起動などが遅い
・ソフトの起動も遅い
・ファイルの書き込み速度も遅い

全てのファイルは数値化され、少しでも変更が加えたら即座にCPUで演算して、メモリに送り、画面に表示させている話を前にしたが、メモリに送っただけでは仮の状態。それを保存しなくてはいけない。その保存先がCドライブとかなのだ。

最近はCドライブをSSDに変えて、windowsやソフトの起動を早くするのが流行だが、SSDのドライブはハードディスクより劣化しやすい傾向にある。win7以降はその劣化を抑えるプログラムが標準搭載されているが、それは小さなファイルまでで、movファイルなどといった数十ギガのデータでは効かない。これ、意外と業界人でも知らない人が多いので、映像ファイルはHDDドライブ・・・と覚えておこう。実はHDDも年々性能が上がっていて、大きなファイルの書き込みはかなり早くなってきている。(無論SSDに負けるが)
HDDは1TBもあればOK。
SSDは搭載するメモリによって、確保しておかないといけない空き容量があるため、256GBは欲しい。(すでに"メモリが食ってる"状態なので、○○GB空けておかないといけないという話ではない。)

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以上ハードウエアについて説明した。本当ならVGA(グラフィックカード)の説明も必要なのだが、もう2Dの表示性能はオンボードVGAで完成されてしまい、大差がない。3DCGをやるならいろいろ調べなくてはいけないのだが、記事はFLASHアニメーターのハードウェアの知識なので、今回はスルーする。

映像の仕事してるとどうしてもPCオタクになってしまうが、初心者はCPU・メモリ・ハードディスクだけ抑えていればいい。
そしてクリエーターがPC買うときは、CPUはcore i3、メモリは8GB、ハードディスクは1TB程度・・・これが最低ラインと覚えておこう。

ハードウェアの知識・メモリ編

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ハードウェアの知識・CPU編の続き
実は2Dのクリエイティブな仕事する上ではCPUよりもメモリ(RAM)の方が重要だったりする。
今回はメモリが多いと・・・どういういいことがあるかを列記する。

・wacomタブレットでのペンツールのレスポンスが早くなる
・ツールボタンの切り替えが早い
・ソフトの起動が早くなる
・windowsの起動が早くなる
・高い解像度にしても早い
・多くのレイヤーを増やしても早い
・フィルタなどを適応してもスムーズに動く
・mp4などの映像のエンコードが早くなる
・・・などなど

PCの体感的な「速さ」で言うとメモリが多い少ないの方が明確にわかる。

wacomタブレットやキーボードで何らかの操作したら、即座にCPUで計算して、その結果をメモリに保存、それを画面に表示させる。だが、メモリが少ないと手前で「待ち」の状態になってしまい、動きが遅くなる。
(待ち状態は表示だけでなく、データの完成自体にも起こるので、mp4のエンコードが早くなったりする)
windows自体もメモリを使っているので、その上ソフトウェアで何かするとさらにメモリを使ってしまう。ワードや単なるブラウザなどはさほどメモリを食わないが、絵を描くソフトはメモリの消費量が格段に多いため、メモリが多い方がいいのだ。

デスクトップで現在の主流のOSは64bitOS、64bitだと普通にwindows使うだけでも4GB、クリエーターだと8GBは欲しい。ちなみに僕は16GBのRAMを載せたPCで作業している。仕事となると細かい時間のロスが積もり積もって長時間になり、収入の機会を減らす。


では、次回ハードディスク編。

ハードウェアの知識・CPU編

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よくCPUは頭脳、メモリは机の広さ、ハードディスクは引き出しなどと言われるが、正直そんな言われ方してもピンとこない。
FLASHアニメーターの実務の面でどういう場面で使われるかで説明しよう。

●CPU編
・映像のエンコード

youTubeにアップできる動画形式のmp4のエンコードでもっとも重要となる。
core iシリーズなど性能のいいCPUでないと、ものすごく時間がかかる。
実際セレロンマシンだと30分の動画変換に30分そのままかかったりするが、core i5だと6分くらいで済んだりする。

・swfのエンコード
Flash→swfのエンコードでも性能差が出る。flash上では画像を仮組みしてあるだけなので、それをブラウザでも見れるようにswfにエンコード(コンパイルでも正しい)しないといけないのだ。長年Celeron BE-1200という低スペックマシンで仕事してきて、5分くらいの長編作品のswfのエンコードで3分くらい待たされたりしていたのが、core i5 3470Sにしたら20秒くらいまで短くなった。
が、逆に言うと「動く」という意味ではFlash自体は相当スペックの低いCPUでも動く。atomで動いたときはさすがとうなった。

・フィルタ
フォトショップなどで使うぼかしやグロー処理などのフィルタも、画像が大きいと適応に時間がかかる。そこでCPU差が出る。

・ソフトウエアの起動
意外とソフトの起動が遅いのはストレス。何より電話で急に修正が来たときに起動が遅いと顧客を待たせてしまったりする。ソフトだけでなくウインドウズそのものの起動にも影響。(ただwin8.1以降はどのCPUでも随分早くなったが。)

・zipの圧縮・解凍
小さいデータだと気づかないが、100MBオーバーになると顕著に出る。
同時にウインドウズアップデートなども圧縮されたファイルを一旦DLし、解凍してインストールしたりするので、atomなどのタブレット用CPUだとまるでフリーズしたかのように時間がかかる。

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全てのパソコン上のデータは数値化されている。その数値を画像にしたり映像にしたりしてモニタに表示している。
データを数値を変える(mp4のエンコード)ときにCPUの力が試されるのだ。

adobe CCの公式アナウンスだとセレロンやatomは非対応だ。(一応動くけど)
フラッシュだけでなく3DCGなどもやりたい人や30分などの長編作品などのエンコードをたくさんやったりする人はcore i7をオススメする。
Flashアニメータならcore i3だ。価格と性能のバランスがいい。
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では、次回メモリ編

ハイスコアガール和解でうやむやの引用

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(c)スクウェアエニックス/押切蓮介

ハイスコアガールがSNKプレイモアと和解したそうな。
ハイスコアガールについての重要なお知らせ
作品にとっては結構なことだけど、スクウェアエニックスが確認裁判を起こした「引用」の範囲について、結論が出なかったのは残念だ。裁判のゆくえ次第では第2のゴーマニズム宣言の判例になったかもしれないのに。
この反訴はスクエアエニックスにとっても危険な賭けで、自社のコンテンツが「評論」のために勝手に使われて売られてしまうビジネスが発生する可能性があったから、和解はしょうがなかったのかもしれない。

ただ、やはり個人的にはハイスコアガールは元々「合法」だった可能性は高いと思われる。
また、違う作品で再燃することを期待したい(ゲス顔)

シナリオ・コンテ作業は1人でやらないといけない

スタジオボイラー絵コンテ


普通の会社の普通の映像スタジオなんかに勤めている人で、なかなかシナリオ・絵コンテ作業が進まないという人はいないだろうか?
絵コンテ作業を効率的に作る手法は以前にも話したが、小手先の技術論じゃなくもっとも大事なことは「一人っきりでやること」
デキの悪いカット割の作品とかで一番顕著に感じられるのは、カフェテリアとかでコンテ書いたり、制作進行が往来しているようなスタジオで書いてたりする場合が多いと思う。
見ている側に没入感を与えなければいけない立場にある人間が、そのコンテに没入できてない状況でどうしていい映像になるだろうか。本当にコンテに没入していたら、突然キャラクターのセリフを叫びだしたり、泣き出したり、ギレン総統の演説をしだしたりする(!?)といったトランス状態なのが普通だと思っている。人目につくところでそんなことができるだろうか?

なので、僕は極力シナリオ・コンテは自宅のワンルームマンションで一人で制作している。
そう考えると、以前言った在宅仕事でなくてはならない必然性も生まれてくる。(大勢働く現場で突然わめきだすことはTPO的におかしいもんね)

シナリオ・コンテ作業に行き詰ってる人は、もっと演劇みたいにダイナミックにコンテ書いてみてはとオススメする。

FLASHアニメーターの未来像

jita

僕がフラッシュアニメ教室を始めるにあたって考えてる未来像のひとつに、在宅仕事をもっと増やしたい・特に子育てしている主婦向けの仕事として形作りたいというのがある。
昨今、結婚した女性の社会進出をもっと進めようみたいな話があるが、実際出ている案は「会社進出」になっていて、まるで女性が取り巻く実情を考えていないと思っている。特に子育てしている女性を会社に引っ張り出すことは非人道的だとすら思う。

が、かといって高齢者過多の社会保障制度&借金だらけの国家財政の中では、女性年金・子供年金みたいな一方的に国からお金もらえるような制度になるのは不可能だろう。
だとすると、女性が自立して労働によってお金を稼ぐ方が現実的。(国に頼らず生きていける強い尊厳も手に入れることができる。)

女性が育児と労働を両立することを考えたら、在宅仕事こそ最適な答えだと思う。

FLASHアニメ教室がその一助になればと思ってる。

ただし、今のアニメ3分33万円とかのいわゆる仕立て屋レベルの小売業では、在宅仕事をたくさんの人に波及することはできない。もっと巨大なお金を稼ぐハコが必要だと思う。
今までは仕立て屋レベルで全然ご飯食べれていたので、上のようなことはあえて言わず、限られた顔見知りにだけそっと甘い汁の吸い方を教えるスタイルを取っていたが、結婚と仕立て屋を両立できそうにないことがわかった以上、もっと自分のビジネスを大きくし、システムを作り上げ、そのシステムに自分も身をゆだねることで、仕事人間から脱却しようかと考えている。

人を救って自分も救われる・・・そんな未来が手に入れられたらいいなぁ。

Flashアニメ講座のテスト生募集(終了)

ブログネタ
独立 起業  に参加中!
応募があったため、一旦募集を止めます

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f

スタジオボイラー青木隆志です。
今、Flashアニメ講座をやるためのカリキュラムの制作をしています。一応一通りは出来上がっているのですが、それを実際に人に教える形で試し、問題点があれば修正していきたいと思っています。そこでフラッシュアニメ講座のテスト生の募集をさせていただきたいです。
できればカリキュラムの悪い点をフィードバックしてもらうにあたって、アニメーターやデザイナー・美術系の専門学校を出た人など業界関係者のような方が来てくれると嬉しいのですが、今のところ門戸を広く開けて誰でも応募お待ちしています。ただ、複数名の応募があった場合、選考します。(ホントに講座をやりたいと考えているので)

bokunoheya

daidokoro

ただ唯一の条件が、東京都国分寺市にあるシェアオフィスに来てもらうこと。JR中央線・国分寺駅から10分程度のところにあります。上記が部屋の写真です。台所ではタバコも吸えます。シェアオフィスは僕だけではなく、他に4名アニメーターが作業しているようなところなので、二人っきりというわけではありません。(男ばかりなんであんまり綺麗ではないんですがw)
PCやwacomタブレット・ソフトはこちらで用意します。現状のカリキュラムは作画からオーサリング、最後に1本4コマアニメを作るに至るまでで10日くらいを見込んでいます。通いになるかとおもいますが、それでもOKな方。(ただ、10日はかなり余裕持った言い方なので実際は1週間くらいですかね?)場合によって電車賃も出そうかなと思っています。

FlashはHTML5の対応ができるようになったため、今スマホゲーム向けに非常に需要のある分野です。覚えておいて損はないと思います。ここで覚え作ったポートフォリオをもって携帯ゲームの会社の就職活動するっていうのはひとつの手ではないかと。

ご興味ございましたら、下記のお好きな連絡先までご連絡いただけると幸いです。お待ちしています。
メール:t-aoki@live.jp
電話:090-1080-9607
お問い合わせフォーム:http://www.studio-boiler.com/toi1.htm

個人制作アニメの限界

ori_jigoku

15年以上前から1人でシナリオ・コンテ・作画・編集と全部をやるアニメ作ってきて、ここに来てもう決定的にダメかなと思うようになった。勿論、これは俺に限った話。他のFlasherはうまくやっているんだろうけどね。

1つ目の理由は、俺がフラッシュアニメ制作の全ての工程に首を突っ込むがゆえに、プライベートを犠牲する長時間労働になってしまっている。同棲したりするまで自分が過酷な条件で働いているなんて露も思っていなかった。家庭に戻る・・・っていうプロセス加えただけで1日12時間でもわりと仕事する時間が足らないことに気づき始めた。そして、12時間働いた後で誰かとコミュニケーション取ろうとしても、脳が回らない。性質が悪いことに、疲れているっていうだけじゃなく、脳が仕事に特化した状態なんで他愛もない世間話が耳に入ってこない。人の話聞いてないってことなんだからそら相手も怒るわな。

2つ目に、1人で全ての工程をやることで低価格化を実現するってスタイルだと、真似できる人間がおらずたくさん作れない。いつまでたっても1人の人間が長時間労働しなくてはいけなくなる。Flashアニメには産業としての伸びシロが相当あるにも関わらず、1人という枠で収まってしまってるがゆえに、奇妙な停滞が続いているような気がする。
もうすぐ36だけど、おそらく今年の収入も700〜800万前後(8月現在で590万)。26のときの収入とさほど変わってないのはやっぱ情けないよね。

3つ目に、広告戦略として、3分33万円のアニメをポンと1本だけ作ることにさほど意味がないのではと思い始めたこと。時代はヒカキンやはじめしゃちょーのyouTuberが全盛。毎日動画を作ってるのに、1ヶ月かけて1本のアニメじゃ全然足らない。やるならキャンペーン中1ヶ月間毎日アニメを更新(31本)・・・とかやらないといけないのではと思い始める。

4つ目は、1度に大量に作るとクライアントチェックが楽なこと。多くの元TV業界関係者が面食らうのが修正量の多さで、ここが我らFLASHアニメーターの強みでもあったが、それでもタフなネゴシエーションやスケジュールの不透明さを生む一番難しい部分でもあった。
だが、一回に15本の作品を全部チェックしてもらうと、クライアントも煩わしくないし、OKをもらえたら15本分一気に作画・オーサリングの作業工程に入れ、スピード感が増す。

5つ目は、たくさん作ったらその分粗利が増えること。そりゃそうだって話だけど、同時に複数人で作業すると、6分アニメ1本も、2分アニメ15本(30分)も作る期間ほとんど変わらなかったのだ。いやー、今頃気づくけど分業の力ってすごいね。

ま、そんなこんなで全部1人で作るアニメはおそらくゆっくり手仕舞いにするつもり。
そして、FLASHを作れる人間を少しづつ増やし、2年程度で「毎日アニメーション」を更新するような体制を作りたい。
そして、僕が八面六臂の大活躍をせずに家庭や伴侶を顧みられるような人間になりたい。
仕事が自分のアイデンティティの全てだと思わないような人間になりたい。
そしたら、いつか結婚できるかな?
ちょっと36で気づくの遅すぎたかもしれないけど。

神奈川の高尾山に行く

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神奈川の高尾山に行く。実は横浜町田インター近くに高尾山があるのだ。いわゆる高尾山から勧進した神社が置かれたので、そのまんま高尾山って言うてしまったようだが。
結構広々としてて眺めがいい。多分、晴れた日には伊勢原の大山あたりが綺麗にみれるだろう。山の斜面はいわゆる生産緑地ってヤツのようで畑が広がっている。
ただ、すずかけ台駅からのルートは意外とわかりづらいので、google mapをよく見ながら行った方がいい。

トクホコーラに酒は混ぜるな!

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サントリーから出てるトクホのコーラ「ペプシスペシャルレモンミント」。
ミントの香りがミントジュレップぽくてノンアルコール飲料としても非常に秀逸。
が、それならこれにウイスキー入れたら、ミントジュレップになるんじゃないかと思ってカクテルしてみる。
味はまあまあなんだけど、なんだか全然酔わない。ちょっとお酒の量を増やしてみても変化なし。
俺も随分お酒強くなったのかな〜?なんて思いつつ、しばらくTV見てぼーっとしてると、いきなりお腹急降下!!
トイレで飲んだもの食べたもの全て「梨汁ブシャー!」とばかりに出してしまう。

便器に座りながら思ったのは、まず酔わなかったのはトクホのコーラに含まれる食物繊維のせいではと思った。
「脂肪の吸収を抑え、排出を増加させる」がペプシスペシャルの効能だが、同時にアルコールの吸収も阻害するようだ。
次に本来アルコールは体に有害なんで、肝臓で無害化されるんだけど、それが行われずに刺激の強いアルコールのまま大腸通ってしまったんで、体が危険と判断して一気に排出させようとしたのだろう。おかげで肛門の回りが熱い。

てなわけで、お酒と混ぜるのだけは絶対にやめた方がいいと強く警告する。

ただ、逆にトクホとして本当に糖や脂肪の吸収を抑える役割を果たしているんだなと、再確認もできた。
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まさかのフラッシュアニメータ歴10年目。すっかりベテランになってしまいました。今年はFLASHアニメ制作の教室を画策中。
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