2021年01月
茨城県の難台山に登る。駅to駅で行ける茨城では結構珍しいコースなのだが、自治体のホームページ行くと「吾国山愛宕山ハイキングコース」という書かれ方していて一番高い山の名前が付いてないのに「ん?」となったが、行ってみて良く分かった。
『難台山はまったく展望がない。』
まずJR福原駅より2時間かけて吾国山へ。これで「わがくにさん」って読むんだって。最初の2時間ずーっと杉林で全然楽しくない上に、かなり勾配も急。多少不安になるも、頂上に付いていい景色見たらゲンキンなもんで元気が出てしまう。笠間市の街並みだけでなく、神社の横側に行くと筑波山も見えるいいスポットだ。
・・・が、これが地獄の始まりだとは思いもしなかった。
ここから難台山までかなりのアップダウンを繰り返し、かつ全然展望がない。そんで2時間かけてハイキングコースで一番高いはずの山頂に着くとこんな感じである。4時間膝をいじめまくった挙句がこれなのでかなりヘコむ。ちょうどお昼時だったのだが、そんな気分になれなかったのでそのまま次へ。
30分ほど歩くと屏風岩に。なかなか大きいでないの。
もうお腹もペコペコ。展望なくともなんとか日当たりのいい場所を!と難台山から1時間ほど歩いていると、大福山のすぐ隣に再び筑波山が良く見渡せるところがあって助かった。ここでお昼ご飯だ!
ただすこーし怪しい感じがしてて、他のシシヶ鼻とか天狗の御庭とか昔はさぞ展望良かっただろうと思わせる名前の場所も低い木が発達して展望見えづらいんだけど、ここだけ奇妙に開け、木が切られている・・・。これ、誰か勝手に山の木を切って展望所作ったのでは・・・いや、詮索するのは良そうw
団子岩を過ぎるとなぜか警察のパトカーがいる。コロナ自粛を市民に呼びかけ的なヤツか?と思っていたら、杉林の中にやたらニワトリがいる。どうも不法投棄されたニワトリだそうな。そうか・・・、コロナの影響で外食産業全滅で、地鶏肉や卵系の畜産業者が廃業に伴ってニワトリ捨てた的なヤツなんかな?
さらに歩くと南山へ到着。岩間の市街地が見渡せるいい景色。展望台が老朽化で使えないのが残念。
さらに降りて愛宕神社前。ここも千葉方面の平野部がキレイに見渡せて気持ちよかった。そんで、休憩所があり、アイスの自販機とコーヒーで一服。そう、岩間駅の周辺はコンビニすらないので、ここで一服するしかないのだ。
さて、朝7時から夕方16時と昼休みを除いて8時間のかなりのロングジャーニー。
かろうじて最初と最後にいい景色があったので、報われた旅だったが、コース自体はかなりの健脚仕様。塔ノ岳の表尾根くらいのレベルできつかった。
子供連れの登山客も見たのだが、子供を山嫌いにさせたくなければ愛宕神社前の駐車場に車を止め、南山まで行って帰ってくるくらいに収めた方がいいなと思った。
またはJR福原駅から吾国山でピストンするとか。
難台山自体は僕みたいな相当なモノ好き以外はオススメしないな。