August 08, 2004
2004/8/8
いきなりですが。
さっき、先輩の出張土産の「ぴょんぴょん舎」の冷麺を食べたんだ(この夜中にも関わらず)。
盛岡冷麺の中では、私はこの「ぴょんぴょん舎」の冷麺が一番美味しいと思う。生麺でね。要冷蔵だから、最後の日にしか買えないし、更に賞味期限も短いからなかなか買えないんだけど。すごく美味しいの。是非、一度機会があったら食べてみて。(花巻空港内の売店でも販売してるよ)
どうしてその話かというと。
「ぴょんぴょん舎」の冷麺をゆがいているときに思い出したんだけどね。Jがこの冷麺を気持ち悪がるんだよ。ゴムみたいって。すごい顔して食べるんだ。Jにとっては韓国冷麺や、盛岡冷麺のようにコシの強い冷麺は、もう罰ゲーム状態みたい。私は大好きなんだけどなぁ。
さて、今朝も昨日の続き?でね。また本の夢を見たんだ。
と言っても少し違ってね。知らない部屋に私はいてね。窓から隣の部屋に移動したら、そこはすごく『和』な空間でね。知らない女性と、白い陶器のコップと、出口があるんだ(その出口の向こうの風景は、とても天気がよくって気持ちよさそうだった)。その部屋にまた『その本』があってね。開くと、目次があるんだ。そして、その使い方は昨日の夢と同じ。もう使い方は分かっているから、また読んでみたんだ。でも少し項目が変わっていてね。昨日と同じ内容も一部あるけど、後は新しい内容だった。なんか不思議な夢。それも続けて見るなんてね。
そんな夢を見て起きて。枕元に置いといたJの日記を、少し読んだんだ。
日本に来る直前からの出来事とか、その日記には書いてあったんだ。
CanadianとHawaiianの血を受け継ぎ、カナダとアメリカで教育を受けて、日本にやって来たJ。
日本は大都会だけど『サムライspirit』が残ってて、失敗が許されない国(失敗したら即切腹らしい)。女性はおしとやかで、男性の後ろに隠れた存在。KUROSAWAとFUJIYAMAとSUMOとJUDOの国(アメリカと違って、日本のメディアが入っていないから、かなり間違った情報だったり、大げさだったりするみたい)。あまりに空気が汚いので、みんながマスクをしていないと生きていけない国(たぶん花粉症のことを間違って報道していたんだろうな…)。とにかく勤勉で融通が利かない国民性で、めったやたらに働いている日本人。そんなイメージだったらしい。
日本について、チームメイトに京都見物に連れて行ってもらうはずが、はぐれてしまって。道を聞こうとしても、日本人はシャイだからか、それとも人種差別からか、『外国人』には目も合わさず、誰も答えてもくれなくて。何とか駅のホームに着いたは良いけど、どうやって帰ったら良いのか分からなくて。少し不安になったとき、Jはホームに、一人で立っている女の子を見つけたんだって。
話しかけてみたら、その女の子はちゃんとまっすぐに目を見て、笑ってくれて。そして、質問に丁寧に答えてくれたんだって。
その日、Jは日本に来てまだ3日目だったから、不安ばかりで(特にその瞬間の不安はすごかったのだろうな)。その女の子の笑顔で、日本に来て初めて安心したらしい。
だから、話をしたいと思って、席を確保して声をかけたんだって。その女の子はこっちを見て、少し驚いた風だったけれど、にっこり笑って来てくれたって。いろいろと15分くらい話していたら、その女の子は、突然悲しそうな顔をして。口数が少なくなったな…と思ったら、ポロポロと涙を流して、声を殺して泣いてしまって。もう、どうして良いのか分からなかったんだって。
あまりにも悲しそうに泣いていたので、心配に思って。話の中で聞いた、アルバイト先のパン屋さんに、数日後行ってみたんだって。そしたら、その女の子はちゃんといて、すごく驚いた顔した後、すごく素敵な笑顔で、『来てくれてありがとう』って言ったんだって。
そうだった。そうだったよ。そして、その日に『Jin』って名前をくれたんだ。
その日は店長が不在の日で。すごく狭い店内なんだけど、一つ椅子があってね。そこにJ座って、ずっと話してたんだ。バイト上がった後も、少し話をして。『どうして泣いていたの?』って質問に少しずつ答えていたら、また涙が止まらなくなっちゃってね。泣いている間ずっと、頭をなでててくれてたんだ。何も言わず。まるで子供をあやすようにね。
少し安心したんだ。独りじゃないんだって。誰かが、私を気にかけてくれているって、その事実に。
頭に触れるその手の暖かさが、なんて心地よかったんだろう。
側に誰かがいてくれる事で、なんて安心できるんだろう。
それから、少しずつ自分の話をするようになったんだ。
『笑顔の陰でこんなにも傷ついている少女がいたなんて。この少女の笑顔を取り戻してあげて、一緒に笑うために、僕はこの日本という極東の小さな国に来たのかもしれない。だって、彼女が笑うと僕もすごく嬉しくなるんだ』
出会った時からそんな風に、想ってくれていたんだ。
そうだったんだ。すごく嬉しい。本当に嬉しいよ。まるで初めて告白を受けたかのように、本当に嬉しい。
どうしたら、上手に伝えられるんだろう。
さっき、先輩の出張土産の「ぴょんぴょん舎」の冷麺を食べたんだ(この夜中にも関わらず)。
盛岡冷麺の中では、私はこの「ぴょんぴょん舎」の冷麺が一番美味しいと思う。生麺でね。要冷蔵だから、最後の日にしか買えないし、更に賞味期限も短いからなかなか買えないんだけど。すごく美味しいの。是非、一度機会があったら食べてみて。(花巻空港内の売店でも販売してるよ)
どうしてその話かというと。
「ぴょんぴょん舎」の冷麺をゆがいているときに思い出したんだけどね。Jがこの冷麺を気持ち悪がるんだよ。ゴムみたいって。すごい顔して食べるんだ。Jにとっては韓国冷麺や、盛岡冷麺のようにコシの強い冷麺は、もう罰ゲーム状態みたい。私は大好きなんだけどなぁ。
さて、今朝も昨日の続き?でね。また本の夢を見たんだ。
と言っても少し違ってね。知らない部屋に私はいてね。窓から隣の部屋に移動したら、そこはすごく『和』な空間でね。知らない女性と、白い陶器のコップと、出口があるんだ(その出口の向こうの風景は、とても天気がよくって気持ちよさそうだった)。その部屋にまた『その本』があってね。開くと、目次があるんだ。そして、その使い方は昨日の夢と同じ。もう使い方は分かっているから、また読んでみたんだ。でも少し項目が変わっていてね。昨日と同じ内容も一部あるけど、後は新しい内容だった。なんか不思議な夢。それも続けて見るなんてね。
そんな夢を見て起きて。枕元に置いといたJの日記を、少し読んだんだ。
日本に来る直前からの出来事とか、その日記には書いてあったんだ。
CanadianとHawaiianの血を受け継ぎ、カナダとアメリカで教育を受けて、日本にやって来たJ。
日本は大都会だけど『サムライspirit』が残ってて、失敗が許されない国(失敗したら即切腹らしい)。女性はおしとやかで、男性の後ろに隠れた存在。KUROSAWAとFUJIYAMAとSUMOとJUDOの国(アメリカと違って、日本のメディアが入っていないから、かなり間違った情報だったり、大げさだったりするみたい)。あまりに空気が汚いので、みんながマスクをしていないと生きていけない国(たぶん花粉症のことを間違って報道していたんだろうな…)。とにかく勤勉で融通が利かない国民性で、めったやたらに働いている日本人。そんなイメージだったらしい。
日本について、チームメイトに京都見物に連れて行ってもらうはずが、はぐれてしまって。道を聞こうとしても、日本人はシャイだからか、それとも人種差別からか、『外国人』には目も合わさず、誰も答えてもくれなくて。何とか駅のホームに着いたは良いけど、どうやって帰ったら良いのか分からなくて。少し不安になったとき、Jはホームに、一人で立っている女の子を見つけたんだって。
話しかけてみたら、その女の子はちゃんとまっすぐに目を見て、笑ってくれて。そして、質問に丁寧に答えてくれたんだって。
その日、Jは日本に来てまだ3日目だったから、不安ばかりで(特にその瞬間の不安はすごかったのだろうな)。その女の子の笑顔で、日本に来て初めて安心したらしい。
だから、話をしたいと思って、席を確保して声をかけたんだって。その女の子はこっちを見て、少し驚いた風だったけれど、にっこり笑って来てくれたって。いろいろと15分くらい話していたら、その女の子は、突然悲しそうな顔をして。口数が少なくなったな…と思ったら、ポロポロと涙を流して、声を殺して泣いてしまって。もう、どうして良いのか分からなかったんだって。
あまりにも悲しそうに泣いていたので、心配に思って。話の中で聞いた、アルバイト先のパン屋さんに、数日後行ってみたんだって。そしたら、その女の子はちゃんといて、すごく驚いた顔した後、すごく素敵な笑顔で、『来てくれてありがとう』って言ったんだって。
そうだった。そうだったよ。そして、その日に『Jin』って名前をくれたんだ。
その日は店長が不在の日で。すごく狭い店内なんだけど、一つ椅子があってね。そこにJ座って、ずっと話してたんだ。バイト上がった後も、少し話をして。『どうして泣いていたの?』って質問に少しずつ答えていたら、また涙が止まらなくなっちゃってね。泣いている間ずっと、頭をなでててくれてたんだ。何も言わず。まるで子供をあやすようにね。
少し安心したんだ。独りじゃないんだって。誰かが、私を気にかけてくれているって、その事実に。
頭に触れるその手の暖かさが、なんて心地よかったんだろう。
側に誰かがいてくれる事で、なんて安心できるんだろう。
それから、少しずつ自分の話をするようになったんだ。
『笑顔の陰でこんなにも傷ついている少女がいたなんて。この少女の笑顔を取り戻してあげて、一緒に笑うために、僕はこの日本という極東の小さな国に来たのかもしれない。だって、彼女が笑うと僕もすごく嬉しくなるんだ』
出会った時からそんな風に、想ってくれていたんだ。
そうだったんだ。すごく嬉しい。本当に嬉しいよ。まるで初めて告白を受けたかのように、本当に嬉しい。
どうしたら、上手に伝えられるんだろう。