燃えよ!映画論

人間はみな、自分だけの物語を、自分だけがのめり込める映画を欲している!そんな映画ファンたちのタメになる情報を届けていきたいです。

2013年09月

藁の楯

藁の楯DVD
監督:三池崇史 

製作総指揮:城朋子、ウィリアム・アイアトン

製作:北島直明、坂美佐子、前田茂司

脚本:林民夫

主演:大沢たかお、松嶋菜々子

共演:岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、余貴美子、藤原竜也、山崎努、本田博太郎、高橋和也、

原作:木内一裕

音楽:遠藤浩二  主題歌:氷室京介「NORTH OF EDEN

邦画・配給:ワーナー・ブラザーズ映画 2013426日 125



★ストーリー

少女が惨殺される事件が起き、殺人事件の懲役を終えたばかりの清丸(藤原竜也)が指名手配される。清丸を殺せば10億円の謝礼を支払うという新聞広告が出され、身の危険を感じた清丸は福岡県警に自ら出頭。清丸の命が狙われるという状況下、警視庁警備部のSP銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)は凶悪犯を移送することになる。


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☆映画総評

藁の楯9飽きさせない!と言うのは映画監督としては凄いと思う。しかし、と言うか三池監督は色んなジャンルの映画を監督するが、ハッキリ言って起用貧乏と言うか、どうしてもアクション?と言うべきか、兎に角!アクション!主人公達がアクションをしないと駄目であり、そのことにより随分と細かい設定やら、登場人物達の心象風景的な映画鑑賞者の心に響く演出は苦手なのか?もしかしたら出来ないのかもしれない。だから、本来得意であるホラー的で血生臭い、血の色が妙にリアルで、気持ち悪い!気色悪い演出描写はピカイチです。だからなのか、被害者の7歳の少女の映像はリアルで印象に残るんだけど、感情移入させる映像やエピソードがごっそり抜けているから、ただただ、誰が味方か?敵か?だけのノンストップアクションなだけの映画と言わざるを得ません。 

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新しい靴を買わなくちゃ

新しい靴を買わなくちゃDVD
監督:北川悦吏子 

製作総指揮:

製作:岩井俊二(プロデュース)

脚本:北川悦吏子

主演:中山美穂

共演:向井理、桐谷美玲、綾野剛

原作:北川悦吏子

音楽:坂本龍一、コトリンゴ

邦画・配給:東映 2012106日  115



★ストーリー

新しい靴を買わなくちゃ1カメラマンのセン(向井理)は、妹のスズメ(桐谷美玲)に付き添いパリへと旅行にやって来るが、到着するや一人で行動したいと主張するスズメはどこかに出掛けてしまう。置き去りにされて困惑していたセンは、ふとしたきっかけでパリ在住の日本人女性アオイ(中山美穂)と出会う。宿泊先もわからず妹と連絡も取れないセンはアオイに電話をかけ、その夜二人は食事を共にするが・・・。


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☆映画総評

新しい靴を買わなくちゃ4今時、日本映画でありそうな海外ロケでの観光兼ね映画作品では無かったのが、嬉しい試みではあったが、手法的には2009年に北川悦吏子の初監督作品である映画「ハルフウェイ」の手法をそのままフランスはパリに持ち込んだ映画と言ってしまえば、そうなんだけど。

所謂!セミドキュメンタリー映画制作手法なんでしょうか?この手法は、と言うかカメラアングル的には手持ちカメラでの躍動感とか、ライブ感覚があるんだけど、これって恋愛映画以外ではちょっと厳しい、そして圧倒的なセンスが必要なような感じがします。例えばウォン・カーウェイ監督作品のような、クリストファー・ドイルのカメラワークとか。

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きいろいゾウ

きいろいゾウDVD2
監督:廣木隆一 

製作総指揮:

製作:製作委員会(博報堂DYメディアパートナーズ、東海テレビ放送、小学館、パルコ、Yahoo!JAPAN

脚本:黒沢久子、片岡翔

主演:宮崎あおい、向井理

共演:緒川たまき、リリーフランキー、松原智恵子、柄本明、濱田龍臣、浅見姫香、大杉漣、柄本佑、安藤サクラ、高良健吾

原作:西加奈子

音楽:大友良英  ゴスペラーズ「氷の花」

邦画・配給:ショウゲート 201321日 131



★ストーリー

きいろいゾウ6周囲の生き物たちの声が聞こえる能力を持つ天真爛漫(らんまん)な妻のツマこと妻利愛子(宮崎あおい)と、背中に入れ墨のある売れない小説家・ムコこと無辜歩(向井理)は、出会ってからたちまち結婚。二人とも互いに言えない秘密を抱えていたが、至って平穏な日常を送っていた。そんなある日、ムコに差出人不明の手紙が届いたことから、二人の関係にさざ波が立ち始め・・・。



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☆映画総評

きいろいゾウ4ああ、やっぱり今時?の、ふんわりとした女性!女流作家でしか描けない、書けない、創造出来ない世界観でありました。別に悪い意味で言っているのではないが、やっぱり男では描けない日常の些細な出来事(料理や食事、台所のシーンが多い)を女性らしい感性で捉えた小説だから、男にとっては面白くも無い物語だったり、不思議女子に御都合の良い恋愛?妄想?物語であることは否めません。 

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プラチナデータ

プラチナデータDVD
監督:大友啓史

製作総指揮:

製作:市川南、服部洋、藤島ジェリー景子、松木茂

脚本:浜田秀哉

主演:二宮和也(嵐)

共演:鈴木保奈美、生瀬勝久、杏、水原希子、遠藤要、和田聰宏、中丸新将、ヨシダ朝、菅原大吉、小木茂光、小浜正寛、萩原聖人、中村育ニ、豊川悦司

原作:東野圭吾

音楽:澤野弘之  主題歌:嵐「Breathless」

邦画・配給:東宝 2013年3月16日 133分



★ストーリー

政府が極秘に収集した国民の遺伝子情報“プラチナデータ”を基に犯罪捜査が行われ、検挙率は驚異の100パーセントで、冤罪(えんざい)は皆無となった近未来の日本。警察庁の科学捜査機関に所属する科学者の神楽龍平(二宮和也)は、DNA捜査システム関係者の連続殺人事件を担当することに。しかし、同システムは神楽自身を容疑者として示し、思考を繰り広げた結果彼は逃亡するが・・・。



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☆映画総評

プラチナデータ3遺伝子によって管理される映画って言うと思い出すのが映画「ガタカ」だし、犯罪捜査の第一人者がまさかの犯人扱い?で、真相を巡り破天荒で超人的なアクションもこなす映画では「マイノリティー・リポート」を思い出します。そして、監視カメラがクモの巣状に都内や都心部周辺に張り巡らされた世界観を描いているのでは映画「イーグルアイ」等も思い出されて、今や2013年は監視カメラだらけの社会に日本もなっています。ま、犯罪から身を守るのにはいいんだけど、しかしながら、巨大な政府?なのか組織によって監視されているような、なんかストレス社会の根本?がここにありそうな感じもしなくもないけど、ま、そんな嫌な近未来を描いていて正直うんざりして観ていました。 

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脳男

脳男DVD
監督:瀧本智行 

製作総指揮:城朋子

製作:藤本鈴子、由里敬三、藤島ジュリー景子、市川南、藤本浩之、伊藤和明

脚本:真辺克彦、成島出

主演:生田斗真

共演:松雪泰子、二階堂ふみ、太田莉菜、大和田健介、染谷将太、光石研、甲本雅裕、小澤征悦、石橋蓮司、山崎ハコ、池谷のぶえ、夏八木勲、江口洋介

原作:首藤瓜於

音楽:今堀恒雄、ガブリエル・ロベルト、suble

主題歌:「21世紀のスキッツォイド・マン」キング・クリムゾン

邦画・東宝  201329日  125



★ストーリー

脳男12残忍な手口の無差別連続爆破事件を追う刑事の茶屋(江口洋介)は犯人の居所を突き止めるが、身柄を確保できたのは身元不明の鈴木一郎(生田斗真)だけ。共犯者と見なされた一郎は犯行が常軌を逸したものだったため、精神鑑定を受けることに。担当となった精神科医・鷲谷真梨子(松雪泰子)は感情を表さない一郎に興味を持ち、彼の過去を調べ始めるが・・・。


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☆映画総評

脳男446回江戸川乱歩賞受賞作だったから、まあ、小説は読んではいないので映画内の物語だけでの感じ方だけど、江戸川乱歩が?江戸川乱歩小説に出てくる大富豪?や、ある種の奇形な人間が出てくるのは、いやはや!出ないと江戸川乱歩賞に出品もされないんでしょう。ある意味、気味の悪くて、アンダーグラウンドな世界であり、やっぱり小説?だから、安易な大富豪?昔風な大正ロマンな大邸宅と広い広い庭があり、メイドや執事がいたり?いそうな表現が、もう21世紀なんだから、安易な江戸川乱歩的な世界観はもういいよ!と出ました「やれやれ」な演出でした。 

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