
始発で奥多摩駅からバスで丹波山村の鴨沢に行き、七つ石山に登ってきた。
早々に重要な話するんだが、「途中の七つ石小屋の方が眺めがいい!」結局僕は山頂まで行ったんだけど、ビューハンターとして重要な知見を得た。

まず奥多摩駅から始発バスで鴨沢へ。どうも鬼滅の刃の主人公の生まれた場所が雲取山とのことで村をあげて著作権ギリギリの宣伝をしていたw
だが、今日はとにかく寒いこと。電車も寒ければバスも寒い。まあコロナの影響で窓を開け放って運転せざるを得ないのはしょうがないとして、そもそも今日の気温が-3度。氷点下ともなるとユニクロのウルトラライトダウンとどうでもいいフリースでは太刀打ちできず、普段なら10分も歩けば暑くなってくるのがやたら寒い。特にあまり動かさない肩と肘。まあ、日の当たる場所だとかなりマシになり、10時くらいになったら気温が上がってすっかり適温になったんだが、それでも本当に寒さで上半身がこわばりっぱなしで何度途中で戻ろうかと思ったか。


その日の当たる場所は本当に気持ちのいい登山ができていた。登ってる最中も富士山が見え隠れして飽きさせないし、道もかなりしっかりしていて、高尾山並みに登りやすい山だった・・・3時間半登りっぱなしだけどw

道中、猿に遭遇。ちょこっと距離は取るものの、思いのほか人間を恐れない。まあ、食べ物やるとせびりに登山客襲う恐れがあるんで軽く写真撮って素通り。

そして七つ石小屋に到着。よっしゃー!完璧な富士山。今年は雪が積もるのに相当時間がかかったが、ようやくフルパワーの富士山を見れて大満足。小屋の裏手(写真1枚目)はテント泊スペースでベンチやトイレ(しかも洋式便座アリ!)も完備され、何より山頂では見にくい東京方面の景色も楽しめる。

あと、七つ石小屋にはネコがいて、悠然と客がたくさんいる中を歩いている。
今日は絶好の山日和なのか、僕の後に続いてかなりの客が登ってきていた。その中に子連れパーティがいたのだが、結局この親子は七つ石山に登頂せずにここで折り返して帰ったようだ。正直賢い選択だ、なぜなら・・・。
20分ほどかけて、七つ石山登頂。さて、この映像富士山が杉の木に隠れてしまっている。が、少し場所をズラせばきちんと見えるのだが、そうすると雲取山方面が見えないジレンマ。そんで小屋では綺麗に見えてた富士山に雲がかかる。たった20分でだ。
そんなことを考慮すると、やっぱ七つ石小屋の方がいいと思う。

そうそう山小屋裏手のベンチを使うのに、小屋で何も買わずに使ってる「山の作法をわかってない人」がいるので、ちゃんと何か買おう。飲み物など不必要ならピンバッジや絵葉書など申し訳程度の支出をしてからベンチを利用しよう。マクドナルド行って自分の弁当食ってたら怒られるでしょ?
今回、登山の行程としては非常に理想的な時間で登り降りすることができた。
登り・鴨沢バス停:7:34→七つ石小屋:10:33→七つ石山頂上:11:05(登り3時間半)
下り・昼食の後下山開始:11:48→鴨沢バス停:14:23(下り2時間半)
で、鴨沢から14:44発の奥多摩駅行きのバスに乗るとホリデー快速おくたま号に乗れるので、青梅駅での乗り換え待ちとかもなく快適かつ早くに帰宅することができた。
大満足の山旅で、2020年を綺麗に締めくくるのでした。
めでたしめでたし。