今日、多良山系にある小河内谷右俣へ沢登りに行きました。
数週間前にこの谷に入った友人から、谷の途中を新しい林道が横切っている、との話を聞いていたのでそれを自分で確認したかったとの思いもありました。

この谷は小粒ではありますが、私の地元多良山系にあって最も本格的な渓相をしているということで沢登り愛好家には人気があります。

下部にゴルジュがあり、ゴルジュの中に釜と2段の滝があります。


そこを突破し、ほんの少しゴーロを歩くと8mほどの幅広の滝がありこれを登ります。
滝の上には左からこの谷一番の大滝が落ちていて、滝の左にある岩壁を登ります。
ここを登ると登攀的な要素はなくなりますので、大体ここで遡行を打ち切って左手の樹林帯をトラバース気味に登って登山道に出て下山することになります。

下部のゴルジュと上部の大滝の中間あたりに新しい林道が横切っていました。
この辺りにはちょっと奥まったところに、右手からすだれ上の女性的な美しい滝があったのですが、この滝の下半分位の地点に道が出来ています。
ベールに包まれていた美しい滝は、そのベールを剥ぎ取られたようなあられもない姿に変わり果てていました。

でもこの道が地元の方達の生活に貢献するのであれば、それはそれで仕方のないことなのでしょう。


今日は、私達の山の会で一番若い「しんたろ」に全てのリードをしてもらいました。
体力技術ともに申し分なく、その慎重で落ち着いた動きも安心してみていることが出来ました。


この日、帰宅してニュースで関東の方で沢登りの遭難救助中にヘリの墜落事故があり、多数の尊い命が亡くなったことを知りました。
登山者の女性も亡くなられたとのことでしたが、遊びで山に入る私達の不注意で他の人の命を巻き込んでしまうようなことはあってはならないと思います。

ヘリが墜落した原因の究明と沢登りパーティーの遭難の真相などが明らかになり、これから同じようなことがないように私達登山を愛する人たちが一層安全登山を心がけるようにしなければと思います。