高野山町石道を登って高野山にお詣りしました。

高野山町石道って


なんですのん?


とリズムとる人の為に

高野町石道は九度山町慈尊院(180町)から高野山大門、根本大堂(1町)まで20数劼傍擇峭睫郢撹住夏擦如△修瞭始脇には1町毎(約109m)の石塔卒塔婆が建てられている。何でも当初(平安時代)は木製卒塔婆だったのがその後20年くらいかけて現在の石塔になったらしい。
そしてこの道を弘法大師は母親の住む慈尊院まで月に九度通ったので九度山と言うんだって、これ豆知識な。

その南海高野線九度山駅に着いたのが午前8時30分。
えき


来年の大河にもなる真田幸村の住んでいた真田庵で真田昌幸のお墓にお参りし慈尊院に到着。旅の無事を祈り180町石から出発したのが9時頃。これから180町から1町までカウントダウンしながら歩くのだ。四国八十八カ所の遍路ころがしも歩いたので歩くのはちょっと自信があるのです。

さなだあん

じそんいん






180町石

ずんずん登ってしんどくなった頃最初の展望台。
景色1


このはなは

まだこの頃は野に咲く花を愛でる余裕もあったのです。




この辺りの道はまだ快適。
みち1

どんどん険しくきつくなる!
みち2

二つ鳥居の先には丹生都比売神社があるのだけど、時間の都合もあり回り道になるので今回泣く泣くパスすることに。ここからお詣りしておきます。

二つ鳥居

白蛇の岩。その昔丹生都比売神社に参る僧が、この岩の隙間に入り込んだ蛇を杖でつついた。その帰り、白い大蛇がこの岩の木に巻き付いて待ち構えていた。僧はおのれの非を悟り、再び丹生都比売神社に詣り非をわびて戻ると大蛇は消えていた。それ以来この岩で白蛇の姿を見ると「幸せになれる」というのです。

白蛇の岩7

でもって
必死に岩を探したけど白蛇はいなかった・・・・・。


幸せになりたぁぁい







途中人の声がすると思ったらカートが走ってる。
何とゴルフ場だ!
なんだかカート道みたいな道をあるくあるく。ゴルフコースとかなり平行して歩くのです。そういえばロストボールがおちている・・・。


おっそろし!!






あれ?
96町石だ。
いつのまにか百町をきっていたのだ。あなうれしや〜。

96町


こんな小さな可愛いお地蔵様が
見守り地蔵
見守り地蔵さまです。


ふうふう云いながらしばらく歩くと国道に出た。
矢立という所。
ここで町石道はいったん途切れる。


矢立茶店
でもって矢立の茶店で休憩。やっと座れるやれやれです。
この茶店の名物やきもちを食べる。
って言うか
やきもちしかないのです。
冷たいお茶は飲み放題、茶店のおばさんも深切な方でした。


此処から高野山大門まで約2時間とか。
帰りの特急は17時5分。何とか間に合いそうだけど・・・。
出発は13時50分ごろ。



遍路道シール発見。
へんろみち
へんろ道保存協力会の今は亡き宮崎建樹さんを思い出す。
宮崎さんは四国八十八カ所を大切にし、へんろ道の復旧整備に尽力された方です。
当時私も少しはお手伝いさせた頂いたけど、立派な方でした。







この本にもずいぶんお世話になった。
四国遍路本2




それにしてもここから大門まで約2時間というのも腑に落ちない。
矢立は60町である。ここまで120町も歩いたのだ。
あと60町はわずかだと思っていたが、これがとんでもない思い上がりだった。
高野町石道を







なめたらアカンで!


ここからは急坂に次ぐ急坂
まさに胸突き八丁の連続である。
それに高野山に登る国道と平行しているようで時々車やバイクの音が聞こえる。
国道はここよりきっと楽な道なんだろうなとスネながら登る登る。







ゼイゼイ云いながらも袈裟かけ石まできた。
弘法大師がこの岩に袈裟をかけたという石だ。
ここから高野山の結界とある。
この先途中でおしっこもできないのである。
袈裟かけ石









その次は押し上げ石
弘法大師のお母さんが高野山の結界を超えて入山しようとしたところ、激しい雷雨が火の雨となって降ってきた。そこで弘法大師はこの岩を持ち上げて母を護ったのだ。
という講釈もほとんど上の空。
それよりも足が痛い。座りたいが一度座るともう立ち上がれないかも知れないので立ったまま休憩の連続。
押し上げ石




















倒木みち
倒木が何本も道をふさぐ。
よっこらしょと乗り越える度に足も心も折れそうになる。







クマ出没注意
こんなおどろおどろしい看板まで登場
でも疲れていて余り気が回らない。
クマよりもゴルフのOBボールのほうが怖かった・・・。
くま1







そういえば初めの頃
こんな標識もあったな
標識





ずぅっと急な登りが続く。
次第に無口になり家内との会話も途切れる。
気づくと火野正平さんのようにハアハアゼエゼエ言っている。
自転車で坂のぼるのものしんどいが歩いて登るのはしんどすぎる。
苦しぃぃぃ

もうアカン
絶対アカン

と思った時
上空に道路が見えた。
着いた
大門じゃ

とたんに元気出た。


とうちゃこ〜



だいもん
家内と二人で記念撮影
到着は15時30分頃。
ああしんどかったあ



そして根本大堂前が1町です。
1町石2

1町


今回の目的は「感謝行」でした。(とここで口調が改まる)
私の尊敬する師である楠本加美野先生は

この世には感謝すべき物しか存在しない

と言われる。
私は自己中心的で感謝の心が薄い。
木々の葉の模様は指紋と同じで皆違うという。
一切のものは大きな力で生かされている。
すべてのものが自分を生かそう生かそうとしてくれ
自分もまたすべてのものに感謝して生かしてあげたい。

そのために
ありがとうございます
と唱えながら歩くことにしたのです。


かずとり
もちろんしんどくてそれどころじゃない時もあったし
常に唱えることは出来なかったけど
一万五千回唱えることが出来た。

帰りの特急清々しく何か嬉しく
電車のきしむ音を聞きながらまどろんでいた。