2023年12月20日

地元密着と地域密着の違い

今までの言葉の表現として地元密着スーパーとしてこのブログでの

テーマとする店舗の存在をコンセプトとしてきた。

改めてみれば、よく新聞や業界紙でも書かれている「地域密着のスーパー」

との違いを改めて考えてみることにした。

このブログのタイトルにもなる地元密着スーパーとは

1店舗の存在においてその個店がどれほどまでの特徴を持ちながら

個店としての存在を唯一無二の存在とするお店として

20200102_111650成り立たせることが出来ている単独店のこととなる。

一方での「地域密着スーパー」としての存在とは

簡単に言えば

どこが違うのか?となる。

それは地域密着スーパーとはその地域における地域商圏でのシェアー

を奪取するに当たっての物差しからくる店舗の存在となる。

つまりその地域で25%以上のシェアを奪取するためには

その地域に対しての店舗数が何店舗存在するべきか

を求めるための店舗のあり様となる。

だからその地域にシェアに対して5店舗必要となれば

5店舗での出店に向かってシェア奪取が行われるための店舗となる。

要するにチェーンストアーとは狙い定めた所定の地域に対して

どれだけのドミナントが形成できるかを物差しとしてくる。

いわば地元密着スーパーとは店舗の存在そのものが「目的」で

あるのに対し地域密着スーパーとはその地域を抑え込むための

店舗が手段となっている。だからアメリカなどでのスーパーの出店の

場合、出店地域での出店とシェアが伴なわない場合その地域で11店舗の

出店を試みたが結局は倒産という事例は結構ある。

jimotosuper at 10:32コメント(0) 

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[フードサポート研究所] スーパーマーケット・精肉店のコンサルティング・マーケティング
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