怒りのガンマン1
原題:
Il Grande duello  The Grand Duel

監督:ジャン・カルロ・サンティ

製作総指揮:

製作:

脚本:エルネスト・ガスタルディ

主演:リー・バン・クリーフ

共演:ピーター・オブライエン、ジェス・ハーン、フルスト・フランク、マルク・マッツァ、ドミニク・ダレル

原作:

音楽:セルジオ・バルドッティ

伊・西独・仏合作 1972年(日本未公開) 100

 

★ストーリー

駅馬車が到着した村、そこは三千ドルの賞金がかかった殺人犯フィリップが潜伏し、賞金稼ぎたちが包囲するという緊張感にあふれていた。銃撃戦が始まると、乗客のひとりである元保安官のクレイトンが馬車を降り、フィリップの身柄を悠然と確保。ところがクレイトンは賞金稼ぎたちの裏をかき、フィリップを連れ去ってしまう。自分の罪が濡れ衣であると主張するフィリップ。しかし、クレイトンの狙いは賞金ではなかった。

 

☆映画総評

アメリカじゃ無いのに、西部劇をヨーロッパは主にイタリア主導で製作していた、今更振り返れば、なんともインチキでチープな時代だったのが、1966年~1975年までの10年間、イタリアとスペインと西ドイツとフランスで無尽蔵に製作れていたスパゲティ・マカロニ・ユーロ・ウェスタン映画の所謂!人気が下降気味だった頃に世界で上映されていた作品ですが、1972年当時は日本では上映されることは無く、日本では一足先にマカロニウェスタン映画の人気は下火になっていたのでしょうか。


怒りのガンマン3
▲アメリカでは脇役で悪役がメインの
リー・バン・クリーフですが、イタリアでは大スターですか?
 

 



 

マカロニウェスタン映画大全集のような文献に説明されているのは、なんでもイタリアが圧倒的主体ですがヨーロッパ各地では約10年間(19661977)の間に500本近いマカロニウェスタン映画が製作公開され、アジアや特に日本では、500本の作品の内、当時日本で劇場公開されたのは50本位?いや、もしかしたら50本も上映していないのでは?と言う位に当時は上映していなく、単純に計算してもマカロニウェスタン映画全体作品の10分の1も日本では上映されていないので、ある意味、完全に日本は欧米に比べるとマカロニウェスタンブームにも完全に乗り遅れていた?または、当時の欧米よりは日本国内はシラケムードだったのかもしれません。


怒りのガンマン6
▲回顧録映像はモノクロ白黒映像だったのが当時としては斬新な演出だったことでしょう。
 

まあ、当時に全てのマカロニウェスタン映画を日本で上映しようと、日本人たちは熱狂することも無く、映画配給会社は多額の赤字を産出したかも、ですね。

とは言え、日本のテレビドラマ制作人達はマカロニウェスタン映画に多大な影響を受けていたみたいで、当時のテレビドラマの中でも時代劇ドラマでは、アンチヒーロー達が活躍し、その作品群も「子連れ狼」「必殺仕事人」「木枯らし紋次郎」などは影響を受けた時代劇ドラマです。


怒りのガンマン24
怒りのガンマン21
▲出ました!1972年当時、欧米の子供たちをトラウマに誘ったマカロニウェスタン映画の真骨頂!皆殺しの機関銃虐殺シーン!日本でも似たようなマカロニウェスタン映画が公開されていて、当時の子供たちは白人の男達は残酷だと頭に刷りこまれ、やっぱりトラウマになった筈だ。
怒りのガンマン22
▲皆殺しあった一般市民達の屍を運んで来て町の人々に見せるシーンもトラウマ必死!だけど2019年現在の子供達には全く衝撃性は無いかも、トラウマにはならない?
 

と言うことで、感じの映画のお話しはと言うと、当然!今更ながらテレビで、しかもBSで流れていますから、初めて知った、初めて観た日本人が続出だろうし、しかも今(2019年)から47年も前の映画だから、懐かしさも何も合ったもんじゃありません。

とは言え、相変わらず、時代考察無視の機関銃で大量虐殺をするシーンはあるは、その卑怯さが後半では、その微塵も無く、由緒正しい決闘?と言っても、1人対3人の決闘ですが、箔を付けようとリー・バン・クリーフをアメリカから呼んで主役にした効果は如何ほどか?と言った、今時若者達には刺さらないマカロニウェスタン映画ってことです。


怒りのガンマン10
怒りのガンマン15
▲日頃から卑怯な筈の悪党達も決闘は紳士に?と言っても1人に対して3人では、やっぱり卑怯なり。