●1968年 ベスト20
village greenodessey and oracleSWEETHEART OF THE RODEO
1位:The Beatles(white album)/The Beatles(7位)
2位:Astral Weeks/Van Morrison(26位)
3位:Electric Ladyland/Jimi Hendrix Experience(33位)
4位:Beggars Banquet/The Rolling Stones(41位)
5位:Music From Big Pink/The Band(57位)
6位:At Folsom Prison/Johnny Cash(69位)
7位:Lady Soul/Aretha Franklin(90位)
8位:The Village Green Preservation Society/The Kinks(115位)
9位:Odessey And Oracle/The Zombies(134位)
10位:Sweetheart Of The Rodeo/The Byrds(155位)

11位:White Light/White Heat /The Velvet Underground (167位)
12位:The Notorious Byrd Brother/The Byrds(263位)
13位:Cheap Thrills/Big Brother and The Holding Company(265位)
14位:Gris-Gris/Dr.John(359位)
15位:We're Only In It For The Money/Mothers Of Invention(396位)
16位:Bookends/Simon and Garfunkel(411位)
17位:The Hangman's Beautiful Daughter/Incredible String Band(514位)
18位:Eli & The Thirteenth Confession/Laura Nyro(517位)
19位:The Dog Of The Bay/Otis Redding(568位)
20位:Wheels Of Fire/Cream(618位)

この年も大盛況だった。総合100位以内に入り込んだアルバムは7枚を数え、前年を上回っている。1位はやはりビートルズで、3年連続4枚目の年度1位。無敵モードに入っている。2位は、前年のヴェルヴェッツに匹敵するくらいか、それ以上に売れなかった、ヴァン・モリソンの2nd。3位は前年に続いてジミヘンだった。

全体的な傾向としては、8位のようなコンセプト・アルバムや9位のようなサイケデリックなテイストのアルバムといった前年の雰囲気を持つ作品も有るが、ブルースやカントリーなどルーツ・ミュージックに根差した土臭いサウンドのアルバムが出て来たのが特徴。これも、前年にボブ・ディランが巻いた種だったのだが、それが4位、5位、10位といったアルバムで花開いている。6位などはまさにカントリーの大御所であるが、ジョニー・キャッシュにはアウトローの雰囲気があり、ロックンローラー達の中に入っていても違和感はない。

11位はニコと決別したヴェルヴェッツの2nd。個人的には「シスター・レイ」のノイズがキツくて、どうしても聴き通せない。
12位は、またまたザ・バーズ。同年に複数のアルバムを発表するというのもこの時代ならではだが、10位とは全く方向性の異なる実験的アルバム。ただ、カントリー風の楽曲も収録されており、自作への兆候も感じ取れる。
13位は知らない方のために一応言っておくとジャニス・ジョプリンの実質的デビュー作。
14位と15位にまたまたヘンテコリン系。14位はヴードゥー司祭ドクター・ジョンのデビュー作。15位はザッパによる『サージェント・ペパーズ』のパロディとして有名な作品だ。
17位は聴いたことがなかったが、聴いてみたら、フェアポート・コンベンションにボンゾ・ドッグ・バンドが入り込んだようなやつで、これもヘンテコリン系に入るだろう。
18位は、本格的女性シンガーソングライターの作品としては、この企画初登場ではないだろうか。


「The Village Green Preservation Society」The Kinks


「Time Of The Season」The Zombies


「Hickory Wind」The Byrds


「White Light/White Heat」The Velvet Underground


「Summer Time」Big Brother and The Holding Company