
監督:石侍露堂(せじ・ろどう)
製作:石侍露堂、久家豊、ウィル
製作協力:プルミエ・インターナショナル
脚本:小松興志子、石侍露堂
主演:古谷一行
共演:杉本哲太、夏八木勲、夏木マリ、多岐川裕美、田中実、白鳥靖代、池内万作、佐藤慶、石田太郎、鶴田忍、
原作:麻生幾(「宣戦布告」講談社刊)
音楽プロデューサー:石川光
音楽:岩渕一真、米村武
2002年10月5日 日本映画 106分 配給:東映![]()
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その3年前にこの映画が作られていようとは思わなかった
2005年に村上龍による小説「半島を出よ」が幻冬社から刊行されて、ブームを巻き起こし、ネットでは韓国の「タイフーン」を監督が村上龍に会って、映画の版権をどうのこうのと書いてあったが、その3年前にこの映画が作られていようとは思わなかった。
実際、この映画を知ったのが3年か4年前で調度DVDになった時期と合っているのかもしれないが、しかし、なかなか観たいとは思わなかった。今から7年前の映画だが、「亡国のイージス」(2005)よりもこっちのほうが断然良かった。ってことは日本の映画界は何をしていたのか?である。確かに2005年はそんな時代だった。そんなとは韓国映画が結構来ていて、日本の映画よりも大作が多かったような気がするし、なぜか韓国をライバル視?的に映画業界やメディアはなっていたような気がする。しかし2009年、韓国の映画は殆どこなくなっていた。ってことは「半島を出よ」の映画化は流れたのか?である。
話は脱線したが、「宣戦布告」は「半島を出よ!」に似ている、と、言うか、「半島を出よ」が真似したのか?もしくはインスパイヤーされて、影響されて話を大きくしちゃったのか、てな感じに見えてくる。2000年、それはまだ日本はバブル経済崩壊の後始末をしている頃であり、中国もここまで経済発展していない時期、そして、多分、アジアで初のワールドサッカーを日韓でやろうと言う時期だった。だからこそ、近くて遠い国であり、近くて敵対している韓国が急速に日本に近付いてきた時代だからこそ、何時もアメリカの傘に隠れていた平和ボケした日本が改めて侵略というか、テロ国家である北朝鮮のゲリラが日本海の島に潜伏したらという内容が現実味がにわかに出てきた、日本人がそのリアルを受け入れてよい時期になり、このような物語が立て続けに出来てきたのだろう。映画の戻るが、まず映画だが日本海沿岸に北朝鮮の潜水艦が故意に座礁して、中から武装ゲリラが潜入するところから始まるが、北朝鮮はあんないい潜水艦を持っているのか最初に疑問が噴出したが、流そう。
で、福井県警と機動隊が到着し、潜水艦内を偵察、中で内紛が起こり、北朝鮮兵が数名死亡していたが、ロケットランチャー等があり、重火器等を持ったゲリラがこの町に潜伏したことが伺えたが、基本的には近郊を封鎖するぐらいだった。首相官邸までの連絡に半日がかかり、武装していることが判っているのに、自衛隊ではなく警察のSAT(特殊急襲部隊)をゲリラ狩りに山狩りをさせるが、発砲許可うんぬんでSATの部下がロケットランチャで殺された。片足が吹っ飛び、内臓も出ていたが、グロイのはこの人だけ。ここで要らない演出のいつも胸ポケットに入れている若奥様と生まれたばかりの子供の写真を隊長に見せてもらってがっくり息絶えた。う~臭い。しかし、ここからが怒涛の日本政府の弱腰政策で事態が悪くなる一方だが、だからこそリアルだ。警察では火力の問題でお手上げだから、自衛隊に要請されるが、この自衛隊がSATよりも弱い、11人のゲリラに何十人も殺され、自衛隊の中でも対ゲリラ部隊も加わったが、それでも犠牲者は増え、手榴弾の要請が出て、何とかゲリラの半分を仕留め、最後には軍用ヘリ「コブラ」まで出動し、バルカン砲でやっとゲリラを殲滅するが、その時には北朝鮮が核ミサイルの発射体制に入っていたり、中国は日本海域ぎりぎりまで戦艦を出動させているし、それを迎え撃つべくアメリカ太平洋艦隊が動くし、この辺も緊迫した演出だ。
なんでもこの映画の監督石侍露堂はハリウッドでも仕事をしていたので、演出が違うと書いてあったが、ふむふむ、「亡国のイージス」の監督もこの映画を観て勉強していれば、と、思ったがどうでもいいか!しかし、内閣情報調査室は日本政府の最重要情報拠点だから室長の夏八木勲自身もフランス語をしゃべったり、他の職員もバイリンガルな所を映しているところもにくい。
北朝鮮偵察局大佐でありコントローラーが夏木マリなのも余り違和感は無かった。一応韓国語を喋っていたしね。![宣戦布告 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21N8ERDATHL._SL75_.jpg)
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