2011年05月07日

リーアム・ニーソン主演の「アンノウン」を観てわだかまってます



リーアム・ニーソン主演のミステリー・サスペンス「アンノウン」(Unknown)は、どうにも釈然としないわだかまりがいまだに残っている。

設定や個々のプロットは非常に秀逸だし、アクションもリーアム・ニーソンのタフさが当然ながら活かされ良かったのだが、ストーリーというか演出というか展開がことごとく意に反していくのはなぜなのか。

ストーリーを簡単に説明すると、アメリカの植物学者の主人公が奥さんと学会に出席するためベルリンに到着するが、空港からホテルに行く途中でカバンを忘れたことに気づき、主人公ひとり空港に戻る途中で交通事故に遭う。
一命は取り留めたものの4日間意識不明で、さらには事故前後の記憶がはっきりしない。ところが、その病院でなぜか殺されかけなんとか病院を脱出するのだが、主人公はなにか事件に巻き込まれたと思う。
とにかく奥さんが心配になりホテルに行くと、奥さんは主人公を知らないといい、さらには主人公を名乗る別の男性も現れるのである。
いよいよ自分がおかしな状況になったと思い、交通事故のときに助けてくれたタクシードライバーの女性と、看護師に教えてもらった、東ドイツの秘密警察シュタージにいたという男を訪ねていくが・・・

まあこんな感じの流れなのだが、この陰謀というのが非常におもしろい。「トータル・リコール」を想起するような設定なのだ。善と悪とが主人公の中で入り乱れる個々のプロットは秀逸である。

しかしながら展開はめちゃくちゃである。タクシードライバーの女性が強いのか、襲ってくる殺し屋が弱すぎるのか、とにかくノンストップアクションは主人公とタクシードライバーの女性だけで進んでいくのだ、見事にね。ものすごい陰謀がこんなにあっさりと解決しちゃっていいのってな感じなのだ。これってハッピーエンドってことでいいのかなあ。


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jinfs at 11:40│Comments(0)TrackBack(0) 

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