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JIM-NETスタッフblog

JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)では、
イラクの小児がん医療支援、イラク国内避難民・シリア難民支援、福島の子どもたちを放射能から守る活動を行っています。

26 9月

【「あそびのひろば」@玉川村 訪問記】

9月22日に福島県石川郡玉川村にあるたまかわ文化体育館を訪問しました。
ここではJIM−NETが、今年度資金協力する(特活)日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)が支援し、(社)ふくしまをリハビリで元気にする会の主催による「あそびのひろば」を見学しました。

この活動は約2年前から始まり、福島第一原発事故の影響によって屋外で遊ぶ機会の少ない自閉症や発達障害の子どもたちに自由にのびのびと遊ぶ場所と機会を毎月1回程度提供しています。
会場となる体育館の中にはボランティアの方によって特製の滑り台やエアクッションなど手作りを含む数々の遊具を設けられ、作業療法士で団体理事長の岡本宏二先生指導の下、近隣から駆け付けた多くの学生ボランティアが子どもたちとダイナミックな「遊び」を展開していました。

このように感覚統合的な「遊び」は身体への刺激を与えることにもなり、子どもたちは自ら学習、成長していくことができるそうです。岡本先生は参加した親御さんに対しても子どもたちとの関わり方と正しい理解にについて的確なアドバイスをしています。また同時にボランティアの中には将来福祉に関わる学生さんも来ていて良い学習の場となっています。

今後は現在段ボールを再利用している毎回手作りで簡素な遊具をより安全で持ち運びし易いものに改善したり、遊具の種類を充実していくとのことです。
子どもたちの間でテレビゲームや携帯ゲームの氾濫する昨今、これ程豊かな「遊び」の場を創り出すことはとても貴重で大切なことではないかと感じました。
玉村村玉川村➁玉川村玉川村玉川村
(大牧)
26 9月

ムハンマド君とサカベコ

10月6日は、埼玉スタジアムで日本vsイラクのワールドカップ最終予選。どちらも負けられない一戦。
さて、イラクといえば、サッカーがともかく人気のスポーツ。
今日は大人の病棟に行ったら、19歳の青年。ムハンマド君。バグダッド生まれでお父さんと一緒に10年前にアルビルにやってきました。サッカーが大好きで、アルビルのクラブチームの下部組織でゴールキーパーをしています。
「イラクは、残念だけど、日本には勝てないと思う。もちろん僕はイラクを応援するけど、ここぞというところで決めきれる選手がいないだ。」
ムハンマッド君、早く病気を治してピッチに戻ってきてほしい。
彼が元気になってサッカーをやっている姿は、病気で戦っている子どもたちに勇気を与える。
 JIM−NETでは、今後、ソーシャルワーカーの育成に力を入れていく予定です。今日は大学生のバルザンがボランティアでやってきて、ムハンマド君にサカベコを作ってもらい励ましていました。
しんどそうにしていた患者さんも一瞬笑みが漏れるのがサカベコ映像です。
https://www.youtube.com/watch?v=6vmMVMFsCGk

ムハンマド君とサカベコムハンマド君とサカベコ➁ムハンマド君とサカベコムハンマド君とサカベコムハンマド君とサカベコ
(佐藤真紀)



26 9月

ここでも深刻な「子どもの人権」

イラクのエルビル近郊の、私たちの支援先であるダーラシャクラン難民キャンプ(シリアからの避難民のキャンプ)で、妊産婦診療室の医師から現状を伺いました。
このキャンプでは妊婦が急増しており、特に深刻な問題は、12才や13才の「幼すぎる妊婦」の増加と、分娩の安全性が低いこと。後者については、キャンプ内に分娩室がなく、遠くの病院へ分娩まぢかの妊婦をタクシーで悪路を走らせるのが高リスクであり、またキャンプ内の2台の救急車のうち1台が数か月前から故障のまま、放置されているそうです。
前者については、ユニセフの対象外だったり、これといった対策が検討もされていないようです。

ご支援をよろしくお願いします。クレジットカードでの決済もできます。
↓こちらからどうぞ。「難民支援(イラク)」をご指定ください。
http://jim-net.org/support/

こどもの人権

(谷澤)
20 9月

戦闘が続くシリアからの患者も大変な目にあっている

今月12日に発効した反体制派との一時停戦が一週間で崩壊したようだ。
イラクのクルド自治区では、シリアとイラクを行き来するクルド人も多い。イラクに逃れているシリア難民は約24万人で、ヨーロッパへ移住した難民もいるがその実態はあまり把握されていない。一方シリア国内へ戻る難民もちらほら。一時難民キャンプでは、数が減っていたが、最近は都市で家を借りていた難民たちが家賃が払えずキャンプに戻ってくるケースも増えていて、全体的には変わっていない。

 クルド地区は特に2003年のイラク戦争後に急激に発展した。いろんな文化が入ってきて、モールや、こじゃれたカフェ・レストランなどもできている。ISとの戦いなどで、経済は回っていないのかなと思うが、新たに建てられたマンションなんかも、そこそこ人が入っている。そんな中で、シリア料理やカフェなども、はやっている。
シリアのパン屋などは、従業員がシリア難民(というか出稼ぎといってもいい)だったが、最近ではフィリピン人が働いている。クェートなどの産油国は、出稼ぎの、インド人などに紛れシリアの出稼ぎ労働者もたくさんいた。外国人労働者は、賃金が安くても、いい仕事をする。。しかし、難民となるとどうしても甘えが出てくる。最初は特別視されるが、そのうちどんどん仕事が外国人に取られていってしまう。なぜならば、外国人労働者は、プロ。仕事のためにやってきた人たち。それに比べて、難民は仕方なく逃げてきてた人だから仕事のやる気や質は概略、劣っている。シリアのパン屋さんなんだから、シリア人に頑張って働いて欲しいものだ。
 さて、何度か紹介したハーバル君 7歳の男の子。カミシリの近くで暮らしていたが、ISに村が襲われた。国内避難民としてシリアで暮らしていたが、がんになり、おばあさんに連れられて、5月に手術を受けにシリアからやってきた。その後連絡が途絶えどうしているのかなと心配していたが、実は、手術後、ナナカリーで抗がん剤の治療を希望するも、もう手の施しようがないからと拒否された。スレイマニアの病院なら受け入れてくれるとのことで、20日間の治療をうけていたのだ。ちょうど親戚の結婚式があるのでアルビルに来ているとのことで再開することができた。
ハーバル君は抗がん剤のせいで髪の毛は抜けていた。目が腫れ上がって眼球が飛び出しそうなのか、ずーっと目を抑えていた。それでも今日は調子がいいのか、僕たちの相手をしてくれた。
ただ、夜になると体温があがり、鼻血がとまらないこともあるという。
親戚もたくさん集まってきてしばし楽しく過ごしたハーバル君は、おばあさんに連れられてスレイマニアへと向かっていった。また厳しい病気との戦いが始まる。

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JIM−NETのイラク小児がん支援は、シリア難民の小児がんの子どもたちにも一部使われます。
皆様のご支援をよろしくお願いします。
イラクがん支援を指定してください。
クレジットカード決済も可能です。

詳しくはこちら
http://jim-net.org/support/donation.php
20 9月

ISから逃れた小児がんのマシュアーン君の戦いは始まったばかり。

アルビルも犠牲祭が明け、再びナナカリー病院へ。先日(14日)に初めてお会いしたマシューアン君(1歳7か月)はなお入院中で、おかあさんのお話では、彼の症状は良くなってきているけれど、いつ退院できるかは医者からは、まだ説明がない、とのこと。そして入院中はずっと、おかあさんもこの病室に寝泊まりしつづけるそうです。
 母子の入院生活が守られますように。P1310354


医師の話では、イブン・アシールというモスルの病院は、ISにコントロールされていてもそれなりにプロトコールを実施していたそうで、マシュアーン君も様子を見ながら体力が回復するとケモセラピーを継続して行うとのことです。
お母さんは、モスルから診断書を持って3時間マシュアーン君を抱えて歩いて、「イスラム国」支配地域を脱出。ガイヤーラで、イラク軍の車にほごされました。クルド自治区からは救急車が病院まで連れてきてくれたそうです。

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煙の向こうがガイヤーラ

小児がんの子どもたちのご支援をよろしくお願いします。
クレジット決済もできます。
http://jim-net.org/support/donation.php
15 9月

IS支配下で苦しむがんの子どもたち

アルビルは、犠牲祭の真っ只中。ナナカリー病院にいくとモスルから避難してきた患者が3名もいました。
驚くべきことにISの占領下でもイブン・アシール病院は機能しているようで、ケモセラピーも行われていました。
マシューアン君(1歳7か月)のお母さんに話を聞くことができました。
クルド地区に初めてやってきたこともあり、緊張しながら少しずつ語ってくれました。
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マシュアーン(1歳7か月):サラハディーンのシャルガータ出身のALLの患者。昨日、ナナカリー病院にきたばかり。
IS占領下で4ヶ月前にサラハディーンでがんが判明し、モスル(イブンアシール病院)で治療を行ってきたが、一週間前に空爆など攻撃が激しくなり、
モスルからマハムールに逃れてきて、昨日ナナカリ病院に来院し、治療を再開した。→歩いてガイヤーラまできた。その後マクムールのPHCで血液検査をし診断書を書いてもらい、クルド自治政府に入ることができた。シャルガータは、ISに支配されてしまったので、ティクリートに逃げている。夫らは、ティクリートにいるので治療が終われば戻る。
お母さんは、診断書を見せてくれました。驚くべきことにモスルのイブンアシールには、抗がん剤もあったようで、アブドル・アディーム医師がケモセラピーを行っていたという。X線などの検査もできているようだ。モスルには電気も通っている。物価もうわさされているほど高くはなく、ただ、危険なのが危ないだけだ。
ともかく空爆が激しくなってきた。イブンアシールにここを出るというとナナカリー病院へのサポートレターを書いてくれたそうだ。
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お父さんは現在は解放されたティクリートの警察官で給料は、130,000ID=100ドルもらっているとのこと。
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煙の出ているところがガイヤール
最近BBCが取材した動画は、こちら
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12109-69697/

交通費として100ドルの支援を行う。

ガンの子どもたちへの支援をよろしくお願いします。
クレジットカード決済はこちら
http://jim-net.org/support/donation.php
7 9月

【イベントご案内・9/23(金)農民発電で地域再生〜福島と東京でつながろう〜@パルシステム東京】

福島原発事故後も、福島で農業を続けることや地域再生がどうできるか考えてきた「二本松有機農業研究会」が、エネルギーの地産地消を目指して「農地の上にソーラーパネルを設置する」取り組み=ソーラーシェアリングの実現に動き始めました。
この二本松での動きを福島だけの取り組みとするのではなく、たくさんの人が関わって一緒に創っていきたいと考えています。

このソーラーシェアリング事業に関わる資金には、アーユス、APLA、ATJ、JIM-NETが共同開発しているカカオクッキーwaの売上の一部が充てられることになりました。

今回のイベントには、企業経営者として真っ先に「脱原発」を宣言し、クリーンエネルギーの導入を推進してきた吉原毅さんを講演者にお迎えします。二本松有機農業研究会の皆さんにも二本松からご来場いただきます。ふるってご参加ください!
また会場では、今年のカカオクッキーがいち早く味見できます!
今年も美味しくできましたので、ぜひご参加ください☆彡

【日時】2016年9月23日(金)19:00〜21:00

【場所】パルシステム新宿本部2階 第1会議室
(東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿)
*1Fの入り口向かって右手のエレベーターで2Fまでお越しください。(一番奥の自動ドアはオートロックのためカードキーがなければ入れません)。
*エントランス自動ドアは、19:30を過ぎると外側からは開かなくなります。その場合は、当日連絡先080-8714-5601(当日18:00〜)までご連絡ください。

【参加費】500円(カカオクッキーのおみやげ&コーヒーつき)

【内容】
◎基調講演:吉原毅氏(城南信用金庫相談役)
「私たちの選択が未来のエネルギーを変える」
◎二本松有機農業研究会が始めるソーラーシェアリング 〜概要説明〜

【申込み】特定非営利活動法人APLA
     メール:info@apla.jp
     電話03-5273-8160

【主催】アーユス仏教国際ネットワーク、APLA、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)、生活協同組合パルシステム東京

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(岩)
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