JIM-NETスタッフblog

JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)では、
イラクの小児がん医療支援、イラク国内避難民・シリア難民支援、福島の子どもたちを放射能から守る活動を行っています。

2007年03月

年度末のJIM-NET運営委員会

070330aきょうは、年度納めのJIM-NET運営委員会がありました。
悪化するイラクの治安状況が子どもたちの医療を直撃しているので、話題はどうしてもヘヴィになりがちですが…。

smiles会議の途中、新しくJIM-NETの構成団体に加わったスマイルこどもクリニックのために、アンマンで治療中の子供たちとその兄弟姉妹が絵を描き、お母さんたちが手縫いで作った巾着袋を、エイドワーカーの西村さんがみんなに披露してくれました。
やはりイラクの子どもたちの絵はスゴイ! このカラッと明るくあざやかな色彩感覚はいったいどこからくるのでしょう? 絵を見ていると、こちらの方が励まされるから不思議です。(写真は巾着袋を手にニコニコのスマイルこどもクリニックのみなさん。4月7・8日は横浜でチャリティーショップを開催します。詳細は「予定表」を見てください。)

会議の成果は、JIM-NETのこれからの支援でお知らせすることになると思いますが、桜の花のようにパァーッと明るい未来が子どもたちに訪れるよう、精一杯がんばるぞ! とあらためて思った一日でした。sakura(ということで、行きがけの電車から眺めた桜の花です…。)
くまねこ

赤いキルト

aka

札幌から写真を送ってもらいました。
これが七尾さんの投稿にある赤いほうのものです。

札幌の皆さん

イラク戦争から4周年。ということで今日私は日比谷の野音の壇上で久々にイラク支援を訴えることになりました。昨日はイブラヒムから、バスラの最新の映像が送られてきました。なんとサブリーンの目のがんが再発。彼女は、ショックで泣きじゃくって、もう死ぬんだったら、抗がん剤はいらない、家に帰らせてと。
そこで、イブラヒムが登場。限りなき義理の愛作戦のチョコレートを彼女に手渡しました。
このチョコレート、日本の皆さんにはあまーいチョコでも、イラクの子どもたちには苦い薬に代わってしまいます。おぇーとはいちゃうくらいしんどいし、髪の毛も抜けちゃうわけです。でもサブリーンには、日本からおいしいチョコも届けました。
思わずにっこり。やっぱり自分が役に立っているていうことがうれしかったみたい。
僕たちもサブリーンがいるから、がんばっているんだ。
でも、一人のイラクのがんの子どもがちょっとしたきっかけで日本のみんなから応援されているってこれはすごいことだと思うし、きっと励みになってほしい。コーランには次のような言葉があるそうです。

一人の子どもを助けるものは、すべての人を救う人である。一人の子どもを殺すものは、すべての人を殺す人である

kiruto
さて話はそれてしまったのですが、このタペストリーどこかで見覚えが!
札幌のひとたちが作ってくれたものでしょうか?


ベルギー、劣化ウラン弾禁止へ

ベルギー、劣化ウラン弾禁止へ
――地雷、クラスター爆弾に続いて世界初――

[転送・転載歓迎。重複受信される方、ご容赦ください]

2007年3月18日

皆さま

 2007年3月7日、ベルギー議会の国防委員会
で、「劣化ウラン弾禁止法案」が、全会一致で可決されました。
 これは、通常兵器システムの範疇に入れられている劣化ウラン
弾、および劣化ウランを用いた装甲の、ベルギーの領土内におけ
る製造、使用、貯蔵、売買、入手、供給、移送を、「予防原則」
に基づき禁止するものです。
 間もなく、この委員会の決定は国会審議にかけられ、上院でも
議論されますが、今回の決定が全会一致であったため、今後の審
議は、単に形式的手続きにすぎないとのこと。ベルギーは、対人
地雷、クラスター爆弾に続いて、劣化ウラン弾に関しても、世界
に先駆けて禁止する国となることが確実となったのです。言うま
でもありませんが、ベルギーのこの決定は、文字通り画期的なも
のであり、劣化ウラン兵器の国際的禁止に向けた第一歩が大きく
踏み出されたことを意味します。

***
「ベルギー国防委員会」での駆け引き
 なお、「全会一致」とは言え、投票を避けて欠席した議員もおり、最終段階では可決が危ぶまれる局面もあったようです。今回の法律は、「劣化ウランおよび工業生産された他のいかなるウランにせよ、それらが用いられた砲弾や装甲を全面的に禁止す
る」ものですが、核兵器は対象外であることを明確にするため、”weapons“(兵器)という言葉は削除され、”ammunitions”(砲弾)という言葉が用いられること
になったとこと。{ベルギー北部のクライネ・ブローゲルにあるNATO軍の米空軍基地には核兵器が配備されています。ちなみに、ベルギー上院は2006年4月に、下院は2005年7月に、核軍縮と核不拡散を求める決議を採択し、ヨーロッパに配
備されたアメリカの核兵器の撤去を要求しています。}また、こうした禁止をベルギー政府が国外でも促進するには時間を要するし、他の国々もベルギーにならって後に続くかどうか知りたいと、オランダ語圏の自由民主党が主張したため、この法
律が「ベルギー制定法令書」に記載されても実際の発効は2年後となることが付記されました。つまり、ベルギーが国際社会で孤立することが危惧されたのです。[ベルギーのICBUWメンバーによりますと、「2年後に発効」という条件も、投票直前の各党間での政治的駆け引きの結果のようです。投票前日の6日になって、オランダ語圏の自由民主党が、「閣僚委員会と王室裁決を経て法案を発効させるべき」との修正案―このプロセスを踏むと法案発効には実に10年!はかかるーを出してきて、実質的にこの法律を「無効化」してしまおうとしたため、妥協案として「2年後に発効」との一文が入れられることになった。自由民主党は、審議の中でも、他のNATO諸国との共同歩調を維持したいとの意向を強く示してきていたとのこと。]

■3/17■ シンポジウム「激動する中東と日本の私たち」

JVC主催のシンポジュームに行ってきました。
板垣雄三東大名誉教授、伊勢崎 賢治(東京外国語大学 教授、元日本政府特別顧問)といったゲストに、JVCを退職して現在はフリーの原文次郎さんも登壇。イラクの薬の不足を訴えました。
hara3
人道支援しているだけじゃダメだ!ということでアドボカシーに力を入れたいところ。しかし、中立、独立じゃなければ、人道支援はできない。911以降は日本のNGOと言うだけでイラク戦争に加担する日本政府の手先みたいに思われてしまいますから、そのつど自分たちの考えをしっかりと言っていかなければいけないというアカウンタビリティが要求されています。
 イラク戦争前、NGOがネットワークを組んで、イラク戦争反対に声を出しました。そのひとつの例がNGO非戦ネットでした。「NGO非戦ネット」は、武力によらない紛争解決を求めるNGO有志のネットワークです。紛争や貧困、飢えの問題に取り組む個人や団体がともに行動し、対立を対話に変える努力を積み重ねることで、真の平和創造を目指し、各国のNGOや市民グループと連携するとともに、有事関連法案など日本国内の問題に対しても声を上げていきます。このネットは911以降のNGO業界の大きな現象でした。しかし、4年たった今、残念ながら非戦ネットの活動は、自然消滅してしまったようです。イラクの現場には入れず、平和のための対話もそれほど簡単じゃない。NGOはどうなってしまったのかと言うと、イラク戦争では、日本政府が30億円ほどのお金をNGOに投入。何億円ものお金を瞬時にハンドリングできるNGOと、運営資金集めや組織維持だけで目いっぱいのNGOに分かれてしまったような感があります。それで、もうネットワークどころじゃないというのが、
今のNGO業界なのかもしれません。イラク戦争をきっかけに大きく変わったことは確かです。JIM−NETはと言うと、組織維持の負担をできるだけ軽減してプロジェクト主体でやっていこうとネットワークで活動している所以です。やっぱり、歪んだ構造を変えていこうとするなら、本気になってネットワークを作っていかないといけないなと改めて思いました。イラク戦争から4年、いろいろ考えてしましますね。

物販
物販コーナーパレスチナの石鹸を売っていました。パレスチナのおばさんがベツレヘムで一生懸命石鹸つくりをしている写真がありました。リアルです。

原シンポ2
資金集めだって、イラクの子どもたちの命の重さを感じてもらう工夫が!

「PICK UP NAGANO!」でチョコ募金

 今年の「限りなき義理の愛作戦 2007」は、JIM-NETの
事務局のある松本でも絵画展や講演会をはじめ、スタッフが
チョコを詰めている作業の一端などがいくつものメディアで紹介
されました。今日はその中のひとつ、ラジオはFM長野の
「ラジケーションスタイル」のことを書きたいと思います。
 2月21日夕方の「PICK UP NAGANO!」のコーナーで事務局長の
佐藤がお話させていただきました。パーソナリティは小林新さんと、
ちのみえこさん。放送後リスナーの方から寄せられたメッセージ
をいくつかご紹介します。リスナーの皆さん、心温まるメッセージを
ありがとうございます。(事務局)


♦今、イラクの子供達の話がありましたが、以前“Mウイング”
(松本市)で絵画展があった時、行って来ました。その時チョコ
レートも買って来て、家族とイラクの子供達の話をしながら食べ
ました。その時のチョコレートの入っていた絵本が、今手元にあり
ますが、サルマン君の『はなぢがでたよ』です。

♦先ほどのイラクの子供達の話を聞いて 涙が出てしまいました
私達家族は日本に生まれ子供達にも何不十なく生活出来ている事
本当に幸せに思います。私の子供より小さい子供が 辛い思い
をして生活している事 とても悲しいです 今の私はチョコを購入
する事ぐらいしかできませんチョコ 是非頂きたいです。

♦昨年、上田と長野で、ジムネットさんの協力も得て、イラクの
子どもたちの描いた絵画展を開催しました。多くの皆さんに来場
していただけました。イラクに行くことはできないので、ここ長野
から自分に出来ることをして、彼らの笑顔を守れたらと思います。

♦今日 イラクの子供達が書いた絵と チョコレートが届きました。
3人の子供の絵が入っていて 子供達の写真も入っていました。
写真の横には子供達の今の生活の書いてありました
戦争で学校さえ行かれず 幼い小さな身体が傷つけられ でも
たくましく 心優しい子供達の言葉が書いてあり 私は胸が潰される
思いでした 何不自由なく生活し勉強勉強の競争の日本の子供達には
こんなに優しい気持ちを持っている子供がどの位いるかなって考えて
しまいました もちろん大人の私も…とても細やかな募金ではありますが
どうか一人でも多くの子供達が助かりますように祈ります。

「チョコで救え、イラクの子 伊藤忠版」

限りなき義理の愛大作戦「バレンタインデー」編では本当に多くの皆様からの協力がありました。チョコレートガなくなってしまい皆様にはご迷惑をおかけしましたが、募金だけでもと伊藤忠の社員有志の方が取り組んでくださいました。
ウメ吉さまからメールをいただきましたのでぜひこの場で紹介させてください。
 

 −それはうちのパパが勤める会社で、「会社の社会
   貢献」の話し合いが持たれたのが、そもそもの
   始まりだったらしい。
  −うちのパパが「このチョコを買おうとしたが、
   既に売り切れだった。伊藤忠で何か応援しよう」と
   話したところ、会社のご意見番(どうも、偉い人
   らしい)が、「チョコが売り切れなら、募金すれば
   良いんじゃないか」「まず、君がやるんだ!」と
   大胆な発言。
  −パパは家に戻って、頭抱えてた。
  −でも結局社員有志が集まってくれ、更に家でノンビリ
   していた私(犬のぬいぐるみ:うめ吉)も動員され、
   お昼に募金活動をしました。二日間。
   僕も「チョコで救え、イラクの子」という看板を
   持たされた。本当は「人は募金で磨かれる!」という
   看板が良かったのに...
  −でも、結局二日で17万円も集まったんだよ!
   会長さんも社長さんもたくさん募金してくれた。
  −パパの会社は、中近東の皆様には随分お世話になって
   いるとの事。少しでも、病気で苦しむ子供達が救えれ
   ばいいね。
  −現地での活動本当に大変と思います。お体気を
   つけてくださいね。      (ウメ吉記す)

梅吉













伊藤忠1
伊藤忠2

クウェートでイラクの復興医療会議

3月2日、クウェートでイラクの第一回医療復興会議が開催されました。
しかし、肝心のイラクドクターのスピーカーのビザが下りてなくて、1000人くらいのドクターが来るはずだったのが、バスラから3名のドクターのビザが下りただけです。結局、オープニングも2時間遅れの10時30分。しかし、10時30分になってもほとんど誰も来ません。
ようやく12時になってアメリカやイギリスのスピーカーのドクターが到着。
一体どうなっているの?
 「実はホテルから送迎バスのドライバーがインド人で、英語も、アラビア語も話せなくて、道がわからず到着が遅れました」とのこと。
イラク人ドクターたちは、「クウェートでこんな会議はもうしたくない」とぶーぶー文句を言っていました。それもわかりますね。
会議2
会議1
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「チョコ募金」は、2006年から毎年おこなっている冬季限定の募金キャンペーンです。 一口550円の募金をしてくださった方へ六花亭の美味しくてかわいいチョコレートをプレゼントしています。募金は以下の活動に使われます。
イラクの小児がん医療支援/シリア難民・イラク国内避難民支援/福島の子どもたちを放射能から守る活動
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