製作総指揮:
製作:西村義明
脚本:丹羽圭子、安藤雅司、米林宏昌
主演:高月彩良、有村架純
共演:松嶋奈々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、吉行和子、黒木瞳
原作:ジョージ・G・ロビンソン
音楽:村松崇継 主題歌:プリシラ・アーン「Fine On The Outside」
制作会社;スタジオジブリ
米・配給:東宝 2014年7月19日 103分
★ストーリー
心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった・・・。
にほんブログ村←ランキング参加中です。ポチッとお願いします( ´∀`)つ
←ランキング参加中です。ポチッとお願いします( ´∀`)つ
☆映画総評
スタジオジブリのお家騒動!?そんなニュースの方が先行していて、スタジオジブリを引っ張って来た二大巨匠?が引退?と言うことや、スタジオジブリの未来を担う若手の台頭!としての米林宏昌監督押し!なTV番組とか?スタジオジブリの名物プロデューサーこと鈴木敏夫がスタジオジブリでの長編アニメ制作を小休止!等と、まあ、兎に角!お家騒動!です。
これって、世間が思っているのは、宮崎駿無きスタジオジブリは、もうヤバいよね!とか、次世代のスタジオジブリを担う若手が、やっぱり育っていなかった?宮崎駿監督の息子・宮崎吾朗もパットしないし、米林宏昌も基本的にはパッとしない作品を作っていそう!なのが世間にまで広まってることになりそうで、人ごとながら心配?になりました。
主人公の杏奈は持病の喘息で、夏休みを利用して北海道札幌市から架空の海のある緑豊かな町に療養にきているシーン!
ある意味!ワンマン?だからこそ、突き抜けた作品が作れたのでは?
宮崎駿にとっては居心地の良いアニメ制作工房だけど、宮崎駿を超えるアニメーターや作家を作る環境では無かった?と言う見方も、同時にします。
何にしても日本は、まだまだアニメ業界も職人気質?一人の才能ある巨人におんぶに抱っこ!で、先生!先生!と金魚のフン?みたいなのが良いんでしょう。
何処の現場だけど、ま、サラリーマン気質になるような、ね。余談ですが、最近!活躍しています細田守はスタジオジブリを求人で受けて、落とされた時に、態々!宮崎駿から丁寧な手紙を頂いたみたいな?手紙の内容としては「落としたのは、ジブリでは君の才能を伸ばす事が難しい?」な内容で、ある意味!宮崎駿も自覚していた?ジブリは、もう色が付いている!ってことをですね。宮崎駿と高畑勲の色が、ね。
架空の町の海辺にある不便な洋館!設定に無理があるけど、ま、仕方が無いか!
と、全然、「思い出のマーニー」とは関係の無い?余談でしたが、でも遠からず!な内容になります。と、言いますのも、既にハードルが高くなった?スタジオジブリのクオリティー=宮崎駿作品ですから、幾らジブリ内で才能がる?作画に定評がある?な米林宏昌が監督ですが、歳が42歳と若く?74歳の宮崎駿の人生観から湧き出る演出・描写には到底及ばなく、だからと言って、若い感覚が見える演出も「思い出のマーニー」には見当たりませんでした。やっぱり指示待ち仕事を早くからジブリの中でしていたし、ジブリ以外の作品には参加していなかったのでしょうね。師範にはなれるけど、流派を起こすとは出来ない!そんな感じです。
喘息療養で来た町で、お節介な世間様の偽により、デブで不細工で、しかも大雑把な性格の同い年の女の子と町の夏祭りに!そこで、その娘にそのまんまの渾名を思わず言ってしまう杏奈!そして、自己嫌悪で逃げるように神社を後にします。
武道も企業も、もしかしたらクリエイティブな世界でもそうですが、「守・破・離」の極意のごとく!まずはジブリでアニメーターの基礎をみっちり勉強が「守」であり、その中でも、俺だったら!私だったらこうするな!と、ジブリのやり方を、規則を「破」!破ってみる!そして、このやり方の方が自分にとってはしっくりくる!このやり方が自分らしくて、新しい!と確信したら「離」ジブリから、もしくはジブリ作品以外に参加して見る!離れてみることで、ようやくオリジナルで個性の強い作家性作品が生まれるのだが、どうも、スタジオジブリでは出来なかったようだ。だから、スタジオジブリは巨匠二人の時代で幕を下げる可能性は、多いに高いし、その準備として、鈴木敏夫Pが、まずは先手を打ったのでは?なんて詮索してしまいます。
もはや、北海道では無い!北欧の景色に、ひっくり返ってしまうのでした。
もはや、ジブリらしいのはキャラクターや、背景の緻密さ!ぐらいで、エコ的な感覚!野菜作り風景や、ロハス?感覚を取り入れた北海道の中に架空の村?を海沿いに設定したが、リアルならば、そこは過疎地になり、商店はシャッター街になり、村?町の夏祭りには少子化で子供は少なく!の、どれか一つでもリアルを入れないと、「思い出のマーニー」には感情移入出来る場面が、ホント少なかった。確かに世界児童文学のアニメ化!文部省推薦!な優等生的世界観がジブリ作品だけども、毒にも薬にもならない作品は、いずれ淘汰されるでしょう。もはや、宮崎駿の真似っ子をしただけの作品ではジリ貧状態になり、スタジオジブリはオリジナルアニメを制作しない、下請けを請け負うだけのアニメスタジオに成下がるのでは、と、残念でならないんだけど(まだそうと決まっていませんが)、ま、そんな匂いがプンプンした!宮崎駿は人の育成が下手だったのね?が、垣間見れた作品として、記憶してしまう作品でした。
子供の杏奈にワインを差し出すマーニーのオヤジ!非常識にも度が過ぎます。それとも、そんな趣味でもあるのでしょうか?ま、ジブリ作品ですからね。冗談ですよ!
アニメーター集団と言う特殊な職人集団の中にいると、絵を書く人が良く出てきます。基本的には余り見かけないですけど、ま、ジブリですから仕方ないか?
東京から訳あり?こんな辺鄙な北海道の片田舎で、寂れた洋館をリフォーム?謎のメガネの女の子と、即友達なんて!やばくないですか?
マーニーの声優役の有村架純と杏奈役の高月彩良!アニメキャラとイメージ通り?ですか?
ボーイッシュな美少女?美女の高月彩良
マーニーのイメージ通り?女の子!女の子?してる?有村架純