今日も新型ジムニーネタです。
最近、スズキのホームページを見ていて疑問に思う点が1つある。
それは、エスクード。
新型エスクードが出た当時のホームページでは、
前モデルのエスクード2.4がラインナップから
消されていたように記憶しています。
というのも、前エスクードはけっこーお気に入りで、
サイズや排気量、4枚ドア(5ドア)の他、
フレームが、ラダーフレームを一体化した高剛性モノコックボディーであったからだ。
家族使いの四駆としては、なかなか満足できる内容で、
しかも、何と言っても顔が好きだった。(厳密に言うともう少し前の顔)
それが、新型デビューをきっかけに、その姿はホームページから消え、
少しがっかり。
まぁ~確かにいつかは、姿を消すのだから、仕方ないのですが。
それでもって、新型・・・・が、・・・なんかカッコ悪い。
ところが最近、スズキのホームページを見たら、
前モデルのエスクード2.4と特別仕様車のランドブリーズが、
戻って来てるではありませんか!
スズキ四輪車トップ > ラインアップ
旧型と新型が並んで販売されている。
これは、不思議な現象だと思いませんか。
ホンダあたりだと、旧モデルは生産終了と記載され、
在庫のみの販売はしてたりしますが、
これは、完全に旧モデルも販売している感じ。
何故でしょう・・・?
ここが、新型ジムニーを予想する上で、重要なポイント。(個人的に)
新型ジムニーは絶対ラダーフレーム
あくまでも仮説ですが、
スズキ社内で、
旧モデルを販売せざろう得ない何かが起きている。
旧型はラダーフレームを一体化した高剛性モノコックボディー。
新型は、たぶんモノコックボディー。
たぶん、というのは、ホームページ上にそれが記載されていないから。
ラダーフレームとか、一体型とか。
特殊な構造であれば、かならず記載するはずです。
だから、そっとモノコックボディーにしてしまった。
それが、問題になってしまったのではないか。
新型ジムニーがモノコックフレームを採用したら終わり
どうしても、モノコックボディーじゃなきゃダメなユーザーいるんです。
特に海外では。
その他に考えられることは・・・
新型はハンガリーのマジャールスズキ社で生産されていますが、
そのマジャールスズキ社での生産が
追いつかなくなるトラブルが発生しているとか・・・
まぁ~どちらにしても、
旧型と新型がホームページ上で並ぶという
不思議な現象が発生しているのは事実です。
新型ジムニー、次期モデルチェンジは2017年(海外向け?)
の記事で書きましたが、
英国スズキ販売のボスDale Wyattが語った、
「次世代ジムニーはソフト路線になることはない。」
という言葉は、
次世代ジムニーはラダーフレームです。
と言ってくれたんだと、私は信じています。
フレーム構造はジムニーのユーザーにとって非常に重要です。
モノコックボディーか、ラダーフレームか。
というのも、
モノコックフレームではハードなシーンに耐えられないとされているからです。
モノコックとはフランス語で「1つの貝殻」という意味だそうですが、
骨組みを持たずに、外板を張殻構造(はりがらこうぞう)にしたもの。
モノコックの弱点は、一箇所が崩壊すると、全体の剛性が保てなくなる点です。
卵の殻をイメージしてください。
硬い殻におおわれることで、やわらかな卵は守られていますが、
一箇所、ひびを入れると、いっきにその強度は失い、
女性の手でも簡単に握りつぶすことが出来る程、保護力が低下してしまいます。
クロカン走行の場合、過酷な場面の走破を繰り返されりことで
モノコックボディーに一部にクラックが入り、
その結果、走行不能になっってしまたという話しを
たまに聞くことがあります。
いくら、構造的に剛性がアップしたとしても、
ラダーフレームの強度には勝てません。
そういう理由で、四駆 = ラダーフレーム という常識が定着しています。
あの、ランドローバー ディスカバリーも
DISCOVERY 3では、ラダーフレームとモノコックを複合した
「インテグレーテッド・ボディ・フレーム」という
オフロード性能に耐え得る独自のシャシーが開発されましたが、
現行はなぜかアルミモノコックボディー。
ラダーフレームを持つ4WD車が減っていく今、
ジムニーもエスクードも使命感をもって守り続けてもらいたいものです。
現行はなぜかアルミモノコックボディー。
ラダーフレームを持つ4WD車が減っていく今、
ジムニーもエスクードも使命感をもって守り続けてもらいたいものです。
それでも、新型エスクードの四駆システム"ALL GRIP"は、けっこー良いんですよ。
まぁ~、我々には必要ないけど。(笑
【検証】エスクードは砂浜から抜け出せるのか?【ALLGRIP】