私の息子は自衛隊にいます。
今は宮崎県の新田原基地にいます。
今回の東日本大震災は遠隔地と言うこともあり、直接本人が派遣されることはないようですが、それでも待機の毎日だそうです。
手薄になった空や海の守りをしっかりすることも、こんな事態の時はより一層求められるのだと思います。

被災地となった宮城県の松島基地には息子の同期や先輩後輩もたくさんいるはずです。
現地へ飛んで行きたい気持ちで毎日情報を見聞きしていることでしょう。

今回の震災で自衛隊が救出した被災者が16.000人を越えたと言う報道もありました。
普段は彼らの活動はなかなか表に出てこないので、こんな緊急時にしか評価してもらえないのは仕方のないことかもしれません。

昔、当時の吉田首相が防衛大学の卒業式で言ったと言う言葉がありましたので紹介します。

「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。」
(吉田茂 昭和32年2月、防衛大学第1回卒業式にて)

確かにその通りですね。

息子が自衛隊員だからと言って、私は別に思想的には右ではありませんし、ましてや左でもありません。
政治的な決まったスタンスは持っていません。
政策への賛成反対は当然ありますが・・・・

たまたま自分の息子が自衛隊にいて、いろいろな話を一般の方よりも多く聞く事が出来ます。
ほとんど一般には流れない事柄ばかりです。
別に機密とかそんなんじゃなくて、メディアでは扱っていないだけです。
日本の領空の近くに日々どれだけの不審機や身元不明機が飛んできているのか、それに対して日本の自衛隊の航空機がどんな対応を取っているのか、現場は日々どんな緊張感に包まれているのか、
我が子はそんな場所で暮らしています。

F15戦闘機に乗っている息子がいつか言った事がありました。
飛行中に万一トラブルが発生して墜落が免れなくなったとき、そして自分が脱出すれば飛行機が民間の方に影響を与える事が予測された場合は、脱出ではなく機体を民間の方に影響の出ない方向に導くのが自分たちの当然の使命だ、そんな事を言った事があります。

以前、関東で訓練中の戦闘機がトラブルに遭い、住宅地を避けて山中に墜落しパイロットが死亡した事がありました。
まさに使命を全うしたと言うことなのでしょう。

今回の災害で無限責任と言う言葉を見聞きする事があります。
仕事の為に自分の命を差し出すこと、だそうです。

今、災害現場でそんな覚悟で活動している人たちがたくさんいます。
電力会社の人も自衛隊も警察官も消防士も・・・・
彼らが表に出てこないで済む日々が一時も早く来ることを祈ります。

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今日はネットで拾った自衛隊に関する画像を少し紹介させてください。

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*画像はここからいただきました。
 http://mamesoku.com/archives/2415724.html
最後の女性自衛官の画像は今回の災害とは関係ないものと思います。
可愛かったので載せました。