この国の真実は、私自身の心が拒否してしまうほど単純で恐ろしい。知識にあっても実感として受け入れる事ができなかった。 武田教授との対談を経て、ひとつ、恐怖心の扉が開いたのを感じる。

 警察は無制限の力を持っている事に気が付いた。 全ての裁判官は警察の犬にならざるを得ない。 弁護士も警察を恐れている。 警察が証拠を偽造した証拠を握り、記者クラブを超えて報道してしまう者を警察が放置するとは思えない。 本当に危険なところに踏み込んでしまった。身の危険をおぼえる。
 大河原裁判を振り返ってみればおかしな点があることに気が付いた。 ある時点から、こちら側の弁護士の態度が変わっている。ビデオの存在を隠せなくなった後、警察はビデオの改ざんを始めた。これと並行して弁護士に対する工作も始めたに違いない。こちら側の弁護士が警察と内通していたはずだ。
 こちら側の弁護士にも人生があり、家族もある。 証拠を無視する裁判官たちも同じ。 正義感を貫く者は仙波、大河原のような目に合う。こんな事になった原因は警察の暴走を止める力がどこにもない事。安全装置として持ったはずの警察が無制限の暴力装置になった。

 裁判には正義がない。どんな証拠を出しても、この裁判には負ける。それを多くの国民が知る事こそ大切なのです。警察は無制限の暴力装置、警察自身がそれを変えることなど絶対にできない。この国は法治国家などではない。官僚が独裁する全体主義国家なのだ。