8月15日 天候：雨

本日、整形種田、内科秋吉＋看護師の岸さんと
同伴者の齋藤さんの4名で槍沢ロッジより到着しました。
槍ヶ岳登山経験の多い岸さんも初めてというほどの悪天候でしたが
問題なく昼までに到着しました。残っていた澤田さんと一緒に
今日から3日間、診療を担当します。

文責：種田

8月14日

13日から続く大雨・暴風
槍の姿は全く見えず・・・

そんな中、夜中になっても「TJAR2012」のランナーが続々と到着
選手1名が低体温症のため診療所でリタイア、一晩泊っていきました。




朝になっても悪天候のため
登山者・宿泊者も少なく、とても喜ばしいことに診療所は「暇・暇・暇」
（古谷先生のお友達中村さんから頂いた玩具に興じ、高所トレーニング（殺生～山荘の往復）に励む）




午後になって一瞬だけ晴れて、槍の姿が！


（Ns栗橋と槍沢から3時間で上がってきたNs澤田とは槍初登頂♪）


遊んでいるだけではありません、ちゃんと仕事もします！




結局14日は患者さん2名（トレランランナーと発熱）、15日朝になって2名（発熱と軽度高山病）


仕事をやり終えた「トレラン認定医?!　Dr.佐藤」は雨の中、さわやかに上高地へと走り去っていきました。



これから看護師2名（栗橋・橋本）も新穂高より下山します。



天気は再び雨・・・これから登られる皆さまどうぞお気をつけて。

8/13

今日はあいにくの悪天候。雨と風とガスの中、森田先生。岸さん・堀米さんが下山しました。
寒くて朝からストーブを使いました。



朝から何だか佐藤先生そわそわ・・・
ちょうど今日、トランスジャパンアルプスレースの選手達が山荘前を通過するらしい・・・
待っていると

きました～


NHKの取材も入っています。

こんな感じで

トレランの選手を応援しながら、ちゃっかり一緒に写真撮影

まだまだ先は長いですが、頑張って下さいね！


そんな中　診療所にきた患者さんは4人。
明日も寒そうなので、登山者の皆さん風邪に注意してくださいね。

８月１２日

今日は，野田，斉藤，遠藤が上高地に下山．


午後から，北里大学メディカルセンター看護師の小林さんと蓼沼さんが入所しました．

今日は，天気予報に反して，朝から快晴．
ふとん干しをしました．

午前中に堀米，岸，佐藤が槍の山頂へ行ってきました．
３６０°の大パノラマが望めました．


その後，森田先生，堀米，岸で大喰岳まで散歩．


午後は佐藤が，南岳小屋まで薬を届けに行ってきました．

佐藤先生行ってらっしゃ～い

　「行ってきます」


　　お帰りなさい


　「ただいま～」　　まだまだいけるぜ・・・はあはあ

本日は4人の方が受診しました。
幸い重症な方はいませんでした。

明日は本格的に天候が崩れそうです．
登山者の皆さまの御無事をお祈りいたします．

2012年8月11日

今日は，佐藤（第三病院・外科）が入所しました．
昨年に続いて２回目になります．
上高地を６時に出発して，槍沢ロッジは8時過ぎに通過，槍ヶ岳山荘には11時前に到着しました．
上高地から槍まで4時間40分でした。



今回は槍ヶ岳山荘と診療所に関連する書籍を購入．
少し予備知識を入れてきました．

右は，菊地俊郎氏著「槍ヶ岳とともに」（信濃毎日新聞社）で，槍ヶ岳山荘・槍ヶ岳ロッジの歴史や，社長でいらっしゃる穂刈さん三代のエピソードが紹介されています．
左は，故大森薫雄先生が執筆された「雲の上の診療所」（株式会社いしずえ）で，慈恵医大槍ヶ岳診療所の開設から今日に至るまでの経過が詳細に記載されています．
両書とも，診療所の理解を深めるのに役立ちました．

佐藤に続いて，災害医療センター呼吸器外科の森田先生が，看護師の堀米さん，岸さんとともに入所しました．３人は，表銀座経由で来られました．燕山荘と西岳ヒュッテに宿泊して，槍穂の眺望を楽しみながら歩いてきたとのことです．


燕山荘でのビール（堀米・岸さん撮影）

これで診療所は医師４名（森田，佐藤，野田，斉藤），看護師３名（堀米，岸，遠藤）の大所帯となりました．

午後からは看護師の遠藤さんが小槍にチャレンジ．
ガイドさんに連れられて，見事に登頂．
さすがに恐くて「アルペン踊り」は踊れなかったようです．
戻ってきてからは，全身筋肉痛と両膝がアザだらけでした．お疲れ様です！

今晩から天候が崩れるとの予報．登山者の皆さまが怪我や病気をされないようお祈りします．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（佐藤記）