JIM-NETスタッフblog

JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)では、
イラクの小児がん医療支援、イラク国内避難民・シリア難民支援、福島の子どもたちを放射能から守る活動を行っています。

2016年01月

【2016チョコ募金】すべての受付を終了しました

【2016チョコ募金】すべての受付を終了しました
チョコ募金の電話受付を含む、すべての受付を27日13時で終了しました。
今回もたくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。
チョコ缶柄のポストカードのお申し込みは受け付けておりますので、以下の電話番号にお問い合わせください。
電話受付・お問い合わせ:03-3209-0051(平日9:00〜17:00)
なお、2月にチョコ募金のできるイベントもございます。下記をご参照下さい。
http://jim-net.org/choco/shop.php#bkn-event

IMG_8276

ポインセチアを描いた少女・ナブラスが亡くなりました

今年のチョコ募金のポインセチアを描いてくれたナブラスが2016年1月15日、入院中のドホークの病院で亡くなりました。

a-3_缶ポインセチアナブラス

ナブラスのポインセチアの絵です。
綺麗なはっきりとした線で描かれています。チョコ缶の青い背景によく映えています。
知的で凛としたナブラスの姿そのもののように感じます。

元気な頃のナブラスを動画で紹介します。

元気だった頃のナブラス
https://www.youtube.com/watch?v=0PBzBkUqA3o
この時撮影した写真はエリコ通信社のカレンダーにも使われました。
3月のページで元気に微笑んでいます。
DSC08115IMG_8246

ポインセチアを書くナブラス
https://www.youtube.com/watch?v=9vjXKAIO-Xc
一年前のナブラスの動画です。
ドホークのモールで売っていたポインセチアを買っていって、ナブラスに書いてもらっているところです。
DSC03091DSC03105

今年の初めにナブラスを訪ねた時の動画
https://www.youtube.com/watch?v=XSh0g_t3iAo
この頃はかなり衰弱していました。
ナブラス3


12月31日の佐藤事務局長のFacebookの投稿より
***
今年のチョコ募金、テーマは「いのちの花」物語のあるチョコレート。
昨年はチョコ缶を描いてくれた子、4人のうち2人が死んだ。
もし、僕に物語がかけるのなら、原稿を書き直してハッピーエンドにする。
ヤジッド教徒のナブラス。昨年の8月にシンジャールから逃げてきた。
ドホークの病院でであった子だ。ハンケの難民キャンプには入らずに建築中の建物で暮らしている。
ちょうど一年前彼女には、モールで買ったポインセチアを描いてもらった。
昨日電話すると母親が出てきた。「いつでも歓迎します」という。
あいにくの雨で、ナブラスの家の周りはぬかるみになっていた。
普通の車では入れないので、4駆のピックアップで迎えに来てもらう。
薄暗いナブラスの部屋に入ると、彼女は憔悴して寝ていたのだ。
医者は、イラクでは手術が難しいという。父は海外での手術の支援をしてくれないかといってきた。
CTの写真を鎌田に見てもらう。がんが転移して助かる見込みはない。見ていてつらい。
「元気になって、シンジャールに戻ったら何をしたい」
彼女は、「学校に行って、勉強したい」と小さな声で答えてくれた。
彼女が描いてくれた絵を使ったチョコ缶をプレゼントする。
ナブラスはおなかが減っているのか、缶を開けると、3粒ほど食べた。
***
最後までナブラスは懸命に生きました。
安らかにお眠りください。
ありがとう。ナブラス。
チョコ柄はがきポインセチア

(2/1〜2/6)Amal for Peace展〜こんな時代だから、中東のアート/文化から平和の意味を考える〜(京橋)

2/1(月)から2/6(土)まで京橋のギャラリーモーツアルトでAmal Falestini(パレスチナ・アマル)さん、
PEACE ONさんの主催、JIM-NET共催によりイベントを開催します。
会場ではチョコ募金ができます。ラスト・カフィーヤ&イラク現代アートの展示販売もあります。
2/3(水)はトークライブ、2/5(木)にはギター弾き語りLIVEを予定しています!
ご都合つきましたら、ぜひご参加ください。

■□ Amal for Peace展 ■□■
 〜こんな時代だから、中東のアート/文化から平和の意味を考える〜


期間:2016.2/1(月)〜6(土)
   11:00-19:00(最終日17:00)*初日は13:00より
  ラスト・カフィーヤ&イラク現代アート 展示販売
  *JIM-NETのチョコ募金もできます!
場所:ギャラリーモーツアルト
  東京都中央区京橋1-6-14 YKビル1F 
  http://g-mozart.jp/

■イベント:(各17:00-19:00 入場無料)※カンパのご協力をお願いいたします。
 2/1(月)Opening Party(食事・ドリンク持込歓迎)
 2/3(水) トークライブ 北村[Amal Falestini]・相沢恭行[PEACE ON]
             ゲスト:佐藤真紀 [JIM-NET事務局長]
 2/5 (金) ❝Yatch(相沢恭行)❞ ギター弾き語りLIVE

主催:Amal Falestini(パレスチナ・アマル)、PEACE ON
共催:JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)

京橋モーツァルト

1/23(土)「イラク・シリアで生きる子どもたち」平和まであとどれくらい?(香川)

1月23日には香川県ユニセフ協会さんと共催でイベントを開催します。
会場では写真展同時開催します。会場でチョコ募金もできます!
是非ご参加ください!

「イラク・シリアで生きる子どもたち」平和まであとどれくらい?

JIM-NETでイラクとシリア難民の医療支援を行ってきた佐藤真紀が、現地の最前線を報告します。
毎年恒例のチョコ募金、今年は4人の女の子にフォーカスし、彼女らの毎日をご紹介。
会場では写真展も開催いたします。

日時:1月23日(土)14:00〜16:30
会場:アイパル香川 3階第2会議室
(高松市番町1-11-63 地図 TEL087-837-5908)

出演:佐藤真紀(JIM-NET事務局長)※会場で写真展同時開催
共催:香川県ユニセフ協会/日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)
連絡先:087-813-0772(香川県ユニセフ協会)

香川のコピー-2

1/22日(金)湾岸戦争から25年 イラク・シリア 平和のためにできること(広島)

1/22(金)に広島でイベントを開催します。
「NO DU 広島での取り組み」を森瀧春子さん、「湾岸戦争で体験したこと」を山口実さんが講演、
そしてJIM-NETの事務局長・佐藤からイラク現地報告をします。
また同時開催「イラク がんと闘う子どもたち 写真と絵画展」も予定しております。
お近くの方はぜひご参加下さい!

湾岸戦争から25年 イラク・シリア 平和のためにできること

1991 年 1 月 17 日、湾岸戦争が勃発。 お金だけでは感謝されない、国際貢献の在り方が問われました。
自衛隊の海外派兵が検討され始めたのもこの時。そして史上初、劣化ウラン弾が使用されたのです。
イラクに課された経済制裁で、がんの治療が不十分にしかできず、小児がんの子どもたちが死んでいく。
2003 年のイラク戦争は、一体何だったのでしょうか。
今、破たん国家になってしまったイラクには、「イスラム国」がはびこり、難民たちが今日も暮らしています。
湾岸戦争から 25 年後の今年、安保法制が施行される今、もう一度、私たち日本にできる国際貢献をいっしょに考えてみませんか。

日時:1月22日(金)18:30〜20:30
内容:NO DU 広島での取り組み:森瀧春子
湾岸戦争で体験したこと:山口実
イラク現地報告:佐藤真紀
場所: 広島市まちづくり市民交流プラザ北棟6階 マルチメディアスタジオ
(広島市中区袋町6-36 市電「袋町小学校」駅下車すぐ) (地図
参加費: 500円
共催:日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)、NO DU ヒロシマ・プロジェクト
問い合わせ: 080-3278-8713

※同時開催「イラク がんと闘う子どもたち 写真と絵画展」
1/17〜1/22合人社ひと・まちプラザ1Fロビーにて

広島

1/26(火)コンサートとイラク現地報告(京都)

JIM-NET事務局長の佐藤とPEACE ON 主宰でシンガーソングライターの
相沢恭行さんが京都でコンサートとイラク現地報告会のイベントを開きます。
お近くの方はぜひお越しください。

バレンタインデー
歌とチョコで イラク・シリアの
「子どもたちに愛を!」

♪コンサートとイラク現地報告

1.26(火)19:00-21:00
会場:Cafe Phalam / カフェパラン
住所 京都市中京区西ノ京北聖町 24 新二条ビル 1F 075-496-4843
   http://www.phalam.jp/
*入場無料、ワンドリンクの注文をお願いします。
 会場カンパ歓迎、お食事もオーダー可能

出演:佐藤真紀(JIM-NET 事務局長)
   相沢恭行(PEACE ON 主宰/シンガーソングライター)
販売物:JIM-NET バレンタインチョコ
   (利益はイラクのがんの子どもたち支援へ)
    PEACE ON 所蔵のイラク現代アート作品&アラブ民芸品   (利益は文化交流活動資金に)

佐藤真紀(MAKI SATO)
ブリヂストンで研究員として勤務中1994年、イエメンに青年海外協力隊員として赴任するが内戦に巻き込まれドイツ軍に救出される。その後、シリア、パレスチナで活動 イラク戦争後、鎌田實医師らとJIM-NETを立ち上げる

相沢恭行(YATCH)Aizawa Yasuyuki
1971年 宮城県気仙沼市に生まれる。
1990〜96年 バンド「吟遊詩人」の歌&ギターを担当し東京のライブハウスを中心に関西方面ツアーまで精力的にライブ活動。
2003年 イラク戦争での反戦運動「人間の盾」への参加を機にイラク支援& 文化交流の会「PEACE ON」を設立。現在は 京都を拠点に活動中。

共催:日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)  
   http://jim-net.org/
   PEACE ON http://npopeaceon.org/
お問合せ:相沢:090-3973-9594 yatch@npopeaceon.org

京都

【メディア掲載・毎日新聞】『イラク難民キャンプでの年越し』

【メディア掲載・毎日新聞】
鎌田代表の連載記事が掲載されました。ぜひご覧ください!

毎日新聞2016年1月13日 東京朝刊
http://mainichi.jp/articles/20160113/ddm/013/070/005000c

**********************************
『イラク難民キャンプでの年越し』

 年末年始、イラクの難民キャンプを訪ねた。その一つ、北部イラクのアークレイ難民キャンプにはシリアからの難民約1200人が暮らす。そこに、白血病の少女ローリンさん(15)と父親ファーテルさん(58)ら一家がいた。

 ローリンさんは、シリアの首都ダマスカスで治療を受けていたが、戦闘の激化で、2013年の夏に国境を越えてイラクにやって来た。昨年2月には腸炎を起こして瀕死(ひんし)の状態になった。心配していたが、大腸ファイバースコープの画像に病変は認められず、とりあえずほっとした。

 父親は電気技師だったが、イラクで仕事がなく、日雇いの仕事を探す毎日。薬を買うお金もなかった。ぼくたち日本イラク医療支援ネットワーク(JIM−NET)に支援を求めたときは、不審者と間違われるような身なりだった。娘を助けたい一心だった。

 ぼくたちは、ローリンさんの医療支援とともに、父親の仕事探しが急務と考えた。そこで、夏には日本からかき氷の機械を持参し、キャンプ内でかき氷を無料で振る舞う業務を彼に委託した。夏は40度を超えるため、かき氷は子どもたちに大好評。ファーテルさんも一躍人気者になった。

 JIM−NETのスタッフは、冬にもできる仕事はないか考えた。アルビルのダウンタウンでは、夜になると屋台が出て、シャルガモというカブのスープを売っている。これだ、と思った。さっそく屋台を1台作り、ファーテルさんに話を持ちかけた。「おれたちシリア人はカブのスープはあまり飲まない。やるならフールというソラマメだ」と、やる気を見せた。

 ぼくたちがお金を出し、週1回、キャンプ内で屋台を開き、難民の人たちに無料で食べてもらうことになった。そして、それ以外の日は、難民キャンプの外なら、この屋台で自由に商売していいことにした。ただ、アークレイは坂が多い。ガスボンベを積んでいる屋台はかなり重い。「まだ赤字続きだが、客が増えれば何とかなる。希望を持っている」と、かっこいい言葉をくれた。仕事がない状態より、ずっといいのだ。

 JIM−NETでは、2台目の屋台も作製。いずれは10台に増やし、難民たちの自立を支援しようと考えている。

 同時に、農園もつくり、野菜を育てようという計画にも着手した。野菜不足も補って、健康づくりにも役立つ。

 いまイラクでは、ブロッコリーの栽培がホットだ。比較的高値で売れるため、栽培する農家も出てきた。

 国際協力機構(JICA)の専門員が指導するハウス栽培のブロッコリー畑を見に行った。ぼくたちが支援しているダラシャクランの難民キャンプに程近いところで農業をしている青年も連れて行った。彼は社会福祉活動も勉強しており、ぼくたちの活動にも興味を示した。「自分の農地で、難民キャンプの人たちに働いてもらえれば、農業もうまくいくし、難民の雇用にもつながる。一緒にやらないか」と一気に話が盛り上がった。絶望の戦場近くで、あたたかな連鎖が始まっている。

 さて、元日のアークレイ難民キャンプ。ファーテルさんのフールの屋台を開くことになった。あいにくの冷たい雨。砂漠の赤土がぬかるむ。こんな大雨でだれも外には出て来ないだろう。あきらめ半分にそう思っていたら、来るわ、来るわ、子どもたちが駆けだしてきた。

 キャンプ生活は、子どもたちにとって退屈なのだ。競争のようにして集まり、あっという間に屋台の周りを取り囲んだ。ファーテルさんはいかつい顔で、「並べ」「並べ」と怒鳴りながら、子どもたちにフールを配っていく。ローリンさんも、お父さんを助けて、大騒ぎしている子どもたちを並ばせ、平等に豆を配った。小さな子を優先したりするところは、彼女の優しさだ。病気をして苦労しているから、人に優しいのだろう。

 白血病を患いながら、難民となった少女と、必死に一家を支えようとする父親。抱える現状は厳しいが、働くことが希望につながっている。大量に用意したソラマメはあっという間に無くなって、違う種類の豆も品切れ状態だ。

 子どもたちの後について、大人たちもなつかしそうに集まってきた。「一年のスタートの日に、こんなあたたかなイベントをやってくれてうれしい。こんなに子どもたちが喜んでいるのは久しぶりだ。おれたちは雨にも、IS(過激派組織『イスラム国』)にも、負けない。ハッピー・ニュー・イヤー」

 ある難民が声をかけてきた。目頭が熱くなった。新しい年を希望の年に変えていきたい。いい正月だった。チョコ募金を、応援してほしい。(医師・作家、題字も)=次回は27日に掲載します。

ドホークのJIN病院へ薬を届けました

 ドホークのJIN病院から急きょ抗がん剤の支援依頼があり、6MPという薬をアルビルで購入し、届けました。
今回2000ドルの予算で133箱を購入することができました。ご支援くださりありがとうございます。
 もともとドホークのがん病院は今年のチョコ缶を書いてくれたナブラスもこの病院に通っております。昨年の4月、病院で抗がん剤治療を受けていたころのナブラス。主治医のアブドルラハマン医師によると、抗がん剤は効かず、痛み止めと、睡眠薬を処方しているとのことでした。
チョコ募金、ナブラスが頑張って絵を描いてくれたので、こうやって病院に薬を届けることができます。ナブラス、ありがとう。

イラク小児がん支援
イラク小児がん支援イラク小児がん支援
記事検索
支援のお願い
イラク小児がん支援・シリア難民支援・福島の子どもたちを放射能から守る活動にご支援をよろしくお願い致します。
郵便振替口座 00540-2-94945
口座名:日本イラク医療ネット
クレジットカードでも募金できます。
クレジット募金
アーカイブ
JIM-NETとは。
JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)では、イラクの小児がん医療支援、イラク国内避難民・シリア難民支援、福島の子どもたちを放射能から守る活動を行っています。

jim-net-banner




チョコ募金とは。
「チョコ募金」は、2006年から毎年おこなっている冬季限定の募金キャンペーンです。 一口550円の募金をしてくださった方へ六花亭の美味しくてかわいいチョコレートをプレゼントしています。募金は以下の活動に使われます。
イラクの小児がん医療支援/シリア難民・イラク国内避難民支援/福島の子どもたちを放射能から守る活動
Twitter プロフィール
  • ライブドアブログ