1年以上「公衆無線LANサービス Wi2 300」 を使っていました。
(そのレビュー記事 : 公衆無線LANサービス Wi2 300 に加入。スマホWi-Fi運用で使ってみた。
色々と不便な点はあるけれども、月額 380円 という価格に見合った便利なサービスと思っていた。

しかしながらココ最近、各社 MVNO サービスの競争が熱い状況で、非常に低価格で LTE / 3G の回線を使えるようになっている。
そこにビックカメラが素晴らしいサービスを用意してくれた。
「LTE / 3G の回線」 & 「Wi2 300 の Wi-Fi回線」、両方とも使えて 月額 1,000円以下 という驚異的なプラン。
最近ようやく加入したので、レビューしてみます。

ほぼどこでもつかえる制限付き回線 + 場所が限られる無制限な回線
今回加入したのは 月額 945円の「ミニマムスタートプラン」
データ通信と公衆無線LANが1つのサービスにパックされていて…

  • 日本国内広い範囲で使える docomo の LTE / 3G のデータ通信回線だが、500MB/月 を超えると通信速度制限 200kbps & 366MB/3日で通信規制
  • つながる場所が限定される Wi2 300 の公衆無線LAN回線だが、制限なしに使い放題
この2点をうまく使い分けることで、どこでも快適な通信環境を確保できる、というのが他社 SIM (MVNO サービス) との大きな違い

月額料金を上げることでデータ通信の制限を段階的に解除できるのは、他社 MVNO と同じ。
詳しいサービス内容はオフィシャルなページをご覧あれ。

購入は、ビックカメラ・家電量販店や、Amazon などから

是非ともサービス加入しようと鼻息も荒くビックカメラに足を運ぶ。
(たまたま通勤途中にビッグカメラがあるのです。ラッキー)
さて、どこにあるのかしらー?と、スマートフォン売り場の近くをウロウロしてみるが、なかなか見つからない。
ようやく見つけたのが、↓の代理カードの陳列。
実際のパッケージはカウンターで引き渡すタイプですね。
IIJmio BIC SIMビックカメラで購入

他の家電量販店では「ソフマップ」や「コジマ」でも売っているみたい。(これ書いている時点では)
販売している店舗はIIJのページ↓で確認できる。
BIC SIM取り扱い販売店|BIC SIM powered by IIJ (IIJ)

Amazon など通販でも買えるから、一番おトクな方法で購入しましょう。

スマートフォンに micro SIM カードを入れてみるぞ
購入できた SIM カード、早速スマートフォンに入れてみよう。
IIJmio BIC SIM パッケージ 表 IIJmio BIC SIM パッケージ 裏

パッケージの内容物は、↓こんな感じ。
「START PASS」というカードには、SIM カードに割り振られている電話番号(通話できないけどね)と、登録時に必要な「パスコード」が書かれている(後述)。
IIJmio BIC SIM 内容物 IIJmio BIC SIM 内容物 SIM カード IIJmio BIC SIM 内容物 START PASS カード

  1. まず、micro SIM カードを取り外す。
    説明書をよく読んで、変に折れないように…金属部分に手油がつかないように…と多少緊張しながら「パキッ」と外す。
    IIJmio BIC SIM 説明書 IIJmio BIC SIM micro SIM カード 取り外し IIJmio BIC SIM micro SIM カード 取り外し完了
  2. スマートフォンの電源を切る。
    IIJmio BIC SIM micro SIM 挿入 スマートフォンの電源を切る
  3. スマートフォンの SIM スロットに SIM カードを挿入。
    SIM カードの挿し方・向き・裏表など、スマホによって違うので、スマホの取説で確認を。
    IIJmio BIC SIM micro SIM 挿入
挿入し終わったら、バッテリーなど元に戻してスマホの電源を入れる。
当たり前だけど、何事も無くスマホが起動。

IIJmio のサイトでサインアップ・申し込み
パッケージに入っている「サインアップガイド」の紙を見つつ、↓にアクセス。
IIJmio:IIJmioお申し込
ここで、パッケージに入っていた「START PASS」カードが必要になる
(裏に SIM に割り振られた電話番号や「パスコード」が書かれている)
IIJmio BIC SIM 内容物 START PASS カード

メールアドレスや個人情報を入力。
プラン選択もこのタイミングで行う。
もろもろ入力すると、申し込みが完了。

よしよし、順調順調。

スマートフォンで SIM カードを使えるように設定
最後は、スマートフォンの APN 設定。
スマートフォン(OS・バージョン)によって多少画面が変わってくるけど、だいたい↓の流れになります。

  1. [設定] - [ネットワーク設定] - [モバイルネットワーク] - [アクセスポイント名] を開く
    IIJmio BIC SIM スマートフォン 設定 IIJmio BIC SIM スマートフォン ネットワーク設定 IIJmio BIC SIM スマートフォン モバイルネットワーク設定
  2. ここに予め IIJmio の名前があれば、ソレを選べるのかな?
    無いので、[新しいAPN] を開く。
    IIJmio BIC SIM スマートフォン 新しい APN
  3. [アクセスポイントの編集] 画面で、情報を入力していく。
    情報は、パッケージ内の説明書に書かれています。
    IIJmio BIC SIM スマートフォン アクセスポイントの編集
  4. 入力したら、[アクセスポイント名] 選択の画面に、入力した名前のものが出る。
    コレを選んでおく。
    IIJmio BIC SIM スマートフォン APN 選択
  5. [モバイルネットワーク] の画面で、[データ通信を有効にする] にチェックを入れる。
    しばらくすると、LTE / 3G の電波をつかまえて、アンテナマークが付く。
    IIJmio BIC SIM スマートフォン データ通信を有効にする
よし!
これで、設定は完了!

おっと、Wi2 の登録もしなきゃ!
これもパッケージ内の説明書に沿って、Wi2 の登録用サイトにアクセスして登録を行う。
ここでは、SIM カードが付いていたカードの裏に書かれている情報が必要になる。
IIJmio BIC SIM Wi2 登録の説明書

すでに Wi2 サービスを利用している時の注意
前述のとおり、もともと「公衆無線LANサービス Wi2 300」のサービスを使っていた。
これは後々解約するのだけれど、この登録・設定をやっていると時にはまだ加入中。
で、Wi2 に登録し終わって、BIG SIM 用の Wi2 アカウントで設定をしている時、↓のような警告が出た。
MAC アドレス 登録が重複してますよ というのだ。
Wi2 - MAC アドレス登録

Wi2 では、接続するモバイル機器の MAC アドレスを5つまで登録できる。
なのでこの警告は、2つの Wi2 アカウントで、1つの MAC アドレスを重複して登録できない ということだね。
今まで使っていた Wi2 アカウントで MAC アドレス登録をすべて消してから、BIG SIM 用の Wi2 アカウントで登録しなおしました。
ここは想定していなかった部分。画面を見ればわかるのだけど、1つのポイントだ。

ちなみに、通常の Wi2 サービスと、BIC SIM の wi2、使えるサービスとしても多少の違いがある。
細かくはまだわかっていないのだけれど、Wi2 の「マイページ」というアカウント管理画面では、↓のような違い(赤枠のところ)。
← 通常の wi2 | BIC SIM の Wi2 →
Wi2 - 通常のマイページ Wi2 - IIJmio BIC SIM でのマイページ

500MB のクーポン利用・設定は、IIJ のアプリを
さてもろもろの設定が終わったので、後は使うのみ!
日々の運用でのお話だ。

SIM でのテータ通信には 500MB ぶんの通信料が月額に含まれているのだけれど(クーポンと呼ぶ)、コレの使う・使わないがスマホ上で選択できる。

  • クーポン:OFF では、200kbps の低速通信
  • クーポン:ON では、500MB/月 までは LTE の高速通信
この ON/OFF の操作は、スマホ上のアプリで行う。
IIJ 提供の純正アプリで、残りの通信クーポン量や、過去数日の通信料などもここで確認できる。
IIJmioクーポンスイッチ (Google Play)
ON/OFF の切り替えはあまり頻繁にやるのはよろしくないようなので、変更したら数分待ったほうがいいみたい。
IIJmio BIC SIM 完了

純正アプリ以外にも個人開発の「まいみお!」ってのがあって、純正アプリよりも細かい過去履歴が見られたりする。
まいみお! (Google Play)

使ってます。いいですね。やっぱり。
しばらく使ってみて、やっぱり常時接続という安心感があります。
電車での移動中でも通信できるって、こんなにも便利なんですね。
それと、けっこう Wi2 の Wi-Fi も捕まえられるので、適材適所で通信を切り替えることで、遅さへのストレスや、つながらないことへのストレスが軽減される。
ここは BIG SIM の最大のメリットかと思います。
Wi2 300 のサービスから 565円/月 アップでこれだけのことができるのあれば、充分納得できる料金だしね

SIM データ通信と、Wi2 の Wi-Fi との切り替えは
SIM データ通信と Wi2 の公衆無線LANとの切り替えは、[設定] 画面を降りていくのが面倒だから、「Power Toggles」 というアプリ・ウィジェットをホーム画面に置いてます。
色々な機能の ON/OFF 操作パネルを置けるウィジェットです。
Power Toggles (Google Play)

Android スマートフォンは色々とカスタマイズできるのが売りなので、この切り替え方法は自分の使い方・環境にあったアプリやウィジェットを探すのがいいと思う。
時間帯や場所によって切り替えを自動化するってのもいいかも。

セルスタンバイ問題には SMS 対応版 SIM を!

MVNO の SIM カード利用で問題になるのが、「セルスタンバイ」の無駄なバッテリー消費。
Android の電池情報を見ると、「セルスタンバイ」なるものが電力を異常に消費している、という現象だ。何もしていないのに、だ。
幸い?私の環境・スマホではこの「セルスタ問題」は起こっていない。
そう、どうやら環境によってしまうらしい。

これを改善するために「SMS 対応の SIM カード」を使う、という方法がある。
BIG SIM でも SMS 対応カードの販売が始まったようなので、もし「セルスタ問題」が心配な場合は、こちらを購入しよう。
IIJ BIC SIMウェルカムパック SMS対応 マイクロSIM 【ビックカメラグループオリジナル】

SMSオプション料金:147円 が月額で加算されるけど、バッテリー残量はスマホのカナメ。
バッテリー残量でイライラするくらいなら、147円/月など安いものだ。

私は、SMS 対応版が出る直前に BIG SIM を買ってしまった…
ううん、慰めの言葉は要らないよ… (´;ω;`)ウッ

■ 追記@2013/11/18:音声通話もできる SIM 爆誕!
データ通信だけじゃなく、音声通話もできる SIM が誕生しましたね。
↓そのプレスリリース文と、サービスのページ。

もう月々6千円とか7千円とか払わなくてもいい時代が来ました。 ドコモの回線を使うことになるので、ドコモのスマートフォンを手に入れればOK。もう高い通信費とはサヨナラ。
んでも、対応機種の確認や、中古でスマホを買うときには通信規制・ロックがかかっていないかの確認が必要。
なので、「面倒くさいことはワカラン」という人にはまだちょっと早いかもしれないけど、いわゆる「情強」と呼ばれる人達が飛びつくサービスであるのは間違いない。
これで更に SIM サービス:MVNO の各社競争が激化してくれれば、消費者としてはより低価格でより高品質なサービスを受けられるだろう。
よしよし、もっと熱くなれ!MVNO!

■ 追記@2014/4/20:BIC SIMからWi2のサービスが消えるよ
使い始めて約半年で悪いニュースです。
BIC SIM に 「オマケ・特典」 として付いていた Wi2 300 のサービスが終了するそうで、その結果 BIC SIM は 「ただのSIMカード」 になる。
参照 : Wi2 300「プレミアムエリアお試しキャンペーン」の終了について (Wi2)

2011年6月より「Wi2 300月額定額プラン」のお客様にご提供しておりました、「プレミアムエリアお試しキャンペーン」につきまして、現状の定額サービスでのご提供を2014年9月末日をもちまして終了させていただきます。
また、新規のお客様へのキャンペーン適用は2014年3月末日にて受付を終了させていただきます。

ということで、BIC SIM を選ぶことに「ウマ味」が無くなりました。
他の MVNO サービスでいいだろう、ということに。
スマートフォンの課金ビジネスはまだまだ変化するだろうから、いち消費者としては情勢をキチンと見極めて、適切な・料金に見合ったサービスを受けられるよう、気を付けないとね〜。

■ 追記@2014/10/3:「Wi2premium」と「Wi2premium_club」、接続不可に
はい、予告通り、2014/10/1 から Wi2 での接続ができなくなりました。(厳密には 10/2 から)
んでも、BIC SIM の土台である IIJmio のサービスが月間通信量 1G → 2G にアップしているので、そこを落とし所として使い続けるしかないかな。

格安SIMフリーはじめてガイド (アスキームック)
格安SIMフリーはじめてガイド (アスキームック)