天使と悪魔1
天使と悪魔の真理―イルミナティ対キリスト教


テレビでよくやる映画のCMに、映画館から出て来た観客が「モーサイコー」「泣けました」などとほめちぎる宣伝を観て、いつも「この大嘘つきめが!」と呟いてました。大嘘CMに釣られて観に行って何度ほぞを噛んだことか!

今回の天使と悪魔でも「前作より面白かった」「ハラハラドキドキの展開」「もうあと二回は観たい」とかCMやってるしぃ、信用もしてなかったけど
これは

看板に偽りなし!

素直に面白かったです。
前作ダヴィンチコードよりエンターティメント

に徹していた。
そして何よりも分かりやすかった。

よろしかったら応援などを

原作を読んでいなくても十分ストーリも分かるし、謎を解くと云うより、むしろアクション映画のような雰囲気だった。

しかしトムハンクスがスーパヒーロのように戦うわけでもないんだけど、映画としてはアクションミステリーのような出来です。それに何よりも、難しい話を見事に割愛してしまったのも好かったのではないでしょうか。

前作で大変な暗号を解いてしまったラングドンに、ヴァチカンが助けを求める所から始まるんだけど、何だか難解な話やうんちくが一杯出てくる。

芸術家ベルニーニを始めとして、ヴァチカンの有名寺院(としか分からない)
それに有名なイルミナティにフリーメーソン。ガリレオの名前もあったしぃ。
それに
教皇を警護するのはスイス衛兵隊で、警察業務は別の所と職務権限が錯綜していて縄張り争いらしきモノもあるというのも勉強になったしぃ。

あ、そうそう教皇選挙のことを「コンクラーベ」と言うらしいけど、この辺りはどうしても「根比べ」と脳内変換してしまったのはオイラだけでしょうか。

しかもいきなり反物質の実験から始まり、その反物質が何者かに盗まれてしまうと言う奇想天外なスタートするからますますアクション映画っぽくなるのです。そのうえ、四人の枢機卿が誘拐され一人ずつ処刑され、最終的にはヴァチカンが反物質によって大爆発される。その手がかりはイルミナティ啓示の道という詩なのです。

その謎を解くラングドン(漢字変換すると何故か乱愚鈍)
スーパヒーロのお相手は美女と決まってるが、このお約束も見事に踏襲してる。
それにヴァチカン警察に何故かスピードワゴンの井戸田がいるしぃ。
離婚して神に目覚めたのでしょうか。

とは云うものの、四人の枢機卿のうち三人までは時間が間に合わず死亡。最後の一人だけが危ういところで救出される。この辺りからやっと反撃に出る乱愚鈍です。

でもなあ、おいらラスボスと云うか犯人の見立ては始めから付いてたけどなあ。
あれだけ、カメルレンゴカメルレンゴとやってたら誰でも分かるしぃ。
アノ名前最後までカメレオンだと思ってたしぃ。

だけど動機が分からなかった。
それにオレの

見立て違い?!

と最後の最後まで惑わし続けた演出がよかったのかも。
この最後の最後でやっとタイトルの「天使と悪魔」の意味が理解できたのも納得でした。